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NEUROSIS - A Sun That Never Sets - From the Hill ★★★ (2006-08-02 01:47:32)

割れる大地、荒れ狂う海、轟く雷鳴、噴出すマグマ。そんな地球の終わりが見える。
凄惨過ぎて怖いです。


NEUROSIS - A Sun That Never Sets ★★ (2006-08-02 01:09:00)

ほんのすこしの平安も許さない前作からすれば、幾分とっつきの良い01年発表の7thアルバム。ボーカルがDave Edwardson(B.)からギタリスト2人に代わって、メロディを追うノーマルボーカル+絶叫になっています。
自己内省の核爆発の後に彼らが提示した世界は、人間ではなく生物としてのヒトの、Bloodを通って辿り着くRootsとしてのAnimism or AnimalismつまりSupernatureをヘヴィかつ真摯に描くSunという大宇宙的視座・・・すいません、自分でも何言ってるかさっぱり分かりません。
言葉より、グロテスクなほど緻密で「赤は血の色」なジャケットの世界観を見てもらった方がイメージしやすいと思います。森羅万象を操舵する馬鹿でっかい音です。
ヘヴィ・パートは天変地異を想起させ、静かなパートはそのスケール故か、神の啓示、精霊の語りといった趣で、「絶望と葛藤」ではなく「超自然的な神秘とねじれ」を描いている印象。とはいえ、ハイ・クオリティな発狂レベルの音像は何も変わってないですが。

BGMになりません。聴いてて全く愉快ではありません。耐性のない人には拷問音楽以外何物でもありません。
これは音楽ではなく体験だと思います。


NEUROSIS - Times of Grace - The Last You'll Know ★★★ (2006-08-01 04:29:49)

破滅がら逃れる安易な救済などない。
後半のノイジーな展開はそう言っている気がする。


NEUROSIS - Times of Grace - Under the Surface ★★★ (2006-08-01 04:11:54)

救われないほど揺らぐ人間の感情は、悲壮な絶唱によって発散される。
ただ、発散される。


NEUROSIS - Times of Grace - The Doorway ★★★ (2006-08-01 04:04:21)

イントロに続く1曲目。
圧倒的迫力の不安と恐怖のヘヴィ・ミュージック。平穏が消し飛ぶ。


NEUROSIS - Times of Grace - End of the Harvest ★★★ (2006-08-01 03:45:42)

強迫的焦燥感は、さらに切迫して、じきに拒否反応に似た戦慄を起こす。視覚が、聴覚が、存在が揺らぐ。


NEUROSIS - Times of Grace - Times of Grace ★★★ (2006-08-01 03:31:40)

カオス、混沌、うねり、狂気。
ある意味アルバム最後の曲だが、それが一番カオティックというのは・・・。


NEUROSIS - Times of Grace - The Road to Sovereignty ★★★ (2006-08-01 03:21:53)

アウトロ。
格調高く優雅な音でありながら、土の中を這い回る不気味な軟体生物を想起する。


NEUROSIS - Times of Grace - Away ★★★ (2006-08-01 03:02:58)

曲のタイプにチェックを入れる気に全くなれない。
自我が崩壊した直後の精神の空白。・・・そして・・・
・・・
最後はもう・・・何も言えません・・・。


NEUROSIS - Times of Grace ★★ (2006-08-01 02:43:00)

憤怒、絶望、信仰、怨嗟、脆弱な自我と神性の希求、噴出する欺瞞と無垢な魂、それら全ての混濁と、爆発と、拡散。
私の表現力ではこれで限界。
精神の崩れ落ちる音が聴けます。

個人的には人生のベストアルバムの一つで、数少ない「愛してる」アルバム。
これより重い音や遅い音やうるさい音はいくらでも手元にあるのに、このアルバム以上に切実な音は未だに見つからない。個人的な事だとは思うが、理由が全く分からない。
99年発表、6thアルバム。


OPETH - Still Life - Godhead's Lament ★★★ (2006-07-30 13:37:36)

病的なリフの緊張感が凄まじい迫力。アコースティックパートの儚さと相まって、時空を揺るがす歪んだ怒号と聖なる救済の光が交錯する様は正に神格の嘆き(Godhead's Lament)。
10分にする必然性のある展開とこれは文句付けようない!!


OPETH - My Arms, Your Hearse ★★ (2006-07-29 17:07:00)

前作までは現世の悲しみを引き摺っている亡霊のようなサウンドだったが、アルバム2枚作ってるうちに輪廻転生したらしい・・・で、あろうことか、転生先が鬼のように屈強なモンスターだった、みたいな強い音になっている。一言で言えばヘヴィ・メタルになった98年発表の3rd。リズム隊もここで固まったようだ。
獰猛なデス・メタル・パートがヘヴィ・メタルよりカオティックに渦巻きながら、叙情性は相変わらず幽玄な儚さを描くという、美醜対比を極めんとするドラマティック・デス/ゴシックである。とにかくデス・メタル以外何物でもない荒々しい迫力はとても同じバンドと思えない。楽曲の指向が変わった事もあるが、さすがFredrik Nordstrom、スウェディッシュ・デスの表番長の貫禄であろうか。
10分超えは1曲もなし、驚愕の6分台の曲の出現はアングラマニア的落胆があるが、普通に考えればこれで正解です。
EMPERORにおけるテクニカル・メタルへのこだわりを叙情プログレへのこだわりにすりかえると、案外こんな感じにならんかな?

個人的な事を言わせてもらうと、発売当時から今まで、前作のような「メロディックであればある程良い」とする美学が消え失せたこのアルバムは大いなる失望をもたらした人生最大級かつ完全無欠の大駄作で記憶から消えていたんだが、久々に聴き返してまず浮かんだ言葉は「なんて格好良いんだろう」。
未だCDラックにあった事自体奇跡ですけど・・・よっぽど俺は2ndの可能性を捨て切れなかったらしい(今日捨てました)。


OPETH - Morningrise - Advent ★★★ (2006-07-29 14:18:32)

前作のイントロと較べればもうガッツポーズもんの始まり方である。
デスの獰猛さ、泣きのツインリード、アコースティックな幽玄等々がこれでもかと叙情的にブチ込まれており、黒い死の海に溺れていきます。
14分は長くないと言えば嘘だが、起承転結を超越したドラマを客観的に測らない方がいい。浸るか浸らないか、それだけだ。


OPETH - Morningrise - Nectar (2006-07-29 12:42:18)

前の曲「THE NIGHT AND THE SILENT WATER」と比較すれば、カオティックなムードがあるナンバーだろう。比較すれば。
しかしこのバンドは、ベースラインが全くもってデス・メタルしてなくて面白い。


OPETH - Morningrise - The Night and the Silent Water ★★★ (2006-07-29 12:28:54)

デス的野蛮さはなく、穏やかな流れが悠久を感じさせる落ち着いたナンバー。
故に、最後に表れる緊張感あるパートが際立っている。


OPETH - Morningrise - To Bid You Farewell ★★★ (2006-07-29 11:36:39)

アルバムの最後を締める、「切ないにもほどがあるぞ」と涙しながら呟いてしまうバラードであろう。デス声はない。ある意味、アルバムのアウトロ。
しかし11分のバラードって他に知らんぞ。


