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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 12101-12200

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 12101-12200
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WHITE TIGER - White Tiger ★★★ (2016-05-30 13:13:41)

KISSに加入するという大抜擢も怪我で離脱を余儀なくされた男マーク・セント・ジョンとブラックサバスに一瞬加入した男デイヴィット・ドナートらが結成したバンドの1st。マークのギターヒーロー然とした派手目のプレイを中心にL.Aのメインストリーム的な音楽性で勝負、派手さとキャッチネスさにハードテイストを巧みに織り混ぜ、これと言ったキメ手には欠けるがアルバム通して聴いてもダレさせないクオリティを保持しており、実にバランス感覚に優れた一枚でした。デイブの歌も個性的な性質の持ち主でサバスに会う合わないは微妙な空気を流すのですが、爬虫類的な声質と粘りのある歌唱スタイルはフロントマンとしての重責を果たしていますね。結局、セールス的にも振るわず、バンドは次作のレコーディング中に空中分解、LIVEも数回程度しか行われなかったという短命のバンド故に知名度は低いのですが、掴みきれなかった夢をもう一度と作品を世に送り出したバンドの残像には当時のシーンを儚くもリアルに映していますね。もうチョイ、グラマラスで割り切ったポップセンスが要求されたのでしょう。マークのギターは印象的なだけに残念じゃぁ。サバスのヴォーカルとだったデイブ・ドナートさんですが、あの時代のサバスは実に流動的で、シンガーとしては、他にジョシュアの2ndで美声を披露したジェフ・フェンホルト、グレン・ヒューズを挟んでレイ・ギランにトニー・マーティンへと続くのですが、ドナート、フェンホルト共にサバスの曲をレコーディングしており、ブート盤も出回っているのも興味深いでしょうね(ドナート、ザ・シャイニングを歌う)


WHITE WIDDOW - Serenade ★★★ (2017-05-30 14:02:03)

オーストラリアのバンドなのですが、軽やかなキーボードにフラッシーかつテクニカルなギターがねじ込まれる80年代型のメインストリームHM/HRサウンドを踏襲。嫌みのない音楽性は先人達の美味しい所を余すことなく披露、個性不足感は否めませんが、奇をてらわないアレンジと曲作りは、好きのもには安心安全の高品質ブランドとして、心を開放し耳を傾ける事が出来ますね。
ビックギターとビックコーラス、嫌いな人にはトコトン嫌われそうですが、ZEROコーポレーションが現存していたら絶対にほっとかない的確にツボを押さえた作風は、ある意味BIG IN JAPANなアルバムだ。
メインストリームと言っても昨今のアメリカンロックとはチョイと違うので、所謂グランジ以降のヘヴィロックの影響を受けたリフワークは出てこないし、2000年以降のヘヴィロックバンドに見られるラップのグルーブを持ちこんだヘヴィサウンドは皆無だ。
それ故に、物足りないと感じる面も強いでしょうが、美的センス溢れる普遍のメロディは万人に受け入れられる要素も大、アルバム単位で聴いても飽きさせないバランス感覚の良さ、エッジは聴いているが感触のよいギター、ハードなドラム、個性不足な歌い手も逆に方向性の妨げにはなっておらず、キーボードの使い方も含め、良く計算された一品ですね。
メロディ派は勿論ですが歌モノHM/HRを愛する方ならマストバイな一品でしょう。普段、貧乏くさいマイナーメタルばかりを聴いている貧相なワタクシの耳には尚更そう感じましたね。


WHITE WOLF - Endangered Species ★★ (2009-05-22 21:35:00)

1986年リリースの2ndアルバム
KEYの華やかなプレイが聴けなくなったのは残念だが
時代性を加味したポップな大衆性と彼らならではの哀愁を帯びたメロディが
コンパクトな楽曲と共にひしめく好盤です。
無駄な装飾を取り除いたシンプルなアレンジも耳を惹きますね
またギターオリエンテッドな作風も好感が持てます
男泣き全開のドン・ウォルクの力強い歌声も益々磨きが掛かり泣きの世界観の演出に拍車をかけているのも見逃せないですね


WHITE WOLF - Endangered Species - Holding Back ★★★ (2009-05-22 21:43:06)

男の哀愁が滲み出ているミドルナンバー
硬質な質感がなんともカッコイイですね


WHITE WOLF - Endangered Species - Just Like an Arrow ★★ (2009-05-22 21:37:53)

パワフルな雰囲気を醸し出すアレンジが良いですね
けして原曲のイメージも壊していません


WHITE WOLF - Endangered Species - One More Time ★★ (2009-05-22 21:45:30)

時より聴こえる煌びやかなキーボードのフレーズが印象的です
琴線に触れるこの哀愁具合とメジャー感の絶妙な絡みが印象的です


WHITE WOLF - Endangered Species - Run for Your Life ★★★ (2009-05-22 21:53:51)

男泣き哀愁のフレーズが胸を締め付ける
メロディアスなミドルナンバー
パワフルなドンの歌声が印象的ですね


WHITE WOLF - Endangered Species - She ★★★ (2009-05-22 21:40:58)

男臭い哀愁のヘヴィバラード
パワフルなゲイリー・バーデンみたいな歌声にグッときますね
情熱を讃えたエモーショナルなギタープレイも印象的です


WHITE WOLF - Endangered Species - She ★★★ (2009-05-22 21:55:08)

イントロから泣いていますね
メジャー感と程よい哀愁に胸キュンです


WHITE WOLF - Endangered Species - She ★★★ (2009-05-22 21:51:59)

ハードなドラムから始まる強力なリズムプレイが印象的なミドルナンバー
大衆性を加味した硬質なイメージがカッコイイですね
程よく泣いてる哀愁のメロディが耳を惹きますね


WHITE WOLF - Endangered Species - Snake Charmer ★★★ (2009-05-22 21:49:00)

アルバムの中でも一段と気色の違うヨーロピアンテイスト溢れる
メロディアスなミドルナンバー
艶やかなフレーズに胸が焦がれますね
一聴して地味だが良い曲ですよ


WHITE WOLF - Standing Alone ★★ (2009-05-21 22:12:00)

てっきりコメントしていると思っていました老いは怖いな。
アルバムカヴァーがイマイチと商業誌で酷評されていました。
そんなことで音楽の評価は変わらないので再発版を愛聴しましたね
ギターオリエンテッドながらもKEYを大胆の導入したのもドラマ性UPに一役買っていますね、叙情味溢れるフレーズと絶妙なポップフィーリングの融合が大衆性を加味し
けして甘口にならないハードなアレンジも施され聴き応えのある一枚となっています。
随所に盛り込まれた泣きのフレージングに胸が締め付けられますね
硬派なメロディアスHM/HRが好きな方なら聴いて損はないかと思いますよ
男の哀愁を滲ませるドン・ウィルクの歌唱がまた胸を焦がしますね


WHITE WOLF - Standing Alone - Headlines ★★ (2009-05-21 21:57:52)

