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ギターの国から2002.遺言さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 701-800
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ギターの国から2002.遺言さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 701-800

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GENESIS - Live ★★ (2004-08-18 14:15:00)

73年に発表されたライヴアルバム。
現在おそらく日本盤は廃盤になっているだろうが輸入盤はあります。もしくはレンタルショップにあるかもしれない。僕はちなみにレンタルした。見つけたときは妙に嬉しかった。
収録曲は「Watcher In The Skies」「Get'em Out By Friday」「The Return of The Giant Hogweed」「Musical Box」「The Knife」の5曲。
存在感は地味な作品だけど、このライヴは凄いぞ!!!。なんだこの緊張感を伴った高いテンションの持続は!?。特に「The Knife」の圧力と言ったら・・・。なぜ廃盤なのか理解でけへん。再発しやがれ~っ!!!。
ジャケットもあやし過ぎるし、演奏も恐怖感漂ってて最高。
一聴の価値アリ!!!。


RENAISSANCE - Da Capo ★★ (2004-08-17 21:42:00)

ルネッサンスのベスト盤。2枚組み。
収録曲はアニー加入以前のデビューアルバムから、83年のラストアルバム『TIME LINE』までの全活動時期を網羅していているので、現在廃盤になっているものも聴けるのはとてもお得。年代順に収録されています。また2曲ほど未発表曲もアリ。
選曲的にはまずまずと言った感じですが、やはり名曲の多すぎるバンドなので何でこれが入ってないねん!?という楽曲は正直あります。「Can YOu Understand」「Can You Hear Me?」が入っていないのは納得いかない・・・ぷんぷんっ(怒)!!!。
でもまあ、このバンドの魅力伝えるのは編集盤では無理かと思うのも事実。このバンドはアルバムで聴いた方がやっぱりいい。だって、全曲芸術的名曲だもんね!!!。
こうして聴いてみるとやはり全盛期は『Prologue(72年)』~『四季(78年)』までだと思う。それ以前はアニーもいないからカリスマ性はまだ発揮されていないし、楽曲的にもまだ方向性が固まっていない感じがする。一方『四季』以後はガラリと音楽性が変わってポップになり、彼らが持っていた神々しい独自のクラシカルアンサンブルがかなり後退しています。もうほんとに、天才マイケル・ダンフォードどうした!?、と思ってしまいます。
しかし彼らが残してくれたたくさんの素晴らしい曲はこの世の財産です。
また来日してね!。今度は行くから!!!。


BLACKMORE'S NIGHT - Under a Violet Moon - Spanish Night (I Remember It Well) ★★★ (2004-08-16 21:02:55)

イントロの縦横無尽に駆け巡るスパニッシュギターが物凄い。
昔、ゴリゴリのメタルを聞かせても気に入ってくれなかった彼女に「これは凄いぞ!!!」と言ってこの曲を聞かせたら、聴く前までは「また始まった、この人・・・」などと悪態をついていたくせにこの曲ではイントロだけで悶絶していた。
「いいね、これ。かっこいいね。」
「だから凄いって言っただろ、ボケーッ!!!。」
くそ~ぅ、ふりやがって・・・(泣)


BLACKMORE'S NIGHT - Shadow of the Moon ★★ (2004-08-16 20:21:00)

純粋に古典クラシックと言うには時代が違いますが、ここで彼らが挑戦しているのはそれよりももう少し前、15世紀初めから16世紀終わりにかけてのルネサンス音楽、はたまたそれよりも以前のまだ宗教の影響力のあった頃の世俗音楽の現代的解釈かもしれません。聞いているとパレストリーナの一連の作品のような宗教色を感じます。そしてBLACKMORES'NIGHTの場合はそれにややロンドやバラードのような民謡色を加えています。
全曲素晴らしいですがやはり注目は「Ocean Gypsy」と「Wish You Were Here」という2曲のカバーではないでしょうか。
前者は言わずと知れた70年代を代表する英バンドRENAISSANCEの曲。原曲も良いですがキャンディス・バージョンを聞いたときも感動しました。完コピではなく多少アレンジを変えていますが、それでも曲の良さは変わらず、ましてキャンディスが歌うことによってやっとこの素晴らしい名曲が現代に蘇った気がしました。
後者は僕は知りませんがスウェーデンのREDNEXと言うバンドのカバーらしいです。しかしよくこんな良い曲を掘り出してきたもんだ!!!。リッチーが紹介してくれなかったら僕らはこんなに感動的な素晴らしい名曲を聞き逃していたのかもしれないのだから・・・。是非いつの日か原曲も聞いてみたい!!!。
また「Play Minstrel Play」ではJETHRO TULLのイアン・アンダーソン爺さんがフルートで参加しています。リッチーの手前、いつものような派手なプレイはしていませんが、後半のアンサンブルでは良いソロを奏でていると思います。
「白鳥の湖」のカバー(?)は・・・まあいいや。
とにかく、一度ハマると抜け出せない音楽の迷宮へようこそ。これはハマるぜ~・・・、ゲヘヘ(笑)。
しかし伊藤政則氏、酒井康氏、広瀬和生氏の3人同時ライナーというのも凄いですよねぇ。


RENAISSANCE - Scheherazade and Other Stories - Ocean Gypsy ★★★ (2004-08-16 19:37:17)

BLACKMORE'S NIGHTが彼らの1stでカバーしているのでご存知の方も多いと思います。キャンディスが歌うのも本当に素晴らしいですね!!!。でもやっぱりそれはこのルネッサンスの原曲があってこそ。ヨーロッパの古くからの伝承音楽の要素を多分に含み、敢えて飾らない表現で、素朴に曲の良さを引き出しているところは彼らの得意技と言っても良いかもしれません。
BLACKMORE'S NIGHTバージョンが気に入った方は是非こちらも聴いてみて下さい。


RENAISSANCE - Novella ★★ (2004-08-16 19:24:00)

77年発表。邦題『お伽噺』。ルネッサンス全盛期の後期に当たる傑作です。
収録曲は「Can you Hear Me?」「The Sisters」「Midas Man」「Captive Heart」「Touching Once」という全5曲。しかし全ての楽曲がこれぞルネッサンス!!!と言いたくなるほどの完璧な楽曲です。
先頭&しんがりに大作を配し、それに挟まれるように小佳曲が並びます。この構成が見事。大作は大空のように大仰に、小曲は可憐な野花のように・・・う~ん、堪らん!!!。
個人的には『燃ゆる灰』に次いで好きな作品です。ジャケットも正にあの農民画家と呼ばれたブリューゲルの作品のように不思議さ&可愛さ満点!!!。それで邦題に「お伽噺」なんて言われたら、幼心が蘇って来ます。
ちなみにUK盤、日本盤、US盤とジャケが異なっており、UK盤と日本盤はほぼ同じですが、US盤はジャケのおばさんと子供の顔が不気味、というより怖いです(笑)。当時は何かと物議を醸したらしいです。
とにかく、昔読んだヨーロッパの童話絵本のような傑作アルバムです!!!。


RENAISSANCE - Novella - The Captive Heart ★★★ (2004-08-16 05:37:39)

イントロの物悲しげなピアノから涙!!!。
こういうのに僕は弱い。堪らん・・・最高、ルネッサンス万歳。
それはそうと、この曲、歌の入りまでがもろにポルトガルのファドっぽい。それだけで僕の心はキュンとなって、まぶたに熱いものが込み上げてきます。名曲だ、これは・・・!!!


RENAISSANCE - Novella - Can You Hear Me? ★★★ (2004-08-16 05:23:04)

77年発表の「お伽噺」の一曲目です。邦題は「私の声が聴こえますか?」。
一曲目から14分近くの大作だけど、これまたもの凄い!!!。
イントロから歌の入りまでの展開はは「Can You Understand」みたいだけど、こっちはオーケストラの占める割合が多いのが特徴。ティンパニがバシバシ鳴ってます!!!。
ルネッサンス、面目躍如の超大作でごさんす。


RENAISSANCE - A Song for All Seasons - A Song for All Seasons ★★★ (2004-08-16 05:14:21)

名作「四季」のタイトルトラック。
ルネッサンス黄金期の最後の大作、そして傑作。
オーケストラを導入した大河ドラマ級の壮大さと豪華さが全面に渡って続き、僕らを飽きさせない。
しかしこれ以後のルネッサンスは音楽性が大きく変化していくので、この曲は最後に彼らが彼らの初期からの持ち味を十分に搾り出して濃縮した最後の贈り物だったのかもしれない。
地味にブンブンうなるベースが、これまた地味にカッコいい。


RENAISSANCE - Novella - Midas Man ★★★ (2004-08-16 04:57:47)

Midas:《ギリシア神話》Dionysusから手に触れる物を皆黄金に変える力を与えられたPhrysiaの王。
この曲(邦題・ミダスの誘惑)の中でもこのような内容について語っている、と思う。先の日本公演でも演奏された美しい楽曲。
コンパクトだけど壮大さと絵画的な印象を欠かないのはさすが!!!


