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SATYRICON - Dark Medieval Times - Taakeslottet ★★★ (2006-07-18 03:36:32)

この曲は「NEMESIS DIVINA」に通じる単音メロディで構成されてます、といっても展開は何じゃコリャという感じですが。
Satyrの囁きが脳裏に染み付く歪なドラマ空間6分。


SATYRICON - Megiddo ★★ (2006-04-14 04:41:00)

97年発表のミニアルバム。ケースの表面がプリントされていて格好良いです、ていうかその格好良さが気に入って購入した記憶がある。
収録曲は、①Nemesis DIvina収録「The Dawn of New Age」のリミックスバージョン
②「Night of Divine Power」と改題されたDark Medieval Times収録「The Dark Castle in the Deep Forest」のリ・レコーディング
③Nemesis DIvina収録「Forhekset」のライブ
④モーターヘッドの「Orgasmatron」のカバー、以上4曲。
ちなみに②はベスト盤Ten Horns - Ten Diademsにも収録されている。
聴き所は個人的に③だが、音質はこもってるし、「楽曲がライブでちゃんと再現されている」以上の感想が浮かばない。②④は元の曲を聴いた事ないので何とも言えない。①は悪くないけど良いとも言えない・・・。
けど、格好良いケースは1500円強払っても惜しくない物です。私には。


SATYRICON - Nemesis Divina - Du som hater Gud ★★★ (2006-06-13 01:42:33)

小細工のない威風堂々・ブラック。
激速ではないけどこの荘厳さこそノルウェー・ブラック、そしてSATYRICONの真骨頂。


SATYRICON - Nemesis Divina - Forhekset ★★ (2006-06-13 01:58:20)

「DU SOM HATER GUD」同様4分台の疾走曲だが、こっちの方はドラマティックに展開、シンセもあってか華やかさもある。


SATYRICON - Nemesis Divina - Immortality Passion ★★ (2006-06-13 02:19:01)

中盤にある、執念を感じるリフの執拗な繰り返しがいい。終盤のブラストも痙攣しっぱなしだし。
8分になったのは展開のせいというより、ただただ狂気の沙汰である。


SATYRICON - Rebel Extravaganza ★★ (2006-04-14 03:50:00)

大手Nuclear Blastに移籍しての4th。ジャケットの容貌は、「ブラックメタル的こけおどし」から「現実の異常犯罪者っぽいこけおどし」に変わってつまり、嫌悪感が一般的になったと。
だが音楽性は、前作の分かり易いメロディック・ブラック路線を放棄、曲の全体像が恐ろしいほど掴めないドラマの展開、つまりそれは1st、2ndの頃に戻り、さらにメロディは消し尽くされた。初聴時は意味不明でつまらなかったのだけど、「このひねくれモン加減こそこのアルバムの美点」と理解すると途端に面白くなる。「似た音源がない」という点でウルトラマニアックなアルバムだ。
これは推測だが、中心人物のSatyrは、当時スタイルが模倣されてブラックメタルがトレンド化した空気から離脱、ブラックメタルの精神性の回帰を試みたのではないか。その精神とはつまり、「生温い空気の中で馴れ合ってる貴様らの姿は心底吐き気がするわ」と唾吐きかける反逆性。つまりこのアルバムはRebel ExtravaganceであってPrime Evil Renaissanceである。
ジャケットや音質と同時に、精神をも向上させたこのアルバムの立ち振る舞いに敬意を表したい。


SATYRICON - Rebel Extravaganza - A Moment of Clarity ★★★ (2006-06-12 02:58:28)

この曲、ほぼ走らないし較べると地味ですけど、前作「NEMESIS DIVINA」に通じる哀愁があると思うのは俺だけだろうか・・・いやいや、リフが全部泣いてるじゃん!!


SATYRICON - Rebel Extravaganza - Filthgrinder ★★ (2006-06-12 02:21:39)

サビのリフが好きです。ブラスト・ビートの勢いを間延びしたようなリフが殺してるので、遅いのか速いのか分からん。
どちらにせよ、アルバム中では最も普遍的なブラック・メタルだと思う(これで!!)。


SATYRICON - Rebel Extravaganza - Havoc Vulture ★★★ (2006-06-12 02:32:36)

この曲は重々しいボーカルが凄まじく格好良いな!!是非、歌詞を見ながら聴いて欲しい。HAVOC!! VULTURE!!
疾走感も効果的に取り入れられている・・・中間部は何故か楽しげだが・・・。


SATYRICON - Rebel Extravaganza - Prime Evil Renaissance (2006-06-12 12:22:18)

この曲だけとてもシンプルな構成です(でも6分)。疾走もしないので、ゴシック・メタルみたいだ・・・というか次作「VOLCANO」以降の作風と同じなのかな?このアルバムの中だと目立たないですが・・・。
歌というか、ステイトメントを読み上げるようなボーカルワークです。


SATYRICON - Rebel Extravaganza - Supersonic Journey ★★ (2006-06-12 02:44:51)

SUPERSONICを冠するだけあって、速度に重点が置かれている。が、対照的にボーカルは変わらず遅いというか落ち着いていて、威厳が失われない。
Satyrのボーカルはもっと評価されるべきだと思えてきた。


SATYRICON - Rebel Extravaganza - The Scorn Torrent (2006-06-12 03:23:34)

アルバム中最も実験的な曲ではないかと。SEやら女声やらノーマル男声やらいろいろあるし10分越えるし。正直、女声が出て来た時は笑ったが・・・いきなり演劇かよ。
終わりのブラストの長さはちょっとおかしい。Frostは本当に人間か?


SATYRICON - Rebel Extravaganza - Tied in Bronze Chains ★★★ (2006-06-12 02:13:32)

冒頭がブラスト・ビートで始まるが、この曲はひねくれた展開を繰り返すミッド・テンポの曲。複雑過ぎる展開は逆に、邪悪な声を一つ一つ吐き出し続けるSatyrのボーカルスタイルに威厳を与えている。
つまり、ボーカルが10分強のドラマを従えているわけで、ここまでやりたい放題やってさぞかし楽しかったろうなーSatyrは。


SATYRICON - Volcano ★★ (2006-07-19 03:16:00)

02年発表の5thアルバム。
前作「REBEL EXTRAVAGANZA」がブラック・メタルにしてはかなりクリアな音質だったから、メジャーを視野に入れているバンドだとは思っていたが、本当にメジャー・レーベルに移籍、楽曲も恐ろしくメジャー化、聴き易くなっている。
とはいえそれは「比較すれば」であり、言い換えれば、前作におけるドラマを超越した異次元的構成がなくなっただけで、本質的な邪悪さは微塵も変わっていない。曲は軒並み6分台、⑧「BLACK LAVA」は14分ですから。なめたらいけません。
だってさー、「FUEL OF HATRED」のPVとか、未だ全裸女性出してるんですよ?!あんたら「MOTHER NORTH」の頃と感性同じじゃねえか!!しかもモザイクかけられてるし!!・・・まー、これがメジャー化の弊害ってやつで、このモザイク処理にSatyrが憤慨、これがきっかけでCaptolを離れRoadrunnerに移籍したらしい・・・っていう風説を流してみたくなりませんか。
スラッシュ・メタルではなくヘヴィ・メタルに接近した「新世紀ブラック・メタル」の雛型じゃないでしょうか。メジャー化したブラック・メタルとしては、スピードもメロディも抜け落ちているという点で、ENSLAVEDとよく似ている気がする。スピードがなくともブラック・メタルになるんです、とSatyr も言っている。
・・・でも、ボーカルは前作の方が好きだったな。


