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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 10201-10300

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 10201-10300
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Stealer - Stealer ★★★ (2022-11-15 13:25:18)

アルバム一枚で消えた幻のアメリカンハードロックバンドの1st。音楽性としてはAOR調の落ち着いたスタイルが基調となっているが、オープニングナンバーは些か狙いに言ったパワーポップ路線であり、正直、個人的にはもうちょい落ち着いてと言いたくなるのだが、
しかしメロディックかつ大衆性を味方につけた2曲目のE.S.Pで評価も一変、哀愁のあるメロディと洗練度、その絶妙なポップセンスを操り、売れてやるぞと言う気概をビンビンに感じます。所謂ブルージーな③はバドカンから灰汁を取り除いたようなすっきり感を持ち込み、④以降もフォリナー風ありラバーボーイ風ありとメインストリーム寄りのスタイルを築いている。
その売れ線になりすぎず、だからといってアーティスティックな感性やハードロックスタイルで押し切る分けではないので、少々刺激は薄めである。その中途半端さがイマイチ跳ねなかったのか?MCAとの契約は今作限り、続報も無い中でバンドはどういう終焉を辿ったのかは分かりませんが、メロディ派のマニアならば、大いに引き寄せる魅力があります。
アメリカ産ですから、大泣きはありません。湿っぽさよりも大陸的なグルーブや、ブルース臭もチョイと隠し味だが、全面には出てきていないので、泥臭いのは苦手というマニアには丁度良いでしょう。
推しはどこですがと言われると困るのだが、アルバム全体で勝負している姿勢は買いである。唄える二人のシンガーがいるのも強いのだろう。またアンサンブル重視の作風の安定感があり、アメリカのバンドはテクが無いとデビュー出来ないよなぁと感心させられる。
それが一番の買いであろう。美しいハーモニーを軸に安定感のある演奏とツボを押さえた楽曲構成は、デビュー作としては御の字だろう。作品を重ねバンドは方向性を確立するのもの、将来性の豊かさを感じさせる一枚ですね。
久しぶりに聴いたがイメージが変った。ラストに登場するJOHNNYも毛色は違うのだが、味わい深い枯センギターと繊細な唄い回しとの相性もバッチリである。


Steel Crown - Sunset Warriors ★★★ (2020-01-28 14:05:18)

図画工作2の少年が一生懸命頑張って、北斗の拳の世界観でも描きたかったのか?このジャケをチョイスした奴のセンスに一周回って脱帽するのだが、初めて見たときは、おい冗談だろと心で呟きひっそりと棚に戻しました。
後年、あれがイタリアンメタル市場におして、名を残す名盤と教わったときは驚いたのだが、2009年にEPとのカップリングで復活。多くのクサレマニアを歓喜させた出来事でしたね。

音楽性はNWOBHMの影響も強い正攻法で迫る正統派サウンドを披露。音質のぬるま湯感など、ものともしない熱量があるのだが、そこまで辿り着けるかが重要でしょうね。攻撃性と泣かせの叙情パートの配置もうまく、力技で押し切らない構成は見事。少々歌い切れていない印象を与えるシンガーもカチッとハマればバンドの魅力も倍増と、磨けば光るポテンシャルを感じさせるバンドでした。
このバンド、ヴォーカルのヨーコ・デ・ボニスが、バンドが出場するロックフェスティバルに参加するために、自らが運転するバイクが事故にあり死亡、そのステージはどうなったのだろう?そしてバンドは悲劇と共に解散しました(男闘呼組主演の映画を思い出すな)

CD化も遅く、ヘナチョコジャケにバンドは短命、音楽性は時代遅れとくれば、86年の最中に誰がフォローするんだという事で、忘れ去られた感はMAXレボリューションなんでしょうけど、このアルバム一番の悲劇はレーベルが、ダンス専門のレコード会社ということ、そして当時のイタリアのシーンに、このバンドの出したい音をレコーディングする環境もアドバイスするプロデューサーもいなかったという事だろう。個人的には磨けば光る佳曲揃いの名盤と言いたい。


Steel Crown - Sunset Warriors - When a Woman Calls ★★★ (2020-01-28 14:08:06)

甘い声で歌っていますね
英国的なリフワークと欧州型のロマンティックなメロディ
なんか懐かしいです
そして日本的な匂いもしますね
ギターも印象的なフレーズを奏でていますよ
硬軟交えたギターワークは実にカッコいいです


Steele - Tricks up My Sleeve ★★★ (2016-07-19 21:19:27)

オリジナルは1996年に国内のみでリリースしたUS産のメロディアスHM/HRバンドの1st。話題になったのは今作でドラムを叩くのが鳴り物入りで全米デビューを果たすEZOのドラマー、アンセムやラウドネス、浜田麻里などたぎにわたって活動した本間 大嗣が参加している事で知られる一枚。作風はUS産らしい爽快なメロディと歌を中心とした作りだが時代が時代だけにダークな面もしっかりフォロー、ギターもヘヴィにチューニングされており、コマーシャル性の高い分厚いコーラスを重ねた歌とバックの重さを残した演奏は、微妙なかみ合わせかもしれませんが、多彩なポップセンスとカラフルさが程良く弾け、ポピュリズム溢れる音楽性となり昇華されております。思いのほかギターオリエンテッドな作風にもなっているし、デカイ会場が似合うサウンドは聴いていて心地よい。即効性の高いキラーチューンのオープニングナンバー『Tricks Up My Sleeve』なんてメリハリのある良く出来た曲ですよ。オリジナルのタイトルはバンド名そのままだったのですが、2011年に再発際にデモ4曲をプラスしタイトルも『Tricks Up My Sleeve』に改名、勢いもあるがメロディ重視の楽曲は、類型的で新鮮味に欠ける面もあれど耳を傾ける価値はあるかと思いますよ。メロディ派にはおススメに一品だし本間ファンは押さえたいでしょう。相変わらず美味しいオカズは叩き出しませんが堅実でした(笑)


Stingray(JAPAN) - Rain ★★ (2022-01-15 18:04:28)

このバンドの登録もあったし、このアルバムをコメントした記憶がありありなんだけどなぁ…バンド自体が消えていたんだよねぇ
ウーン、チェリーボーンからの譲二ショックである。
気を取り直して再投稿をしますかね。

キングレコードはNexusから1985年にリリースされた1st。いかにも日本人らしいスクラップ&ビルドを展開、影響を受けたのアーティストからのエッセンスを巧みに取り込みニューミュージックなロックサウンドを展開。非常に聴きやすい歌謡テイストのあるロックサウンドを聴かせてくれます。少女漫画チックな歌詞の世界もなんとも言えないドリーミングな世界観を魅せ、このバンドの独自性を高めているように感じるが、日本のプログレバンドはこんな感じだったかも知れない。
インストから続くのはマイケル・ジャクソンが踊り出しそうなビートの強いナンバー、その後もグッとロックな滾りを感じず、脱落しそうになった中盤あたりで、キレのあるリフが切れ込んでくるスピードナンバーが唐突に顔を出しボルテージを上げます。このバンドの本文はどこなのか戸惑うが、繊細なハイトーンを操る鈴木治の歌声もハマり、暴れるギターと躍動するリズム隊がここぞとばかりにフラストレーションを払拭しています。オルガンもユニゾンをかまし音に厚みを持たせている(エンディングに向けてバンドが一体感を高め爆発するスリルと破壊力は凄まじい)。こういう曲がもう少しあれば良かったのだが、歌謡テイストと恥ずかしい日本語歌詞が絶妙な味わいを魅せるジャパニーズメロディアス歌謡メタルの⑥で昇天させてくれる。アルバムの方向性や売れないと飯が食えないというレーベルの意向もくみ取り折衷したような⑥はバンドの本文なのかも知れませんね。
でも⑤の演奏が全く無理を感じさせないので、腕に自信はあるがやらせてもらえなかった感は否めない。
そういう疑問の抱えたまま、やり過ぎソングの⑦へと向かい、こういうtoo muchさが問題なのですが、アルバムの表題曲である⑦は良い雰囲気です。でもイーグルスに訴えられたら100%敗訴します。
そのインパクトの強さが全てを霞ませるのですが、国産メタルシーンの難しい活動基盤を考えると、こうなるのも仕方が無いのかと大人になれば飲み込めます。なんだかんだ言って、自分の好みに併せて好きな曲をチョイスすれば問題はありませんので、個人的には大いに楽しみました。