RENAISSANCE - Prologue - Prologue ★★★ (2004-08-16 04:45:57)

72年発表の同名アルバムの一曲目。
イントロの強烈なピアノで椅子から転げ落ちるほど悶絶ものです(笑)。それからの展開は見事で、息を付かせないドラマティックさはアルバムの一発目にしては十分すぎるほどのインパクトがあります。
5分半の短い曲ですが、よくもここまでたくさんの要素を詰め込んだな~と思います。


RENAISSANCE - Ashes Are Burning - Carpet of the Sun ★★ (2004-08-16 04:34:45)

ライヴでも欠かせない彼らの「楽」の表現を詰め込んだ佳曲。
コンパクトな作りだがとてもキャッチーで、RENAISSANCEはこんな曲も作れるんだ~、と驚いてしまった。全体的に思い彼らの楽曲の中にあっても楽しむことも忘れないのがまた彼らの魅力を十分に引き出していると思う。
ちなみにこの曲、LPや紙ジャケの歌詞には「幻の2番」というのもが存在します。つまり歌詞は3番まで載っているのに、実際は1番と3番しか歌われていません。もちろんこのスタジオ版もそうですが、ライヴ版でも2番が歌われることはありません。


RENAISSANCE - Ashes Are Burning - At the Harbour ★★★ (2004-08-16 04:26:44)

邦題「港にて」。
文字通り朝の港の風景が描写されたような絵画的楽曲。
91年にCD化された際には中盤で挿入されるドビュッシーの「La Cathedral Engloutie(沈める寺)」が省略された短縮ヴァージョンだったが、01年の紙ジャケ再発の際にオリジナルに差し替えられ、短縮ヴァージョンはボーナストラックとして収録されている。
やはりオリジナルヴァージョンの方が100倍良い。あの長いピアノのイントロがないと雰囲気が出ない。


ANGRA - Fireworks - Fireworks ★★★ (2004-08-15 23:35:21)

「花火を見ている瞬間は、全ての人が日常の全てのことを忘れ、心が一つになる。」
夏になって花火大会に行くといつもこのマトス先生の言葉を思い出します。確かに皆、花火を見ている間だけは頭が空っぽで、ただただその一瞬の美しさに純粋に心を奪われていると思います(隣に好きな子がいる場合は若干心ここに在らずかもね・笑)。なかにはアホの子みたいに口をポカーンと開けて、よだれまで垂らしそうになりながら見入ってる人もいます。僕もよだれたらします(笑)。


NIGHTWISH - Wishmaster - FantasMic ★★★ (2004-08-15 04:59:16)

第3部の民謡フレーズからの展開が聴き所だと思います。
ライヴDVDではこの第3部しかやっていませんが、ヘヴィーリフに合わせてのターヤ嬢の男勝りなヘッドバンギングには感動しました。ついでに横でツォーマス青年までエアギター弾いてヘドバンしてます。これには笑った。笑っちゃいけないけどね(笑)。


RENAISSANCE - Ashes Are Burning - Can You Understand? ★★★ (2004-08-15 04:36:20)

「燃ゆる灰」の一曲目。
冒頭の銅鑼一発がルネッサンスの孤高の世界へ僕達をいざなう。
そして畳み掛けるような曲展開。適材適所のアンサンブル、そしてアレンジ。マイケル・ダンフォードという人は天才だ!!!。
悲愴感と希望が同居する天空の調べ。
そしてアニーの川の流れのような歌声に酔いしれて・・・
これぞ芸術ナリ!!!。


RENAISSANCE - Ashes Are Burning - Ashes Are Burning ★★★ (2004-08-15 04:19:25)

あの芸術アルバムのタイトルトラック。
人類が想像できる美、儚さ、夢。そのような次元を遥かに越えた奇跡的芸術作品。この何億年もの宇宙のうねりの中で、何故自分が存在するのか、何を見、何を感じ、そして何を愛すればいいのか・・・。そのようなこの世の夢幻泡影さに対する、ひとしずくのヒントが隠されている気がする。
昔、とても嫌なことがあってとても落ち込んで、やりきれなくなった時があった。
そんな時、部屋の窓を開けたら満天の星空が広がっていて、ず~っと見ていたくなった。そしてこの曲を聞きながら、今にも降って来そうなその無数の星を見ていたら、どこからともなく涙が溢れてきて止まらなくなった。
曲が終わる頃には気分が晴れていた。
こんな一人の人間なんて、宇宙の営みに言わせれば目に見えない塵のようなもので、それに比べれば人間の一生なんて、流れ星が流れる瞬間のように短いんだと・・・。
別次元から語りかけてくる、神の声のような作品です。
クラシックがすんなり聞ける人は是非!!!。
ベートーヴェンの第九、モーツァルトのジュピター、ブラームスの1番、マーラーの5番、ブルックナーの8番、チャイコフスキーの悲愴、ドヴォルザークの新世界・・・・・・
この曲、そしてこのアルバムはこれらの作品と同等の位置で語られてもおかしくない音楽界の至宝であり、芸術遺産だと思います。


YES - Close to the Edge - Close to the Edge: I. The Solid Time of Change / II. Total Mass Retain / III. I Get Up I Get Down / IV. Seasons of Man ★★★ (2004-08-15 03:27:16)

桃源郷へようこそ!!!。
これぞYESの想像する別世界。20分間その小川の流れのような音世界に身を委ねてみると、感覚が研ぎ澄まされ、野に咲く一輪の花も自分に向かって微笑みかけてくれるような優しい気持ちになることが出来ます。
「I GET UP, I GET DOWN」。人生はこの言葉通り、正に七転八起。
武陵桃源、高山流水、光彩陸離ナリ!!!。
仏の存在する場所が目の前に広がります・・・


THE DOOBIE BROTHERS - Toulouse Street - Listen to the Music ★★★ (2004-08-14 03:37:38)

大阪のUNIVERSAL STUDIOS JAPANに行った時、ウォーターワールドのアトラクションの近くで大爆音で流れててワクワクした!!!。テンション上がりました。
最近CMで使われていますが、色あせない美しさと喜びを与えてくれるであろう名曲だと思います。


WISHBONE ASH - Live Dates ★★ (2004-08-14 00:19:00)

一般的に1st~4thが全盛期とされる彼らの、正にその瞬間を捉えたライヴ・アルバム。
選曲もベストですし、演奏自体も熱い!!!。初っ端から「ARGUS」収録曲3連発というのもワクワクします。そして「剣を棄てろ」では泣きそうになってしまいました。
とりつかれたように泣きじゃくるアンディ・パウエルとテッド・ターナーのイヤラしい程のギターの絡みつきを堪能して下さい。


EUROPE - Europe - Seven Doors Hotel ★★★ (2004-08-14 00:02:30)

今は廃墟となった暗闇のホテルを想像させます。
言わずと知れた超名曲だと思います。
現在のツアーではセットリストのトップで演奏されている模様。
うひょ~、こんな曲でライヴが始まるなんて悶絶ものだ!。
チョロチョロ・・・・・・失禁。


SENTENCED - The Cold White Light ★★ (2004-08-13 23:45:00)

グッと来るものがあります。
全体を悲愴感が終始支配していますが、もうそれを当たり前のものとして捉え、ある意味開き直りのような感覚を音に表していると思います。その奥には、かすかな明るささえ存在する気がします。
「生まれてきて、ごめんなさい。」やら「すいません。まだ私生きています。」やら、普通には考えられない表現が悠然と語られ、それを音楽の中に違和感なく溶け込ませることが出来るのは、このバンドの最大の特徴だと思います。
これからもこの唯一無二の世界を貫いて欲しい。


GARY MOORE - Wild Frontier ★★ (2004-08-13 03:07:00)

大学時代の軽音の先輩から「ゲイリーは神だ!」と言われて聴かされて、衝撃を受けた思い出の一枚、そして名盤。
「Over The Hills And Far Away」はNIGHTWISHもカバーした曲。でもやっぱりオリジナルが一番だ。「The Loner」はこのアルバム、そしてゲイリー自身を代表する渾身の一曲!!!。ギターも耳コピが容易で自分の色を出して演奏できる。そして「Johnny Boy」は永遠の下校ソング。おててをつないでおうちへ帰ろう。
そしてジャケットがこれまた凄い。気合入りすぎですよ、ゲイリー師匠。
内ジャケも堪らん。丘の下から上を見上げたショットで、上にいるゲイリーと黒装束の女がかすかに見える。
12"ヴァージョンの長さも激しさも増したギターソロも必聴!!!。


THE RASMUS - Dead Letters - In the Shadows (radio edit) ★★★ (2004-08-13 01:33:42)

初っ端の火災警報のサイレンからメインリフが切り込んできて全合奏という流れのイントロが耳から離れない。
PVも妖怪屋敷でライヴという雰囲気でよい出来だと思います。
現在個人的2004年度ベストチューン候補筆頭です。


SCORPIONS - Moment of Glory - Moment of Glory ★★★ (2004-08-12 06:54:41)

ハノーヴァー万博の歌でしたね。
とてもさわやかで気持ちのいい曲です。
そういえば2005年の愛知万博ではYOSHIKIさんがテーマソングを作るそうだが今どうなっているんだろう?。確か女性ヴォーカルを起用するといっていたような・・・。
その愛知万博ですが、僕は行ってみるつもりです。なぜなら僕の通っていた大学が万博敷地内にあり、万博計画当初からの全容を見届けて来たからです。僕がその大学に入った頃は愛知の田舎の閑散とした田んぼと山だけの場所でしたが、大学の2年生ぐらいから工事が始まり、卒業の頃にはリニアモーターカーの線路と駅まで出来てまるで林間未来都市の様になり、様相が2・3年で大きく変わりました。
それだけ大きなイベントの代償として敷地内の山を削ったりして自然を壊すこともありました。それをこの万博の基本理念である「環境万博」に反するとして嫌う学生もたくさん居ました(僕も原付で登校するのにトラックがたくさん居て、それが撒き散らす砂埃に腹が立ったこともあった)が、今こうやって完成を目前に控え完全に引き返せない状況になってみるとやはりこのイベントが成功して欲しいと思います。
主旨がそれましたが、この曲は「EXPO 2005 AICHI」に繋がる名曲です。YOSHIKIさんにもこの曲に負けない素晴らしい「Tears」級の名曲を期待します。


URIAH HEEP - Look at Yourself - July Morning ★★★ (2004-08-12 05:46:29)

この曲は文字通り朝に聴くと雰囲気バッチシですよ。
それも快晴で、まだ西側の空は多少暗いという微妙な時間帯。東の空ではもう入道雲の片側が赤く照らされているのに、西はまだ星が瞬いているのが見える。物静かで鳥のチュンチュンという鳴き声が聞こえて来る・・・
こんな時間って朝の時間帯の中でもほんの一瞬なんですよね。正にこの曲のラニングライムの10分ぐらい。10分の間に日の出の様相は大きく変化します。そこを見計らって聴きましょう。


