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mokusatuさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

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AMORPHIS - Far From the Sun - Ethereal Solitude ★★★ (2006-09-16 02:46:17)

レゲエみたい、と思った私は単なる無知なのかな。
何だかスペイシ-なムードもある、とっても寂しい風情のバラード。新たな情景を獲得していると思う。
感動的っていうか、孤独感が宇宙へ放出されて悲しみに包まれていくような拡がりを感じる。
効果的なピアノの使い方はSanteri Kallioの必殺技であろうか。


AMORPHIS - Far From the Sun - Higher Ground (2006-09-16 02:24:07)

イントロは東洋風味、メインはオルタナ風、中間部はサイケと、「北欧叙情メタル・バンド」としては「らしくなさ」だけで作ったような曲と言えそう。さらにボーカルの性質が全くこの曲に合ってない。
けど格好良い曲です。変拍子の入れ方が上手い。


ORIGIN - Origin - Lethal Manipulation (The Bonecrusher Chronicles) ★★★ (2006-09-14 02:51:24)

1曲目からいきなりドラムがおかしい。スネアが早過ぎる。シンバルが派手過ぎ。フレーズを色々入れ過ぎ。常に妙な事やらんと落ち着かんのか?ギターリフのどうでもよさがまた素敵過ぎる。
私は1:26や2:05あたりの、ギター以外全部消えた後に、全員で小節の頭に一拍「ドッ」って入れる音、この音の長さがすっごい好きなんですよ。スタッカート気味に「ガッ」って感じじゃない、「ドオッ」って感じ。この重みが最高です。些細な事ですが。


ORIGIN - Origin - Inner Reflections ★★★ (2006-09-14 02:37:24)

最後は結構つーか比較的真っ当な獰猛さが徹底されているような。
終わりにようやくメタルらしい格好良いリフが出て来て、宇宙の彼方へ消えて行きます。ドラムは相変わらず信じ難い速さでスネア打ってますがw。


ORIGIN - Origin - Disease Called Man ★★★ (2006-09-14 02:27:41)

しんみりとした語りとSEきたなー、と思ったら曲調やっぱ同じかいw。
これも疾走感がある。で、例によってスネアが鬼のように。


ORIGIN - Origin - Infliction ★★★ (2006-09-14 02:19:20)

この曲は格好良いですね。何が格好良いかと言うと、第二デス声が。「ギャッ!!」「ギャッ!!」ってやつ。パーカッション的ブラック声というか。声質も好きです。


ORIGIN - Origin - Manimal Instincts ★★★ (2006-09-14 02:14:39)

イントロの会話がいいアクセントに(何言ってるかは知らん)。
これは割と普通の疾走感がある。だが何故にここまでスネアに頼りますか・・・恐ろしい事になってますな。
しかしリフは途中でスライドで「ギュオ~ンギュオ~ン」と間延び。何故・・・。終わり際「オッオッ!!」とうなるボーカルもいいというか、面白い。


ORIGIN - Origin - Mental Torment ★★★ (2006-09-14 02:06:42)

中間のベースとシンバルの掛け合いがおかしい。デスの凄みもへったくれもない凄まじい軽さ。ずっこけるわ。リフは結構獰猛な感じなのに。
というかこの曲聴いてる時点で気付いたが、このアルバム、デスにしてはバスドラが前に出てないのだな。むしろシンバルとスネアが前。それがそもそも間違ってる、というか間違えてみたのだろう。2ndバージョンと聴き較べれば一聴瞭然、力点が全く変わっている!!


ORIGIN - Origin - Origin ★★★ (2006-09-14 01:57:16)

イントロからJon Longstreth節炸裂。デスなのにこんなシンバルの入れ方で良し!!としたところが凄いわ。
終わりのデス声が素晴らしいです。ロングトーンデス声。感情がありません。


ORIGIN - Origin - Sociocide ★★★ (2006-09-14 01:48:35)

リフだけ聴けばどうしようもなくデス・メタルなのだがなー。それ以外の何物でもない。だがドラムがデスにあるまじき派手さである。
途中でボーカルエフェクトがかかるが、特別印象的ではない。つーか笑う。


ORIGIN - Origin - Vomit You Out ★★★ (2006-09-14 01:39:37)

このアルバムに微塵もシリアスさを感じないのはやっぱドラムのせいだな、と思った。おもちゃじゃないんだから、金物をどんだけ入れたら気が済むのか・・・。
アウトロのツーバスがまた笑える。


1349 - Hellfire - From the Deeps ★★ (2006-09-13 02:38:29)

非常に重く、病んだムードが素晴らしいです。最早スロー・テンポなのかと思いますが、動きの少ないメイン・リフに込められた熱を感じますね。
ボーカルは発狂しそうな嘆願のようで、終盤の絶叫が何ともおぞましい。
中間の展開が長いかなーとも思います。


KEEP OF KALESSIN - Agnen: A Journey Through the Dark - Agnen (2006-09-13 01:26:33)

これだー!!この機銃掃射リフ!!なんて格好良いんだろう・・・。
音質悪過ぎであんまり鋭さが感じられませんけど、こういうのはブラックではあまり聴かない気がするのです。
中盤以降はクソ長いアウトロといった趣。演る側にも聴く側にも拷問にしかなってない。


KEEP OF KALESSIN - Agnen: A Journey Through the Dark - Orb of Man (2006-09-13 01:12:11)

否が応でもサビメロが印象に残りますねー。
ドラムはブラストorツーバス踏みっぱなしだが、常人なら死んでると思う・・・いや、こんな曲ばっかですけど・・・。


KEEP OF KALESSIN - Agnen: A Journey Through the Dark - Dragonlord (2006-09-13 01:04:03)

えっと、これが4曲目ですか?
鬼ブラストの上をゆったり流れるトレモロ・メロディがいいですが、その後の変拍子展開も好きです。その後の展開は何故か5曲目とつながってたりしてよく分かりませんが・・・。
しっかし・・・このドラムはホンマ化け物やな・・・。


KING CRIMSON - Islands ★★ (2006-09-12 12:14:00)

HM/HRとして聴くと恐ろしく退屈なアルバムだと思いますが、サックス、フルート、コントラバス(だよね?)等による木管アンサンブルを従え、繊細なボーカルやソプラノ・ボーカルやよく分かんない打楽器やメロトロンやらが現れては消えるという、幻想的かつ神秘的な浮遊感に浸れるアルバムです。
私には、インプロ部分の長さがどうとか関係なく、「歌もの」という印象がないです。それだけこの室内管弦楽みたいなムード(いや、良く知りませんけど・・・)が気に入っているのだと思います。つまりは「Keith Tippett Group万歳!!」という結論なのでしょうかね。
フリーキーで暴力的なパートもありますけど、あくまでも神秘の中で蠢いてる感じがあります。狂気と混沌を内包する静謐の美。

これを気に入っている方は必ずTHE 3RD AND THE MORTALもイケますので、その狂気の穴を通ればブラック・メタルの世界に踏み入れられると思いますねー・・・いや、Frippのノイジーなギターとブラック・メタルの騒々しい音質って、実はそんなに変わんないというか、根っこは一緒ですよ。・・・ええ、誰も同意してくれなくていいです。
えーと、71年発表の4thアルバムです。


OPETH ★★ (2006-09-12 02:43:00)

あのー、10月に輸入盤でとんでもないものが出るっぽいですけど・・・。
何かBOXSETとか書いてありますけど・・・4枚組とか・・・書いてありますけど・・・詳細がどこにも書かれてませんが・・・これは一体何なんでしょうか・・・。