OPETH - Morningrise ★★ (2006-07-29 03:28:00)

私はこのアルバムジャケットがホンマ大好きでして。ゴシック的でもありブラック的でもある静謐な一枚のモノクロ写真・・・絵画にはない霊力を感じます!!異論は聞かん!!
音楽的にも確かな成長が聴いて取れて、存在そのものが大好きな96年発表の2ndアルバム。66分全5曲!!バンドロゴもキマってる!!前作に引き続き監視役にDan Swano、当然スタジオはUnisound。
前作にあったアンビエントパートやピアノインストがなくなり、前作よりも統一感が出て引き締まった印象。音質は繊細さを伴って落ち着いており、アレンジ力は確実な進歩を見せて唐突さはほとんどない。相変わらずの大作指向は10分未満の曲がないどころか20分の曲を生み出しており、さすがに「冗長じゃない」と胸を張って言えないが、プログレに耐えられる人なら特に問題はない。
焦点が絞られた楽曲群によって徹底される、寂寞と狂気が戯れる妖美な影の世界。3rd以降のヘヴィさとは無縁の、清水の如き哀愁が流れ続ける完成されたメロディック・トワイライト・メタル・・・どうしてこの方向性でもう1作くらい作ってくれなかったんだ!!ちくしょう!!


OPETH - Orchid - The Twilight Is My Robe ★★★ (2006-07-29 01:55:36)

これは凄い。ヘヴィなデスやらアコギによる寂寥やらノーマルボーカルやら派手なギターソロやらが11分間次々展開するのに唐突さがなく、飽きもしない。リフは全て格好良く、メロディは常にばっちり決まる。
1stアルバム中一押しです!!


OPETH - Orchid - Under the Weeping Moon ★★ (2006-07-29 01:22:01)

1曲目と打って変わって、幻惑的なアヴァンギャルド・メタル10分である。中盤の幽玄なパートは、THE 3RD AND THE MORTALの1stや後期BURZUM(!!)辺りの静的ブラックに通じるだろう。
後半にちょっと出て来る変態プログレみたいなパートが好きだ。


OPETH - Orchid - In Mist She Was Standing (2006-07-29 01:10:34)

ツインギターによるハモり命な単音メロディが流れ続けるメロディック・デス14分。3rd以降と較べれば、そりゃあマイナー感全開ですけど、このやりすぎなメロディがこの頃にしかない味なわけで。
アルバム中では、起承転結が明確で分かり易いと思います(このバンドの場合分かり易けりゃいいわけじゃないが)。


OPETH - Orchid ★★ (2006-07-28 02:44:00)

90年代初頭のスウェーデンにおける、プログレッシブ(メロディック)・デス・メタル一派の中でも群を抜いた個性をもって表れた95年発表の1stアルバム。
10年経った今だからはっきり言えるが、全体的に見ればこれはメロディック・デスでも何でもないな・・・クレジットの「The Following Bands」にEMPERORの名前があるのが何とも感慨深い・・・あ、当時レーベルメイトだったのか。
1 曲目は長尺の鈍足メロディック・デスと言えるのだが、全体で見れば速さと暴力性のない、フォークとアンビエントとデスを取り込んだプログッレッシブ・ダーク・メタルと言えそうだ。
黎明期メロディック・デスによく見られるメロディに頼り過ぎなアレンジで、3rd以降のヘヴィさはアレンジ的にも音質的にも皆無、亡霊を呼び寄せそうなアンビエントパートなどはブラック・メタル的でもある。つまり音像が軽くてゴシック要素はない。
おそらく、3rd以降から先に聴くと不気味に思えるのではないかと推測する。
プログレッシブ・ラブ転じた大作ラブ精神は良いとして、この時点のアレンジ力で10分超えの曲ばっか並べるのはさすがにキツかったというか、時折唐突にも程がある展開が見受けられる。
それを踏まえても、この個性的な音楽は充分聴き応えがあるし、光ってます。ついでに盤面も青く光ってますね。デス・メタルにあるまじき妙なCDやなぁ・・・。
プロデューサーは、スウェディッシュ・デスの裏番長Dan Swano御大。


DARKTHRONE - Under a Funeral Moon - Crossing the Triangle of Flames ★★★ (2006-07-28 00:01:20)

疾走感が格好良い、とまでいかない中途半端なテンポ、後半の恐ろしいムード、これは邪悪で素晴らしい。
やっぱ、ムードがあるブラック・メタルが私は好きだ。


DARKTHRONE - Under a Funeral Moon ★★ (2006-07-27 23:48:00)

93年発表の3rdアルバム。
技巧とかダイナミズムへの指向が驚くほど消え失せている。2ndは、疾走感を展開の中に組み込んだアンダーグラウンド・ドラマティック・メタルと言って差し支えなかったと思うが、今作は疾走感メイン・・・と言うより、一直線、直情的、シンプル、ストイックになっている。ドラマ性の希求心は完全に根絶、曲調もファストとミドルの二種類にすっぱり分かれる単純さ。2ndにあった普通声での語りや、「カモン!!」と叫んでいたノリも全くない。
これは何と言うか・・・前作と較べると、邪悪さは音質に託して、楽曲はストイックさ「だけ」、勢い「だけ」にしている気がする。はっきり言えば曲は似たり寄ったりだし、リフ単体には別に格好良さも何もない。
だからこれはチープなスラッシュ・アルバムだ、というのは私は違うと思う。
彼らはここで、ヘヴィ・メタルの色気と決別・解脱したのだ。それは次作において証明されるはず。
だから結論としては、「邪悪さ以外何もない」アルバムで、ピュア・アンダーグラウンド・メタルであって、ブラック・メタルの原型であると思った。


DARKTHRONE - A Blaze in the Northern Sky - Kathaarian Life Code ★★★ (2006-07-27 22:05:42)

アルバム1曲目から、この糞音質音楽を10分も聴かされる。なんて質の高い嫌がらせなんだろう。
だが展開はそんなに悪くない。冒頭の爆走など筆舌に尽くし難いし、その後はずっしり重いミドルテンポ・デス(と言っていいか分からんが)が「こんな音を待っていた!!」と口走るまで許されない拷問の如きしつこさで続く。
そうだ!!私はこんな音を待っていたんだ!!