GUNS N' ROSES - Greatest Hits ★★ (2004-08-12 05:25:00)

あまりに批判が多くて今まで書くのをためらっていましたが、書きます(やった!一番乗りだ・苦笑)。
HR/HMを聴き始めて10年になります。今まで沢山のバンドを好きになり僕の人生に潤いと引きこもりを与えてくれました(笑)。しかし、どうしても好きになれなかった唯一のバンドがこのGUNS N' ROSESでした。
それは高校時代に聞いた「APPETITE~」が僕にとってあまり印象的ではなかったからです。初めて聴いたとき「なんじゃ、この下手なヴォーカルは!?」と思って以来、生理的に受け付けなくなってしまいました(ファンの皆様怒らないでね)。それから今まで、沢山GUNSを聴く機会はありましたが最初のトラウマが効いたのか、やっぱり魅力を感じられませんでした。
しかーし、このアルバムが出た瞬間「これが最後だ」と思いながらこのアルバムを購入。
来た・・・!!!。
遂に好きになれた。
今まで毛嫌いしてたのは何だったのでしょうか、一発でそんな感情がぶっ飛ばされました。後頭部を鉄槌で殴られたようなパンチがありました。「お前今まで何やってきたんや?」と上司に言われた時のような反省の気持ち。また好きなバンドが一つ増えました。
カバー曲が沢山収録されていてもっとオリジナルが欲しかったのは否めませんが、それでも僕のような初心者が聴くには十分魅力的なアルバムだと思います。
そんな今も「November Rain」を聴いて泣いています・・・。


SCORPIONS - Savage Amusement - Rhythm of Love ★★★ (2004-08-11 08:16:28)

個人的に世界一エロい曲に決定!!!。
なんだこのセクシーさは!!!。この曲の前ではどんな美人でもすんなり服を脱ぎだすだろう。
この曲はカーステでかけない方がいい。なぜなら少しでも音が外に漏れたなら音楽わいせつ罪で逮捕されるかもしれないからだ。あなたが良かれと思ってかけたこの曲で、街中を歩く女性が知らず知らずの内に皆全裸になり、訴えられても仕方ない。(嘘)


SCORPIONS - Tokyo Tapes ★★ (2004-08-11 07:36:00)

素晴らしいライヴ盤!!!
もっと素晴らしいのは「荒城の月」の歌詞をちゃんと知ってて歌っている当時の日本人!!!今の若いもんは歌えねぇべさ。ちなみに僕も歌詞は知らなかった。尊敬します。
当時2枚組みという内容だったので収録曲も多く、もう少し蛇足な選曲を絞ったらスマートになったかなとは思うのですが、代表曲は押さえてあります。演奏自体もかなりテンションが高くてこっちが圧倒される。特にこの当時の日本の観客の熱さはなんだ!!!。演奏者と観衆の掛け合いバトルのような、ライヴはかくあるべしといった内容です。
面白いのはブックレットにある写真。時代を感じさせてくれます。おっ、ウリってスコーピオンズに居たんだ!(当たり前ですが実感がないもので・・・)とか、クラウスはまだこの頃は大丈夫だったとか・・・(笑)。一番ウケたのは修学旅行生に混じってメンバーが制服着て写っている写真。どうやって制服を調達したのでしょうか?。まさか周りの学生から「貸せっ!」と言って取り上げたんじゃないよなぁ。いずれにしても恥ずかしい一枚(笑)。ルドルフは意外にキマってるけど、ウリはよく見ると帽子しか被っていない。仙人にとっては常人のアホにはついていけね~ぜ、という感じだったのでしょうか。
そして、これまたジェケットが物議を醸し出した事でも知られています。っていうか、あんな薔薇に刀を垂直に突き刺したら、そりゃ誰だってアレにアレが刺さってるのを想像するでしょ!!!。でも欧米では発禁になったのに、日本盤はこのまま発売されたんですよね(笑)。なんか面白い話だね。
とにかくここで日本を制圧し、スコーピオンズの世界制覇は動き出します。
ルドルフの必殺秒速カミソリ刻みアリ、松下村塾・吉田松陰並みのウリ仙人直伝、超絶奏法指南御開帳アリ!!!。歴史に残るアルバムです。


KING CRIMSON - In the Court of the Crimson King ★★ (2004-08-09 03:51:00)

やっぱり人気が高いですね~。さすが!。
このアルバムの魅力はずばり「わけ分からなさ」。ジャケットもわけ分かんないし、教授(!?)のようなフリップ氏の風貌もわけが分からない。そして言ってしまえば音楽自体が一番わけわからん!!!。GG&Fなどから考えるとこの音は驚異的。何がどうなってこんなに凄いものを創り得たのか?。マジックのように突然変異で出てきたとしか思えん。
ビートルズの終焉と共に入れ替わるように出てきた彼らだけれど、英国の人たちもよくこのキング・クリムゾンに付いて行けたな~と思ってしまう。
いずれにしてもプログレッシヴ・ロックの黄金時代の幕開けを飾った名盤です。


TOTO - Toto IV - Afraid of Love (2004-08-08 19:29:20)

イントロがVAN HALENの「Top Of The World」に似ている(まぁこっちの方が先ですが・笑)。ちなみにBON JOVIの「She Don't Know Me」と「Born To Be My Baby」のようなフレーズも出てきます。あはは。
ライヴでは盛り上がりそうで何よりです。
TOTOの有名な楽曲は基本的に憂いを持った曲が多いですが、こういう曲が出来るのも彼らの魅力の一つですね!!!。


VAN HALEN - The Best of Both Worlds ★★ (2004-08-06 20:25:00)

改めて聞くとやっぱりいい曲多いな~と再確認しました。
新曲も入った2枚組みベスト、登場!!!。
まあ前回のベストはなんだったんだ?とは思いますが、遂に本当にベスト選曲になった気がします。新曲も全て新作に期待できる出来で大満足。
リマスターの効果も十分に堪能できるし、個人的には「5150」「OU812」期の曲がいい音で聴けるようになったのは感激しました。「Not Enough」が収録されたのも嬉しいです。
しかもジャケットが堪りませんね。エディのギターのあの柄です。
これで新しいファンがもっと増えてくれたらいいなぁ~と思います。


AEROSMITH - Rocks ★★ (2004-08-06 04:46:00)

ロックの本質むき出しのリトマス試験紙アルバム!!!。
上の方々も仰るとおり、曲単位ではなくアルバムの構成や流れ、勢いの凄さがあります。
80年代以降のちょっと売れ線狙いのアルバムのように砂糖や味醂で味付けしたものとは違い、食材そのものを煮立て、味が十分に染み出したところに適量の塩と淡口を小さじ一杯入れて出来上がり!!!というようなシンプルさが良い。味見ナシ!!!。感覚だけが頼り。これぞロックだ。
この頃の土臭いエアロの魅力をご堪能あれ!!!。


QUEENSRYCHE ★★ (2004-08-04 20:22:00)

>open your eyesさん
僕もオフィシャルHPに行ってみました。
来ましたね。遂に。
「Operation:Mindcrime Ⅱ」・・・タイトルがタイトルだけに期待も不安もあります。
04年~05年のツアーにかけてはライヴの第2部として本家「Operation:Mindcrime」を全曲演奏するとか。日本にも来て~!!!
とにかくこれからQUEENSRYCHE周辺が盛り上がっていくのは確実ですね。


LED ZEPPELIN - Led Zeppelin ★★ (2004-08-04 20:11:00)

ZEP全作品中、これが最高傑作だと思います。
この混沌とした雰囲気が堪りません。
初めてこれを聴いたのは、確か高校生の時でした。友達から貸せてもらって聴いたんですがまったく理解できなかったです(恥)。まったくいいとは思いませんでした。友達に分かって僕に分からないのが悔しかったので、結局その友達には「ツェッペリン最高だな~」なんて嘘を付きながらアルバムを返しました。実はダビングすらしていないのに・・・。
しかーし!。大学生も後半になってきた頃、レンタルショップで再びこのアルバムに再開。どうしてももう一度聴いてみたくなって借りて帰り、一通り聴いたときには衝撃が走りました。と、同時にやっと好きになれた!と思いました。子供の頃には気にも留めていなかった同級生の女の子が、同窓会で久しぶりに会ってみるととても綺麗になっていてビックリした。そんな感じでしょうか。
やっぱり高校生の僕ではZEP理解の壁は越えられなかったんだと思います。そしてちょっと大人になってやっとまがいなりにも彼らの音楽が分かるようになって来ました。これからだんだんと歳を重ねていくにつれて更に魅力的なアルバムになるんじゃないかな~と思っています。


MR. BIG - Greatest Hits ★★ (2004-08-03 20:50:00)

RHINO監修によるデジタル・リマスターされたグレイテストヒッツ。
リマスターの効果はアリだと思います。特に初期の楽曲は多少音の広がりが増してダイナミックになっている(と思う)。
全時代の楽曲からまとめられているので彼らの軌跡が一枚で分かります。
こうして聴いてみるとやっぱりいい曲書いてたんだな~と再確認。いやほんとに凄いよ。
選曲的にはやや「んっ?」と思う物もあるけど、あっちの人が選んだにしてはなかなか評価できると思う。
そしてやっぱりこのアルバムの目玉はオリジナルには収録されていなかった「Strike Like Lightning」だと思います。この曲は単純にいい曲だと思います。この曲だけの為にこのアルバムを買うかどうかは難しいところだけど、一聴の価値はあると思います。
ライナーはあっちの人が書いていますが、読んでみるとやっぱりこのバンドは悲しいけど「BIG IN JAPAN」だったのかな~と思います。アメリカでは「To Be With You」だけだったのか、と。時代が悪かったとしか言いようのない悲しみを感じます。もう5年ぐらい早くデビューしていたら、ある意味VAN HALENぐらいの地位と名声を手に入れることができたんじゃないか。日本で爆発的な人気を博していたときには、アメリカではHRはもう衰退してしまったから。
とにかく、まぁ、アメリカの事情がなんだろうが関係なく本当に良いバンドを愛していた日本のファンはとても正直だったと思います。


