73年に発表されたライヴアルバム。 現在おそらく日本盤は廃盤になっているだろうが輸入盤はあります。もしくはレンタルショップにあるかもしれない。僕はちなみにレンタルした。見つけたときは妙に嬉しかった。 収録曲は「Watcher In The Skies」「Get'em Out By Friday」「The Return of The Giant Hogweed」「Musical Box」「The Knife」の5曲。 存在感は地味な作品だけど、このライヴは凄いぞ!!!。なんだこの緊張感を伴った高いテンションの持続は!?。特に「The Knife」の圧力と言ったら・・・。なぜ廃盤なのか理解でけへん。再発しやがれ~っ!!!。 ジャケットもあやし過ぎるし、演奏も恐怖感漂ってて最高。 一聴の価値アリ!!!。
桃源郷へようこそ!!!。 これぞYESの想像する別世界。20分間その小川の流れのような音世界に身を委ねてみると、感覚が研ぎ澄まされ、野に咲く一輪の花も自分に向かって微笑みかけてくれるような優しい気持ちになることが出来ます。 「I GET UP, I GET DOWN」。人生はこの言葉通り、正に七転八起。 武陵桃源、高山流水、光彩陸離ナリ!!!。 仏の存在する場所が目の前に広がります・・・
大学時代の軽音の先輩から「ゲイリーは神だ!」と言われて聴かされて、衝撃を受けた思い出の一枚、そして名盤。 「Over The Hills And Far Away」はNIGHTWISHもカバーした曲。でもやっぱりオリジナルが一番だ。「The Loner」はこのアルバム、そしてゲイリー自身を代表する渾身の一曲!!!。ギターも耳コピが容易で自分の色を出して演奏できる。そして「Johnny Boy」は永遠の下校ソング。おててをつないでおうちへ帰ろう。 そしてジャケットがこれまた凄い。気合入りすぎですよ、ゲイリー師匠。 内ジャケも堪らん。丘の下から上を見上げたショットで、上にいるゲイリーと黒装束の女がかすかに見える。 12"ヴァージョンの長さも激しさも増したギターソロも必聴!!!。
イントロがVAN HALENの「Top Of The World」に似ている(まぁこっちの方が先ですが・笑)。ちなみにBON JOVIの「She Don't Know Me」と「Born To Be My Baby」のようなフレーズも出てきます。あはは。 ライヴでは盛り上がりそうで何よりです。 TOTOの有名な楽曲は基本的に憂いを持った曲が多いですが、こういう曲が出来るのも彼らの魅力の一つですね!!!。
RHINO監修によるデジタル・リマスターされたグレイテストヒッツ。 リマスターの効果はアリだと思います。特に初期の楽曲は多少音の広がりが増してダイナミックになっている(と思う)。 全時代の楽曲からまとめられているので彼らの軌跡が一枚で分かります。 こうして聴いてみるとやっぱりいい曲書いてたんだな~と再確認。いやほんとに凄いよ。 選曲的にはやや「んっ?」と思う物もあるけど、あっちの人が選んだにしてはなかなか評価できると思う。 そしてやっぱりこのアルバムの目玉はオリジナルには収録されていなかった「Strike Like Lightning」だと思います。この曲は単純にいい曲だと思います。この曲だけの為にこのアルバムを買うかどうかは難しいところだけど、一聴の価値はあると思います。 ライナーはあっちの人が書いていますが、読んでみるとやっぱりこのバンドは悲しいけど「BIG IN JAPAN」だったのかな~と思います。アメリカでは「To Be With You」だけだったのか、と。時代が悪かったとしか言いようのない悲しみを感じます。もう5年ぐらい早くデビューしていたら、ある意味VAN HALENぐらいの地位と名声を手に入れることができたんじゃないか。日本で爆発的な人気を博していたときには、アメリカではHRはもう衰退してしまったから。 とにかく、まぁ、アメリカの事情がなんだろうが関係なく本当に良いバンドを愛していた日本のファンはとても正直だったと思います。
ストーンズの有名な曲のカバーです。 いや~こいつはすごいっすよ!! PRETTY MAIDSのあのいわく付きのカバーみたいに完全に自分のものにしています。あっぱれナリ!!! 僕ははっきり言って原曲はいまいち好きになれませんが、これだけは別。最高!!! 「There's No Time To Lose」と一言だけ歌って消えるように去っていく女性のヴォーカルが雰囲気出してます。