ちなみにワタクシが持っているのは2002年に紙ジャケで復刻した奴です。そして2017年には高音質で再発もされています。比較的入手しやすい一枚でしょう。キーボードと哀愁のあるメロディを生かしたサウンドは、ソフトケイスされた面は強めですが、その日本人らしいワビサビのある展開と繊細な作り込み、それは⑧みたいな曲にも顕著に表れているでしょうね。

ワタクシも1985年当時に聴かされたときは、ボロクソ悪口を言いましたよ。軟弱な唄だ、こんなもん女子供が喜ぶソフトロックだとケチョンケチョンでしたが、年齢を重ね物事の分別がつくようになったら、このバンドの持つ技量や制約のある活動下の中で意地を見せたんだよなぁと勝手に推察して楽しんでいます。ギターは上手い、リズム隊も安定感がある。皆、腕に自信がある。だから、この繊細は歌声を生かした英国寄りのメロディアスロックを作り上げる事が出来たのであろう。
ゴリゴリのメタルファンにはすすめないが、和洋折衷を楽しめるマニアにすすめたい。あと潔癖は人は止めた方がいい。聴いたことのあるフレーズが多すぎる。


Stormtrooper - Armies of the Night ★★★ (2013-08-29 15:02:14)

US産パワー/スピードHM/HRマニアなら思わず手が出る1985年リリースの5曲入りEPにリミックス違いとデモ音源をプラスしてフルアルバムとなり世に出回っている今作ですが、けたたましいパワフルなドラミングとアッパーな楽曲を激しくも劇的に彩るツインギターが刺激的なサウンドに仕上げ、これまたアグレッシブなボーカルが堂々とフロントを飾り所狭しと音圧が駆け回り聞き手をねじ伏せていきます。音質や垢抜けなさにマイナー臭が漂いお約束のB級感も満載ですが、アルバムジャケットの戦士がモンスターと戦うモノクロの絵そのままな世界観がオープニングから導き出すドラマ性の高さとメタル度濃厚な世界観は見事で聞き手を勇猛果敢に鼓舞していきます。懐かしいゴリゴリのパワフルな剛球US産メタルを聴き、多様性を飲み込み狭いようで広い昨今のメタルトレンドを前に、やっぱり俺はこれなんだなと思いました。肩の力を抜きたくとも許してくれないガッツィーな男メタルに飲み込まれコレクター癖を恨みます。マニアならお気楽にiTunesもいけますんでオススメしますよ。ちなみにデモ音源で聞けるL.A風な明るめのサウンドも出自からくるマイナー臭がかえって暗く纏まる不気味なサウンドに仕上がっている辺りに次作が世に出なかった要因を垣間見る事が出来るのですがいかがでしょうか?
ちなみにギターのミック・スウェダはキングコブラで活躍する彼氏です。


Stormtrooper - Armies of the Night - Armies of the Night ★★★ (2013-08-29 15:07:15)

騒々しいドラミング
バキバキゴリゴリと激しいリフワーク
ヒステリック気味のパワフルヴォイス
欧州産とも違う湿り過ぎないサウンドがUSパワーメタルの肝
ガッツ溢れる攻撃性が好きです


Stormtrooper - Armies of the Night - Search and Destroy ★★★ (2013-08-29 15:13:13)

重厚でラフだが軽快なアメリカンロック風
しかしやかましいサウンドがそれを許さず
豪快に暴れ倒します


Stormtrooper - Armies of the Night - Steamroller ★★★ (2013-08-29 15:10:01)

重量感たっぷりの疾走ナンバー
サビでは一緒にタイトルを連呼したくなりますね
パワフルな演奏と派手目のソロが懐かしい


Stormtrooper - Armies of the Night - The Beast Within ★★★ (2013-08-29 15:17:07)

テンションも高めなパワフルヴォイス
テンポアップしてからのけたたましい鳴りはバンドの肝
キンキンと鳴り響くメタルサウンドに思いをはせますね


Stormwing - Stormwing ★★ (2017-07-01 15:43:10)

国内盤はテイチクレコードでしたね。フィンランド出身の5人組が1994年にリリースした記念すべき1st。北欧ならではの美旋律を散りばめつつ、ハードなテイストをねじ込み、ドライな風を送ると言うバランス感覚も上々なメロディックサウンドを披露。これといったテクニックは持ち合わせていないが、皆が一丸となり作り上げた音楽性にブレは無く、楽曲の面白さと言うよりは安定感で勝負。その分、個性も薄くありがちなスタイルだし歌い手のピッチの甘さも気になる所で、ライブでちゃんと歌えるのかと心配になるのですが、厚みのあるコーラスワークを従え、補完しているのがニクいアイツですね。
甘く軽やかな北欧ならではの美旋律、変化球とコントロールを活かした軟投派のような緩急を効かした楽曲は、表情豊かで飽きさせない工夫を凝らしていますね。スピーディーなナンバーは無いと物足りない方や、ノリが良ければ毎度お馴染みでも気にならないと言う方には少々面白みに欠けるかもしれませんが、派手に走らなくともツボを押さえたアレンジはメロディ派の琴線に度々ふれるでしょうね。
90年代と言えば北欧にもスリージーなロックサウンドの波は確実に押し寄せていましたからね、彼はその辺りの無視する事無く、でも大幅に取り込むことはせずに、お国柄を反映させたのはアイデア上手ですよね。
個人的に少々エッジ不足でボトムを支える低音の迫力不足も気になりますが、メロディ重視の構成は日本人好み、国内盤がリリースされただけのクオリティは十分保持しているかと思います。


Stos - Stos ★★★ (2023-09-14 20:35:56)

女性シンガー、イレーナ・ボル擁するポーランド産スピード/スラッシュメタルバンドの1st。ちなみにドラマーが旦那さんです。1989年にリリースされた一品ですが、これが欧州風味満点のスピードサウンド、そこにポーランド語の語感が個性を誘発、東欧的癖は少なめだが、マイナーサウンドの放つ暗さが過激なサウンドをもってかき鳴らされている。その独自性と諸先輩方の影響を巧みに盛り込み構築、女性シンガーという、当時としてはレア度の高い存在感とも相まって独自のサウンドへと昇華されてたように聞こえるのがポイント。
とは言え、メリハリのない楽曲というのか音圧やビート感に工夫が足りない、歌メロも似たり寄ったりとアラも目立つのだが、勢いで押し切れるだけの圧はまだない。
そこがデビュー作であり、実は、このアルバムを世に出した頃には解散していたという事実に驚く。2008年にMetal Mindから大量のボートラ入で復刻、配信盤はオリジナル通りの8曲だが、猛者ならばCDゲットですよね。
パンキッシュに燃え上がるスピード重視のメタルサウンド、好きモノにはたまりませんよね。


Streets Of Fire - Nowhere Fast/Fire Inc. ★★★ (2014-07-27 14:24:15)

ダイアン・レインがクルクル踊りまくってます
バックメンバーのリーゼントも眩しい
曲よりもそっちが頭をよぎる
打ち込み具合も懐かしいオリジナルよりもダンサンブルに仕上げています


Streets Of Fire - Tonight Is What It Means To Be Young/Fire Inc. ★★★ (2014-07-27 14:22:09)

映画「ストリート・オブ・ファイヤー」でダイアン・レインが歌っていると思ったら吹き替えだと知りショックを受けた事を思い出しますね。
日本でも杉浦幸主演(河合その子の彼氏役でトレンディ俳優時代の竹内力が出ていますよ)のトンデモない設定の大映青春ドラマ「ヤヌスの鏡」の主題歌としてカヴァーされました。ドラマティックな一曲です。
ヒットメイカー、ジム・スタインマンが世に出した名曲の一つですね。


Strider - Strider ★★ (2019-06-23 19:25:42)

