残念なことに、このアルバムをリリースして解散することを決定したJAM。もうここには恩田の影もカタチも見えない。見えるのは、孤軍奮闘しすぎたTAKUYAだけ。それまでプロデュース面で多大なる力を発揮した佐久間正英にまで反旗を翻したTAKUYAは、サウンド・コンセプト・ビジュアルの全てにおいて陣頭指揮。「TAKUYAが理想とするジュディマリ」を作り出した。しかし、それはもはやジュディマリではないのだ。バンドのバランスが崩れたのは致命的であり、ハッキリ言って、ウルサイウルサイ、そんな高い声出さんでいい、というイメージ。PEACE、Brand New Wave Upper Ground、mottoなどの佳作はあるが、JAMのアルバムとしては私はあまり評価していません。これを持って「最高のアルバムが出来たので解散します」と言われた日には私は憤死しそうになりました。。。まぁそこまで悪いってわけじゃないんだけど、もっといいもの作れたろうによ。。。って思うんだよね。
David Bowie & Mick Ronsonプロデュースの名盤。もともとU2がライブ中にカバーしたSatellite of loveとWalk on the wild sideを聴いていいなぁと思い、ずーと狙っていたんですが、ついに最近中古で発見してゲットしました。これが72年作なんて信じられない。今聴いても文句なくcoolです。お勧めします。
最初ロン毛のHRお兄さん風の二人が出てきたので、どんなんかなーと思ったらhere she comes!!!(超美コーラス)。普通にこけました(笑)。これは老若男女受けする、大衆音楽と言っていいでしょう。それを当時の流行に合わせてあんなルックスで登場させるから、一部から非難ごうごうだったんでしょうけど。とにかく、サワヤカで聴き易い。おとんおかんのみならず、じーちゃんばーちゃんに聴かせても大丈夫!自分的には、懐かしい1枚です。
映画Dancer in the DarkのサントラでBjorkがTomと共演したと聞きつけ、初RADIOHEADとして買った1枚。エレクトロニカへの傾倒も確かに見られるけれど、Bjork的な喜びと生命のほとばしりを愛する私には、聴くのがしんどいアルバムでした。逆に、エレクトロニカという手法を用いながらそこに血を通わせ暖かいものにすることが出来るBjorkの実力を再認識してしまった。でも、とことんダルな気分になりたい時とか、なんか作業に集中したい時とかは、たまぁーに引っ張り出して聴いてるアルバムです。
Stingは(Policeもそうだけど)どれか1枚アルバムが好きというのはないのですが、シングルカットされた曲が本当に本当に名作ばっかりだし、たまたまコレを相方が持っていたので、何か言わずにはいられず一票(笑)。毎度毎度、Stingの紡ぎ出す言葉や音楽にはインテリジェンスを感じます。DVDですが、the very best of Sting and the Policeを入門編として推しておきます。
Vertigo(読みはヴァーティゴじゃないかな)カッコいいですね! New AlbumのプロデューサーがLillywhiteになった理由がわかるかも。 なんか音が若返りましたね。楽しみです。 皆さんご存知でしょうけど、お節介ネタ・・・ New Album "How to dismantle an atomic bomb"の日本版は 11月17日先行発売です。 輸入版は24日でしたっけね?
恐らくU2と聞けば、これが真っ先にイメージとしてあがるんでしょうね。ストイックの極み ロックルーツへの回帰という第一印象。骨太です。アメリカの土臭さにどこかアイルランドの香りがして、聴き込むほどにはまるアルバム。With or without youなんて、今では「あの名曲」と片付けられがちでしょうけど、良く聴くとワケガワカラナイ、なんか黄泉の国から響いてくるような不思議な世界なんですよね。最近ブートでライブ映像もぽこぽこ出だしたので、是非そちらも見てもらいたいです。とにかくこの時代のBonoの声もパフォーマンスも神がかっていて相当ヤバイです。Edgeのギターは言わずもがな、もちろん激ヤバです。
うーん・・・いかんせん、出た時期が悪すぎたんでしょうねぇ。見た目もgoodで勢いのあるメロディアスHRが出尽くした後で、愛らしくshe's my cherry pie!と出てこられた時は、正直「またかー」と思ってしまったのは事実。とにもかくにも、一つのバンド(ミュージシャン)が出てブレイクするのには、実力も然ることながら、時流を読む目と運、この3つが揃わないといかんのだなということを身を呈して示してしまったケースでしょう。
おおお!!!!!まずは安全地帯が登録されていることに慄いております!玉置さんは私の青春でした。本気で結婚したいと思ってました。この映画、チェッカーズのSong for USAと二本立てだったんですよね(懐)サントラ頭一発目の「青空」って曲が、もうビューティホーで死にそうに好きでした。映画発表前後に井上陽水と安全地帯が神宮でジョイント・ライブやったんですけど、当時中学生だった私はチケットが買えず、仕方なく球場付近をウロウロして音だけ外から聞きました。。。なんかせつなくてレビューになんないや(笑)。