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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 2401-2500

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 2401-2500
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CROWLEY - Whisper of the Evil - Bad Stone ★★★ (2009-10-27 04:20:49)

哀愁のミドルナンバー
扇情的なギターソロが印象的です
ミステリアスな雰囲気を上手く演出している様がカッコいい


CROWLEY - Whisper of the Evil - Floating Man ★★★ (2009-10-27 04:38:00)

妖しげな彼らの魅力を携えたアルバムの
ラストを飾る疾走ナンバー


CROWLEY - Whisper of the Evil - Night Angel ★★ (2009-10-27 04:24:48)

サビメロの美しさにハッとさせられますね
サタニックらしい的なイメージに彩られたメロディアスHM/HRナンバー


CROWLEY - Whisper of the Evil - Stalker ★★ (2009-10-27 04:15:49)

妖艶なメロディが華麗に舞うミドルハイナンバー
伸びやかな歌声が心地よいです


CROWLEY - Whisper of the Evil - Woman in a Black Cape ★★ (2009-10-27 04:36:19)

ギリギリの歌唱に評価が分かれそう
ミステリアスかつダークなミドルナンバー
このもの悲しい雰囲気が彼らの魅力です
8分にも及ぶ大作で7分すぎのアップテンポする所がカッコいい


CROWLEY - 悪魔がにくい - 悪魔がにくい ★★★ (2022-01-06 01:42:36)

昨年の暮れにリリースされたミニアルバムのタイトルトラック
平田隆夫とセルスターズのカヴァーソングというテレ東音楽祭みたいなノリに驚きました
昭和歌謡全開の楽曲をやりきった彼らの心意気
なんと言っても原曲のノリを壊さずにクロウリー流のサウンドへと転換しています
動画を見つけてからはヘビロテで楽しんでいますよ
原曲も簡単に聴ける環境なので聞き比べもしました
元は女性が歌っているからキーが高いのですね


CRUCIFIED BARBARA - 'Til Death Do Us Party ★★★ (2015-06-29 15:29:17)

1stから4年ぶりにリリースされた2nd。パンキッシュでラフなHM/HRスタイルに益々磨きが掛かり、北欧ならではの整合感と甘さを隠し味に艶めきたつ暴走R&Rを披露。さらには⑤では北欧メタル界きっての名シンガー、マッツ・レヴィンがゲスト参加、さらにはフィル・キャンベルが⑥でソロを弾くなど、媚を売らない硬派なサウンドに華を添えてくれます。ヘヴィなリズムを軸にロックの初期衝動を突き上げるモダンさも装備された原始的なハードサウンドと怒気を孕んだヘヴィさにキャッチーさをメロディを巧みに取り込み、エッジの効いた構成力を見事に結実させた一枚と頼もしく映りました。ノイジーでゴリゴリと押しまくるだけではない、このタイム感が好きですね。


CRUCIFIED BARBARA - In Distortion We Trust ★★★ (2015-06-29 14:58:43)

古くは1998年にバンドを結成したスウェーデンはストックホルム出身の女性4人組によるパンキッシュなHM/HR系のバンドサウンドがウリの彼女達が2005年にリリースした1st。こちらには登録されていませんが、国内盤がリリースされた時にはKISSとMotörheadのカヴァーソングを披露する辺りに彼女達のルーツを垣間見る事が出来ますね。90年代のサウンドを取り込みつつ根底にあるのはクラシックなHM/HRスタイル。骨太なサウンドを支えるラフさと枠組みのバランスが丁度よい演奏と、怒気を孕んだスケ番ヴォイスもカッチリとハマり、ラウドでパンキッシュな荒々しいロックンロールを聴かせてくれます。でもそこかしこに、隠せない北欧ならではのロマネスクと女性ならではの妖艶な雰囲気も漂い何とも言えない、彼女達ならではの味を感じますね。


CRUCIFIED BARBARA - The Midnight Chase ★★★ (2015-06-29 15:48:07)

