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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 13001-13100

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 13001-13100
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Ария(ARIA) - Крещение огнём - Бал у князя тьмы ★★★ (2014-10-30 18:39:12)

アーリアらしい哀愁とロシアンな魅力が詰まっています
このメロディと展開が照らし出す風光明媚な情景にウットリとします


Ария(ARIA) - Крещение огнём - Белый флаг ★★★ (2014-10-30 18:55:39)

デビカバばりの雄たけびで始まるハードなロックナンバー
フォーキーなパートもぶち込みらしさは健在です


Ария(ARIA) - Крещение огнём - Битва ★★★ (2014-10-30 18:40:36)

ズンズンと突き進むヘヴィなミドルナンバー
新たなる魅力を感じさせる王道を貫く一曲


Ария(ARIA) - Крещение огнём - Колизей ★★★ (2014-10-30 18:50:40)

地味な曲なのかもしれませんが
個人的には哀愁をふんだんに含んだ硬質なメロディが映える
アーリアらしい魅力が詰まった名曲です
この歌メロにどういうわけか胸が焦がれます
Bメロからサビそして雄々しいコーラスとたまらん
さらにはスローパートからギターソロで昇天です


Ария(ARIA) - Крещение огнём - Крещение огнём ★★★ (2014-10-30 18:47:06)

ゾクゾクとさせられる静かなパートの出だし
期待を煽る演出も憎いですね
勿論パワフルな展開に流れるお約束感と
アーリアらしい東欧的なメロディの導入が素晴らしい
ドラマティックですね


Ария(ARIA) - Крещение огнём - Палач ★★★ (2014-10-30 18:31:27)

我らがレインボーでお馴染みのホルスト作「火星」なイントロで幕が開けます
8分を超える大作ナンバーですが飽きのこない工夫を凝らした構成が憎い
流石はアーリアな熱演に引き寄せられますよ


Ария(ARIA) - Крещение огнём - Патриот ★★★ (2014-10-30 18:34:23)

アグレッシブなドラムも印象的なオープニングナンバー
雄々しいアーリアサウンドが轟きます
流麗なツインリードも素晴らしい


Ария(ARIA) - Крещение огнём - Там высоко ★★★ (2014-10-30 19:01:57)

巻き舌全開なロシア語がもの悲しいメロディに乗って悲哀を運びます
アメリカでの北欧でもジャーマンでもないロシアンな調べが胸を打ちますよ


Ария(ARIA) - Крещение огнём - Твой новый мир ★★★ (2014-10-30 19:00:05)

妖艶さとパワフルさが弾けています
こういう曲をサラッとねじ込んでくるからカッコいい
正統派=古臭いではないセンスが素晴らしいね
そしてロシアンな金看板は下げていませんよ


Ария(ARIA) - Кровь за кровь ★★ (2008-10-19 14:05:00)

男泣き哀愁のメロディをふんだんに含んだ叙情的なメロディが魅力のロシアの雄が1991年にリリースしたアルバム
いきなりモロにメイデンなフレーズにズッコケますが、それも彼らの魅力の一つと割り切り聞く事が出来るのでたいした問題ではない
哀愁のある勇壮なメロディが奏でるロシアンメタルに陰りはなく普遍の魅力溢れるトレンドとは無縁のHM/HRサウンドを披露、下手な先進国のメタルバンドを聞いているより安心して身を任せる事が出来ます、メイデンやプリーストが築き上げた様式を頑なに継承する彼らの姿勢に目頭が熱くなります。当時はまだ珍しいサウンドではないが今となっては貴重な存在、正統派の実直なHM/HRに興味のある方は聴いてそんはないかと思います


Ария(ARIA) - Кровь за кровь - Антихрист ★★★ (2014-10-30 19:13:57)

ミステリアスでダークなミドルナンバー
中盤から転調する展開も見事です
パワフルな歌声あっての一曲
聴かせるアレンジ能力もベテランバンドのなせる技
この歌劇団な世界観こそ彼らの強みでしょう


Ария(ARIA) - Кровь за кровь - Бесы ★★★ (2014-10-30 19:10:18)

ドラマティックなパートを盛り込んだ中盤
ザクザクと刻まれるギター
威厳溢れるアーリアサウンドに咽びます


Ария(ARIA) - Кровь за кровь - Всё, что было ★★★ (2008-10-19 13:52:05)

アコースティカルな泣きのバラード
サビではグッと盛り上がります


Ария(ARIA) - Кровь за кровь - Зомби ★★★ (2014-10-30 19:06:57)

ブンブンとベースも鳴り響くキャッチーなミドルナンバー
この雰囲気が良いですよね


Ария(ARIA) - Кровь за кровь - Кровь за кровь ★★★ (2008-10-19 13:45:13)

もの悲しいアコギに導かれ始まる哀愁のミドルナンバー
アルバムのタイトルトラックだけの事はあり聴き応えのあるパワフルかつ勇壮なARIAらしい佳曲です


Ария(ARIA) - Кровь за кровь - Не хочешь - не верь мне ★★★ (2008-10-19 13:40:40)

メイデンを彷彿とさせる哀愁のツインリードが耳を惹く疾走ナンバー クラウス・マイネ風の唄が熱い


Ария(ARIA) - Кровь за кровь - Прощай, Норфолк! ★★ (2008-10-19 13:36:18)

メイデンそのままのイントロに苦笑い
でもいい曲ですよ
哀愁のあるメロディアスな疾走ナンバー


Ария(ARIA) - Кровь за кровь - Следуй за мной! ★★★ (2008-10-19 13:55:01)


ARIAならではの魅力溢れるロシアンメタルな男泣きに咽びます


Ария(ARIA) - Мания величия ★★ (2008-10-24 17:44:00)

ロシアンメタルの皇帝ARIAの記念すべき1985年リリースの1st
音質の醜さや怪しげプレイも飛び出すがオーソドックスなHM/HRサウンドを踏襲した本格派のプレイスタイルは非常に説得力があり1stとは思えないむせび泣きの哀愁溢れるメロディが魅了してくれます、メンバーは年齢的に若いとは思うが出してる音は渋い。ペレストロイカ前だし国営という環境で制約もあっただろうが、こういった西側の音楽を当時はどう受け止められていたのかな?などと考えながら聴くと感慨深いものがある。
彼らの魅力とはメロディに気を配した唄メロと欧州産の泣きを猛烈に発散した哀愁のフレーズが絶妙の絡みを魅せ独自のスタイルへと昇華している様にあり、先進諸国にヒケをとらないクオリティを兼ね備えた楽曲にある。正統派のHM/HRサウンドをお探しの方なら惹き付けられるものがあるかと。ロシア語歌詞も気にならないしオススメですね
今では入手困難な作品かも知れませんが一聴の価値はあるかと思います
彼らを知ったのはソ連時代にBON JOVIがらみの盛大なイベントでロシアの音楽も雑誌で取り扱われたときだったのだが、もっと皆に知られるべきバンドだと思う
侮るなかれロシアンメタル