SATYRICON - Volcano - Angstridden ★★★ (2006-07-20 01:56:19)

この、脈絡あるのかないのか分かんねー展開こそSATYRICONですよ。
メタルっぽい格好良さとか個人的に邪魔だが(だから「FUEL OF HATRED」とか要らない)、目を瞑れる範囲。


SATYRICON - Volcano - Black Lava ★★★ (2006-07-20 02:49:24)

この曲抜きに「VOLCANO」は語れないであろう、SATYRICON特有の歪なリフがじりじりと脳を侵食する、地獄の14分間。「哀愁」にチェックを入れたが、正確には「絶望」に近い。
私は阿呆なので詳しく触れないが、歌詞は相当意味ありげである。


SATYRICON - Volcano - Mental Mercury ★★★ (2006-07-20 02:26:53)

これは「NEMESIS DIVINA」ファンも文句ないはず!!
鬼ブラスト、トレモロリフ、絶望的メロディ・・・ブラック・メタル以外の何物でもない。何故だかEMPERORを想起したりした。
やっぱ、このブラスト+トレモロ特有の殺気は最高だ。愛してます!!


SATYRICON - Volcano - Possessed (2006-07-20 01:47:18)

文句なく格好良いスラッシュ的疾走が、展開を繰り広げていく毎にどんどん焦点がぼやけていく。それはまさしくSATYRICONの美点だと思うが、5分強という時間ではぼやけきれなかった印象だが・・・これでいいのか。
一応、ドラマティック・スラッシュ・ブラックだと思います。


SATYRICON - Volcano - Repined Bastard Nation ★★★ (2006-07-19 13:46:17)

個人的に、ヘヴィ・メタルとブラック・メタルの折衷案としてこの曲を大いに支持したい。
ミドルテンポ、分かり易い起承転結の採用、軽快な単音リフ、不穏なメロディ、歌は喚き声、おまけでブラストがくっついて終わり。


SATYRICON - Volcano - Suffering the Tyrants ★★ (2006-07-20 01:35:38)

スローと言ってしまいたくなる、気だるげなダウナー感。初期のアンビエント指向の再解釈か。SEがまた不穏な方向で統一されていて、ゴシック/ドゥームファンにも訴えるものがありそう。
しかし、良くも悪くも、本当に分かり易い。


SATYRICON - Volcano - With Ravenous Hunger ★★ (2006-07-20 01:23:18)

アルバム1曲目だが、オープニングからの入り方が良いな!!何度聴いても震えるよ。
邪悪な情念重視のミドルテンポ・ブラック。前作からすれば、普通の4/4リフに展開するメジャー感が驚異的。すぐ戻るけど。


SENTENCED - Amok ★★ (2006-07-21 00:48:00)

95年発表の3rdアルバム。
ここから音楽性がどえらく変わる。
前作もデス・メタルにしては風変わりな事をやってはいたが、これはどこをどう取ったって「ヘヴィ・メタル」だ。ボーカルがデス声と言ったって完全に「叫び」でなくて「歌」であり、デス・メタルが持っていた野蛮さ・攻撃性と、おそらく北欧の血からくる叙情が「ヘヴィ・メタル」という形式を用いて魅力的に結実したアルバム。
IRON MAIDENの血を真っ当に受け継いだ「賛辞としての」フォロワーになっており、「THE TROOPER」をデス・メタルアレンジでカバーしたバンドとは思えないし、つまりもう、する必要がなくなっている。
メタル的格好良さに無論文句ないが、個人的に、前作にも散見されたゴシック的頽廃感が哀愁と結実した「FUNERAL SPRING」「NEPENTHE」が心地良過ぎて死ねる。歌詞がまたネガティブにも程があって、色んな意味で泣くしかない。


SENTENCED - Amok - Funeral Spring (2006-07-21 01:32:33)

ロックンロールじゃないよなぁ・・・まーいいや。
70年代ハードロックみたいな雰囲気でしょうか。気だるく引き摺る感じに酔えます。


SENTENCED - Amok - Nepenthe ★★★ (2006-07-21 01:24:29)

メランコリック・メタル・バラード。
昂揚しそうでせず、救われそうで救われず、いつまでも絶望感ばかりが美しく募っていくドラマだ。


SENTENCED - Crimson ★★ (2006-11-07 00:54:00)

楽曲の核が、ギター旋律からヴィレのディープな歌唱へと移ったアルバムではなかろうか。故に前作「FROZEN」のような凍てついた叙情性はないが、哀愁立ち込め翳り差す、男の中の男の絶望アルバムであろう・・・そんな大きい差はないですけど。
ボーカルが核になっているという事が、ヘヴィ・メタルとしての聴き易さを獲得もしている。初めての方はこの辺りから聴くといいのでは(メロスピの1/10の派手さもないですが)。2000年発6th。
個人的には前作の方が好きです。


SENTENCED - Crimson - Broken ★★ (2006-11-07 00:04:26)

何だかAMORPHIS(もしくはFinland)の臭いが。
メタルらしいアップ・テンポな空気から落ち着いたボーカル・メロディへの展開が絶望的にダイナミック。


SENTENCED - Crimson - Home in Despair ★★ (2006-11-06 23:48:54)

普通ならアルバムの最後を飾るようなしんみりしたこの曲が2曲目って有り得ないですよ。
それだけこのアルバムには打ちひしがれるような哀愁が充満しているのだと。


SENTENCED - Crimson - One More Day ★★ (2006-11-07 00:26:53)

このアルバムでは特異な曲かと。ゴシック的というか実験的というか「FROZEN」に入ってても良さそうというか、ムードのある面白い曲だと思いますが。
ヘヴィ・メタルとしてはサビが地味なのであろう事は、書き込みの少なさが物語ってますか?


SENTENCED - Frozen ★★ (2006-10-22 02:04:00)

とても思い入れのあるアルバムです。
「AMOK」「LOVE & DEATH」を気に入っていた私には、「DOWN」のVilleの歌唱はどうしても調和しているように聞こえなかったのですけど、これは何の違和感もなかった。Taneliを呼び戻す必要性など全く感じない、凄く完成されたスタイルであると思いました。
デス/ヘヴィ・メタル的な攻撃性は相当鳴りを潜め、結果的にニューウェーブ・ゴシックのように淡々とした冷たい感触に包まれたハード・ロックとでも申しましょうか。
激しい起伏やダイナミズムで聴かせるアルバムではなく、(タイトル通り)凍結した叙情が、最初から最後まで溶ける事なく美しい形で保たれているアルバムだと思います。ギター・メロディ、音色が、とても冷たくて、寒い。

もしTaneliが歌っていたら、彼の声はディープなんで、もっと強迫的なムードになったのかと推測します(「LOVE & DEATH」のように)。彼らがゴシックの檻から出られたのはVilleの力ではないかな、と比較すると感じますね。

次作「CRIMSON」は叙情(メロディック)メタルというより哀愁(メランコリック)メタルだと私は思うので、このバンドが持っていたメロディック・デス的な美醜対比の残像は今作の中に凍結されて封印された事になっている98年の5th。