YES - Close to the Edge - Siberian Khatru ★★★ (2004-08-03 04:06:04)

2003年のツアーで生のこの曲を聴いた。凄かった!!!
もちろん小澤征爾指揮、ボストン響の「火の鳥」で幕を開け、続けざまに、正に「YESSONGS」アルバムの再現のようにこの曲が始まったときには、もう・・・鳥肌立ちまくったよ!!!
ほんでもっと感動したのがこの曲の中間部で披露されるリック・ウェイクマンのソロ部分!。こ~れにはちょっとだけチビッた(恥)。それまで弱光であまり見えなかったリックにこの部分で全ての照明が集まり、彼を照らし出したときの凄さ!!!。
「うわっ、リック・ウェイクマンや!!!。リック・ウェイクマンがおる!。本物がおる!。」
なんだか旅行先の有名な観光スポットを訪れたときのような気分でした。今まで写真でしか見たことのなかったものがそこにある。金閣寺や東京タワーを始めて見たような、そんな感じ。
もうYESには戻らないと思っていたリックが久しぶりに帰ってきたときのライヴだったので、想像以上の衝撃でした。


HAREM SCAREM - Weight of the World - This Ain't Over ★★★ (2004-08-03 02:21:44)

いいです!いいです!最高です!!!
完全に失恋ソングですけど、恋をしてるような雰囲気なさせてくれます。曲も覚えやすいですしね。
昔友達が雑談中、何の脈絡もなくこの歌を歌いだして笑ってしまったことがあります。びみょ~な選曲やな~。何で彼はこの歌を選んで歌おうと思ったのだろう(笑)。未だもって謎だ。


FAIR WARNING - Angels of Heaven (mini Album) - Light in the Dark ★★★ (2004-08-03 02:11:24)

犯罪級の名バラード。
聴く者の体内にある水分・塩分を一滴残さず搾り出して死に至らしめるほどの涙を誘う。
ちゃんとバンドサウンドが後で絡んでくるのも◎。
しかしこれがB面曲だなんて、今考えるとやっぱり彼らはいい曲書いてたんだな~と今更になって再確認します。


SCORPIONS - Moment of Glory - Here in My Heart ★★★ (2004-08-03 02:00:08)

都会的な夜の雰囲気が漂ういいバラードだよ。
クラウスと女性ヴォーカルのデュエットです。
ちょっと彼らが歌うにしてはアメリカンすぎるけど、いい曲だから許す。


HAREM SCAREM - Harem Scarem - Something to Say ★★★ (2004-08-03 01:53:54)

イントロのギターソロがグリーグの「ホルベルク組曲」の前奏曲に似ていて、最初に聴いたときにはあれっ、と思いましたがそれからは美しいバラードが続きます。
地味だけど泣けるバラードですね!!
最高だわ!!


GOTTHARD - Best of Ballads - Ruby Tuesday ★★★ (2004-08-03 01:46:56)

ストーンズの有名な曲のカバーです。
いや~こいつはすごいっすよ!!
PRETTY MAIDSのあのいわく付きのカバーみたいに完全に自分のものにしています。あっぱれナリ!!!
僕ははっきり言って原曲はいまいち好きになれませんが、これだけは別。最高!!!
「There's No Time To Lose」と一言だけ歌って消えるように去っていく女性のヴォーカルが雰囲気出してます。


JOURNEY - Arrival - Loved By You ★★★ (2004-08-02 05:50:33)

来たーっ!!!こいつは最高のバラードだぜーーーーぃ!!!
「ARRIVAL」アルバムを持っていらっしゃる方、もう一度CDラックからこのアルバムを取り出して⑤を再生してみて!!!
ね、最高のバラードでしょ!!!
正直僕が最初の発言者になるとは思ってませんでいた。当然登録されてると思っていたので・・・(悲)。
まあこのアルバムには「All The Way」という同系統の強敵がいるからちょっと影が薄いのかなぁ。でもこれは「Open Arms」や「Love A Woman」に肩を並べるほどの涙腺川ダム決壊曲だと思います!!!
僕が時々作るロックバラードCD-Rには必ず収録される感動バラードです。歌詞の意味を考えながら聞くと感動百万倍ナリ。


PINK FLOYD - Wish You Were Here ★★ (2004-08-02 02:17:00)

暗闇の中に灯る一本の蝋燭の火のようなイメージのあるアルバム。
フロイドの作品の中では「狂気」「原子心母」に次いで3番目に好きなアルバムです。とは言っても一般的にも名盤とされ、僕の評価も天に届きそうなほど高い位置にありますが(ちなみに「狂気」はもうオゾン層突き抜けちゃってます!!!・笑)。
クレイジー・ダイヤモンドのギルモア先生の号泣ギターも素晴らしいですが、同じく白熱のソロをぶちかますサックスも見逃せません。
あとはその深海のように深く、様々な要素が渾然一体となった音に身を委ねるだけです。何の気負いも必要ありません。目を閉じて、心で感じてください。聞き終わった後には催眠術に掛かったような、それでいて清々しく穏やかな気分になるでしょう。
一部と二部の繋がった「ECHOES」バージョンもお勧めです。


TOTO - Hydra - All Us Boys ★★ (2004-08-01 18:07:53)

中間部の印象的なツインリードが良いです。
基本的にはロックンロールだけどハードさがここちよい。
ライヴでやってくれたらノリノリだね!!!


HELLOWEEN - Rabbit Don't Come Easy ★★ (2004-08-01 17:14:00)

イチローが抜けて大リーグに行った後のオリックスは人気も低迷し、観客動員数も減り、戦力的にも良い結果が残せず、存在感すら薄くなった。そして結果としてここに来て、同様に経済的に苦しむ大阪近鉄との合併話が浮上し、球界を騒がせてる。
そんなことを踏まえてこのアルバム、個人的な見解から言うと正に「イチローがいないオリックスのようなアルバム」ということになる。つまりアンディ加入後のアルバムに必ず存在した、俗に言うキラーチューン、これぞHELLOWEEN!とファンが膝を叩いて喜ぶような楽曲が姿を消したということ。今までは各アルバムでの「Where The Rain Grows」「Power」「Midnight Sun」「Salvation」などの楽曲がその役割を十分に果たしていたと思う。そして僕も今まで、アルバム全体の内容はどうであれHELLOWEENのアルバムにはそういう悶絶ものの曲が必ず一曲は存在すると確信し、それが彼らの作品に期待する大きな要因となっていた。そういうイチローのような存在がアルバムの顔となり花となっていたのは事実だ。
しかしこのアルバムには正直そういう曲はない。「Just A Little Sign」が人気が高いが、この曲は谷にはなれてもイチローにはなれないと思う。しかもこれはアンディのペンによる作品だ。やっぱりHELLOWEENはヴァイキーが良い曲を書いてこそ持ち味がでるんじゃないかと再確認した。そしてこのアルバムに於けるヴァイキーの作品はやはり弱いということを残念ながら否めない。
メンバーチェンジが成功したのか否か、それもこのアルバムの音でははっきり見えてこない。しかし、「Open Your Life」でのサシャの活躍には期待できるし、彼にもっともっと良い曲を書いてもらってバンドに刺激を与えてくれれば、ヴァイキーも喚起されて本物のHELLOWEEN節が盛り返してくるんじゃないかなぁと思う。
野球もHELLOWEENもやっぱりイチローが戻ってこなければいけない。オリックスにはないがヴァイキーにはイチローを戻す力はまだまだあると思うから。
野球界の議論と同じくここでも熱い議論が交わされているけれど(本来ここはそのような場所ではないことは僕も十分わかっています)、これは皆やっぱりHELLOWEENが好きで期待してるから故の結果だと思う。僕ももちろんHELLOWEENには良い曲を期待している。一曲だけでも構わない。僕らを驚愕させ涙を誘うような曲を作ってくれ!、HELLOWEEN!!!


IRON MAIDEN - Killers - Murders in the Rue Morgue ★★ (2004-07-30 08:25:00)

この曲の元になっている小説を読みました。
ボストン生まれの推理小説家、エドガー・アラン・ポーが1841年に発表した自身第1作目の作品だそうです。後の彼の多くの小説の中で捜査役と務める名探偵デュパンもここで初登場。
物語はパリの寂しいモルグ街という裏路地で起きた惨殺事件をデュパンが解明していくというものですが、僕の印象ではこの殺人はちょっと無理があるんじゃないかと思います。よく考えられた密室殺人ではありますが、あんな経緯で人を殺せるとは思いません。皆さんも興味があれば読んでみてくださいね。わずか50ページ足らずの短編なので。新潮文庫より。
一方メイデンの曲の中ではフランス語の話せない青年が無実の罪を被せられ逃亡するという内容ですが、原本ではまったくそういう人物は現れません。最も原本の中でもアドルフ・ル・ボンという銀行員が無実の容疑を掛けられ逮捕されますが(後に釈放)、この人はフランス人なので曲の中の青年と照らし合わせて考えることは出来ません。
つまりメイデンの曲と小説との関係ですが、結論は題名と内容の一部が同じだけであとはほとんど作り物だと言うことです・・・はい(笑)。
でも雰囲気は出てますよ、もの凄く。
はぁ・・・次は「長距離ランナーの孤独」でも検証してみようかな・・・同じような結果だったりして。


NIGHTWISH - Once - Kuolema tekee taiteilijan ★★ (2004-07-30 05:11:22)

「10曲目はフィンランド語のため対訳は割愛させて頂きます。」
↑言語が違うからって怠けないで~!!!。
それを訳してこその対訳でしょ。英語は中学生でも辞書を引けば自分なりに訳して解釈できるけど、フィンランド語は僕らではどうやったって無理だもん。むしろこういう全く理解できない言葉こそ対訳を付ける価値があるんじゃないかな~。まあこの曲に限ったことじゃありませんが・・・。
すみません、美しい曲なので何を歌っているのか知りたくてちょっと無理言っちゃいました。でも大学なんかには専門の教授がいるわけだからお願いして原文を英訳して貰って、それを対訳するってことは・・・やっぱ無理だわ。


PINK FLOYD - Atom Heart Mother - Atom Heart Mother: a) Father’s Shout / b) Breast Milky / c) Mother Fore / d) Funky Dung / e) Mind Your Throats Please / f) Remergence ★★★ (2004-07-30 04:49:46)

衝撃。まるで19世紀後半からの印象派の作品のその後を聞いているようです。もはや曲自体を楽しむのではなく、その雰囲気と余韻を享受する域に達しています。凄いですね~。
現代では絶対一般受けしそうにない曲の長さ、そして表現。でも当時はアルバムは売れに売れたんだよね。平和な時代だったのかな~なんて思ってしまいます。
24分聴き終えたときの魂が浮遊してゆらゆら飛んでいきそうな開放感、満足感。そしてダウン型のドラッグを洒落込んだような脱力感。たまんね~ぜ、こりゃ!!!