哀愁のメロディとポップフィーリングが絶妙です
このあたりが実にカナダらしい
派手なギターソロもコーラスワークも印象的ですね


WHITE WOLF - Standing Alone - Night Rider ★★★ (2009-05-21 22:05:12)

泣きのメロディが疾走します
僕にはどこかゲイリー・バーテンの歌声が想起します
ギターソロも良いけどKEYのプレイの印象的なこと
煌びやかな旋律が胸を締め付けます
名曲だなぁ


WHITE WOLF - Standing Alone - Shadows in the Night ★★★ (2009-05-21 22:01:09)

叙情味溢れる大衆性を帯びた
哀愁メロディが耳を惹くミドルナンバー
KEYのフレーズがアクセントとなり楽曲に華を添えていますね
甘口な旋律とタイトなリズムが絶妙です
アメリカでも北欧でもない感じが彼らの武器


WHITE WOLF - Standing Alone - Standing Alone ★★ (2009-05-21 22:17:50)

エモーショナルなギターが良いですね
哀愁のメロディアスHM/HRナンバー
地味な印象を与えますが良いものは良いです
哀愁溢れるドンの歌声に男なら咽び泣きを貰います


WHITE WOLF - Standing Alone - Trust Me ★★★ (2009-05-21 22:15:04)


アルバムのラストを飾る哀愁のメロディアスHM/HRナンバー
硬派な質感がまた良いんですよね
ドラマティックさを感じさせる展開も良いです


WHITE WOLF - Standing Alone - What the War Will Bring ★★★ (2009-05-21 22:02:43)

静から動へのコントラストが見事なアルバムのハイライト的ナンバー、聴き応えのある名曲です


WHITECROSS - Triumphant Return ★★★ (2011-12-30 00:47:27)

バンド名通りクリスチャン・メタルバンドです
サウンドの方はストライパーのような透明感のあるメロディックメタルとは違う
豪快なノリとハードなギターが絡む王道アメリカンHM/HRバンド
インストなどを聴いていただければ分かりますがギターはかなりのテクニシャンですね
ジョージ・リンチ等をイメージして聞いていただければ良いかな?
もう少し表現力のあるシンガーがフロントマンだったら良かったのですが
イマイチ魅力が足りず楽曲本来の魅力を出せずにいます
これがジャック・ラッセルのようなシンガーが歌い上げたらなと思わずにはいられません
リリース時期が1989年とかですからブルージーなサウンドも流行りだしたときなので
この方向性はドンピシャリのだったかな
ハードでメタリックなサウンドと埃っぽくないアメリカンな色合いを堪能出来ます


WHITEFOXX - Come Pet the Foxx ★★★ (2021-11-02 13:13:26)

音楽ストリーミングサービスを利用していると、こういう出会いがあります。輸入盤市場などで高評価を得ているフィラデルフィア出身の5人組によるコンピ作。詳しいバイオはサッパリですが、今作のCDの裏面には1982年にプレシャスメタルというバンド名でスタートしたと紹介があります。
サウンドは類型的な部分が顔を出しており、オープニングナンバーなどDOKKENからの影響も強くメロディ重視のバンドなのだという事が理解出来ます。2曲目など日本のバンドにも通ずるようなワビサビを感じさせるメロディアスなロックを展開しており、丸ごとメインストリーム寄りのバンドサウンドという分けではなく、もっと硬派で本格的なスタイルを築いている。正直、輸入盤市場における絶賛を鵜呑みには出来ないが、デモ音源の寄せ集めと思われる今作は、お世辞にも音質がクリアーと言えず、シンガーの湿度のある抜け心地のどんよりとした歌声もあり、どこか曇り空なサウンドメイクとの相性も良く、煮え切らないアメリカンロックを展開。メジャーになるには洗練具合も必要だろうが、メロディアスになったKEELとか垢抜けないKING KOBRA、70点DOKKENと形容したくなる音楽性は、その筋のマニアには訴求効果は大きいでしょう。
個人的にはODINあたりを思い出しますが、シンガーがあそこまで癖がないので聴きやすいのは間違いないです。またもっと大衆性が強いのも武器でしょうね。没個性の為に、何を聴けば良いのかと質問されると困りますが、学食で並んで買った焼きそばパンみたいなもんだと言いたい。
大きな仕掛けはないのでジャンクな味付けで食欲を満たした、ノスタルジーな雰囲気を楽しむ一枚でしょう。
でもこのバンド、完成品はどうなっていたのだろうか?と期待をさせる場面も少なくない。チョイマイナーなメロディが流れるアメリカンロックの美しさを知っている身としては、ポテンシャルは低くないと言えるでしょうね。そういう意味では高い評価も頷ける一枚へと変わるから不思議です。


WHITESNAKE - Flesh & Blood ★★★ (2019-06-24 12:54:48)

全米のみならず世界的に成功したアルバムと、それ以前とは音楽性の違うバンドとして捉えなければいけない老舗バンドの最新作。ダグ・アルドリッチと主役たるカヴァーディルのソングライティングチームは、へヴィロック時代と現代的な要素を織り交ぜつつ、昔の匂いを振りかけたサウンドを作り込、独特の音色でシーンにカムバックしてきた。
そのフレッシュ感は単なる過去の焼き回しでは終わらないと高らかに宣言しているようだが、少々加工的なエッセンスが強かったのも事実。このバンドには、もう少し有機的なロックバイブを感じさせて欲しかった。

そういうスタンスで今作と向き合うと、前2作で感じた不自然さを払拭。枯れたカヴァーディルの歌声も、難なくレトロだが鮮度の高さを感じさせる楽曲と上手く溶け込み、無機質さと有機的な響きがハイブリットした形となった。
これ以上やれば嘘過ぎるし、やらないと今じゃない。その合間を縫ったのはレーベルの意向なのかなぁと推察しています。

新たに加わったジョエル・ホークストラや名手レブ・ビーチのよるソングライティングチームの相性も上々。ようやくカヴァーディルは栄光へのわだかまりを捨てたのだろう。古くて新しい古典ロックの復活。往年のアイデアを巧みに組み込み、らしさを随所に感じさせつつもフレッシュ感を残したアレンジには一日の長を感じます。ファン層の広いバンドだが、多くのリスナーを相手に唸らせる快作にしあがりましたね。

多くの人が指摘しているようですが、だからこそ、この安っぽいアイデアのジャケットは頂けなかったなぁ。パロディにしては弱いので、なんか過去にすがっているみたいに感じるのが唯一のマイナスですよ。


WHITESNAKE - Flesh & Blood - After All ★★★ (2019-06-24 13:29:36)

いい意味での小休止ソング
絶妙な箸休めとなる
アルバムが長丁場なだけにタイミング的にはバッチリだ
ライブでもアコギを片手に弾き語ってもらいたい一曲
これがあるから次のクラシックソングが俄然活きてくる


WHITESNAKE - Flesh & Blood - Always & Forever ★★★ (2019-06-24 13:11:53)

