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ギターの国から2002.遺言さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 801-900
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ギターの国から2002.遺言さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 801-900

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Jethro Tull - Bursting Out ★★ (2004-07-10 04:48:00)

78年発表のJETHRO TULL初のライヴアルバム。これ以前にも『Living In The Past』の中でライヴ音源を2曲発表したことがあったが、それにしてもここに来てのフルライヴ・アルバムはデヴューからのアルバム枚数と比較すると待たせた感がある。
内容は彼らの代表曲は一通り押さえてあり、その意味では入門編としても便利。なによりそのライヴ自体のテンションが高い!!!。決して自己満足に走るような姿勢ではなく、複雑な構成の中にもイアン・アンダーソンの「さあ楽しもうぜ!!!」という清濁併呑なお祭り感覚がこのアルバムの印象をとても良いものにしている。
最後に収められた「The Dambusters March」というのはイギリスの作曲家エリック・コーツ(1886-1957)が作曲した、映画の『ザ・ダム・バスターズ』のテーマ曲。とは行ってもバンドが演ってるのはイントロと第二主題だけですが。
変幻自在に音を操るロックンロール・サーカスが目の前で展開されているようなライヴです。


MAGO DE OZ - Finisterra - El que quiera entender que entienda ★★ (2004-07-10 04:08:40)

フルートから始まる比較的ポップな曲。でもちゃんと湿り気は残してある。全編に亘ってキーボードやフルートが活躍しているところがマイナー臭さを多少和らげている。
「既に分かっていることを更に知ろうとする者」という意味になるのかな?この曲名は。


ANGRA - Angels Cry - Unfinished Allegro (2004-07-07 20:55:48)

有名なシューベルトの8番をアレンジしたもの。ここではCarry Onへ繋がれて「完成」しています。


IRON MAIDEN - Visions of the Beast ★★ (2004-07-05 08:55:00)

3000円分たまったレコード店のポイントを使って購入したビデオクリップ集。
メイデンのリマスターシリーズにも各アルバムにエクストラでクリップが収録されているので大体は見たことのあるものばかりだったが、「Woman In Uniform」やブレイズ時代のものは見たことが無かったので楽しめた。
中でも88年のドニントンの氷のステージの映像など、時代時代のライヴステージのセットが見れるのはここだけでしょう。
また「The Trooper」を見て気づいたのは、「Rock In Rio」でブルースがこの曲の頭で叫ぶMCはこのビデオの中に出てくる英文の一節だったんですね。よく出来たカッコいいMCだなぁと思っていたら、こういうことだったんだね。
「Holy Smoke」は本当に笑える。でも「Virus」は見ていて頭が痛くなった。
別ヴァージョンのExtraは別にあってもなくてもいいなぁ・・・。
メニュー画面も非常に凝っている。これは今までのどのDVDよりもよく出来たものじゃないかな。夜中のロンドンの街にCGのエディーが登場し、僕らを作品の中にいざなってくれる。
カッコいい映像とともに歴史を振り返ることの出来るよい作品です。
あと隠しトラックですが苦難の末ようやく見つけ出しました。
自分で探したい方はこれ以下は読まないでね(笑)。
ヒントとなるのはライヴ中にスティーヴが着ていたTシャツに隠されているのですが、そこには「666」「664」という数字が書かれています。
つまりディスク1のTrack1-16というところに行き、666=6が3つ=⑥「The Trooper」を連続3回聴く、と現れます。同様にディスク2は664です。
でもそこまで苦労して探して見るに値するものではありませんね。


BON JOVI - These Days ★★ (2004-07-04 06:00:00)

当時このアルバムの初回盤はCDサイズの本のようになっていた。その後メガ・エディションとしてA4版の限定盤が登場した。内容は60ページにわたってメンバーの写真や、それまでのBON JOVIの歴史を細部(本当によく調べたなぁと言いたくなるほどマニアック)まで網羅したヒストリーブック、解説付きディスコグラフィー、同プロモグラフィー、その他ミニ・アルバムや限定盤、ビデオ作品まで丁寧に解説してくれるというもの。ミニアルバムのライヴ音源の収録地や収録日時まで解説されているんだから凄い。
そして、最後におまけとして『Karaoke Days』と題し「Keep The Faith」「Bed Of Roses」「Saturday Night」「In These Arms」の4曲のヴォーカル抜きカラオケバージョンが収録されているCDが付いていた。
当時の雑誌ではなんだかんだ否定的な意見が出ていたけどファンの間ではそこまで悪い意見は聞かれなかったように思う。
曲単位ではなくアルバム思考で考えるとこれが一番まとまりがあって大好きです。
「Lie to me」のビデオがよかったなぁ~・・・。


ENSIFERUM - Iron ★★ (2004-07-04 03:23:00)

シンジケートで「Into Battle」を聴いていいなと思ったので久しぶりに購入した新人。
民謡フレーズを駆使し大仰なシンフォニックアレンジで独自の音を作り出している。ヴォーカルはデスヴォイスとクリーンヴォイスを使い分けるがcoryさんのご指摘のように僕はクリーンの時に安定感がないなと思いました。
楽曲の方はスピーディーで聴いていてとても気持ちがいいが、多少反復フレーズが多いのが気になる。ネタがないとは思わないが場面場面の繋ぎ方がもっとうまければフレーズの魅力をもっと活かすことができたんじゃないだろうか。聞いていて時々、何がしたいんだ?という曖昧模糊な瞬間があるのが痛い。
しかし演奏はしっかりしていてその点では◎。素質のありそうなバンドなので成長を期待できる(でもヴォーカルのヤリは抜けちゃったんだよね・・・)。
メタリカのカバーはよくもここまで忠実にコピーしたなぁという程ギターの音から何からそのまんま。


BON JOVI - Keep the Faith - Bed of Roses ★★ (2004-07-03 04:02:01)

僕の持ってる限定二枚組みリマスター盤にはこの曲のアコースティック・バージョンとスペイン語バージョン(その名もCAMA DE ROSAS)が収録されています。
アコーステック・バージョンはこのバージョンの為だけに歌ったジョンとリッチーのハモりが素晴らしく、彼らのハーモニーとアレンジの巧みさに改めて感動しました。
CAMA DE ROSASはおそらく大部分は英語バージョンの直訳のように聞こえるが、言語が違うだけでまったく違った曲に聞こえてしまう。
もし皆さん見つけたら聞いてみて下さい。
(それにしてもあの限定盤は値段は張ったけどお得だったなぁ。発売してから物凄い勢いで店頭から姿を消したのを覚えてます。)


CARAVAN - For Girls Who Grow Plump in the Night - The Dog, The Dog, He's at It Again (2004-07-03 00:40:55)

とてもかわいい曲。
パイ・ヘイスティングスの柔らかな歌声が曲調とマッチしている。
昼下がりのほのぼのとしたイギリスの牧場でお昼寝しているような気分にさせてくれる。


CARAVAN - Waterloo Lily - The Love in Your Eye / To Catch Me a Brother / Subsultus / Debouchement / Tilbury Kecks ★★★ (2004-07-03 00:30:13)

邦題「瞳の中の愛」。12分半の5部に分かれる大作。
壮大なオーケストラの導入に導かれ畳み掛けるように美しいメロディーが駆け巡る様は儚い哀愁をもたらす。ヨーロッパの町並みを場面ごとに音楽で綴っているような曲だ。
後半のハードロックっぽい弾きまくりの部分も聴きどころ。
74年発表の「キャラヴァン&ニュー・シンフォニア・ライヴ」のバージョンもお勧め。


CARAVAN - For Girls Who Grow Plump in the Night ★★ (2004-07-03 00:16:00)

カンタベリーの勇、73年発表の5th。邦題『夜ごとに太る女のために』
前々作の音に再び方向転換させ、王道キャラバン面目躍如たる代表作。
このアルバムからリチャード・シンクレア(ba)が抜けジョン・G・ペリーが、スティーヴィ・ミラー(piano)が抜けデイヴ・シンクレアが加入。また新メンバーとしてジェフリー・リチャードソン(viola)が加入し、彼のヴィオラが新生キャラバンの音楽性に一役買っている。より軽快に、メロディアスに、ドラマティックになった。
乗りの良い①で始まり、ほのぼのとした⑤などを挟みながらB面をいっぱいに使った⑦「L'auberge Du Sanglier」に繋ぐ展開は一気に聞き込んでしまう。とりわけその大作⑦の素晴らしさといったらない。ライヴでは単体で演奏される有名な「狩りへ行こう」はこの⑦の一部である。
まさに真骨頂のキャラヴァンの最高傑作の一つ。


ANGRA - Fireworks ★★ (2004-07-02 02:11:00)

個人的にはこのアルバム、SHAMANの1stを聴くまでは評価はそこまで良くはなかった。しかしSHAMANの1stを聴いてやっと彼らがこのアルバムで表現したかったことが分かってきた。ゴリゴリの典型的なスピードメタルではなく、彼らが影響を受けた音楽の全てをファクターとした博学多彩な音を作り上げようとしている点がこの2つのアルバムには共通していると思う。
一方キコやラファエルの書いた曲は直球で流麗なギタープレイをフィーチャーした、それまでのANGRA路線を貫いたものが多い事がこのアルバムで主張したい事柄を曖昧にしている。
それとやっぱり1曲目のインパクトが前作・前々作に比べて弱い気がする。しかし一曲一曲を曲単位で聴いてみるとやはりいい曲は存在する。
中でも「Lisbon」は掛け値なしの名曲だと僕は思っている。
実は僕は大学のときに無銭旅行でリスボンに行ったことがあるので余計にこの曲に対する思い入れが強いのです。大西洋に面した魚臭い港町。7つの丘に囲まれ、坂道と狭い道が迷路のように入り組んだ町並みは一人旅をする僕をとても感傷的な気分にさせてくれた。この町に住んでいる人たちも隣の国のスペインと比べて見ると元気がなく、まるでかつて大航海時代に世界の大海原を勇往邁進に駆け抜けた頃の幻影を、今も夢の中で追い続けている老人のような街だった。
そんな街の急勾配な坂を歩いている時に道端で楽団風のおじさん達が演奏していたのがファドだった。なんとも言えない哀愁の旋律に胸の中が熱くなってなんだか目が潤んだのを覚えている。しばらく彼らの演奏をそこで聴いていたが、これ以上聴いていると涙が止まらなくなりそうだったので、しばらく聴いてその場を後にした。
そんな思い出がこの曲を聴いていると今でも胸に込み上げてきます。
個人的な体験談をうだうだ語ってしましましたが、このアルバムでこのバンドに音楽的な確執が生まれたのはここに収められた楽曲の一つ一つが語っている。
今思えばANGRAはこの時点で分裂して然るべき状況にあり、むしろ分裂して正解だったと思う。それはその後のバンドの復活劇と充実度が物語っている。もしあのまま解散しないでもう一枚アルバムでも作っていたなら・・・おそらくANGRA史上唯一の駄作として歴史に泥を塗ることになったのかもしれない。