NIGHTWISH - Century Child - Slaying the Dreamer ★★ (2004-07-30 01:31:27)

それまでのNIGHTWISHには聞かれなかったようなへヴィー・チューン。ツォーマスとエムプの共作だ。
後に「ONCE」で拡大されるヘヴィーさやマルコとのヴォーカルの掛け合いはこの曲がヒントになっているような気がする。ライヴでも演ってたみたいだしね。受けがよかったんじゃないかな。
このアルバムの中でも好きな曲の一つです。


TERRA NOVA - MAKE MY DAY - MAKE MY DAY ★★ (2004-07-28 05:00:52)

目覚めの悪い朝、ついつい夜更かししちゃって元気が出ない。
そんな時にこの曲!!!。
ファイト一発です。
リポビタンD的楽曲です。


TERRA NOVA - LIVIN' IT UP - SUMMERNIGHTS ★★★ (2004-07-28 04:41:49)

高校生のとき、付き合っていた彼女と帰り道、ちょっと寄り道して土手に座ってウォークマンでよくこの曲を一緒に聞いていました。
当時僕のまわりにはTERRA NOVAなんて知ってるやつなんて一人もいなかったので、この曲も彼女も僕だけのものなんだって思っていました。
その彼女には3年生の時にふられてしまいました・・・。
今でもこの曲を聴くとそのことを思い出します。
あれはちょうどこの歌と同じ夏の夜でした。


QUEENSRYCHE - Tribe ★★ (2004-07-28 03:38:00)

はっきり言って一聴しただけでは何もわからない。少なくとも僕は4,5回聴いてやっとちゃんとした作品となった。深いです。実に深い。歌詞にはしっかりとした意味があるし、楽曲も悪くはないと思う。
しかしだ、どうも花がない(ついでに髪もない・笑)。その花は具体的なものではないのだけれど、感覚的な勢いや説得力や存在感や、そういうもの。言ってしまえばイコール地味ということになるのかなぁ。全体的な一辺倒さとスカスカ感は残念ながら否めない。クリスがいないと言うのもその要因の一つなのかもしれない。4人のクイーンズライチはどうも違和感アリ。
だけどこんな事を言っておきながらやはりこれもクイーンズライチの作品だと思うと親近感が沸いてくる。僕は全くマインドクライムの再現など望んでいません。しかしこの実体はあるが実感がない感覚はどうにか次のアルバムで解消してもらいたい。なんか彼らがどんどん忘れられていってるような気がして心が痛むんです・・・。


THE RASMUS - Dead Letters ★★ (2004-07-27 20:14:00)

文句なしに「いいっ!」と膝を叩いてしまう楽曲の連発です。
ミックスや音作りは最近のアメリカのつまらんロックバンドみたいだけど、曲作り・旋律は完全に北欧です。この微妙な組み合わせがこうして独自の世界を作り出してると思います。だから考え方によっては北米でのヒットも狙えるのではないでしょうか。
とにかく全曲良い曲なのでアルバムとしては◎。でもちょっと曲が似すぎていてバリエーションに欠けるというのも事実。しかしこの出来なら大満足です。


BLACKMORE'S NIGHT - Fires at Midnight ★★ (2004-07-26 04:04:00)

3年前僕は念願叶ってヨーロッパ無銭旅行に出かけました。出来るだけ飯代や宿泊費を削り、一定の期間で可能な限り沢山の街を周るという、今から考えてみれば辛いこともあったけれど夢のような旅でした。
8月2日、その日僕はドイツはハンブルグ(ジャーマン・メタル発祥の地ですね)に到着しました。8月だというのにまだハンブルグは日中でも肌寒かったのを覚えています。
街を彷徨いながら夕方やっとユースホステルに到着し、宿泊手続きを済ませてふっとチラシが沢山張ってある掲示板のある方向を見たんですが、おやっ、と思いました。「ん?確かBLAKMORE'S NIGHTって見えたような・・・」
見間違いではありませんでした。ドイツ語で『BLACKMORE'S NIGHTライヴ 8月2日 ハンブルグ Curio Hausにて』・・という一枚の紙が。「今夜じゃねえかよ!?」
まぁ普通の人だったら見たくても諦めるかもしれません。全く右も左も分からない街に来て、どこにあるかも分からない会場で、しかもチケットが残っている可能性も薄いですから。でもこの時僕はどうしても行ってみたくなりました。なぜならその数日間持って行ったポータブルCDでずーっとこのアルバムを聴いていたんです!!!。ドイツの雰囲気にぴったりなアルバムだなぁと思いながら旅をしていて、何たる偶然か!そこで本物が今夜ライヴをやるなんて!!!。全くそれを知らなかった僕は何か運命的なものを感じずにはいられませんでした。
そして何とか場所を聞き出し、地下鉄で最寄の駅へ直行!!!、下車とともにダッシュで会場へ到着。会場の前には既に沢山のファンの姿が見えました。中世風のコスプレ?をした人もちらほら。でも何かおかしい。そのライヴ会場というのがどう見ても普通の「家」なのだ。家といってもそれなりの大きさがあって庭も付いている様子。誰かお偉いさんの別荘のような建物でした。
あっ、そんなことよりチケット探さなきゃ!。早速関係者らしき人を発見。思い切ってチケットがまだあるか尋ねてみました。見るからにやさしそうで英国訛りバリバリのそのおじさんは「もう一般向けは完売したし当日券も出ない。」とのこと。希望の糸がプツッ、と切れるのを感じました。
しかし僕が残念そうにしているのに同情してくれたのでしょうか、そのおじさんは「君は日本から来たのかい?。そうか、ちょっと待ってろ。係のみんなに当たってみるから。」と言って会場の中へ消えていきました・・・。
しばらくして彼は一枚のチケットを持って僕の前に帰ってきました。曰く、「関係者のある女の人が予備のチケットを持っていたよ。」
歓喜の一瞬でした。60.50ドイツマルク。ほんとにありがとう、おっちゃん!!!。
ライブ会場内部はまるでお金持ちの屋敷みたいで、絨毯が敷かれ、長い曲がりくねった階段を登ったところにステージ付きの広間がありました。壁には様々な色のなタペストリー、部屋の隅には甲冑、そして沢山の蝋燭が灯されてとても幻想的でした。
まもなく前座のバンド(ドイツ語の名前だったから覚えられなかったよ~)が出てきて演奏した後、遂に神が目の前に姿を現しました。キャンディス綺麗~!!!御大も渋い!!!。
3時間半の長いライヴでした。素晴らしい演奏でした。正に神光りとはこのことだと思いました。
そんな出来事があって以来このアルバムを聴くとその時の事が思い出されてなんだか切なく、また嬉しくなります。こんな素晴らしいライヴを体験させてくれた彼らに心から感謝します。それ以来旅には必ず好きな音楽を入れたCDプレイヤーを持っていこうと決意しました。なぜならその時聴いていた曲の一つ一つに思い出を重ねることが出来るからです。
写真や日記での「記録」の思い出も良いけれど、音楽や本や人や、そういう「記憶」の思い出の方がず~っと心に残ることが出来ると思います。
このアルバムはそんな大切なことに気づかせてくれた宝物のようなアルバムです。
楽曲的には「Written In The Stars」や「Fires At Midnight」などの王道路線ももちろん好きですが、妙に田舎臭い「Home Again」や新境地を開拓したと思われる「All Because Of You」のポップセンス、そしてしとしとと降り積もる雪を思わせるプロヴァンス語で歌われた「Mid Winter's Night」などが好きです。特に「All Because Of You」は本当にリッチーが作曲したのって思うぐらい、ポップでライトな感覚に溢れ、もろに大衆向けのヒットを狙った感があるのは驚きです。ライヴでも皆手拍子でとっても盛り上がりました!!!。この曲はいいよ~!!!。
その他にもいい曲がいっぱい詰まっています。捨て曲なんてないよ~。
しかし日本盤のジャケは何とかならなかったのか?。外盤のはめっちゃカッコいいのに・・・。
(因みにその翌日8月3日と4日はヴァッケン・オープン・エアーへ乗り込みました。前日と音楽が180度ちゃうやんけ!!。でもこっちも思いっきりEnjoyしました)


TOTO ★★ (2004-07-25 06:03:00)

TOTOが9月19日に来日公演を行うようです。
どうも「東京JAZZ2004」というイベントの招待アーティストで、場所は東京ビッグサイトという所だそうです。しかしそれ以外の公演は今のところ予定されていません。
見て~!!!お願いだから単独で西日本もまわってくれーっ!!!。むりかなぁ~。


NIGHTWISH - Once - Dark Chest of Wonders ★★★ (2004-07-25 00:53:21)