アイリッシュフレーバーたっぷり
シンリジィ風のポップなロックナンバー
こういう曲をサラリとねじ込める普遍性
新体制への充実度が証明されていますね
人によっては露骨なパクリにしか聴こえないかもしれませんね


WHITESNAKE - Flesh & Blood - Gonna Be Alright ★★★ (2019-06-24 12:59:50)

ZEP風味のあるらしい一曲
カヴァーデイルの声もバッチリハマっている


WHITESNAKE - Flesh & Blood - Good to See You Again ★★★ (2019-06-24 12:58:13)

らしさ全開の古典ロックで幕開け
上手く考えて作り込んでいますね
この一曲で今作の方向性が見えてきますね
等身大の魅力ですよ


WHITESNAKE - Flesh & Blood - Heart of Stone ★★ (2019-06-24 13:25:07)

完全に「Crying The Rain」を意識したへヴィバラード
雰囲気は出ているが二番煎じ感がハンパない
少々狙い過ぎたがダークなナンバーをこの曲順で放り込んだのが上手い
これもレーベルのオーダーかね?
この曲に限らず古典ロックからの流用が多いアルバムではある


WHITESNAKE - Flesh & Blood - Hey You (You Make Me Rock) ★★★ (2019-06-24 13:07:45)

へヴィなグルーブがずっしりと響きます
ゴージャスさも忘れていないのがポイント
でも渋いのがこのバンドの持ち味
こういう歌い回しも悪くない


WHITESNAKE - Flesh & Blood - Sands of Time ★★ (2019-06-24 13:32:47)

往年のクラシックロックナンバーのアイデアを巧みに取り込んでいます
ここまでくればオリジナルですよ
こういうロック一代叙情詩も悪くはないが
やり過ぎ感は拭えていないのが評価を分けるポイントでしょう


WHITESNAKE - Flesh & Blood - Shut Up & Kiss Me ★★★ (2019-06-24 13:03:21)

フレッシュ感が漂います
ここまで能動的に若さを振りまかれるとチョイとキツイが
現役感を損なわない鮮度の高さを感じさせたのは正解でしょう
ギターソロが少々弾きすぎなきらいがある
そこが評価を分けそうですかね
いずれにしろフラッシーなソロは新鮮だ


WHITESNAKE - Flesh & Blood - Trouble Is Your Middle Name ★★★ (2019-06-24 13:18:50)

徐々に盛り上がっていきます
ハードなナンバーに放り込むビックコーラス
いろいろと工夫していますが
やり過ぎ感がなぁ
派手なギターソロバトルも少々やり過ぎ
これも新体制のお披露目なんだろう全体的に良くまとまっている


WHITESNAKE - Flesh & Blood - When I Think of You (Color Me Blue) ★★★ (2019-06-24 13:14:30)

暗がりのバーが似合う時代とは放つベクトルが違います
甘酸っぱさが漂う大人のロッカバラード
これもカヴァーディルの18番ってとこでしょうね
古典芸能を残しつつもフレッシュ感の強いアルバムには良く似合いますよ


WHITESNAKE - Forevermore ★★★ (2019-07-01 16:32:37)

ここ数年におけるカヴァーデイルの精力的な活動には驚かされる。本当に、この世代の人たちの体力的なポテンシャルの高さに驚愕ですよ。のっけからスライドギターが登場と、ミッキー・ムーディー的な匂いは発散。昔の空気を出しつつも若々しいサウンドを引っ提げているのが今作の最大の聴きどころだろう。
ZEP風味もあるし、自分達のイメージを忠実に現代的にアップデート。多種多様なファンがいる中で最大公約数の答えを見つけるのは難しいが、彼らはその難題に対して優等生は答えを出してきた。
その中でも分厚過ぎる音像は一番の賛否を生みそうだし、オーガニックと言う言葉とは程遠い、高須クリニックな若返りが全編に漲り脂っこさと嘘くささを感じさせているのが評価を分ける最大のポイントだろう。
そこが旬と転べば、今作は実にすばらしいものになるが、TVを見る度に顔が変わる深田恭子や栗山千明に違和感を感じ話が入ってこない私には、いささかやり過ぎ感は否めない。

それでもクオリティの高さを有しているのが、このバンドの強み。叶姉妹並のゴージャス感もバンドの売りなんだろう。曲単位で聴けば違和感が少なめなのも聴かせ方の上手さの証拠だ。老いとの向き合い方ってのは難しいなぁと感じる。ロックスターの末路。多くのレジェンド達がどう終焉を迎えるのか、今作を聴くと深く考えさせられる。


WHITESNAKE - Forevermore - All Out of Luck ★★★ (2018-11-05 12:06:54)

モダンでグルーヴィーなへヴィロック
レブ・ビーチのテクニカルで派手なプレイが耳を惹く


WHITESNAKE - Forevermore - Dogs in the Street ★★★ (2018-11-05 12:21:43)

ちょっと狙い過ぎの曲調だ
お約束感よりも二匹目のドジョウ感が強め
それでも許せるのが今アルバムだろう
ソロは両者の違いを楽しませる


WHITESNAKE - Forevermore - Easier Said Than Done ★★★ (2018-11-05 12:11:14)

ホワイトスネイクのイメージを忠実に守っています
少々寄せにいった感が強いのですが…ね
シンプルで味のある曲が似合うバンドだよ


WHITESNAKE - Forevermore - Fare Thee Well ★★ (2018-11-05 12:24:11)

レイトバックしすぎな気もするが懐かしい雰囲気を味わえる
こうなると声の衰えが気になるところだ
派手にせずに最後まで淡々と聴かせたアイデアは良かった


WHITESNAKE - Forevermore - Forevermore ★★★ (2018-11-05 12:31:26)

アコースティカルなパートからへヴィなバンドアレンジへ移行
少々やり過ぎなきらいはあるが
これが新生ホワイトスネイクなんだろう
壮大なイメージを抱かせる一曲
濃厚だ


WHITESNAKE - Forevermore - I Need You (Shine a Light) ★★★ (2018-11-05 12:15:48)

サビメロが印象的
なんと形容すればよいのか?所謂モータウン系って奴なんでしょう
80年代のモンスターアルバムに収録されても違和感のない曲だ


WHITESNAKE - Forevermore - Love & Treat Me Right ★★★ (2018-11-05 12:19:47)

シンプルだがキレのあるリフもカッコいいですね
割とノリの良いキャッチーさがあるのに
カヴァーデイルが歌うとグッと大人の魅力が激増する
衰えは否めないが
それでもセクシーな節回しも曲に似合っている
やはり主役はカヴァーデイルだなぁ


WHITESNAKE - Forevermore - Love Will Set You Free ★★★ (2018-11-05 12:09:16)

カル・スワンの声が聞こえてきそうな一曲
ダグ・アルドリッチお得意のパターンが上手くハマっている
まぁ白蛇らしさは別の話だけどね


WHITESNAKE - Forevermore - My Evil Ways ★★★ (2018-11-05 12:29:23)