知る人ぞ知る凄腕ギタリスト、ジャック・スターが1991年にそれまでの活動拠点だったバンドBURNING STARRを一旦止め、動き出したのが、このバンドになります。シンガーもマイク・ティレリだったりと、音楽性の変換の為にバンド名を変えたと推察出来るのだが、やはり動き出した時代の匂いを嗅ぎ取ったジャックが手を打ったのがメロディアスなハードサウンド。ある意味、パワーメタル版のJOURNEYとも言えるようなスタイルへと舵を切った為に、こちらの戸惑いはハンパないのだが、時折ねじ込んでくる強引なプレイなどにジャック・スターの隠せない出自も顔を出したりと、成りきれていないのが面白い。そんな中で一際、このサウンドに貢献しているのはシンガーのマイク、余裕のあるトーンを駆使し魅了。柔軟な歌い回しでアメリカンなメロディアスロックサウンドと対峙しています。

やっぱ歌モンでもエレキがガツーンときて、リズムがガシガシ決まっていないと面白くないよと感じる方には、以外とハマる要素も強めですが、どちらかと言えば中途半端と言われがちなスタイル故に聴き手を選びそうです。
このバンド、結局は尻すぼみの短命に終わった為に、どの程度、活動していたのかは分かりませんが、この後、時代の波に飲み込まれジャックさんの姿を見なくなったのが一番記憶に残っています。今聴けば、多彩な楽曲にチャレンジする姿も悪くなく、その前にリリースしたソロでやったフュージョン風のインストよりは何倍も焦点が絞りこまれているので好感が持てますね。


Sweet Vein - Fourth Dimention's Door - Don't Roose Your Cool ★★★ (2021-07-29 20:34:40)

ジャパニーズロックな空気が丁度いい塩梅です
これ以上でも少なくてもダメなんですよね
センちゃんの唄もイキイキしていますよ


Syu - CRYING STARS -STAND PROUD!- ★★★ (2018-11-18 11:41:11)

個人的にはガルネリウスにハマらなかった事もあり、毎回楽しみなシリーズだったが中々食指が伸びなかった。何と言ってもガルネリウスでもカヴァーアルバムを出していたし、聴いた事がない曲も3曲あり、さらには小野正利先生が5曲も歌ったりとガルネリウス感がハンパなく、ずっと二の足を踏んでいました。
しかし坂本英三フリークとしては、彼が参加するアルバムを聴かないと言う不義理は出来ませんので迷わず購入。オープニングから坂本英三が魂の籠った不器用な歌声で魅了と、STAND PROUD!シリーズの名に相応しいアルバムに仕上がっています。

主役たるSYUの選曲も無難なもが多く、自身のバンドで行っているカヴァー大会との差別化を図っている。むこうはマニアックな選曲でファンを泣かせていますからね。歌心のあるプレイは勿論だがワウを噛ませた泣きのギターから、ペトルーシのフレーズを重視しつつも流麗に弾き倒す技巧と表現力に肉薄、まさに彼の渾身のプレイを堪能できる一枚ですね。
また若いギタリストともバトルと展開、リードヴォーカルも務めスパイナルコードファン以外にも歌える面もアピールと、SYUの魅力を知ってもらうにはうってつけでしょう。

個人的にはどうしてもガルネリウス感が漂い参加メンバーも偏っているよなぁと思うのだが、逆を言えば彼の同期でガチンコのメタルバンドがいないと言う現実問題の表れで、人材不足を物語っているのかも知れないが、多くのファンにとっては問題は生じないでしょう。若い人たちが楽しめる選曲というのが最大のポイントでしょうね。聴きやすいバラードも入れ優しさに溢れた好カヴァー集でした。


Syu - CRYING STARS -STAND PROUD!- - Against the Wind ★★ (2018-11-18 11:10:39)

小野先生の歌が素晴らしい
本家よりも歌いきれている感じが凄いよね
ガルネリウスチームによるカヴァー
いろいろとねじ込んでいるが無難な選曲だった


Syu - CRYING STARS -STAND PROUD!- - Alone ★★★ (2018-11-18 11:08:24)

ギターアルバムにHEARTのバラードを選曲とは以外です
ソロでは歌心のあるプレイで魅了
絶妙な弾き回しで感動を運んできます
歌入れのAKANE LIVがガイドヴォーカルみたいなのがチョイと残念
歌い慣れていない感じが強い
それでもTV東京カラオケ選手権では味わえない臨場感が素晴らしい
なんだかんだ言って一番好きなカヴァーだったりする


Syu - CRYING STARS -STAND PROUD!- - I Remember You ★★★ (2018-11-18 11:16:44)

アメリカンロックバラードを2曲も収録とは驚きです
小野先生は何を歌っても上手い
オリジナルもかなり高いキーを歌っているのでベストな選出でしょう
そしてオリジナルを超えるギタープレイが感動を運んできます
ただオマケ感が漂う選曲だった


Syu - CRYING STARS -STAND PROUD!- - Never Die ★★★ (2018-11-18 11:01:13)

イントロのギターがイイですね
いきなり突っ込んできたら単なるコピー大会になるからね
インギーとSyuの違いを楽しめる一曲
やはり並のギタリストではない
バックを固めるメンツも堅実だ
そして小野正利の歌声もベストでしょう


Syu - CRYING STARS -STAND PROUD!- - Red Sky ★★★ (2018-11-18 11:14:40)

剛球一直線な坂本英三流の色気とパワーヴォイスがステキだ
魂が籠っている渾身の歌でしょう
トーン一発に拘るマイケルギターもたまらん
拘りの好カヴァーだ
口うるさいマイケルファンを黙らせるだけの魅力に溢れている
リズム隊も堅実だよ


Syu - CRYING STARS -STAND PROUD!- - Street Lethal ★★★ (2018-11-18 10:53:39)

オリジナルもドラムの勢いが凄いのだが
ここでも完全に推進力となり牽引している
バカテク軍団によるスリリングなカヴァー
坂本英三は力が入り過ぎた(笑)
その不器用さが坂本英三なんだろう
粒だった上品なギターを弾く男だよ


Syu - CRYING STARS -STAND PROUD!- - The Damnation Game ★★★ (2018-11-18 10:56:50)

凍てついたメロディックメタルに切れ込むNOVのカミソリシャウト
無理無駄のないタイトな演奏は本家を凌ぐ出来栄えだ


Syu - CRYING STARS -STAND PROUD!- - The Spirit Carries On ★★★ (2018-11-18 11:20:39)

本家を聴き比べても遜色のない完コピ大会
拘りに抜いて渾身のプレイに頭が下がります
今のテクノロジーなら簡単に手直し可能
歌だって機材が勝手にピッチ調整までしてくれる
そんな時代に生身の人間がテクノロジーにあがない
プレイをするなんてね
聴いている側だって判別がつかないのに
そこに対するこだわりが凄い
そういう意味でも感動出来るハイライト的な一曲


Syu - CRYING STARS -STAND PROUD!- - We’ll Burn the Sky ★★★ (2018-11-18 11:04:22)

イントロのエモーショナルなギター
そして小野先生の歌の入り方
何度聞いてもゾクゾクさせられるねぇ
情念たっぷりの初期スコピ節を完璧にリスペクト
本家に肉薄する渾身の一曲ですね
小野先生もギターも凄いんだよなぁ


T&N - Slave to the Empire ★★ (2019-03-03 11:02:10)

ドン・ドッケン抜きのドッケン組が揃ったバンドによる1st。ここでリードシンガーを務めるのはジェフ・ピルソン。DOKKENのカヴァー曲はゲストシンガーを迎え制作と、純然たる新譜としては、ややインパクトに欠けるのだが、往年のサウンドが現代に蘇った感は十分にある。あとはオリジナルとボートラ的な立ち位置のカヴァー曲の関連性をどう受け止めるかで評価も分かれるでしょう。
個人的には少々、DOKKENに頼りすぎ感が無きにしも非ずで、イマイチ素直に入ってこないのだが、オープニングから気合の入ったDOKKEN風味満点のメロディアスHM/HRナンバーを聴かされると、否応なしに身体が勝手に動き出し熱くなります。
まぁ、それは懐かしさによるところが大きいのですが…ね。
昔から、曲作りは勿論、多くのアイデアを寄せていたジェフ・ピルソンの存在は大きい。そしてジョージのギターは、今の自分を明確に打ち出している。それは過去の曲と新曲を聴き比べれば明らかだ。


T'BELL - REPLAY ★★★ (2019-01-18 14:30:07)

