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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 12201-12300

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 12201-12300
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WILD FLAG - Wild Flag - DON’T THINK ABOUT YESTERDAY ★★ (2008-02-19 05:17:43)

ギターソロが面白いヘヴィでありながらも明るめのナンバー


WILD FLAG - Wild Flag - FICTION ★★★ (2008-02-18 05:15:13)


ゴロゴロと転がるグルーブ感とワイルドさがカッコイイ攻撃的なHM/HRナンバー。インストパートもスリリングで良いです
彼らの目指したい方向性が分かる代表曲です


WILD FLAG - Wild Flag - FICTION ★★★ (2008-02-19 05:04:48)

ゴロゴロと転がるグルーブ感とワイルドさがカッコイイ攻撃的なHM/HRナンバー。インストパートもスリリングで良いです
彼らの目指したい方向性が分かる代表曲です


WILD FLAG - Wild Flag - FIGHT IT OUT ★★★ (2008-02-18 05:22:24)

ハードにドライブするHM/HRナンバーでラストを飾るのにピッタリです。適度にキャッチャーで軽快なリズムがカッコイイです


WILD FLAG - Wild Flag - FIGHT IT OUT ★★★ (2008-02-19 05:15:19)

ハードにドライブするHM/HRナンバーでラストを飾るのにピッタリです。適度にキャッチャーで軽快なリズムがカッコイイです


WILD FLAG - Wild Flag - HUNTER ★★★ (2008-02-19 05:13:02)

静かなイントロから一転してヘヴィに展開するのがカッコイイ
サバンナをイメージしたモダンな一曲です
インストプレイのワイルド感がすきですねぇ


WILD FLAG - Wild Flag - I GOT THE POWER ★★★ (2008-02-19 05:03:07)

火傷するほど熱く焦がす恭司の熱い唄声がカッコイイヘヴィなグルーブ感がカッコイイミドルナンバー
訳すと力を得ると言えば良いのか語感も良いです
ギターソロもガツーンと来てますよ


WILD FLAG - Wild Flag - MAGIC WOMAN ★★★ (2008-02-19 04:59:26)

山本恭司のギターとしては新しい感覚の一曲
グングンと迫って来る感じがカッコイイ
このギターリフも面白い ベースのノリも好きです
ヘヴィなグルーブ感がカッコイイミドルナンバー


WILD HORSES - Stand Your Ground ★★★ (2021-06-14 20:00:19)

2013年にCD化されたときはリマスター&ボートラ8曲追加の豪華版が登場。前作同様メインを張る二人を軸としたいぶし銀のハードサウンドを武器にシーンに切れ込んできます。
哀愁のメロディとポップセンスを生かした楽曲は前作以上に統一感を持たせクールに鳴り響いている。THIN LIZZY譲りとも言える男の哀愁を滲ませたメロディはフックを伴い切れ込み、大きな見せ場を設けている。これならばNWOBHMブームを上手く活用できるスタイルに近づいたと言えるだろう。
今もってNWOBHM四天王の紹介は無理があるのだが、ムーブメントを牽引するだけの魅力を磨き上げてきた。参加メンバーの知名度的に1stの方が有名だが、個人的にはサウンド的な好みは2枚目の方が上であり、今でも手が伸びるのはコチラの方が頻度が大きい。
大きく打ち上げられたアドバルーンに伸るか反るかでセンスも問われるのですが、やはり出している音が重要でしょう。今となっては笑い話の四天王トーク、このバンドは局地的なムーブメントなど必要としない自肩の強さがあるバンドだった。しかし、短命に終わったし再結成も見込めない今となっては、認知度も上がり切らないのだが、古き良き英国ロックの良さを素直に伝えてくる音楽性は、今でも十分刺激的ですよ。


WILD HORSES - The First Album ★★★ (2021-06-14 19:43:21)

遺恨を残してバンドを去ったとワイドショー並みの話題を提供したブライアン・ロバートソンと元RAINBOWのジミー・ベインが合流することで結成されたバンドのデビュー作。
THIN LIZZYにも通ずるポップセンスと哀愁のメロディを武器に割かし馴染みやすいサウンドを披露。オープニングの①こそヘヴィな音像で迫るが、②からリジィ節も作れる、ロマン溢れるバラード④ときてバンドの方向性も見えてきましたが、軽快なロックンロールスタイルと、垢抜けない英国風味を強く打ち出し各メンバーのバックボーンも無理なく投影した、実にオーセンティックなハードスタイルで勝負、勢い重視のNWOBHM勢に対して、ベテランの駆け引きの上手さと言うのか、引き出しの豊富さを魅せた形になったでしょうね。
古典ハードロックとして矜持といったところなのでしょうが、英国的なロックスタイルが強く打ち出されており、NWOBHMの枠組みに放り込むには無理があるでしょうね。ギターもブルース過ぎるしね。

90年代の中頃から、グングンとNWOBHMの魅力にひかれ、2000年以降はメインとなるのがマイナーNWOBHMバンドだった。日本で紹介されたNWOBHMというのは随分と湾曲されて伝わっているなぁと肌で感じましたね。そんなワタクシは、このバンドがかつてNWOBHM四天王と日本で紹介されたと知った時は心底驚きましたよ。
しかもメイデン、GIRL、DEF LEPPARDの組み合わせですよ。今とは違い特定のメディアの情報に頼るしかない時代背景があればこそ通用する枠組みですが、今となっては笑い話ですよね。
ちなみに、当時を知る人に、四天王の話を聴いた時は信じられませんでした。何故ってGIRLは外タレ好きの女子からワーキャー言われ、このバンドもレイバンのサングラスがカッコいいと、女子から支持を受けたんだと教えられました。にわかには信じられませんが、本当なら凄い話ですよ。
どう考えてもレコード会社と雑誌編集者が結託して、この地味目のベテランバンドを売る為に考えられた戦略にしか思えない。ある意味、プロパガンダと言いたくなるような政治的な戦略であろう。
そのおかげで女子ウケしたのなら戦略勝ちですね。そして、それってバンドの足枷になったような気がする。このバンドからは厳つさは幾度感じない。80年代当時でも古いレイトバックした英国スタイルを築き上げている。
若い人なら知らないエピソードだろうが、NWOBHM云々ではなく、古典英国ロックとして楽しんで欲しい。英国流儀に則ったバラエティ豊かな楽曲が目白押しである。そして、オッサン臭い地味なサウンドを飽きの来ない定番をやっています。


WILD RIDE - Tension & Desire ★★★ (2019-01-18 14:10:08)

国内盤は我らがZEROコーポレーションからリリースされたオランダのメロディアスHM/HRバンドが1993年にリリースした1st。流石はZEROが目をつけただけはある高品質のメロディアスロック。フックのあるメロディはポップでキャッチーだが、欧州産らしい叙情性も加味されており、そこにハードなギターも嫌みなく絡む王道中の王道サウンドを披露と、その筋のマニアにはたまらんものがあるでしょう。ツボを押さえたアレンジは、類型的な面はあれどデビュー作で、このクオリティは将来有望株と言ったところなのだが、時代はオルタナ・グランジブーム真っ只中、このようなスタイルの音楽性を受け止めてくれる土壌はなく、次の一手が出なかったのが残念。
叙情派ナンバーばかりではなく、躍動感のあるハードな疾走ナンバーも合間に挟んでいるので、歌モノはちょっと飽きるという方にも手が出しやすいアルバムだっただけに尚更、惜しいなぁと思いますね。リリース時はDEMON DRIVERのジャケと被っていた為に、完全無視していました。やっぱりジャケは重要だなぁと思いました。


WILD ROSE - Dangerous ★★★ (2014-11-17 13:47:05)

シンガーが英国人、その他のメンバーがギリシャ人というキーボードにツインギター編成の6人組からなるバンドが2013年にリリースした2ndを紹介します。一聴して飛び込んでくるのは洗練された優美なメロディに彩られたハードサウンド、細部に渡り拘りを持って作り込まれたサウンドは、小手先のテクニックに頼らないロックならではのダイナミズムが根幹にあり、キーボードを前面に出したAOR風の作品ではありますが白熱するギターソロ、リードプレイの多彩さ、押さえるところは押さえたヘヴィでポップな抜群のバランス感覚が美しい音色となり創造性を掻き立ててくれます。昨今のヘヴィという方向性とは違うイメージが流れる”あの音に”懐かしい響きを感じ普遍の魅力溢れるフックに富んだメロディの数々に心が洗われるのですが、正直どこかで聴いた事のあるような懐かしさはあるものの完成度は高く、時折ハッとさせるほどの鋭いフレーズが切れ込んでくるあたりに身震いさせられます、また職業ボーカル的な匂いはあれどシンガーの力量も高く、どんなタイプの曲も自在に操る歌声は見事。熱く燃える甘美な躍動感に包まれた魅惑のソフトなHM/HRサウンドの中でキラリと光りを放ちますね。全体の雰囲気とカラーはアルバムジャケットまんまな雰囲気もありますが、練り上げられたアイデアを構築し要所に見せ場を設け、アルバムの流れを妨げない曲順と構成、初めて聴いたときの懐かしい”トキメキ”は忘れられません。