Ария(ARIA) - Мания величия - Бивни черных скал(Tusks of Black Cliffs) ★★★ (2008-10-24 17:08:58)

仄かに香る哀愁のツインリードに目頭が熱くなります
この泣き具合がロシアなのでしょうか?グッときますねー


Ария(ARIA) - Мания величия - Волонтёр(Volunteer) ★★ (2008-10-24 17:03:09)

クラシカルなインスト
合唱コーラス隊も配し盛り上げます


Ария(ARIA) - Мания величия - Жизнь задаром(Life for Free) ★★ (2008-10-24 17:22:16)

伸びやかなハイトーンが心地よいですね
哀愁のミドルナンバー
この悲しいさが東欧のバンドならではの魅力でしょう


Ария(ARIA) - Мания величия - Мания величия(Megalomania) ★★★ (2008-10-24 17:12:29)

大げさなKEYのイントロに導かれ始まるタイトルトラック
オペラとHM/HRの融合というアイデアをこの時点で成し遂げているのが素晴らしい


Ария(ARIA) - Мания величия - Мечты(Dreams) ★★ (2008-10-24 17:16:37)

もの悲しいフレーズが耳を惹きます泣きのバラード
クラウス・マイネ風の歌声がこの手のナンバーには良く合う


Ария(ARIA) - Мания величия - Тореро(Torero) ★★★ (2008-10-24 16:59:52)

サビメロが明るくなるのが印象的ですね
実直で正攻法な正統派HM/HRナンバー


Ария(ARIA) - Мания величия - Это рок(This is Fate) ★★★ (2008-10-24 16:55:53)

ロシアンメタルARIAの1stのオープニング
メイデン調のツインリードのハモリが印象的です
泣きを散りばめた正統派の欧州産HM/HRナンバー


Ария(ARIA) - Ночь короче дня ★★★ (2011-08-14 22:20:37)

1995年リリースのアルバム
相変わらず先人達の影響を強く滲ませたメジャー級のアルバム
ヴァレリー・キプロフの堂に入った歌声が見事にはまっています。
少々優等生なサウンドにロシア本国での活動には止まらない
ワールドワイドなサウンドを披露しています。あとは聴き手の趣向の問題
個人的には小奇麗にまとまりすぎかな?


Ария(ARIA) - Ночь короче дня - Ангельская пыль ★★★ (2011-01-17 00:33:27)

クラウス・マイネを彷彿とさせる歌声が感動を呼びます
泣きの欧州産パワーバラード


Ария(ARIA) - Ночь короче дня - Возьми моё сердце ★★★ (2011-10-07 22:46:31)

アコースティカルな旋律と力強い歌声
ギターソロで炸裂する泣き
個人的にはヴァレリー・キプロフにもう少々抑えてくれたほうが泣けるんだけど


Ария(ARIA) - Ночь короче дня - Дух войны ★★★ (2011-10-07 22:39:14)

メイデン風のツインギターのハモリに泣かされます
哀愁を伴い咽ぶ泣く旋律に涙腺が刺激されます
ワールドワイドなメジャー感も併せ持つ名曲ですね


Ария(ARIA) - Ночь короче дня - Зверь ★★★ (2014-10-31 15:16:25)

アタッキーでノリやすい一曲
力強い歌声に導かれるパワフルさがたまらん


Ария(ARIA) - Ночь короче дня - Король дороги ★★★ (2011-10-07 22:44:02)

ガッツィーでアッパーなナンバーだね
この哀愁とパンチ力は実に頼もしいです
流石はロシアの皇帝だね
素晴らしいメジャー感バリバリのナンバー


Ария(ARIA) - Ночь короче дня - Ночь короче дня ★★★ (2011-10-07 22:52:55)

アルバムのタイトルトラックにてラストを飾る
メイデンばりの大作志向のドラマティックなHM/HRナンバー
この一曲に今アルバムの方向性が凝縮されていますね


Ария(ARIA) - Ночь короче дня - Паранойя ★★★ (2011-01-17 00:31:52)

強靭なリズムが躍動します
パワフルな歌いまわしも様になっていますね
メロディアスさも無くさない強力なミドルナンバー


Ария(ARIA) - Ночь короче дня - Рабство иллюзий ★★★ (2011-08-14 22:22:50)

メイデン風のフレーズはご愛嬌
インストパートの緊張感は素晴らしい
唄も堂に入った歌いっぷりに聞き惚れます


Ария(ARIA) - Ночь короче дня - Уходи и не возвращайся ★★ (2014-10-31 15:18:20)

アカペラで始まります
割とキャッチーでシンプルなナンバー
男臭いアレンジにむせ返りそうですね


Ария(ARIA) - Проклятье Морей ★★★ (2018-11-17 14:07:48)

ロシアンメタルの皇帝。我らがアーリアが4年の時を経てリリースされたスタジオアルバム。その間にもベストやライブアルバムなどをリリース、世界市場にも打って出ると言う好機を迎え遂にはアメリカでのライブを行ったと言うのだから驚きです。トランプ政権になったんで今は厳しいでしょうけど、自ら開いた門戸を閉じる事無くユーロ圏のみならず西側諸国にも、その名を轟かして欲しいものです。
サウンドの方は変わりません。ロシアンな独特のメロディセンスと、アイアンメイデンに触発された古典的HM/HRサウンドを軸にドラマ性の高いアーリアワールドを披露しています。ここ数作は多少なりとも時代への接近を彼らなりに意識した部分は感じられたが、今作ではそういった要素を排除。自らの信念たるメタルスピリットを完璧に描き上げた構築美学は、過去最強の出来栄えを誇るでしょう。自らとして、そしてロシアンメタルとしても新たなる聖典とも呼ぶべき快作。
静と動のコントラスを生かした劇的な展開、練り込まれた深遠なるドラマ、古典的な様式を硬くなに守る伝統様式、現存する正統派と定義されるバンドの中でも最高峰に位置するバンドに相応しい内容となっています。