SENTENCED - Frozen - Let Go (The Last Chapter) ★★★ (2006-10-22 02:18:37)

タイトルは熱そうだし実際楽曲も熱っぽいですが、向かう先はsix-feet underですから。つまり意訳すると「死のうぜ!!」です。
これの後アウトロのインストですが、CD終わって裏ジャケ見ると首吊り用の縄が垂れ下がってると。いやー黒いなあ。


SENTENCED - North From Here ★★ (2006-07-17 01:42:00)

93年発表の2ndアルバム。ボーカルがMiika(G.)からTaneli(B.)にスイッチ。
前作(1st)は未聴だが、メロディック・デス勃興期にフィンランドから表れたプログレッシブ・デスであろう。とはいえ、展開がデスにしては複雑である事以外にプログレっぽさはない。プログレッシブ・デスラッシュと言っても嘘にならない気がする。
個人的にはDARK TRANQUILLITYの「THE GALLERY」と同じ位置付けをしているが、較べて、メロディーの扇情力を半減した代わりにテクニックを倍化させて攻撃性を持たせたという印象。単調なミドルテンポパートもあるとはいえ、楽器全部がやけくそ且つテクニカルに疾走するパートからCHILDREN OF BODOMの1stを想起しなくもない(あんな派手ではないしもっと邪悪だけど)。何にせよ、デス・メタルが「メロディック・デス」という呼称を利用してヘヴィ・メタルに接近して行く過程である。
この時点でここまでテクニカルな事をやったからこそ、次作以降テクを抑えて楽曲を重視していけたのだろう。とにかく、Miikaはやりすぎて時折チューニングがずれるくらい弾きまくってるしTaneliも動き過ぎてるしVesaも叩き過ぎてます。このアルバムから順に聴いていくと多分、5th「FROZEN」がいかに完成されたアルバムかが分かるのではないだろうか。「FROZEN」の頃のライブ映像見たら、ドラムキットがワンバスでびびったよ。


SENTENCED - North From Here - Awaiting the Winter Frost ★★ (2006-07-17 01:58:07)

全てのギターリフがふざけてるとしか思えんほどテクニカル、というか弾き過ぎ、というかチューニングずれすぎ。シンセによるイントロの冷ややかさがあっという間に吹き飛びます・・・いやここまで弾ければ大したもんですが。
テクニカル・やけくそ・デス万歳!!


SOLEFALD - In Harmonia Universali ★★ (2006-07-01 01:56:00)

何故こんなマイナーなバンドまで登録されてますか・・・いやいや嬉しい限りなんですけども。メンバーの片割れ・LazareはBORKNAGARにも参加してますか。
音楽的には、メタルの範囲内に収まるプログレッシブな展開に、北欧叙情満載のハモンドやパイプオルガンやサックスが乗り、さらにこれでもかとボーカルハーモニー(と呟きデス声)が歌い上げるという・・・えっと・・・メロディック・プログレッシブ・メタルだろうか・・・アメリカのマイナー・プログレ・メタルに対するノルウェー・ブラック界からの返答と言えますかね、誰も返答を期待してないとは思うんですけど。
他の作品は未聴ですが、アングラを出自としながらまっとうな音楽へ進化た感じが、絶対何か、他のバンドに例えられそうだーとしばらく思い返した結果、プログレッシブ・ヘヴィ・メタルと言えそうな立ち位置が ORPHAND LANDの3rdに近い、というか、音像は全然違って軽いんですけど、アングラな魅力がかなり消え失せて別物になっている点が似ているように思います。
悪く言うとデス/ブラックとしては薦められないんですけど、その視点は完全に間違いで、「ブラック的妖気を取り込んだプログレッシブ・メタル」が「よく分かんないブラック・メタル」として安価で投げ売られてる市場は何かが間違っているとしか思えない。
ノルウェー・ブラックの多様性を強く顕示する優れたメロディック・メタル・アルバムで、前作や次作に対する興味も尽きません。シンフォニックでも何でもないですがARCTURUSの1st、ノルウェーじゃないですがAMORPHISの2ndくらいのレベルに達しているアルバムだと思います、が、打ち込みにしか聴こえないドラムは何とかなりませんでしたか (実際そうなのか?)。


SOLEFALD - In Harmonia Universali - Fraternité de la Grande Lumière ★★ (2006-07-03 02:39:38)

サックスが大胆に導入されているが、曲の印象は、北欧民謡全開・変態メタル。ハモンドの音色もあって、微かに3rd時のAMORPHISを想起する。
あと、この曲のボーカルハーモニーは切なくていい。
個人的にこのバンドは、これくらいメタルの範疇から外れた方が面白い。


SOLEFALD - In Harmonia Universali - Sonnenuntergang im Weltraum (2006-07-03 02:56:38)

歪なムードのゴシック・メタルから、やけに軽い疾走パートへの脈絡のなさがいい。変態万歳。
アコギで締めるのはいいが、この曲に限らず、終わり方をもう少し考えてください。昔のIN FLAMESですか?


TAAKE - ...bjoergvin... ★★ (2006-09-10 02:27:00)

02年発表の2ndアルバム。今作は一応バンド体制(4人)で作られている。
前作のトゥルー・スタイルから一転、非常に実験的な方向に舵を切った作品だ。おそらく、トゥルー・スタイル以外の音楽性も取り入れたものと推測するが・・・いわゆるテクニカル/プログレッシブな要素が増え、かつミドル・テンポを積極的に導入した結果、スピード一辺倒ではないメロディック・デスのようになっている。
とにかく前作以上に展開が頻繁で、変拍子も多く、曲調も音色もブラック・メタルに捕われない多様なアルバムとなっている。音質も前作以上に良い。
印象としては、初期AT THE GATES辺りの黎明期メロディック・デス(ブラック)である。
・・・正直、1stを聴いて感じたTAAKEの美点・・・疾走感、爆発力、叙情性が生きているとは思えないし(①②は良いですが)、ミドル・テンポ主体の曲(③以降)が魅力的かと言われば・・・・・・うーんと、割と普遍的なメタルぽい要素があるので、ブラック・メタルを知らん人には取っ付き易いのか、などと無理矢理褒めてみますけど・・・ま、純粋にブラック・メタルとしては、まずこのアルバムを買うべきではないと思います。


TAAKE - ...bjoergvin... - Over Bjoergvin Graater Himmerik PartⅠ ★★ (2006-09-10 00:16:54)

変拍子は正直やりすぎですけど、やっぱメロディセンスと爆走感は一級品。リフ・ストップからピアノと連動して紡がれる旋律は問答無用級。格好良さが神懸かってます!!


TAAKE - ...bjoergvin... - Over Bjoergvin Graater Himmerik PartⅡ (2006-09-10 02:44:48)

冒頭はブラックというよりメロディック・パワー・メタルぽいですな。
格好良い事に変わりないですが、びっくりしますね。


TAAKE - ...bjoergvin... - Over Bjoergvin Graater Himmerik Part Ⅲ (2006-09-10 00:46:31)

・・・変な曲・・・何を表現したいのかさっぱり分からん・・・つーか正直笑っちまうわ。
基本ミドル・テンポのブラックなんですけど・・・中間部のスロー・パートが・・・ええ・・・これはある意味、彼らなりのプログレッシブな叙情表現だという事に・・・ああ、アカン、やっぱ笑っちまうわ・・・。
一体何ですかこれはっ!!鬼気迫る絶叫と気の抜けるSEを対比しているコメディ・ブラックなのか?