WILDFIRE ★★★ (2011-12-14 04:41:38)

彼らが84年にリリースし2ndを聴きベルギーのレコード会社「MAUSOLEUM」の存在を知り
カタログを漁ることにより多くのベルギー産のバンドに触れることが出来ました、なけなしのお小遣いをやりくりしたのが懐かしいですね。CROSS FIREにKILLER,MOBY DICK等も知りえましたね
そういった意味でもNWOBHM出身のバンドとしては一、二を争う叙情性とメタリックなサウンドが魅力でした。ある意味叙情派NWOBHMバンドのプレイング・マンティスよりもカッコいいと思います。レーベルの素晴らしさと彼等自身の音楽性に触れ感謝しています。


WILDFIRE - Brute Force and Ignorance ★★★ (2022-09-15 18:39:48)

WEAPONのギター、ジェフ・サマーズとドラムのブルース・ビスランド、リードヴォーカルは初代IRON MAIDENのシンガーとして知られるMOREのポール・マリオ・デイというNWOBHMマニアにとっては、中々興味深いラインナップが揃うバンド。
英国情緒溢れる叙情派メタルサウンド、正に1983年という時代性を反映、浮かれポンチにならない硬派な質感と、ダークな英国テイスト、そしてメロディを蔑ろにしないアレンジと英国ハードサウンドが好みの方にはたまらんものがあるでしょう。
NWOBHMというよりはブリティッシュロックマニアにとって外せない一枚でしょうね。歌心のあるポールの歌声もバッチリとハマります。彼の声質ではメイデンは少々ヘヴィ過ぎたでしょうね。
頭3曲からタイプの違い曲を並べ守備範囲の広さをアピール、ベルギーが誇るB級メタルの名門MAUSOLEUMレーベル輩出としては、A級のクオリティでしょう。
荒々しいレコーディング環境が生み出したワイルド叙情派メタル。その突貫工事ぶりが妙な生々しさを生んでいるのがポイントですね。

若い頃に聴いた時はイマイチ、のめり込めませんでしたが、オジサンになると効いてきますね。体に染み入る英国ハードサウンド。バランスの悪い音質や荒削りなパフォーマンス、そういうのを全てひっくるめて、初期型NWOBHMの多様性を確認ください。癖がないので初心者にも勧めやすいです。


WILDFIRE - Summer Lightning ★★★ (2012-01-23 02:17:48)

泣いている湿っている憂いを帯びたメロディが哀愁のツインリードによって彩られる②はNWOBHM屈指の名曲も収録される1984年リリースの2ndです。英国的な垢抜けなさが程よく哀愁と絡み合い独自の路線を追求しています。これほどの名盤が認知されずに埋もれています、僕も今作をしったのは1990年中盤だったんですが、劇的な展開を盛り立てる良質のメロディ、適度な重量感とスピード感を伴う楽曲、程よい哀愁を感じさせるフレーズとリフワーク、ある種の英国産メロディアスHM/HRバンドの理想形のようなサウンドを聞かせてくれます。それにしても認知度と音楽性の高さは本当に比例しないんだんなぁとレーベル単位で音楽を聴くだけで思い知らされるのだから、売れるのもタイミングなんですね。北欧ほど甘くなくアメリカほど乾いていない、英国産メロディアスハードの名盤はメロディに拘りのある方は一聴の価値は大いにあるかと思います


WILDFIRE - Summer Lightning - Blood Money ★★★ (2012-01-23 02:24:05)

軽快に疾走します
ツインリードもきまっていますね


WILDFIRE - Summer Lightning - Gun Runner ★★★ (2012-01-23 02:32:30)

メロディアスさとハードさが絶妙です
キャッチーな歌メロも映える
男前な一曲です


WILDFIRE - Summer Lightning - Natural Selection ★★★ (2012-01-23 02:20:59)

力強さと哀愁具合が程よく溶け合い
メタリックにハードに迫ってくれます
地味目な曲ですが
歌メロもリフも大好きです


WILDFIRE - Summer Lightning - Nothing Lasts Forever ★★ (2012-01-23 02:35:35)

メロディアスだしキャッチーなんだけど
晴れやかな青空は見えてこない
爽快さは英国的ですね


WILDFIRE - Summer Lightning - Passion for the Sun ★★★ (2012-01-23 02:27:11)

どこか煮え切らないメロディ
でもそこがこの湿り気こそ英国しています
全体の雰囲気も歌メロも好きですよ


WILDFIRE - Summer Lightning - Screaming in the Night ★★★ (2012-01-23 02:30:04)

テンポアップするところが好きですね
ソロ前のハーモニーもいいですね
メロディアスに絡むツインギターに悶絶です


WILDFIRE - Summer Lightning - The Key ★★★ (2011-12-14 04:45:17)

適度な疾走感と
ツインギターが奏でる魅惑のメロディ
その美しさとロック然としたハードさに魅了されます
甘くならないハードなアレンジが聴いていますね
国内盤が出ていれば評価も違ったでしょう


WILDLIFE - WILDLIFE ★★★ (2014-07-15 18:41:06)

「ロックバンドは8ビートが基本だ」友人が僕に口癖の如く言い放った言葉を思い出します。シンプルな①を聴き彼の言葉を思い返し夏になると聴き返す一枚。FMのオーヴァーランド兄弟にフィル・スーザン、ドラマーはバットカンパニーのサイモン・カークとテクニシャン揃い、そんな彼らが教則本のようなしっかりとしたプレイを聴かせ、バンド結成まもない僕らの手本となるよう友人が僕らに渡してきた思い入れの強い一枚。とにかく①を覚えさせられた事は忘れなれない思い出ですね。スティーブ・オーヴァーランドのマイルドでソウルフルな歌声の旨味は相当なもので、派手さのないシンプルな楽曲の中で柔軟な歌唱スタイルを披露しフロントマンとしての重責を見事に果たしております。とにかく上手い、難しい事はやっていないが、堂々とした凄みが伝わり纏まりがハンパない。ハードさも薄くソフトケイスされた歌モノかもしれませんが、リラックスしたムードと上手い歌があれば構いません、ズッシリと響く熟練のビートはサイモン・カークのなせる技でしょう。シンプルな楽曲も耳を澄ませば聴きどころも満載で小技が効いた演奏とアレンジの妙味に唸らされつつ、熱い夏を乗り切りたいですね。青春時代の1ページを飾るにはマイナーすぎる彼らを友人が強く紹介してくれたのかは謎ですが(そりゃ初めてバンドを組んだ時にコピーした曲がWILDLIFEなんていっても誰にも通用しないし、やらんでしょ。)激しいだけではない音楽の見識を広めてくれる事に強力してくれた思い出の強い一枚。ブルージーすぎない歌モノ路線が好みの方にはおススメできますね


WILDNESS - Wildness ★★★ (2021-08-17 17:52:50)

北欧からやってきた若手AOR系のハードサウンドを信条とするバンドの1st。レーベルはAOR Heavenときていますから、出ている音も想像がつきますね。
期待を裏切らないフック満載の叙情派メロディの数々、どこかで聴いた事あるなぁと思ったらすぐに撤退するべしな、お約束サウンドが満載の為、この手のスタイルに理解がないと厳しいが、マニアならば安心して手が出せるサウンドである。真っ先に思い出すのはH.E.A.TやHOUSTONと言ったところなのですね。
類型的な楽曲をお手本通りの料理、その堅実な守備範囲に遊びは少ないが、彼等は自分たちのやりたいことに真摯に向き合い新しい道筋を立てようと努力している。少々、型にハマった歌い方に堅苦しさを覚えるが、新人シンガーながら大役をこなし、この瑞々しい愁いのある北欧ハードポップブランドの看板を守ってくれた。

甘い曲が続き飽きてきたなぁと思ってきたら⑥みたいなハード目の曲を放り込み楔を打ち込む展開も新人とは思えない手法を披露。こういう聴き手の心情を理解できる構成にも、このバンドの可能性を感じますね。歌モノマニアならば手を出しても損はしないでしょう。また敬遠しているヘヴィメタル侍には、癒しのサウンドとして時には刀を下ろして欲しいですね。