JUDAS PRIEST - Priest... Live! ★★ (2004-06-29 21:39:00)

何かと散漫な印象があるこのライヴアルバム。
まず観客の声がうそ臭い。別にサビに入ったからといって歌詞に併せて歌うわけでもなく、ただただキャーキャー言ってるだけ。この辺はMAIDENのライヴアルバムのように客も聴くところは聴く、騒ぐところは騒ぐ、歌うところは歌ってほしい。それが臨場感を誘い出すのだし、聞いている人間にその場にいるような錯覚を覚えさせるのだと思う。
アメリカで録音してなかったらこうはならなかったであろう。そこが惜しい。
選曲的に見るとやはり「TURBO」からの曲が多いわけだが、この時点で現在に至るPRIEST黄金のセットリストの片鱗が形成されつつあるのが分かる。
悪い点はあるが、しかしこの時期の彼らのスケールの大きさを知るには持って来いなので歴史的な価値という面では貴重なライヴアルバムだと思う。


PROCOL HARUM - Live ★★ (2004-06-29 08:28:00)

輸入DVD.2001年12月5日、デンマークはコペンハーゲンで行われたライヴ。
2003年の32年ぶりの来日を仕事の都合で見れなかったので、このDVDを購入した。
すっかり初老のGentlemanになったゲイリー・ブルッカーがステージ左、唯一の初期のメンバーのマシュー・フィッシャーがステージ右に陣取り、中央にギター、ベース、ドラムが並ぶ。ギターのジェフ・ホワイトホーンは90年代のメンバーだ。
選曲にも全時代を満遍なく網羅している。最終3曲のRepent Walpurgis~Conquistador~A Whiter Shade Of Paleは圧巻。
ゲイリーの渋い歌声、マシューの旗幟鮮明なオルガン。すべてが渋い!!!渋すぎる!!!
それにしても観客はおっさん、おばはんばっかやなぁ・・・。


IRON MAIDEN - Rock in Rio ★★ (2004-06-29 07:40:00)

リオ・デ・ジャネイロでの巨大モンスター・ライヴ。
往年の名曲の数々、そして当時の新曲が物凄いスケールで展開される様は圧巻!!!
それにしてもこの人たち、動く動く。とても50前のおっさんとは思えない。特にブルース・ディッキンソン!!!飛んだり跳ねたり、コサックダンス踊ったり、常に動き回っている。それが歌いながらなのだからこれまた凄い。
もちろん独特のヤニック踊りあり、ギターパフォーマンスあり、巨大エディーとの対決ありで視覚的にも楽しませてくれる。
またマーレイ氏やニコやヤニックがたまに子供みたいにオチャラケるのに対し、スティーヴとエイドリアンは戦戦兢兢と緊張の糸を絶やさないでプレイしているのが面白い。
とにかく見てみなければ分からない25万人という観衆の熱狂とメタル界の頂点とのぶつかり合い!!!必見です。しかし、ときたま音が小さくなるときがあるなぁ・・・
追加・ディスク2のThe Bandというところ、又は個々のメンバー紹介のところに行き、ある操作をすると面白い映像を見ることができます。これは笑える。そして下品すぎる!!!


SHAMAN - Ritualive ★★ (2004-06-22 21:35:00)

このライヴDVDを手に入れた。どうやらCDより曲は多いみたいだ。
内容は彼らのアルバムから全曲、そしてANGRAの「Carry On」、AVANTASIAの「Sign Of The Cross」、そしてHELLOWEENの「Eagle Fly Free」をトビアス・サメット、アンディ・デリス、マイケル・ヴァイカート等と共演している。
なんかお祭りみたいでとても楽しめた。映像も割と鮮明だし、カメラワークも上々で手ブレがほとんどない。
正直僕はSHAMANのアルバム、楽しめたのだが決してアルバムでは心に残るものがなかった。いい曲だな~と思ったのは「HERE I AM」ぐらいなものだった。しかしこれを見て全曲が魅力的に思えてきた。スタジオ盤とは異なった魅力がそこにはある。彼らの熱気溢れるパフォーマンスと音とが見事に昇華されて、個々の楽曲をとても魅力あるものにしていると思う。
そしてヒューゴ・マリウッティのプレイは初めて見たが、これがなかなかの実力者だということが分かった。ギターが1本であることを感じさせない多彩なプレイで楽曲に貢献していると思う。リカルドのサーカスのようなドラムソロも見てて楽しい。
全編見終わった後の印象は非常に良かった。ANGRAのDVDよりも楽しめた。
そして「LISBON」がやはり素晴らしい曲だということを再確認。もちろん「CARRY ON」も良かった。「EAGLE~」は・・・、アンディ頑張れ!!!マトスに負けちゃうぞ。
感動のライヴにMuito Obrigado!!!


IN FLAMES - Soundtrack to Your Escape ★★ (2004-06-21 00:42:00)

7th。一曲目のリフが流れてきた瞬間、うわっ!へヴィーやな、と思った。前作に比べ若干スピードを抑え、グルーヴのあるリフで構成立てていく曲作りが顕著になってきている。そしてそのリフに絡みつくアンダースの脅威のヴォーカルが色っぽい!!!
前作の「System」のようなストレートな曲が好きだった僕にとっては、ちょっと肩透かしを食らったようなアルバムだった(でもDead Aloneはかっこいいな)。しかし彼らの持ち味は十分に発揮されていると思う。
でもやっぱりライヴ見てみないとわからへんなぁ~。僕の場合IN FLAMESはライヴで演奏してなんぼのバンドなんです。ライヴで聴いていい曲やな~と思って家に帰り、CDを聴いてこの曲こんなによかったんか~、という経験が特にIN FLAMESは多いのです。
(今のところ13曲目を一番多く聞いているのがちょっと悲しい。)


IRON MAIDEN - Killers - Killers ★★ (2004-06-18 05:38:45)

2002年に発表された『EDDIE'S ARCHIVE』のDisc2にはこの曲のちょっと興味深いライヴバージョンが収録されている。
録音されたのは1980年の「READING FESTIVAL」でのこと。つまり彼らの2ndアルバムが発売される前のライヴ。ここでのKillersは明らかに歌詞が違う!又、楽曲アレンジも微妙に異なっている。僕はこのバージョンをそんなこととは知らず初めは聞いたが、歌詞の入りでびっくりした。
確かに2ndの本バージョンを聞きなれているせいで違和感があったが、何度も聴いてみるとこちらのバージョンもなかなかである。双子の弟のKillersを聴いているようで楽しめた。


HEART ★★ (2004-06-09 17:07:00)

「JUPITER'S DARLING」という新作が近々リリースされるそうです!
わーい! ドキドキ!


QUEENSRYCHE - Empire ★★ (2004-06-07 23:11:00)

佳曲ぞろいの、これまた傑作。
これまでのHM路線とは一線を置き、万人受けする曲が並ぶ。おそらくこれは意図してこういう作風に仕上げたのだと思う。「俺たちはこういうことも出来るんだ」と言わんばかりの色彩溢れた楽曲。はたしてバンドの思惑に介してアルバムは売れに売れた。
僕としては「Another Rainy Night」は最高の曲!
現行のリマスター・バージョンには「Scarborough Fair」収録!これがまたいいんだなぁ~!


LOST HORIZON - A Flame to the Ground Beneath - Highlander (The One) ★★★ (2004-06-06 15:49:06)

ドキドキした!
素晴らしい展開、素晴らしいメロディー。
このバンドの他にはない魅力を存分に封じ込めた感動の大作だと思います。
何といっても見せ場はラスト30秒からの全力疾走ですね。マラソンで言うなら本当にラストスパートしている感じがします。ほんでその疾走に乗るメロディーが半端じゃなくドラマティック。
大好きな曲です。


QUEENSRYCHE - Operation: Mindcrime ★★ (2004-06-05 17:20:00)

HMクイーンズライチの最高の到達点。HM/HRを語る時にはよく名盤や名曲という言葉が使われるが(中にはほんまかい?という怪しいのもありますが)、これは間違いなく全HM/HRファンが何の躊躇いもなく「名盤」であると認識しているであろう究極の至宝。
よくDTの「Metropolis pt.2」と比較されるが、僕は比較するまでもなくこちらの方が素晴らしく、歴史的意義も深いと思う。どうも「Metropilos pt.2」はこのアルバムを手本としている気がしてならい。ストーリーや構成だけでなく、アルバム発表後のプロモーションの仕方やライヴでの視覚的再現(「Livecrime」と「Live Scenes From NY」を見比べてみれば一目瞭然!)など似通っている(真似ている)点が多い。「真似ている=劣っている」という公式は決して成り立たないが、理屈抜きにしてもこちらのほうが素晴らしいと思う。
そしてこのアルバムはLIVECRIMEとワンセットと考えた方が良いでしょう。この頃のQUEENSRYCHEのアルバムの売り方は個人的に「名プロモーション」の一つです。


QUEENSRYCHE - Promised Land ★★ (2004-06-05 16:45:00)

素晴らしいと思います!
このアルバムがあったからこそQUEENSRYCHEは他の凡百バンドからの脱却を図れたのだと思いますし、これこそが音楽的に沢山の引き出しを持つジェフ・テイトのやりたかった音楽ではないでしょうか。QUEENSRYCHEが格が違うと皆が思い出したのはこのアルバムが強烈だったからに他ならないと考えます。
楽曲に関してもまとまりがあり、聴いていて違和感なく音の渦が通り過ぎて行くのがわかります。大木も浚ってしまうような音の圧力と流れが心地よい。「EMPIRE」のように一曲一曲が独立しているわけではなく、アルバムの流れを考え練り上げられていると思います。
やっぱりこのバンドは絶対同じことはやらないから好きなんだよなぁ。