オーケストラ導入と聴いていたので「あ~長いそれ風の前奏曲みたいなんがあんねやろな~」と思っていたら、もろにメタルメタルで始まったのでやった!と思いました。
最強のオープニングチューンですよこれは。
ほんとは違うんだろうけど「一発取りです!!!」みたいな感覚があっていい!。


NIGHTWISH - Once - Planet Hell ★★ (2004-07-25 00:47:40)

ナイトウィッシュお得意のヘドバン・チューン!!
いきなりマルコのヴォーカルで切り込むところがいいですね。
このアルバムの中では一番メタル然としていると思います。


NIGHTWISH - Once - Ghost Love Score ★★★ (2004-07-24 23:02:00)

もう一つの大作「Creek Mary's Blood」と比べると甲乙つけがたいけれどこっちに軍配が上がります。
ハリウッド映画ですね。正に。よくここまでチャレンジしようと思ったなぁ。音の圧力が物凄いよ。
ギンギンに荒れ狂う金管楽器と雷のようにゴロゴロ鳴るティンパニが気持ちいい。


NIGHTWISH - Once - Creek Mary's Blood ★★★ (2004-07-24 22:52:31)

凄すぎます、これは大河ドラマですよ!!!。ここまでオーケストラが強調されているのにバンドが負けずに対抗している。
夕暮れの広い荒野を颯爽と駆ける人々の姿がパノラマで瞼に浮かび上がります。
中ごろから始まるマーチ風の場面がガッツポーズもの!!!。
ネイティヴアメリカンのラコタ語というのはちょっと日本語に似てなくもないですね。


NIGHTWISH - Oceanborn - SLEEPING SUN ★★★ (2004-07-24 16:00:52)

上のお方々の意見に異議なし!!!。
NIGHTWISH史上最高のバラードだと思います。
何故Toy's Factoryさんは遂ににアルバムにボーナスとしてでも収録しようとしなかったのか不思議でなりません。最近発売されたライヴDVDにはこの曲のクリップが入っていますが・・。
そのPVの方はもう感動ものです!!!。涙、涙。
北欧の湖と森の中で歌姫、ターヤ・トゥルネンが歌います!。
力いっぱい、真心込めて歌います!!!。
ターヤさん、綺麗です!!!。


QUEENSRYCHE - Building Empires ★★ (2004-07-24 05:31:00)

数あるビデオクリップ集のなかではこれが一番好きです。
各曲にメンバーが語る短いコメントが付いているのも構成的に◎。
5.1チャンネルで全曲聴けるのもDVDならでは。
「Silent Lucidity」は曲の持つ幻想的な感覚を見事に映像化していると思います。
後半のライヴはMTVアンプラグドが好きです。特に「Della Brown」の最後のウィルトン君のソロと決めポーズが可愛くて、女の子みたいで・・・これを見た瞬間に彼に惚れてしまいました。俺はホモか!?(笑)、でも彼ならOKだわ。
初期の胡散臭いパフォーマンスも「EMPIRE」期の洗練された映像も両方大好きです。
やっぱりこのバンドは奥が深くて中毒性が高いなぁ。


VAN HALEN - 5150 - Dreams ★★★ (2004-07-24 01:26:01)

「青空」イメージの代表曲。
VAN HALENといえばやっぱり僕はこれです。
突き抜けるような青い大空に向かって、鳥のように下を見下ろしながら羽ばたいている気分にさせてくれます。
雲を切り、風を両翼に感じながら夢に向かって飛んでゆく。
いいですねぇ~。
人間の永遠の飛翔願望を夢と照らし合わせて表現した掛け替えのない名曲。


TOTO - The Seventh One - The Seventh One ★★ (2004-07-24 01:09:26)

同タイトルアルバムのボーナストラック。
ほとんど同じコード上で展開される、同じ歌詞の繰り返しが心地よい佳曲。しかし!!!なんだこのジョセフの歌のうまさは!!!。なんだか余裕綽綽で歌いました的な感覚が恐ろしい。
ここまで多彩な歌い方が出来ることを証明している楽曲。


TOTO - Absolutely Live ★★ (2004-07-24 00:53:00)

1993年発表のライヴアルバムです。
音もいいし折り紙付きの演奏は文句なし。亡きジェフ・ポーカロに代わりサイモン・フィリップスがドラムを叩いていますが、さすがに名のあるドラマーだけに器用な叩きっぷりです。
いきなり「Hydra」で始まるライヴ、渋すぎます!!!。途中にはアコースティックセットを挟みます。ラストのビートルズのカバー「With A Little Help From My Friends」は10分ぐらいあるが、う~ん、蛇足かなぁ。それならもっとオリジナル曲を聴きたかった。
大体のヴォーカルはルカサー氏が歌ってます。ブンブン丸全開といった感じですね。「I'll Be Over You」もブンブン丸、見事に歌いこなしてます♡。でも「Home Of The Brave」の女性ヴォーカルは頂けないなぁ。確かにこれはこれでクールなのかもしれないが、この曲は男臭さと色気とで歌って欲しい。
TOTOのライヴアルバムとしては最近のアムステルダムのライヴのほうが質は高いと思うけど、こちらも聴いて損はないと思います。


TOTO - Fahrenheit ★★ (2004-07-24 00:25:00)

TOTO第6作目。
それまでのTOTO路線とは変わりはないけど、ちょっとテクノロジーに挑戦してみましたという感じのアルバム。ここでは新加入のジョセフ・ウィリアムズがその美声をまだ十分に発揮できていないように感じます。やっぱり彼の麗しの声の真骨頂を聞くなら次作かなぁ。
全体的にはデヴィッド・ペイチ色の強いフュージョン系の楽曲が多い。でもこの感じ、僕大好きです。「Don't Stop Me Now」なんかの完全にそれっぽい曲もTOTOの奥深さを感じずにはいられません。
ちょっと違うかもしれないけどアルバムの雰囲気が日本の解散したACCESSに似ている気がしました。タイトル曲なんてそのままの曲がACCESSの1stにあったような・・・。ジョセフの声質も貴水博之に似ているといえば似ている。
たまにしか聴かないアルバムですが、高水準だと思います。


CHICAGO - Chicago (Chicago II) - 25 or 6 to 4 ★★★ (2004-07-23 16:33:48)

最近のライヴ・バージョンはもっとかっこいいです。
湿り気のあるワイルドなギターソロが聴き所。
曲にあわせてギターを弾くととても快感です。ギターソロはもちろん適当に。


CHICAGO - Chicago 16 - Hard to Say I'm Sorry / Get Away ★★★ (2004-07-23 16:26:04)

友達の女の子に聞くと大抵「知ってるよ、いいよね~」と答えてくれる有名ラヴ・バラード。
いつか意中の女性の前でピーター・セテラのように渋~く、甘~く歌ってみたい・・・結果はどうであれ。


NIGHTWISH - Angels Fall First ★★ (2004-07-23 03:27:00)

以前輸入盤を持っていましたが、この度リマスター&ボーナス・トラック付で日本盤が出たので買い直しました。こっちには未発表1曲とライヴ音源が3曲追加されています(ライヴ入れるぐらいなら「Sleeping Sun」を入れんかい!!!怒)。以前に比べると音が確実に良くなっています。輸入盤はどうも音が団子のように固まっていてあまり好きにはなれなかったのですが、今回のリマスターはそれぞれがいい具合に拡散し、現在のNIGHTWISHの音に近づけてスケールの大きさを強調しています。そんなわけでこの作品が以前よりとても好きになりました。
確かに曲は2nd以降に比べると劣ると思います。しかしこの頃から彼らの独自性は発揮されていると思いますし、今ヨーロピアン・メタルの頂点として君臨しているNIGHTWISHの原石がここにあると思うと感慨深いものがあります。
この頃の北欧の土臭さというか、フォークロア的な感覚も大好きです。


NIGHTWISH - Wishmaster ★★ (2004-07-23 03:06:00)

このアルバムからNIGHTWISH信者になりました。
僕も子供の頃からクラシックが好きで、特にチャイコフスキーやドヴォルザークなどの東欧や北欧のロマン派の作曲家が好きだったので、このNIGHTWISHの世界にも自然と順応することが出来ました。
楽曲的には「Come Cover Me」と「Wishmaster」が好きですが、「FantasMic」などは民族色が出ていてこのバンドの魅力を十分に引き出していると思います。
メロディーで酔わす曲あり、へヴィーなリフで攻め立てる曲あり。ただし純粋にメロスピと呼ばれるような楽曲はこのアルバムを期に姿を消します。僕はそれで良かったと思いますけど、どうなんでしょうね。
5thが発売された今、彼らの音楽変遷を辿ってみるとこのアルバムは正に中間という感じがします。初期の臭さと現在のメジャー感が同居する、そんなアルバムです。
NIGHTWISHは多分おじいさんになっても聴けそうなバンドです。


NIGHTWISH - Once - Romanticide ★★ (2004-07-22 22:15:49)

メタリカ風のゴリゴリ・ギターとブンブン唸るベースで構成される繋ぎ部分が決め手となるヘヴィー・チューン。
ターヤとマルコのラップ風掛け合いからラストまではほとんどシンフォニック・スリップノットと化す。


NIGHTWISH - Once - Wish I Had an Angel ★★★ (2004-07-22 22:08:46)

最初はユーロ・ビートか!?と思ってドキッとした。
でも聴いているうちにそれが心地よくなる。
マルコのヴォーカルが男臭くてかっこいい。
ライヴでやってくれたらヘッドバンギングしまくるだろうなぁ。


MEGADETH - Peace Sells... But Who's Buying? ★★ (2004-07-22 13:58:00)

このアルバムの鬼気迫る雰囲気が大好きです。
ジャケからして強烈ですねぇ・・・国連本部をぶっ壊してますから。
それで「平和を売るんだ。でも誰が買うんだ?」って、もう完全に悪に魂を売った人間の発言。
音の方も切れるか切れないか寸前のぎりぎりの線を突っ走っている一触即発の感覚。
一歩間違えば狂った犯人が銃を持って殺戮に及びそうな緊張感。
MEGADETH史上ここまで狂気なアルバムは後にも先にもない。