DISSECTION - Reinkaos ★★ (2006-09-12 02:04:00)

06年発表、実に11年振りの3rdアルバムである。
数年に渡る刑務所生活が Jon Nodtveidt(G.)に何をもたらしたのか分からないが、2ndのようなブラック・メタル・スタイルから、かなり意図的に脱却を図った事は確実だと思える。ヒステリーに満ち満ちたリフも、神経を切断させるようなスピードも、平穏を消し尽くす禍々しい音質も、何一つ残ってない。
つまりこのアルバムは、非常にメジャー・メタル指向の音楽だ。
そもそも、前作を忘れて好意的に聴けば、これが「ブラック・メタルではない」どころか「デス・メタル」ですらないと捉えられる(ボーカルはデス声ですが)。
(昨今のメロディック・デス事情は全く知らないものの)一番近いのはIN FLAMESだと思うが、IN FLAMESよりもデス・メタルぽさは薄い気がする。もっと落ち着いていて、力強い感触がある。リフひとつひとつ、音ひとつひとつが比較的、重い。
だからこのアルバムは、「ヘヴィ・メタル」なのだと思う。
そこら辺のメロスピと較べれば凄まじくヘヴィだ。疾走感など念頭にないかのようである。
Jonが新生DISSECTIONを「Anti-Cosmicmetal of Death」と呼んだのは、彼のオリジネイターとしての強い信念なのだろうが、何よりヘヴィ・メタルとの距離感(反逆性)こそ重要としたうえでの選択ではないか、と推測してみる。
反逆の音楽であるにも関わらず、最早スタイルとして定着してしまったブラック・メタルのフォロワーになど、安住出来るはずがない、と・・・。
前作と較べてどうであろうと、少なくとも、スウェディッシュ・メロディック・ヘヴィ・メタルとして充分な完成度であろう。DISSECTIONは知らないIN FLAMESファンに感想を聞いてみたい(正直、凄ーい似てるパートが結構あるw)。

このアルバム発表の約4ヶ月後の2006年8月半ば、Jonの銃自殺によりバンドは解散している。


TAAKE - Nattestid... - Nattestid Ser Porten Vid PartⅤ (2006-09-10 21:27:00)

後半の展開が何だかおざなりな気もしますが、その終わり近くの緩やかなトレモロ・メロディがたまらん。ブリザード・スタイル万歳!!です。


TAAKE - Nattestid... - Nattestid Ser Porten Vid PartⅣ ★★ (2006-09-10 21:17:08)

インストですが、単にボーカルがないだけとも言えます。基本他の曲と変わりないです。
疾走トレモロの素晴らしさは言うまでもないですが、中間部のギターとベースによるメロディの掛け合いがまた何とも叙情的。


DODHEIMSGARD ★★ (2006-09-10 21:02:00)

いやしかし、初期路線に戻ってもいいんじゃないかとも思いますよ、聴いた事ないですが・・・。
ここ数年活動してなかったにせよ、これだけ大物が関わってて初期作は評価高いはずなのに、このページ人来なさすぎじゃないすか。何か寂しくてw。忘れ去られてんのかなーと。
いかにもブラック!!みたいな事やって、バンドの知名度が上がるならそれでもいいかな、とも。
3rdのボーカルは私も何て言ったらいいか分かんないですw。ただ、おそらく、私はポップスのような歌唱メインの音楽はほぼ聴かないので気にならなかったのかと思われます。
3rdは結局インダストリアル/ミクスチャー/サンプリング音楽で、あれと似たような音源はおそらくどこにもないし、あそこまでブラック・メタルに近いものもない、という評価でいいと思いますね・・・というかそうとしか評価しようがないと言いますかw。


TAAKE - ...bjoergvin... - Over Bjoergvin Graater Himmerik PartⅡ (2006-09-10 02:44:48)

冒頭はブラックというよりメロディック・パワー・メタルぽいですな。
格好良い事に変わりないですが、びっくりしますね。


TAAKE - ...bjoergvin... ★★ (2006-09-10 02:27:00)

02年発表の2ndアルバム。今作は一応バンド体制(4人)で作られている。
前作のトゥルー・スタイルから一転、非常に実験的な方向に舵を切った作品だ。おそらく、トゥルー・スタイル以外の音楽性も取り入れたものと推測するが・・・いわゆるテクニカル/プログレッシブな要素が増え、かつミドル・テンポを積極的に導入した結果、スピード一辺倒ではないメロディック・デスのようになっている。
とにかく前作以上に展開が頻繁で、変拍子も多く、曲調も音色もブラック・メタルに捕われない多様なアルバムとなっている。音質も前作以上に良い。
印象としては、初期AT THE GATES辺りの黎明期メロディック・デス(ブラック)である。
・・・正直、1stを聴いて感じたTAAKEの美点・・・疾走感、爆発力、叙情性が生きているとは思えないし(①②は良いですが)、ミドル・テンポ主体の曲(③以降)が魅力的かと言われば・・・・・・うーんと、割と普遍的なメタルぽい要素があるので、ブラック・メタルを知らん人には取っ付き易いのか、などと無理矢理褒めてみますけど・・・ま、純粋にブラック・メタルとしては、まずこのアルバムを買うべきではないと思います。


TAAKE - ...bjoergvin... - Over Bjoergvin Graater Himmerik Part Ⅲ (2006-09-10 00:46:31)

・・・変な曲・・・何を表現したいのかさっぱり分からん・・・つーか正直笑っちまうわ。
基本ミドル・テンポのブラックなんですけど・・・中間部のスロー・パートが・・・ええ・・・これはある意味、彼らなりのプログレッシブな叙情表現だという事に・・・ああ、アカン、やっぱ笑っちまうわ・・・。
一体何ですかこれはっ!!鬼気迫る絶叫と気の抜けるSEを対比しているコメディ・ブラックなのか?


TAAKE - ...bjoergvin... - Over Bjoergvin Graater Himmerik PartⅠ ★★ (2006-09-10 00:16:54)

変拍子は正直やりすぎですけど、やっぱメロディセンスと爆走感は一級品。リフ・ストップからピアノと連動して紡がれる旋律は問答無用級。格好良さが神懸かってます!!


BLUT AUS NORD - The Work Which Transforms God ★★ (2006-09-09 21:29:00)

うひゃひゃひゃひゃ、これは最高だ。
ブラックだろうがデスだろうが、エクストリーム(極端な)・ミュージックと呼べるものは何かしら病気持ちの音楽だと思いますけど、こいつらは一体どんだけの病気を併発してんだ、と心配になりますな・・・「疫病神」の称号を与えたいですね。03年発表の4thらしいです。
ブラック・メタルって割と「躁病」が評価されやすいですが、私のような「鬱病」派にとっては、何と言うか願ったり叶ったりみたいな音です。ブラストもありますけど全くメインではなくて、不協和音の不安定さと得体の知れないホラーの空気が土台としてあって、まー・・・そこに骨格としてブラック・メタルみたいなものがくっついてる、と言っていいです。構成とかありますけど、大方、リフらしいリフはありません。
つまりこれは、ブラック・メタルとアンビエント・ミュージックの境界線にあると言えますかね。マシン・ドラムもいささかドラム・ビートという概念を崩しにかかっていて、インダストリアル的なところに踏み込み始めているかと。
ボーカルは2人くらいゲスト参加ですけど、それは非常に象徴的で、このアルバムは「メイン・ボーカルがない」と考えていいと思います。歌詞も載ってないですし、別に調べたくもならないです。
つまり、喚き声もブラストもあって音質もいかにもプリミティブなのに、ブラック・メタルを逸脱しかかっているアルバムでしょう。ブラック・メタルみたいなダーク・プログレと言えます・・・実際オフィシャルの「好きなバンド」にGENESISやPINK FROIDが挙がってますしね・・・アルバムのどこにもそんな片鱗はありませんがw。
XASTHURはすぐBURZUMを想起するのに、このアルバムはあまり想わないのは、そういう事だと思います(無論BURZUMの子供である事は間違いないですが)。
タイトルも素晴らしいですねぇ・・・何となく訳すと「神性変換作品」ですか?切迫するにもほどがある悪夢を見て死ぬほど寝汗をかくのが好きな方はmust buyですよ!!

