マイク参加2作目となる8thアルバム。 名盤と呼び声高い前作とは対照的に駄作と言われる事が多い本作だが聞いてみた所それほど悪い印象は受けなかった。 しかし全体的に楽曲が小粒でマイクのボーカルが合わない曲が多いというのが今作の不評の原因だろう。 当時インギーとマイクが不仲だった影響もあってかテンションも低くマイクのボーカルは前作と比べると明らかに劣る。 インギー自体は相変わらず引き倒しているが楽曲がパッとしない為彼のギターの良さも伝わりにくい・・・ だが「Vengeance」と「Fire in the sky」の2曲の出来は突出していて本作の中では別格なのでこの2曲だけでも十分お釣りはきます。
DEATH ANGELの復帰作。 14年振りにリリースされたアルバムだが昔と変わる事なく良質なスラッシュサウンドを聞かせてくれる。 元々B級っぽさが常にあったバンドだったが今作でのサウンドはかなり垢抜けておりクセがなく聞きやすいアルバムとなっている。 EXODUSの復帰作もよかったがこのアルバムも負けず劣らずいい出来、彼らのようなバンドにはこれからもこういったアルバムを作り続けて欲しいですね。