TAAKE - Nattestid... ★★ (2006-07-27 01:44:00)

1stからいきなり風格すら感じる恐るべきクオリティ。ベース&ドラムがセッションメンバーとはいえ、新人としては驚異的な完成度だ。99年発表。ギター&ボーカルのHost(Hoest)による一人ブラック・メタル。
言ってしまえば、シンセを抜いてヴァイキングハーモニーを入れたEMPERORの1stなのだが、悲しみを憑依させたメロディック・リフが怒号の如く、そして感動的に展開するドラマ性は到底フォロワーの一言で片付けられない可能性を感じる。
歪んだ音質、禁欲的ファストビート、狂気の絶叫、リフに宿る悲哀の情感、ブラック・メタル・ファンが「ドラマティック・メロディック・ブラック」と聞いて思い浮かべる音楽まさにそのものと言って間違いない。余計なものは何もない。これだ!!これこそがTrue Norwegian Black Metalだ!!TAAKE万歳!!ノルウェー万歳!!
・・・と言いつつNAGLFARにも似てるよな、と思った事は秘密。
展開に無駄がが多い為ダレなくもないし終わり方が唐突この上ないのだが、それは転じて次作以降への期待感となって、私としては絶賛に値します。ボーカルはかなり格好良いし、歪んでいながらベースが聴こえる音質も好印象です。

しかしこのセッションドラマー(Tundraとかいう人らしい)、馬鹿みたいに上手いな。最初マシンかと思ったわ。


TAAKE - Nattestid... - Nattestid Ser Porten Vid PartⅠ ★★ (2006-08-31 12:05:17)

ブリザード・スタイルの哀感に満ちたリフも素晴らしいが、Hostのボーカル・ワークが素晴らし過ぎる。
展開は綺麗とは言い難いが、瞬間の爆発力でTAAKEに敵うバンドはないのではないか?


TAAKE - Nattestid... - Nattestid Ser Porten Vid PartⅡ ★★ (2006-07-27 02:00:33)

展開長いとか細かい事は言いたくない。
冒頭の疾走に、血の涙を流しながら絶叫するHostの姿が見えるのだからそれでいいではないか。


TAAKE - Nattestid... - Nattestid Ser Porten Vid PartⅣ ★★ (2006-09-10 21:17:08)

インストですが、単にボーカルがないだけとも言えます。基本他の曲と変わりないです。
疾走トレモロの素晴らしさは言うまでもないですが、中間部のギターとベースによるメロディの掛け合いがまた何とも叙情的。


TAAKE - Nattestid... - Nattestid Ser Porten Vid PartⅤ (2006-09-10 21:27:00)

後半の展開が何だかおざなりな気もしますが、その終わり近くの緩やかなトレモロ・メロディがたまらん。ブリザード・スタイル万歳!!です。


THE 3RD AND THE MORTAL - In This Room ★★ (2006-04-13 17:35:00)

97年発表の3rd。前作同様、Ann-Mari Edvardsenがボーカル。
まず断っておきたい。私は「Tears Laid In Earth」「Painting On Glass」「Project Bluebook」とこのアルバムを持っているが、このアルバムが一番好き、いや言ってしまえば、このアルバムしか好きじゃない。巷で言われている難解さは微塵も感じない。その割に「Painting~」は難解で聴けない。「Tears~」は冗長で聴けない。こんな耳をしている私のレビューが参考になるのか、甚だ疑問に思う。だが誰も書いてないし、本当に好きなアルバムなので書いておく。

まず楽曲以前に、音が素晴らしい。輸入盤ジャケットのような、ざらざらして、くぐもった感じのSEとノイズが楽曲の背後にいつも流れていて、おぞましく、不穏な空気が支配している。クラシック的でない女声は、ソプラノボーカルのように幻想的でない、現実的な厭世や狂気、精神破綻を表現出来ていて聴き易く、病んだ心象風景は乱れる事がない。
アルバムは全13曲。コマーシャルな歌ものが①⑥⑬に置かれてアルバムを引き締めているため勘違いされているようだが、このアルバムは歌を聴く音楽ではない (多分これは Kariが残した悪影響)。歌唱だけで勝負する楽曲が少ない為インスト曲が多く感じるが、ボーカル(声)が入ってない曲は実は④と⑫しかない。女声は、熱っぽい歌唱から、切実な祈り、孤独な呟き、病棟からの奇声、死際の断末魔までこなす豊かな表現力で、歌と声の垣根を壊し続ける。弦・鍵盤・SEも同様、美と狂気の狭間で、メロディがノイズに堕す瞬間を、同時にその逆を、虎視眈々と狙っている。

「私の人格を音楽化したらこうなる」と思えるほどのアルバムだからこそ、個人的過ぎるし正直、あまりお薦めはしない。じゃあ書かなきゃいいのだが、過小評価どころか見向きもされてないこのアルバムが何だか可愛そうだったので・・・。あと、以前BUURN!のレビューで、確か70点くらい付けられてて、一人憤慨してたあの頃の気持ちを晴らさせて頂きました (笑)。


THE 3RD AND THE MORTAL - In This Room - A Touch Of・・・ ★★★ (2006-04-14 02:05:55)

精神異常者の、瞳の焦点が合わないが故の伸びやかなマインドトリップ、とでも言えばいいか。
ちょっと楽しそうだ。


THE 3RD AND THE MORTAL - In This Room - Hollow ★★★ (2006-04-14 02:13:26)

精神異常者による、言語を超越した「虚空」との対話、みたいな。
我々聞き手にはその内容が全く理解出来ない。
だが、彼らは仲良くなったように思える。
(すいません、インストだから言いたい放題言ってます・・・)


THE 3RD AND THE MORTAL - Painting on Glass - Horizons ★★ (2006-05-10 23:45:16)

このCDを所持して数年、アルバムの最後の曲とはいえ、この曲の存在に気付かなかった自分を恥じたい。
神秘的で幽玄に漂う女声コーラスワークが、タイトル通り、日の出の明るみを、薄暗さを、丁寧に、そして官能的に描写する。このバンドにしては珍しくポジティブな印象を受ける点も良い。
とにかく美しい。
何故「官能的」と言ったかは、歌詞を訳してみれば一読瞭然。


THE GATHERING - Mandylion ★★ (2006-06-24 02:42:00)

95年発表の3rdアルバム。
未開の土地から発見された壁画のようなジャケット、スローテンポ中心の不気味なダーク・ゴシック・メタルと聞いて顔をしかめる人も多いだろうが、これがかなり聴き易い音だったりする。
マイナーメタル臭いアレンジや民族儀式じみた雰囲気にくせはあるが、シンセの音色も割と幅広く、曲毎の特徴もはっきりしていて、重さ・暗さにこだわらない哀愁を基調としたドラマのある構成も優れており(いや充分遅いし暗いけど)、メランコリー好きには堪らないムードがある。
そして何より、このアルバムから加わった女性メインボーカル・Annekeのボーカルスタイルが、ゴシック界でよく聴かれる「ソプラノボーカル」ではなく、メタリックとは言えないまでも非常に力強く伸びやかに歌い上げるスタイルで、聴いていて本当に気持ちいいし、絶対一緒に歌ってみたくなるのだ。ゴシック・メタルでは珍しいと思うが、男性(私)が歌ってもそれほど違和感がない。つまり、「歌ものバンド」としてのキャッチーさが非常に強いという事だ。
2006年現在の音からすればかなり暗黒度は高いだろうけど、聴いて損するようなアルバムではないと思います。私的「一緒に歌ったメタル・アルバム」No.1です。