イチローが抜けて大リーグに行った後のオリックスは人気も低迷し、観客動員数も減り、戦力的にも良い結果が残せず、存在感すら薄くなった。そして結果としてここに来て、同様に経済的に苦しむ大阪近鉄との合併話が浮上し、球界を騒がせてる。 そんなことを踏まえてこのアルバム、個人的な見解から言うと正に「イチローがいないオリックスのようなアルバム」ということになる。つまりアンディ加入後のアルバムに必ず存在した、俗に言うキラーチューン、これぞHELLOWEEN!とファンが膝を叩いて喜ぶような楽曲が姿を消したということ。今までは各アルバムでの「Where The Rain Grows」「Power」「Midnight Sun」「Salvation」などの楽曲がその役割を十分に果たしていたと思う。そして僕も今まで、アルバム全体の内容はどうであれHELLOWEENのアルバムにはそういう悶絶ものの曲が必ず一曲は存在すると確信し、それが彼らの作品に期待する大きな要因となっていた。そういうイチローのような存在がアルバムの顔となり花となっていたのは事実だ。 しかしこのアルバムには正直そういう曲はない。「Just A Little Sign」が人気が高いが、この曲は谷にはなれてもイチローにはなれないと思う。しかもこれはアンディのペンによる作品だ。やっぱりHELLOWEENはヴァイキーが良い曲を書いてこそ持ち味がでるんじゃないかと再確認した。そしてこのアルバムに於けるヴァイキーの作品はやはり弱いということを残念ながら否めない。 メンバーチェンジが成功したのか否か、それもこのアルバムの音でははっきり見えてこない。しかし、「Open Your Life」でのサシャの活躍には期待できるし、彼にもっともっと良い曲を書いてもらってバンドに刺激を与えてくれれば、ヴァイキーも喚起されて本物のHELLOWEEN節が盛り返してくるんじゃないかなぁと思う。 野球もHELLOWEENもやっぱりイチローが戻ってこなければいけない。オリックスにはないがヴァイキーにはイチローを戻す力はまだまだあると思うから。 野球界の議論と同じくここでも熱い議論が交わされているけれど(本来ここはそのような場所ではないことは僕も十分わかっています)、これは皆やっぱりHELLOWEENが好きで期待してるから故の結果だと思う。僕ももちろんHELLOWEENには良い曲を期待している。一曲だけでも構わない。僕らを驚愕させ涙を誘うような曲を作ってくれ!、HELLOWEEN!!!
1993年発表のライヴアルバムです。 音もいいし折り紙付きの演奏は文句なし。亡きジェフ・ポーカロに代わりサイモン・フィリップスがドラムを叩いていますが、さすがに名のあるドラマーだけに器用な叩きっぷりです。 いきなり「Hydra」で始まるライヴ、渋すぎます!!!。途中にはアコースティックセットを挟みます。ラストのビートルズのカバー「With A Little Help From My Friends」は10分ぐらいあるが、う~ん、蛇足かなぁ。それならもっとオリジナル曲を聴きたかった。 大体のヴォーカルはルカサー氏が歌ってます。ブンブン丸全開といった感じですね。「I'll Be Over You」もブンブン丸、見事に歌いこなしてます♡。でも「Home Of The Brave」の女性ヴォーカルは頂けないなぁ。確かにこれはこれでクールなのかもしれないが、この曲は男臭さと色気とで歌って欲しい。 TOTOのライヴアルバムとしては最近のアムステルダムのライヴのほうが質は高いと思うけど、こちらも聴いて損はないと思います。
オフィシャルHPでこんなものを見つけました。今年のヴァッケンについてですが・・・↓ Come check out Helloween as they are confirmed to play the Wacken open air festival. Also there will be a special guest for Helloween's show at Wacken! Who will it be? Thats for us to know and you to find out! The festival is August 4th 2004 and features a killer lineup of some of the best bands in heavy metal! 「スペシャル・ゲスト」「キラー・ラインナップ」というのが気になりますねぇ。誰が一緒にプレイするのでしょうか?。まさかカイやキスクが一緒にやる・・・そんなこと考えられないですが。 これが何か大きなことが起きる前兆なのでしょうか(舞台がヴァッケンだけに)。 気になります。非常に気になります!!!