WILDSIDE - Under the Influence ★★★ (2021-10-24 13:05:05)

ワイルドサイトといういかにもなバンド名、そのイメージを具現化したようなサウンドなのだが、これが以外に口当たりがよい。確かにバットボーイズ系の匂いがするのだが、ゴールデンタイムのドラマに出てくるような不良学生感が漂い全然悪じゃないのがポイント。計算されたハードサウンドと売れそうな空気、なにより洗練された作りはメジャー資本のハード系でしか成し得ない物であり、その質の高さと練り具合に唸らされる。曲の良さを壊さない堅実な演奏も相まって視聴感は上々でしょう。歌い手も、少し声色を変えてアクセル・ローズっぽさも出たりする瞬間があるのだが、個人的にはキャッツインブーツで歌っていたシンガーを思い出しました。ほかにもドンピシャでスティーブン・パーシーだったりするんですが、SKID ROWあたりを想起させるようなナンバーも出てきたりと、メタルバブル最終兵器と言った様相を呈しているのが今となっては新鮮です。
リリース時期もありイマイチ認知度が高いと言えない彼ら、あの時代の音を懐かしみたい、あるいは興味があるという若い人にもトライして欲しい一枚ですね。昨年、再発されましたので視聴環境は良いかと思いますよ。


WINGER - IV ★★★ (2017-01-29 20:17:09)

個人的には実力派集団が売れる為のアイデアを持ちわせ結成されたバンドだと思っている。1stでは、そのアイデアを存分に反映させ売れっ子プロデューサー、ボー・ヒルの力も借り、洗練された極上のメロディックロックサウンドで多くのファンを獲得。ある意味、90年代に向けてアメリカンロックのあり方の一つを提示したバンドだと思っているのですが、その器用さが裏目に出たのか3枚目のアルバムで予想とは違う結果となり徐々に失速、シーンの新たなる潮流にも飲み込まれ解散。そして知らないうちに再結成を果たしていたのですが、今作は2006年と言う時代性を巧みに飲み込んだ大人のロックサウンドを披露。往年のヒット曲『Miles away』や『Seventeen』路線の華やかで即効性の高いロックサウンドとは違う方向性に舵を取っており、実に地に足のついたパフォーマンスで魅了、全編にわたりフックに富んだメロを歌うキップ節を堪能できる仕様にもなっていますが、手抜かりのない玄人好みのアレンジを張り巡らしたシリアスな曲調は、聴きこむほどに新しい発見もあり、実に奥深いポップロックアルバムを仕上げてきたなぁと感心しますね。
とくに⑤を初めて聴いたときはハードさと疾走感も上々に、こういう曲をやるバンドだったんだぁと驚いたものです。作風的にも古臭さは皆無、今聴いても遜色のない普遍的な音楽性は、紆余曲折を経て辿りついた等身大の姿として色あせる事無く光り輝いています。コマーシャル性を取り込みつつも緻密なアレンジが冴えわたる、緊張感溢れる作風故に、往年のシングルヒットが好みの人には辛いでしょうね。ハードな⑤、展開のある⑥、そしてシリアスなムードたっぷりのバラードタイプの⑦の流れはいつ聴いてもグッと引き寄せられますね。ヘヴィな⑨も、新生ウィンガーの魅力を雄弁に物語っていますよ。


WINGER - Winger ★★★ (2014-12-21 15:40:47)

メタルバブル全盛といいますか、一つの象徴のようなサウンドが印象的な1988年リリースの1st。アリス・クーパーのツアーで鍛えられたキップとポール・テイラー、スタジオミュージシャン上がりのレブ・ビーチにロッド・モーゲスティンの4人からなる実力派集団が、売れっ子プロデューサーの力を借り世に出たわけですが、鍛え抜かれたテクニックを余裕で楽曲に反映されつつも、非常に滑らかで耳触り良く聴かせる事に従事しており、どんな音が売れるかを知り尽くしたボーヒルの力とミュージシャンとしての洗練度が見事に合致、独特の運指によるタッピングは勿論、卓越したテクニックは当時のギターキッズの話題をさらったレブ・ビーチに、粘りのある艶やかなドラミングが絶妙なグルーブを生み出すロッド、セクシーな歌声とルックスが話題をさらった苦労人キップ・ウィンガー、一聴すれば流れていきそうなメロディの中でも存在感を発揮するキーボードのポール・テイラーと技術的に申し分ないメンツが、華麗なステップを刻む軽やかなメロディに、惜しげもなく技巧的なプレイを押し込み、サラッと聴かせた事が最大の聴きどころ、ある意味装飾過多なバブルサウンドなんですが、テクノロジーだけで収まらないミュージシャンとしての力量が溢れており、ゴツゴツとしたロックサウンドが根底にあるからこそクールでオシャレな志向のポピュリズム溢れる音になるのでしょう。時代的にもやり過ぎ感はハンパないのですが、今でも二年に一回は通して聴く一枚です。


WINGER - Winger - Headed for a Heartbreak ★★★ (2014-12-21 15:20:57)

売れるなぁ
売れるよなぁ
よう出来てるわ
そんな練り上げられた一曲です


WINGER - Winger - Hungry ★★ (2014-12-21 15:11:35)

ボーヒルですね
上手いバンドです
シングル向けの一曲


WINGER - Winger - Madalaine ★★★ (2014-12-21 15:09:32)

90年代を見据えた洗練度の高いポップソング
嫌味にならない技巧を加えた点が見事


WINGER - Winger - Poison Angel ★★★ (2014-12-21 15:19:16)

ノリの良い一曲
軽快だしグルーブ感も心地よい
やはり上手いね


WINGER - Winger - Purple Haze ★★★ (2014-12-21 15:16:24)

セクシーな歌声が印象的です
流石はセックスシンボルに祭り上げられた男だ
オリジナルよりカッチリと聴かせていますね
テクニックのあるメンツが遊んでいますよ
上手いわ


WINGER - Winger - Seventeen ★★★ (2014-12-21 15:13:57)

派手目のソロも印象的です
技巧派集団がたんなるポップソングに聴かせない小技がニクい
狙い過ぎだけどね


WINGER - Winger - State of Emergency ★★★ (2014-12-21 15:17:55)

ウィンガーらしいアレンジが冴えているポップソング


WINTERS BANE - Heart of a Killer ★★★ (2014-11-22 16:07:26)

オハイオ州はアクロン出身のルー・セント・ポールが中心となって結成されたUS産の正統派HM/HRバンドが1993年にリリースした1st。Voがティム・リッパー・オーウェンズと言うのが話題でしたね。そんなネームバリューに頼らなくとも作品時代に魅力があり、ザクザクと刻まれるメタリックなリフワーク、ダークでシリアスな作風の中に叙情的なフレーズを持ち込むセンス溢れるギター、息苦しい閉塞感とは無縁の楽曲は王道を押さえ華々しい魅力に溢れており、複雑な展開にドラマ性を配した楽曲とガッチリ噛み合い完成度の高さは相当なものです。ロブを彷彿させる若々しい歌声を披露するリッパーのパフォーマンスは勿論ですが展開に合わせ流麗なソロやテクニカルなフレーズを紡ぐギターのセンスは素晴らしく、果てはソリッドなリフワークと変化自在のギターワークを軸に強烈でプログレッシブなパワーメタルサウンドを轟かせてくれます。SEやキーボードも巧みに使いストーリー性の高さや物語の進行に対する取り組み方も上手で密度の濃い楽曲の持つ深みは滋味ですよ。US産らしく湿り過ぎないパワーメタルサウンドは、けして難解ではないのでスッと聴けるのも好印象でしたね。


WINTERS BANE - Heart of a Killer - Wages of Sin ★★★ (2014-11-22 16:09:50)

ミステリアスなムード漂う出だしがイイですね
そこからヘヴィになだれ込むのもカッコいいです
伸びやかな歌声と柔軟なギターを軸に聴かせてくれますよ


WIRED ★★ (2008-05-12 03:52:00)

1stアルバムは欧州産のメロディアスなHM/HRサウンドを聞かせてくれます。2ndはVo名取のハスキーな声質を活かしたストレートなHRサウンドに変貌を遂げました。音楽性は違えど実力のある四人編成のバンドです正統派のサウンドが好みなら楽しめるかと、個人的には1stのほうが好きです
定かではありませんがギターの方は女性Voのプロジェクトで成功したはずですが思い出せません。


WIRED - Catch ! ★★★ (2023-05-18 11:51:55)