広大なロシアの地は勿論ですが、東欧圏のみならずユーロ圏では絶大な知名度を誇るロシアのメタルパイオニア。その存在をありがたがる事無く出している音が、いまだに現役感を損なうどころか、より深く進化しているのが最大のポイントだ。
ツインギターコンビが織りなすドラマティックなアンサンブルの数々、緊張感を高めつつボトムを支えるリズムプレイ、そしてバンドの顔となるシンガーの見事な歌いっぷり。メロディアスで叙情性も高いのに、刺激的な攻撃性が放つ高揚感と豊かなドラマ、東欧のみならず欧州産HM/HRが持つエッセンスを網羅した集大成とも言える一枚だろう。またミキシングにロイZが参加しているも安心材料の一つでしょう。

まだ見ぬ大物、こういうバンドを招聘出来て初めてメタルフェスなんだけどね。アメリカで人気のオシャレメタルに興味を持てない筋金入りのコアなファンに目を向けて欲しいねぇ。


Ария(ARIA) - Проклятье Морей - Гонка за славой ★★★ (2024-03-19 10:45:03)

アルバムから先行公開された曲
良く動くベースと熱の籠もった歌声
正統派メタルとしてはツボを押さえた構成とプレイで魅了
ロシアらしいもの悲しい旋律と滾るロックサウンドが絶妙にブレンドされている
似て非なるものを作り上げるバンドですよ


Ария(ARIA) - С кем ты? ★★ (2011-01-09 11:13:31)

ロシアンメタルの皇帝、我らがアーリアの2nd
ロシア圏内だからこそ感じさせるのか独特のメロディと泣きの世界観
地味な印象派拭えないが、ヘヴィなミドルナンバーが中心の正統派HM/HRアルバムです
アイアンメイデンなどを彷彿とさせるアレンジやクラウス・マイネ風のシンガーの力量と
辺境の地からのメタルと思わずに聴いて欲しいですね


Ария(ARIA) - С кем ты? - Без тебя ★★ (2011-01-09 11:02:26)

ロシア産ならではのもの悲しい旋律に涙腺が刺激されます
ツメの甘さも感じますが良いですよ


Ария(ARIA) - С кем ты? - Воля и разум ★★★ (2011-01-09 11:07:04)

アルバムのオープニングを飾る
欧州産の泣きのメロディを配したミドルナンバー
地に足をつけた落ち着いた感じがカッコいいですね


Ария(ARIA) - С кем ты? - Встань, страх преодолей ★★★ (2011-01-09 10:50:16)

ロシアンメタルならではの味わいか
哀愁が適度な疾走感を伴い駆け抜けます
B級感満載ですが僕は好きです


Ария(ARIA) - С кем ты? - Здесь куют металл ★★ (2014-12-19 13:39:17)

音質はこの曲に限らず全体的に厳しいのですが
タイトルが示すような心意気が伝わるミドルナンバー
この跳ねたリズムがイイじゃないの~


Ария(ARIA) - С кем ты? - Игры не для нас ★★★ (2014-12-19 13:42:59)

アルバムを締めるメロデイックなミドルナンバー
このリズムが懐かしいわ
シンプルですが王道ですよ
アーリアらしい泣きが好きです


Ария(ARIA) - С кем ты? - Икар ★★ (2011-01-09 10:53:02)

アイアンメイデンを彷彿とさせる
アタック感の強いナンバー
奇をてらわないストレートな演出がカッコいい


Ария(ARIA) - С кем ты? - Память о... ★★ (2014-12-19 13:41:10)

ベースソロがフューチャーされたインスト
珍しいタイプですよね


Ария(ARIA) - С кем ты? - С кем ты? ★★★ (2011-01-09 10:56:42)

アルバムのタイトルトラック
静と動の対比を生かしたドラマテックな展開が印象的です
彼らが目指すスケールの大きさを伺わせますね
ロシアンメタルならではの迸る情熱と哀愁が泣かせます


Ария(ARIA) - Феникс ★★★ (2012-07-29 18:47:44)

ロシアンメタルの皇帝、メイデンやプリースト等に見られる二本のギターを擁する欧州産の湿り気とメロディにドラマ性を配した楽曲を存分に楽しませてくれる稀代の正統派メタルバンドが2011年の暮れにリリースをしてくれた最新作ですね。Voが変わったということなのですが前任者との比較にも困ることのない逸材で声質も同系等、口当たりの良い朗々とした歌声を披露し安心して身を任せることが出来ます。メンバーチェンジの不安を払拭する今作の充実振りは一聴しても十分に伝わりますよ、①を聴けば納得、相変わらずの良質なメロディアスHM/HRを豪快に放り込み④のような大作ナンバーを巧みに料理し組み込む様も堂に入ったもの、無駄に走らずメジャー感を嫌味なく振りまきながら展開していき一曲、一曲の旨味は至福の時間を与えてくれます。勇猛果敢や勇壮さと欧州産の湿度を伴う煌びやかなメロディ、そこに東欧的な陰りも垣間見え、猛烈な彼らのアイデンティティを感じ取ることも出来ます。デビューしてから一貫としたスタイルを守る姿こそ様式美、輸入盤だと1800円程度で購入出来るのですからありがたいです。ロシアンメタルの皇帝の勇姿を前に敬服あるのみ、前作アルマゲドンから5年待たされたかいのある力作です


Ария(ARIA) - Феникс - Бои без правил ★★★ (2014-05-19 22:35:58)

7分弱なんですが飽きさせない構成が見事です
ロシア語の巻き舌が勇壮さに拍車を掛けていますよね
この熱を帯びた扇情的なメロがたまらん
単純には走らない拘りがたまらん
アーリアならではのドラマチックな王道HM/HRナンバー
アルバム全般に言える事ですがロシアという土壌が育んだ世界観が滲み出ている


Ария(ARIA) - Феникс - История одного убийцы ★★★ (2014-05-19 22:28:41)

メロウなメロディラインとパンチの効いたパワフルさが調和してますね
テンポアップする流れも見事です
ドラマチックな一曲ですね


Ария(ARIA) - Феникс - Равновесие сил ★★★ (2014-05-19 22:25:56)

キャッチーなサビも新鮮ですね
力強いミドルナンバー


Ария(ARIA) - Феникс - Чёрная легенда ★★★ (2014-05-19 22:30:42)

扇情的なメロディと勇壮さが見事です
ロシアの皇帝と呼ばれるのに相応しい一曲
ネオクラとは違うクラシカルなソロもこのバンドならでは
劇画チックな展開も様になりますね