QUEENSRYCHE - Hear in the Now Frontier ★★ (2004-06-05 16:28:00)

そこまで非難するアルバムではないと思います。
むしろ僕は最近このアルバムがどんどん好きになって来ています。
確かにそれまでのアルバムと比べると変化が大きすぎたのかもしれません。でもいい曲はちゃんとありますし、彼らの違った面が垣間見れてやっぱりこのバンドは懐が深いなぁ、と思え益々好きになりました。
個人的にこのアルバムの音像は「QUEENSRYCHE+最近のBON JOVI」といった印象を受けます。僕は後追いなのでわかりませんが、やはりこの音は発売当初に聞いていたなら嫌悪しまったのかもしれませんね。
でもやっぱりこういう様に常に変化と成長を求めて行く姿勢はとても尊敬します。音楽に限らず、人生にはまるでこのアルバムのように迷ったりする時期が必要なのでしょうね。
もう一度皆さんに聞いていただきたいアルバムです。最高とは言えませんが良いアルバムだと思いますよ。⑦「YOU」が好き。


GENESIS - Genesis - Mama ★★★ (2004-06-05 01:47:34)

僕はANGRAのミニアルバムで初めてこの曲を聴きましたが、その後このオリジナルを聴きました。
どこか草原の向こうの地平線を思わせる曲調がなんとも言えません。


HUEY LOWIS & THE NEWS - Fore! - The Power of Love (2004-06-02 01:15:29)

大阪はユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行った時、「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のアトラクションの周りのスピーカーからこの曲が爆音で流れているのを聞いてワクワクした。
アトラクションもこの曲との相乗効果でとても楽しかった。
そういえば「Back In Time」もながれてたなぁ・・。


URIAH HEEP - ...Very 'eavy ...Very 'umble - Come Away Melinda ★★ (2004-05-29 18:07:38)

なんとも言えない暗さと哀愁。
でも大好きです。
雨模様のロンドンの街角でたたずみ、店先の屋根の下でうつむきながら、コートの襟を立ててタバコをふかす男、
をこの曲を聴くと連想します。
でもよく聴いてみるとどうやら、父親と娘の問答形式になっていますね。左チャンネルが娘さん、右が親父さんですね。それでその内容がなんかゾッとしますね。どうやら戦争後に娘のメリンダが昔の家族の写真を見つけ、お父さんにこの写真の中の人たちは誰と尋ねていますね。
うわ~悲しい歌やなぁ、と思いながら聴いてて終盤で「その人は戦前にいたお前のお母さんだよ。」というフレーズが出てきたときには涙、というよりむしろ背筋が凍った。
娘役とお父さん役の両方を声色を変えながら演じきるバイロン氏に感服!!!
悲しいけれどこの曲が大好きです。この哀愁と悲劇の物語、堪りません。


HELLOWEEN - The Dark Ride - Salvation ★★★ (2004-05-27 06:24:01)

この前久しぶりにこの曲を聴きなおしました。
すばらしい曲ですね。再確認です。
あの時期バンドはめちゃくちゃな状況だったのによくこんなにいい曲作れたなぁと思います。
ローランドとヴァイキー、人間的な絡みは最悪だったみたいだけど、ここでの両者のギターの絡みは恋のように切なく激しい。
そして悶絶地点は開始から4分55秒。ここでのベース音!。この音!。この終盤に来てのドラムとの絡み方!。マーカスのセンスとウリとの相性は最高だったんだと実感。


STYX ★★ (2004-05-23 16:24:00)

STYXは最近沢山のライヴアルバムをリリースしている。「Return To Paradise」、「Styx World Tour 2001」、そしてREO SPEEDWAGONとの競演作「Arch Allies Live At Riverport」がそうだ。これらのアルバム、どれを聴いても素晴らしい。思いっきりロックしているし、メンバーが楽しみながら演奏しているのが音から聴き手に伝わってくる。正直言ってSTYXは大人しいバンドだと思っていた。しかしこれらのライヴアルバムを聴いて考え方が180度変わった。STYXはロックだ!しかも底抜けに楽しいライヴバンドだ!
個人的には「Return To Paradise」がお勧めです。昔のSTYXしか知らない人に聴いて貰いたい。今の彼らを。


QUEENSRYCHE - Operation: LIVEcrime ★★ (2004-05-20 08:31:00)

僕もCDよりもDVDのほうをお勧めします。
その強靭な肉体を駆使して歌い上げ、演技力も抜群なジェフ・テイト。
流麗なギタープレイを美しく決め、顔をしかめながら効果的なコーラスを披露するクリス・デガーモ。
少年みたいにかわいい容姿ながらも知性に溢れたワイルドさで旋律を奏でるマイケル・ウィルトン。
目立たない位置にいるが実はそのフィンガーピッキングがなんともカッコいいエディー・ジャクソン。
「何じゃこれは!?」という牢獄のようなドラムセットを縦横無尽に叩きまくるスコット・ロッケンフィールド。
すべてがカッコいい。そして見栄えが良い。
そして最後の展開には度肝を抜かれ、意識が飛ぶこと間違いなし。
プレーヤーのスタートボタンを押したら最後。晩飯の時間になろうが寝る時間になろうが一気に最後まで見てしまう。
ジェフのホワイトシューズが微笑ましい。
買いなはれ!


RENAISSANCE - Ashes Are Burning ★★ (2004-05-20 07:41:00)

邦題『燃ゆる灰』。1973年発表の彼らの最高傑作&掛け値なしの超名盤です。
僕にとっては間違いなくこの世で一番「大切な」アルバムです。メタルファンをもう10年近くやって来ましたが、このアルバムを超える感動を与えてくれるアルバムは他に見つかりません。目を瞑ってじっとこのアルバムを聴いていると、もう、なんと言いますか、悟りの境地のようなものを感じてしまいます。その儚くも希望に溢れるサウンドと的を射た的確なアンサンブルは仏様がお創造になった物としか思えません。
まぁこんなに僕がこのアルバムを好きな理由は個人的な思い入れもかなりあるのですが、それを抜きにしてもこのアルバムは本当に素晴らしい大傑作だと思います。
全6曲。美旋律の嵐。この世の美の結集です。特にタイトル曲は「永遠」です。
ちなみにこのアルバムには2種類のジャケットがあり、通常バージョンとSmilingバージョンがあります。つまりジャケットに写ったメンバーが笑っているか笑っていないかの違いなんですが、どう見てもSmilingバージョンの方が印象がよいです。現在日本では2001年に発売された紙ジャケットがそのSmilingバージョンを使用しています。見つけたら是非こちらを。


BELINDA CARLISLE - Heaven on Earth - Heaven Is a Place on Earth ★★★ (2004-05-19 07:16:19)

いい曲です。ちょっとコマーシャルっぽいけどね。ギターエッジがしっかり効いているのも好感触。
昔車のCMに使われていたのを聴いていい曲だな~と思ってやっと探し当てた時にはとても嬉しかったです。そのCMもヨーロッパの石畳の町を車が走る、みたいな設定でとても曲のイメージとマッチしていました。
でも彼女の声を聞くとどうしてもFLEETWOOD MACのスティーヴィー・ニックスを思い出してしまう。声質が似てるから。だるそうに歌うところなんかそっくり。


PINK FLOYD - Live at Pompeii ★★ (2004-05-14 06:42:00)

観客の一人もいないライヴ。
PINK FLOYDが1971年に発表したイタリアはポンペイの円形競技場で行ったライヴの模様を2003年、DVD化に際し新たな映像やインタビューを加えて編集し直したものだ。正式にCD化はされていないがこのライヴは映像がないと作品として成立しない。なぜならこれはPINK FLOYDの映画として撮影されたものだからだ。
廃墟のような円形競技場の真ん中に機材だけを持ち込み、観客が一人もいないその場所でバンドが演奏する。と聞くとなんだか面白くなさそうだが、実はその逆で非常に観ていて興奮するし演奏も熱い。そしてなんともその雰囲気に圧倒されてしまう。随所に挿入されるポンペイの廃墟や遺産物の映像が、当時のFLOYDの音楽の危険さや野蛮さ、そして神秘性に溶け合い、もの凄いまでの神々しい雰囲気を創り上げる事に成功しているのだ。
「おせっかい」のレコーディング期間に撮影されたものらしく、やはりメンバーがみな若々しい。更にニック・メイスンのドラムはスタジオ盤よりも激しく荒々しく、またそのばち捌きが半端じゃなくカッコいい。脇を締め、力強くも一つ一つスナップを効かせながら丁寧に叩いていくその姿。美しいです。
「どんな映画を撮っているんですか?」と聞かれ、「ロックンロール」と答えるロジャーの言葉が印象的だ。


TOTO - The Seventh One ★★ (2004-05-13 00:33:00)

88年発表の7thです。
前作から加入したジョセフ・ウィリアムズのヴォーカル・センスがここに来て開花したという感じの素晴らしい作品です。ジョセフの歌のうまさはいわずもがな。音の方もそれまでのTOTOの音楽性に、当時全盛であっただろう商業ハードロックの空気が加わって非常に面白いものになったと思います。
「Pamela」「Stop Loving You」「Home Of The Brave」はその中でも特によくできた作品だと思いますが、中でもお勧めな曲は5曲目の「Mushanga」です。切なさと寂寥を湛えたこの曲は他には類を見ない個性を放つ素晴らしい曲だと思っています。なんとも言えない、なんとも表現できないんだけれども心に訴えかけてくる曲です。イメージで言うならば夏の終わりの夕焼けの海岸で、やさしく吹き付ける冷たい風に秋を感じ、ひと夏の恋はもう過ぎ去ったことを悟る、というような感じでしょうか。
しかも個人的にこの曲にはかなりの思い入れがあって、聴くたびにいつも切なく、そして悲しくなってしまいます。とても大切な思い出がこの曲はあります。
とにかくTOTO随一の名曲(と僕が勝手に思っている)であるこの「Mushanga」が収録されたこのアルバムを皆さんもぜひご賞味あれ。


EDGUY - Hellfire Club ★★ (2004-05-12 02:00:00)

アルバムが発売されて2ヶ月、10回近くはこのアルバムを聴き通したと思う。
しかし、何故か前作『MANDRAKE』よりも楽しむことができない。
たしかに彼らの持ち味は十分に発揮されているとは思うのだが・・・何故?
しかし、漠然とだがなんだか理由がわかって来た気がする。
「ちょっとEDGUY、力みすぎたかな。」と。
前作に伴う多数のフェスティバルとツアーでヨーロッパや日本で人気と株を上げ、次が本当の勝負だという気概からか、気合が入りすぎた感があるのだ。それはアルバムの音からもジャケット写真からも判る。100%の力を出しすぎて空回りした。それが音に表れた。そんな気がしてならず、僕はこのアルバムを前作のようには楽しめずにいる。
そう思うと『MANDRAKE』は実にいい具合で歯車が回り、全力投球ながらも肩に力が入らず心はリラックスして作ることのできたアルバムだったんじゃないかと今になって思う。正に80%ぐらいの力、野球で言うなら打球が一番飛ぶ力。ジャケット写真も落ちついてはいるが中には秘めたるものが感じられるし・・・。
『MANDRAKE』は凄かったと思う。このアルバムを聴いてそう思った。
(しかし相変わらずドラムは聴いてて気持ちがいい!)