2枚目のアルバムレビューしたんだけど項目すらないな?なんでだろう?サーバーのメンテとかで吹っ飛んだかな?
一作目はワリと欧州風味のメロディアスなメタルサウンドを披露、2作目はロック色を強めたオーセンティックな味わいを増強、その分、地味に写ったのだが時代の流れもあったろう。
そして勝負の3枚目なんですが、これが絶妙なバランス感覚で勝負を掛けてきた。ある意味、1枚目と2枚目の合間を縫うようなスタイルだが、それ以上に洗練度を上げ粒立った楽曲はどれもが焦点が絞れ何を聴かせたいか明確な意図を感じる。それはオープニングナンバーから炸裂、メロディアスに拘りを起きつつも多様性のあるハードサウンドを演出することでアルバムにメリハリが出来ている。
本格的なメタルソングも素晴らしいが、跳ねるリズムとキャッチーな歌メロが耳を惹く『Love comes through your mind』などをやり切れる器用さがバンド最大の売りだろう。大真面目にやりこんでいるから様になるのである。

とはいえ今作のジャケは問題だろう、ヴォーカル名取りの渦巻きウンコジャケットじゃ、誰も手に取ってはくれないよ(ハクション大魔王か)。2枚目のチンパンジーシンバルもダサかったけど、今作は群を抜いて酷いもんだぞ。どこぞかのレーベルからジャケ差し替えで再発されんかね。
曲は良いんだよなぁ。
このあと、ギターの大上龍さんはアイドル崩れの女の子と、彩 with SUPER VIBRATIONで活動、その後、DIABLO GRANDEと流れるんですけど、曲も書ける腕利きのギタリストだっただけに今は何をやっているんでしょうか?

日本にもフロンティアレーベルみたいなのあれば、こういう人に曲を書いて貰えば良いのにね。狭いシーンで乳繰り合わずに、外部の力を借りるべきだろう。日ハムのユニフォーム問題みたいに古い感覚で議論しても始まらんぞ。


WIRED - Catch ! - Love Comes Through Your Mind ★★★ (2023-07-13 20:56:25)

跳ね上がるリズムで一般大衆のハートを掴みます
ジャンル不問のメロディックサウンド
こういう曲を作り上げるセンスは希有だった
もっと評価されても良いのだがジャケが損している
ライブでも皆がノリノリで盛り上がれる一曲だ
メロディがいいんだよなぁ


WIRED - DISCHARGE ★★ (2007-08-04 06:00:00)

スコーピオンズタイプの正統派のメタルです
少々ダーティーな声質ですが伸びやかで心地よいですね
ギターもテクをひけらかすのではなくツボを押さえたプレイに好感がもてます
普通のメタルをお探しの人は楽しめるとおもいます
因みにセカンドはよりロックっぽくなっています
哀メロナンバーの②泣きのバラード⑦が好きです


WIRED - DISCHARGE - DON'T TWIST ME ROUND ★★ (2008-05-12 03:44:44)

哀愁のあるメロディが耳を惹くヘヴィなミドルナンバー
サビメロが印象的でリズムプレイもクセになりますね


WIRED - DISCHARGE - DOWN TO THE WIRE ★★ (2008-05-12 03:39:06)

適度な重さを伴うノリの良いHRナンバー
メロディアスなフレーズが耳を惹きますね


WIRED - DISCHARGE - JUST ONE MORE TIME ★★ (2008-05-12 03:41:36)

哀愁のパワーバラード
日本人的なワビサビが効いていて良いですね
ギターもテクニックに走る事無くしっかりと聴かせてくれます


WIRED - DISCHARGE - KING OF THE FIRE ★★★ (2008-05-12 03:36:58)

伸びやかな歌声が叙情的なメロディを歌い上げる正統派のHM/HRナンバー ツボを押さえたギタープレイがカッコイイです
バッキングアレンジも見逃せないですね


WIRED - DISCHARGE - SOMEBODY TO LOVE ★★★ (2007-08-04 10:05:36)

欧州産HR
哀愁の胸キュンナンバー


WIRED - DISCHARGE - SOMEWHERE IN TIME ★★★ (2007-08-04 10:09:22)

アコースティックな泣きのバラード
朗々と歌い上げるVoがいいですね


WISHBONE ASH - Coat of Arms ★★★ (2021-03-09 19:49:16)

英国ロックを代表するベテラン中のベテラン。来日コンサートも話題になりましたが、最新作をリリースしてきました。メンバーはアンディ・パウエルしかいませんが、このラインナップでも活動も板についている状態だけに問題は起きないでしょう。パルエル一家も支えアルバムを作り上げているのも安心材料の一つ。
今後の事も考えると、そんなに新作をリリースできるとも思えないので、総力戦で挑んでいるという事でしょうね。

湿り気のある哀愁のメロディは健在、古めかしい曲を今の感性で作り上げ大衆性も完備。順風満帆とは言い難い時代も含め、今作には、それまでの流れを無視していない一貫性のあるアルバムに仕上がっている。
ベテランらしい地に足の着いたパフォーマンスは、若い人にとっては、やや刺激も薄めでしょうが、枯れた味わいだけではない、洗練されたポップセンスとコマーシャル過ぎないロック然とした力感、無駄を排した拘りのアレンジは、このバンドならではの風合に満ち溢れている。

とはいいつつも70年代の味とは別のものと捉えて楽しむべきでしょう。ワタクシはこの路線も支持できますよ。


WISHBONE ASH - Illuminations ★★★ (2018-02-10 15:39:23)

80年代に一旦活動を停止するも復活を果たした英国の老舗バンドが1996年にリリースしたアルバム。メンバーはアンディ・パウエルのみと言う事で、ある意味ソロアルバム的なニュアンスもありますが、彼が居ればWISHBONE ASHといっても過言ではないので問題はないでしょう。
英国風味満点、トラディショナルな響きには、あの望郷心をくすぐる哀愁美が満載。湿り気を帯びた叙情性の高いメロディを軸に、芳醇なメロディを紡ぐ二本のギター、アコギを織り交ぜ多彩なギターワークで聴き手を魅了。往年の空気を再現しつつも古臭さを一掃したサウンドプロダクションは聴きやすさを誘発。メロディ派のマニアならグッとくること間違いなしでしょう。割と長めの曲もあるのですが、難解な要素など微塵もなく、優美な叙情性と言う看板を掲げ、あくまでもムードで酔わせるスタイルをとっているので、AOR系のソフトロックなどが好きな人が聴いても満足出来るでしょうね。
ロックの持つ有機的なエモーション、彼らは熱さよりもクールさなのだが、その往年のブリティシュトラッドロックを極めたアーティスティックな面と、ソフトな歌モノ路線とのバランス感覚と巧みに保つ事で、自らも金看板を守っていますね。


WISHBONE ASH - Number the Brave ★★ (2018-02-10 18:33:52)

バンドの創始者とも言えるマーティン・ターナーが脱退、代わりに迎えられたのが英国ロック界の貴公子ジョン・ウェットンが参加したのがコチラになります。高貴な声の持ち主として知られるジョンが、フォーキーな叙情派ロックサウンドとどのように絡むのかと思ったら、オシャレでファンキーなアメリカンロックの『Loaded 』で幕開けと、随分と肩透かしを食らうのですが、そのノリは結構な勢いで続き③曲目に収録された『Underground』で持ち直すも、オシャレなアメリカン志向のロックサウンドが多く収録されイケそうでイケない気まずい雰囲気になるのですが、だからマーティン・ターナーやめたんかぁとなりましたね。
またジョン・ウェットンよりも他のメンバーも活躍も目立ち、彼が俄然色めき立ったのが自身が提供した『That's That』くらいという仕様にバンドの迷走ぶりを感じずにはいられません。
そういう方向性や立ち位置に嫌気がさしたのか今作リリース後、早々とジョンは脱退。後任にトレバー・ボルダーが迎えられえるとは驚きました。アグレッションやハードさがウリのバンドではないので、ソフトでオシャレなロックサウンドである事に嫌悪感は抱かせないが、英国的な叙情性が薄まると求心力の低下に繋がるのは否めないかと思います。
それでも随所に拘りのプレイも持ってくる辺りには、このバンドの出自が英国である事を誇示していると思いますよ。80年代初頭のニューウェーブな波を意識した作風に時代を感じますが、それ系も気にならない守備範囲の広いロックファンなら楽しめる要素も大きいのではないでしょうか?ハードなモノを好む方にとっては、シャラシャラしたギターが活躍する大半の楽曲に怒りを覚えるでしょう。でも合間にねじ込まれる英国風味が滲み出たロックナンバーに、気分も持ち直すんですけどね。


WISHBONE ASH - Raw to the Bone ★★★ (2018-02-07 19:13:38)