前作から3年ぶりにリリースされた3rd。一聴してわかるようにリズムがグッとタイトにシェイプされそれまでのラフさよりも整合感が増し、まずは聴き易くまとめてきました。無論、彼女達らしいヘヴィなR&Rスタイルはそのままに、精度を高めた事がより明確なサウンドメイクへと仕上げ、曲事態のメリハリも付き、シンプルな構成力の中にある強靭なグルーブをより際立たせる事に成功。北欧ならではのロマンあふれるキャッチーさとシンプルなビートが打ち鳴らす極上のラウドロックスタイルをここにきて見事に確立しましたね。また頭からノリのよい曲で構成されているの作戦勝ち、③あたりに差し掛かった時には、身体が勝手にリズムを刻みださずにはいられないでしょうね。媚を売らない“チョイ足しキュートでメガ盛りパンキッシュ”な北欧暴走R&Rが更なる高みへと上り詰めた意欲作、ワイルドで伝統的なスタイルを今風に再構成した今作は入門編にもってこいの一枚ですね。それまでに感じた、ノリ重視の骨太サウンドだけに終わらず、芸の細かいアレンジがそこかしこに張り巡らされ、ギター・アンサンブルのみならず、耳を惹くエモーショナルなソロ・パートが随所で飛び出してくる辺りに唸りますね。


CRUELLA - Vengeance Is Mine ★★★ (2020-09-29 12:58:18)

アメリカはオレゴンからやってきたパワー/スピードメタル系バンドのデビュー作。オープニングからシュラプネル系かと思わせるほどのクラシカル仕立てのスピードプレイが飛び出します。その後もギターソロは派手目にキメていますが、少々やり過ぎ感は滲み出ているのはご愛敬。無頼で武骨なサウンドの中にねじ込まれる欧州風味は、このバンドの売りとなっています。とはいえ少々ちぐはぐに感じる場面もあったりと、まだまだ改善の余地はありますが、愛想のないパワフルな音楽性、フックに乏しい歌メロなど、US産のアングラサウンドならではの味わい深さにグッときますね。耐性の無い方には少々退屈に感じるかもしれませんが、腹の据わったパワフルサウンドに対する需要は確実に存在するでしょう。
もう少し歌い込めるシンガーの方が、この手のサウンドには必要なのですが、無いものねだりは良くないという事で折り合いをつけて楽しんでいます。


CRY OF DAWN - Cry of Dawn ★★★ (2019-07-27 17:55:35)

インギー歴代No.1シンガーはヨラン・エドマンだと思っているワタクシにとって、ヨランは常に気になる存在である。クリアーなクリスタルヴォイスを持つヨランの声質は北欧のイメージそのもの、そして彼は中低音域を駆使してポール・ロジャース顔負けのエモーショナルさも併せ持つ非常に人間臭い唄を聴かせる稀有な存在です。

そのヨランの歌声をサポートするのは安心安定のブランド、我らがFrontiersと来ていますから音楽性も想像がつくでしょう。オープニングから炸裂する哀愁のメロディと叙情味溢れるウエッティなサウンド、そこに絡むミスター北欧ヴォイスの期待を裏切らないパフォーマンス、早くも涙腺が緩みます。
それもそのはず、脇を固めるのがプロデュースも務めるダニエル・フローレス、マイケル・パレス、FIND MEのゾーレン・クロンクヴィスト等が前面バックアップ。期待を一ミリも裏切らないメロディアスHM/HRサウンドを披露しています。

フック満載だよなぁ。本当に心が洗われます。甘く切ないクリアーサウンド、ややエッジ不足とも言えなくないが、それはAOR寄りもロックプロジェクトならではの不満であり、その筋のサウンドを求めるマニアなら大満足の名盤でしょうね。
ギターとベースを担当するマイケル・パレスも邪魔しないが、爪跡を残すソロプレイなど、聴き込む程に味わいが深まるのも印象的だった。90年代中頃から2000年過ぎまで、お世話になりまくった音楽性、ワタクシの心に永遠に寄り添ってくれるアルバムが2016年に出ましたね。それにしてもFrontiersは本当に凄い。歴史に残るレーベルとなりましたね。


CRY WOLF - Cry Wolf ★★ (2021-11-29 20:19:54)