TOTO - Live in Amsterdam ★★ (2004-05-09 04:24:00)

2003年発表。TOTO25周年はオランダ、アムステルダム公演のライヴ。
DVDも出ていて僕はDVDの方を買った。これが素晴らしい内容である。
久しぶりにバンドに戻ったボビー・キンボールの熱唱は心を打ち、スティーヴ・ルカサーのギターも色っぽさがあり(顔はかわいいけど)、そして名人芸である。
でもやっぱりサイモン・フィリップスのドラムが秀逸!。聴いていて気持ちがいいドラムとはこういう音なんだと実感。それからこのバンドは本当にコーラスが綺麗!!!。マジで。多分サイド・ギターのトニー・スピナーがとてもよい声をしていると思う。無論みんな歌は上手いけどね。「Africa」のコーラスなんてホント綺麗すぎて溜息が出ます。
セットは地味だけど、雰囲気は最高。照明もバッチシ。オーディエンスも若い人から熟年層まで幅広い。大人の雰囲気たっぷりの一時間半。
そしてボーナス映像ではメンバーの最高の下品&おちゃめぶりが観れて絶品。中でもルカサー氏のはちゃめちゃぶりはほんとに子供みたい。ほんとかわいい。真っ赤な真っ赤なまんまるほっぺ。(おおき~い、ち○ぽさ~ん♪笑)
意図したものかは判らないがギターソロではルカサー氏の運指を追いかけるようにカメラが近づくのでギター小僧は2倍楽しめます。


BLIND GUARDIAN - Live ★★ (2004-04-29 00:19:00)

↑そんなものにこだわらずに皆さんが書いているように内容は素晴らしいのですから自分の耳で確かめてみてください。
BGはファンのことを常に考えているバンドですから。


SCORPIONS - Acoustica ★★ (2004-04-22 02:12:00)

同タイトルのDVDはCDよりも100倍感動できます。曲目もDVDの方が多いです。
なんといってもこの作品、雰囲気が素晴らしい。ポルトガルはリスボンの修道院のパティオを舞台にしているせいもあってかとても神聖な雰囲気がありながらも、マリア様の御胸に抱かれたような温かみのある演奏がノリのいい観客と共に素晴らしい空間を創り出しています。
ノリノリソングに激変している「Catch Your Train」では女性ダンサーも登場。舞台に華を添えてくれます。このライヴの為に書かれた新曲も4曲ありますが、どれもしっとりとしていて秀逸な出来!!!。特に僕は「I Wanted To Cry」がとても気に入りました。「僕は泣きたかった。でも涙が出てこなかったんだ。」という歌詞がとても印象的です。
実は僕、このDVDを初めて見たのは日本ではなくて何を隠そうこのライヴの舞台であるリスボンだったのです!!!。その時僕は大学生で、バイトをして貯めたお金でヨーロッパ一人旅に行ったのです。そしてこのリスボンの町にあるデパートに入り、オーディオ売り場を通りかかった時、このDVDが5.1chの機器で流されていました。しかも!、そこにはちゃんと視聴用にソファーまであり、そのオーディオの凄さを体験できるようになっていたんです!!!。そして僕はそのソファーに座りましたよ。というか、もう座るしかないでしょう!!!(笑)。そしてこのライヴをその場所で店員の目も気にせず(いや、ちょっと気になったかな・・)全部見ました。
そして日本に帰ってきてから速攻でこのDVDを購入しました。
ボーナスビデオやメイキング映像の方に収録されているリスボンの坂の多い美しい町並み。自分の歩いた場所がそのまま映像となっていて、このDVDを見るとその時の思い出が目の前に蘇ってきて、とても感傷的な気持ちになります。僕にとってはこの作品は大事な思い出ファイルなんです。
そしてまたゲストミュージシャンのチェロ弾いてる女性の美しいことこの上なしです(笑)。
ほんでこのDVD観て思ったんですが、ルドルフの兄貴、イカしてますね~!弟さんとは違ってあまり目立ちたがり屋ではなさそうなお兄ちゃんですが、またその落ち着きようがいい印象を与えています。すっかりカッコいい親父になってます(笑)。
というわけで素晴らしい作品です。たしか最近廉価再発されていたような・・・。だからたぶん、安いよ。
Muito Obrigado & Danke, Scorpions!!!


SONATA ARCTICA - Ecliptica - My Land ★★★ (2004-04-20 03:03:28)

SONATAに名曲多数あれど、僕はこの曲が一番の名曲だと思っています。
別格です。
この終始哀愁を湛えながら流れていくメロディーはとても普遍的でありながらもマニア心を刺激して止みません。
速い曲も書けて尚且つこういうミドルテンポよりちょっと速い曲でも素晴らしいものを作れるこのバンドはほんとに凄いですね。
ライヴではずーっとプレイして欲しいです。


HEART - Bad Animals - There's the Girl ★★★ (2003-11-01 00:28:29)

うお~!なんて切なくも美しい曲なんだ~!
このアルバムの3曲目、「Alone」からこの曲への連発は堪らない。
「あなたの求めてた女がそこにいるのよ」なんて歌詞は女性にしか表現できないだろうな。


EDGUY - Burning Down the Opera: Live ★★ (2003-09-01 00:47:00)

このライヴ盤を聴いてトビアスは声質・風貌・パフォーマンス・MC共にブルース・ディッキンソンに良く似ていると思いました。特に息遣いが似ているんですよね、ブルースに。トビアスもいつかは「ドイツのブルース・ディッキンソン」と呼ばれるくらいの実力とカリスマを身に付けてほしいです!
ライヴ事態に関して言うとこれは文句なし!迫力がありすぎて自分もライヴ会場にいる気がしてくる。演奏陣も堅実ながらも要所要所でテクを見せ付けています。とりわけドラムが安定していて非常に心地よく聴くことができます。こういうドラマーがいるバンドは強いですね。


TWILIGHTNING - Delirium Veil - Seventh Dawn ★★★ (2003-09-01 00:31:47)

AメロからBメロまでは掴み所のないメロディーが続くがサビに来てパッと花開く曲展開が堪らない!
ヴォーカルはうまいしギターソロも秀逸だ!


LED ZEPPELIN - Led Zeppelin Ⅳ ★★ (2003-08-06 00:24:00)

「天国への階段」に彼らのすべてが集約されている・・・。
辛い時、哀しい時、全てを投げ出してしまいそうな時、この曲があなたの代わりに泣いてくれる。ジミーのギターが異次元を駆け巡り、一瞬の間だけでも全ての感情を忘れさせてくれるでしょう・・・。
全てのドラマティック・ロック・バラードの先駆けであり、基本中の基本!。


TERRA NOVA - BREAK AWAY - NOT HERE WITH ME ★★★ (2003-07-30 00:05:09)

うお~!こいつは最高のバラードだ~っ!
こんなにいい曲を作っているのに解散してしまったなんてほんとに悲しいよ。
さぁ、このアルバムを持っているあなたは早速CDラックから取り出して最後の曲を頭出ししてみてください!
ね、ほら、イントロから最高にドラマティックでしょ。この時点でいい曲だということが判りますよね!
とにかく一度きいてみてください。感動します!!!


EVANESCENCE - Fallen ★★ (2003-07-17 22:13:00)

こういうバンドがアメリカから出てきたこと事態が事件である!
そしてまたこれが売れに売れているという事実が信じ難い。
僕にとっては本当に素晴らしいアルバムとしか言いようのない説得力を持っている。
「Bring Me To Life」のPVも展開が面白くてなかなか楽しめた。
そうですね~、SENTENCEDの女性版といってもいいかもしれませんね。SENTENCEDが好きな人はこのアルバムも気に入ると思いますね。歌詞・曲調共に共通する部分が多いです。


BON JOVI - Cross Road - Always ★★★ (2003-07-08 01:27:44)

↑同感です。あのリッチーのソロは本当に素晴らしいです。同様に僕はジョンがアドリブで歌う「Through The Wind. Through The Snow~」という部分も大好きです。顔をクシャクシャにしながら、まるで魂を吐き出すかのように感情を込めて歌うジョン。あんなにカッコいいエンディングのアドリブは他にない。


TOTO - The Seventh One - Mushanga ★★★ (2003-06-29 22:36:06)

この曲が世界で一番好きです。No.1ソングです。
究極の個性を持つ名曲・・・僕はこの曲に似た他の曲を知りません。
決してもの凄い泣きのメロディーを放つ曲ではなく、作曲者側もそれを意識したわけではないのでしょうが、聴いている側としては自然に心が洗われ瞼に熱いものがこみ上げて来ます・・・。
なぜか分かりません。不思議な魔力を持つ曲です。


FOCUS - Live at the Rainbow ★★ (2003-03-20 23:45:00)