個人的にWISHBONE ASHの音源に初めて触れたのが今作。事前に聞かされていたイメージとは異なるサウンドではあったが、今作が他のカタログと比べると異質な方向性であった事を後に知る事になります。WISHBONE ASHと言えば、トリプルヴォーカルに、湿り気を帯びた哀愁のメロディを奏でるツインリードの調べ、英国風味満点のトラディショナルなフレージングの旨味、それらが幾重にも折り重なり美しくハモるのだが、今作には、そんな要素は皆無。
勿論、英国的なムードも満点だし、ちょいブルージーな要素もあるが湿り気という点も全然違う、またマイルドな感触と明るいポップセンスが前に出た作風に、かつての面影もない、でもこれもWISHBONE ASHという魅力には富んでおり、アンディ・パウエルを中心としたバンドサウンドの新たなる可能性を示唆している。
これも1985年と言う時代の波だったんでしょう、と理解できますが、かつての姿を知る筋金入りのファンからはすこぶる評判が悪かったと言われる一枚ではあります。ワタクシのようなライトリスナーにとっては、ポップな明るさの中にある、英国的な響きに琴線がチョコチョコと触れられる瞬間があり、質の違う湿り気を楽しんでいます。
そして最大の主役は、今アルバムを残してバンドをさる事になったオライアンこと、マーヴィン・スペンスの透明感のあるエモーショナルな歌声を堪能できる一枚として、歌モノロックを愛する方には強く勧めたい一枚ですね。
1985年と言う空気を思いっきり吸い込んだ、ポップでストレートな作風に舵を切った意欲作。バンドの活動に一旦、区切りをつける事にもなりましたが、2枚組で再発も決まった今作。丸ごとアメリカンになった分けではないので(英国的な叙情性のある曲も収録されている)、是非ともトライして欲しい一品です。


WISHBONE ASH - Raw to the Bone - Cell of Fame ★★★ (2018-02-10 15:42:53)

英国的叙情味満点のメロディが華麗に躍動します
オライアンことマーヴィン・スペンスの歌声もバッチリハマっていますね
透明感とハードなロックサウンドが見事に結実しています
ノリのよいグルーブはこのラインナップならではの旨味かね


WISHBONE ASH - Raw to the Bone - Don't You Mess ★★★ (2018-02-10 15:48:00)

WISHBONE ASHか否かは別として
エモーショナルかつ躍動感のあるマーヴィンの歌声に良いしてます


WITCH - The Hex Is On… and Then Some ★★★ (2022-10-24 14:14:48)

ベタなバンド名の為に、世界中に沢山存在するはずである。そういうバンド名も損をしていると感じますが、こちらはカルフォルニアを拠点に活動する硬派なグラム系バンドの音源をまとめたモノ、彼らのキャリアとしては前半に曲順を変え収録されたEP『The Hex Is On』が有名、シングル盤やデモを収録してキャリアを総括しているのだが(EPは別項目があるのであちらで紹介したい)やはり⑪曲目からの変節に触れるべきであろう。
ダークな質感も設えたグラムスタイル、EPのリリースが1985年という背景も読み、そういう音楽性にくみしたのだろうが、スラッシュムーブメントも沸々を火がついていたので、硬派な面を押し出すべきだったというのも作戦もあったろうが、知名度の低さとは合わないほどの力量を感じさせ、ある意味、アメリカンパワーメタル勢にも通ずる力感を有していただけに残念で仕方が無い。
そういうバンドではあったようだが、⑪以降の音楽性は全くの別物だ。

ブルージーさもあるヘヴィなロックスタイルへと変遷、いつの時代の音源なのかと思ったら1996年のモノで、しかもバンド名はGOD BOX、そしてプロデューサーにハワード・リーズを迎えている。
そういう驚きの中で参加メンバーに目を奪われる、まずギターは、あのローワン・ロバートソン、ベースは渋いがフィル・チェン、そしてゲスト参加に⑬でスラッシュ、⑭にはスティーブン・スティーブンス、さらに⑱ではクリス・ホムルズというクレジットを発見、キース・エマーソンがピアノで⑬にクレジットと、どういう経緯で参加したのかは興味深いが、マニアにはチョイと無視できないメンツであろう。
L.Aムーブメントに乗り切れなかったバンド。硬質な歌声をどう生かすのか?主役であるピーター・ワビットさんの男臭い歌声は、硬軟交えた楽曲の中で多彩な表情を見せていただけに、どこかでハマれば成功した可能性はあったと思う。GOD BOX時代にも初期に通ずる魅力は沢山発見できる。

やはりEPだよなぁ。あそこでもっと方向性を絞れたら違う道もあったろうになぁ。デモやシングルと内容は悪くないだけに、遅きに失する印象は否めなかった。こういうマイナーロックバンドの探求もメタル道の楽しみであると思う身にはたまらんものがありますね。


WITCH CROSS - Fit for Fight ★★★ (2015-02-14 21:58:08)

デンマークの5人組による1984年リリースの1st。昨今の正統派メタルリバイバルブームに乗り彼らも2013年に新作をリリース。そして今作を往年のデモと一緒にした4枚組LPで再発した兵。結局、今作はCDで再発されたので即購入(2000円以下だもんね)NWOBHMの影響下に繰り出される欧州産ならではの湿り気と甘さを含んだメロディが新鮮に響き、青臭い硬さはあるものの、なんとも言えないこの時代ならではのタイム感が懐かしくマイナー調の独特の世界観が滲み出る適度な重さとハードさに加味されたキャッチネスぶりに胸が焦がれます。テクニックにおぼれる事無くツボを押さえたギターも聴きどことだし、元気溌剌オロナミンCなドラミングも何気に耳を惹きますが、情熱的で冷ややかな叙情派サウンドを構成した楽曲が最大の聴きどころでしょうね。にしてもまだ見にぬ名盤は本当にありますなぁ。


WITCHFINDER GENERAL - Death Penalty ★★★ (2014-08-03 14:21:17)

サバス直系のNWOBHMバンドが1982年にリリースした1st。バンドの生命線とも言うべきリフワークやソロを奏でるフィル・コープが肝、適度な重量感と疾走感もキンキンと金属的な響きを持ちながら妖しげに熱を帯びたさうんどメロディを聴かせており、アイオミ風なギターとの相性も上々で見事な個性として輝いています。シンガーのジープ・パークスの声質にオドロオドロしさや重みがなく、軽やかなロックシンガーなので肌触りの違いにサバスと差別化も計られておりし、かつてはクローンバンドと叩かれたのですが一癖も二癖も違う印象を与えてくれるので猥雑で臭気漂うアングラな世界観を醸し出すNWOBHM風のサウンドにマニアならずともくすぐられる要素も強いでしょう。7曲入り30分、ランニングタイムも短いのでスッと聴けますので一度は試してもらいたい一枚です


WITCHFINDER GENERAL - Friends of Hell ★★★ (2014-07-21 13:20:23)

1983年リリースの2nd。所謂サバスとも比較される80年代型のドゥームサウンドを披露、80年代的なだけに本家よりも小気味よく進みダークでオカルティックな要素も強く場面展開の多い楽曲は聴き応え十分、この手のサウンドにしてはやや深みに欠けるのもNWOBHMなバンド群ならではの味わいでしょう。魔女狩りを思わせるジャケットも乳を放り出した女性が登場したりとチープさがカルト性を帯びたマイナーサウンドと相まって悪ふざけ感も倍増、そこになんとなくのめり込めず、丸でサバスのパクリ見たいな音で好きになれないと言われそうですが、それだけでは片付けたくない良質なアイデアがつまっており聴きこむほどに味わい深くなるから不思議です。英国らしい湿り気を帯びたメロディとアングラ臭漂う地下室サウンドがお好みの方は手を出す価値は大いにありですよ


WITCHFINDER GENERAL - Live '83 ★★★ (2023-04-02 09:41:02)

2006年に突如世に出た幻のライブ音源、マスターテープの問題があり、商品化が難しいと言われた曰く付きの珍品が世に出ましたね。
ドロドロとした黒く濁った感性が押し出される禍々しい暗黒サウンド、そのウネリのあるグルーブと刺激的なサウンドは、初期型サバスに通ずるモノがあり、ドゥーム系を好むマニアにはウケも良いでしょう。
速いのキャッチーの雑誌の評価がどうのこうのと、薄口ベテランメタラーなど一切寄せ付けないガチンコな空気、オジー・サバス直系のサウンドには必ず一定の需要があるかと思います。
良くいるでしょう?オジー・サバスはメタルの元祖だとか、雑誌に書いてあることを恥ずかしげも無く言う奴ね。そのくせ、他にどんなドゥーム系あるんですか?と質問しても何にも答えられない、挙げ句はサバスは別格だで終了。
首蹴ったろか!である。