Ария(ARIA) - Феникс - Чёрный квадрат ★★★ (2012-09-14 15:33:34)

アーリアらしい王道を感じさせるアルバムのオープニングナンバー
高揚感のあるメロディと勇ましさを堪能できる
力強い歌声もガップリとバンドサウンドに対峙しています
緊張感のある出だしもいいですね


Ария(ARIA) - Химера ★★ (2008-10-18 13:59:00)

ARIAの2001年にリリースしたアルバム
Voの声質もあってか後期スコーピオンズのような洗練されたメロディアスなHM/HRサウンドを披露、ロシアのバンドとは思えないワールドワイドな音楽性が見られその手のサウンドが好きな方なら安心して聴くことが出来るかと思います。個人的には彼らの魅力でもあるマイナー調の泣きのメロディにメイデン+プリースト的なツインリードが炸裂する男泣きのメタルナンバーが好きだったのでちょっと肩透かしを喰らった気分でが泣きの疾走①がその部分をフォローしているので問題無しです。欧州産の湿り気とメジャーな感覚が上手く溶け合いらしさを失っていない今アルバムはロシアを代表するバンドに相応しい好盤です。


Ария(ARIA) - Химера - Вампир (2008-10-18 13:37:32)

浮遊感漂うメロウなバラードタイプのミドルナンバー


Ария(ARIA) - Химера - Ворон ★★★ (2014-10-31 14:52:24)

ダークな色合いが濃いメロウな一曲
力強い歌声が映えますね
この濃厚さがアーリアらしい


Ария(ARIA) - Химера - Горящая стрела ★★ (2008-10-18 13:40:41)

キャッチャーなメロディが耳を惹くノリの良いHM/HRナンバー
メジャー感バリバリだなぁ
哀愁のツインリードは健在です


Ария(ARIA) - Химера - Небо тебя найдёт ★★★ (2008-10-18 13:33:38)

後期スコーピオンズのようなメジャー感のある
哀愁のメロディが耳を惹くミドルナンバー


Ария(ARIA) - Химера - Осколок льда ★★★ (2008-10-18 13:45:30)

欧州産泣きのバラード
クラウス・マイネ風の歌いまわしもはまっています
切なく美しいなぁ


Ария(ARIA) - Химера - Путь в никуда ★★★ (2014-10-31 14:57:46)

グルーブ感の強い一曲
キャッチーな歌メロも印象的ですね
メジャー感は増しているが
らしさは失われない彼らの姿勢が貫かれています


Ария(ARIA) - Химера - Тебе дадут знак ★★★ (2014-10-31 14:55:15)

9分弱の大作ナンバー
メイデン同様この手の大作をアルバムに収録してきますね
勇壮でメロディック派手な仕掛けはないが
帝政ロシアな張りつめる雄々しい空気がたまりません


Ария(ARIA) - Химера - Химера ★★★ (2008-10-16 03:09:01)

哀愁のツインリードが炸裂する叙情派HM/HRナンバー
パワフルなクラウス・マイネ風の唄も決まっています
泣きの歌メロも扇情的なフレーズも素晴らしいフィーリングを感じさせてくれる気合の入ったアルバムのオープニングに相応しい名曲です


Ария(ARIA) - Химера - Штиль ★★★ (2014-10-31 14:50:43)

のちにUDOのウドを迎えてセルフカヴァーも行うパワーバラード
荒涼としたメロディに咽び泣きます


Ария(ARIA) - Химера - Я не сошёл с ума ★★★ (2014-10-31 14:47:01)

威厳溢れる重厚なミドルナンバー
アーリアらしい


Ария(ARIA) - Через все времена ★★★ (2014-12-01 13:26:54)

ロシアンメタルの皇帝、国内のみならず欧州のシーンにその名を轟かす正統派メタルの牙城を守るベテランバンドが2014年にリリースした最新作。前作からシンガーが変わりましたが国内の層の厚さを伺わせる逸材、声が初代シンガーのヴァレリー・キプロフそっくりで、アーリアサウンドを支えるのに相応しい声の持ち主、若さもから溢れる瞬発力がより一層のスケールUPへと導いています。オープニングからメイデン風のリズムが飛び出す勇壮なナンバーで幕が開けるのもお約束な展開、今更変えようのないメタル愛溢れる純粋さに外す事のない期待を誘発されHM/HRのなんたるかを体感、起承転結のハッキリとした流れに沸々とアドレナリンも湧きたちながら様々な思いが去来します。単なる過去からの復活ではない新たなる生命を宿した、脈々と流れるロシアンメタルの系譜を司る強烈な一枚に普遍のメタルサウンドを愛する者にはたまらんものがありますね。不穏な雰囲気が流れる7分越えのドラマティックな②サビの解放感もたまりません(ソロへの流れも美しい)これ以降も純度100%粘りのある濃密な世界を堪能でき、メロデイックでシリアスな世界観で統一されたドラマ性溢れる今作に耳を傾けていると、対訳ないから分かりませんがなんらかのコンセプトに拘ったような作風に聴こえてくるのが印象的でした。


Ария(ARIA) - Через все времена - Ангелы неба ★★★ (2014-12-01 13:45:20)

ノリの良いキャッチーな一曲
勇壮さを失わないアーリアらしさが素敵です


Ария(ARIA) - Через все времена - Атака мертвецов ★★★ (2014-12-01 14:00:15)

メロデイックなミドルナンバー
雄々しいドラマ性が映える一曲
くどくないのが丁度いい


Ария(ARIA) - Через все времена - Бегущий человек ★★★ (2014-12-01 13:49:11)

裏で引っ張るベースに耳がいきますね
リズムなんかは新しいけど
普遍の魅力溢れるメロディアスな正統派ナンバーに焦がれます
難しい事をしなくてもカッコいい
ソロも好きですよ


Ария(ARIA) - Через все времена - Блики солнца на воде ★★★ (2014-12-01 13:36:40)

渋いブルージーな一曲
メロが良いんですね
中盤の流れも印象的


Ария(ARIA) - Через все времена - Время затмений ★★★ (2014-12-01 13:53:57)

アタッキーな三連ナンバー
アルバムに一曲は欲しいですね
曲順も丁度いい


Ария(ARIA) - Через все времена - Город ★★★ (2014-12-01 14:02:56)

アーリアの魅力がギュッと詰まっていますね
熟練バンドの安定感溢れる熱演に胸焦がれます


Ария(ARIA) - Через все времена - Зов бездны ★★★ (2014-12-01 13:40:00)