ギタリスト二人の絡みを楽しめる
ライブ映えする一曲だろう
派手目で渋くてメロディックでノリが良い


WHITESNAKE - Forevermore - One of These Days ★★★ (2018-11-05 12:17:32)

アコースティカルなナンバー
爽やか系なのにカヴァーデイルが歌うとブルージーさが滲み出る
スライドギターをここでも大きく取り上げている


WHITESNAKE - Forevermore - Steal Your Heart Away ★★★ (2018-11-05 12:05:17)

懐かしい雰囲気が漂うへヴィロックナンバー
渋さを醸し出すのはスライドバー
ソロも渋め目のハードさが熱い
新生ホワイトスネイクを印象付けている


WHITESNAKE - Forevermore - Tell Me How ★★★ (2018-11-05 12:13:35)

古典的なロックのヴァイブが息づいている
余白のある音も懐かしい
身体を揺らすリズムだよ


WHITESNAKE - Forevermore - Whipping Boy Blues ★★★ (2018-11-05 12:26:08)

派手目の曲だが渋さも十分にある
レイトバックしたサウンドと現在のテクノロジーの融合
二人のギタリストも持ち味を発揮している


WHITESNAKE - Gold - The Last Note of Freedom (alternate mix) ★★★ (2021-07-02 19:27:29)

トム・クルーズ主演映画のサントラに収録されていました
こういう形で復活させたアイデアは悪くない
映画に使われただけに万人に受け入れられる要素のある曲ですね
ドラマティックだねぇ


WHITESNAKE - Lovehunter ★★★ (2019-08-06 01:38:10)

スライドギターがエエねぇ
ファンキーなブルースロック
若々しいがカヴァーディルの声は成熟していると思わせるのが素晴らしい


WHITESNAKE - Ready an' Willing ★★★ (2014-07-15 18:11:23)

夏になると聴きたくなるのがドッケンやストライパーのような湿り気すぎないし乾きすぎないメロディアスなものを食します。ハートとかジャーニーにサバイバーなんかも行きますが、当然物足りずハードなものにも手を出しますが比率は断然、アメリカンなものや歌モノが増えます。北欧だとひんやりしすぎて、カラッとした雰囲気には若干しっくりこず、ドライブのお供は上記のバンド群を含んだ歌モノが大活躍となりますが、日が落ちた夕暮れ時にはホワイトスネイクの出番でもありますね。初めてバンドを組んで遊んでいたころ、良く音合わせにやったのが①だったりと、思い入れの強い今作はある意味、ホワイトスネイクの旨味をギュッと詰め込んだ一枚ではないでしょうか、艶やかで深みのあるサウンド、ハードでブルージー、アダルトでムーディーと大人びいた一枚に子供の頃はピンとこずにいたのですが、年を重ねようやくこの渋みが分かった時は少し大人になった気分でした、当時友人がやたらこの曲をコピーしたがるのが理解できず、「もっと気合いの入ったのやりたいんだ」と他のメンバーと文句を言ってましたが、今は懐かしくつま弾く一曲ですよ(ぐれずに明るく育った母子家庭のあいつは色んな意味で大人だったんだなぁ)1980年リリースの今作はDPからイアン・ペイスとジョン・ロードが参加、ギターはバーニー・マースデンとミッキー・ムーディーにベースはニール・マーレイと名うてのミュージシャンがそろい踏みですよ。彼らが支えるカーヴァーディルの若々しい歌が本当にカッコよく響き、時には悲哀を情感たっぷりに歌い上げ、男の哀愁いを見事に描ききっております。ハードだとかメタルだとか、そんなジャンル云々で語る事も憚れる音楽として素晴らしい一枚。この手の音楽は頭の悪い奴がやるもん見たいに思っている人にこそ聴かせたいアルバムですね。


WHITESNAKE - Ready an' Willing - Ain't Gonna Cry No More ★★★ (2014-07-15 17:41:31)

演出が憎いね
カヴァーデイルの上手さも光ります
ホワイトブルースだね


WHITESNAKE - Ready an' Willing - Black and Blue ★★ (2014-07-15 17:45:37)

こういうホンキートンク調のノリを聴かされると
時代を感じますね
1980年だもん
ホワイトブルースにノリノリです


WHITESNAKE - Ready an' Willing - Blindman ★★★ (2014-07-15 17:39:08)

渋いわ
左に受け流せないムーディさに酔いしれます
艶やかな色気を滲ませる心を震わす歌声
素晴らしいフィーリングに包まれた名曲でしょう


WHITESNAKE - Ready an' Willing - Carry Your Load ★★★ (2014-07-15 17:35:24)

ゆったりとしたブルースロック
彼らの旨味を味わえますよ
何をやってもスケールの大きさを感じさせるバンドです


WHITESNAKE - Ready an' Willing - Fool for Your Loving ★★★ (2014-07-15 17:30:27)

イアンとニールのリズムプレイが素晴らしい
渋いわ
彼らの代名詞とも言える一曲でしょう
この雰囲気に酔いしれます


WHITESNAKE - Ready an' Willing - Love Man ★★★ (2014-07-15 17:43:27)

どっぷりとブルースに浸かっていますね
今では考えられない曲調ですが
こう曲をやる事が真骨頂のバンドだと思っています


WHITESNAKE - Ready an' Willing - Ready an' Willing ★★★ (2014-07-15 17:33:36)

ブルージーだねぇ
艶のある歌声も好きです
シンプルだがリズムがいいね


WHITESNAKE - Ready an' Willing - She's a Woman ★★ (2014-07-15 17:46:38)

ファンキーなノリが印象的ですね
最後は明るく締めてくれました


WHITESNAKE - Ready an' Willing - Sweet Talker ★★★ (2014-07-15 17:32:12)

スウィングしてますね
ノリの良いらしい一曲


WHITESNAKE - Restless Heart ★★ (2018-04-25 13:53:48)

湾岸戦争以降、アメリカ自体が暗く陰鬱としたムードに包まれたと言われる。そんな世相は芸術の分野にも暗い影を落とし底抜けに楽しいエンタメを味わえる状況下になかったと言われる。時期としてグランジブームもあり、その生々しいサウンドは時代背景とマッチ、浮かれまくったパーティーソングや女々しい男の心情の吐露など、だれも興味がなかった。