フックに富んだメロディは、どれもが爽快感たっぷり。そのあまりにも健康優良児なサウンドプロダクションと嫌みのなさは、ハードなものを主食とする方には喰い足りない面はあれど、爽快感の中にチョイと足しの哀愁は、日本人の琴線に触れる叙情性が高いだろう。歌い手も個性のない普通のシンガーだ。サウンドも癖がなく色んな意味で普通なのだが、哀愁とポップ性を巧みに織り交ぜた歌モノサウンドは、一点の曇りもない青空のような爽快感があり、そこに泣かせのメロディを曲毎に配合成分を変え展開させるから飽きがこない。気がつけば洗練された美旋律の数々に身も心も奪われます。
体調の悪い時は、甘過ぎて聴けなーいとハズキルーペの渡辺謙ばりの大声で叫ぶのですが、タイトルトラックの④辺りまで聴き進めたら、舘ひろしばりに色つきのハズキルーペを掛けながら、T'BELLサウンドにやられるぜと魅了されていますね。胸キュン哀メロナンバーの⑤もええんだよなぁ。
そして、ごめんごめん悪かった、もう一回頭から聴き直すから許してね。真剣に聴き入ります。

AOR色の強さがマイナスに働かない歌モノサウンドの真骨頂を味わえる貴重な一品。メロディ派のマニアならマストな一品でしょう。


T.T. QUICK - Metal of Honor ★★★ (2011-02-27 03:55:36)

初めて聴いた時の印象は「新人なのに落ち着いたバンドだなぁ」でした
楽曲に負けないパワフルな喉を披露してくれていますが余り熱心に当時は聴きませんでした、90年代に入り寂しさを紛らわせる為に再度手に取り印象がガラリと変わりましたね。タフな歌声、豪快なグルーブを叩き出すリズムに、どんぶり飯に好きな具材を乗せて食いやがれ勝手丼よろしくな気前の良さを感じます、ただ単に力で押し切るのではない繊細さもあり、味に深みを感じさせてくれるのです。気骨のある男前な音に当時は気づけなかった自分が恥ずかしかったです、パワーメタル一直線、硬派な正統派US産HM/HRに興味のある方は是非とも聴いてほしいですね。ACCEPTファンも楽しめます。哀愁のパワーバラード⑦は名曲です


T.T. QUICK - Metal of Honor - Hell to Pay ★★★ (2011-02-27 03:59:54)

出だしの歌い方は卑怯ですね
哀愁たっぷりな男前さに石原裕次郎が波止場でタバコをくゆらせます
この繊細さとメタルなノリはそう簡単には出せません
カッコいいですね
ギターも泣かせますよ


T.T. QUICK - Metal of Honor - Metal of Honor ★★★ (2011-02-27 04:04:48)

アルバムのオープニングナンバー
グイグイとパワフルにリズムが突き進みます
シンプルさがカッコいいです


T.y.r. (Tonight You Rock) - All Comes down to You ★★★ (2019-08-14 15:25:09)

メジャーデビューを飾る事無く消えたUS産のグラム系バンド。所謂ヘアメタルと揶揄されるジャンルに属するのだが、ここで聴けるサウンドは、華やかさを残しつつも硬派でソリッドなハードサウンドを披露。レコーディング時期が1987年と言う事なのだが、DOKKENあたりの影響下になる正統派スタイルは、これもアメリカの良心とも言える堅実なスタイルを保持。ギターも巧者、華やかさを際立たせるテクニカルな演奏も見事にキマっているし、歌い手も伸びやか声質で応戦、リズム隊は、軽めのミックスの為に良さを殺されているが堅実だ。理論性然とした演奏と楽曲、その両面を皆が理解し転がしている。軽薄さを感じさせないシリアスさが耳を惹きますね。
その反面、キメ手に欠けるとみなされたのかも知れませんが、この手の良質な無名バンドもアメリカには沢山いるんだろうなぁと考えると、USシーンの底力を魅せられましたね。沸々と燃え盛る青白い炎、クールに酔わせるメロディアスロックの醍醐味を味わえますね。


TAK MATSUMOTO - Thousand Wave ★★★ (2014-06-23 16:05:18)

スタジオミュージシャン?としてデビュー当時から注目はされていたギタリスト、松本孝弘の記念すべき1stソロ。一聴して分かる樋口のラウドドラミング、TMでのお仕事仲間の西村聡や小室哲哉本人、盟友増田隆信などが参加、主役である松本を盛り立てていますね。ギタリストのソロですからね、フュージョン系の味付けも施されており、それまでの経歴も含め多彩な楽曲をHM/HRに集約し披露。上手い演奏と巧みな技がぶつかり合うバトルに興味津々、メタル界の中でも名の売れた先輩ギタリストたちに追いつき追い越せの野心溢れる彼が持ち合わせるテクニックをふんだんに盛り込んだ充実の一枚です。のちにTM時代の素養を活かし自身のルーツとデジタル小室流ディスコサウンドを取り込んだ打ち込みロックで空前絶後の大成功者となるのですが、ここで聴ける若さと心を打つテクニカルなプレイの数々が色あせる事はありませんね。


TAK MATSUMOTO - Thousand Wave - SPAIN ★★★ (2014-06-23 16:08:57)

入魂の一曲
凄いアレンジと野心が凄い
ギタリストのソロアルバムだね


TAK MATSUMOTO - Thousand Wave - Take Five ★★★ (2014-06-23 16:07:32)

面白いアレンジです
背伸びした感もありますが
聴いても弾いても面白い一曲


TAK MATSUMOTO GROUP (T.M.G.) - TMG I ★★★ (2021-10-02 16:41:49)

個人的に、松本孝弘さんは生粋のメタルギタリストだと思っている。従って稲葉浩志さんとのロックデュオに対する思い入れはゼロなのだが、(あの二人が揃っているのにいつまで売れる曲をやっているのだろう?今ではファンの為のバンドになりつつある)エリック・マーティンとジャック・ブレイズ、ブライアン・テッシーにシンディ・ブラックマンと名うてのミュージシャンを従え完全無欠のロックアルバムを制作している。
とにかく、松本のギターは自由奔放に弾いている。彼特有のトーンを操りダイナミックに弾く姿は頼もしい限り、売れたが故にパクリ云々で非難される彼だが、ここで披露するコンポーザーとしての手腕、和風のメロディも嫌味なく溶け込み日本人にしか出来ないロックを披露している。
ダイナミックなハードサウンドとエリック・マーティンのソウルフルな歌声の相性も抜群、当然、稲葉さんが唄っても様になるような曲も満載であり、聴かせる声を持っているマーティンに負けないギターで応戦する姿に、やはり生粋のロックギタリストとして見たい、彼の雄姿がここにあります。
勢いのあるシンプルなロックサウンド、色々仕掛けてはいるが、どれもノリが良くライブで一緒に口ずさめるような親しみやすさ満載である。そういう和洋折衷スタイルは掴みの①でOK、和のテイストが効果的に働いています。
個人的にはヒットポテンシャルの高い作風であり大成功したと思っていたら、思いのほか向こうのファンから評価されなかったと聴く、やはりミドルテンポ主体でギターも太いからだろうか?
いずれにしろ、松本孝弘なんて売れる曲の人でしょう、JPOPの重鎮でしょうなどと、軽く見ている人には参加メンバーの豪華さに騙され聴いて欲しい一枚である。
耳を惹く良質のメロディとロックが持つ野性的ダイナミズム、それを繊細な感性で彩ることで深みを持たせ、ポップ性や華やかさも見事に開花させている。ガチムチのメタルサウンドを楽しみたいマニアには進めないが、王道を闊歩するロックが好きな人なら聴いて損はしないでしょう。


TAK MATSUMOTO GROUP (T.M.G.) - TMG I - Oh Japan - Our Time Is Now ★★★ (2021-10-02 16:44:57)

シンプルに良い曲ですねぇ
日本人ならではのワビサビも狙い過ぎですが
こういう作風のアルバムになるぞと言う意味では大きいです
アメリカではリリースされたか分かりませんが
一応はフロンティアレーベルが海外配給したのでヨーロッパではリリースされたのでしょう?
向こうの評価を聴いてみたいものです


TAKARA - Blind in Paradise ★★★ (2014-03-01 21:06:33)