73年発表。絶頂期の正にその瞬間を捉えた歴史的名ライヴアルバム。
場所はロンドン・レインボー・シアター。
なんといっても圧巻は最後の「Hocus Pocus」~「Sylvia」~「Hocus Pocus(reprise)」の流れである。ものすごい疾走感と大木の壁をもぶち抜くようなヤケクソ気味の破壊力は凄い(笑)。
このときのレコーディングでアルバム収録時間の関係で「House Of The King」と「AnonymusⅡ」が収録されていないらしいが、これもいつか世に出ることを期待している。
オリジナルLPは変形ジャケで有名。


CAMEL - The Snow Goose ★★ (2003-03-15 23:14:00)

確かに小説と音楽を同時進行で楽しむとものすごい感動が味わえます。
実はこの「スノーグース」、子供向けの童話みたい(小学校の教科書で出てくるような)童話なんですが音楽をあわせれば大人でも楽しめます。
スタジオ盤の「スノーグース」もよいですが、僕は「ライヴ・ファンタジア」に収録されている全曲演奏の方がよりパワフルかつ繊細で好きです。しかも「ライヴ・ファンタジア」の方はオーケストラを導入していてこれがイギリス北部の鬱蒼として荒廃した雰囲気を醸し出すのに一役買っています。是非このライヴ盤とあわせて聴いてみてください。
しかしこのアルバムは病み付きになります。「醜い画家ラヤダー」のあのフルートの旋律を聴くだけで僕の脳みそは頭の上に浮いて彷徨いだします。


METALLICA ★★ (2003-03-08 05:28:00)

初めまして。
METALLICAとは直接関係ないかもしれませんが気になった点を一つ。
「・・・・・、外国語にのめりこむような性格の方はロックやポップスに興味を抱かない(笑)」
上でこういう意見が出ていますがこれに関しては僕は異論を唱えたいと思っています。発言者の方は文章の後に(笑)マークを付けていらっしゃるので発言自体はそれ程本気ではないのでしょうが・・・。
まず、私は音楽と言語は非常に似通ったものであると考えています。何を隠そう私は大学で言語を専攻しておりましたので、普通の方よりは言語に対して見識が深いと思っております。そして私は言語研究とロックに大きな興味を持った人間なのです。
音楽と言語。全く関係が内容に思われますが実は表裏一体の関係にあるのです。まず音楽が「音」から構成されるものであるというのは誰でも分かりますが、言語に関しても口から出てくる空気、つまり声も「音」の要素の一つなのです。確かに言葉には口語と文語がありますが、原始的にみるならば口語の方が文語より重要かつ価値があるはずです。
そして、その声に関しても子音(唇や舌、歯、喉によって調声される)と、母音がある訳で、その組み合わせによっては何万もの音の組み合わせができるわけです。その他、音の長さや声量によっても響きは変化します。それが言語を作り出す要因となり、現在のように何千もの言語が世界に存在するのです。逆にその組み合わせがほとんど一緒なら言語としての認識はなされず、方言として捉えられるでしょう。
これを音楽に置き換えてみると、音楽にも音符や音の長短があり組み合わせれば数え切れない程の音を作ることができるでしょう。
世界には沢山の言語がありますが、それはつまりそれだけの音の組み合わせ、つまり音声体系があるわけです。これも音楽で考えてみると、例えばイタリアの音楽にはイタリアっぽい音符の組み合わせがあり、日本の音楽にも日本独特の音符体系があるわけです。
つまり音楽も外国語も音を扱うという点にとっては同じである訳です。
そういうわけで、外国語にのめり込む人は意外に音楽も好きという人は多いと思います。そういう人は音の響きと組み合わせを楽しんでいるのではないのでしょうか。


KING CRIMSON ★★ (2003-03-06 22:47:00)

例えて言うならYESは「桃源郷に住む天使」、PINK FLOYDは「時空と空間を操る者」、EL&Pは「機械的なトリオによるサーカス」、そしてKING CRIMSONは「暗黒の世界からの使い」というイメージを僕は持っています。
過剰な思い込みは時に融通を効かなくしてしまうこともあるが、誰しも上のようなイメージを個々のバンドに対して持っているのではないだろうか。
しかしどのバンドも魅力がありますね~。そしてKING CRIMOSONは4つのバンドの輪の中の暗の部分を担っていたと考える。四天王と呼ばれた彼らは互いに切磋琢磨し合い、自分たちの音を確立した素晴らしいバンドであった。


KING CRIMSON - Discipline ★★ (2003-03-06 22:43:00)

確かにそれまでのCRIMSONとは全く違いますが良い作品だと思います。フリップ氏がCRIMSONの3大傑作の中にこれを挙げるのもわかる気がします。
とにかく無類のポップセンスを発揮しています。とても複雑なことをやっているにも関わらず、ポップ性を失わず且つ自然に聞こえるのはもはや超人の域に達している証し。
聴けば聴くほど良さが分かり、長く付き合えるアルバムだ。


YES - Fragile ★★ (2003-03-06 22:14:00)

72年発表。4作目。
前作でスティーヴ・ハウが加入しバンドの方向性がひとつにまとまり、そしてここでリック・ウェイクマンが加入し我々が創造するYESの音が確立された歴史的名盤。ジャケットにもロジャー・ディーンを起用し始めた転機となる作品だ。
全9曲のうち4曲はバンドとしての作品、残りの5曲はメンバーが個々にアイデアを形にしたソロ曲である。
バンドサイドの4曲はどれも必聴!文句なし。ソロのほうで良いのはスティーヴ・ハウの⑧Mood For A Dayで、あとはそれほどでもない。しかし長い曲の間にソロの作品が挟まれる形になっているのであまり耳障りではない。
とにかく!、①Roundaboutと⑨Heart of the Sunriseだけで買う価値あり!
DREAM THEATERファンは是非。彼らが登場する何十年も前にこんな音楽が存在していたのです。


YES - In a Word: Yes (1969– ) ★★ (2003-03-06 22:00:00)

ボリュームだけで大満足!
僕のように「生まれたときにはYESの全盛期はとっくに過ぎていた」という人にはお勧めのBOX。また全盛期しか知らないという人にもデビューから今までのYESが詰まったこの作品はうってつけであろう。
そしてなんといっても音がいい。RHINOのよるリマスターによりクリアな音でYESの桃源郷の世界を堪能できる。以前に過去の個々の作品が紙ジャケ再発されたときにもリマスターされ、良い音だと思ったが、個人的に今となってはこちらの方が好き。紙ジャケのほうはちょっと耳を突く感じがしたので。
5曲の未発表曲はお世辞にも良いとは言えないがこれはこれで「おまけ」みたいなものとして捉えれば良いだろう。
(このボックスの匂い・・・大好き)


EMERSON, LAKE & PALMER - Then & Now ★★ (2003-03-05 01:09:00)

98年発表のライヴ盤。二枚組みで一枚目の前半が74年のカリフォルニア・ジャム出演時のもので、一枚目の後半と二枚目が97年と98年のツアーからのハイライトが収録されている。
まず一枚目前半の74年のライヴは音質はよろしくないが凄まじいほどの熱気が伝わってくる。一曲目の「Toccata」のカール・パーマーのドラム連打から悶絶もの。そして次第にテンションは上がって行き、「Karn Evil #9」では最高潮に達する。メンバーが言うとおり「最高のパフォーマンス」が収められている。
97年と98年の方はこれはこれで音が素晴らしく、落ち着いて聴ける。全盛期程の勢いはないものの、すっかり大人になったEL&Pの渋い演奏が聴けるのが特徴。特に「Lucky Man」や「From The Beginning」などのスローチューンでは昔よりも味が出ていて僕は好きです。落ち着いたとはいえカール・パーマーのドラムは相変わらず凄い。
一作品で二つのEL&Pが堪能できる好盤です。


STRATOVARIUS - Intermission - It's a Mystery (2003-03-04 08:25:40)

なかなかかっこいい曲です。Hunting High & LowやEagleheartに通じる部分があるかもしれないがこっちのほうがやや暗く、艶やかではない。


SONATA ARCTICA - Winterheart's Guild ★★ (2003-03-03 00:48:00)

色々な意見があるようですが、高水準であることは間違いないアルバムだと思います。
疾走曲に「これだよ!」というキラーチューンはないかもしれませんが、むしろミドルテンポやスローチューンにおいて彼らの成長は如実に現れています。トニーのヴォーカル表現もUPしていると思います。


KING CRIMSON - Larks' Tongues in Aspic - Larks’ Tongues in Aspic, Part One ★★★ (2003-03-02 01:42:34)

暗い部屋の中には蝋燭の明かりだけが灯り、その蝋燭の周りに集まった者の顔を照らし出している。部屋の窓は締め切られ、人間が出す体温と蝋燭の熱で部屋はじめじめしている。「暑い。」服の中を自分の汗が下に落ちていくのがわかる。
ふと横を見ると壁もその熱気で汗をかいており、見ようによっては蝋燭の明かりに照らされて、血を流しているようにも見える。しばらく眺めていると、恐ろしいことにどうしてもその壁にしたたる無数の血から目を反らすことができない。まるで何かに取り付かれたように、あるいは目の先にあるものと戦うかのように・・・
しばらくして我に戻り、蝋燭のある方へ向き直ると、さっきまで一緒にいたはずの仲間が皆姿を消している。
突然背中に悪寒が走る。
「後ろに何かいる。しかも人間の匂いではない、もっと凶暴で動物的な匂いだ。」
体中が恐怖におびえ、小刻みに皮膚が震える。
そして遂に意を決して、おそるおそる後ろを振り返って見ると、そこには・・・!!!
僕が持つこの曲のイメージです。しかも最初の部分だけです。もっと言葉を知っていれば僕のこのイメージを詳しく、そして巧みに表現できるのでしょうが僕の能力ではここが限界(恥ずかしい)。
とにかくおどろおどろしいのです・・・


KING CRIMSON - Lizard ★★ (2003-03-02 01:10:00)

僕は好きですよこのアルバム。
確かに「宮殿」やジョン・ウェットン時代とは音の印象は異なります。
しかし甘美さ、流麗さをとってみれば非常に質の高いアルバムであると思います。
特にタイトル曲は秀逸ですね。ジョン・アンダーソンの声は歌い方でどのような曲にでも合うということがわかります。この部分は特にメロディーが綺麗ですね。
ハチャメチャで訳のわからない奇怪でおどろおどろしいクリムゾンも好きだけど、こういうクリムゾンも好きです。
そしてジャケットがまた素晴らしい。見ているだけで御伽噺の中に吸い込まれそう。