そんな暗い時代は長らく続くのですが、多くのアーティストも路線変更や、アンプラグドライブなんかが流行り皆がこぞってアコギヴァージョンで往年の楽曲を披露してましたね。なんたって愛しのレイラですらアンプラグドヴァージョンあるんだからねぇ。
そんな手を変え品を変え皆が苦戦する中で、カヴァーデイルがとった新たなる音楽性は原点回帰とも言えるブルースロック。勿論、渡米し大金をせしめたカヴァーデイルが男の悲哀を歌い上げても、心に迫るものはないのですが、それでも情念たっぷりの節回しは、老獪なテクニックを駆使して、衰えすら渋みと変えたんだから流石でしょう。
暗がりのバーが似合うホワイトブルースだったホワイトスネイク、アメリカンマーケットを意識し音楽性がガラリと変わったため、その本質は人それぞれ感じ方も違うだろう。個人的にはホワイトスネイクらしさという観点で考えるとSLID IT IN辺りまでとなるのだが、今作はバランス良く纏めましたね。初期の路線もあれば、モダンなへヴィロック時代もある、そして全般的にAOR調のライトな感覚を持ち込み、聴きやすくしているという点は見事ですね。
まぁ、どっちつかず、と言えばそれまでな中途半端感は否めないし衰えは顕著だ。雰囲気重視すぎる点もある、それも90年代中期という時代の業なんだろう、この生々しい作りはね。
力点が原点回帰と大衆性、その二点がハマれば強いのだが、総じて地味なので、個人的にはアルバムを最後まで聴き通すガッツがなく⑩くらいで眠くなり完走した例がありません。それでもカヴァーデイルの名に恥じないと思わせる力技が彼の凄さなんだろう。


WHITESNAKE - Slide It In ★★★ (2015-01-30 13:07:27)

リミックスを変えギターにジョン・サイクス、ベースにニール・マーレイのパートを差し替えたUSヴァージョンのある一品。個人的にはオリジナルのミックスの方が好きです。特にメル・ギャレー主導のフェノミナのオープニングから拝借したというエピソードのある”GAMBLER”など顕著ではないでしょうか、また差し替えたジョンのギターも、全然らしくないアグレッシブなソロもないし、差し替えた意味がないような中途半端さがそのままセールスに繋がったと言われる名盤。たしかにライトな面はありますが、おもいっきり英国的なサウンドを貫いている今作は、ブルース路線を残しながらも80年代的な華やかさを盛り込もうと苦心した跡が伺える味わい深いバランス感覚に優れた一枚でしょう。ハードで憂いがあって艶やかな③なんてカヴァーデイルにしか出来ない名曲だと思いますよ。


WHITESNAKE - Slide It In - Standing in the Shadow ★★★ (2015-01-30 13:10:45)

カヴァーデイルならではの一曲
慈しめる名曲ですね
メル・ギャレーと言うよりは参加していないけどバーニー・マースデンなギターだな


WHITESNAKE - Super Rock Live in Japan 1984 ★★ (2008-10-08 04:51:00)

ギターが一本と言う変則的なラインナップによるLIVE VT
カヴァーデルのR指定なステージアクションのカッコよさにノックアウト
マイクスタンドはそう使うのかと勉強させられました
これも記録的な映像としての希少価値はあるかと思うし(コージーのドラムソロも見れる)機会があれば是非とも見て欲しいですね
サイクスは男が見てもキレイないでたちの二枚目だよ


WHITESNAKE - The Purple Album (2016-06-12 20:04:11)

DPの第3期、4期の曲をカヴァーしたアルバム。個人的には今さら感もあるし、そもそもツインボーカル体制だったのにゲストも迎えずカヴァーディル一人で歌う、グレンなしでは興味なしなのですが、最近ただ同然で手に入れました。3期、4期時代にあった、あのファンキーなノリは封印(トミー・アルドリッチという人選が悪いわけではない)、堅めの今っぽいメタリックなアレンジを施し(ジョン・ロード的なプレイはバッキングなどではほぼ聞こえない)、更にはアコースティカルなパートを増量した楽曲もあり、単なる懐古主義に終わらない作風へと仕上げました。二人のギター巧者も派手なタッピングを挟み大胆な解釈を持ち込みつつもオリジナルを尊重した作りは、本家にはない味わいがあり面白い(ギターも太っとい音ですね)。やはり上手いメンツが揃い、奇をてらわなければハズシようのないオリジナルの完成度の高さが揺るぎないものとなっているのでしょう。

そしてカヴァーデイルも謙虚にオリジナルへのリスペクト精神があったのかも知れませんね。とは言えマテリアルの古臭さは否めず、若い人にとってはクラシックロックと聴けるかが最大のポイント。また往年のファンにとって、やはりファンキーさの減退&グレンとの掛け合い≒あの時代最大の売り、がない事に不満もつのるのでしょうが(キー云々以上に由々しき問題でしょう)、思いで作りではないベテランによる新解釈として、楽しむのが一番ですね。でもわざわさやる必要があったかは疑問。こういうアレンジじゃないと思う人も多いですからね。


WHITESNAKE - The Purple Tour - Burn ★★ (2020-07-05 20:04:22)

20年は前に歌えなくなった曲をライブの頭に持ってくるとは正解だったのか?
ギターチームは新しい解釈で挑みクラシックソングに花を添えている
グレン・ヒューズは今でも歌えるがカヴァーディルの凋落ぶりに溜息しか出ません
ロックミュージシャンの現役引退
KISSも辞めるしなぁ
難しい局面を迎えていますね
バックの演奏はエネルギッシュ


WHITESNAKE - Whitesnake ★★★ (2015-02-28 15:20:53)

このアルバムがリリースされた時期はまさに北米マーケットを軸に世界を席巻する勢いでHM/HRシーンは膨れがり大爆発を起こした時期に世に出たのが今作。1980年リリースの「READY AN' WILLING」あたりから英国風の古めかしいスタイルを残しつつもアメリカンマーケットを意識した方向性へシフトチェンジしていたのは明白ですが、大きな成功を得られなかった彼ら、マニアの間では名作と評される「SLIDE IT IN」も、悲願のアメリカ市場開拓を目指し、あそこまで狙ったのに全然話題にならずも、今作では見事に成功を収めます。コンパクトな作風が増えだした80年代初頭の中でイマイチ地味な扱いを受けるアルバム「SAINTS & SINNERS」から2曲もリメイクしているように、方向性はあの時代から決まっています、どこに焦点を置き、どの感覚で音に触れるかでアメリカンナイズされたという妄言に繋がるのでしょうが、逆にこの時代背景そのものがアメリカンナイズされまくっているので、どんなバンドも大なり小なりである。だからこそメタリカやメガデスのようなコアなスタイルを軸に、売れるとは違うベクトルを放つ反体制な音楽に目が向けられたのでしょうね。
実際にピュアなメタルサウンドを叩きつける彼らの存在は時代の反動となり、やがてはシーンのメインストリームに押し上げられ、やはりアメリカンナイズという大きな渦に飲み込まれる姿を見たものです。1987年L.Aメタルと言う視覚的にも派手なファッションを取り入れ商業的にショーアップされたHM/HRスタイルが音楽市場を開拓する姿は目まぐるしいものでした。長年プロデューサーを務めていたマーティン・バーチと手を切り新たにマイク・ストーンを迎え、本格的に北米マーケットに乗り込むべく、髪も金髪に染め上げたカヴァーディルのやる気とシーンの活性化に呼応するように音楽性も更にリニューアル、方向性の違いや対立するメンバー脱退に怪我やプロデューサーの度重なる変更、最終的に必殺仕事人キース・オルセンを迎えリリースされた難産極まりなかったと言われる一枚。それゆえか比類なき完成度の高さを誇り、ZEPのような古典的なサウンドにL.A風の豪華なスタイルを掛け合わせ、ダイナミックにまとめ上げた今作に凡庸な曲など見当たらず、③のような曲がチャートに喰い込んだようにアメリカ制覇を目指し売れるべくして売れたアルバムでしょう。
リメイクされた①④もオリジナルアルバムの中では逆に浮いていた感もあり(リメイクから始めるのも凄い)、今作に収まるのは必然的とも思え、改めて過去の作品群を再評価させたかったのもカヴァーデイルの心意気でしょう。パープル解散後、ホワイトブルースに根差した、暗がりのバーが似合う正調英国産ブルースロック路線から比べたら何もかもが違い、時系列で聴けばルックス同様の変貌ぶりに驚くでしょうが、そんな事はどうでも良いくらいに完成された時代の寵児となるヘヴィなロックアルバムです。もしブルース路線ならジョン・サイクスのギターの音は合わないしね。
今は2015年、平成も20年をゆうに過ぎました、このご時世にロック歴を自慢するような封建的な体質でも持ち合わせていない限り時代を代表した一枚と心に響くでしょうね。若い人にこそ是非とも聴いて欲しい一品です。