生々しい実況録音盤、ミスは多いし音楽性以上に怪しい場面も多い、でもそこが手直しなしのライブだと言いたい。
そういう追体験を所望するリアルなメタルマニアにとっては、ありがたい一枚でしょうね。


WITCHFYNDE - Cloak & Dagger ★★★ (2021-02-09 18:40:11)

ワタクシのWITHCHFYNDE初体験はシンガーがルーサー・ベルツに交代した今作でした。
悪魔的な禍々しいジャケと勝負の3枚目、それが理由で友人から借りたのだが、その時は既に4枚目のリリースしており、彼等の代表作は1stだというアドバイスも頂いたのですが、ここは先入観無しでいきたいのでファーストインプレッションでいきましたよ。
どこかオカルトテイストの漂う神秘的なサウンド、その手のロックとは親和性の高い湿り気のある伝統的英国ロックの響きが心地よく共鳴。NWOBHMということで、もっと荒々しい厳ついサウンドを想像していたのですが、思いのほかポップフィーリングを生かしており音楽性の懐は深い。
シンガーもハルフォード+キングダイアモンドな高低を生かしたシアトリカルな歌声を披露し、このサタニカルなホラーサウンドを演出している。
バックのメンバーに陰りは見えない、自らが進むべき方法論を踏み外すことなく音楽性を広げているアイデアは非難されるようなものではないだろう。
しかし、暗黒成分が薄まったという意見を無視することは出来ませんので、その辺りが評価を大きく分けるでしょうね。

個人的には、初めてのWITCHFYNDEなんで思い入れが強く大好きな一枚なのだが、この煮え切らない湿度の高いメロディと、ダークテイストは初期型JPに通ずるものも多くあり、ミドルテンポ多めのじっくり聴かせるサウンドは即効性は低いが聴き込ませる味わいはあると思いますよ。
入門編とは行きませんが、伝統的な英国ハードサウンドの系譜に連なる一枚であることは間違いありません。


WITCHFYNDE - Cloak & Dagger - Cry Wolf ★★★ (2021-02-09 18:49:16)

リッチーブラックモアも取り上げた
エドワード・グリークの有名な曲を取り上げています
このバンドの音楽性とも合致しており
この試みは成功していると言えよう


WITCHFYNDE - Give 'em Hell ★★ (2021-02-19 17:37:29)

92年に待望の国内盤がリリースされた時の帯び叩きが凄かった。徹底的なサタニズムを追求する、みたいな煽りが大げさだったなぁと思いだします。
そういうイメージが先行するがあまり、NWOBHMムーブメントに乗ってデビューをしたバンドは、ジャケットもドンピシャにハマる仕様であった為に、聴く前から音楽性が決めつけられていた印象が強い。
歌詞など悪魔的なエッセンスも強めなのかも知れないが、英語がサッパリなワタクシには、音そのものでイメージを掴む傾向があるために、このバンドから幾度サタニズムなる音楽性をイメージしない。確かに⑥みたいな曲はあるが、アルバムを通して聴けば⑥は異質に感じる。
このバンドはもっと純度の高い伝統的な英国ロックの系譜に連なるバンドである、ダークな70年代スタイルとハードロックテイストはJP仕込みとも言えるし、サバス的な匂いは少ない。激しいシャウトもダイナミックなヘヴィグルーブも登場しない実にオーセンティックなサウンドです。

この1stはNWOBHM史に残る名盤としばし名前を上げられる機会も多いのだが、個人的には、多様性のあるNWOBHM群の一つとの印象も強く(3枚目から入り一番最後に聴いたアルバムになるのも影響しているかも)、メイデンはおろか、エンジェル・ウィッチやTOPの方が影響力は強いだろうし、SAMSONと同じくらい玄人向けの地味系バンドだと思っている。

なぜ、あの仰々しいサタニズムの追求なる帯びたたきに至ったのかは、音だけでは判断できないが、そういうイメージを持ってバンドの個性を出そうとしたのは間違いない。
ある意味、先行しすぎたイメージで最も損をしたバンドだと思っている。


WITCHFYNDE - Lords of Sin / Anthems ★★★ (2021-02-12 18:22:58)

4枚目のアルバムは我らがMausoleum Recordsからリリースとなりました。恐ろしいジャケットに三匹のオッサンもたじろぎますが、サウンドの方は前作の流れを組むポップな方向性を支持、このバンドらしいオカルトテイストもあることあるが、厳つめのスタイルではなくメロディアスな方向性に傾いている。
強度のあるリフやパワフルさも顔を覗かせるも、どこか中途半端と思わせるスタイルになっているのが残念。良く聴けばバランス感覚に気を使い聴かせる姿勢を取っているだけに、余計にそう思ってしまいます。
仕掛けはあるが妙な明るさがあるオープニングナンバーあたりも、サタニカルなサウンドを期待するとなんか違うになる、その釈然としない思いが全体を包み込み、②などメロディアスかつどんよりメロディが疾走する名曲が登場しても、中途半端さを覆せていないのが惜しいですね。
アルバムは総じて悪くない。メタル界でも語り継がれる最恐ジャケが逆に損していると思いますが、初期のスタイルを上手く変換させたメジャー流、サタニックサウンドの確立に着手した意欲作。スピーディーなナンバーも爽やかすぎるんだよなぁ。怖さ半減の中途半端なホラー映画を見せられた気分になったのは痛かった。
それでも嫌いになれない魅力が今作にはあります。耳が勝手に探しに行くんですよね。良い部分をね。
そういう年季の入ったサウンドを持つブランド力がNWOBHM勢にはありますよ。


WITCHFYNDE - Stagefright ★★★ (2021-02-26 16:49:32)

92年に我が国のみでCD化されたレア盤も存在するNWOBHMバンドの2nd。活動キャリアは70年代の中頃にはありポッと出の新人ではない、それだけにマテリアルもあったのかデビュー作の同年に間髪入れずに世に出している。

オープニングナンバーこそ、オカルト神秘主義をど真ん中で受け止めているサウンドを披露しているが、その要素は徐々に薄れ、③のような軽快なロックナンバーが始めれば、事前に聴いていた話と違うぞという事で戸惑いを覚える。
その要素は、マイナスに働いておらず、サタニズムな歌詞もあるのだろうが(日本人なので英語はわかりません。勿論訛りも何十年聴いてもわかりません)全般的には英国流儀に根差したロックサウンドを踏襲、前作の流れを受け止め幅を広げてきた印象も強く、ヘヴィでダークなオカルト神秘主義に傾倒することなくバランス感覚を用いているのが面白い。

他人からの伝聞なので確証はないのだが、このバンドデビュー時、ミュージックライフ誌のレビューで、リズムもメロディもないヘヴィなバンド、みたいな評価をされたり、悪魔的な紹介をされたと聴かされた。
そういうイメージを抱く人は多く、同じような意見を他所でも聴かされたが、個人的に、そう思ったことは一度もなく、英国的な情緒をふんだんに含み、恐怖を演出するような曲もあるグループだと思っている。
重ねるが、英語の歌詞を理解できないので、音そのもので判断すると、全然怖くはない。ダークな曲調も英国流儀だろうし、70年代のJP的なエッセンスの方が強いと思っている。確かにサバス的なアプローチもあることはあるが、その影響を表に分かりやすく出しているわけでもない。
何故、当時、悪魔だ徹底的なヘヴィネスを極めたと呼ばれたのかは疑問だが、そういう見地からいけば、今作は方向性を変え大胆に攻め込んだアルバムに映るだろう。
現代的な解釈でいけば、古典英国ロックの純然たる系譜に連なる一枚以外の何物でもない。

玉石混交、百花繚乱を極めたNWOBHMムーブメント、付和雷同することなく多様性を孕んだシーンを楽しんで欲しい。百鬼夜行の如き群れを成す、多くのバンドたちの夢の跡を辿るのも面白いですよ。


WITCHFYNDE - Stagefright - In the Stars ★★★ (2021-02-13 18:05:25)

1stが出る前にシングル盤としてリリースされている一曲
爽快感もあるが
どんよりとした英国風味も出ている
このバンドらしい味わいがある
ポップでキャッチーなのに
根暗なアングラ臭こそ英国だと思うマニアならグッとくるでしょうね


WITCHFYNDE - Stagefright - Moon Magic ★★★ (2021-03-01 19:12:34)