SONATA ARCTICA - Winterheart's Guild - Silver Tongue ★★★ (2003-02-28 01:31:46)

ソナタのアルバムの中には必ずある速そうで実はミッドテンポな曲(Black Sheepのようなね)。サビのメロディーがとても心に残る。しかしこの終わり方はかなりの部分を譲ったとしても頂けない。しかしいい曲ですよ。


SONATA ARCTICA - Winterheart's Guild - The Cage ★★ (2003-02-28 01:27:20)

聴き所はソロに入る前のつなぎの部分でしょう。凄まじい高揚感です。思わずコブシを握ってしまいます。もちろんソロに入ってからも最高です。


FOCUS - Moving Waves - Eruption ★★★ (2003-02-28 01:15:47)

23分にも及び、15のパートに分かれる大作。
フォーク、ロック、クラシック、ジャズなどすべての音楽の要素を詰め込んだかのような曲展開は圧巻。
EL&Pの「TARKUS」「KARN EVIL 9」、PINK FLOYDの「ECHOES」「ATOM HEART MOTHER」、そしてYESの「CLOSE TO THE EDGE」などと同次元で語られてもおかしくない傑作である。


FOCUS - Moving Waves ★★ (2003-02-28 01:07:00)

71年発表。オランダから登場した欧州プログレッシヴ界の重鎮の2nd。
このアルバム当時は全世界で絶賛の嵐を巻き起こし、大喝采を浴びたようである。
60年代後半からのプログレッシヴロックの興隆の中でも彼らは英国とは一味違う感覚で音楽を作り上げていたように見える。
そしてこのアルバムは2ndにして彼らの代表作。はっきり言って捨て曲はない。
ヨーデルヴォーカルをフィーチャーした「Hocus Pocus」、前曲のハードさから一転、叙情と哀愁が胸に染みる「Le Clochard」「Janis」「Moving Waves」「Focus Ⅱ」(こういう混沌とした哀愁を漂わせる曲をやらせるとプログレ本国イギリスよりも大陸のミュージシャンの方がうまいなぁ・・・。それは今も変わっていないと思う)。そして最後は23分にも及ぶインストの大曲「Eruption」!この曲は凄まじい。朝焼けを思わせる荘厳なメロディーで静かに始まり、すぐさま展開・音ともにもろにEL&Pと言わんばかりのインストバトルが繰り出される。しかし要所要所でメロディーを大切にするあたりは彼らの得意技といってもいい。その後もシンフォニックに、そしてジャズにありとあらゆる要素を取り入れながらフィナーレを迎える。正に息をつかせないとはこの曲のことを言うのではないか。
帯叩きにあるように、これは「プログレッシヴ・ロックの真髄として永遠に語り継がれるであろう歴史的名盤!!」である。


FOCUS - Moving Waves - Hocus Pocus ★★★ (2003-02-28 00:39:16)

いわずと知れた彼らの代表曲。
最近ではHELLOWEENが「METAL JUKEBOX」の中でカヴァーしていたので記憶している人もいるであろう。
しかしHELLOWEENヴァージョンは原曲の持つ勢いや力強さは表現し切れていない。やはりオリジナルが一番である。
これは彼らの中でもかなりハードな曲であり、へヴィーメタルと言っても良いほどのへヴィさを持つ傑作である。他のバンドには真似のできないヨーデルヴォーカルをフィーチャーしたこの曲は欧州本土のプログレ界が活気付く原動力となった要因として歴史に刻まれたまさに金字塔である。


CAMEL - Mirage - Supertwister ★★★ (2003-02-27 23:00:27)

名作「MIRAGE」の2曲目。
1曲目のハードな「FREEFALL」から一転、心の奥底まで染み込んでくる哀愁メロディーを奏でる名曲です。
フルートの音はどんなメロディーでも美しく、きれいに聞こえるものですが、この曲のメロディーは正にフルートのために作られたものであると思います。言い換えるならフルートでなければ駄目!と言えるくらいのものです。


PINK FLOYD - The Dark Side of the Moon - Money (2003-02-15 02:26:57)

お金が落ちる音にあわせてリズムを刻んでいくあたり、やはりこの人たちでないと発想できないであろう。


KING CRIMSON - In the Court of the Crimson King - 21st Century Schizoid Man (including Mirrors) ★★★ (2003-02-13 16:21:45)

「今回の再発にあたり、可能な限りオリジナル表記を維持する努力をしてまいりましたが、倫理上不適切な表現があるということで、一部邦題を変更させていただくことになりました。ご了承ください。」

もちろんアレでしょ。そんなに倫理上問題があるとは思えないよ。だってこれを買う人は皆「精神○○者」だからね(←真に受けないでね)。


GENESIS - Foxtrot - Supper's Ready ★★★ (2003-02-13 09:03:58)

GENESISの代表曲、そして22分57秒の大作。
怒涛の展開でありながら、メロディアスな文句なしの名曲である。7部構成されており、それぞれ表情が違っているが、定期的に主題を展開していくあたりはPINK FLOYDの「ATOM HEART MOTHER」と似ている。


GENESIS - Nursery Cryme - The Return of the Giant Hogweed (2003-02-13 08:58:25)

出だしはインベーダーゲームのBGMか?と思うほど無機質だが、それも数十秒で終わり、いつものGENESISに展開していく。
なんとも言えない不気味さが魅力的な佳曲。


EMERSON, LAKE & PALMER - Trilogy ★★ (2003-02-13 08:05:00)

素晴らし過ぎる傑作。
とにかく全曲聴いて下さい!、としか言えませんが、秀逸な曲を挙げるとやっぱり「永遠の謎」「Hoedown」「Trilogy」でしょうか。
「Howdown」はとにかく楽しい!!!。この曲、是非座って聴かずに立ち上がって聴いてみて下さい。間違いなくあなたは飛び跳ねます。バカになれまっせー!(笑)。
「Trilogy」はとても美しい曲。ジャケを見ながら堪能してみて下さいな。
そしてそのジャケットがまた良い出来。広げてみると異国の地の朝焼けを望む旅人のような雰囲気を見るものに与えてくれます。でもなんで皆さん裸なの?(笑)


YES - Close to the Edge ★★ (2003-02-13 07:47:00)

72年発表。5th。邦題「危機」。全3曲。
正に全盛期の勢いをそのまま汲み取った素晴らしい内容である。
まず20分を超えるタイトル曲で度肝を抜かれる。様々なリズム、ハーモニーも理論的には成立していないと思われるがそれでも自然に聞こえてさせてしまうのはYESの最大の魅力と言ってもいい。他の2曲もそれ以後ライヴで頻繁に演奏される佳曲である。
またこのアルバムはベスト盤などの編集盤などで聞くことはあまりお勧めしない。是非このアルバムで聴いて欲しい。なぜなら内ジャケのロジャー・ディーンのイラストが素晴らしいからだ。正にアルバムのユートピアの音を表現した絶妙のタッチ。このイラストは更にあなたのイマジネーションの大きな助けとなってくれるでしょう。
とにかくどっぷりと聴くも良し、気楽に聴くも良し。その音の洪水に身を委ねろ!
(因みに紙ジャケで復刻した緑の歌詞カード。ハッキリ言って解読不能です・笑)


EMERSON, LAKE & PALMER - Brain Salad Surgery ★★ (2003-02-12 00:59:00)

73年発表の5th。邦題『恐怖の頭脳改革』。
このアルバムの最大の評価要因はそれまで理論をベースに構成されていた感のある彼らの音が、このアルバムでは感情表現を念頭に置いた曲づくりがなされている点にあるのではないだろうか。特に「悪の教典#9」ではそれが顕著で、理論云々よりもむしろ「ロックンロールショーへようこそ」というメッセージ性の方が自己主張をしているように感じられる。
そのほかの曲も全て秀逸で、ジナステーラのピアノ協奏曲からの編曲「トッカータ」では、かつての『展覧会の絵』に匹敵するアレンジの巧みさをまざまざと見せ付けている。
まさにプログレ屈指の名盤!聞いて損なし。


YES - Fragile - Heart of the Sunrise ★★★ (2003-02-11 03:25:27)

DTを先に聞いた僕にとってはこの曲は衝撃だった。はっきり言ってDTの曲です、と言われても納得してしまうであろう(音の古さはあしからず)。ステーヴ・ハウとリック・ウェイクマンがその惜しげもない技を披露する超絶インスト部分は必聴!


YES - Fragile - Roundabout ★★★ (2003-02-11 03:20:50)

所謂プログレというものを聴き始めた頃には毎日のように聴いていました。決して難解なことはやってないけど、意外に乗れる曲調が心地よいです。


EMERSON, LAKE & PALMER - Emerson, Lake & Palmer - Knife‐Edge ★★ (2003-02-11 03:13:53)

なんだかこのドタバタ感に絡みつく掴み所のないメロディーが堪りません。しかし意外にテクニカルな部分を見せる曲でもあります。
GENESISのアルバム「Nursery Cryme」を思わせる奇怪なメロディー、なんだか嵌っちゃうんです。EL&P版、怪奇骨董音楽。


EMERSON, LAKE & PALMER - Trilogy - Trilogy ★★★ (2003-02-11 03:05:39)

朝焼け(または夕焼け)を思わせるイントロ、流れるようなメロディー、中間部における主題の展開、EL&Pの美しいところが詰まった素晴らしい曲です。
確かにインスト部分にはハードさが若干少ないですが、彼らの美的な色彩のある曲の中ではずば抜けている出来だと思います。


X JAPAN - DAHLIA - Tears ★★★ (2003-02-08 20:44:07)

Yoshikiの薄いガラスのように繊細な感情が表れた名曲。いや!違う、神曲!
もうこんな曲書くほど美しく純粋な心を持った人は日本の音楽界には出てこないのではないか。たとえ時代がどう変化しようと、たとえ自分自身を見失ったとしても、せめてこの曲を聴いて素直に「素晴らしい」と思える感情を絶対忘れたくない。


SONATA ARCTICA - Songs of Silence: Live in Tokyo ★★ (2003-02-08 01:35:00)