DARKTHRONE - A Blaze in the Northern Sky - The Pagan Winter ★★★ (2006-07-27 20:23:04)

これはメロディック・ドラマティック・スラッシュではないですか。
4th以降の寒々しいものとは違いますけど、腐った音像に流れるメロディはどこか神秘的にすら思えた。


DARKTHRONE - A Blaze in the Northern Sky - Paragon Belial ★★★ (2006-07-27 15:57:03)

1stの曲っぽいミドルテンポ・デス、のはずなんだが、ボーカルがデス声じゃないのでデス・メタルに聴こえない・・・Nocturno Culto、ぶっ壊れてるなぁ・・・。
構成は本当に上手くなってますな。後半のギターとかなかなかメロウでいいです。


TAAKE - Nattestid... - Nattestid Ser Porten Vid PartⅡ ★★ (2006-07-27 02:00:33)

展開長いとか細かい事は言いたくない。
冒頭の疾走に、血の涙を流しながら絶叫するHostの姿が見えるのだからそれでいいではないか。


TAAKE - Nattestid... ★★ (2006-07-27 01:44:00)

1stからいきなり風格すら感じる恐るべきクオリティ。ベース&ドラムがセッションメンバーとはいえ、新人としては驚異的な完成度だ。99年発表。ギター&ボーカルのHost(Hoest)による一人ブラック・メタル。
言ってしまえば、シンセを抜いてヴァイキングハーモニーを入れたEMPERORの1stなのだが、悲しみを憑依させたメロディック・リフが怒号の如く、そして感動的に展開するドラマ性は到底フォロワーの一言で片付けられない可能性を感じる。
歪んだ音質、禁欲的ファストビート、狂気の絶叫、リフに宿る悲哀の情感、ブラック・メタル・ファンが「ドラマティック・メロディック・ブラック」と聞いて思い浮かべる音楽まさにそのものと言って間違いない。余計なものは何もない。これだ!!これこそがTrue Norwegian Black Metalだ!!TAAKE万歳!!ノルウェー万歳!!
・・・と言いつつNAGLFARにも似てるよな、と思った事は秘密。
展開に無駄がが多い為ダレなくもないし終わり方が唐突この上ないのだが、それは転じて次作以降への期待感となって、私としては絶賛に値します。ボーカルはかなり格好良いし、歪んでいながらベースが聴こえる音質も好印象です。

しかしこのセッションドラマー(Tundraとかいう人らしい)、馬鹿みたいに上手いな。最初マシンかと思ったわ。


DARKTHRONE - A Blaze in the Northern Sky - In the Shadow of the Horns ★★★ (2006-07-26 13:17:13)

由緒正しきドラマティック・ぶっ壊れメタル。ダーティ、ラウド、ロックロールを越えたEvil Musicだ!!・・・言い換えれば、メタルとしてはほとんどノイズ。
ミドルテンポパートは特に歌唱前提でしか成り立たんと思えるのに、ボーカルに歌唱の意識が皆無・・・聴いてられるか!!(誉め言葉)
しかし後半の疾走感・アコギの導入にある知性が、全て計算されている事を匂わせる。


DARKTHRONE - Soulside Journey - Cromlech ★★ (2006-07-26 03:21:02)

多分、この元曲よりもEMPERORのカバーの方が多くの人が聴いてると思うんでまず言いますが、EMPERORバージョンよりもこっちの方が遅いです。ムード重視と言うか。
デスにしては遅いパートを多く取り入れている上緩急が練られていて、リフ展開だけでおどろおどろしさを演出してます。


BORKNAGAR - Borknagar - Vintervredets sjelesagn ★★★ (2006-07-26 01:59:55)

メロディック大爆走ブラック!!このバンド真性ではないので、邪悪さより爽快さが強いんですよ。初期BAL-SAGOTHみたいな感じ?
爆走パートの次に勇壮なコーラスが出て来て落ち着いた、と思ったら爆走、ギターメロディを生かしたミドルパートが来たね、と思ったらまた爆走、このドラマティックで死に物狂いな突貫根性は敬意に値する。突貫ブラックの大名曲!!


DARKTHRONE - Soulside Journey ★★ (2006-07-24 01:46:00)

90年発表の、誰にも「記念すべき」と言ってもらえない1stアルバム。
正直、「ブラック・メタルの必聴盤」と言われるほどの2nd、3rdがどうにも良いと思えなかったので、ここから順番に聴いていって「ブラック・メタルの何たるかを一から勉強しなおすんだ」と思っていたはずなのに、何故今、私の部屋に参考資料としてOBITUARYの「CAUSE OF DEATH」が流れているんでしょうか。
レビューを書く為に似た音源を引っ張り出してみての比較を書き込んでいる方はされると思うんですが、私が真っ先に引っ張り出したCDは、VITAL REMAINSの1st「LET US PREY」でした。
VITAL REMAINSは、DARKTHRONEから関連付けをいくら辿り続けても辿り付かない気がするUS産デス・メタル・バンド、だと思っていたら、なんとどちらも当時Peaceville所属、発売年にも大した差がない。
加えて、デス・メタルにしてはスピードにこだわらず、ミドルテンポでの頻繁なリフ展開に不吉な旋律が踊り、ブルータリティよりムードが重視されているという楽曲の印象が同じで、どちらも典型的デス・メタルではないところが興味深いです。さらに例えるなら、スピードとメロディをなくしたAT THE GATESの1stとも言えます(これもPeaceville)・・・とにかく、そういう場所にいる音だと思います。SEもホラーぽくて怖い。

で、2ndを1stと比較すると、関連性がなにもないわけじゃなく、むしろ音楽性は延長線上にある。ファストパートが加味されたくらいで。
決定的に違うのは、音質。
2ndの、歪で邪悪な音像(悪く言えばチープ)と、コープスペイントによる得体の知れない恐怖感こそが、ノルウェジアン・ブラックの始まりなのだろう。


IN FLAMES - Clayman - Pinball Map (2006-07-23 03:53:39)

リピートした時ちょっとアレンジ変える業が良いです。ノーマルボーカルの違和感もなし!!


IN FLAMES - Clayman - Another Day in Quicksand ★★★ (2006-07-23 03:46:56)

こういう曲、何故か大好きなんですよね。
メロディが、ではなくコード進行が哀愁帯びているような、良く言えばゴシック風味というか、悪く言うと地味というか、50回聴いてやっと泣けるような、そんな良さ。


IN FLAMES - Clayman - Suburban Me (2006-07-23 03:38:36)

Amott弟様万歳な曲でいいでしょう。それだけの魅力があります。


IN FLAMES - Clayman - Swim (2006-07-23 03:35:41)

メジャー調のメロディも板に付いている。イントロも素敵だ!!


IN FLAMES - Clayman - Brush the Dust Away (2006-07-23 03:32:22)

適当なツービートでなくツーバス連打でやったところが偉い。ドラムが格好良い好アレンジです。


IN FLAMES - Clayman - Square Nothing (2006-07-23 03:24:17)

またアコギ系バラードかー、もううんざりだよ・・・と思ったら全然違ってました。なめてましたごめんなさい。紛れもなくデス・メタルです。


IN FLAMES - Clayman - ...as the Future Repeats Today ★★ (2006-07-23 03:18:04)

窒息寸前みたいな歌声にゴシック的歌唱と、Andersの表現力が堪能出来る。ギターのハモリもピンポイントでバッチリだ!!