ロマンですね
どこか神秘的にも聴こえます
このバンドの本質はコチラの路線なのかもと思えます
アルバムの中で一際異彩を放つ一曲


WITCHKILLER - Day of the Saxons ★★ (2016-01-11 12:59:50)

カナダはオタワ出身の4人組による1985年リリースのEP。メタルブレイド発らしい硬派な正統派サウンドを披露、後にSPVからオブセッションの「Marshall Law」とカップリングでCD化されたりと(メタルブレイドからもCD化されています)、音楽性の類似点も高く、その筋のマニアならグッとくること間違いなし、シリアスでダークな重ぐるしさと疾走感を生かした「Day of the Saxons 」等は彼らの代表曲でしょう。もう少しキャッチーな分かり易さでもあれば一見さんにも優しいのですが、こういったサウンドを目指すバンドの美点は生かされているし、俺たちはメタルが好きなんだという空気感が何とも言えぬニュアンスを醸し出していますね。音質の悪さが平坦な流れを生み、ともすれば流れて行きそうになるのですが、マニアには強く訴える何かがあるように思いますね。


WITNESS - Witness ★★★ (2021-12-30 15:17:58)

女性シンガー、デビー・デイビス擁するアメリカンメロディアスハードロックバンドが1988年にリリースしたフルアルバム。作品はこれで終わったので知る人ぞ知る的な存在なのだが、ハッキリ言うとバンド感が全く漂わない。外部ソングライターの曲ばかりだし、参加メンバーにニール・ショーンやブラット・ギルズ、スティーブ・スミスといった名前もあり、もはや誰がメインのバンドなんだと訝しむラインナップ、デビー嬢を売り込むバンドなのかなぁと思ったりもするのだが、一応バンドのギターとして名を連ねるのはデイモン・ジョンソンである、デイモンと言えばBlack Star Riders、Thin Lizzyでギターを担当したし、幻の3枚目のアルバムを作るもお蔵入りしたDamn YankeesやAlice Cooperとのお仕事でも知られる実力者、さらにキーボードのジョーイ・ハフマンの後に成功者となる人物だったり、バンドとしてのポテンシャルはけして低いモノではなかった、それだけにカヴァーソング集みたいな作風に落ち着いたのがチョイと残念である。
しかし、逆を言えば粒だった楽曲はどれもが魅力に溢れており、ポテンシャルの高さを証明しているのだから皮肉なモノである。唄モノやメロディアスなサウンドが好物の方は必ずや楽しんでもらえる一枚でしょう。よそ行きとは言え全曲捨て曲無しの名盤と呼べる内容なんですよね。
このグループの魅力はハードな質感を残していること、リズム隊もしっかりしているしギターもハードワークな面をキープしている。豪華ゲストに目が眩まなくても十分にやれるバンドでした。もう一枚聴きたかったなぁ。そしてアメリカのバンドはレベルが高い。


WITNESS - Witness - You're Not My Lover ★★★ (2021-12-30 15:22:57)

ダルトンの曲として知られていますが
この曲のクレジットが凄い
Captain Kiddことジョン・ボン・ジョヴィ
The King Of Swingことリッチー・サンボラ
そしてデスモンド・チャイルドの3人で共作した一曲
悪いわけがありませんよね
耳を惹くフック満載のメロディと華麗なコーラスワーク
絵に描いたような売れ線ハードポップナンバー
女性シンガーの方がフィットしていますよね
もっと売れて良いし認知されるべきグループだったと思うなぁ


WIZARD - Bound by Metal ★★ (2011-01-12 19:35:44)

愛するべきB級感満載
ドイツ産正統派メロディックパワーメタルバンドの3rd
イマイチな演奏、たよりげのないVo、低予算な臭いがする音質と気になるところは沢山ありますが
そんなことはどうだっていい!どこを切ってもメタルな世界観に魅了されるのです
引き合いに出すならMANOWARの男臭さでしょうね
ツメの甘さも僕には愛すべき長所
1999年にこの手のサウンドを叩きつけてきた気概に男泣きです
ファンタジックな世界観も暑苦しい男臭さに染め上げ
やや一本調子ではあるが疾走感のあるサウンドはメタル魂を鼓舞し続けるでしょう
あら捜しは厳禁、時には愚直なまでの絵に描いたようなHM/HRサウンドに身を委ねたいものです


WIZARD - Bound by Metal - Bound by Metal ★★★ (2011-01-12 19:44:23)

アルバムのタイトルトラック
高揚感のある勇壮なメロディが印象的ですね
ドラマ性のあるミドルナンバー
じつに清清しいアレンジです
叙情味溢れる欧州産ならではフレーズも効いています
皆で肩を組みコブシを振り上げたくなります


WIZARD - Bound by Metal - Dark Wings ★★★ (2011-01-12 19:39:35)

キャッチーなメロディ
ツインギターのハモリ
僕は大好きですよ
イマイチ乗り切れないリズムも許します


WIZARD - Bound by Metal - Hammer, Bow, Axe and Sword ★★★ (2011-01-12 19:27:26)

B級感満載
ファンタジックな世界観を男臭さで覆い尽くしています
イモ臭さは最大級の褒め言葉
剛直な展開
タイトルを連呼するコーラスに目頭が熱くなります


WIZARD MASTER - Phasmatis ★★ (2022-07-24 12:12:29)

アルバムジャケットを見ているだけで音が聞こえてきそうです。イタリア産のスラッジ/ドゥームロックバンドによる1st。ファズの掛かった汚らしいギター、地ベタを這いずり回る酔いどれヘヴィグルーブ、その筋のマニアならばクラクラと目眩を起こしそうになる、陶酔感の強い音楽性を踏襲しております。ある意味、定番であり個性は見出せないのだが、70年代イタリアンホラー言いたくなるような、血糊べっとりのジャーロ映画路線を展開、胡散臭さがスタイリッシュに錯覚させる、狂気と何者も寄せ付けない疎外感、心理に侵食する偏執病的な音色に定番を見つける事が出来ます。
闇にうごめくカルトヘヴィロック、その押しの強いリフワークに似て非なるセンスを垣間見ます。まぁ、個性は薄めなのがドゥームあるあるなんですけどね。


WO FAT - The Black Code ★★★ (2014-08-26 20:04:29)

テキサス出身のトリオ編成によるストーナー系のバンドが2012年にリリースしたアルバム。全5曲46分のボリュームに慄きますが、頭をグルグルと駆け回り吐きそうなるくらいローファイサウンドが弾け出すグルーブは好きものにはたまらんでしょう。下品極まりない歪みを効かせたえげつなさも、ウネリを上げる泥臭くヘヴィなリフワークも延々と続く熱の籠ったフリーフォームなプレイも相当な気合いの入りよう、砂埃を上げながら地鳴りの如く響き渡るリズムプレイの生々しいドライブ感に酔いどれ気分も満載と、アメリカ産らしいベッタリと塗りつぶした暗黒面はありませんが、乾いた音像が激しい衝動性と供に豪快に吠えていますね。子供っぽい分かりやすさは皆無ですがへヴィでサイケでブギーな懐古主義で終わらない2000年の70年代風サウンドを前に理屈抜きで楽しみたいです。


WOLF - Count down ★★★ (2023-02-09 00:30:39)

ライブ会場で限定配布したウルフ幻のシングル。勿論CD化などありません。
この一曲のみです。いやー遂に手元に音源がきましたね。この出会いは感動ですよ。
関勝美、山波孝至のリズム隊が最後に残した音源というのも激レアですが、メロディアスなミドルナンバーというのも美味しい。相変わらず松本が歌うメロディラインが凄くエエのよね。
そろそろ、インディーズ界に残した2枚のアルバムを再発して欲しいねぇ。勿論、この曲をボートラでね。


WOLF - Roll over ★★ (2007-08-04 11:01:00)

デモテープを集めてCD化した作品です 彼らの魅力を余す事無く伝えた名盤です
第一期メンバーの楽曲の方が充実しています 因みにベースの関勝美は現在jill'projectoで活躍しています 様式美マニアは共に要チェックですよ
彼らの代表曲でもある疾走ナンバー⑤泣きのパワーバラード⑥これは松本無しには成立しない名曲です!ギターソロも泣きまくりです!!ギターソロがら始まる⑦ リリシズム溢れるキャツチャーな唄メロが魅力の⑩ これまたノリのいい② スピーディーな③
と魅力的な楽曲が目白押しです 正直全曲オススメ 様式美マニアならマストアイテムだと思います


WOLF - Roll over - Anyplace ★★★ (2008-03-04 06:42:24)

メロディアスかつキャッチャーな哀メロナンバー
叙情的な黒木のテクニカルなギタープレイが素晴らしい
サビで聴けるギターハーモニーの美しさにうっとりです
エンディングまで聞き逃せませんよ