おそらくギター、ベース、(ドラム含む)デジタル関係の三人編成と思われますが、ブックレットに何も書いてないので確認出来ません。

あと、私が購入したものは05年に再発された、「THEMATIC EMANATION OF ARCHETYPAL MULTIPLICITY(05年発表のEP)」との2枚組みでしたよ。


BLUT AUS NORD - The Work Which Transforms God - Procession of the Dead Clowns ★★ (2006-09-09 15:16:08)

アルバムのアウトロに位置しているインスト。
淡々と刻まれる重いリズムに、メロディが雄大に流れて行く。
展開らしいものも全くない10分であり、思う存分憂鬱に浸れる反ヒーリング・ミュージックだ。


BLUT AUS NORD - The Work Which Transforms God - Inner Mental Cage ★★ (2006-09-09 15:07:36)

デジタルの恐怖といった趣。ブラック的絶叫のピンポイントな使い方がまた素敵です。


BLUT AUS NORD - The Work Which Transforms God - The Choir of the Dead ★★ (2006-09-09 14:34:46)

実質アルバム1曲目。いきなり6分なんで、嫌いな人は1曲も聴けないと思います。不協和音と不穏と不吉のカオス・・・「不」ばっかだw。
ミドル・テンポ・パートのパターンがどうにも掴めない冗談みたいなドラムがツボすぎ。最早不条理です。


BLUT AUS NORD - The Work Which Transforms God - Axis ★★ (2006-09-09 14:07:32)

人間業じゃない豪速マシン・ブラストで幕開けですが、そこに何の嫌味もないのは、最早音楽性がメタルの管轄外だからでしょうかね。
しかしこのアルバム、どの曲も展開すればするほど盛り下がってくのが面白くて仕方ないわw。


BLUT AUS NORD - The Work Which Transforms God - Our Blessed Frozen Cells ★★ (2006-09-09 03:14:51)

イントロが何気に泣いてますねー。アルバム中では割とまともなリフが続いてXASTHURみたいでもある・・・後半のシンセのメロディがまた憂鬱で雄大ですなぁ・・・。
ただ、あまりにも普遍的スーサイド・ブラックすぎて「らしくない」とも言えます・・・いや、名曲には間違いないですよ。ひとしきり感動して、死にたくなります。


BLUT AUS NORD - The Work Which Transforms God - Metamorphosis ★★★ (2006-09-09 02:58:32)

マシン・ドラムで生ドラムみたいな事するのも、ま、いいですけど、その逆ってのも可能性があるわけで。
この曲のマシン・ドラムに何があるかつーと、ギクシャク感・不安定感ですよ。ドラミングの歴史からすればおそらくギャグっつーか、ドラムになってないでしょうね。
でもこのバンドはそもそも、リフがリフの体を成しておらず、不協和音/ノイズ(ギター)にさらに恐怖と不穏(SE・喚き声)があるだけなんで、そこに機械だけに正確無比にネジを外してくるリズムが加わればそれは正に、鬼に金棒。
素晴らしくブッ壊れたプリミティブ・アンビエント・ブラックです。


DEATHSPELL OMEGA - Si monvmentvm reqvires, circvmspice - Sola Fide I (2006-09-08 02:50:07)

容赦ない疾走ブラックですが、サビのトレモロ・リフが泣いてますねー。
ただ、音質か演奏か金か理由は分からんけど、ギタープレイにもう少しキレがあると良かった。私は無理矢理脳内変換して聴いてます。


AMORPHIS - Am Universum - Grieve Stricken Heart ★★★ (2006-09-08 02:25:48)

アルバムの最後に大作(6分強)持って来ましたか。
これ、即効性はないですけど、少しづつ少しづつ、サビに向けて盛り上がっていくんで、腰を落ち着けて聴く事をお薦めします。すっごく感動的な曲だと思う。サックスもあります。
SAKARI KUKKOにありがとうと言いたくなってアルバムは終わりです。


AMORPHIS - Am Universum - Veil of Sin ★★★ (2006-09-08 02:10:23)

AMORPHIS屈指の名バラードだ!!
ピアノが印象的なイントロ、ピンポイントで流れるギター・メロディ、悲哀を発散する雄大な歌唱に、展開に準じて盛り上げてくるサックスと、もう何も言う事ないです。


AMORPHIS - Am Universum - Forever More (2006-09-08 01:57:21)

これ一発勝負のメインリフも格好良いですが、アコギのカッティングが心地良い疾走感。
アルバムの中でもいいアクセントになってます。


AMORPHIS - Am Universum - Drifting Memories ★★★ (2006-09-08 01:51:03)

これは凄いですよ!!4分台とはちょっと信じられない。
「TUONELA」の雰囲気で「ELEGY」みたくドラマティックな楽曲を「AM UNIVERSUM」流に分かり易くまとめたというのか?
何が何だか分からねぇプログレッシブ・サイケデリック・ロックだ!!特に後半の盛り上がりは目眩がするよ!!
またサックスが「RUSTY MOON」ばりに吹きまくっております。


AMORPHIS - Am Universum - Crimson Wave (2006-09-08 01:36:29)

これは今までなかった曲調だ。官能的なムードのサイケデリック・ロック、でいいのかな・・・。
前作同様サックスが入ってますが、おそらくその意図が全く違ってますね。


AMORPHIS - Am Universum - Shatters Within ★★ (2006-09-08 01:25:38)

バラードと言っていいでしょう。
前作「TUONELA」とは歌メロの印象が段違いなアルバムですが、この曲も歌唱が生きてます。やっぱ高音で歌い上げるとグッとくるもんですよ。


AMORPHIS - Am Universum - Goddess (of the Sad Man) ★★★ (2006-09-08 01:15:49)

エコー、うねり、エコー、リフレイン、みたいなサイケデリック・ギターの混沌と、重なっていくシンセで熱を帯びて行く展開、そしてサビのメランコリックなコーラスが切ない・・・。

3分台なのにドラマティックという、無駄のない憂愁の美を体感して欲しい。


AMORPHIS - Am Universum - Alone ★★ (2006-09-08 01:00:25)

イントロからの静かな盛り上がりと、どこか頽廃的で優雅にすら思えるサビの力強い歌唱との流れのいいダイナミズム、そしてまた展開が早くて分かり易いですな・・・1曲目でいきなり掴みはバッチリというのはAMORPHIS史上初めてではないですか。
曲調は暗いですけど。


AMORPHIS - Far From the Sun ★★ (2006-09-07 11:09:00)