NIGHTWISH - Once - Nemo ★★ (2004-07-20 23:26:34)

第一弾シングル。
確かにいかにもシングル向けの曲だ。
PVがとても印象的だった。


NIGHTWISH - Once ★★ (2004-07-20 18:29:00)

来たーっ!!!。
待った甲斐があった彼らの間違いなく最高傑作、登場!。
プレイボタンを押した瞬間に正座しなきゃいけないと思った程荘厳に、勇壮に曲が始まった。
まず思った。音のバランスが最高!!。ゴリゴリの唸るようなベースのアタック音もしっかり聞こえるし、ギターが前に出ていてバンドを引っ張っている。
そしてバックに流れる本物のオーケストラ。これは凄い!!!。今まで本物のオーケストラを起用して作ったアルバムを幾つか聞いてきたが、ここまでバンドと解け合い、また時にはバトルを繰り広げて楽曲に花を添えているアルバムは聞いたことがない。
今までのオーケストラ起用アルバムと言うと基本的に弦中心の音だったが、ここでは金管楽器が大活躍!!。マーラーかシベリウスの交響曲か?と言うほど金管が唸り、曲にスケール感を与えている。またクラリネットなどの木管やクワイアも良い働きをしていて、本格的なオーケストラの魅力を十分に生かしきっていると思う。
そしてそれと共に縦横無尽に絡むバンドサウンドが気持ちいい。
楽曲的には初期の臭みはもうほとんど感じられない。メジャーな音というのだろうか。4thに比べ静と動の対立が顕著でスピード感も増している。「EVANESCENCEがなんだ!!」と言わんばかりの③「Nemo」や⑧「Romanticide」などのそれらしき楽曲からも、全世界を視野に入れた曲作りがされていることが分かる。ツォーマスの生まれ持った良知良能の汁を一滴残らず絞り出したような質の高い楽曲の連発!!!。
化けた、といっても良いほどの高品質なアルバムです。
後は来日を期待。しかしこの音はもうライヴハウス・レベルの音じゃないよなぁ・・・。このスケールはもう野外かドーム級だ。
ツォーマスがますます怪しくなってて最高♡。


HELLOWEEN ★★ (2004-07-20 13:54:00)

オフィシャルHPでこんなものを見つけました。今年のヴァッケンについてですが・・・↓
Come check out Helloween as they are confirmed to play the Wacken open air festival. Also there will be a special guest for Helloween's show at Wacken! Who will it be? Thats for us to know and you to find out! The festival is August 4th 2004 and features a killer lineup of some of the best bands in heavy metal!
「スペシャル・ゲスト」「キラー・ラインナップ」というのが気になりますねぇ。誰が一緒にプレイするのでしょうか?。まさかカイやキスクが一緒にやる・・・そんなこと考えられないですが。
これが何か大きなことが起きる前兆なのでしょうか(舞台がヴァッケンだけに)。
気になります。非常に気になります!!!


PFM - LIVE IN JAPAN 2002 ★★ (2004-07-19 16:13:00)

CDとDVDがある。2002年、クラブ・チッタでのライヴ。
僕はDVDの方を購入したが、動くPFMを見るのはこれが初めてだった。
落ち着いたカメラワークが良い。鮮明だし、手ブレもない。
選曲は全時代をカバーしている。特に「Celebration」などはイタリア語バージョンで歌っているのは好感が持てる。MCもほとんどイタリア語。グラーツィエの連発!!。楽しいっ。
初期の頃の写真とは比較できないくらいみんないいオッサンになってしまったが、演奏はもう名人芸と言える。でもドラムのフランツ・ディ・チョッチオはまだまだ元気いっぱい。動く動く。典型的な陽気なイタリア人だ。そしてこの人、歌わせても渋い。風貌はツアー・ローディーみたいだけど只者じゃないぞ!。
今度また来日したら見に行きたいなぁ~。


NIGHTWISH - Oceanborn ★★ (2004-07-19 14:46:00)

アルバム至上主義の僕にとっては完璧に近いアルバム。
つかみと構成の妙。初めて聴いたときには「どこまでええ曲続くねん!?」と悶絶した。結局最後まで良い曲ばかり。
最近のNIGHTWISHと比べるとまだ北欧のフォークロア臭さが残る(⑦はフォークダンスだよ!)が、それがまた心地よい。今のような普遍的なビッグサウンドも彼らの魅力の一つだと思うがやはりこの時期の土臭さ、若さ溢れるスピード感も忘れないで欲しい。
またスピード・チューンに挟まれたバラード⑥⑩の素晴らしさ!!!。これがあるから緩急がつく。
新世代北欧へヴィメタル、最高峰の完成形の一つ。


TWILIGHTNING - Delirium Veil ★★ (2004-07-18 20:00:00)

もう少しで新作を発表するバンドの03年のデビュー盤。
2月にこのバンドを見るためにHELLOWEENのライヴに行った。個人的にアルバムの中で一番好きな⑦「Seventh Dawn」でショウが始まったのには感動した。ここのプレイヤーの技術的な素晴らしさも見えたが、やはりこのバンドの核はヴォーカルのヘイキ・ポイヒアだろう。ライヴでもアルバム以上のパワフルは歌唱を聞かせてくれた。
音楽的にはメロディック・スピード・メタルでもなければEUROPEやTNTのような北欧メタルでもない。ではその中間か?・・・そうでもない。NWOBHMの空気も十分に感じられる。懐の深い音楽性だ。
曲よし。演奏よし。ルックスよし。新作が楽しみな若手です。
しかし生で見たメンバーはみんな白かったなぁ~。雪見大福が動いてるんかと思った。


HEART - Greatest Hits ★★ (2004-07-17 16:08:00)

祝!!!新作『Jupiter's Darling』が8月21日に日本盤発売決定!!!(涙)。
超期待のアルバムです。まあ、バンドロゴが70年代のものに戻っているので恐らく80年代のような音を期待すると肩透かしを喰らいそうですが、それでもウィルソン姉妹の歌声が聴けるだけでこっちは今からテンション上がってしまいます。
さてそういうことで新作へ向け復習という意味でこのグレイテスト・ヒッツ、85年から95年の名曲が集まっています。ちなみにHEARTには70年代の代表曲を集めた同名の作品もあります。
曲順は年代順ですがやはり前半の名曲陣は圧巻ですね。全米ヒット曲の連発。それでまだここに収録されていない「Wild Child」や「Secret」のような強烈な曲があるんだから凄いよね。HEARTのあのバカ売れ三部作はどれを聴いても最高だけど、お金も無く手っ取り早いのはこのアルバム。
因みに収録曲は全て2000年のデジタル・リマスター。確かに『HEART』や『BAD ANIMALS』の曲は音が良くなってる。ボーナス・トラックには未発表の「Barracuda」の日本でのライヴ・バージョンが収録されている。
しかしこのアルバムで一番評価されて良いのはアルバムジャケットではないでしょうか!!!。ウィルソン姉妹の薄煙がかった(しわ隠し?笑)写真が美しい。そしてその上に描かれるバンドロゴが映える。
HEART未体験の方も経験者も是非!!!。


HEART - Bad Animals - Alone ★★★ (2004-07-17 00:41:43)

僕が10年以上メタルファンやってきて恐らく三本の指に入るぐらい大好きな曲。
何なんでしょうか、これは。何て綺麗な曲なんでしょう。
言葉がありません。無理です。言葉では無理です。文字でというなら更に無理です。
というわけで頭の中でここに何を書こうかと色々考えを巡らしましたが、どんな表現も陳腐なものに聞こえてしまうのでやめます。
聴いてみてください、としか言えません。


STYX - Paradise Theatre - Too Much Time on My Hands ★★★ (2004-07-16 20:12:34)

スペイシーなイントロから始まる豪快なロック。
ライヴでは最後にスピードメタル並みに疾走する。
ドライヴィング・ミュージックとしても良い。


RENAISSANCE - Live at Carnegie Hall ★★ (2004-07-16 20:03:00)

『シェエラザード夜話』に伴うツアー中に録音された75年発表のライヴ・アルバム。
カーネギー・ホールだけあってここではニューヨーク・フィルがコーラス隊を含めてバックを務めている。
「Prologue」「Ocean Gypsy」「Can You Understand」「Carpet Of The Sun」「Running Hard」「Mother Russia」「Scheherazade」「Ashes Are Burning」、全8曲で2枚組み!!!。内容は濃い。
特に「Ocean Gypsy」の素晴らしさといったらない。オーケストラがとてもよい仕事をしている。MCなどは非常にほのぼのとした感じだが演奏が始まればとてもテンションは高く、緊張の糸がピーンと張り詰めたような雰囲気が全体を取り巻く。そして「Ashes Are Burning」では、アニーのこの世のものとは思えない天使の歌声が聴けます。
この時期のルネッサンスの勢いをそのまま詰め込んだ好ライヴ・アルバム。


RENAISSANCE - Prologue ★★ (2004-07-16 19:45:00)

歌姫アニー・ハズラムをヴォーカルに据え、メンバーを一新して1972年に発表した3rdアルバム。ヒプノシスの幻想的なジャケットも印象深い彼らの代表作です。
以前から見られたクラシック、フォーク、トラッドなサウンドを更に磨きをかけ、しかしより普遍的なメロディーをアレンジで盛り立てるようなアプローチが成されています。特にアニーの天使のような歌声はそれだけでも素晴らしいのに、バックのアレンジがこれまた最高だから作品として計り知れない魅力を持ったものになっていると思います。
個人的には「Sounds Of The Sea」「Kiev」「Rajah Kahn」が好き。でもやはり大傑作の次作と比べてしまうと見劣りする感はある。しかしあの名作への布石となっただけのことはある素晴らしい作品です。また、落流鳥という人の対訳が激素晴らしいです。この対訳を読んでいるだけで泣けます。