ニール・グラスキー率いる叙情派US産HM/HRバンドの3rd。シンガーは勿論ジェフ・スコットソート。今まで同様期待通りのメロディを生かした安心の一枚。時代錯誤といわれようが1998年にこのサウンドを提示してくれる気概に胸を打たれましたね。欧州産とは違う哀愁が全編を支配しておりポップセンスも巧みに散りばめ大衆性をアピール、もう少しエッジの効いた音作りを施してくれればよいのですが、この軽さが毎回気になるかなぁ。もはや円熟味を増したジェフの歌声との相性も抜群なニールのギター、曲作りの巧さを生かしたアレンジがツボを心得ており程よくヘヴィでキャッチーなメロディアスサウンドに安心して身を任せていけます。歌の上手い正統派の一枚をお探しの方は手にしてみる価値は大いにありますよ


TAKARA - Eternal Faith ★★ (2008-09-28 19:54:00)

ジェフ・スコット・ソートがプロデュース兼ボーカルとして全面的に参加した
US産の叙情派HM/HRバンドの1993年リリースの1st
適度にヘヴィでエッジの効いたサウンドと良質なメロディが聴ける正統派と呼ぶに相応しいアルバムです
この手の曲を歌わしたら右に出るものはいないと言える程のパフォーマンスを披露したジェフも素晴らしいがギターのニール・グラスキーのツボを押さえたプレイも素晴らしく両者の特性が合致し良質なメロディアスハードロックバンドへと昇華している
メロディアスなサウンドに目がない方なら聴いて損はないかと思います
個人的にはライナーを手がけている広瀬氏のコメントに目頭が熱くなりました
正統派冬の時代はますます厳しくなっていますからねぇ


TAKARA - Eternal Faith - Colors Fade ★★★ (2009-03-30 01:38:38)

お約束感は否めないが美しいハーモニーを生かした泣きのバラード。当時は良く聴いたなぁ。ジェフの野太い声がロックしています


TAKARA - Eternal Faith - Fallen Angel ★★★ (2009-03-30 01:37:13)

地味だが個人的には大好きですね
このサビメロに胸キュンです
哀愁とソウルフル躍動感に満ち溢れた哀愁のメロディアスハード
懐かしい音色のキーボードソロそしてギターソロの流れも好きですね。エンディングまで聞き逃せませんよ


TAKARA - Eternal Faith - First Attraction ★★★ (2009-03-30 01:31:56)

躍動感のあるリズムと仄かな哀愁を感じさせるメロディと
キャッチーな唄メロ、ソウルフルなジェフの歌声がなんとも映えますね。ギターソロもかっこいいですよ


TAKARA - Eternal Faith - I Don't Believe ★★ (2009-03-30 01:33:40)

ギターソロの入り方が好きですね
キャッチーなサビメロも印象的です
ジェフの骨太でソウルフルな歌声が哀愁のハードポップナンバーの中でギラリと光を放ちます


TAKARA - Eternal Faith - Passions of the Heart ★★★ (2009-03-30 01:40:13)

イントロのキーボードのフレーズが印象的ですね
キラキラと輝いているポップでキャッチャーなハードポップナンバー、やっぱり正統派はいいなぁ


TAKARA - Eternal Faith - Restless Heart ★★★ (2009-03-30 01:30:03)

アコギにキーボードと泣かせるアレンジが光ります
ジェフの朗々とした歌唱が胸を締め付けます
劇的だなぁ


TAKARA - Eternal Faith - Spotlight ★★★ (2009-03-30 01:25:53)

アルバムのオープニングを飾る哀愁のメロディアスHM/HRナンバー
適度な爽快感が米国らしい
お約束感満載だが良いね


TAKARA - Eternal Faith - Two Hearts Together ★★★ (2009-03-30 01:27:58)

哀愁のあるメロディが胸を締め付けますね
ジェフの力強い歌声が印象的ですね
キーボードの使い方など典型的ではあるが華やかです


TAKARA - Taste of Heaven ★★★ (2014-03-01 20:31:45)

ジェフ・スコットソートがプロデュース兼Voとして参加しているバンドの1st。前作の路線をそのまま推し進めた意欲作、ニール・グラスキーの哀愁を含んだメロディを生かした正統派HM/HRサウンドを披露、当時でも時代遅れも甚だしいのですがワタクシのようなメロディ派にはたまらない良質な一枚でした。胸を締め付ける哀愁のメロディ、湿り気すぎない爽快感と適度な甘さが効いた微糖サウンド、そこにジェフのザラついた歌声が朗々と歌い上げ実力に違わぬパフォーマンスを披露し貫禄も十分、バラードありAOR系の歌ものあり、エッジの効いたハードナンバーありと楽曲も充実しており一気に最後まで聴き通す事が出来ますね。


TAKAYOSHI OHMURA - Devils in the Dark ★★★ (2017-06-07 15:53:41)

Liv Moonを経てBabymetalとのお仕事もこなす若手辣腕ギタリストの一人、大村孝佳がシンガーにアカネ・リブやラッセル・クロウ、LIVEでも共演を果たしたマーティー・フリードマンなど多彩なゲストを迎え入れ2013年にリリースしたソロアルバム。速いパッセージを織り込んだメロディックなギタープレイは健在。曲を殺さない弾き倒し方もカッコ良く決まり、ここ数年、自身のソロ以外での活動が無駄になっていない事を見事に証明してくれました。テクニックに埋没しない、聴かせる事と凄技で聴き手を圧倒する事の離れ業を見事にやってのけているようで、その充実したプレイを前に個人的には聴いていてワクワクゾクゾクとさせられましたね。
情感たっぷりなインストナンバーからマーティーとのバトルまで収録、歌モノも歌い手の資質を考えた適材適所にはめ込んでおり、その辺りにも不満はないでしょう。日本人好みのメロディックメタルサウンドを多くにリスナーを惹きつける要素も大。Babymetalとのお仕事を契機に、ここで一発名前を挙げて欲しいですね。


TAKAYOSHI OHMURA - Emotions in Motion ★★★ (2014-05-30 13:02:23)

豪華なゲストシンガーに支えられて制作された3rd.トニームーアの精彩を欠いたパフォーマンス以外は各自の持ち味を生かし魅力的な歌声を披露、大村の多彩なギタープレイを軸に繰り広げられるメロディックな正統派HM/HRアルバムとしては申し分ない出来栄えでしょう。若さに任せた速弾きだけでは終わらない経験とテクニックに裏打ちされたギターは聴きどころも多く、楽曲に合わせたプレイは耳の肥えたギターリストにも納得の仕上がりでしょう。構築されたソロも素晴らしいけどバッキングプレイも美味しいし上手い、リフワークも練られていますね。また全体を包み込む王道のメタルサウンドを追求していく姿勢も素晴らしい、ここにはなんの曇りもない純度100%のメタルが詰まっております。音質も含め実は、ややラフな仕上がりのアルバムかなぁと思わせるのですが逆にそこに等身大の魅力も感じ好感を持っていますが評価の分かれ目でしょうか?彼がお化粧したり、子供の後ろでギターを弾かないといけない現状を憂慮しながらも国産のバンド形態でこの音を突き詰めるのは相当厳しいでしょうが、応援せずにはいられませんね。


TAKAYOSHI OHMURA - Emotions in Motion - Distant Thunder ★★★ (2014-05-30 13:14:29)

ドゥギー・ホワイトが歌う疾走ナンバー
王道ですね
そこが清い
そしてソロは圧巻


TAKAYOSHI OHMURA - Emotions in Motion - Every Time ★★★ (2014-05-30 13:13:03)

シンガーの適性を考えた楽曲が憎いですよね
この爽快感がたまりません
キレのあるカッティングの心地よいです


TAKAYOSHI OHMURA - Emotions in Motion - Holy Tomorrow (2014-05-30 13:16:12)

RIOT風のソロにニヤニヤします
曲もトニームーア時代を意識してます


TAKAYOSHI OHMURA - Emotions in Motion - Never ★★ (2014-05-30 13:27:38)

テクニカルな演奏が支えていますね
メタリックで攻撃的な一曲です


TAKAYOSHI OHMURA - Emotions in Motion - Rain on Me ★★★ (2014-05-30 13:11:51)

メロディックなアメリカンメタル
ある意味ドッケン風だしXYZ風でもある
歌がホンマもんだから素晴らしいフィーリングがある
大村がそこまでの逸材だから応呼するのでしょう


