BON JOVI のレパートリーの中では、かなりハードな部類に入る曲。 泣きに満ちた曲です。 NEW JERSEY ツアーの、OPナンバーである LAY YOUR HANDS ON ME につづいて演奏されてまして、この流れが実にカッコよいのです。 しかもライヴはスタジオ・テイクよりもテンポが速くて激しさに満ちてて、いいんですよ...(演奏がザツ!なのではない、と想ふ) たくさん出てるブートで確認してみてください。
1992年発表、全11曲。 ゲストkey.としてドン・エイリーが参加しており、それは6.-7.及び10.11.の流れで一目瞭然。 上に挙げた2つと3.がこのアルバムのハイライトと言えます。 1998年に出た"VERY BEST OF ANTHEM"にはこのアルバムから1.しか入ってない...ヘンな選曲。
2000年発表の第19大教典にして、とりあえず今の時点では最新(?)・最後の大教典。 ただし、15-16大教典につづく「銅盤」との通称を持つ極悪集大成盤。 1999 BLACK LIST がソニー時代発表の新録曲とBMG移籍後の曲が半々となっていたことを受けてか、BMG 移籍後の曲で構成されている。 なんといっても聴きドコロは遂にスタジオ・レコーディングされた1.じゃないかなぁ...
KANSAS には WIND という言葉をタイトルに含むバラードがもう1曲あって、ソチラの方がすんごく有名なんですけど... 1stに収録されているコチラも捨てがたい、というかワタシはこちらの方が断然スキ。 ピアノ主導による、シンプルだけど泣ける1曲です。 ちなみに TWO FOR THE SHOW ではこの「風」つながりの2曲がメドレー形式になってます...
1999年、古巣のソニーから出した極悪集大成盤。通算第16大教典、かな? 本来は1999 BLACK LIST と2枚組で発売を計画したらしいものの、結果的にはそれぞれのレコード会社で1枚ずつの発売となったらしい。 実際にはWORSTとかぶる曲(及びテイク)が多く(かぶる7曲、うち同一テイク4曲)、 正直「?」は拭えない。 90年代前半におけるバンドの迷走が、こうした選曲に現れているのではないか。 (「嵐の予感」を BLACK LIST にもっていかれたのもデカい) が、「正義のために」「世界一のくちづけを」が大教典に収録されているのは喜ばしい。 この2曲やヴォーカルを入れなおした「BAD AGAIN」から明らかなように、 90年代前半、迷走の中でしかしバンドは良質なシングル(のみの)曲をコンスタントに作り出していたとわかる一枚。