PROCOL HARUM - Exotic Birds and Fruit ★★ (2004-07-16 08:04:00)

邦題「異国の鳥と果物」、これは良いのだがその後の(幻想)が良く分からない(笑)。
一曲目から乗りの良いスピード感溢れる楽曲で始まり、メロウな曲、渋い曲、楽しい曲と様々な色を見せる好盤。
①②③⑨は特に素晴らしいと思う。
ゲイリー・ブルッカーが全曲作曲しているだけあって趣味丸出しという感じがしなくも無いが、逆に4th「HOME」のように散漫な印象は全く無い。


JOURNEY - Trial by Fire - When You Love a Woman ★★★ (2004-07-15 01:01:24)

全米チャート12位の美しいバラード。
発売当初にこの曲を聴いたときにはスティーヴ・ペリーが歌っていることに感動を覚えた。
壮大なオーケストレーションがこの曲の鍵。
PVも最高。弦楽団をバックにスティーヴが渾身のパフォーマンスを見せる姿は心打たれるものがある。


TNT - Intuition ★★ (2004-07-15 00:25:00)

歌メロは完全にポップだが、それを浮き立たせるアレンジがHRの香りを存分に染み込ませることに成功し、こうして世紀の名盤を作り出した。
曲一つ一つの説明はもはや不要。曲の流れも完璧。①や⑧などの前奏曲や間奏曲も「そこにあって然るべき」という役割を立派に演じている。例えるならカレーライスの横で主役をサポートする福神漬けかラッキョウのような存在。彼らのお陰で口当たりが一辺倒にならず、そして後味も良い。
これほどの完成度を誇るアルバムはそうそう探して見つかるものではない。
そんなアルバムの完成度に一役買っているのが音吐朗々な素晴らしいサウンド!!!。このビヨン・ネッショウという人、その後に目立った活躍をしているようには見えないが、ここでの働きは本当に素晴らしい。
個人的にはこのアルバム、高校の時に鬼のような回数聴いたので今聴くと当時のことが思い出されてちょっと切なくなる。家と学校の間がチャリンコで50分ぐらい(どんだけ田舎やねん!!)だったのだが、このアルバムを聴きながら帰ると自然にペダルが速くなって、ちょうどアルバムのラニング・タイムの35分でピッタシ家に到着できた!!!。今となってはどうでもいい話だけど。


GENESIS - Nursery Cryme - The Musical Box ★★★ (2004-07-14 16:16:29)

怖すぎだよ~ぅ。幼い子に聞かせたら多分泣くぞ、これは。う、うぇ~ん・・
アルバムジャケットの世界をうまく音で表現していると思います。友達の首をクリケットの球代わりにして・・・んっ!?、しかもちょっと笑うてるやん、こいつ!!!。
ピーター・ガブリエルのやさしくささやく様な歌唱が逆に恐怖感を助長させるきもだめし的楽曲。


FREEDOM CALL - Crystal Empire - Farewell (2004-07-14 01:14:16)

運動会か!?
それもちびっ子の運動会の雰囲気だなぁ。
思わず笑ってしまうほどポップ感覚、なんだけどやっぱりヨーロピアンの匂いがするのはさすが。
もしこれを彼らがライヴで演るとしたら見てるこっちがちょっと恥ずかしくなるだろうなぁ。


JOURNEY - Captured ★★ (2004-07-13 04:17:00)

やまねこさんの仰るとおりドライヴ感が最高のライヴアルバム。
オープニングの「Majestic」が終わってスティーヴの「ボン・ソワール!、モントリオール!!!」というMCから「消えたあの娘」に切り込んでいく所は圧巻。
「バイバイ・スジー」はスタジオ版より遥かにこちらの方が良い。新曲の「Dixie Highway」も盛り上がる。
聴き所は「La Do Da」~ラストの「お気に召すまま」か。特に「La Do Da」の後、続けざまに始まるステーヴ・スミスのドラム・ソロは半端じゃなくカッコいい!!!。
彼らがジョナサン・ケインを入れて甘めの方向転換をする前の土臭い白熱ライヴ。
醤油、味醂、砂糖の類一切無し!!!。味付けは塩のみ!。素材そのままの味を生かしてお届けするジャーニー至高の一品!!!。


FLEETWOOD MAC - Rumours - Don’t Stop (2004-07-13 03:46:32)

かのアメリカ第42代大統領、ビル・クリントン氏が92年の選挙戦に自らのキャンペーンソングとして使っていた彼らの代表曲。


FLEETWOOD MAC ★★ (2004-07-13 03:40:00)

英国のブルースバンドとして活躍し、70年代後半からアメリカにてリンジ-・バッキンガム、スティーヴィー・ニックスと組むことによって一世を風靡したベテラン。
『ファンタスティック・マック(1975)』『噂(1977)』は傑作中の傑作。
ステーヴィーは僕にとってABBAのアグネタに並ぶ憧れの女性ヴォーカリスト。


FLEETWOOD MAC - Fleetwood Mac - Rhiannon ★★★ (2004-07-13 03:26:46)

僕はこの曲のステーヴィー・ニックスの声を聴いたときに一発で彼女にとりつかれてしまいました。最初はなんてだるそうに歌う人なんだと思いましたが、曲を聴き終えた後には彼女はそういうふうに力を抜いて歌うことも、逆に非常にパワフルに歌うことも出来ることがわかりました。
不思議な雰囲気を持った彼らの代表曲です。


FLEETWOOD MAC - Rumours - Go Your Own Way ★★ (2004-07-13 03:17:54)

いかにも力強い、雰囲気たっぷりの曲だ。
元気になりたい時にはぴったり。


FLEETWOOD MAC - Tango in the Night - Little Lies ★★★ (2004-07-13 03:11:11)

クリスティンがヴォーカルの個人的超名曲。
別に曲の展開に見せ場も無ければ決して派手な曲でもない。
しかしこの哀愁。なんだこれは!!!。
そういえばHEARTの「There's The Girl」もこんな雰囲気の曲だ。
女性の切ない気持ちを打ち明けるような切ない曲。


FLEETWOOD MAC - The Dance ★★ (2004-07-13 02:59:00)

96年、『噂』当時のメンバーで再結成して発表されたグレイテスト・ヒッツ・ライヴ。
クラシック・ナンバーと新曲を織り交ぜた興奮のステージ。
かつての「小悪魔」=憧れのスティーヴィー・ニックスはちょっとおばさんになっちゃったけど、やはり彼女のヴォーカルは素晴らしい。
「The Chain」「Dreams」「Rhiannon」「Say You Love Me」「You Make Loving Fun」「Go Your Own Way」「Don't Stop」など、ここぞとばかりにヒット曲が連発される様は圧巻。「I'm So Afraid」でのリンジー・バッキンガムの感情溢れるギターの咆哮も最高。個人的には大好きな「Little Lies」もあればよかったなぁ、なんて。
でも十分楽しめるアルバムです!!!。映像版もあるらしい。見たい。


Jethro Tull - Thick as a Brick ★★ (2004-07-12 22:10:00)

次作『パッション・プレイ』がかなり難解な大作であるのに対し、これはかなり分かり易い傑作。
オリジナルのジャケットは新聞紙のようになっていて何の脈絡もない細かい記事で埋め尽くされている。それも既製の新聞から取ってきたのではなくアンダーソンとハモンド=ハモンドによって製作されたものだという(凄)。おっ、1ページ目の写真の右端の女の子は自分からパンツを見せてるぞ!!!。
この作品にはストーリーがあるようだがそれを無視しても十分楽しめる。
全2曲、43分。楽しいロックンロール・サーカス!!!


PINK FLOYD - The Dark Side of the Moon ★★ (2004-07-12 21:45:00)

03年に更にリマスターがなされ、ジャケットデザインも変更された人類最高峰の芸術作品。全世界での売り上げ枚数の実数は把握不可能らしい。3000万枚は超えているそうですが。
中学校の音楽の教科書は間違っている!!!。好奇心旺盛で前途多難な中学生にこそ、グロフェの「グランド・キャニオン」やガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」を名曲鑑賞のページで紹介するよりもこのアルバムを載せた方が遥かに感じるもの、得るものが違う(笑)。文部科学省ももう少し頭柔らかくしてくれないかなぁ。でももしそうなったら「狂気」だけに「キレる」中学生が増えたりして・・・。
とにかく、何故彼らが「FLOYDは凄い」と言われるのか、それが一番分かる分かる作品です。出来るだけ部屋のテレビなどの雑音を消して、ヘッドホンで目を瞑って聴いてみて下さい。あっ!、そうだ、電話が掛かってくるといけないから携帯の電源はお切りください。夕飯の時間帯も避けたほうが良いでしょう。おかんが「あんた、ご飯やで~っ!!!」って呼びに来るといけないですから。


STARSHIP - Knee Deep in the Hoopla - Sara ★★★ (2004-07-12 16:07:51)

美しいですね。
m.c.A.Kさんの仰るとおりPVが映画のようで良かったです。荒涼とした風景が曲とマッチしていてとても印象的でした。


CARAVAN - Cunning Stunts ★★ (2004-07-10 05:19:00)

オリジナルとしては6枚目、75年発表。邦題は『ロッキン・コンチェルト』。
英国ロックは74年を境にその音楽性を大きく変えたが、CARAVANもこのアルバムで若干アメリカ寄りの音に挑戦している。特に「Stuck In A Hole」なんかは意図的にアメリカでのヒットに焦点を当てたと思えるほどポップで乾いている(でも僕はこの曲が大好きです)。
しかし大作の邦題表題曲「The Dabsong Conshertoe」では昔からのファンをも唸らせることのできる納得の構成でその存在感を示してくれる。新加入のベーシスト、マイク・ウェッジウッドが数曲歌っているのか、柔らかく歌い上げるパイ・ヘイスティングスの歌唱と対照的に、そのワイルドなロック然としたマイクのヴォーカルが相まって楽曲に変化をもたらしているのも見逃せない。