IN FLAMES - Clayman - Only for the Weak ★★★ (2006-07-23 03:11:50)

メタル・バラードとしてメロディ展開が完璧。
デス声を排除しはじめた効果がいきなり最大限に生きている。


IN FLAMES - Clayman - Bullet Ride ★★ (2006-07-23 03:00:56)

1曲目からこの静と動の対比!!
メロディが、というより静寂パートが儚い。いきなり向上したアレンジ力を見せ付けてくれる。


IN FLAMES - Clayman ★★ (2006-07-23 02:02:00)

00年発表の5thアルバム。
私は前作が「IN FLAMESメタル」が確立したアルバムだと思っているが、いささか印象が似通っていた(良く言えば勢いがあった)楽曲群がこれまた驚くべき多様性を獲得してアルバムがスケールアップしている。
ボーカルはデス声へのこだわりを捨て、楽曲はデス的ブルータルではなくメタル的アグレッシブを追求し、メロディの情景は切なさや寂しさも獲得、構成・アレンジも凝っているし、静動対比は抜群の精度で駆動、ゲストギターソロでAmott弟参加・・・ってあんたら、どうにも文句付けようあらへんわ!!
メジャーだマイナーだという話はもうなく、一線級メタルの貫禄漂うメタル・アルバムでしょう。スウェディッシュ・メタルの命運がIN FLAMESの双肩にかかった瞬間を、是非皆で聴こう。

・・・とはいえこれがリリースされた当時、私はこのアルバムで、IN FLAMESにメロディック・デスを期待するのは間違いだと悟り、これより後は買わなかったのだった。「メロディック・デスにマイナー・メタルの未来はない!!」として向かった先は、ブラック・メタルの世界だったという、そこはかとなく末期症状漂う思い出。失礼しました。


IN FLAMES - Colony - Insipid 2000 (2006-07-23 01:06:00)

アルバム中では最も変な曲ですか。中間部はアンビエント/ゴシック風展開、ノーマル声も大胆に導入されてます。
前作における「EVERYTHING COUNTS」みたいな位置付けの曲と言える。
何よりイントロが格好良い。


IN FLAMES - Whoracle - Episode 666 ★★★ (2006-07-22 03:16:30)

リフの格好良さ、淀みない完璧な構成、中間部における必殺級のメロディと展開・・・象徴的なタイトルは、メロディック・デスという現象はこの曲を作り上げる為にあったのか、などと大仰な事を言ってみたくなる。


IN FLAMES - Whoracle - Food for the Gods ★★★ (2006-07-22 03:07:21)

「美と醜」はこの手の音楽の表現としてよく見るが、この曲の良さは「静と動」です。
疾走パートと、緩やかな単音トレモロメロディが対比される構成が見事。


IN FLAMES - The Jester Race - Artifacts of the Black Rain ★★ (2006-07-22 02:07:57)

ここぞ、という時にに出てくるツイン・ハーモニーがやりすぎでなくて印象的だ。
ミドルテンポ主体ながら、疾走感を見せる中間部がまた泣けるという・・・そして終わり方の唐突さにまた泣けるという・・・。


SENTENCED - Amok - Funeral Spring (2006-07-21 01:32:33)

ロックンロールじゃないよなぁ・・・まーいいや。
70年代ハードロックみたいな雰囲気でしょうか。気だるく引き摺る感じに酔えます。


SENTENCED - Amok - Nepenthe ★★★ (2006-07-21 01:24:29)

メランコリック・メタル・バラード。
昂揚しそうでせず、救われそうで救われず、いつまでも絶望感ばかりが美しく募っていくドラマだ。


SENTENCED - Amok ★★ (2006-07-21 00:48:00)

95年発表の3rdアルバム。
ここから音楽性がどえらく変わる。
前作もデス・メタルにしては風変わりな事をやってはいたが、これはどこをどう取ったって「ヘヴィ・メタル」だ。ボーカルがデス声と言ったって完全に「叫び」でなくて「歌」であり、デス・メタルが持っていた野蛮さ・攻撃性と、おそらく北欧の血からくる叙情が「ヘヴィ・メタル」という形式を用いて魅力的に結実したアルバム。
IRON MAIDENの血を真っ当に受け継いだ「賛辞としての」フォロワーになっており、「THE TROOPER」をデス・メタルアレンジでカバーしたバンドとは思えないし、つまりもう、する必要がなくなっている。
メタル的格好良さに無論文句ないが、個人的に、前作にも散見されたゴシック的頽廃感が哀愁と結実した「FUNERAL SPRING」「NEPENTHE」が心地良過ぎて死ねる。歌詞がまたネガティブにも程があって、色んな意味で泣くしかない。


SATYRICON - Volcano - Black Lava ★★★ (2006-07-20 02:49:24)

この曲抜きに「VOLCANO」は語れないであろう、SATYRICON特有の歪なリフがじりじりと脳を侵食する、地獄の14分間。「哀愁」にチェックを入れたが、正確には「絶望」に近い。
私は阿呆なので詳しく触れないが、歌詞は相当意味ありげである。


SATYRICON - Volcano - Mental Mercury ★★★ (2006-07-20 02:26:53)

これは「NEMESIS DIVINA」ファンも文句ないはず!!
鬼ブラスト、トレモロリフ、絶望的メロディ・・・ブラック・メタル以外の何物でもない。何故だかEMPERORを想起したりした。
やっぱ、このブラスト+トレモロ特有の殺気は最高だ。愛してます!!


SATYRICON - Volcano - Angstridden ★★★ (2006-07-20 01:56:19)

この、脈絡あるのかないのか分かんねー展開こそSATYRICONですよ。
メタルっぽい格好良さとか個人的に邪魔だが(だから「FUEL OF HATRED」とか要らない)、目を瞑れる範囲。


SATYRICON - Volcano - Possessed (2006-07-20 01:47:18)

文句なく格好良いスラッシュ的疾走が、展開を繰り広げていく毎にどんどん焦点がぼやけていく。それはまさしくSATYRICONの美点だと思うが、5分強という時間ではぼやけきれなかった印象だが・・・これでいいのか。
一応、ドラマティック・スラッシュ・ブラックだと思います。


SATYRICON - Volcano - Suffering the Tyrants ★★ (2006-07-20 01:35:38)

スローと言ってしまいたくなる、気だるげなダウナー感。初期のアンビエント指向の再解釈か。SEがまた不穏な方向で統一されていて、ゴシック/ドゥームファンにも訴えるものがありそう。
しかし、良くも悪くも、本当に分かり易い。


SATYRICON - Volcano - With Ravenous Hunger ★★ (2006-07-20 01:23:18)

アルバム1曲目だが、オープニングからの入り方が良いな!!何度聴いても震えるよ。
邪悪な情念重視のミドルテンポ・ブラック。前作からすれば、普通の4/4リフに展開するメジャー感が驚異的。すぐ戻るけど。


SATYRICON - Volcano - Repined Bastard Nation ★★★ (2006-07-19 13:46:17)

個人的に、ヘヴィ・メタルとブラック・メタルの折衷案としてこの曲を大いに支持したい。
ミドルテンポ、分かり易い起承転結の採用、軽快な単音リフ、不穏なメロディ、歌は喚き声、おまけでブラストがくっついて終わり。


SATYRICON - Volcano ★★ (2006-07-19 03:16:00)