日本のエピック/ソニーが単独契約でデビューをさせたアメリカのバンド。いまや発展途上国と成り下がった日本では考えられない勢いのあった時期を思い出させてくれます。いかにも日本人に受けそうな優等生なサウンドを展開、リリース時は激ハマりといかなかったのですが、おじさんになってから、この堅実なサウンドが逆に染みこんでくるようになり、実に優等生なグラム系ワイルドロックをやっている。派手さや毒気ではない手堅い音楽性、厚めのコーラスとノリの良いアメリカンロック、しかし日本人好みのメロディに気を配した展開や④ではビートルズのカヴァーを披露したりしているが、これといった必殺技もなく、なんとなくだからアメリカで契約出来なかったのね、なんて悪口が頭をかすめるも、その筋のマニアならば需要はある音楽性でしょう。
日本初のLAスタイルに興味がある方は是非ともトライして欲しいですね。
久しぶりに聴いているのだが、このバンドのレビューは確実にしていたので消えているのに驚きました…


CRYING STEEL - On the Prowl ★★★ (2015-12-26 13:17:21)

イタリアはボローニャを拠点に活動していたツインギター編成の5人組が1987年にリリースした1st。所謂プリーストを模倣とした正統派HM/HRサウンドを披露、攻撃的でパワフルな突破力、叙情的なメロディを盛り込み実にオーセンティックな構成、そこに1987年という華々しさも加味された絶妙なバランス感覚が懐かしい風を運んできますね。歌い手も押しつけがましく力技で乗り切りわけではなく表現力もある、こういう普通の事を普通にやられると、本当にヘヴィメタルってエエなぁ、と思えるのですが、今の若い人にとっては全然ガリガリしてないし、速くないしヘヴィでもない。でも癖がなく、メタル度指数も高目でなおかつ、シンプルで聴き易いと実はライトリスナーにこそ聴いて欲しい一品だったりします。この適度な隙間のある音がやっぱりエエわいなぁ


CRYSTAL BALL - In the Beginning ★★ (2008-08-08 17:26:00)

1999年にZEROコーポレーションからリリースされたスイス出身のメロディアスHM/HRバンドの1stを紹介します。キーボードを含む五人編成でメロディアスかつテクニカルなギタープレイとキーボードに美しいハーモニーを活かしたVoとの絡みが絶妙な王道を行く様式美サウンドを展開、随所に印象的なフレーズを盛り込みフックに富んだ良質なメロディが耳馴染みよく飛びこみ聴き手のハートを掴みます。何処か80年代的な雰囲気を感じさせるのもインギー臭がほとんど感じられないからでしょう、ロック然とした躍動感とエモーショナルなギタープレイが聴ければHM/HRファンなら満足出来るのではないでしょうか?このメロディセンスは素晴らしいしバンド名に恥じない輝きを放っている。個人的には少々一本気な表現力の乏しいVoにダレますが一曲のクオリティは高いです


CRYSTAL BALL - In the Beginning - A Million Tears ★★ (2008-08-12 11:48:57)

哀愁のハードポップナンバー
全般的に言える事ですがもう少し表現力のある歌い手がいたら
もっと胸キュンできる
ギターソロも印象的で良いです


CRYSTAL BALL - In the Beginning - Fire Still Burns ★★★ (2008-08-08 17:37:22)

哀愁のあるメロディが疾走するメロディアスHM/HRの王道を行く名曲です。個人的にはアルバムのハイライト
スリリングなソロプレイが聴き所
キーボードとギターの掛け合いに悶絶します


CRYSTAL BALL - In the Beginning - Lay Down the Law ★★★ (2008-08-12 11:37:52)

BURRN!!広瀬氏のコメント通りブリッジからサビメロが秀逸です
躍動感のあるミドルナンバー地味だが普遍の魅力がある
この手のサウンドに興味を惹かれない方は正統派のHM/HRは無理


CRYSTAL BALL - In the Beginning - Promised Land ★★ (2008-08-12 11:46:14)

美しいコーラスハーモニーを配した
叙情的なメロディが耳を惹くミドルナンバー
ギターの組み立て方も興味深い


CRYSTAL BALL - In the Beginning - Shake Me ★★ (2008-08-12 11:40:02)