『シェエラザード夜話』に伴うツアー中に録音された75年発表のライヴ・アルバム。 カーネギー・ホールだけあってここではニューヨーク・フィルがコーラス隊を含めてバックを務めている。 「Prologue」「Ocean Gypsy」「Can You Understand」「Carpet Of The Sun」「Running Hard」「Mother Russia」「Scheherazade」「Ashes Are Burning」、全8曲で2枚組み!!!。内容は濃い。 特に「Ocean Gypsy」の素晴らしさといったらない。オーケストラがとてもよい仕事をしている。MCなどは非常にほのぼのとした感じだが演奏が始まればとてもテンションは高く、緊張の糸がピーンと張り詰めたような雰囲気が全体を取り巻く。そして「Ashes Are Burning」では、アニーのこの世のものとは思えない天使の歌声が聴けます。 この時期のルネッサンスの勢いをそのまま詰め込んだ好ライヴ・アルバム。
歌姫アニー・ハズラムをヴォーカルに据え、メンバーを一新して1972年に発表した3rdアルバム。ヒプノシスの幻想的なジャケットも印象深い彼らの代表作です。 以前から見られたクラシック、フォーク、トラッドなサウンドを更に磨きをかけ、しかしより普遍的なメロディーをアレンジで盛り立てるようなアプローチが成されています。特にアニーの天使のような歌声はそれだけでも素晴らしいのに、バックのアレンジがこれまた最高だから作品として計り知れない魅力を持ったものになっていると思います。 個人的には「Sounds Of The Sea」「Kiev」「Rajah Kahn」が好き。でもやはり大傑作の次作と比べてしまうと見劣りする感はある。しかしあの名作への布石となっただけのことはある素晴らしい作品です。また、落流鳥という人の対訳が激素晴らしいです。この対訳を読んでいるだけで泣けます。
96年、『噂』当時のメンバーで再結成して発表されたグレイテスト・ヒッツ・ライヴ。 クラシック・ナンバーと新曲を織り交ぜた興奮のステージ。 かつての「小悪魔」=憧れのスティーヴィー・ニックスはちょっとおばさんになっちゃったけど、やはり彼女のヴォーカルは素晴らしい。 「The Chain」「Dreams」「Rhiannon」「Say You Love Me」「You Make Loving Fun」「Go Your Own Way」「Don't Stop」など、ここぞとばかりにヒット曲が連発される様は圧巻。「I'm So Afraid」でのリンジー・バッキンガムの感情溢れるギターの咆哮も最高。個人的には大好きな「Little Lies」もあればよかったなぁ、なんて。 でも十分楽しめるアルバムです!!!。映像版もあるらしい。見たい。
オリジナルとしては6枚目、75年発表。邦題は『ロッキン・コンチェルト』。 英国ロックは74年を境にその音楽性を大きく変えたが、CARAVANもこのアルバムで若干アメリカ寄りの音に挑戦している。特に「Stuck In A Hole」なんかは意図的にアメリカでのヒットに焦点を当てたと思えるほどポップで乾いている(でも僕はこの曲が大好きです)。 しかし大作の邦題表題曲「The Dabsong Conshertoe」では昔からのファンをも唸らせることのできる納得の構成でその存在感を示してくれる。新加入のベーシスト、マイク・ウェッジウッドが数曲歌っているのか、柔らかく歌い上げるパイ・ヘイスティングスの歌唱と対照的に、そのワイルドなロック然としたマイクのヴォーカルが相まって楽曲に変化をもたらしているのも見逃せない。