02年発表の5thアルバム。
前作「REBEL EXTRAVAGANZA」がブラック・メタルにしてはかなりクリアな音質だったから、メジャーを視野に入れているバンドだとは思っていたが、本当にメジャー・レーベルに移籍、楽曲も恐ろしくメジャー化、聴き易くなっている。
とはいえそれは「比較すれば」であり、言い換えれば、前作におけるドラマを超越した異次元的構成がなくなっただけで、本質的な邪悪さは微塵も変わっていない。曲は軒並み6分台、⑧「BLACK LAVA」は14分ですから。なめたらいけません。
だってさー、「FUEL OF HATRED」のPVとか、未だ全裸女性出してるんですよ?!あんたら「MOTHER NORTH」の頃と感性同じじゃねえか!!しかもモザイクかけられてるし!!・・・まー、これがメジャー化の弊害ってやつで、このモザイク処理にSatyrが憤慨、これがきっかけでCaptolを離れRoadrunnerに移籍したらしい・・・っていう風説を流してみたくなりませんか。
スラッシュ・メタルではなくヘヴィ・メタルに接近した「新世紀ブラック・メタル」の雛型じゃないでしょうか。メジャー化したブラック・メタルとしては、スピードもメロディも抜け落ちているという点で、ENSLAVEDとよく似ている気がする。スピードがなくともブラック・メタルになるんです、とSatyr も言っている。
・・・でも、ボーカルは前作の方が好きだったな。


SATYRICON - Dark Medieval Times - Taakeslottet ★★★ (2006-07-18 03:36:32)

この曲は「NEMESIS DIVINA」に通じる単音メロディで構成されてます、といっても展開は何じゃコリャという感じですが。
Satyrの囁きが脳裏に染み付く歪なドラマ空間6分。


SATYRICON - Dark Medieval Times - Skyggedans ★★★ (2006-07-18 03:14:50)

3分台の曲なのに全体の印象が言葉にならんという素敵な曲。
中間部のアコギパートのぶっ壊れ具合がいいです。終わりのシンセも、メロディックに恐怖を煽ってていいムード。


SATYRICON - Dark Medieval Times - Dark Medieval Times ★★★ (2006-07-18 02:56:09)

ゆったりとした邪念描写が何とも雄大。鬱蒼とした森に吸い込まれていくようだ。
アウトロに向かってフルートとアコギのメロディック・フォークの世界になり、森を抜け出したのかな、と思ったらやっぱり幻想でした、みたいな邪悪な展開で終結。最高。


SATYRICON - Dark Medieval Times ★★ (2006-07-18 02:21:00)

93年発表の1stアルバム。
ブラック・メタルを大別すれば、メタリックな攻撃性やスピードを重視する「スラッシュ/デスの進化系」と、雰囲気や情念を重視する「アンビエント/アヴァンギャルド系」の二つに分けられると、個人的には、思っている。
SATYRICON は3rd「NEMESIS DIVINA」の印象が強く、てっきり前者に属するバンドだと思っていたが、このデビュー・アルバムは明らかに後者。「ノルウェーの暗い森の奥深くに集う亡霊の物語」といった印象を持てるアンビエント・ブラック・メタル・・・もしくは・・・Satyrは時折叫んだり呟いたりしてるだけでボーカルラインはないに等しいし、展開はアヴァンギャルドっていうか変テコで把握が難しいし、1曲目のイントロはWHENの曲から拝借しているし(WHENについては 2006年現在Jester Records所属なので詳しくはそちらで)ダーク・プログレでもいいかもしれない。
アコギやフルートも出て来るのでフォーク色も強く、2nd・3rd辺りのBURZUMと、初期ULVERを足して2で割った感じだろうか?思いっきりメロディックにすると初期 DIMMU BORGIRになりそうでもある。1st時のTHE 3RD AND THE MORTALも同系統に加えられそうなので、STORMやったのも頷ける。
とにかく、まぁ、呆れるほど暗鬱な地獄の音像。攻撃性は大してないのだが、まーとにかく暗い!!怖い!!気味悪い!!とここまで一般リスナーを突き放せば言う事は何もありません。個人的にSATYRICONの肝だと思っているひねくれた展開も満載という事で、死人音楽として100点満点です。

あと、SATYRICONの創設にCarl-Mikaelが関わっていたというが、クレジットには既に名前がないっぽい。


IN FLAMES - Lunar Strain ★★ (2006-07-17 03:38:00)

94年発表のデビュー・アルバム。数年振りに聴き返してみたが、こんな凄いアルバムだったとは・・・。
もう、アコギやらバイオリンやら女声やら装飾がありすぎてフォーク・メタルかと思えるわ・・・最近で言うとFINNTROLLと同じくらい「エクストリーム・メタルとして聴くと」笑ってしまうサウンド。
スピードは抑え目だしダウンチューニングでもないし、曲調も多岐に渡っていてメロディック・メタルとしては面白いが、疾走感もなく攻撃性もなく、全くもってブルータルではない。言い換えれば、こんな聴き易いデス・メタルはないだろう。デス初心者超大歓迎サウンド・・・皆もこっち(地獄)に来いよ!!
ボーナスであるミニ・アルバム「SUBTERRANEAN」になると、曲調にまとまりが出て、紛れもなくメロディック・デスと言えるものになる。
個人的に、「STAND ABLAZE」「EVERDYIND」は名曲だが、名曲足りえたのはリフもさることながら、Daniel Erlandssonの力が大きいと思う。異常に鋭い上に安定感抜群のこのドラム、EUCHARIISTとか聴くとホンマ笑うしかない。あんたが一番だ!!
・・・と言いつつARCH ENEMY全く聴いてなくて御免なさい。


IN FLAMES - Lunar Strain - Dreamscape (2006-07-17 02:41:15)

この曲は一体何なんだろうか。哀愁あるメロディックなリフが2つ3つ展開するだけのインスト・メタル・・・と言って良いのか?
とにかく、メロディセンスはこんな曲でも抜群。


SENTENCED - North From Here - Awaiting the Winter Frost ★★ (2006-07-17 01:58:07)

全てのギターリフがふざけてるとしか思えんほどテクニカル、というか弾き過ぎ、というかチューニングずれすぎ。シンセによるイントロの冷ややかさがあっという間に吹き飛びます・・・いやここまで弾ければ大したもんですが。
テクニカル・やけくそ・デス万歳!!


DARK TRANQUILLITY - The Gallery - Silence, and the Firmament Withdrew ★★ (2006-07-17 00:36:20)

メランコリックなメロディーがゆったりと紡がれるパワーバラードですかね。メロディーはやりすぎ感がなく、雄大な情感がある。
2ndではこの曲が一番好き、などと言う私はそもそも、疾走感自体あまり好きじゃないのかもしれません(などと言いつつエクストリーム・メタルばっか聴いてるんですが)。


MAYHEM ★★ (2006-07-07 14:14:00)

質問なんですが、1st「DE MYSTERIIS DOM SATHANAS」の作曲クレジットってどこかに載ってるんでしょうか?
ライブDVD「EUROPEAN LEGIONS」のエンドロールで「BURIED BY TIME AND DUST」と「FROM THE DARK PAST」のクレジットは確認できますが、他の曲のクレジットが載っているCDやサイトをご存知の方いらっしゃったら教えて頂けませんか。
「実はカウントが関わっていた」とか、そういう事もあるのかな、とか思ったりするんですけど、どうなんでしょう?


DARK TRANQUILLITY - Skydancer - Away,delight,away ★★ (2006-07-06 03:05:44)

本来ミニアルバム収録曲だが、1stのクオリティからすれば驚嘆する程の出来栄えだろう。
疾走を抑えて情感にこだわった哀愁溢れるミッドテンポ・メロディック・デス。じわじわ効いてくる展開が巧みだ。
・・・しかしこの終わり方は何なんですかッ!!