理想と較べれば「☆☆がない」「△△がない」「××がない」と言いたくなるもんだが、好きにならなかったとしても最後は、「これは○○である」と言う努力をしましょうや・・・前作・前々作を認められなくても、このアルバムは「ELEGY」時代のアレンジと叙情性に近付いているんだから、多少なりとも褒められる所もございますでしょう?いささかブチ切れそうになりましたわよ・・・03 年発表の6thアルバム。
前作において掴み取ったであろうコンパクトで即効性のある、つまりメジャーな楽曲構成に、フィンランド土着単音メロディ(+ハモンド)大復活である(キーボードが減った??どういう意味ですか??)。② 「PLANETARY MISFORTUNE」なんてある意味、ハード・ロック版「AGAINST WIDOWS」じゃん(どちらも超名曲だ!!)。
前二作のくぐもった感触は楽曲単位で残るのみで音質は非常にハード・ロック的、楽曲はメジャー化するのも大概にせいと言いたくなる視野の広さである。
サイケ、オルタナ、フォーク、ハードロックの暗黒が表情を変えて紡がれる、AMORPHISにしか作れないメロディック・ダーク・ロックです。
・・・ま、(試聴しただけだが)「ECLIPSE」のようなヘヴィ・メタル然とした静と動のダイナミズムがあるわけではないので、比較すれば、オルタナに通じるダルさが続くアルバムにしかなりませんが・・・比較すれば、ですよ?
新任ドラマーは「TALES FROM THE SOUTHAND LAKES」まで在籍してたJan Rechbergerが出戻ってますね。


AMORPHIS - Am Universum ★★ (2006-09-06 14:35:00)

今まで前作「TUONELA」とセットで捉えていましたけど、方向性が違いました。
個人的に前作は、歌ではなくメロディでもなく木管楽器でもなく、ムードとしての「黄泉」に焦点を合わせると楽しくなったアルバムでしたが、今作は単純に「サイケデリック・ハード・ロック」として楽しめる・・・というか結局、アルバムのまとまりとしては次作「FAR FROM THE SUN」に近く、他の方も仰られていますが、とにかくとっつきやすい、キャッチーなアルバムで、1曲目から格好良い佳曲が連発されます(結局「TUONELA」というのはコンセプト・アルバムで、AMORPHISの中でもとりわけ異色のアルバムだと思います)。
2006年の最新作「ECLIPSE」によって再び注目されている気がしますから、ついでにこのアルバムも再評価されるといいですねー。デス声もらしい民謡旋律もなく、よく聴けば最も「ELEGY」から遠いアルバムである気もしますが・・・。
繰り返しますけど、翳りは同じでも楽曲の力点が「TUONELA」と違います。
2001年発表の5thアルバム。
なんと作曲の片腕であったはずのOlli-Pekka Laine(B.)が脱退(でMANNHAI結成)、前作でゲスト扱いだったSanteri Kallio(Key.)が正式にメンバーとなっている(故にシンセがかなり前に出てる、と思うのは私の思い込みかな・・・)。
前作同様Sakari Kukkoという人(PIIRPAUKE)がサックスで味付け。フルートはなし(残念!!)。ちなみにサックスが特徴のアルバムでも何でもないです。


DISSECTION - Reinkaos - Maha Kali ★★★ (2006-09-05 00:17:17)

シングルで聴いた時は「聴かなかった事にしようか」と思うぐらい失望したというのに、どうしてこんなに感動してるんだろうねー・・・。
好きとか嫌いとか、判断とか洞察とか、理性とか知性とかなんて、いくら束になっても、生命や死滅には太刀打ちできないんだろうという事で自分を納得させてますけど・・・以下そういうレビュー。

シングル版と比較すれば、インダストリアルぽい軽い音ではなくどっしり重い生のプロダクション、半音下げられたキー、力強いボーカルなどよく聴けば全く違いますが、明らかに変わったのは、サビのギターアレンジ。音が増えてます。結果、サビに華々しさが出た。
これが決定的に曲の印象を変えてる。
隙間の多いシンプルなパートとサビとの対比でダイナミズムが生まれて、「もっさりしたタルい曲」が「スケールのでかいドラマティック・メタル」へと変貌しました。いやマジで!!

これ、アルバム最後の曲なんですよ。
俺にはどうしても、トランシルヴァニアに向かうJONの姿が幻視されて冷静に聴けない。心の中で「まだ終わらないでくれ!!」といつも叫んでしまう。
感傷的なレビューですいません。


DEATHSPELL OMEGA - Si monvmentvm reqvires, circvmspice ★★ (2006-09-03 01:25:00)

2004年発表3rdアルバム。他のは知らない。
どこのレビュー見ても大変褒められてて、いつしかANOREXIA NERVOSA「NEW OBSCURANTIS ORDER」に匹敵するクオリティなのだと決め付けてしまってたので、初聴時はガッカリしました。素人耳ですけど、作曲・編曲・演奏能力に随分差がある気がしますが・・・少なくともこのアルバムの時点では・・・多分・・・。
ただ、このバンドはプリミティブ・ブラックだと考えると、楽しめるようになった。
何というか、メロディがどうとか展開がどうとかは比較的どうでもよくて、何よりこの救いようのないムードと、殺傷力の高い轟速テンション、禍々しい音塊としての隙のなさがアンダー・グラウンド音楽として素晴らしい(ラストのインストはどうかと思いますが・・・)。
地獄の音像が無闇に長く展開して1曲平均約6分、最長11分、ランニング・タイム80分弱。劣悪な音質で凶暴なスピードの轟音を「好き」と言える「もう戻れない」方には至福の時間となるであろう、完全無欠の拷問ブラック。

正直、このスピードに頼る比重が多いスタイルは私の好みではないので、もうこのバンドのアルバムは買わなさそうですけど、不吉なBGMとしてはいいかと思うので(STARAGGHみたいに)、もっとアンビエント・パートを増やしてトータル80分全1曲のブラック・メタルとか作ってくれたら喜んで買います(・・・って、コンピレーション提供曲の長さから考えるとなくもないのか・・・)。


DEATHSPELL OMEGA - Si monvmentvm reqvires, circvmspice - Jubilate Deo (O Be Joyful in the Lord) (2006-09-02 21:48:55)

メロディック・プリミティブ・ブラックです。
DARKTHRONEの4th辺りを、メロディ感覚の異なる異国人(フランス人)が思い切りドラマティックにしたというか。トレモロ・リフが走りっぱなし。


TAAKE - Nattestid... - Nattestid Ser Porten Vid PartⅠ ★★ (2006-08-31 12:05:17)

ブリザード・スタイルの哀感に満ちたリフも素晴らしいが、Hostのボーカル・ワークが素晴らし過ぎる。
展開は綺麗とは言い難いが、瞬間の爆発力でTAAKEに敵うバンドはないのではないか?