瑞々しいメロディが鳴り響く大作ナンバー
アグレッシブなソロとの対比も素晴らしい
アーリアらしい仕掛けの少ないドラマ性が映えた一曲


Ария(ARIA) - Через все времена - Не сходи с ума! ★★★ (2014-12-01 13:42:18)

ズンズンと突き進めミドルナンバー
お約束ですが好きですね
今作を象徴する歌メロの良さも見逃せません


Ария(ARIA) - Через все времена - Точка невозврата ★★★ (2014-12-01 13:34:00)

もの悲しいフレーズに導かれる一代叙情詩
良く伸びる声が映えます
アコギも効いていますね
ベタですがベタが一番


Ария(ARIA) - Через все времена - Через все времена ★★★ (2014-12-01 13:51:15)

アルバムのオープニングナンバー
お約束な展開に焦がれます
似て非なる曲作りが上手い
王道過ぎて退屈な面もあるでしょうが好きですね


Валерий Кипелов - Смутное время ★★★ (2021-01-03 16:57:46)

元ARIAであり、ソロで活動するギタリストのセルゲイ・マブリンとARIAの看板シンガーだったヴァレリー・キプロフの二人がメインを張るロックプロジェクトのアルバム。作品はこの一枚しか残していないが、今作は②でブルースをやったり、トリッキーなプレイを押し込んだ、明るめの③が序盤から登場と、古めかしいロシアンメタルとは違う路線を提示。欧州のシーンに打って出ようとする冒険心。局地的な音楽性からの脱却を目指しているように感じられ、ドリーミーなオペラロックナンバー⑥まで放り込み、バラエティ豊かな楽曲を揃え楽しませてくれます。
基本軸は正統派メタル、ロシア仕込みの癖強いスタイルではなく、もっとワールドワイドな感性に磨きをかけている。その修練の賜物は英詩タイトルになっている⑦なんかに現れているでしょう。
キャッチーなメロディとゴシカルな曲調、ゾクゾクを煽る高揚感、キーボードも効果的に使われドラマ性を増幅。唐突の終わるのはご愛敬だが、アルバムのハイライトとも言える大衆性も完備した世界観に唸る。
硬軟交えた質の高い音楽性、二人の名前を冠しただけの事はある聴き応えのある一枚へと仕上げています。もうちょいガチムチの硬質感や、勇猛果敢なスタイルを予想していただけに、いい意味で裏切られましたね。バラードも多めだしね。上手い歌と、アレンジの妙味。抜けきらないマイナー臭。これもロシアンメタルならではのお楽しみでしょう。正統派マニアにとってはARIA関連は外せないカタログですよ。


Гран-КуражЪ(Gran-Kurazh) - Жить как никто другой ★★★ (2016-10-05 19:39:20)

モスクワ出身の正統派HM/HRバンドが2016年にリリースした最新作。シンフォニックでパワフルな音楽性は前作同様冴えわたり、叙情的でドラマティックなロシアン仕様な響きはお国柄のなせる技、共産圏にありがちなマイナー臭さもなく一線級のメジャーバンドと並べても遜色のないクオリティを保持しており安心して聴いていられます。全9曲40分にも満たない仕様ってのも丁度良く、コンパクトにまとめられたダイナミックかつ情景豊かな楽曲のもつ普遍の魅力、その正統性を強く訴える王道スタイルは、過度の作り込みに陥る事無くキッチリと聴かせてくれますね。強靭なアンサンブルを生みだすリズム隊のしなやかな躍動感、キャッチーだが湿度と透明感のあるメロディ、そこに絡む情熱的なギターサウンドがバラエティ豊かな楽曲を見事に束ねていますね。キーボードの空間演出もハードさを損なわず楽曲の幅を広げ、情熱的な歌い手も多彩な表現術を携えており力負けする事のないパフォーマンスで正統派サウンドの根幹を支えております。ロシア語の語感が気になる人には進めませんが、攻撃性を緩めないロシアンテイスト満載のメロディックメタルが放つ普遍の響きに焦がれました。


Гран-КуражЪ(Gran-Kurazh) - Сердца в Атлантиде(Hearts in Atlantis) ★★★ (2014-12-02 14:48:03)

まだ見ぬ大国ロシア出身の正統派メタルバンドが2012年にリリースしたアルバム。シンガーには現アーリアで大役を務めるMikhail Zhitnyakovさんが籍を置いていたバンドと言う事で興味を持ちましたが、出している音サウンドの方はまさに王道を行く豊かなドラマ性を讃えたメロディックな正統派HM/HRを披露。
雄々しいパワーを内包した力強さだけではない、硬質でしなやか、キャッチーでメロディアス、細やかなアレンジも加味されたスタイルは脈々と流れる正統派メタルの系譜に連なるもの、楽曲の幅を広げるキーボードの活躍は目を見張るのもだし、古さの無い真新しいリズムプレイの斬新さ、豊潤なメロディを紡ぐリードギターのキレなどタイトな演奏がビシッと決まり、その強烈なアンサンブルの頂点に君臨するのは我らがアーリアのVoでもあるMikhail Zhitnyakovさんが伸びやかで艶のある歌声を披露、同じ正統派と言う事もあり類似性は高く、時にはヒロイックで豊かなドラマ性を発揮した楽曲は勿論、繊細なバラードまで幅広く美声を響かせ、このパフォーマンスを聴かされたら彼が後任に迎えられたのは必然でしょうね。ある意味真新しい面も薄く温故知新な感触なんですが、しっかりと耳を傾ければモダンなアプローチを吸収し練り上げた2000年以降のスタイルなので古さは感じないでしょう。ちなみに⑩では現UDOのギターAndrey Smirnovさんがゲスト参加していますね。


Железный Поток(Iron Stream) - Знамение (Sign) ★★ (2014-07-17 15:05:03)

1991年リリースの2nd。ペレストロイカ万歳なロシア産のスラッシュメタルです。7曲入り42分のランニングタイムが示すようにスカッと行きますよ。キレ不足感もありますが力強いエネルギッシュなサウンドは聴いていて気持ちがいいしスラッシュ由来の緻密さと構成、複雑な展開やリフワークと先人達の影響も滲ませますが、隠せない帝制ロシアな雄々しいまでに奏でられる勇壮なメロディが耳を惹きスラッシュよりのパワーメタルと言った方がシックリくるサウンドではないでしょうか、楽曲のバリエーションやアイデアを軸にドラマ性も配していますがボトムの効いていない音質に魅力もそがれイマイチ凄みも伝わらず、スラッシュならではの鋭さみたいなものが足りないように感じる面もありますが、このマイナー臭も含めNWOBHMからの影響も感じさせられるパワフルさが僕は好きですね。ときおりハマるとスケールの大きさを感じさせるのが彼らの強みだし大きな魅力でした。