WHITESNAKE - Whitesnake - Bad Boys ★★★ (2015-01-30 12:32:45)

威嚇するようなシャウト一発のカッコよさ
セクシーで艶のある歌声
ダイナミックな演奏とノレますね
Crying in the Rainからの流れに気迫が漲っています

級友と喧嘩の発端
Is This Loveがアメリカンナイズなら
「これは違うのか?テンポが速いと許されるのか!」


WHITESNAKE - Whitesnake - Children of the Night ★★★ (2015-01-30 12:44:23)

ダイナミックです
華やかでテクニカルなギター
ヘヴィロックと呼ぶに相応しい一曲
アメリカンチャートを意識していますね
それが悪い事ではないでしょう
⑤⑥だけをやり玉にあげた級友が皆に論破され涙ぐんだ思い出深い曲です


WHITESNAKE - Whitesnake - Crying in the Rain '87 ★★★ (2015-01-30 12:27:35)

ガツーンときてますね
当時は目ざましに使ってました(笑)
野人なノリに変貌されたダイナミックな名曲


WHITESNAKE - Whitesnake - Don't Turn Away ★★★ (2015-01-30 12:51:10)

アルバムを締めるポジティブな気持ちにさせる爽快感が素敵
売れるばかりを考えては作れないアルバムを締めてくれます
今持ってここまで豪快でヘヴィなロックサウンドが成功を収めたアメリカという国のロックに対する
見識の深さに思いを馳せますね


WHITESNAKE - Whitesnake - Give Me All Your Love ★★★ (2015-01-30 12:25:32)

ダイナミックで艶のあるリズミカルな一曲
ギターソロも弾いていますね
リズム隊もエエ仕事をしていますよ
これもアメリカンナイズされたと揶揄されたかな?


WHITESNAKE - Whitesnake - Here I Go Again '87 ★★★ (2015-01-30 12:38:32)

オリジナルにあった滋味深さとは違う
豪快さが加味されたヴァージョン
リメイクですが元もアメリカンチャートを意識した曲なのでは?
級友曰く「リメイクだから違うそうです」んなアホな


WHITESNAKE - Whitesnake - Is This Love ★★★ (2015-01-30 12:21:29)

ゲイリームーア風のギターが堪能できる名バラード

級友がしたり顔で「アメリカンナイズされた曲だ」と雑誌がラジオに感化されて言ったんだろうが
評論家の定説めいたものを何の疑いもなく信じらるのはある意味凄い事だと思わされた思い出深い一曲。
この曲も含め今アルバムはエピソードが多い


WHITESNAKE - Whitesnake - Still of the Night ★★★ (2015-01-30 12:34:49)

ZEP風のヘヴィな一曲
ギターがゲイリー風ってのが面白い
サイクスの持ち味を生かしていますよ
ダイナミズム溢れる時代を象徴するサウンドですね


WHITESNAKE - Whitesnake - Straight for the Heart ★★★ (2015-01-30 12:47:51)

旧来のファンが聴いたら戸惑うでしょうね
アメリカンナイズされたというならアルバム全体なんですが
華やかでダイナミズム溢れる色彩美豊かなアルバムだからこそ収録されたポップな一曲
メタル色を損なわないハードな熱演ぶりにグッときます
アメリカンナイズされまくってますけどね


WIDOW - Carved in Stone ★★ (2019-12-11 14:49:21)

かつてはグロウルを取り入れたり、女性シンガーを迎えたりと古典的なメタルサウンドに脚色を加えていたバンドでしたが、今作はトリオ編成に変更、その影響もあるのか小細工無用の普遍的なクラシックメタルサウンドへと進んでいます。
US産なので、日本人の耳に優しいフックに富んだメロディはないが、湿っているが濡れていないダークメロディ、堅実が故の退屈さ、派手に走らない地味さ、しかし、その実直さが好きに転べば、USメタルの裏街道を走る、哀愁のメロディを纏ったパワフルサウンドに沸々と燃え盛る炎を垣間見る事が出来るでしょう。
曲単位で聴く分には気にならないが、アルバム単位で楽しむには少々メリハリに欠けているのが難点。往年のグラムロックに通ずるようなキャッチーな曲もあったりするのだが、印象に残らないのが残念だ。成功するには、良いプロデューサーを見つけ、やりたい事の聴かせ方を工夫すると印象がガラリと変わるでしょうね。2000年から活動を継続する老舗メタルバンドへとなりつつある彼ら、ここいらで代表作を見せつけて欲しいねぇ。


WIDOW - On Fire ★★★ (2015-10-17 20:27:10)

アメリカはノースカロライナ出身の6人組による2nd。今作では新たに女性シンガーのリリー嬢が加入、以前はギターの二人がノーマル&デスを担当していたのですが、今作ではトリプルボーカル編成となり厚みも倍増、無理なくサウンドに溶け込み彼らが目指すトラディショナルなメタルとメロデス仕様のサウンドと融合が果たされ聴き応えのあるパワー漲る一枚へと昇華されています。阿吽のツインギターが生む流麗なフレーズは鋭く切れ込んでくるし長めのソロも十分に聴かせるテクニックがある。しかしリズムプレイなど全般的な詰めの甘さやレコーディング環境に疑問が無いわけではなないが、US産カルトメタルバンドのWarlordにも通ずるようなミステリアスかつダークな世界観を見事に演出しており、その濃淡の描き方はこのバンド最大の魅力でしょう。パワー&メロディ、この手のバンドが持つ魅力は十分に搭載されているダークなホラーメタルバンドの力作、マニアならずとも一聴の価値ありですね。


WIG WAM - Non Stop Rock and Roll ★★ (2021-08-20 13:33:02)