DARK TRANQUILLITY - Skydancer - Skywards ★★ (2006-07-06 01:42:53)

何かもう突っ走る楽曲に歌(歌詞)が付いて行ってなくないですか?
「こんなモン歌えるか!!アホーッ!!」というAndersの叫びが聞こえる名曲ですな。
その上でこの終わり方ですか。ふざけるのもいい加減にしてください。


DARK TRANQUILLITY - Skydancer - In Tears Bereaved ★★ (2006-07-06 01:32:15)

何なんだこの馬鹿なイントロのデス声!!馬鹿にも程があるぞ!!
2nd以降にはない、知性を振り切る若さが素晴らしいやけくそメタル。でも阿呆みたいにメロディック。ブラストもあります。


DARK TRANQUILLITY - Skydancer - My Faeryland Forgotten ★★ (2006-07-06 01:16:02)

いやー私はこの、イントロから剥き出しのやけくそな感じが大好きでして。「やけくそメタル」の名曲!!
ギターもベースもホンマ走り回りゃいいってもんじゃないぞ本当。面白過ぎる。


CARPATHIAN FOREST - We're Going to Hell for This-over a Decade of Perversions - Bloody Fucking Nekro Hell ★★★ (2006-07-05 03:11:03)

冒涜の爆発と疾走ここに極まれリの1分間で御座いますよ。
これ聴いてライブで叫びたくならなかったら嘘だ。


CARPATHIAN FOREST - We're Going to Hell for This-over a Decade of Perversions - I Am Possessed ★★★ (2006-07-05 03:00:38)

この女声の使い方は面白い。耽美と無縁の、全くもって冒涜的な使用法であって、「女性性は貶めてナンボ」というこのバンドらしいエロ格好良いブラック/スラッシュ・メタル。
真面目に言えば、このバンドは美醜対比の可能性を(主に冒涜方向に)広げてくれている。


ON THORNS I LAY - Orama ★★ (2006-07-03 12:51:00)

ギリシャ産ゴシック・メタルの97年発表の2nd。アトランティスをテーマにしたアルバムらしい。
ギリシャの特色って何なんだろう。ROTTING CHIRISTとTHE ELYSIAN FIELDSくらいしか知りませんが・・・まー、1曲目の戦争SEから、わけわからんブラスト?ビートに穏やかなギターメロディーが乗る展開にむせ返る(嫌な)マイナー感が漂いますが、大体そういうアルバムで御座いました。
ゴシック色の強いIRON MAIDEN系ヘヴィ・メタルという事で初期DARKSEED(最近は知らん)が一番近いかと思いますが、そこから勢いと泣きを削いで、代わりに女声とシンセと(多分)ディストーションじゃない澄んだギターメロディーで透明感を加えた感じです、のに、ボーカルは容赦ないデス声。カテゴリは、耽美とまで行かない、「ゴシック・デス・透明系」と言えるマイルドな味わい。この妙過ぎるバランスがギリシャなんでしょうか。
今はどうやら違うらしいですが、このアルバムはHOLY RECORDS発ですのでつまり期待を裏切らないズレっぷり(でも本人達は真面目にやっているんだろう)。マイナー・メタル・ラバーは是非とも挑戦して頂いて、HOLY RECORDSの偉大さを再確認すると良いと思います。


SOLEFALD - In Harmonia Universali - Sonnenuntergang im Weltraum (2006-07-03 02:56:38)

歪なムードのゴシック・メタルから、やけに軽い疾走パートへの脈絡のなさがいい。変態万歳。
アコギで締めるのはいいが、この曲に限らず、終わり方をもう少し考えてください。昔のIN FLAMESですか?


SOLEFALD - In Harmonia Universali - Fraternité de la Grande Lumière ★★ (2006-07-03 02:39:38)

サックスが大胆に導入されているが、曲の印象は、北欧民謡全開・変態メタル。ハモンドの音色もあって、微かに3rd時のAMORPHISを想起する。
あと、この曲のボーカルハーモニーは切なくていい。
個人的にこのバンドは、これくらいメタルの範疇から外れた方が面白い。


SOLEFALD - In Harmonia Universali ★★ (2006-07-01 01:56:00)

何故こんなマイナーなバンドまで登録されてますか・・・いやいや嬉しい限りなんですけども。メンバーの片割れ・LazareはBORKNAGARにも参加してますか。
音楽的には、メタルの範囲内に収まるプログレッシブな展開に、北欧叙情満載のハモンドやパイプオルガンやサックスが乗り、さらにこれでもかとボーカルハーモニー(と呟きデス声)が歌い上げるという・・・えっと・・・メロディック・プログレッシブ・メタルだろうか・・・アメリカのマイナー・プログレ・メタルに対するノルウェー・ブラック界からの返答と言えますかね、誰も返答を期待してないとは思うんですけど。
他の作品は未聴ですが、アングラを出自としながらまっとうな音楽へ進化た感じが、絶対何か、他のバンドに例えられそうだーとしばらく思い返した結果、プログレッシブ・ヘヴィ・メタルと言えそうな立ち位置が ORPHAND LANDの3rdに近い、というか、音像は全然違って軽いんですけど、アングラな魅力がかなり消え失せて別物になっている点が似ているように思います。
悪く言うとデス/ブラックとしては薦められないんですけど、その視点は完全に間違いで、「ブラック的妖気を取り込んだプログレッシブ・メタル」が「よく分かんないブラック・メタル」として安価で投げ売られてる市場は何かが間違っているとしか思えない。
ノルウェー・ブラックの多様性を強く顕示する優れたメロディック・メタル・アルバムで、前作や次作に対する興味も尽きません。シンフォニックでも何でもないですがARCTURUSの1st、ノルウェーじゃないですがAMORPHISの2ndくらいのレベルに達しているアルバムだと思います、が、打ち込みにしか聴こえないドラムは何とかなりませんでしたか (実際そうなのか?)。


DODHEIMSGARD - 666 International - Final Conquest (2006-06-26 02:38:33)

これは本当に前ミニアルバムのリミックスじゃねーか。何だそりゃ。
この曲は随分シンプルです。終始ミッドテンポで、無茶な展開もないし聴き易い為、ピアノインストを除けば、アルバム中一番落ち着ける曲だとは思います。ピアノメロディも儚い。


DODHEIMSGARD - 666 International - Regno Potiri ★★★ (2006-06-26 02:27:57)

タイトルは多分ラテン語。「王座の獲得」でいいですか?
曲の方は、狂気と無謀と唐突と目眩の暗黒舞踏10分。
印象的なピアノで終わるが、この曲を一般的な印象で語る事に何の意味もない。


DODHEIMSGARD - 666 International - Ion Storm ★★ (2006-06-26 02:09:09)

これはインダストリアル・ブラックと言える。
何かダンサブルに始まるが、あとはマシン・リズムが暴れまくり突っ走りまくり。ギターリフ必要か?いいかげんにして欲しい。
やっぱり、インダストリアル・ブラックと言えない気がしてきた。


DODHEIMSGARD - 666 International - Shiva-Interfere ★★★ (2006-06-26 01:28:49)

・・・破壊神の介入・・・
アンチアグレッシブでアンチメロディックでアンチドラマティックな、アンチブラック・メタルである9分の宇宙空間。
「それってブラック・メタルとしてクソつまらないって事?」と思われた方、私はその意見に同意する。このアルバムは、その破壊をこそ、楽しむものだと思う
つまり翻せば、この曲の魅力を理解出来るのはブラック・メタル・ファンだけだ。


THE GATHERING - Mandylion - Sand and Mercury (2006-06-24 03:52:49)

10分の大作ですか。
この曲のAnnekeの歌唱が一番良いと思う。


THE GATHERING - Mandylion - In Motion #2 (2006-06-24 03:50:53)

チェロか何かの優雅な旋律を主題とする曲。「# 2」としての仕掛けも良い。


THE GATHERING - Mandylion - Leaves ★★ (2006-06-24 03:25:12)

重々しいゴシック・リフに透明感あるコーラスワークもさることながら、中間部の穏やかで柔らかい展開に息を呑む。この情景転化はお見事!!