このジャケは何とかならなかったのだろうか。
絶対外国盤の方が全ての面においてかっこいいです。なんで日本盤も同じにしなかったんだろう。日本=漫画の国というイメージがあるのかな?
ジャケットは極端に言えばアルバムの色を決めてしまうものなのでもう少し気を使って欲しいです。
でも肝心の音のほうはなかなかいい演奏をしていると思います。


YES - Yessongs ★★ (2003-02-07 13:48:00)

73年発表。
「サード・アルバム」「こわれもの」「危機」の時期の楽曲を収録したライヴ盤。
この頃のYESを知るにはもってこいのライヴ盤です。選曲もベスト。
ライヴでもほとんどスタジオの演奏を忠実に再現しようという意気込みが伝わってきますが、うなぎさんも言うとおりドラマーが代わっている事でスピードやタイト感に若干の変化がある。
YESのオリジナル意外にもキーボードソロではリック・ウェイクマンのソロアルバム「ヘンリー8世と6人の妻」からの抜粋が収録されている。これが秀逸の出来!。僕はこの曲のスタジオバージョンは知らないものの、彼の技術を全てさらけ出したようなこの小曲インストには鳥肌が立った。プログレというものにはDTから入った僕ですが、ジョーダン・ルーデスが出てくる何年も昔にこんなに凄い人がいたなんて、今まで知らなかった僕が歯がゆくなってしまいました。正に空間と時空を操る錬金術師リック・ウェイクマン!。あなたは化け物です。
ちなみに98年の紙ジャケ化ではアナログ盤オリジナル仕様の特殊見開きジャケットを初再現、写真入りのブックレットも縮小して封入。そしてCDまでアナログ時代の3枚に戻している(その分値段が多少高くなっているのがちょっと・・・)。


EMERSON, LAKE & PALMER ★★ (2003-02-06 21:20:00)

僕も紙ジャケ再発全部買いましたよ!
僕の場合には音楽を聴き始めた頃には既にCD時代でしたので、今回紙ジャケというものを初めて買い、全体が小さくなってはいるものの当時の雰囲気や質感を味わった次第です。
なんだか紙ジャケっていいですね。それがただ古くてアンティークな感じだからというわけではなく、なんとなく人間的というか、温かみがあるんです。(こんなこと考えているのは俺だけか!?)
あと、レコード会社さんも粋なことをしてくれますね~。5thは観音開きの特別仕様、それに全アルバムに発売当初そのままのオビが付いてるってのもマニア心をくすぐります。
アルバムを手に取りながら、そのアルバムがその昔に発売された時の感触や雰囲気を、それ以後に生まれた人が疑似体験できる。これこそ「いい仕事してますね~!」と言いたくなる素晴らしい企画です。もちろんその時代を知っている人たちでも存分に楽しめると思います。
すいません、全くEL&Pのことを語っていませんが、もちろん肝心の音も最高だと最後に付け加えておきます。


EMERSON, LAKE & PALMER - Pictures at an Exhibition ★★ (2003-02-05 17:33:00)

かのムソルグスキーの代表作『展覧会の絵』をライヴでやった作品。
クラシックから音楽に入った僕は初めて買ったCDがこの『展覧会の絵』(デゥトワ指揮、モントリオール響)だった。そして今思うとその解説に
「この展覧会の絵は初めはピアノ用に書かれ、それからラヴェルによってオーケストレーションされ、その後もロック・バージョンなど様々な編曲がされている・・・・」
と書いてあったのを思い出す。
そしてあれから10年経ってやっとムソルグスキー作曲『展覧会の絵』編曲:EL&P を聴いた。
原曲に負けず劣らず素晴らしい内容である。
彼らのアグレッシヴな面を垣間見る名盤だ。


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll ★★ (2003-02-04 23:56:00)

フィンランドの若き帝王、スタジオ4作目。
いや~、相変わらずですね。もの凄いテンションとへヴィネスが渦巻く傑作です。
いつもどおりギターが火を噴き、キーボードが華麗に舞う、そんなアルバムです。
しかし、個人的にはその「相変わらず」さ加減が気になります。確かにこれが素晴らしいアルバムであることは事実ですが、3rdをそのまま踏襲した印象がこのアルバムに新鮮味を加えることを阻害しているように思われます。確かにオープニングチューンの「Needled 24/7」では今までにはなかったデジタルなキーボードをフィーチャーしているものの、飽くまで味付けのようなものでありアルバム全体の雰囲気を左右するまでには至っていません。
チルボドがこの路線で進んで行ってくれるのも決して悪くはないのですが、さすがに前作と全く同じようなこのアルバムは今後バンドにどのような方向付けをするのか気になるところである。
とは言いながらこのアルバムを聞きながら思いっきり首を振っている僕ですが、僕の意見ではチルボドのバンドとしての評価対象はアルバムが50、ライヴが50です。このバンドはライヴがもの凄いですからね。現在いるあまたのメタルバンドの中でも屈指のライヴバンドです。このアルバムの中の曲をどのようにライヴで料理してくれるのかによってアルバムの評価が決まると僕は考えています。


EMERSON, LAKE & PALMER - Brain Salad Surgery - Karn Evil 9 ★★★ (2003-01-30 23:27:47)

うわ~・・・参った!
こいつはやられた。
現代の音に慣れている人にとってはとても奇妙に聞こえるでしょうが、この怒涛のたたみ掛けはそこら辺のメタルの何倍もの迫力がある!


DARK MOOR ★★ (2003-01-29 15:56:00)

このバンドの魅力は曲作りのうまさもあるけれど、全てはエリサのヴォーカルの素晴らしさであろう。彼女のヴォーカルについてはいくら探しても「誰かに似ている」という対象が見つからない。それは彼女が「女性」であるという事実が最大の要因なのである。正に唯一無二の存在感をバンドに与えている。とても魅力的だ。
↑で語られているとように僕も早く日本に来て欲しいと思う。どんな形でもいい。オープニングアクトでもいい。とにかくその実力をこの日本で見せ付けて欲しい。
(LOST HORIZONとのカップリングなんてどうでしょうかねぇ・・・どこかのプロモーターの方検討してくれないかなぁ。)


PROCOL HARUM - A Whiter Shade of Pale - Repent Walpurgis ★★★ (2003-01-28 15:08:05)

邦題「ヴァルプルギスの後悔」。
ゲイリームーアの「THE LONER」張りに泣きをぶちかます、湿り気たっぷりのインスト。コード進行、ソロからソロへの移り変わりが見事。彼らの全てが詰まった一曲!
ハモンド・オルガンの音がなんとも心地よい。


PROCOL HARUM - A Whiter Shade of Pale - Homburg ★★ (2003-01-28 15:03:03)

名曲「青い影」路線のメロウな曲。
ちなみにこれはオリジナルの「青い影」には収録されておらず、2002年にリマスターされて再発され、「A WHITER SHADE OF PALE 4」と題されたアルバムにボーナストラック4曲のうちの一つとして収録されている。


PROCOL HARUM - A Whiter Shade of Pale ★★ (2003-01-28 14:56:00)

1967年発表。邦題は『青い影』。
デビュー作であるが既に全てが板についている感があるし、全ての曲が佳曲である世に言う名盤。当時600万枚売れたらしいです。(僕は当然生まれてないけど)
プログレっぽさの中にも哀愁や寂寥を忘れない曲作りには感服。そして時代を感じさせる一枚ですが今聞いても新鮮です。
もちろん超名曲「青い影」はここに収録されています。この曲は個人的ですが、僕の音楽人生の中でおそらくNo.3には確実に入る曲なんです。そこにはこの曲を初めて聴いたときの心理状態や環境にも拠るところが大きいのですが、それを抜きにしてもこのメロディーは永遠であり、掛け替えのないものだと思います。
そしてなんだかこのアルバムを聴いているとまだ自分が生まれていない時代の世界を創造してしまいます。今のように情報が飛び交う世界でもなく、物事が淡々と進んでいた時代。そんな時流であったからこそ、このアルバムが売れたのかなぁ・・と思います。
また現行盤は大貫憲章氏の長いライナーが付いているのですが、これも読み応え十分!!!。氏の個人的な思い出話もとても興味深くて、思わず読み入ってしまいました。そして最後の一段落で紹介される氏のエピソードは本当にびっくりしました。


PROCOL HARUM - A Whiter Shade of Pale - A Whiter Shade of Pale ★★★ (2003-01-28 14:50:50)

彼らの代表曲。
TVのちょっといやらしい場面でよく流れる。
ゆったりとしたバタードで、聴いているとなんだか窓の外にしとしとと降る雪を想像させる。


GENESIS - Nursery Cryme ★★ (2003-01-28 14:45:00)

邦題『怪奇骨董音楽箱』、なんじゃそりゃ(笑)。
なんとも奇怪なタイトル、そしてジャケットは更に訳が分からない。
そのジャケット、女の子が人の首をボール代わりに笑顔でクリケットをしているのである。
肝心の音のほうも邦題そのもの。おどろおどろしい曲あり、陶酔してしまいそうな曲あり、テクニカルな曲あり。
怪しいプログレ・ポップの名盤。


HALFORD ★★ (2003-01-25 15:04:00)

【ハルフォードTシャツありがとう】
一年前の夏にヨーロッパを旅した時の話です。
そのころ僕はドイツはベルリンに到着し、早速宿としてユースホステルを探そうとしていました。普通のホテルに泊まると高くつくのでユースを利用しての旅でした。
しかしベルリンではユースの場所は地図で分かるのですが、初めて訪れる土地なのでなかなか見つからず、夜になりもう諦めかけたその時でした。僕はあるバーにいたおじさんにユースの場所を尋ねたのです。すると彼は、
「このユースの場所は遠いし、今からじゃバスもないよ。でもそれなら俺が車で連れて行ってやるよ。」
と言ってくれたのです。
そして彼はバーの横に止めてあった古いベンツに僕を乗せてくれ、親切にユースまで送ってくれたのです。
顔はイカツく体も大きな人でしたがとても親切で、車内ではいろいろな話をしました。ドイツ語を話せない僕に普段使わず慣れていない英語で話そうと必死な姿が印象的でした。
そしてユースに着いた瞬間、なんだか僕の中で溢れるものがあり彼の大きな胸に飛び込み何度もありがとうと言いました。
そこで彼が一言、
「俺は君が気に入ったんだ。なぜなら君がHALFORDのTシャツを着ているからね。僕もHALFORDの大ファンなんだ。」
そう、僕はその時HALFORDのTシャツを着ていたのです。なんだかとても嬉しくなり、小さな幸せを感じた瞬間でした。
HALFORDありがとう!もしあなたたちがいてくれなかったら僕はユースにもたどり着けなかったし、あの親切なおじさんにも出会えなかったと思います。
みなさん、ヨーロッパに行ったときにはメタルTシャツを着ましょう。恥ずかしがることはありません、そこらを歩いている兄ちゃんたちはかなり着て歩いてますから。こっちも着て歩いていると気軽にメロイックサインをしてくる兄ちゃんもたくさんいますし。
そしたら意外にメタル通してよいことが起こるかもしれませんよ。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Abba Metal ★★ (2003-01-25 13:51:00)