THE GATHERING - Mandylion - Eleanor (2006-06-24 03:04:45)

なかなか勢いあるこの曲が2曲目に来る良い構成。
ツーバスに乗る冷ややかなシンセが鋭い。


THE GATHERING - Mandylion - In Motion #1 (2006-06-24 03:19:37)

重さより哀愁を主眼に置いたゴシック・バラード。
Annekeの力強い歌声が胸を打ちます。力強すぎな気もしますが、感動的な事に変わりないです。


THE GATHERING - Mandylion - In Motion #2 (2006-06-24 03:50:53)

チェロか何かの優雅な旋律を主題とする曲。「# 2」としての仕掛けも良い。


THE GATHERING - Mandylion - Leaves ★★ (2006-06-24 03:25:12)

重々しいゴシック・リフに透明感あるコーラスワークもさることながら、中間部の穏やかで柔らかい展開に息を呑む。この情景転化はお見事!!


THE GATHERING - Mandylion - Sand and Mercury (2006-06-24 03:52:49)

10分の大作ですか。
この曲のAnnekeの歌唱が一番良いと思う。


THE GATHERING - Mandylion - Strange Machines (2006-06-24 02:58:29)

冷ややかなシンセやインダストリアル風SEが絡む中間部の展開がイカしてます。
このアルバムからメンバーとなったAnnekeをアピールする1曲目。シングルにもなりました。


THEATRE OF TRAGEDY - Aegis ★★ (2006-04-13 04:54:00)

98年発表の3rd。多分ギタリスト二人入れ替わってます。
ここでデス声がほぼ完全に消滅。曲調に陰りはあるが、果たしてゴシックメタルの中に留めておくべきか疑問に思う音楽にまで成長した。女性ボーカル(+男声)もののプログレの中に入れても何の問題もないと思う。2ndまでと較べ、視聴対象は格段に拡がっているから、ゴシック初心者に薦めたいアルバム・・・というか、ソプラノボーカルが「嫌い」という方以外は聴いて損はありません。それ以外何も言う必要がない。
だって、似てるらしいけど、PARADISE LOSTほとんど聴いた事ないし。
私が所持しているのは限定デジパック版だが、「SAMANTHA」「VENUS」「POPPAEA」の流れは何度聞いても素晴らしい・・・。


THEATRE OF TRAGEDY - Aegis - Poppaea ★★★ (2006-04-13 14:46:03)

タイトルは、歌を聴く限り「ポペア」でいいのでは。
サビにかけて高音域へと盛り上がっていくソプラノボーカルに対し、いつまでも低音域を彷徨い続ける男声ボーカル・・・。男としては、この無常な世界に泣き伏せるしかありません(笑)
(わー重複しちゃった!ごめんなさい!)


THEATRE OF TRAGEDY - Aegis - Samantha ★★ (2006-04-13 14:54:04)

ボーナストラックだけあって(良く言えば)シンプルな曲。歌詞も凄い短くて、サビはソプラノボーカルが「ららら~」としか歌ってない。
が、それが逆に儚くて、印象深かったりする。


THEATRE OF TRAGEDY - Aegis - Venus ★★★ (2006-04-13 14:38:04)

美しく叙情的なソプラノ・ハーモニーから一転、ヘヴィリフにパーカッシブなデス声が割り込んでくる対比が見事。
さらに、そのデス声を退けて自由に歌い上げるソプラノに開放感があって素晴らしい。


THEATRE OF TRAGEDY - Musique ★★ (2006-04-13 13:57:00)

00年発表の4th。ギタリスト一人とベーシストが脱退している。弦楽器陣は何とも冷遇されるバンドだな・・・。
ジャケットやシンプルなタイトルから予想は付くが、デス/ゴシック的な暗黒的神秘は跡形もなく霧散、PARADISE LOSTによってもたらされた(らしい)デジタル・ゴシックの影響をもろに被っている。シンフォニックな装飾はなく、概ね曲は3分台で、時には「軽快」「ダンサブル」とすら言える曲もあり、決定的に今までの「ゴシックメタル」ではない。
確かに初聴時は驚かざるを得ないが、こういうものとして聴けば、デジタルビートに清楚なソプラノボーカルが浮遊している不思議な世界であり、メタルファン以外にも薦められそうで、さしずめ「デジタル・ダーク・ポップ」とも言いたくなるアルバム。
前作までと切り離して捉えるか、ソプラノボーカル・Livの可能性を探る一枚として捉えれば、十二分に楽しめる。
ただ、この手のバンドにありがちだが、デス声を止めて普通に歌う男性ボーカルは普通に下手糞。


THEATRE OF TRAGEDY - Theatre of Tragedy ★★ (2006-04-13 02:48:00)

95年に発表された1st。LEAVES' EYESのLivが在籍していた。
当時、デス/ゴシックと呼ばれる暗黒音楽において女性ボーカルが彩りを添える場合は、なかったわけではないが、男性ボーカルと共に女性ボーカルが正式メンバーとして加入しているバンドは非常に稀で、画期的だった覚えがある。美と醜の対比が滞りなく進化していく現実に、私は心躍っていたような。
音楽的には、全編スローなゴシックメタルなのだが、繊細なソプラノボーカルがデス声と全く対等に主張してくるので、陰鬱さはあまりなく、儚げで耽美的な世界に心地良く酔う事が出来る。
ボーカル二人は全く異なる歌詞を対話するように歌っており、オペラ・演劇的演出をしている点も面白い。
1stだけあって至らない面もあるが(個人的にはKeyの演奏力が何とも・・・)、ゴシックの可能性を切り拓いたアルバムとして、未だ褪せない魅力がある。


THEATRE OF TRAGEDY - Theatre of Tragedy - Sweet Art Thou (2006-04-13 03:01:29)

1stでは唯一と言っていい、ミドルテンポで、メタルらしい攻撃的な雰囲気のある曲。だがだからこそ、ソプラノボーカルの儚さとピアノの哀愁が際立っている。
この曲の方向性が、2nd以降強調されていったとも思える。


THEATRE OF TRAGEDY - Velvet Darkness They Fear ★★ (2006-04-13 04:02:00)

96年発表の2nd。どうでもいいが、ギタリストが一人変わっている。
男性ボーカルはデス声一辺倒ではなくなり、ソプラノボーカルは表情豊かになり、SEが多用されKeyの音色も多様になって、明らかにアルバムの完成度は向上している。
ひたすら寂寞かつ荒涼としていた前作に較べ、今作は悲壮なドラマが感じられる。それだけ情感のスケールが上がったという事だろう。


THEATRE OF TRAGEDY - Velvet Darkness They Fear - And When He Falleth ★★★ (2006-04-13 04:24:07)

シンセが重要な位置にあるバンドにもかかわらず、シンセを完全に排除し、もう一つの売りである男女の対話ボーカルのみを前面に出す事により、その魅力をを最大限引き出した曲。
男の歪んだ叫びと絶望の呟きを感じて、天使が嘆いている、そんな情景が思い浮かぶ。
このバンドにしか作りえなかったであろう、珠玉のゴシックメタルバラード。