TAKAYOSHI OHMURA - Emotions in Motion - Stay Away ★★★ (2014-05-30 13:21:52)

叙情的でキャッチーな一曲
デンジャーデンジャーが歌うので雰囲気がそのまんま出ています
押し引きを得た大村のプレイが心地よいです


TAKAYOSHI OHMURA - Emotions in Motion - Tell Me Why ★★★ (2014-05-30 13:05:28)

骨太な歌声がブルージーな一曲とマッチしてます
XYZ時代からドッケンもどきと揶揄されていましたが
彼の歌声は素晴らしいですよ
大村の妖艶なギターも素晴らしい


TAKAYOSHI OHMURA - Emotions in Motion - WARRIOR ★★★ (2014-05-30 13:22:58)

様式美系のミドルナンバー
古臭くない仕上がりが嬉しいです


TAKAYOSHI OHMURA - Emotions in Motion - Wanna Remember ★★★ (2014-05-30 13:08:20)

甘いなメロディアスですね
若いのにこのタイム感も素晴らしい
歌モノですがこういうの大好きですよ
歌うはテッド・ポーリー


TAKAYOSHI OHMURA - Emotions in Motion - When I Close My Eyes ★★★ (2014-05-30 13:20:37)

線の細いトニームーアの後なんで
なお骨太な印象を持ちますね
シンガーはXYZのドッケンもどきと叩かれたテリーです
王道を行くメロディックな歌モノを
面目躍如といった形でエモーショナルな歌声を聞かせていますよ
参加メンバーの中で一番知名度が低いのでしょうが一番良い歌声を聞かせています


TAKAYOSHI OHMURA - Nowhere to Go ★★ (2008-09-12 18:05:00)

豪華ゲストに釣られなんの知識もなく購入
若いわりにはテクニックに裏打ちされたしっかりとしたプレイを聴かせてくれて驚いたが個性不足な感じがします。しかしこれだけのゲストに負ける事無く華やかなソロを聴かせるだけで及第点は越えているし正統派のHM/HRが好きな方なら聴いて損はしないでしょう。このご時勢に一点の曇りもないメロディアスなサウンドを若い子が見せ付けてくれるだけで嬉しかった。ヴィタリ・クープリもプロデューサーとしては勿論だがKEYとしても活躍し無駄に弾きすぎず絶妙なプレイで盛り立てていますね、上手いなぁ彼の貢献は絶大ですなぁ。マーク・ボールズ、リッチー・コッツェン、ドゥギー・ホワイトの三人の唄が一度に聴けるだけでも美味しいねぇ、皆持ち味を発揮しいい仕事をしていますよ。5曲入りなのが惜しいと感じさせる挨拶代わりには申し分ないバラエティに富んだ曲が収録された好盤です


TALAS - 1985 ★★★ (2022-09-29 20:35:03)

ビリー・シーンが在籍していた事で知られる伝説のロックグループの最新作。2022年に3枚目のアルバムをリリースしてきたのですが、これが驚いた。アルバムタイトルが示すように1985年という、メタルバブルが巻き起こる直前の、まだ健全さが残るガチンコのアメリカンハードサウンドを披露、外連味のない豪快なサウンドは、あの時代を懐かしむだけではないフレッシュ感を伴い今の若い人にも十分、訴求する力を持っているでしょう。
今作リリース時には他界してる、リードシンガー、フィル・ナロの熱のこもった歌唱スタイルはこの手のサウンドに激ハマり、ドラムのマーク・ミラーはビリーの相棒を見事に勤め上げ堅実だが、派手なリズムを見事に支えている。
適度に華やかで硬質なロックテイストを均衡させた奇跡的なバランス感覚、ドライになりすぎればヴァン・ヘイレンみたいになるところを上手く回避しながら、MR.BIGでもないTALASな音を鳴らしている。

個人的には、ここを一番危惧していました。ビリー・シーンがいるだけに、マネージメントから変なアイデアを盛り込まれ安易な方法を取る楽曲が1曲でもあれば台無しですからね。

主要メンバーであるビリーが抜ける直前のTALASというバンドのポテンシャルの高さと可能性、こんな強力なマテリアルを眠らせていたなんて勿体ないですよね。こういう形で復活してくれたのは本当にありがたいです。
やんちゃで勢いがあるのに、どっしりと構えた横綱感、昔ほど、ビリー・シーンのベースを前面に出しているわけではないのでバランス感覚にも秀でている。でもベース強めなのは、このバンドの持ち味であり。ビリー・シーンという男の存在感が売りでもあるために、このミックスに不満はない。
バンドを牽引するのがベースという面白い音は今も昔も変りませんね。
普遍的アメリカンハードサウンドのど真ん中を闊歩する王道スタイルとベース主導という斬新さの融合、今作も最高の形で実現してくれました。昔のマテリアルを引っ張り出しても懐古主義で終わらないのは、このあたりのセンスなんでしょうね。
そして一番良かったのは現代的なサウンドメイクにしなかったこと、これに尽きる。


TALISMAN - Talisman ★★ (2008-08-12 12:36:00)

1993年にZEROコーポレーションからリリースされた1st
ボーナストラックとしてLIVE音源が6曲もある全17曲入り
特にヨーロッパのSCREAM OF ANGERには興味がそそられましたね
アルバムの内容はひと時影を潜めていた北欧美旋律HM/HRを高次元で展開しており
1stアルバムとしては充分すぎるほどの充実感を誇っている
北欧産ならではの爽快感のあるハードポップナンバーを彩る美しいハーモニーを活かしたボーカルサウンドと躍動感溢れる美旋律の数々に心が洗われます
この手のサウンドは歌が命、ジェフの歌唱は素晴らしい
因みに僕はEYESで歌うジェフを聴き今作購入を決意しました
名曲⑤の出来栄えは白眉だ


TALISMAN - Talisman - Break Your Chains ★★★ (2008-08-12 12:48:14)

扇情的なメロディが耳を惹く哀愁の北欧メロディアスHM/HRナンバー 切ないはど美しいメロディに胸キュンします
アコギのフレーズのカッコいいことギターソロも良いですよ


TALISMAN - Talisman - Dangerous ★★ (2008-08-12 12:57:12)

美しいコーラスハーモニーを活かした
ノリの良いミドルナンバー
HM/HRファンにしか理解できないカッコよさがある


TALISMAN - Talisman - Day by Day ★★★ (2008-08-12 12:43:36)

美しいKEYのイントロにやられました
美旋律が華麗に舞う哀愁の北欧産メロディアスHM/HRナンバー
躍動感溢れるジェフの歌声がここまで馴染むとは思わなかった
機会があればヨラン・エドマンヴァージョンとの聞き比べも


TALISMAN - Talisman - I'll Be Waiting ★★★ (2008-08-12 12:54:30)

力強い北欧産ハードポップナンバー
甘口な歌メロもジェフのざらついた歌声もアクセントとなり
甘くならずに聴かせてくれる


TALISMAN - Talisman - Just Between Us ★★★ (2008-08-12 12:39:45)

哀愁の北欧HM/HRナンバー
胸キュン必死美しいハーモニーを活かした名曲です


TALISMAN - Talisman - Queen ★★ (2008-08-12 13:00:25)

適度にエッジの効いた北欧産メロディアスHM/HRナンバー
キャッチャーでストレートなアレンジが好きです
美しいコーラスが良いですねー


TALISMAN - Talisman - Standin' on Fire ★★★ (2008-08-12 12:51:22)

躍動感溢れるグルーブ感が心地よいミドルナンバー
マルセルのベースソロも聴き所
ジェフにはこの手の歌が良く似合う


TALON - Vicious Game ★★★ (2019-03-13 20:48:03)

ジャーマンメタルバンドTALONが勝負を掛けた3rd。リリース時期は1986年、専任シンガーも加入させ隆盛を極めつつあるメタルシーンへと打って出たのは、JP譲りのオーセンティックなメタルサウンド。
キーボードも裏で鳴り響き、間口を広げ派手さも加味されたサウンドと懐かしきHM/HRサウンド。シンガーもリーダであり、以前はギターと兼任だったウベェとまるっきり違う声質ではないので、過去の作品と向き合っても遜色はないだろう。むしろロブ・ハルフォード的なシンガーを迎え、脱NWOBHM路線を打ち出し、当時のJPを模倣したようなメジャー風味の正統派HM/HRサウンドで勝負を仕掛けてきた印象が強い。その為に、初期の頃の灰汁が薄まったため、マニアとしては寂しい気持にもさせるのだろうが、アルバム毎にモデルチェンジを遂げたバンドだけに、この路線への方向転換に違和感はない。
勢い重視からの脱却、楽曲中心の作りだが、どこか洗練されない田舎臭さが独特の空気を生んでいるのが聴きどころ。個人的には、慣れ親しんだ世界観で何とも懐かしい気分にさせてくれる一枚。ラジオ&MTV向け過ぎないが、適度に売れたいと願う大衆性を意識した80年代中期らしい音に収まっているのがポイントです。