THE GATHERING - Mandylion - In Motion #1 (2006-06-24 03:19:37)

重さより哀愁を主眼に置いたゴシック・バラード。
Annekeの力強い歌声が胸を打ちます。力強すぎな気もしますが、感動的な事に変わりないです。


THE GATHERING - Mandylion - Eleanor (2006-06-24 03:04:45)

なかなか勢いあるこの曲が2曲目に来る良い構成。
ツーバスに乗る冷ややかなシンセが鋭い。


THE GATHERING - Mandylion - Strange Machines (2006-06-24 02:58:29)

冷ややかなシンセやインダストリアル風SEが絡む中間部の展開がイカしてます。
このアルバムからメンバーとなったAnnekeをアピールする1曲目。シングルにもなりました。


THE GATHERING - Mandylion ★★ (2006-06-24 02:42:00)

95年発表の3rdアルバム。
未開の土地から発見された壁画のようなジャケット、スローテンポ中心の不気味なダーク・ゴシック・メタルと聞いて顔をしかめる人も多いだろうが、これがかなり聴き易い音だったりする。
マイナーメタル臭いアレンジや民族儀式じみた雰囲気にくせはあるが、シンセの音色も割と幅広く、曲毎の特徴もはっきりしていて、重さ・暗さにこだわらない哀愁を基調としたドラマのある構成も優れており(いや充分遅いし暗いけど)、メランコリー好きには堪らないムードがある。
そして何より、このアルバムから加わった女性メインボーカル・Annekeのボーカルスタイルが、ゴシック界でよく聴かれる「ソプラノボーカル」ではなく、メタリックとは言えないまでも非常に力強く伸びやかに歌い上げるスタイルで、聴いていて本当に気持ちいいし、絶対一緒に歌ってみたくなるのだ。ゴシック・メタルでは珍しいと思うが、男性(私)が歌ってもそれほど違和感がない。つまり、「歌ものバンド」としてのキャッチーさが非常に強いという事だ。
2006年現在の音からすればかなり暗黒度は高いだろうけど、聴いて損するようなアルバムではないと思います。私的「一緒に歌ったメタル・アルバム」No.1です。


EMPEROR - Thorns vs. Emperor ★★ (2006-06-22 20:46:00)

「ノルウェー最後の大物」との呼び声もあったTHORNSの復帰に際してEMPERORが大々的に協力したような形の、THORNSとEMPERORのスプリットCDでいいと思います。98年発表で、2ndと3rdの間になりますか。以下、曲目。
①「EXORDIUM」(emperor) ②「AERIE DESCENT」(thorns) ③「I AM」(emperor)
④「AERIE DESCENT」(emperor) ⑤「THUS MARCH THE NIGHTSPIRIT」(emperor) ⑥MELAS KHOLD」(thorns)
⑦「THE DISCIPLINE OF EARTH」(thorns) ⑧「COSMIC KEY」(thorns)
ベスト盤「SCATTERED ASHES」には③と④だけが収録されてます。正直EMPERORの曲はリミックスばっかなので、これはTHORNSのミニアルバムですな。
ただ、①はどうでもいいとして、⑤はタイトルから察せられるように2nd収録「THUS SPAKE THE NIGHTSPIRIT」のリミックスなんですけど、これがなんと、ボーカル省いて、インストをオーケストラアレンジして作り変えたという「Ihsahn様万歳!!」な代物。これはファン必聴ですよ!!っていうか何故これをベスト盤に入れない!?意味分からんぞ!!・・・ま、EMPEROR再結成という事で音源完全収録BOXセットとか出るかもしれんけど・・・。
それとTHORNSによる「COSMIC KEYS TO MY CREATIONS & TIMES」のカバー⑧ですが、えー、まぁ、これはファンが期待するようなカバーではないですっていうかこれはカバーと言わないです。「EMPERORをカバーしたバンドがいるのだ」とかそういう風に思ったらいけないです。
勘違いして欲しくないですけど、THORNSは素晴らしいバンドです。断言します。EMPERORが「皇帝」ならTHORNSは「宇宙神」です。②と④を聴き較べれば分かりますけど、EMPERORバージョンの方がスケールが落ちてますから(というかヘヴィ・メタルにしてる)。
オフィシャル行ったらフルアルバムから2曲視聴出来るので聴いてみてはいかがでしょうか。
http://www.thorns.no/


EMPEROR - Emperial Live Ceremony ★★ (2006-06-22 01:16:00)

CDは発売当初購入しましたが、このアルバムによって私のEMPERORの評価が180度変わりました。
1st、 2ndの篭った音質に背を向け(3rdは買わず)ろくに聴き込みもしてなかったんですけど、このCDを聴いている間中、高い演奏力と尋常じゃない勢いに呆然としっぱなしで、聴き終えた後は今までの自分が持っていたブラック・メタルに対する稚拙な理解力を呪いましたね。特に「I AM THE BLACK WIZARDS」がこんなに格好良い曲だったなどとは、夢にも思わなかった。
さらにDVDはもっととんでもない事になっており、特に、 2nd以降の複雑なリードギターを完璧にこなしながら力強い絶叫をとぎらせる事なくしかもノーマルボーカルでコーラスワークまでこなすIhsahnの姿には絶句する以外ない。確実に、この人より上手いブラック・メタル・ギタリストはいません。
あとやはりライブならではの勢いが魅力的で、「WITH STRENGTH I BURN」や「YE ENTRANCEMPERIUM」におけるスタジオアルバム以上のスピードでの爆走が凄まじい。エフェクトにはガッカリだが、もしこのライブ会場にいたなら狂って死んでるんじゃないかと思います・・・あー死んでみたかった!!
あとさらに個人的には、派手なアクションを見せないSamothの、「YE ENTRANCEMPERIUM」中のガッツポーズに痺れた(Behold my coming!!のところね)。
CDとDVDのライブはほぼ同じですが(「INNO A SATANA」の後の絶叫はCDだけかな?)、DVDにはPVが2曲入ってます。

・・・これを見てもまだブラック・メタルの可能性に気付かないような人間はさっさとメタルから離れて宅録でしょぼいテクノでも作って悦に浸ってて下さい。


EMPEROR - Anthems to the Welkin at Dusk ★★ (2006-06-21 02:24:00)

