AC/DCは名作が多いが、私にとっては本作が文句なしのフェイバリットアルバム。 セールスや知名度では「HIGHWAY TO HELL」や「BACK IN BLACK」の方が上だろうが、そんな事は全く関係ない。このアルバムが私を魅了してやまない一番の理由は、、 そう、「サウンドの生々しさ、荒削りさ」である。 ギターリフの分厚いディストーションサウンドは、まさに一音だけでねじ伏せてしまうような破壊力がある。そして#3LET THERE BE ROCKに見られるような一瞬の「タメ」が絶妙である。 中には名作「BACK IN BLACK」を聴いても今一つピンとこなかった人もきっといると思う。 そんな人にこそ是非このアルバムを聴いて欲しい。彼らが何故偉大なバンドと呼ばれているのか納得出来るはずだ。 2曲の超名曲だけでも十分に買う価値ありだが、個人的には#2DOG EAT DOGと#4BAD BOY BOOGIEにシビレる。
今日行ってきました。(以下ネタバレになってしまいますが) 噂には聞いてましたが名曲のオンパレードで最高の内容でした。 特に2枚組ライブアルバムには入っていなかった「HONESTY」「THE STRANGER」「JUST THE WAY YOU ARE」が嬉しかったです。 ライブ中盤でローディーがVoになり、ビリーがギターを手に持ち、弾き始めたリフが「ん!?聴いたことあるぞ!!」と反応。 何とAC/DCの「HIGHWAY TO HELL」でした。これは素晴しいサプライズでした。 大部分のビリーファンはポカーンと見てましたが当然僕はノリノリでサビも合唱です(笑) 最後は「PIANO MAN」でビシっと締めくくり。 今日の公演は来年1月にTVで放送されるそうですので、今から楽しみです。
懐かしいですね、このアルバム。 アゴ 勇さんの言う通り、#2 Red Sharksの声はすごいですね。 個人的には、当時LED ZEPPELINの「KASHMIR」に似ているとも形容された #5 In Dark Placesが好きです。 ジェフテイトやトニーハーネルのようなハイトーンVoが好きな人にはお薦めの一枚です。
81年の1stアルバム。ジャケがいかにもNWOBHMチックでイカしている。^^ 名曲「Lady of Mars」は当時ヨーロッパ諸国でも高い評価を得ていて、ヘッドバンガーズの間では「聖歌」と呼ばれていたらしい。 この曲だけのアルバムと言ってしまうには惜しいほど、(CD盤の)#4 Carry On、#9 Lady Loveなどをはじめどの曲も佳曲揃いである。 Voはなぜか日本の法被を着ている。裏ジャケに写真が載っているがう~む。。。何故? ちなみに彼らは87年に2ndが出ているようだが、案の定内容は×らしい。まさに「一発屋」だがそれにしても本作は「Lady of Mars」だけの為に買ったとしても決して損はないだろうと断言出来る。
ポール・バーロフ在籍時である81~86年までのライブ音源、デモ音源を収録した一枚。 85年のライブ音源はVENOM、SLAYERとのCOMBAT TOUR LIVEのものと思われるが、スピードとソリッド感溢れる演奏は鳥肌モノである。 デモテイクでは2ndの曲をバーロフが歌うという貴重音源となっている。 また、興味深いのは、#11 Die By His Handというカーク在籍時の曲で、曲名からも察しがつくようにMETALLICAのCreeping Deathの "あの" パートが使われていたのにビックリ! こちらの方が元祖だったという訳か、なるほど。。
続きまして、、 「SOMEWHERE BACK IN TIME / IRON MAIDEN @2/16幕張メッセ」Liveレポです。 いや~行ってまいりました。今回でメイデンのライブは3回目。 最初、このライブの存在自体知らなかったのですが、1st~7thまでの曲+Fear of ~という事で、急遽参戦決定!です。 いつものようにUFOの「Doctor Doctor」がかかって始まりですが、もうそこから大合唱(笑) そして次の瞬間、、キターーーー!!今回の目玉「Churchill's Speech / Aces High」です。 オールスタンディングなのでもうメチャクチャ。Thrash Domination以来の激しさです。 しかし、これを生で観れるというのはやっぱり嬉しいですね。 そしてなだれ込むように「2 Minutes To Midnight」 この曲の終わりころには、もう声が枯れていたような気がします。。 その後、「The Trooper」や「The Number Of The Beast」などの定番曲で興奮は最高潮に。 中盤、「Rime Of The Ancient Mariner」「Powerslave」の2曲では鑑賞モードになり 一旦、落ち着くも心配された体力がヤバくなってきて、足はもうガクガク状態。 