TANGIER - Tangier ★★★ (2016-02-28 13:08:47)

1985年にリリースされた1st。ビル・マットソンの熱くソウルフルな歌声を軸に嫌みのない洗練されたメロディが優しく耳を刺激してくれる至高のサウンドを披露。適度な哀愁を讃えたアメリカンロックの響き、ブルージーな泥臭さより爽やかな高揚感、アダルトな雰囲気を醸し出しながら熱量の籠ったハードさもあり味わい深い楽曲が目白押し、歌モノが好きな方なら存分に楽しめるでしょう。フックに富んだセンスの高いメロディ、アップテンポな楽曲でも流麗で美しいと感じさせる技量とアレンジセンスに唸ります。捨て曲なしの名盤級の一品ですが元がインディーズ故にオフィシャルのCD化がないようですのでリプロ盤が出回っていますが、手を出しても損させないクオリティでしたよ。


TANITH - In Another Time ★★★ (2019-08-23 22:23:35)

SATANのギタリスト、ラス・ティッピンズをフィーチャーしたUS産の4人組による1st。リリース元は老舗Metal Blade Recordsです。これが驚きの古典ロックサウンド。NWOBHM以前の英国サウンドを前面に押し出したサウンドは、過度なオーバーダブを排し、非常に生々しい仕上がりになっている。英国産のフォーキーな音色は幽玄な世界観を色濃く打ち出し、そこにSATANにも通ずるようなダークさが覆いかぶさってくる、そういう静の展開から、突き抜けるような疾走パートが入ってきたら一気にこちらのテンションもアップ。靄の掛かった叙情的なフレーズと、それにも負けない情熱的な演奏、それらが混然一体となり迫ってくる勢いたるや、充実の楽曲群と相まって、ありそうでなかった古典英国ロックの旨味を凝縮しています。URIAH HEEP+WISHBONE ASH×NWOBHMと言えばよいのか、例えが上手く見つけられないほど、所見から見事にハマってしまった。
存在をしってから二カ月になるのだが、今年一番聴いたアルバムですね。

所謂懐古主義のNWOTHMとは違う、その時代をリアルに体験した男だから描ける世界観。曲の中で途中から表情をガラリと変えるドラマ性、そしてラスとベース兼ヴォーカルの女性メンバー、シンディ・メイナードの二人によるツインヴォーカルも、浮遊感のある、たそがれた哀愁美が程良く映え、楽曲にいっそう英国的な湿度を含ませていく。そんあ湿り気たっぷりの音像の中でも、歯切れのよいシャープな演者のプレイはハンパないの熱量を放出しているのが凄い。

これだけ全ての個が強いのに、絶妙に絡み合い叙情性のあるメロディに溶け込んでいきます。古典サウンドから放たれる陶酔感。ワタクシの文才では、とても表現出来ない音楽がここにはありますね(頑張って頭を捻り上げても無理じゃ)。何度聴いても興奮するわ。これだからメタルは止められん。


TANJA - Tanja ★★★ (2012-11-18 15:49:59)

かつてメタルを卒業すると言う知人から譲り受けたCD郡の中にあった作品で安価な雰囲気に包まれた素材のLPと主役である彼女がカッコよく映りこんでいるダサいジャケットを前に「なんの情報でこんなもん買ったんだ」と疑問もったものです、リリース時期は1989年、クレジットは東欧圏の読めない文字だし、知人の勇気ある行動を前に真のカブキ者の称号を与えたくなりましたね(ちなみにNINJA名義の作品を多数所持する事にもなりました)聞きたいCDを探していたら偶然発見して7年ぶりくらいに聴いているのですが、バイオは何もわからずバンドなのか?ソロなのかもわかりません、でも東欧圏ならではのもの悲しいフレーズが随所に顔を出す女性シンガーを前面に押し出したハードポップ作へと仕上げてあり、歌モノと言う事もあり語感のかみ合わせの悪さも気になりますが、キーボードをフューチャーした音作りはメロディ愛好家としてのマニア心をくすぐります、正直LPケースから漂う共産圏ならではのチープさはペラッペラの音質と相まってマイナー臭さとB級感をこれでもかと言わんばかりに発散し今もってこのLPをジャケ買いしたと言ってのけた彼の冒険心にニヤリとさせられますが、東欧ならではの味わいとも言うべき翳りのあるメロディが、ひんやりとした情景を浮かび上がらせ寂しい気持ちにさせられます、この感覚こそ東欧産ならではでしょうバラードの④なんかは顕著にその魅力が映し出されていると思います。アルバムジャケを飾る浜田麻里風の女性シンガーの出で立ちと、彼女をバックアップする?プロデューサーらしき人物が写りこんでいる中表紙を眺め改めてバイオが気になるのと同時に知人の衝動買いではない確信に度肝を抜かれつつ、けして垢抜けない音像を前に望郷をそそられております。恐るべし東欧圏のHM/HR、まだまだ探索の余地はありますね。


TANJA - Tanja - Dál Ho čekám ★★ (2012-11-21 19:16:01)

鍵盤楽器が活躍していますね
軽やかさと語感の噛み合わせが微妙です
そこが逆に味なんですね


TANJA - Tanja - Dálky a Návraty ★★ (2012-11-21 19:20:57)

儚さと爽快感
ハード目のギターも印象的なメロディアスな一曲


TANJA - Tanja - Zadrž Ten čas! ★★★ (2012-11-21 19:23:08)

東欧圏ならではの陰りのある独特のメロディラインが印象的です
この悲しい空気を醸し出すのがお国柄なのでしょう
ピアノの音色に悲哀を感じます


TANJA - Tanja - Živá Voda ★★ (2012-11-21 19:09:56)

サンプリングを多用したダンサンブルなアルバムのオープニングナンバー
洗練されない東欧ならではのお洒落感が新鮮ですね


TANK - Breath of the Pit ★★★ (2014-06-14 15:22:40)

正直アルジー一人になってリリースしてきたアルバムなので分けて登録をしようと思ったのですがTANKの中にあったので、そのまま書き込みます。僕はドゥギーホワイトを迎え音楽性の幅を広げようとしていた後期の路線を推し進めたTANKに異論などないし、むしろ気に入っているくらいなのですが、やはり本家が歌うと「こりゃ、こっちがTANKだよな」と言いたくなるから不思議なものです。クレジットを見て彼、一人で全てをパートをこなしたという事実に二度目の驚きを禁じえません。バッシャンガッシャンとけたたましい音と隠せないパンキッシュなノリがやけくそ気味に聞こえてくる様に、アルジーワードの男気を感じずにはいられません。かつてのような哀愁風味はありませんが、この声と音にマニアなら飛びつくこと間違いなしでしょうね。彼の生き様みたいものが音に表れていますよ。一人でこなした器用さと無頼な轟音サウンドを聴き僕は、大熊元司と極悪コンビを組み、見た目からは想像もつかない悪役としてのクレバーな試合運びとリング以外でも手腕を振るった晩年の姿は実業家レスラーと言えなくもない、グレート小鹿を思い出しましたね。


TANK - Filth Hounds of Hades ★★★ (2011-11-04 03:57:59)

パンクな色合いも感じさせる埃っぽいロックサウンドが基調の1st
NWOBHMな時期だからこそ生まれた折衷サウンドでしょうね
スラッシーなスピード感とアルジーの濁声Voが醸し出すスタイル
TANKならではのアグレッシブさと男の哀愁が滲み出すメロディはすでに健在で
聴き手を魅了します


TANK - Filth Hounds of Hades - (He Fell in Love With a) Stormtrooper ★★★ (2011-11-03 11:38:39)