Кипелов(KIPELOV) - Жить вопреки ★★★ (2016-04-03 14:11:56)

LIVEなどではアーリアの楽曲も演奏したりと、元の○○の肩書が必要なのかも知れませんが、今作のようなワールドワイドな作品を聴かされたら必要ないんじゃないかなと思いますね。むしろアーリアの方がロシア民謡的なフォーキーさやクラシックに根差したメロディなんかを露骨に取り込むので、こちらの方が洗練されてスッキリとした印象を持ちますね。前作から6年ぶりにリリースされた2枚目のアルバム。主役たるヴァレリー・キプロフの歌声を健在、ロシアのクラウス・マイネが歌うは、メランコリックなメロディを導入したロシアンバロックHM/HR、お国柄固有の音楽性の上を駆け抜ける鋭さをました音像、攻撃性と供に豊潤なメロディが醸し出すロシアンメタルバンドが放つマイナー臭と、大手メジャーから出てもおかしくないワールドワイドな音楽性とのバランス感覚が絶妙でイントロ①から②の流れなど荘厳かつダイナミックなサウンドに圧倒されるでしょう(有名なクラシックナンバーを引用していますね)またパワフルかつキャッチーなリフワークが耳を惹く大衆性を纏った③の分かり易さなど、アーリア同様ロシアンメタルの魅力を如実に伝えていますね。クラシカルなHM/HRの要素を盛り込みつつも、より現代的なスタイルで唄を中心とした作りは主役たるヴァレリー・キプロフの魅力を前面に押し出した結果でしょう。良くも悪くも前作でアクの強いプレイで存在感を見せつけたヴィクター・スモルスキーがいない分、スッキリとした印象を受けるのが評価を分けるのかも知れませんね。日本国内での脆弱な流通において、手に入れるのも困難な作品かも知れませんが、普遍の様式美系正統派サウンドが好きな方なら聴いて欲しいですね。


Кипелов(KIPELOV) - Звёзды И Кресты ★★★ (2021-01-03 16:27:07)

知る人ぞ知るロシアのメタルシーンを代表するバンドARIAのフロントマンだったヴァレリー・キプロフのソロバンドの3枚目。2002年から活動しているのでコンスタントとは言い難いが、合い間にライブアルバムを2枚挟んだり、コンピ作を出したりとロシアあるあるがあるので、ご無沙汰感は少なめだが、それでも待ちに待った待望の新作と言えるだろう。
衰え知らずの艶のある歌声を軸に、時代遅れと言われそうなトラディショナルサウンドを引っ提げ、期待通りの作風を提示してくれた。勿論、現代的なエッセンスは無視していないし、テクノロジーの恩恵はロシアにも届いており、かつてのような脆弱な音質とは無縁のサウンドを轟かせている。
少々ミックス的には、歌モノバリにキプロフの歌声強めとなっているが、癖が強めのメロディラインを絶妙な感性で押さえ込みワールドワイドな作風に終始している。ロシアの風は吹いているかも知れないが、ARIA時代から比べると、ソロではより洗練されたスタイルで勝負を賭けているようだ。
正統性の強いメタルナンバーはメリハリが効いており、その筋のマニアなら満足すること間違いなし、高いドラマ性を有する大作ナンバー⑩も放り込み、正統派メタル一代抒情詩を描き切っています。
それ故に、真新しい解釈を求めるメタルマニアには退屈に映るかもしれませんが、スタンダードなメタルが大好物な方ならトライして欲しい一品です。ここまで、実直にやり切り、なおかつ一線級のクオリティでありながら、ロシアというだけで知られていないバンドですからね。初見の方なら、さぞや完成度の高さに驚くでしょう。
ロシアのメタル界を代表するヴォーカルが才能あふれるアーティストを引っ提げ、活動しているのだから外れは掴ませませんよ。


Кипелов(KIPELOV) - Звёзды И Кресты - Косово Поле ★★★ (2021-01-03 16:30:03)

ドラマティックですね
リリシズム溢れるメタリックな大作ナンバー
荒涼とした大地
虚しく響く孤高のメロディに胸がキュンとなります
ロシア語なんで何を唄っているか分かりませんが
なんとなく読めるコソボ
そういう事をテーマにして歌っいると決め込んで聴いていますよ
だから悲しいメロディなんだなぁ


Кипелов(KIPELOV) - Реки времён(The River of Time) ★★★ (2016-04-02 15:08:05)

ロシアンメタルの皇帝、我らがアーリアのシンガーを長年務めたヴァレリー・キプロフが満を持して世に放った1st。そのクラウス・マイネを彷彿とさせる艶やかで張りのあるウエッティな歌声は健在、フック富んだ哀愁のメロディを歌い上げる姿は圧巻の一言、ミステリアスかつダークな質感に彩られたソリッドでストロングな王道も王道を突き進む正統派サウンドを引っ提げ極上のパフォーマンスを披露してくれました。その様はまさにパワフルかつメタリックなHM/HRの覇道を極めようとする姿勢に圧倒されっぱなし、強靭リズムプレイの上を魅力的なリードプレイが駆け抜けていきますが②~⑧ではマインド・オデッセイやレイジのギタリストとして知られるベラルーシ出身のヴィクター・スモルスキーがリードギターとして客演、そのトリッキーかつテクニカルな技巧を駆使したプレイで華を添えてくれますね。これといった大掛かりな仕掛けはありませんが、今の時代にアジャストしつつも、HM/HRの源流から外れる事のない音楽性は流石ですね。9曲入り48分ってのも丁度よい尺ですなぁ。アーリアのファンは勿論ですが正統派メタルマニアなら一聴の価値ありですね。


Круиз - Kruiz ★★★ (2016-12-04 18:44:18)