TWILIGHT - Twilight ★★ (2006-11-11 00:12:00)

アメリカン・ブラック界隈って一人でやってる人が多いので、そんな人達が集まったこのバンドはてっきり、集団自殺にある密閉された空気感や、生命への葛藤がとてもよく伝わってきます/100点、みたいな音なのだろうと思ったのですが、案外、各人各バンドの個性が綺麗に並んだコンピレーションの体裁で、アンダーグラウンドとはいえ、こうしたクリエイティビティーのせめぎ合いには何だか健全な印象を持ちます(褒めてません)。
コンピとして買ったところで誰がどのバンドやってるのかさっぱり分かりませんが、ドゥーム系にスーサイド系にメロディック・デスラッシュ系にプリミティブ系とバラエティーはありますし限定という事もありますから、USBMに興味がある方は買っておきましょう。
各々が曲持ち寄っていて、とにかく楽しい雰囲気。談笑しながら作ったんじゃないかなあ。「君の厭世感には敵わないよ!!HAHAHA!!!」とか。


ULVER ★★ (2006-06-05 23:37:00)

>(゜△。)さん
「このCDを聴け」の欄で会話するのもどうかと思うのでこちらに書き込みます。
「PERDITION CITY」のジャケット文の英訳わざわざすみません。
なるほど駅じゃないのですねー。歌詞カードには夜の都市の写真が載ってるから何となくそんな感じで書いてしまいました。
今後はもっと詳しく調べてから書き込むようにします。


ULVER - Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler ★★ (2006-04-17 22:46:00)

「ジャンルとしての」ブラックメタルという呼称を最初に用いたのは誰なのか、今や知る由もないのだろう。だがUlverが、自分達を「ブラックメタル」と認識していたかどうかは知りたい。
ブラックメタル・アルバムの名盤として評価されているこのアルバムの幕開けは、凄まじいブラストビートで殴られるわけでも、冷厳なオーケストレーションに凍えるわけでも、鬱屈したSEで不愉快になるわけでもない。スローテンポ・メタルの上を、ゆったりとしたギターメロディと、幽玄なコーラスが流れる、何と言っていいか分からない不可思議な音楽・・・メロウ・ドゥームというか・・・から始まる。これはブラックメタルと言っていいだろうか。
このアルバム実は、MAYHEMやBURZUMの間近より、IN THE WOODS...(の1st)の近くに置いた方がよくて、自然に囲まれているジャケ写のコンセプトも同じだったりする。多分ULVERは、「静的ブラック」と呼ばれているIN THE WOODS...やTHE 3RD AND THE MORTALらと、「ブラックメタル」にカテゴライズされるMAYHEM、EMRERORらとの中間にいたバンドなのだろう。そう考えると、2ndも3rdも特別突飛なアルバムではなくなる。
雄大な自然描写と、狼の群れの瞳に宿る殺気が交互に描写されるアルバム。


ULVER - Kveldssanger ★★ (2006-04-18 00:49:00)

http://en.wikipedia.org/wiki/Kveldssanger
↑タイトルの英訳はここにありますね。歌詞まではないですが。アルバムタイトルは「Twilight Songs」
このアルバムは、北欧のフォークソング集です、言ってしまえば。
ノルウェーの大自然を思い浮かべて、つっても無理だから、近場の森や山などにキャンプにでも行って、夜空を見上げながら聴くと何とはなしに泣けてくるんじゃなかろうか。
ブラックメタルとしては(違うけど)、北欧人の狂気と自然の関係に思いを巡らすのも一興。


ULVER - Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden ★★ (2006-04-18 02:41:00)

「美醜対比」という言葉はこの手のジャンルによく使われる表現だが、このアルバムには究極の暴虐・野蛮の中に、究極の美が隠されている。
聴き始めた頃はド劣悪音質にしんどくなってCD止めたりしてたが、慣れてきた頃一曲目の後半で、不意に涙ぐんでいた覚えがある。「自らの身体を傷付けないと表せない感情がある」と理解出来ない奴は去れよ!誰にも越えようがないメロディック・ブラックの頂点。
さらによく聴くと、Skollのベースがほとんどオブリガート(副旋律)になっている事が分かった。ベースが泣いている!多分だけど、ブラックメタルでこんなベースラインない。
あとさらに、これはどうでもいいんだが、知人にメンバーの写真見せたらAismalを指差してこう言った。
「こいつは絶対人肉喰っている」


ULVER - Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden - Hymn VII: Of Wolf and Destiny ★★★ (2006-04-18 03:07:01)

メインリフは本当にシンプル。メロディがあると言いにくい、が、涙を見ないと哀しみが見抜けないような奴に用はないって事か。


ULVER - Perdition City: Music to an Interior Film ★★ (2006-04-18 01:37:00)

「Music to an Interior Film」と銘打たれてます。インテリアは「部屋の内装」という意味ではなくて、Interior=「内部の」と考えてつまり心の中の映像、結果「妄想を広げる為の音楽」ではないでしょうか?
さらに「This Music for the Station Before and After Sleep.Headphones and Darkness Recommended」とあります。私は英語はアレなので分かんないのですが、「寝る時に聴け」かもしくは「静まり返った駅周辺で聴け」なのか・・・。付属のブックレット見ると後者っぽいんですけどね。PERDITION CITYだし。
実際夜の駅周辺で聴いてみた事あるんですが、風景が突然近未来化して面白かったです。つまり、知人と海を見に行ったら大時化で外にも出られず、何となく藤圭子(演歌)のCDを車の中で再生したら、突然周囲が寂れた漁村になって二人で大笑いした事がありますが、似たようなもんでしょうかね。今も部屋の電気消して聴きながら書いてますが、パソコン周りが恐怖のサイバー空間になってます。ただ、こういったエレクトロニカは比較対象がないので良し悪しは測れません。
私はそれほどいいメタル耳を持ってないので、こうして様々なジャンルの音楽を聴くきっかけを与えてくれるのは有難いですね。これからも好きでいたいバンドです(と言いつつこれ以降のCD買ってないのは内緒)。


VED BUENS ENDE ★★ (2006-04-28 23:01:00)

何か驚くべき事に、再結成したとか言ってますが・・・(Skollは脱退している模様)。ニューアルバムを2007年に発売するつもりだとか。
私、1st昨日買ったばっかですよ?どういうタイミングだよ。


VED BUENS ENDE ★★ (2006-04-30 13:07:00)

>Usher-to-the-ETHERさん
あーCAVADER INC!聴きたい!Carl(及びCzal及びAggrresor)は調べると、活動暦鬼のように長いのか、関わったバンド多くてビックリしますね。ノルウェイの奥深さを実感してます。
1stは今聴いてますが、こういったプログレ調の曲をここまで流暢に叩ける人って実は、この界隈にあまりいないんじゃないか、と思えるので、また元気になって欲しいと私も思います。
しかしこのアルバムは・・・何てレビューすりゃいいのか・・・わけが分からない・・・。


VED BUENS ENDE ★★ (2006-05-09 01:23:00)