私はこのアルバムが、何故こんなにも音質が悪いのかさっぱり分からない。
前作のような割とシンプルなブラック・メタルではない、かなり凝ったアレンジが随所に施されたドラマティック・カオティック・ブラックとして孤高の音楽性を提示しながら(アルバムの裏面には「Empeor performed Sophisticated Black Metal Art Exclusively!」とすら表記されている)、こんなアングライズム溢れる音質にする必要性がどこにあるのだろう・・・音質によって楽曲の細やかさやダイナミズムを死んでいる気がする(もしかすると、メンバーの問題等からして「必然」だったのかもしれないが)
3rd以降の洗練された音質を知っているからだろうが、このアルバムはどうしても素直に誉められない。
ブラック・メタルの邪悪さを精神から音楽に落とし込んで生まれたのは、凄まじく複雑で技巧的な混沌が優雅に暴れ狂う、格調高いブラック・メタルである。音質は極めて「悪い」が、それを差し引いても、明らかにブラック・メタルの新次元を提示した傑作である、とは思う。


EMPEROR - In the Nightside Eclipse - The Majesty of the Nightsky (2006-06-20 02:01:31)

シンフォニック・ブラックの美しさ満載。シンセのメロディ全開ドラマ全開、なのに4分台で邪悪さも薄く聴き易い。殺気に満ちた凍土に咲いた、一輪の花。
でも次の曲ですぐ枯れる・・・。


EMPEROR - In the Nightside Eclipse - Towards the Pantheon ★★★ (2006-06-20 01:44:47)

疾走感ではなくムード重視の曲で(哀愁にチェックを入れたのはこの為で、哀愁が強いわけではないです)、比較的邪悪さは薄いものの、イントロのシンセから感じる背筋が凍るようなドラマへの期待は、見事に果たされる。
中間部のブラストからミッドテンポに切り替わる瞬間とか好きで・・・いや、個人的に、急にテンポを落とすドラマ展開は本当大好きなんです。


EMPEROR - In the Nightside Eclipse - Cosmic Keys to My Creations & Times ★★★ (2006-06-20 01:17:06)

この疾走感は大好き。何かが憑依してるとしか思えんFaustの派手なドラムが最高だ!!
あと中間部のつなぎの部分、リズミカルに跳ねるシンセと、その裏のメロディックなギターリフが格好良い。


EMPEROR - In the Nightside Eclipse ★★ (2006-06-19 14:50:00)

日本盤が発売された当時、初心者メタラーだった私は、DISSECTIONの1stアルバムをデス声に頭痛をこらえながら理解し、IN FLAMESやAMORPHIS等のメロディック・デス世界に少しづつ足を踏み入れていったが、このアルバムだけはどうしても聴けなかった。
モノクロのメンバー写真のおぞましさもさることながら、スウェディッシュ・デスと較べても異常に篭った音質、発狂しっぱなしのヒステリック・ボーカル、女声の悲鳴にも聞こえるシンセの音色(THE BUNNING SHADOWS OF SILENCEのイントロ)・・・音楽以前に、アルバム全体包む音像そのものにただ立ち竦んでいたように思う。
このアルバムを聴きながら安眠出来てしまう今現在から振り返れば、3rd以降のこのバンドや CRADLE OF FILTH、DIMMU BORGIR等のメジャー感覚のブラック・メタル・バンドが、間口としていかに重要であるかを思い知る・・・いや、このアルバムを耐性のない人に聴かせられるわけないですよ・・・このアルバムやMAYHEMの1stやBURZUMは、最後に辿り着く場所でいい気もする。
2nd以降の技巧的複雑さとは違う、取り憑かれた疾走感と絶対零度の凍てついた旋律が支配するドラマティック・ブラック・メタルで、シンフォニックといっても昨今の壮麗・華美・優雅な印象は少なく、シンセは常に恐ろしく邪なムードを湛えている。演奏水準は同時期のブラック・メタルの中では異常に高く、ノイジーなギターリフは全く淀みないし、豪速ブラストこそないがツーバスもブラストも軽快で安定している。
スラッシュでもデスでもない「何か」が宿っていながら音楽的価値に溢れたアルバムであって正にブラック・メタルのマスターピース。


ANOREXIA NERVOSA - New Obscurantis Order - Ordo ab chao: The Scarlet Communion (2006-06-16 03:05:36)

珍しく、ギターが格好良いと思った曲。
ブラスト時はやはりシンセが乱舞しますが、ミッドテンポパートは地味にギターが生きてます。やっぱこういうパートもないと。


ANOREXIA NERVOSA - New Obscurantis Order - Châtiment de la Rose ★★ (2006-06-16 02:44:57)

クラシカル・ブラストのオーケストレーションに惚れ惚れするわ。
中間部のノーマルボーカルも苦悩が感じられていい。


ANOREXIA NERVOSA - New Obscurantis Order - Black Death, Nonetheless ★★ (2006-06-16 02:14:17)

スローパートを挟むドラマティックな曲・・・いやもうこれくらいの攻撃性が丁度ですよ私には。
リズミカルなオーケストレーションが恐怖を煽りまくってます。クレッシェンドするブラスっぽい音色も目新しい。


ANOREXIA NERVOSA - New Obscurantis Order ★★ (2006-06-16 01:45:00)

2001年発表の3rdフル・アルバム。私はこれしか聴いた事ないです。
どうやらこのバンド、CRADLE OF FILTHが比較対象にされてしまうようで、確かにどちらも「シンフォニック・ブラック」と言って間違いないから仕方ないですが、私としてはMARDUK と比較したくなりました。「どクラシカル・MARDUK」。MARDUKは重戦車に例えられるように現実の血生臭さがありますが、こちらは神々の戦争みたいな華やかさがある大虐殺サウンド。どちらにせよ、CD聴き終える頃には尊い命が万単位で消えてます。天晴れ。
ブラック・メタルは大概、シンセをムード作り(耽美)の為に活用してきたと思いますが、ドラムもボーカルもギターもオーケストレーションもここまで対等に攻撃的なアレンジを施したバンドはほぼないような気がします。
「クラシカル」という言葉を聞くとどうしても、静かで繊細で優雅な雰囲気があるものと思ってしまうのですが、このバンドは徹頭徹尾、重厚で壮大な暴風雨のような迫力ばかりを掬い上げており、いや本当、「ちょっと休憩させてくれ」と言いたくならなくもないですが、このバンドこそ真のクラシカル・ブラック・メタルであると思います。クレジットにある「No Effect On Vocals」も痺れる。
・・・ところで・・・音楽性とジャケットが全く噛み合ってないと思えるのは私だけですか。


ENSLAVED - Isa - Isa ★★ (2006-06-14 13:40:35)

スピードもブルータリティもない、凄まじくシンプルなミッドテンポ・メタルだが、ボーカル、リフ、SEの音色など、ブラック・メタル以外の何物でもない要素だけで構成されており、醸し出されるムードが恐ろしく冷ややかで、狂っていて、尖っている。


ZYKLON - Aeon - An Eclectic Manner (2006-06-14 12:57:15)

・・・このミッドテンポの重量感、このシンセの不穏さ・・・
全体的にはデス・メタルと言えるアルバムだが、この曲からは、むせ返るようなブラック・メタル臭を感じる。初期EMPERORに直結してるんじゃないでしょうか。