WOLF - Roll over - Bule Flyer ★★★ (2008-03-04 06:51:19)

キャッチャーなメロディと適度なパワフルさが程よい様式美ナンバー 松本の伸びやかな歌唱を活かした名曲です。
水戸黄門の印籠の如く待ってましたと掛け声を掛けたくなる黒木のスリリングなギターソロに悶絶です。この高揚感のあるナンバーたまりません


WOLF - Roll over - Cry of Silence ★★ (2008-03-04 07:04:04)

パワフルかつストレートな様式美ナンバー
泣きの疾走感がカッコイイです
楽曲に埋もれることの無い歌があるから様になっているのです
日本人云々で彼らが無視されているのなら残念です
是非とも聴いてもらいたいですね


WOLF - Roll over - Gettin'high Through the Night ★★★ (2008-03-04 07:01:00)

ノリの良いグルーブ感のあるミドルナンバー
こういったナンバーをさらりとカッコよく決めてくれる彼らの演奏レベルの高さに唸らされます
松本の独特の節回しも様になっていてカッコイイですね


WOLF - Roll over - Realize ★★ (2008-03-04 06:47:02)

哀愁のミドルナンバー
松本のメロウな歌唱が実に素晴らしい


WOLF - Roll over - Standing with Shout ★★★ (2008-03-04 06:56:22)

パワフルかつメロディアスな様式美ナンバー
スリリングなインスト陣のプレイがカッコイイです
初期の臭いを残すギター弾きまくりの名曲ですね
確かに西川のベースラインは印象的ですね


WOLF - Roll over - Stay Close Tonight ★★★ (2008-03-04 07:08:26)

松本の憂いを帯びた歌声を活かしたメロウなミドルナンバー
メタル然とした力強さを失っていないのが秀逸ですね
サビメロの美しさにほろっとさせられます
黒木が速いだけのギターリストではに事を知らしめるに充分なエモーショナルな泣きのギタープレイが堪能出来るのが聴き所か?
個人的には松本の唄に惹かれますね


WOLF - Roll over - The Shadow of a Shade ★★★ (2008-03-04 06:38:33)

欧米諸国の速弾きブームに応呼する様に日本からも沢山のギターヒーローが現れたのですが、テクニックのみならずメロセンスやリフの構築美等で他のギタリストとは一線を画す黒木政彦のギタープレイが堪能出来る初期ウルフの代表曲です。強引なまでの弾きまくりが単純にカッコイイパワフルなウルフ流の様式美サウンドが凝縮された攻撃的な疾走ナンバー
このサウンドに負けじと対峙する松本龍以の存在感は見事だ


WOLF - Some Asupects of the Moment ★★ (2007-08-04 10:47:00)

wolfのインディーズから出た1stフルアルバムです
リズム隊が西川健と堀江睦男に代わり制作されました
ここでも主役はVoの松本だと思います 英詩の乗せ方が気にはなりますが
見事な歌いっぷりです 唄メロも魅力的で彼独特のセンスが伺えます
メロディアスな⑤は西川作でいままでに無かったタイプの曲だし
ノリのいい⑥ 泣きのパワーバラード④ 彼らならではの様式美ナンバー⑩がオススメ
レインボータイプの音楽が好きな人は聴いて損はしないと思います


WOLF - Some Asupects of the Moment - All is over ★★★ (2008-02-26 03:49:52)

エモーショナルな泣きのギターと
松本のメロディアスな歌唱が絶妙なバラード
この適度な湿り具合がたまりません


WOLF - Some Asupects of the Moment - Beyond the Horizon ★★★ (2008-02-26 03:30:06)

メロディアスな歌唱が印象的な様式美ナンバー
相変わらず松本の唄は素晴らしいですね
スローダウンしてからのマイケルシェンカー風のギターソロがカッコイイです


WOLF - Some Asupects of the Moment - Fighting Distraction ★★ (2008-03-02 14:39:07)

憂いのある歌声とキャッチャーな唄メロが耳を惹く様式美ナンバー メロディアスなギターソロとリフの構成が美しい


WOLF - Some Asupects of the Moment - I Spend a Lonely Night ★★ (2008-02-26 03:36:36)

哀愁のパワーバラード
黒木の泣きのギターも良いけど
やはり正統派は唄が命
叙情的なメロディを情感を込めて歌う様が見事な一曲です


WOLF - Some Asupects of the Moment - Impression ★★★ (2008-02-26 03:43:39)

メロディアスな疾走ナンバー
松本ならではの唄メロが印象的です
高揚感のあるギターソロも良いです


WOLF - Some Asupects of the Moment - Never Surrender ★★★ (2008-02-26 03:52:58)

叙情性を兼ね備えたパワフルな疾走ナンバー
やはり松本の歌唱は素晴らしく
一聴してわかる独特のメロセンスが印象的です
メロディアスなフレーズを攻撃的なギターが奏でる
様にグッとくるものがあります。


WOLF - Some Asupects of the Moment - Nobody's Going down ★★★ (2008-03-02 14:42:57)

ノリの良いシャッフルナンバー
松本の湿り気のある唄がカッコイイです
黒木のギターも速さだけではないと言う所を魅せてくれています


WOLF - Some Asupects of the Moment - Ray-na ★★★ (2008-02-26 03:41:14)

ベース西川のペンによる歌謡テイスト満載の叙情的ながらもキャッチャーさを兼ね備えている
彼らの新しい魅力を伝える一曲です
こうした曲も根っこにHM/HRがあるから様になっているのです。
松本は本当に唄が上手い


WOLF - Some Asupects of the Moment - Run to the Light ★★★ (2008-02-26 03:33:44)

松本の憂いを帯びた歌唱をいかしたメロウな様式美ナンバー
今アルバム全体に言えることですが松本の唄をメインに制作されていて黒木のギターはここぞと言う時に出てきます
この曲で聴ける爽やかなメジャー感のあるソロプレイには驚かされました。彼らの新境地をうかがわせる一曲です。


WOLF - Some Asupects of the Moment - Star Light ★★★ (2008-02-26 03:47:51)

哀愁のある叙情的な様式美ナンバー
憂いを帯びた松本の歌唱が絶品で
日本人的な甘さのあるメロディを
しっかりと歌いきっているのが印象的です
ソロも良いけど
エンディングで聴けるフィーリングを失わない
メロディアスなギタープレイもカッコイイです


WOLF - Wolf ★★ (2007-08-04 10:34:00)

パワフルな正統派のHRバンドの記念すべき1stミニアルバム
マイルドな中音域を生かし朗々と歌い上げる松本とテクニカルなプレイが売りの黒木政彦の二人が中心の様式美バンド
黒木のギターは速弾きだけのテクひけらかしタイプではなく
扇情的なメロディの構築が上手いメロディメイカーだと思う
なんと言ってもwolfの最大の魅力は松本の唄だと思う ハイトーンで逃げる事無くキッチリと歌う様は見事 是非再結成してもらいたいバンドです
2003年にビクターから待望のCD化再発に思わずガッツポーズが出ました
これで彼らの名曲flying higherを聴くのにビデオを再生させずにすむのだから
デビュー当時はガンズやモトリーが全盛期だったので
いわゆる様式美系はダサかったのである 過小評価されてるなぁ 日本人だしね


WOLF - Wolf - Catch Your Mind ★★ (2008-07-09 18:15:38)

メロディアスなミドルナンバー
躍動感溢れるリズム隊のプレイもカッコイイですね
フックに富んだメロディを歌う松本の歌唱は素晴らしい
扇情的なフレーズを奏でる黒木の泣きのギターも印象的ですね


WOLF - Wolf - FLYING HIGHER ★★★ (2007-08-04 11:19:54)

ドラマティックなイントロに導かれ始まる疾走ナンバー
引っ張ってからのギターソロのカッコよさ
そして印象的なVoと様式美ならではの魅力に溢れた名曲です


WOLF - Wolf - HRART BEAT ★★ (2008-07-09 18:20:09)

軽快なノリが心地よいシャッフル調の疾走ナンバー
こういったナンバーをサラリとやってくれるのが
彼らの懐の深さでしょう


WOLF - Wolf - LET'S GET TO FIRE ★★ (2008-07-09 18:17:36)

哀愁すら漂うパワフルなミドルナンバー
松本の歌うメロは魅力的だ


WOLF - Wolf - LOVING YOU ★★★ (2007-08-04 11:05:35)

全てが素晴らしい このセンスが認められないとは…
黒木のギターもさることながら やはり主役は松本の唄です
やはり様式美は唄が命ですね