一応書き込んでおきます。
数日前にレビューしたんですが、歌詞を見ながら聴いたらあまりにも印象が変わってしまったので、全面的に修正とは言えないほど改訂しました。
こういう事はやらない方が良いのかもしれませんが、前のレビューに微塵も意味はないと判断して上書きしました。前の書き込みを読んだ方がいらっしゃったら忘れて下さい。お願いします。
今後こういった事のないように気を付けます・・・申し訳ありません。


VED BUENS ENDE ★★ (2006-06-22 23:44:00)

VED BUENS ENDE...の続きと言っていいVIRUSの「CARHEART」買いましたよ・・・Carlはギターとボーカルで他はVED BUENS ENDE...と全く違う人。
「WRITTEN IN WATER」は悪夢のアルバムとすると「CARHEART」は・・・い、犬と車のアルバム・・・犬の顔した人間が車で爆走してるアルバム・・・何を言ってるんだろう俺w。もう全く意味が分からん。ジャケから何から全ておかしい。
ブラック要素は皆無ですが、こっちの方が勢いがあって(何せCARHEARTだし)アヴァンギャルド・変態・ジャズとしてVED BUENS ENDE...の方向性は引き継がれてますね。音質・楽曲・演奏どれをとっても素晴らしく進化してますよ。
何にせよ、犬です。犬なんです。あとケンネルとか。車輪の付いた犬。そういう疾走感っていうか、「ROAD」って曲もあるんです。エレベーターという曲もあるな・・・廃車工場か。犬の解体、車の解体。Jester Recordsから出てます。そういう音。誰か分かってくれ!!


VED BUENS ENDE ★★ (2006-09-18 00:04:00)

↑・・・誰かがこのバンドの動向を書き込んだのかと期待したのに・・・いいわ、便乗して何か書いとく。
今年の終わりに以前に出したEPか何か分からんが「Those who caress the pale」に新曲1曲加えて再発されるんだって。聞いた事ないレーベルだから日本に入ってくるのか不明だけど。
↓その発売元のページ。
http://www.kyrck-productions.cjb.net/


VED BUENS ENDE - Written in Waters ★★ (2006-05-06 01:43:00)

当時のノルウェーブラックメタル界のタレント達で結成されたバンド、もしくはプロジェクト。メンバーはDODHEIMSGARDやAURA NOIR他様々なバンドに関わっているCarl-Michael(Vo&Dr)、DODHEIMSGARDのVicotnik(G&デス声)、ULVERのSkoll(B)の3人編成。
メンバーからして当然、ブラックメタルを期待して聴き始めるが、聞こえてくる音はミドルテンポ中心の、不気味な3ピースアンサンブルと気だるい歌唱が延々続く内容で、ブラックどころかゴシックでもなく、メタルというのも首を捻るような、アヴァンギャルドとかプログレッシブとしか表しようのない、アンビエント・メタルもしくはブラック・ジャズ・メタルだ。音像をカテゴライズするのは非常に難しい。
最初は印象を言葉にする事も出来なかった。ブラックメタルのような暴力性はほぼないし、メロディックでもなく、歌が上手いわけではないし、でも気味の悪さだけは徹底されていて、「不思議で謎めいたアルバム」という事で一旦結論を出してしまった。
だが、歌詞を読むと突如、印象が鮮明になる。
正確に訳したわけではないが、歌詞の印象は、後悔や失望や居直りや諦めが繰り返される悪夢的幻惑の世界で、歌詞を読みながら聴いていくと、孤独と絶望の泥沼に沈みこんで抜け出せなくなる。覇気のない歌も、引き攣るギターも、蠢くベースも全て、生きれば生きるほど醜く汚れていながら、救われる気もない人間の病的な暗黒を描写しているようで、それが約60分揺るぎなく続くわけである・・・。
ゴシックでもドゥームでもなく、ブラックメタルの病から生まれた輝かしい奇形児。
再発輸入盤ジャケットのゾンビの群れは、紛れもなく、私達の姿であろう。


VED BUENS ENDE - Written in Waters - Autumn Leaves (2006-05-11 22:29:42)

アルバム中唯一の普通の曲。クリーントーンのギターカッティングとうねらないベースに、男声と女声のデュエットが乗って、幻想的な雰囲気のバラードになってます。
本当普通に良い曲です。男声がもうちょっと上手ければなお良かった。


VED BUENS ENDE - Written in Waters - Coiled in Wings ★★★ (2006-05-12 00:46:11)

前半、朗々と歌い上げておきながら、一転、後半は本性を現したのか怒涛のブラスト・・・いやもう曲の印象なんかどうでもいい。
何と言っても聴きどころは・・・ブラスト時のSkollによるトレモロベースラインだろう!!猛烈に泣いている!!最高だ!!これが聴きたかった!!
あと、「I am the one worthy」と卑しく叫ぶVictonikのデス声が好き。


VED BUENS ENDE - Written in Waters - Den saakaldte ★★★ (2006-05-12 00:24:26)

これは個人的にお薦め。
9分近い大作だけど、これまで通りの不穏なアンサンブルに加え、恍惚感溢れるズレたダブルボーカルが気味悪く、後半、何故か突然ブチ切れてブラック・メタル化したりと、「これぞVED BUENS ENDE...流ドラマ!!」と、言ってみたくなる。


VED BUENS ENDE - Written in Waters - I Sang for the Swans ★★ (2006-05-11 23:47:12)

アルバム1曲目からいきなり、不気味でウネウネしたアンサンブルを3分以上も聴かされる。この時点で早くも「普通のアルバムじゃねーな」と気付けるありがたい構成だ。
曲の印象は、ミドルテンポに終始する、罪と後悔の残留思念みたいです。
「I raped her on her throne」の絶叫が何か怖い。


VED BUENS ENDE - Written in Waters - It's Magic ★★ (2006-05-12 00:06:50)

シアトリカルなボーカルが、変幻自在とまでは言えない歌唱力で歌い上げる。充実の気味悪さだ。
中間部に珍しく分かり易い、ギターとベースのやりとり(と言えそうなパート)があるね。


VED BUENS ENDE - Written in Waters - You, That May Wither ★★ (2006-05-11 23:59:40)

一応ブラックっぽい疾走感がある曲です・・・というか、展開する度に何故かテンポが上がっていく。1曲目飛ばして、この曲から聴いた方がとっつき易そうだ。


VIRUS(NORWAY) ★★ (2006-10-11 02:56:00)

全曲レビューしたら気持ち悪くなっちゃった。早く寝よう。


VIRUS(NORWAY) - CARHEART ★★ (2006-10-11 00:55:00)

ドライブするアルバムです。「ドライブ感あるアルバム」ではなく、アンサンブルが車という意味です。アルバム・タイトルの通りです。
「CARHEART」なんて言葉はないわけですけど、car=dogと考えると理解しやすい。おそらく、「ドライバーが犬」と考えても、「『走る』という点で犬も車も同じ」と捉えても、どちらでもいいのでしょう(曲名通り「DOGS WITH WHEELS」としてもよさげ)。
つまり、演奏者が犬(もしくは車)という事でいいと思います。ドラムがボディ、ベースがエンジン、ギターがタイヤ、もしくはドラムが筋肉、ベースが肺、ギターがアキレス腱。
舗装され、用意された道路ではなく、現代の道なき道を駆け抜けるパラノイア・ハード・ロック。ギターはCzral、ドラムはBEYOND DAWNの人、ゲスト・ボーカルにGarm(ULVER)、作詞・作曲協力に元DODHEIMSGARDのZweizz(Svein)。
バンド名はシンプルですけど、全く伊達ではありません。ワンワン!!