DEATHSPELL OMEGA - Si monvmentvm reqvires, circvmspice - Third Prayer (2006-08-31 02:25:07)

厳粛なコーラスを交えたスロー・ブラックをバックに、必死の訴えが叫ばれては否定され、叫ばれては否定され、誰にも届かず、いつしか消えている。


DEATHSPELL OMEGA - Si monvmentvm reqvires, circvmspice - Hétoïmasia (2006-08-31 02:20:18)

この疾走パートは好きです。MARDUKのリフを従えてSatyr(SATYRICON)が歌っているような。
暗黒聖書を邪念を込めて語りかけるかのようなボーカル。この威厳がたまらん。


DEATHSPELL OMEGA - Si monvmentvm reqvires, circvmspice - Second Prayer (2006-08-31 02:04:33)

これは割とBURZUMぽいかと思います。
中盤からのギターの音色が印象的だ。SEから再度ぶり返す展開もなかなか痺れる。


DEATHSPELL OMEGA - Si monvmentvm reqvires, circvmspice - First Prayer (2006-08-31 01:41:17)

アルバムのオープニング。アンビエント・ブラックである。
絶望的に暗く遅いアルペジオにパーカッションとして挟み込まれるドラムが儀式的でいい。
個人的には、似たような展開で20分くらいやってくれても良かったが、それだと違うアルバムになるね・・・。


DISSECTION - Rebirth of Dissection ★★ (2006-08-28 02:12:00)

果たして何を書くべきなのか、よく分からない。

リーダーのJon Nodtveidt(Vo.&G.)出所後わずか一ヶ月半後に行われた、新生DISSECTION初のライブ。
他のメンバーは、シングル「MAHA KALI」時同様Sethians Teitan(G.、元ABORYM)、Tomas Asklund(Dr.、元DARK FUNERAL)、Brice Leclercq(B.、元NIGHTRAGE)。
選曲は2nd全曲、1stから5曲、「MAHA KALI」、そして「ELISABETH BATHORY(TORMENTORカバー)」。
とても出所後一ヵ月半と思えない安定した演奏力、出所を待ち続けたファンの熱気(突き上げられるメロイック・サインの数を見ろ!!)、その熱気に応える選曲、照明等は派手ではないが、ギターの手元や(頻繁じゃないけど)ブラスト時のバスドラをクローズアップする見応えあるカメラワークと、約3000円でこのDVDに文句言う奴はJonに呪い殺されるよw。
このライブから感じられるのは、「喜び」であると思った。
Jonにしろ、観客にしろ、視聴者(私)にしろ。
Jonも本当に満足している様子で、MCでは観客に笑い掛けてもいる。
個人的には「MAHA KALI」が旧曲の中に何一つ違和感なく溶け込んでいる事が、感動的ですらあった。新作をまだ買ってない事は心苦しいが、このDVDを先に見た方が旧作に捕われない評価が出来る気がする(まーどうあがいても、これから新作のレビューを「つまんない」と言うのは不可能な気がするが・・・)。
ビデオクリップ「STARLESS AEON」、フォトギャラリー、Jonへの長いインタビューが収録されている(日本盤だからといって字幕も何もありません。頑張って聞き取りましょう)。

こうしてこの作品を褒めてだからどうなるのか、よく分からない。
高い評判が売上を上げたとして、最終的に誰が喜ぶのか分からないし、あまり考えたくもない。
・・・俺、人生で一番最初に買ったデス・メタルって「THE SOMBERLAIN」なんだけどなぁ・・・困ったなぁ・・・どう割り切れっちゅうねん・・・。
せめて「REINKAOS」をちゃんとレビューするぐらいしか、手向けとして出来る事が思い付きません・・・まさかサタニストになるわけにもいかんしw。


AMORPHIS - Tuonela - Greed (2006-08-25 18:55:32)

中近東風リフから何だか「BETTER UNBORN」をコンパクトにした、という例えを用いたくなる。デス声パートとノーマル声パートによる緊張と叙情の対比があります。
あと試聴した限り、PasiのバンドAJATTARAに通じるのかもしれないとも感じた・・・まあっちは黄泉の国というより完全に地獄ですけど・・・。


AMORPHIS - Tuonela - Rusty Moon ★★★ (2006-08-25 15:26:29)

個人的にアルバム中最強曲。
どっしりしたミドル・テンポ、穏やかに流れるメロディック・リフ、力みの少ない幽玄な歌唱(囁きも最高だ!!)、そしてそれらを、ナニモノかを呼び寄せそうな幻惑的なフルートの音色が包み込むという、何かもう三途の川の情景を描き切ったとしか思えないドラマティックな曲である。
そしてメタルではそう聴けんと思うが、ソロは速弾きフルート・・・本当、何もかもが昇天級(ギターソロはないです)。


AMORPHIS - Tuonela - Withered ★★ (2006-08-25 15:14:15)

イントロの涅槃ぽいボーカルが堪らない。
「ELEGY」に近いノリのアップテンポな中近東サイケ・ハード・ロック。
楽曲の背後で「ギョギョギョギョ・・・」とギターがうなってますが、やっぱもっと前に出てもらいたかった個人的には。


AMORPHIS - Tuonela - Shining ★★ (2006-08-25 15:07:08)

ちょっとダルなリフから歌い上げるサビへの対比がとっても情熱的。
AMORPHISらしさも失われてないし、これはバッチリだ!!


AMORPHIS - Tuonela - Divinity ★★ (2006-08-25 14:53:39)

「GREED」からの流れが素晴らしく格好良い。
寂寥感溢れるボーカルメロディに涙が滲むが、やっぱり合いの手で入り込む囁きが怖いです。
ただ終わりのキーボードソロはもう少し考えて欲しかったなー。


AMORPHIS - Tuonela - Nightfall (2006-08-25 14:38:50)

これは3rd「ELEGY」ぽい。味付けで入ってるのはおそらくソプラノ・サックスであろう。
ボーカルラインに掛け合いとして入る幽玄な囁き声に背筋が凍る。終わり方がまた怖いな。


AMORPHIS - Tuonela - Morning Star (2006-08-25 14:30:28)

ギュワギュワ蠢いてるギターが前面に出てもっと混沌として欲しかったが。
でもキメのギターのカッティングが格好良いし、ボーカルラインの一番最後が涅槃に飛んでます。


AMORPHIS - Elegy - My Kantele (acoustic reprise) ★★ (2006-08-21 01:22:12)

心憎い終わり方をしてくれる。
アコギとハモンドメインに、アコーディオンとシタールかこれは?
こんな穏やかなで切ない終わり方をするデス・メタルはないですよ・・・。


AMORPHIS - Elegy - Elegy ★★★ (2006-08-21 01:09:27)

哀愁を超えて絶望的なラブ・ソングである。
歌詩読みながらでも終わりのデス声で笑ってしまう方は、もう永遠にデス・メタルを聴かなくていいです。


AMORPHIS - Elegy - Weeper on the Shore ★★★ (2006-08-21 00:59:26)

ええーっ!!2006年の時点で俺が初登録!?信じられない!!
印象的なアコギのイントロからメランコリーを発散しつつ増して行く情感は、ヘヴィなデス・パートで強力な絶望へと展開する。この静と動の対比があまりにも儚い。
メランコリック・デスの傑作ですよ!!


AMORPHIS - Elegy - Song of the Troubled One ★★ (2006-08-21 00:45:58)

暗黒的説話を語るデス声が、勢いよくドラマティックかつメタリックに盛り上げられる。純粋に格好良いです。
デス声が楽曲のスケールを上げているというこのわけの分からなさ。


AMORPHIS - Elegy - Cares ★★★ (2006-08-21 00:21:57)

これは本当に凄い。超弩級の実験作。悶絶してひっくり返って後頭部打ち付けて死にます。これが全く大袈裟でないくらい凄いです。
ディスコ・ビート・デスから始まってなんと中間部がタンゴ!!そこからマジにデジタル・ビートに展開、ってなめとんのか!!と思うが全体で捉えると特別違和感がない哀愁のメタルになってる!!ありえねぇ~!!
絶対言葉で説明しても伝わらん!!