TANKならではの仄かな哀愁と滲ませるミドルナンバー
ギターリフも耳なじみ良く男臭さを感じさせてくれます
全篇に漲るトレンチコートのエリを立てたくなる世界観が好きですね


TANK - Filth Hounds of Hades - Blood, Guts and Beer ★★ (2013-03-22 15:50:43)

凄いタイトルですね
大鵬・巨人・玉子焼きみたいなノリですかね
下品さが好きですね


TANK - Filth Hounds of Hades - Filth Hounds of Hades ★★★ (2011-11-03 11:36:12)

アルバムのタイトルトラック
なだれの如く突進してくるリズムが好きです


TANK - Filth Hounds of Hades - Heavy Artillery ★★★ (2013-03-22 15:30:12)

うねるベース
粗野で無作法なと言えばよいのか
原始的な豪快さと言うほうがシックリくるでしょうか?
ワイルドさがたまらん


TANK - Filth Hounds of Hades - Run Like Hell ★★★ (2013-03-22 15:34:20)

聴きやすいですね
粗暴なTANKらしさも十分含有しています


TANK - Filth Hounds of Hades - Shellshock ★★★ (2011-01-02 19:06:19)

アルバムのオープニングを飾る
パンキッシュな疾走ナンバー


TANK - Filth Hounds of Hades - Struck by Lightning ★★ (2011-01-02 19:09:03)

剛球一直線
NWOBHM路線全開の疾走感がたまりません
実に攻撃的なサウンドがカッコいい
かっちりと弾きこなすソロも良いですね


TANK - Filth Hounds of Hades - Turn Your Head Around ★★★ (2011-11-03 11:34:07)

哀愁を伴う疾走感がたまりませんね
これぞTANKといいたくなる魅力が凝縮されていますね
小型モーターヘッドにあらず


TANK - Honour & Blood ★★★ (2011-01-02 18:44:27)

男臭さ溢れる哀愁とパワー漲る剛直HM/HRサウンド振りが実にカッコいい
パワーメタルバンドの通産4枚目のアルバムを紹介します
なんだこの咽び泣く哀愁は、それでいながらも甘くならない体質、まさに真のHM/HRの世界がここにはある。
この手の作品を紹介する時は知らずに知らずに雑誌の影響などを受け、受け売りになり易く
コメントに躊躇してしまうのだが、東映やくざ映画一直線、女子供にゃ分かるまい世界観が滲み出ている。強靭なメタルサウンドの中に垣間見える男気溢れる哀愁とパワー
初期の頃とは違うもけして作りこみすぎない不器用さがカッコよさに拍車を掛けてくれます
ガッツ溢れる普遍のメタルサウンドをお探しの方は是非ともお聞きください


TANK - Honour & Blood - Honour and Blood ★★★ (2011-01-02 18:51:45)

ハンパない哀愁に思わず
トレンチコートのエリを立てたくなりますよ
叙情的なメロディを力強く演奏する様がメタル
しわがれた歌声も哀愁度をMAXまで引き上げます
切れ込んできるギターソロもめっちゃカッコいい
アルバムのタイトルトラックに相応しい名曲です


TANK - Honour & Blood - Kill ★★★ (2011-01-02 18:46:53)

アルバムのラストを飾る8分弱もある泣きのパワーメタルナンバー
咽び泣く哀愁とツインギターにやられました
ギターソロに悶絶しサビメロにグッと来ます
長さを感じさせないアレンジも素晴らしく
ラストを飾るのに相応しい名曲です
この男泣きにひれ伏しましたね


TANK - Honour & Blood - The War Drags Ever On ★★★ (2011-01-02 19:00:04)

アルバムのオープニングを飾る
ドラマティックな大作ナンバー
静寂を破って突進する重量感に悶絶です
哀愁溢れるメロディを甘口にならずにぶった切るスタイル
この曲の良さを分からない人とは仲良くなれないよなぁ
男気溢れる泣きの叙情派パワーメタルサウンドに殺られてください
一代ドラマを繰り広げる名演に脱帽です


TANK - Honour & Blood - Too Tired to Wait for Love ★★★ (2011-01-02 19:02:44)

キャッチーなサビメロが新鮮ですね
シンプルな構成も見事
やはり決めてはパワフルさと哀愁のさじ加減ですね


TANK - Honour & Blood - When All Hell Freezes Over ★★★ (2011-01-02 18:54:52)

咽ぶ泣く哀愁と地を這う強靭なリズムプレイが見事に融合するアルバムの二曲目
ギターソロの入り方が好きですね


TANK - Power of the Hunter ★★★ (2011-11-03 11:59:25)

TANKの魅力とは強烈に武骨なメロディを男臭さ前回の哀愁で纏め上げる様にあると思っている。もちろんリフワークも素晴らしくどの曲でも印象的なリフを刻んでいます。今一つ評価の低いアルバムですが1stまでの爆裂感よりも伝統的なHM/HR色が強く渋みが増しています。整合感が増したとはいえ仄かな哀愁の練り具合はハンパなく⑨⑩のタンク印前回の咽び泣き疾走ナンバーを連続で聞かされれば充分満足できるでしょう。不器用な男達です、ヤサグレ感満載、素浪人臭全開、洗練度皆無、名盤「HONOUR AND BLOOD」 に向けて確実に上り詰めていると思います


TANK - Power of the Hunter - Power of the Hunter ★★★ (2011-11-03 12:04:30)

初期の色合いの濃いパンキッシュな疾走ナンバー
爆裂感と言いTANK印全開です


TANK - Power of the Hunter - Red Skull Rock ★★★ (2011-11-03 12:06:13)

爆裂するTANKサウンドを象徴するナンバー
焦がれますね
バカスカ喧しいわ


TANK - Power of the Hunter - T. A. N. K. ★★★ (2011-11-03 12:02:51)

ドッカンドカンと傍若無人に走り回ります

パンキッシュに炸裂するインストナンバー


TANK - Power of the Hunter - Walking Barefoot Over Glass ★★★ (2011-11-03 12:09:02)

荒々しさと哀愁具合がたまりませ
アルバムのオープニングナンバー
適度なグルーブ感も丁度良いですね


TANK - Re-Ignition ★★ (2019-05-04 14:16:08)

大人の事情によりTANKというバンドは空中分解してしまった。現在はアルジー・ワードのソロプロジェクト的なTANKと、こちらのミック・エヴァンス&クリス・タッカーのコンビによるTANKが存在する。

最初はドゥギー・ホワイトを、次はZPサートと歌えるシンガーを迎えアルバムをリリース。そして今回のセルフリメイク作で歌うのはPink Cream 69などで知られる、こちらも歌えるシンガー、デヴィット・リーダマンである。
正直、彼がTANKに合うか合わないかはさておき、歌えるシンガーの加入は楽曲の持つ色艶を完全に別のモノへと変えている。このあたりの噛み合わせが大きな評価の分け目になりそうだ。
こうして過去の名曲群を違うシンガーで聴き、アルジーのヤサグレヴォイスがバンドの顔だった事が理解できた。そして、あの男の哀愁を背負い込んだ憂いもバンドの魅力だったと思う。そういう意味では、今作にミックスも個人的には肝。古臭さを排除した現代的なサウンドメイクは、さらにオリジナルにあった刹那な響きを排除しており、デビットの無理してるっぽい歌い回しも微妙な空気を生み出し、何とも言えない危うさがある。

噛み合っている瞬間と噛み合っていない瞬間が一曲の中にあり、そのカッコよさと最高にカッコ悪いと思わせるパートが同居しているのがポイントだ。アルジーは癖が強すぎた。ACCEPTが第一線に復活出来たのは曲の良さだけではなく、全盛期のパフォーマンスと比べ遜色もなく、また色を変えない歌い手を見つけてきた事が大きい。
デビットは悪くない、むしろ器用なタイプだけに上手く立ち回っている印象さえあるのだ、人選ミスと言えばそれまでだが、それほどTANKサウンドは個性的だったと言えよう。
個人的にはシンガー云々よりも現代的なサウンドメイクの方が気になった。

思い入れのない若い人には是非とも、今作のセルフリメイクを聴き哀愁のヤクザメタルサウンドを楽しんで欲しい。そして興味をもったのであれば、過去の作品にも向き合って欲しいね。今の世の中はタダでいくらでも音楽を楽しめるのですから