ロシアのメタルと言えば真っ先に思い出されるのが皇帝アーリア、ペレストロイカ万歳でワールドワイドなデビューを果たすゴーリキパーク、ロシアンスラッシュのマスター辺りを思い出しますが、クルーズも活動歴は1970年代からの老舗バンド。そんな彼らもNWOBHMの勢いは東欧圏にも及び、1985年リリースの『Kruiz 1』でメタルバンドとして新たなる門出をスタート。今作は3年後の1988年に天下のWarner Musicからリリースされた一品。歌詞も⑤のロシア語ヴァージョンを収録以外は、英詩で勝負と本国以外を視野にいれた作風で勝負。ギターがボーカルも兼任する3人編成とは思いえない迫力のある演奏が実に頼もしく、ロシアンな癖の強さも出ておりますがパワフルでアグレッシブなパワー/スピードメタル系の音楽性は、全編に漲るメタル愛が貫かれており愛着を覚えずには入られませんね。また荒削りな演奏が逆にパンキッシュな魅力を発散したりと過激で鋭利なスラッシュビートに体も小刻みに揺れ、分かりやすい構造の楽曲は共感できる要素も多く、何とも言えない清々しい気分を味わえます。
アグレッシブなリフワーク、頑固一徹とも取れる高速ビート、垢抜けなくともツボを押さえたアレンジは多様性もそれなりにあり創意工夫されているのでメジャーレーベルからリリースされただけのクオリティは十分にありますね。


Мастер(Master) - Maniac Party ★★★ (2021-12-27 13:55:20)

オリジナルは確か1994年にリリースされた4枚目のフルアルバムでしたかね。前作から英詩にも挑戦した彼らだが今作でも同様、ワールドワイドな展開を視野に入れた音楽性は、レコーディング時のゴタゴタの影響など微塵も感じさせないマッシブな硬質スラッシュサウンドを展開、シンガーの唄い回しも説得力が増しバンドサウンドを牽引、1994年という時代背景を考えたら絶滅危惧種となるような古典スラッシを披露、聴き手を飽きさせない工夫とスリリングなアレンジも効果的に機能しており土台となる正当性の強いメタルサウンドが逆に新鮮に聞えるから不思議である。
リリース当時の背景や、このバンドを取り巻く環境、脆弱なレーベルからのリリースなどもあり、忘れ去られた感や、そもそも知られていない一面がある。大手レーベルからリリースされた作品は一定のクオリティを兼ね備えているが、どこか方向性が…
そういう大人の事情で音楽性がコロコロ変わるチョイ名前が売れているバンドなどよりも遙かに聴くべき要素が大きい。スピード/スラッシュ系が好きな人ならば今作には大きな発見と魅力があるだろう。ロシアンメタルシーンの底力、物資不足から来る国内事情などものともしないパワー溢れるスラッシュサウンドは純然たるアイデアを有し圧倒的な凄みで聴き手の飲み込むでしょう。


Мастер(Master) - Talk of the Devil ★★★ (2021-12-27 13:38:12)

ロシアンスラッシャーの草分け的存在と言われている彼らが遂に英詩に挑戦、ペレストロイカ万歳という影響もあるのかワールドワイドな展開を視野に入れての今作と言うことなのだろう。そういう意味で癖の強いロシアンメロディは減退したが世界基準に焦点を絞ったスタイルに無理無駄はなく徹底的に絞り上げたタイトなリズムプレイとザク切りリフワークは心地よく耳を刺激、切迫感のあるリズムが体中を駆け抜けアドレナリンを分泌、軽快感すら漂うバッキバキのゴッキゴキなやつはご機嫌ですよ。
紆余曲折を経て現在も活動する古参ロシアンメタルバンドの一つとして知られる彼ら、○○からの影響を垂れ流すだけではない個性とアイデア、決定的な出路の違いが音楽性に反映、星条旗に火を放ち広大なロシアの大地から世の中を見下ろしているような大胆不敵な野心に満ちあふれている。


Мастер(Master) - Лабиринт ★★ (2023-01-28 18:05:00)

日本にいるとロシアの産バンドの音源に触れる機会は本当に難しい。そもそも流通があるのかという疑問すらある。それだけに、サブスクのおかげで、このバンドの音源に気軽に触れるようになった環境に満足しますね。
シンガーのLEXXなる人物に交代、音楽性も突っ走るスラッシュではなく、2000年という時代背景もそこそこのロシアらしい、モノ悲しいメロディを軸に多様性のある音楽性を披露している。
少し大人しくなった印象が強く、これならば初期の厳ついヤツの方がグッとくるマニアも多いだろうが、ARIAにも通ずるスタイルのバンドだっただけに、こういうスタイルはけして突然変異とは思えない。先人達である欧米からの影響をロシア流にアレンジしたミレニアムに相応しい作風なんだろうが、物足りなさは否めません。そのあたりが評価を分ける最大のポイントでしょう。
相変わらずベースは巧者なだけに、もっとガシガシとしたヤツが欲しいもんね。


Мастер(Master) - Мастер ★★★ (2011-12-30 01:07:02)

ロシアンスラッシュメタルの雄MASTERの記念すべき1st
正統性の強いHM/HRサウンドを背景にスラッシーなリフが炸裂するサウンドが聞けます
ツインギターもメイデン・プリーストの系譜を順当に継承していますね
シンガーのパフォーマンスが吐き捨てタイプとは違いメロディを
しっかりと歌い上げているのも聴き易さを演出していますね
バラードもあるし時代性を巧みに取り入れたアグレッシブな正統派メタルバンドと
思い聴くことも可能ですね。でも冒頭三曲の流れはスラッシュメタルですね


Мастер(Master) - С петлёй на шее ★★★ (2011-12-30 01:18:52)

1989年リリースの2nd
前作よりは音質も良くなり攻撃性も高まり
演奏レベルの高さと相俟って高度なスラッシュメタルを堪能出来る
相変わらず歌うシンガーを擁しているし普遍のメタルサウンドをより
アグレッシブにしたようなサウンドは大いに惹き付けるものがあります
どこかロシアンな②など聴くと東欧産だなぁと思わずにはいられませんね
相変わらず巻き舌全開の歌声は説得力もあるし、ツインギターが奏でる
スピーディなリフワークも冴えているしメロディアスなソロも聴かせてくれる
タイトに引き締まったリズムプレイもカッコよく
独自性も感じられるアレンジは目を見張るものがありますね
僕が持っているのはここまで、火薬さんのコメントを魅せられると
3枚目が聴きたくなりますがロシアンメタルを手に入れるのは半端なく苦労するからなぁ


Хурд(HURD) - Black Box ★★★ (2020-05-19 17:26:54)

モンゴルを代表するHM/HRバンドの12枚組のBOXセット。自主制作&モンゴルだけに、こういう形で世に出してくれたのはありがたいですね。彼らの音楽性の変遷も含め、モンゴルロックの一端を垣間見るのに丁度良いのかもしれませんね。