個人的にはABBAの楽曲は演奏こそポップなものなれど、メロディーの質から言えばHMそのものだと思っていました。「Money,Money,Money」、「Eagle」などはその典型。そしてこのアルバムを聴いて自分のその考えが間違っていないことに気が付きました。まず一聴して感じたのは、
「うお~、メタルそのものだ~!」
ということ。ABBA特有の哀愁を帯びたメロディーがHMというフィルターを通してさらにその質に磨きをかけている。非常に面白いトリビュート・アルバムだと思いました。
でもこれを聴く前にやはり本家ABBAを聴いて欲しいですね。ABBAのアルバムはどれも素晴らしいですし、基本的にHMのようにアルバム単位で聴かないといけないというものでもないのでベスト盤がお勧めです(「ABBA GOLD」や「Definitive Collection」が選曲が良いです)。


LOST HORIZON - A Flame to the Ground Beneath ★★ (2003-01-25 13:31:00)

いや~・・、参った!
素晴らしいアルバムです。
しかし僕も最初1度聴いたときは「アレッ?」と思ったのです。その理由は皆さんの先述の通りスピードが減退してるから。
ところが2・3回聴いて行くうちにゆっくりになったことなんて全く気にしなくなり、一つの彼らの素晴らしいアルバムとして聴けるようになりました。
やっぱり1stのイメージが聴く前は強すぎて、無意識のうちに1stのような楽曲を頭の中で期待していたんだろうと後になって思った次第です。(発売当初に書き込みをなさったJ尾崎さん、かるべろすさんはもうこのアルバムに対する意見はもう肯定的に変わったんじゃないですか?)
なんと言っても歌はうまいし、メロディーは高水準だし言うことなし。ドラムも器用だ。ライヴで1stと2ndの楽曲を合わせたならもの凄いセットリストが出来るんじゃないかなぁ。
2003年、いきなり度肝を抜くアルバムが出現した!!!


ANGRA - Rebirth World Tour: Live in São Paulo ★★ (2003-01-23 00:24:00)

2003年発表。エドゥ・ファラスキ(vo)、フェリペ・アンドレオーリ(b)、アキレス・プリエステル(dr)加入後のANGRA初のフル・ライヴアルバム。
注目はやはり新加入のエドゥがアンドレ・マトス時代の曲をどのように歌いこなすのかということであったが、はっきり言ってそれは小さな杞憂であったことがこのアルバムを聴けばわかる。さすがメイデンのヴォーカリストになろうとするだけあってライヴでも彼の実力がまざまざと発揮されている。
しかし、このアルバムが録音されたのは『Rebirth World Tour』の初期の段階であったため、若干高音域では苦しい場面もある(アンドレ時代の曲はとりわけ)が、彼の得意とする中音域では素晴らしい張りと逞しさがその歌唱に表れている。アンドレの歌声にはなかったヴォーカルの良い意味での邪悪さがエドゥのヴォーカルにはある。
ギター陣は相変わらず完璧で言うことなし!また、バックも一糸乱れぬ演奏でこれまた素晴らしい(特にアキレスは凄いドラマーだと思うのは僕だけ?)。
選曲についても『RIBIRTH』からの曲を中心に過去の名曲を挟み飽きさせない構成となっている。そして最後には「魔力の刻印」!エドゥのヴォーカルがもろにブルースしていて微笑ましい。ちなみにMCはすべてポルトガル語。
素晴らしいづくしのアルバムだが個人的にはミックスがちょっと不満かな。低音、特にバスドラが軽い気がするし、キコの音が大きくてラファエルの音が聞こえづらい時がある(ハモリの場面ではそれが顕著)。
とは言いながらも久しぶりに大いに楽しめたライヴアルバムでした。歌はうまいしギターは超絶。ANGRAがライヴバンドであることを世界に知らしめるにふさわしいアルバムです!


QUEEN - Jazz - Mustapha ★★ (2003-01-21 08:53:45)

解読不可能なため歌詞対訳は省略させていただきます。(笑)


BON JOVI - Keep the Faith - Keep the Faith ★★★ (2003-01-20 22:22:29)

いや~、この曲の間奏部分!渋いですね~。
ジョンは静かに歌いだすこの間奏では、彼のこぶしの利いた歌声が爆発している。このこぶしの利か方は日本の演歌にも通じる。まるで美空ひばりか五木ひろしのように、溜めて溜めて溜めまくっている。
このジョンのこぶしが日本でBON JOVIが人気がある一つの要因かもしれない。


BON JOVI - Bon Jovi - Runaway ★★★ (2003-01-20 22:11:22)

現在の楽曲にはないいっぱいの哀愁を詰め込んだ、メロディーの疾走が印象的な曲。ライヴではイントロが流れてくるだけで観客は大喜び。2003年の大阪二日目で聴いたこの曲はもの凄くかっこよかった。


BON JOVI - New Jersey - Born to Be My Baby ★★★ (2003-01-18 16:30:27)

心と魂のアンセム。
聞いているだけで力がみなぎってくる。
個人的にはメンバーがもうやりたくないと言っていたのに、近年ライヴでやってくれるようになったのが非常に嬉しい。しかも殊更素晴らしいアレンジでこの曲は帰ってきた!
ライヴでのこの曲の終え方は半端じゃなくカッコいい!


BON JOVI - Crush - One Wild Night ★★★ (2003-01-18 16:20:30)

僕もこのオリジナルヴァージョンの方が好きですね。
単純な曲なんだけどBON JOVIの手にかかるとタイトにまとまり、楽曲に切れが出てくる。
DVD「THE CRUSH TOUR」ではイントロでジョンがフラメンコのようなワルツのような踊りを披露し、おちゃらけた場面を見せるがリフが切り込んでくる瞬間に一変してロック顔になる場面は見もの。そしてギターソロでは「Come On Let's Go」といいながらステージ脇にいた女の子を捕まえて踊りだす。そして彼女の唇を奪うという離れ技はジョン以外に出来る人はいないであろう。
(うらやましいな~・・、ジョンは)


BON JOVI - Crush - Thank You for Loving Me ★★★ (2003-01-18 16:08:53)

イントロのピアノから最後のクライマックスまで感動の嵐!
プロモーション・ビデオも秀逸でローマを舞台にしたコンセプトはこの曲にもろにマッチしていたと言って良い。
個人的にはライヴDVD「The Crush Tour」の最後にライヴを終えてBON JOVIメンバーが会場から去る場面でアウトロとして流れるこの曲も、PVの一つとして考えてとき非常に高い完成度を誇っているのではないかと思う。ライヴが終了し無数の花火が打ちあがる中、疲れた表情で颯爽とリムジンに乗り込むメンバー。スローモーションを多用した映像作りが歌詞とは関係なくとも曲との間にマジックを生み出していると僕は考える。


REO SPEEDWAGON - Hi Infidelity - In Your Letter (2003-01-17 16:46:25)

ドラマ版「北の国から」の挿入歌にも使われた佳曲。
中間の少しの物悲しげなピアノがまだ幼い純と蛍を思い出させて印象的。


SAVATAGE - Poets and Madmen ★★ (2003-01-17 03:09:00)

皆さんはある一枚の写真をご存知だろうか。
アフリカの小さな女の子が栄養失調で痩せてもう動けなくなり、道にうずくまっているその後ろで一羽のハゲタカがその女の子の死をじっと待っている・・・という写真である。
おそらく皆さんも一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか。
なんともショキングな93年のスーダンはアヨド村での大虐殺時の写真である。
実はこの女の子は遠い場所から食料が配給されていると聞き、現場へ向かったものの既に食料はなく絶望してそのポーズを取っていたという。
そしてこのSAVATAGEのアルバムではその写真を撮ったケヴィン・カーターという実在した報道カメラマンの人生をモチーフにした作品である。
ケヴィンはフォトジャーナリストとして暴動や内乱といった写真を撮り続けた人である。しかしアフリカ各地でで虐待の現場という人間の愚かな行為を目撃した反動から、彼はマリファナを始めドラッグに手を出し現実逃避に走る。そして遂に上に述べたスーダンでの決定的な現場を撮影するのである。彼は撮影後、木下に座り涙を流しながら煙草を吸い続けたそうである。
この写真は94年にフォトグラファーとしては最高の名誉であるピューリッツァー賞を受賞している。成功しこれから大口の仕事が舞い込んでくるはずであったが、彼は自分がその目で見た人間の残虐な行為の現場を頭から振り切ることが出来ず、遂には数ヵ月後に車の中にガスを引き入れ自殺してしまうのである。ケヴィン・カーター、33歳であった。
これが実在したケヴィン・カーターという写真家の衝撃的な人生である。
もし自分がそういう立場の人間だったとしたら、自分には何が出来るであろうか・・。
SAVATAGEはその写真家の死と体験をアルバムコンセプトとし、このアルバムを非常に説得力のあるものにすることに成功している。アートワーク、歌詞、ストーリー全てにおいて度肝を抜く仕掛けが施してあり、バンドが訴えたかった問題がリスナーに直接伝わるように工夫されている点はさすがSAVATAGEである。
僕のような人間を現在世界中で行われている理不尽な人間の行為へ少なからず目を向けさせただけでもこのアルバムは名盤といわざるを得ない。もの凄い説得力を持ったアルバムだ。