AMORPHIS - Elegy - My Kantele ★★★ (2006-08-21 00:12:49)

神の怒りと嘆きによる聖なる調べ。
勇壮と叙情、力強さと繊細さ、絶妙な対比が、壮絶な程聴き手の情感を揺さぶる。まいりました。


AMORPHIS - Elegy - On Rich and Poor (2006-08-21 00:01:18)

メロディも乱舞はせず控え目である。凄くヘヴィ・メタルっぽいと言うかやりすぎてないと言うか。代わりにシンセの装飾が目立つ。
勢いがあって格好良いですね。


AMORPHIS - Elegy - The Orphan ★★★ (2006-08-20 23:50:38)

・・・寒く、冷たく、暗鬱として、寂しい・・・
デス声のないバラードである。ノーマルボーカルを加入させた事による新たな情景描写。新たなキーボーディストのメロディ感覚が抜群に生きている。そして、歌詩が素晴らしい。こんなに切なく感動的なバラードはそうない。
ボーカルの表現力からして☆1個引こうかと思ったが、止めた。


AMORPHIS - Elegy - Against Widows ★★★ (2006-08-20 23:37:43)

歌詞はKanteletarがどうのという小賢しい思考をブッ飛ばすこの楽曲の完成度!!フィンランドの祭囃子か!!という民謡旋律+シンセの乱舞にこの疾走感とドラマ性である。
問答無用級です。


AMORPHIS - Elegy - Better Unborn ★★ (2006-08-20 23:24:37)

デス声による苦悩の背後に、笑っちまうくらいの派手な装飾。こんなに盛り上げてどうすんだ!!
そして鋭く切り込んでくるノーマルボーカルに、前作とはドラマ性の次元が違っている事を早々と証明する。
ドラマティックかつカオティックな煩悶地獄。・・・中近東メロディが使われているが、だから何なの?


AMORPHIS - Elegy ★★ (2006-08-20 02:37:00)

フィンランドのカルト教団と思っていたAMORPHISによる、私のメジャー・ヘヴィ・メタル・シーンへの興味を根絶させた会心の一撃。これすらデス・メタルというなら、うるさい音楽は全てデス・メタルです。96年発表の3rdアルバム。KeyとDr.が変わり、 Pasi Koskinen(Vo.)が加わってます。
「暗黒音楽に加味されていた普遍性」という対比率は恐るべき速さで大逆転しており、ハード・ロックやプログレッシブ・ロックを基盤にしてデス・メタル要素取り入れ、分厚い北欧叙情で包み込んだといって差し支えない。出自が出自だしデス声もあるからか、比較対象が全く思い付かないが、後期OPETH、後期EMPERORと並べても問題ないと思われるのでプログレッシブ・(フォーク)・メタルでいいのか(何が似てるかと言われれば獲得した普遍性=高度な音楽性という点です)。だがその中でも最も聴き易いと思われる。GREEN CARNATIONも近くに置きたい。
ドゥーム/デス色のない音質と音像、前作以上に乱舞する叙情的民謡メロディ、ハモンドからピアノまで駆使して時に分厚く、時に儚く装飾するキーボード、デス声にがなり声に穏やかなメロディもあるボーカルライン、アコギメインやノーマルバラードやディスコ・ビートまで幅広く繰り広げられる多彩なアレンジとドラマティックな楽曲群、それらが一つにまとまって整合感が全く損なわれないという、化け物みたいに進化したメロディック・デスの美品。
カルト臭というか、生理的嫌悪感はデス声以外ありません。素人にも玄人にも薦められる名盤と言えます。
デス・メタル界がプログレッシブ/へヴィ・メタル界に対して突きつけた挑戦状だと当時思ったが、誰も受け取ってはなかった。やはりIN FLAMESくらいやらないと影響はないのね・・・。

ただ、これだけ音楽的にメジャー度を上げてより多くの人に聴かせられる作品を作っておきながら、内面的には何も変わってないらしく、歌詩はまだフィンランド叙事詩で相変わらず暗い。ここら辺がまた面白いところだと思います。
いきなり1曲目のタイトルが「生まれてこなきゃ良かった(BETTER UNBORN)」
「1曲目がつまらないから飛ばす」という意見を当時雑誌で見ましたが、そんな勿体ない事をしてはいけない!!ちゃんと歌詞を読もう。


AMORPHIS - Tales From the Thousand Lakes - Magic and Mayhem (2006-08-20 00:57:01)

あーこの頃から「CARES」で聴かれるダンス指向は出ていたのか・・・。
だが暗黒度が高過ぎてサイケデリックですらあり、全く気持ち良くない。むしろ吐きそうになる。終わりに相応しいともあまり思えん。


AMORPHIS - Tales From the Thousand Lakes - In the Beginning (2006-08-20 00:43:52)

この曲、実は煌びやかなシンセが敷いてあるのに物凄い引っ込んでいるんじゃないですかどうですか。ほとんど聴こえないのでちょっと自信ないですが。
その辺正しければこれは3rd「ELEGY」みたいなアップテンポな曲であろう。よって聴き易いです。


AMORPHIS - Tales From the Thousand Lakes - Drowned Maid ★★ (2006-08-20 00:18:11)

勢いあるイントロにメロディックなリフが来て歌詩がこれか。タイトルは「溺死した少女」なのか?音像メロディもが不吉過ぎて怖い。
暗黒神話デス。この恐ろしさはちょっと他にない。


AMORPHIS - Tales From the Thousand Lakes - Black Winter Day ★★★ (2006-08-19 23:57:53)

アルバム中際立ってメロディアスで聴き易いが、歌ってる事はおそらく北欧における冬の暗黒であり(タイトルまんまですな)、どうしようもなく絶望的になる。凄まじく暗い。
あえてバラードと捉える。目を閉じて聴いてみる。凍てついた北の大地が想い浮かぶ。


AMORPHIS - Tales From the Thousand Lakes - The Castaway (2006-08-19 23:40:21)

のっけからメロディ全開。悠久を思わせるシンセの音色が有り得ない対比である。
「ELEGY」もそうだが、1曲目よりも2曲目の方が勢いがあってメロディックでもあるのは、この頃のこだわりなのだろうか。


AMORPHIS - Tales From the Thousand Lakes - Into Hiding ★★ (2006-08-19 23:31:03)

エクストリーム・メタルと思って聴くと、どんどんメロディックになっていくイントロからひっくり返るな。
どうしようもないデス声が叫びでなく、明確に歌として位置付けられている点も驚異的。
デス声による重っ苦しいフィンランド暗黒詩がノーマルボーカルによって情景転化するドラマに悶絶する。1曲目からこれだ。メロディック・デスの可能性を天下に知らしめたという点でも価値のある曲であろう。


AMORPHIS - Tales From the Thousand Lakes ★★ (2006-08-18 03:02:00)

94年発表の2ndアルバムであり、デス・メタル界における革命の一つ。
デス・メタルの矜持と思われたファスト・ビートと獰猛さがズバーンと消し去られ、代わりに情感豊かな北欧民謡フレーズが全開放されたという、このためらいのなさが凄い。デス・メタルって何なんだろうと思わせるサウンド。
間延びして最早ドゥームの領域と言える歪んだリフの上を、ゆったりとした民謡ギターと透明度の強いシンセやピアノが常に流れ行き、そこに何故か救いようない咆哮デス声がドラマティックに物語を紡いでいくというスタイルは、今聴いても奇怪であり、何より不吉である。
ジャケが示す通り、暗黒に包まれた世界の神話を、雄大かつ神秘的に描く異形のデス・メタル・・・というかハード・ロック・ドゥームというか何というか・・・とにかくAMORPHISの原点です。
個人的には、前作からためらいのない音楽性の転換、獲得した情景の新境地によって、デス声は暴力ではなく暗黒的語りとして用い得る事を証明してくれた(歌唱としては何の魅力もない)アルバム。これは非常にプログレッシブな表現だと思う。
言い過ぎると、プログレッシブ・ロック界隈でデス声の使用が一度も流行らなかったのなら、それはプログレ界の狭量な見識を示すと言っていいと思うが(確かエイリオンとかいうアルバムだかバンドだかのプログレ・メタルで使用されていて、この人は早いなーと思った記憶がある)。
正直アレンジはマイナーぽいし、演奏は「贔屓目に言っても」B級なので、今現在、歴史の記念碑アルバムとして以上に楽しめるかどうか分かりませんが、実のところムード重視の姿勢は4th「TUONELA」とそれほど変わらないと思います。そんな説を見掛けた事はありませんけど。