Хурд(HURD) - Black Box - Best Collection I ★★★ (2020-05-19 17:57:35)

下記内容が収録曲です。
1. Чоно
2. Алив Бос
3. Нар Сар
4. Чимээгүй Ирэх Дурлал
5. Сэрүүн Бухимдал
6. Залуу Нас
7. Эх Орны Төлөө
8. Сайхан Бүсгүй
9. Өөрийгөө Би
10. Ээждээ
11. Бахархал
12. Шартаж Үхлээ

チンプンカンプンな言語に対応不可ですが、1993年から98年までの活動初期の音源集。出している音はアジア共通とも言える情緒のあるロックサウンドを披露。楽曲によっては、露骨に元ネタがバレるものもあったりしますが、クラシカルなフレーズも持ち込んだスピードナンバーもあったりと、先人たちからの影響を飲み込み、モンゴル流に解釈したアレンジは、日本人的には演歌チックなメロディもあったりと懐かしい空気が充満しているも、けして欧米諸国に劣るものではない。

きっと欧米の人も日本からLOUDNESSを紹介されたときに、同じような感覚をあじわったんかいなぁと、おもったりと個人的には、諸国漫遊記気分で大いに楽しみました。正直、ストレートに走るハードな曲よりもエモーショナルなサウンドの方が多めなので、チョイと肩透かし気分ではあるものの、ベストなのでと好意的に解釈しましたよ。
やはり、その地でしか出せないカラー、そういう音を楽しむのが一番でしょうね。


陰陽座 - 陰陽珠玉 - 悪路王 ★★★ (2008-08-18 21:01:02)

陰陽座流スラッシュナンバー
瞬火は器用な男だねぇ
黒猫ちゃんもいい仕事しています


陰陽座 - 陰陽珠玉 - 梧桐の丘 ★★ (2008-08-18 20:59:21)

梧桐の丘は鳳翼天翔の中に歌詞として出てくる
メタルじゃないが上手い唄を堪能できる佳曲です
シングルだからやれたのでしょう
個人的には大好きです


陰陽座 - 陰陽珠玉 - 醒 ★★ (2008-08-18 21:05:46)

瞬火のアレンジセンスは素晴らしいねぇ
ポップだけどあざとくない
カップリングがスラッシュと静かなバラードってのが憎い
自らのアイデンティティを失わず最大公約数のファンを魅了する
流石だな


陰陽座 - 迦陵頻伽 ★★ (2018-03-05 18:04:50)

1999年に1stをリリースしてから既に17年、自らが立ち上げた妖怪メタルなる唯一無二のジャンルを極めた彼ら、その音楽性は拡大するファン層と共に音楽性の拡散もあり、作品によってはかなり、J-POP風味の強いものもあったのだが、ようやくここにきて、その拡散していた音楽性を再度集約し一つの方向に纏めてきたなぁと感じさせるの今作。

シンフォニックな味付けを前面に出してきましたが、根底にあるのは和のテイストであり、自分たちが研磨してきたスタイルだ。その壮麗なる和洋折衷のシンフォニックサウンドを迎え撃つのは、圧倒的な表現力を有する黒猫ちゃん。彼女の多彩な顔を使い分ける歌声と、バンドの中核をなす瞬火のディレクション能力によって盤石なるバンドサウンドを築いています。

全編に渡りメロディックな要素を強めつつ、ハードな質感もキープ、勿論、陰陽座ならではのバラエティに富んだ楽曲も用意、相変わらずこじんまりとしたミックスだしダイナミズムに掛けるサウンドメイクは、ハードなモノを好むモノには物足りないのだが、最大公約数のファンを慮れば当然の忖度だろう。

ただメロディを際立たせ、J-POP臭を上手く取り込み絶妙な采配でおもてなしをした瞬火、昨今の作風を支持するファンなら問題なく楽しめるでしょう
和風メタルの中に組み込まれたのは普遍的な叙情性、その耳を捉えて離さないフックに富んだメロディを最大限に高めた作風には一日の長を感じずにはいられませんからね。ソングライティング力の高さと、黒猫ちゃんのパフォーマンスがあってのなんですがね。

それ以前もロックに和の楽器を持ち込むみたいなアイデアのアーティストが居なかったわけではないが、ここまで長きに渡り活動を行うメジャーなバンドは陰陽座をおいていないと思われたが、あのAVEXから似たようなフォーマットのバンドがデビュー、向こうは瞬火のようなアーティスティックな拘りはないので、喰われないように頑張って欲しいですね。
普通の人がパッと聴いたら、そんなに違いがないですから、メタル発の歌謡曲と、歌謡曲発のロック風では次元が違いますからね。
そのあたりの違いを明確に見せれるかが今後のカギとなるでしょう。メタルという看板は軽くないからねぇ。
もう少しミックスに気を配って欲しかったなぁ。チョイと地味に感じる音だよ。


陰陽座 - 迦陵頻伽 - 愛する者よ、死に候え ★★ (2018-08-18 13:55:43)

シンフォニックな味付けだが
陰陽座ファンの多くが待ち望む飛翔感のある一曲


陰陽座 - 迦陵頻伽 - 迦陵頻伽 ★★★ (2018-08-17 16:13:24)

エスニックなメロディが飛び出した時は驚きました
こういう動きの少ない展開も好きです
声優が歌うロックぽい奴や
ヴィジュアル系バンドではやれないからね
何を聴かせたいか明確なヴィジョンを持つバンドは強い


陰陽座 - 迦陵頻伽 - 御前の瞳に羞いの砂 ★★★ (2018-08-17 16:28:16)

ようやくロックを感じさせる曲ですね
速い遅いじゃないロックなヴァイブが息づいています
それは和風に仕立てるのが陰陽座でしょうよ


陰陽座 - 迦陵頻伽 - 人魚の檻 ★★ (2018-08-18 13:46:09)

お得意の演歌へヴィロック
テクニックで勝負じゃないソロも悪くない


陰陽座 - 迦陵頻伽 - 刃 ★★★ (2018-08-17 16:23:12)

軽やかな疾走感が魅力
メジャーデビュー後の彼らには必要な要素
上手く作ってあるなぁ
和楽器バンドと同系統にある曲
ややこしいわぁと言われそうですね
でもメタル発のポップロックなんで全然違うんだけどね
甘いトーンを唄っても力強い黒猫ちゃんあっての一曲
演歌チックに歌わないのも良かった