VIRUS(NORWAY) - CARHEART - BANDIT ★★ (2006-10-11 02:35:08)

ふざけた雰囲気があります。スピード感というより蛇行運転みたい。
このアルバム歌詞が載ってないので、タイトルから何を物語っているのか判断出来ません。


VIRUS(NORWAY) - CARHEART - BE ELEVATOR ★★ (2006-10-11 02:49:58)

終わりは9分の大作です。リフが本当に「エンジン吹かしてる感」があります。
後半VED BUENS ENDE...ぽいですけど、ホンマに恐いんで止めて下さい・・・。
エレベーターっていうのは、廃車工場のエレベ-ターなのかなあ・・・。


VIRUS(NORWAY) - CARHEART - CARHEART ★★ (2006-10-11 01:24:52)

1曲目から快走・爆走ですね。どれだけの車を追い抜いているのかというスピード感がスリリング。
ボーカルはスピード出し過ぎでラリってます。


VIRUS(NORWAY) - CARHEART - GUM MEET MOTHER ★★★ (2006-10-11 01:51:14)

リフもメロディもボーカルも展開も何もかも病んでます。最高ですとしか言いようがない。
終盤、執拗に裏拍取り続けるリフと幽霊ボーカルが恐い。


VIRUS(NORWAY) - CARHEART - HUSTLER ★★★ (2006-10-11 02:25:43)

インストに近いアンビエント・ロックと言えますが・・・最早殺気に近い不穏さ。延々残響音が鳴ってるようなアンサンブルというか。
本当、死ぬほど恐い。タイトル全然関係ないw。


VIRUS(NORWAY) - CARHEART - IT'S ALL GONE WEIRD ★★ (2006-10-11 02:11:12)

序盤はVED BUENS ENDE...を想起します。対話するようなボーカルが乗る気味悪ーい世界。何か吐き気がしてきたw。
今改めて思いましたけど、このアルバム、ろくでもないものです。


VIRUS(NORWAY) - CARHEART - KENNEL CRASH RECOVERY (2006-10-11 02:16:43)

このアルバム、ケンネル=車、犬=人間という皮肉もありえる、と聴いてて思い付いた。


VIRUS(NORWAY) - CARHEART - QUEEN OF THE HI-ACE ★★ (2006-10-11 01:34:14)

このボーカルクレジットからしてGarmだと思うんですけど、違うかなあ。はっきり言って気味悪いですけど。
楽曲はカーチェイスの如き緊張感。女声コーラスが風を切る音に聴こえます。


VIRUS(NORWAY) - CARHEART - ROAD ★★ (2006-10-11 01:40:31)

富士の樹海にでも迷い込んだのでしょうか。ギターの響きが気持ち悪過ぎる。
作曲に加わっているYusaf Parvezという人はVictonikですか。


WHEN ★★ (2006-09-22 23:49:00)

うわーっ。
これはまたディスコグラフィーが10年かかっても埋まらないようなバンドを登録しましたねw。ブラックメタラーより暗黒プログレマニアの方に期待しましょうか。
>非HR/HMだと思うんですけど
HM/HRの要素は皆無じゃないすかねw。BEST盤聴く限り。


WHEN ★★ (2006-10-22 23:49:00)

Usher-to-the-ETHER氏、WRITERCAKEBOX購入されたんですね~。「この曲を聴け」のレビュー、死ぬほど笑わさせて頂きました。まともなレビューになりゃしないという(笑)。「本当に推薦してんのか」みたいなレビューにしかなんないですよね。私はもう匙を投げましたよ。
>「ASYLUM」は一体
あれは突出した大爆笑トラックですよねー、全日本人必聴!!。
まー作った本人は言葉の意味を理解してないでしょうけど・・・我々がTAKKEのルーン文字に神秘を感じるのと同じようなものですかね(例えがマニアックやな・・・)。


WHEN - Writercakebox-the Unblessed World of When (1983-1998) ★★ (2006-09-25 23:59:00)

Jester Records移籍に伴って発売された、移籍以前の音源からのベスト/コンピレーションと思われます。99年発表。
DROWNIND BUT LEANING(1987)、DEATH IN THE BLUE LAKE(1988)、BLACK, WHITE & GREY(1990)、THE BLACK DEATH(1992)、PREFAB WRECKAGE(1994)、GYNT(1997)と、JESTER以前のアルバム全てから満遍なくセレクトした上、サンプラー提供曲やらビデオ用に作り直したものやら未発表音源やら詰め込まれて、2枚組み、計39曲、収録時間150分。
元々楽曲が脈絡を超越しているし「統一感」や「印象」という言葉と無縁の音楽だが、曲間がつなげられている為楽曲の切れ目がなく、結果、この祝福されざる暗黒世界をお腹いっぱいを超えて満腹中枢が破壊されるまで無理矢理浸らされます。私はもう死にそうです。

実のところブラック・メタル界と縁深いこのLars Pedersen氏ことWHENですが、ARCTURUS「DISGUISED MASTERS」のオープニングとして提供した曲の作り直しが収録されてますし、SATYRICONが拝借した「DARK MEDIEVAL TIMES」のオープニングも収録されてますし、DARKTHRONE「A BLAZE IN THE NORTHERN SKY」のオープニングみたいな雰囲気も見受けられるので、ブラック・メタルの源流を覗いてみたい方はどうぞ。
言うまでもなく、ブラストも絶叫もないというかHM/HR要素は皆無、メタルのメの字もないカットアップ/コラージュ/病気音楽です。
・・・私はこれがWHEN初体験ですけども、これを聴くとですね、ARCTURUS「LA MASQUERADE INFERNALE」、SATYRICON「REBEL EXTRAVAGANZA」、DODHEIMSGARD「666 INTERNATIONAL」などがとっても正常な音楽だと思えるようになりますね、ええ。WHENの前ではULVERですら土下座するしかないんじゃないですか。「頼むから近寄らんでくれ」とw。


XASTHUR ★★ (2006-05-22 03:03:00)

このバンドを知って二ヶ月、こんなにも早くレビューが書けるなんて幸せです。Kamikoさんに感謝!!
ちなみに私は、Blackmetalradio.comで聴いて感動、即座に注文しました。


XASTHUR ★★ (2006-05-24 11:38:00)

>Kamikoさん
どーも初めまして。
ええ、全く素晴らしいバンド(と言っていいのか)だと思います。
私はここ数年CD自体あまり買ってなくて、この界隈もまだ疎いんですが・・・最初聴いた時、「まだノルウェーも頑張ってるなぁ」と思ったら、アメリカ産だと知ってたまげましたよ。
このアメリカン・孤独ゾンビ界隈は、XASTHURとJUDAS ISCARIOTぐらいしか登録されてないっぽいから、これから充実していくといいですねー。


XASTHUR ★★ (2006-08-03 14:59:00)

二年振りの5thアルバム「Subliminal Genocide」が現地では来月発売のようで。
しかし今回はHydra headからも出るって、これは凄いんではないでしょうか?(よく知りませんが)
Hydra headの真っ当なHPのNewsに、いきなり真っ黒な写真が出てくるのが素敵過ぎます。わはははは。頑張って下さい。