AMORPHIS - Far From the Sun - Evil Inside ★★★ (2006-08-17 12:47:48)

オルタナ風。だからなのか、私はこれが一番印象的で好きな曲だったりもする。
NIRVANA「SMELLS LIKE TEEN SPIRIT」のAMORPHISバージョンです、とオルタナは全然知らない人間が言ってみる。気だるいムードからの爆発が格好良い。


AMORPHIS - Far From the Sun - Planetary Misfortune ★★★ (2006-08-17 12:41:02)

儚く切ない歌唱表現!!楽曲から情感が溢れ出てます!!これを待っていましたよ。Pasiに拍手~。
リフはヘヴィかつ北欧民謡でキャッチー、展開は静と動が完璧に対比される。
個人的に一回目のサビの後のフックが必殺級。


CODE ★★ (2006-08-12 16:50:00)

正確なバンド表記は<CODE>。
オフィシャルHP http://www.codeblackmetal.co.uk/
それにしてもDHGはどうなったのだろうか・・・オフィシャルが消えてますが・・・。CD出ないならKvohstには<CODE>の2ndを作って欲しいなー。


CODE - Nouveau Gloaming - Ghost Formula (2006-08-12 16:12:28)

アンビエント・ドゥーム、アルバム最長9分。デス声はほぼなく淡々とアルペジオが進行、さすがにこれはブラックではないです。
呟きや囁きが重なっていく幽玄かつ幻惑的な涅槃。私はANATHEMAっぽく感じたりしました。
それにしてもKvohstの声はこういう雰囲気にバッチリ合いますね。これからも頑張って下さい。


CODE - Nouveau Gloaming - Radium ★★★ (2006-08-12 15:55:53)

このバンドにViper(Victonik)が加入した事は本当に大きい。言ってしまえば、もし彼が加入しなかったら、確実にこんなに面白いアルバムにならなかったはずだ。
この曲はそれを強く実感する。あからさまにベースがメロディ弾いてます。VED BUENDS ENDE...でSkollの魂を受け継いだのだろうか?
1曲目同様ミドル・ブラックの傑作。デス声の掛け合いも卑しくて最高。
そして中間部からの展開が有り得ない!!馬鹿みたいに格好良い!!メロディで、ではなく、リフが格好良過ぎて泣きそうになったわ。


CODE - Nouveau Gloaming - Tyburn ★★★ (2006-08-12 15:43:39)

ついに来た、ArwarikiaR本領発揮。うわはははは、やっぱ最高だ。
元々この人は派手なプレイをしない、と言うより「堅実で効果的なドラム」以上のプレイをしない人だ。「余計な金物など一切入れてたまるか」という禁欲的ブラストに目眩がする。ULVERの3rdが脳裏をよぎるねぇ・・・。
ブラストはこれだけだが、このピンポイントの使い方は好きです。
曲の方は、相変わらず暗ーいコーラスが鬱にさせてくれますし、終わりのボーカルメロディは切なく、そして美しい。


CODE - Nouveau Gloaming - A Cloud Formed Teardrop Asylum ★★★ (2006-08-12 15:21:02)

このアルバムを代表する曲でしょう。
ドゥームとブラック、コーラスとデス声の完璧な融合による絶望と寂寥渦巻く高濃度の五里霧中。発散される情感が悲し過ぎる・・・。
スロー・ブラックとして世に知れ渡ってくれ!!


CODE - Nouveau Gloaming - Brass Dogs ★★★ (2006-08-12 15:00:34)

VED BUENDS ENDE...に通じる幻惑的なアンビエント/ドゥーム色の強い絶望の漂流。
気だるいボーカルワーク、嘲笑的ベースライン、救いのない7分間。


CODE - Nouveau Gloaming - The Cotton Optic ★★★ (2006-08-12 14:52:38)

アルバム1曲目。
摩擦係数の高いリフがじりじり脳を侵食する正統的ミドルテンポ・ブラック。サビのデス声による掛け合いが痺れ過ぎる。
これ以上のミドル・ブラックはそう現れないであろう。


CODE - Nouveau Gloaming ★★ (2006-08-12 14:29:00)

私は今まで約100枚ほどのCDのレビューを書いたが、それらは全てこのCD、このバンドを一人でも多くの人に気に入ってもらう為、引いてはブラック・メタルの未来の為である、と言っても過言ではなかった。
このバンドの「ブラック・メタルとしての」評価を高める為には何が必要で、何を捨てねばならないか、その価値観が私の全レビューの根底に流れていたりするのです。
断るまでもないと思いますが、私は<CODE>信者です。2005年発表の1st。

『(90年代初期のブラック・メタルには)「催眠的(幻惑的)」でありながら「残忍」みたいに両極端な要素が混ざった、ミステリアスで独特のムードがあったよ。昔のアルバム…初期EMPERORとか初期BURZUMとか、そういった独特のムードが素晴らしかった。「とにかく速くてブルータルであればいい」なんて事はなかったはずで、(中略)俺達はそういったムードをしっかり汲み取って、新しいブラック・メタルを作っている』(海外サイト上のインタビューを意訳)

最近のENSLAVEDやSATYRICONに近い、私が「新世紀型ブラック・メタル」と勝手に呼ぶスタイルである。ブラック・メタルが秘めている「麻薬」の現代的抽出法。
・・・と言えば何か格好良いが、つまりブラストはほぼ「ない」、ボーカルが特徴的なほど狂って「ない」、メロディアスと言えるほどでは「ない」、SEはあるけどシンセは「ない」、評価しようとすればもう泣きたくなるほど、一般的なブラック・メタルの美点が突出してない。
言い換えれば、前述のインタビューにあるように、ムードは確固として受け継ぎ、表面的な部分は意欲的に刷新しているブラック・メタル・スタイルである。
ブラック特有の引き攣ったリフが全編を支配するものの、疾走感ではなく停滞感を重視する圧迫的ミドル~スローテンポ、BURZUM辺りのドゥーム/アンビエント要素を取り込んだ絶望的耽美意識、デス声と同等なほどに繰り広げられる暗鬱なコーラスワーク、地獄の濁流の中を這いずりながら歌い上げるようなベースライン・・・。
シンフォニックを完全除去してヘヴィ・メタルに接近したARCTURUS「ASPERIA HIEMS SYMPONIA」、ノーマルボーカルを取り入れて音楽性を高めたBURZUM「DET SOM ENGANG VER」とも言えますが、最も的確なのは、普遍的ブラックに接近したVED BUENDS ENDE...「WRITTEN IN WATER」。
「WRITTEN IN WATER」をHRにするとVIRUSの「CARHEART」になり、BMにするとこのアルバムになると思います(でもHRなのに「CARHEART」の方が狂ってますがw)。
ENSLAVED やSATYRICONが何作も経て作り上げているスタイルを、いきなり凄まじい完成度で作り上げた奇跡の作品。ブラストも北欧的メロディもないからといって評価を投げないで欲しい。もしかすると、このアルバムを包み込んでいるのは英国的湿り気かもしれない。
・・・手段に目(耳)を奪われて、目的を見失ってはならない!!・・・
私はこのアルバムを聴いてそう確信した。新世紀ブラック・メタルの未来の指標となる一枚であると断言しよう。
Vo.、 G.*2がイギリス、B.、Dr.がノルウェーの人。Kvohst(Vo.)はVOID、DHG(元DODHEIMSGARD)に、Viper(B.)は Victonik(G.)としてDHG、VED BUENDS ENDE...、AURA NOIRに参加、ArwarikiaR(Dr.)は伝説的ULVERの元メンバー(ってKvohstが言ってたんだもん)。
1曲目の歌詞にFenriz参加。歌詞は概ねAndrew Nicol(詩人?)から拝借している。