メタルバブルに踊らされ、その後に訪れるグランジブームの煽りを受けまくったHM/HR系アーティスト達、ふざけた感じでデビューしたが、このバンドのメンバーはポッと出の新人ではない、そういう苦労人の顔を隠すように芸名をつける事で謎めいたものとフレッシュ感を演出、リバイバルブームの火付け役ともいえる形で会心の一撃をシーンに喰わらしたバンドである。もとが80年代のサウンドをカヴァーするバンドみたいな形だっただけに、あんな形でヒットするとは思わなかったろう。今作にも、その流れは脈々と連なっている。もはや、このラジオ向け一発みたいなノリがバンドの個性であり音楽性である。どこかで聴いた事があるが、彼等にとっては専売特許になっている。
それだけに、熱くなるような瞬間は少ない。しかし、あの時代に対する認知が低ければ、追体験のような形でこのバンドの音楽性を受け入れる事が可能でしょう。
個人的には懐かしいでしかない。またフロンティアの悪い所が出たである。

北欧風味満点のメロディアスHM/HRの旨味、コンビニエンスな感覚を武器に皆が楽しめる仕様。だが全てが○○風である。打点の低く知識も浅いディススカウントロックである、でもそれが欠点ではない。それが最大のウリなんです。こういう音楽は、演者が一度でも恥ずかしい、ちょっとやり過ぎかもと疑いを持ったら終わり。このバンドは、完全に成り切りやり切っている。ここに不純はない。だからヒットしたのでしょう。
パクリを否定するのではなく飲み込ませたのはリバイバルブームのおかげ、でも息の長いバンドになるとも思わなかった。
良く練られた楽曲構成、計算されたコーラスハーモニーどれもが健康的、バラエティに富んが楽曲も嫌味なく溶け込み聴き手を魅了。容易に想像がつくレシピを題材に、彼等はライトユーザーを最大限に喜ばせている。売れるが勝ちを見事に体現しているバンドでしょう。


WIG WAM - Non Stop Rock and Roll - Do Ya Wanna Taste It ★★★ (2022-03-19 01:34:06)

PVも作られたリーダートラック
このバンドらしいキャッチーさが弾けています
でも核になるものは硬派なロックですよ
大真面目にふざけるから様になるのです


WILD BLUE - No More Jinx ★★ (2016-10-12 12:55:20)

女性シンガー、ルネ・バロ嬢擁するUS産のハードポップバンドが1986年にリリースした1st。彼女のキュートでハスキーな歌声を生かした優等生サウンドは同系統に位置するフィオナやロビン・ベック辺りをイメージしてもらえると分かりやすいのですが、①②と盛り上がった後、曲単位ではそんなに悪くないのですがアルバムの流れ的にメリハリに欠けサラリと流れてしまうのが難点、アレンジ的にも型にハマりすぎというのも気になるところでしょう。でも全編嫌味のない健康的な音楽性を貫いており甘口なAOR系ロックサウンド好きな方には需要もあるでしょう。
良くも悪くも80年代中期の軽やかさが前面に出ており、売れる為の皮算用が鼻につくポップロックがチョイとねと悪態をつきましたが、ハードな音楽の合間にキュートな哀メロナンバー①、映画のサントラにも選ばれた②、ダンサンブルな⑨辺りとつまみ食いすると丁度良い耳休めになり今でも2年に一度は手にする一品ですね。


WILD BLUE - No More Jinx - Fire With Fire ★★★ (2018-07-01 17:42:24)

軽やかなポップロック
哀愁のメロディとパンチの効いたハスキーヴォイスが巧みに溶け込んでいます
スローパートの設け方も上手いね


WILD DOGS - Reign of Terror ★★★ (2012-02-24 05:07:21)

1987年リリース新Voにマイケル・ファーロング加入しての3rd。
ガッツ溢れるパワフルなUS産パワーメタルを轟かせてくれます。手ぬるい攻撃性とは皆無なアグレッシブなギターリフ中心の楽曲郡の推進力となっているのがド派手なドラミング、チンだボディだと嵐の如きアグレッシブさに聞き惚れますね。上手いとは言わないがパンチ力のある歌声も音楽性に合致し今作の方向性に溶け込んでいます。どこを切ってもあふれ出る情熱的なHM/HRサウンドに不器用さを覚えつつ、洗練度とは程遠い世界観にこれぞメタルだなと言いたくなります。今作を気に入っている方には速弾きで鳴らしたカート・ジェイムスと初代Voとドラムのディーン・カストロノヴァの三人で結成されたDR.MASTERMINDもオススメですね


WILD DOGS - Reign of Terror - Call of the Dark ★★★ (2012-06-07 20:50:21)

粗暴さと木目細やかさの対比が楽しめます
計算されたアグレッシブさと予測不能なパワー
個人的にはアルバムのハイライト
②③の流れは実に心地よいです


WILD DOGS - Reign of Terror - Man Against Machine ★★★ (2012-06-07 20:47:23)

荒れ狂うサウンドメイクが見事な疾走ナンバー
メタリックなUS産パワーメタルな一曲
切れ味鋭いギターもパワフルなハイトーンも素晴らしい


WILD DOGS - Reign of Terror - Metal Fuel (In the Blood) ★★★ (2012-06-07 20:44:29)

切れ味鋭いイントロから
妖しげなメロディが聞こえてきます
パワフルかつタイトなドラミングのカッコいいこと
パワーメタルなアルバムのオープニングナンバー


WILD DOGS - Reign of Terror - Psychoradio ★★★ (2012-06-07 20:31:31)

メロディアスなフレーズが印象的ですね
パワフルに疾走する様が彼らの真骨頂でしょう
実に心地よいがうるさいと思わせるシンガーが好悪の分かれ目


WILD DOGS - Reign of Terror - Reign of Terror ★★★ (2012-06-07 20:40:11)

アルバムのタイトルトラック
非常にアグレッシブなミドルハイナンバー
ギターも印象的なフレーズを盛り込み
スリル感を演出していますね


WILD DOGS - Reign of Terror - Siberian Vacation ★★★ (2012-06-07 20:27:14)

無駄に走らないパワフルさがカッコいい
ドタバタとけたたましいサウンドこそUS産パワーメタルならではの味わい
中盤のスローなパートが好きですね


WILD DOGS - Reign of Terror - SpellShock ★★★ (2012-06-07 20:36:16)

物凄い音圧に押しつぶされそうです
このバンドのポテンシャルの高さを伺わせる一曲
アグレッシブさと整合感のバランスが良い
今作の中では聞きやすいナンバーですね


WILD DOGS - Reign of Terror - Streets of Berlin ★★★ (2012-06-07 20:33:27)

後半の一曲目
ややダークな雰囲気を醸し出すヘヴィなミドルナンバー
パワフルさが抑えきれないサウンドの今作を象徴していますね
やかましいわぁ


WILD DOGS - Wild Dogs ★★★ (2015-02-02 15:59:33)