「Heaven Can Wait」では、お客さんが数十人くらいステージに上がり、「オオオ・オオオオオーオオ~」の所をバックコーラス状態(笑) 中でも、セーラ服着た女子高生風二人組は何だか微笑ましかった。 「Fear of the Dark」での合唱は、軍隊もこうはいかんだろう、という位の統率度(笑) ホント皆さん、強者ばかりでしたね。素晴らしいです! 「Iron Maiden」でいつものようにエディー登場!今回は「Somewhere~」のジャケの格好でした。 そしてアンコール、7thの2曲「Moonchild」「Clairvoyant」をはさみ、トリの「Hallowed Be Thy Name」へ。 「Hallowed~」のイントロが流れた時、僕の隣にいた同世代と思わしき気合系兄ちゃんが いきなり両拳を天に突き上げて「ウォーーーー!!」と叫んだのには笑った。^^ 手にはトゲトゲのリストバンド。古き良きメタルリスナーである。 体を丸め、胸の前でガッツポーズを深々と握り締める彼の目には涙が浮かんでいたようでした。 感無量だったのでしょう、僕ももらい泣きしそうになりました。(イヤほんとに、、) MCでブルースが「今まで日本で演ってきた中で、今日が一番だ!」と言ってましたが、多分本音でしょう。 僕も全く同感です。そのくらい、アツいライブだったと思います。
学生のころ、私はレンタルレコード屋でバイトをしていた。 新譜の入荷時、自分の私利私欲の為に無理やり店長に頼み込んで仕入れてもらったのがアルバム「ANNIHILATION PRINCIRLE」。 このCDについて店での貸し出し状況はイマイチだったが、私は店内で何度もこれをかけて、それとなく啓蒙活動?を行ったものだ。 「FIRE IN THE HOLE!」仕事中なのでシャウトする事もできず小声でつぶやいていた頃が懐かしい。あれからもう14年かー。。(ブツブツ)
1stもいいが、更に上回るほど私はこのアルバムが好きだ。 RISE FROM THE ASHESは1曲目として文句なしのカッコよさ。 F#はキャッチーかつ疾走感溢れるリフが魅力の佳曲。 タイトル曲のSURVIVEは一番。何もいう事なし! 印象的なアルペジオから入るFIGHT TO BE FREE。こういう曲も彼らの持ち味だ。 ローランDEATHさんもオススメの怒号チューンEQUAL RIGHTS。 彼らの以外な一面を垣間見せるZEPのカバーGOOD TIMES BAD TIMES。 この流れに、何度感激させられたことだろう。 皆さん、このバンドの1st、2ndはとにかく必聴ですよ。80'S SLASHを語る上で NUCLEAR ASSULTは絶対かかせません。(エムザ有明、最高だったなぁ。。。)
基本的に「このCDを買え!」のコーナーでは、私はフェイバリットとなる一枚のみに対して発言するようにしている。 これは私のポリシーであるが、今後新譜が出て今まで書いたものを上回る作品が出てきた時に対応出来ない、という欠点がたまにキズ。^^; 前書きはさておき、このポリシーに則った場合1枚を選ぶのが困難なバンドの一つがこのOVERKILLである。 散々迷ったが、このアルバムに一票を投ずる事にした。 3rdを後追いで初めて聴いて以来、速攻で1st、2ndを集め十分聞き込み、万全の態勢で買ったのがこの「THE YEARS OF DECAY」である。 当時のB!誌のレビュワーは確か後藤氏で、80点台にとどまったがこれが邦版ライナーを担当しているFar さこた氏であったなら余裕で90点は超えていたのでは、と思わせる内容だ。 #1 TIME TO KILLから始まりシャウトが印象的な#2 ELIMINATION、ひたすら重いリフが這いずりまわるような#5、哀愁のアルペジオから劇的な展開を見せる#8、OVERKILLシリーズを締めくくる#9の圧巻の流れ。。。楽曲のレベルが他のバンドより段違いに高い。捨て曲などあろうはずがない! この作品で彼らは一つの頂点に達したと言えるだろう。スラッシュの歴史を語る上でも外せない重要な一枚だ。
1978年の2nd。必聴。 CLASHについては一般的に1stがパンクにおける最高傑作、3rdがロック界における歴史的名盤と評されて久しいが、私はこの2ndこそが「CLASHの最高傑作」と信じて疑わない。 まず、#1 ~ #3の流れは完璧である。特に#3 Tommy Gunはカッコイイ上にジョー・ストラマーの声が泣けてくる名曲である。 他の曲も総じて水準が高く、メッセージソング#10 All The Young Punksで締めくくっている。 1st、3rdだけでなく、是非ともこの「隠れた名盤」を聞き逃す事のないように!