最後にもう一つ過激なインタビューを。無論意訳。
『俺達は、他のどのバンドよりも、ブラック・メタルの理想に近付いてると思うよ。そもそも音楽は…嫌悪だとか・・・戦争による死が、破壊が、みたいに、退屈でくだらない事ばっかりじゃなくて、もっと表現出来る事が沢山あるわけでさ…まー、そういうくだらないブラック・メタルを求めるっていうなら、俺らの事は放っておいて、ANAAL NATHRACHとかMARDUKを買いに行けばいいんだよ』
繰り返すが、私は<CODE>信者である。


MESHUGGAH ★★ (2006-08-11 21:29:00)

>s.h.i.さん
おおー!!ありがとうございます~☆ヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノ
これで「ドラム専門サイトにイチャモンつけてる馬鹿丸出しの素人」呼ばわりされなくて済みます!!(被害妄想ですw)
>ほとんどが4/4で記譜できますよ~
やはりそうですよねー!!「厳密に言えば、変拍子はほとんどない」という確認をしたかったのに先述のような事が書いてあって、その時は「もしや世界で俺一人の勘違いなのか」と一瞬絶望しましたよ・・・。
(確かに4/4でも無理矢理表記出来ますが、にしてもシンバルの位置が間違ってるし、最後5/16ではなくて4/16でしょう)
>リスナーフレンドリーというか、前衛を試みているわけではないバンドだと思うのですよ個人的には
確かに拍子は一線は越えてませんね。
しかし4thアルバム辺りは「一体誰がどう楽しんでいるんだ」と思わなくはないですw。もうこれは変拍子リフっていうか、リフですらないですよ。
なので私はレビューでトランスだと書きましたが・・・。


ARCTURUS - The Sham Mirrors ★★ (2006-08-10 02:43:00)

02年発表の3rdアルバム。1stはメインギター、前作では多分ギターソロだけ弾いてたCarl-August Tidemann(G.)はもう参加しておりません。SkollことHuge Steven James Mingay(B.)は1曲のみ参加。・・・個人的にかなり悲しい。
2ndが好きだった私の第一印象は「普っ通ー!!」でして、シンフォニック・メタルとしての価値なんか正直どうでもええわと買って数年あんまり聴いてなかったんですが、改めて聴き返してみると、聴き易くはなっていますがシアトリカル・メタルとして優れている事に間違いない音楽だと思えました。
前作は個人的にダーク・シアトリカル・メタルと位置付けてますが、「ダーク」が抜けて「シンフォニック」もしくは「スペイシー」がくっついて、丸くなった感じかと。
前作と較べればそりゃ楽曲は普通にメタルっぽいですが、他のシンフォニック・メタル勢と較べるとかなり異常(プログレッシブ)な音楽だと思います。
デス声も1曲除いてないし、ブラック・メタルに偏見のあるメタラーに対して最初に聴かせる音として非常に優れているでしょう。参加メンバーもブラック界ではそうそうたるメンツですし。
でもこれはブラック・メタルではないですね。
前作は、滲み出る俗悪と発狂感覚が私のブラック・メタル魂を刺激したんですが、今作にはないです。ないから駄目だという意見を見た事はありませんが・・・。


ARCTURUS - The Sham Mirrors - Kinetic (2006-08-10 02:12:50)

エンタープライズ発進!!
SEやらエフェクトやら乱舞するシンフォニック・ギャラクシー・メタル。


ARCTURUS - The Sham Mirrors - For to End Yet Again ★★★ (2006-08-10 02:05:30)

ビ、ビン・ラディン!?・・・そうか、2002年だしな。だがタイトルはサミュエル・ベケット・・・展開も普通なのかぶっ飛んでるのかいまいちよく分からんスペイシー不条理?ドラマ10分。メロディアスで綺麗な曲だと言えるが、すごーい変な曲だと思います。
2nd好きとしては、冒頭のいやに軽快なリフと気だるいボーカル、最後の壮大なシンセに乗る語りにそそられるわけです。


ARCTURUS - The Sham Mirrors - Star-Crossed ★★ (2006-08-10 01:42:53)

繊細かつ激しいエレクトリック・ピアノの旋律と不穏なリフの対比、その中を語りから始まるボーカルが縫って進み、力強く盛り上がっていく。
個人的に、イントロはSHADOW GALLERY(2nd)を思い起こしました。


ARCTURUS - The Sham Mirrors - Collapse Generation (2006-08-10 01:25:53)

Hellhammer様!!
この曲聴いてると、LIMBONIC ARTにヘルプしてもらいたかったなどという余計願望を抱いてしまう、煌びやかな突進インスト。


ARCTURUS - The Sham Mirrors - Nightmare Heaven ★★ (2006-08-10 01:10:10)

不気味に蠢くリフ展開に突如差し込むピアノが儚くも哀しい・・・。
中間部のエレクトロニックな暗黒から盛り上がっていく展開もドラマティックだ・・・っていうか盛り上がり過ぎてちょっと可笑しい。「フォーッ!!」


OPETH - Still Life - White Cluster ★★ (2006-08-05 02:45:19)

切り変わりの激しい混沌とした展開が前作以前ぽい。こういうのが一曲くらいあると変化があっていいです。
あと、このバンドとの比較にDREAM THEATERが出てくるわけが何となく分かりました。


OPETH - Still Life - Face of Melinda ★★★ (2006-08-05 02:21:14)

所持しているのは輸入盤なんでおおまかに訳しただけですが、歌詞読みながら聴くと、特にバラードパートが切なくて仕方ない・・・。
おぉ、MELINDA・・・。


OPETH - Still Life - Moonlapse Vertigo ★★ (2006-08-05 02:14:48)

静と動、美と醜が波のように押しては返す。
展開はドラマティック、リフもダイナミックで病んだ感じがなく聴き易いです。


OPETH - Still Life - Benighted ★★ (2006-08-05 02:05:31)

低~中音域で漂う、深い霧の向こうから囁くような歌だ。
夜に一人車の中で聴いてると幽かな妖気が出ました。


NEUROSIS - A Sun That Never Sets - Crawl Back In ★★ (2006-08-02 02:22:37)

おー何かメランコリックだ。というか中間部のメロディが繊細で美しい。
悲しみのスピリチュアル・ドゥーム。イントロの時点で投げないで下さい。


NEUROSIS - A Sun That Never Sets - Falling Unknown ★★ (2006-08-02 02:07:04)

13分も聴けてしまうのは音像の説得力が違うからなんでしょう。