直線的なリズムと鋭角なギターが切れ込んでくるジューダス・プリーストを模倣とした正攻法が気持ちいいUS産のパワー/スピードメタル系の彼らが1983年にリリースした1st。のちにマスターマインド博士になるマットさんもメロディをしかっりと追いながらパンチを効かせた歌声を披露、あれ?同じ人なのと思いますが、これくらい肩の力が抜けた方が丁度よいと思います。Shrapnel Recordsらしい無骨な正統派サウンドを前に苦手は人は、たんに煩いだけの野暮なロックとなるのでしょうが、マニアには堪らないカッチカッチのゾックゾクさせられるお約束の展開が繰り広げられる構成に悶絶です。ディーン・カストロノバも、3rdほど叩きまくっておらず、無難にボトムを支え脇をガッチリと支えていますね。媚をうらない男気溢れるHM/HRサウンドを前に戯言は無用、アラ探しなどせず楽しむのが一番。そんな事を再認識させられる勢いに満ちた一枚ですね。Shrapnel直系のアクロバットまではいかないがギターもでずっぱりに弾いております。


WILD FLAG ★★ (2008-02-18 05:04:00)

山本恭司がVOWWOW解散後に荒々しいパワフルなリズムとグルーブ感を求めて結成したVo.G山本恭司、B.満園庄太郎、Ds.満園英二の3ピースのバンドを紹介します(デビュー当時は伏せていましたがリズム隊は兄弟)
サウンドの方はBOWWOW時代を彷彿とさせるテクニックなど関係ないハードにドライブするロックサウンドが売りでVOWWOW時代の作りこんだサウンドを期待した人には肩透かしかも知れませんが、この粗さが理屈抜きにカッコイイ
リズム隊も若いプレイを聴かせてくれていたし山本氏の唄も味があって良かった。日本人にしか出来ない整合感のあるワイルドさがカッコイイバンドでした。


WILD FLAG - Three Faces ★★ (2008-02-23 04:30:00)

ファーストアルバムを発売してから五ヶ月もしないうちに発表されたミニアルバム。
①②がスタジオでの通常レコーディング③④⑤が一発録音⑥⑦がライヴ録音とかれらの野生むき出しの勢いに満ちたロック本来のパワーと破壊力を閉じ込められた作品となっています。ゲリラライヴやアマチュアと混ざりステージに立つなどの経験を積みアンサンブルも向上しバンドらしくなっている。山本恭司の若々しいワイルドなプレイもカッコイイしリズム隊もより凄みをましたワイルドなプレイを聴かせてくれています。


WILD FLAG - Three Faces - Break the Walls ★★ (2008-02-23 04:40:49)

ヘヴィでストレートなシャッフルナンバー
彼らの目指すスタイルの一つです
途中でニュアンスが変わる所がカッコイイですねぇ


WILD FLAG - Three Faces - Count down ★★★ (2008-05-14 03:49:48)

荒々しい暴走HM/HRナンバー
LIVE録音と言うこともあり
臨場感が伝わってくる
本当にテンカウントしてから
ギターソロに流れるアイデアはカッコイイ


WILD FLAG - Three Faces - Live to Be Wild ★★ (2008-02-23 04:37:37)

サンバっぽいリズムが面白い疾走感のあるHRナンバー
ワイルドな勢いがカッコイイです


WILD FLAG - Three Faces - Magma ★★ (2008-05-14 03:46:58)

ヘヴィなミドルナンバー
Voが負けてるなぁ
パワフルかつワイルドなグルーブ感が聴き所


WILD FLAG - Three Faces - Nobody Knows ★★★ (2008-02-23 04:34:46)

ヘヴィでワイルドなグルーブがカッコイイ シャッフルナンバー
ライヴ感が出ていて彼らの心意気が伝わってきます


WILD FLAG - WILD LAND ★★ (2018-04-18 17:45:03)

日本を代表するギタリスト山本恭司さん。ミュージシャン人生の長さと今だ変わらないルックスに驚かされるのだが、紆余曲折を経て惜しまれつつ解散の道を辿るしかなかったVOWWOW。その後、山本恭司さんが動き出したバンドは、V時代ではなくB時代の音楽性を復活させたワイルドでストレートなロックサウンドがウリだった。
怪獣兄弟と呼び、プレイスタイルもインパクトのあったイケメンベーシスト満園庄太郎とド派手なアクションがパワフルさに拍車を掛けていた満園英二による、パワープレイの上を縦横無尽にギターが駆け巡るのだが、3ピースならではのタイト感と熱気、特にライブにおける凄みと言うのが経験した者にしか伝わらないものだっただろう。
もしあの熱気をスタジオ作にもパッケージ出来たら良かったのだが、妙にこじんまりとしたサウンドプロダクションが、あの魅力をそぎ落としているのが残念。
全編に渡り本能を揺さぶる豊かなフィーリング、メンバーシップが生み出す構築力とインタープレイともとれる技巧の応酬、ロックのもつ濁りと叙情的メロディの清らかさ、メリハリの効いた楽曲を用意しているだけに、その野性味と繊細さが伝わってこないのが今作最大のマイナスポイント。その辺りの不満と折り合いをつけれるかが評価の分かれ目になるのですが、ライブ経験者としては物足りないでしたね。

粘着力のあるベースと強靭なビートを叩きだすドラム、まだまだ甘さはあれど山本恭司が手に入れたものは、けして安いものではなかっただけに不完全燃焼と思える形で今作をリリース後にバンドは解散。その流れで新体制のBOWWOWへと動き出すとは思わなかった。

今だからこそ新譜が聴きたいなぁ。このバンドにとっての決定打を聴かせて欲しいッス。


WILD FLAG - Wild Flag ★★★ (2008-02-19 04:53:00)

その名の通りワイルドかつストレートなサウンドが売りの山本恭司が二人の若手を率いて制作されたデビューアルバム。唄はヘタウマだけども味があって良いと思うし、またそれだけで聴かず嫌いにはなって欲しくない。火花散るドラムとギターのバトルがカッコイイ②始まり轟音直撃の古き良き時代の臭いがする王道ハードロックを日本語で展開しているのに好感が持てる、VOWWOWを期待する人にはオススメしないけどBOWWOWファンなら聴いて損はしないと思うほど本気の音が詰まった力作です


WILD FLAG - Wild Flag - CRY OF LOVE ★★★ (2008-02-18 05:19:58)

エモーショナルなパワーバラード
扇情的なギタープレイに胸キュンします
さすがは山本恭司だ感情豊かな泣きのギタープレイは天下一品です。この無骨なサウンドにスッと入ってくるのがカッコイイ
味のある歌声も悪くない


WILD FLAG - Wild Flag - CRY OF LOVE ★★★ (2008-02-19 05:08:51)

エモーショナルなパワーバラード
扇情的なギタープレイに胸キュンします
さすがは山本恭司だ感情豊かな泣きのギタープレイは天下一品です。この無骨なサウンドにスッと入ってくるのがカッコイイ
味のある歌声も悪くない