爽快感溢れるハードポップナンバー


CRYSTAL BALL - In the Beginning - Silence of the Night ★★ (2008-08-08 17:29:41)

美しいメロディが感動的なバラード
エモーシュナルなギターソロに胸キュンです


CRYSTAL BALL - In the Beginning - Take Me Down ★★ (2008-08-12 11:43:01)

哀愁のあるメロディアスなミドルナンバー
ギターソロも美しいですね
効果的なKEYのプレイも印象的です


CRYSTAL BALL - In the Beginning - Twilight Zone ★★★ (2008-08-08 17:33:22)

アルバムのオープニングを飾るメロディアスなミドルナンバー
イントロの幻想的な感じがタイトルとピッタリですね
中盤でテンポアップするところがカッコイイねKEYとGの掛け合いにゾクゾクします


CRYSTAL KNIGHT - Crystal Knight ★★★ (2016-04-26 20:16:54)

海外のマニアックなレーベルは本当に熱い、歌モノなら『AOR HEAVEN』、だれが知っとるんじゃいと突っ込まずにはいられない、まさにカルトな作品を世に送り出している『Cult Metal Classics』。ベルギーの老舗『Mausoleum Classix』シリーズに散財させられました(涙)。スラッシュ/パワーメタル系やあのアーチンを世に復刻させた事でも知られカタカナ帯びタタキも眩しい『High Roller Records』。NWOBHMからアングラアメリカンメタルまでマニアックすぎる作品を世に送り出す『Skol Records』。激渋激熱なのはポーランドの 『Metal Mind Productions』。そして今作をリリースしたのが手書きナンバリングなどリイシューものや幻の一品を復刻する事に余念がない、いま最も輸入盤市場を席巻するインディペンデント系の雄ギリシャの『No Remorse Records』。デンマークのバンドらしく、やる気のないジャケットもなぜか惹きつけるモノがあり、レーベル対する信頼と安価も手伝いジャケ買いを敢行、これが渋い音を聞かせてくれました。オリジナルのリリースは1985年、その時代背景を考えると少々古臭い音ですが、NWOBHMにも根ざした攻撃性とモッサリとした音色は一時代を築いたあのスタイルを踏襲、ラフなパワーを内包しつつも、北欧独特のマイルドな感性と扇情的なメロディを持ち込み独特の艶やかな光を鈍色に輝かせています。疾走するビート、アグレッシブかつソリッドなリフワークなどヘヴィメタルを真っ向から叩きつけてきた姿など好感が持てますね。憂いを帯びた欧州型HM/HRの美点が詰まった一品としてマニア筋にはたまらんモノがあるでしょう。


CRYSTAL PRIDE (2012-07-29 18:12:17)

北欧はスウェーデン出身の1作で消えた幻の北欧メタルバンド。良くも悪くもキュートな女性ボーカルがメインを務めるする初期の北欧サウンドを楽しめます。北欧はプラウドやビスカヤのような幻のバンドが多いですね。


CRYSTAL PRIDE - Crystal Pride ★★★ (2012-07-29 18:25:30)

クリスタルプライドというバンド名だけでキラキラとした水晶の如き煌びやかなサウンドをイメージさせられますが出ている野暮ったいバリバリのメタルサウンドです。正直あまり上手いとは言えないハイトーンを駆使する女性シンガーの個性が屋台骨を支えていると感じ、B級感を拭えないも③のような北欧ブランドを守る叙情的なハード目の曲を聞かされると個人的には悪い買い物をしたとは思えなくなりますね、万人にオススメをする事は憚れるかも知れませんが、ミドルナンバーを中心とした重量感のあるメタルナンバーを好演しており甘口にならないワイルドさをアピールしています。次作に期待を持たせるバンドも今作を持って消滅、ザラつきと透明度のバランス感覚が個性的なバンドでしたね


CRYSTAL PRIDE - Crystal Pride - Flight of Heart ★★ (2013-04-27 20:16:00)

静かな出だしから一転
ハードに転調します
なんだか不思議な魅力を感じますね
甘くないんだけどキュートな曲でもハード
分離の悪さと演奏の稚拙さが味です


CRYSTAL PRIDE - Crystal Pride - Knocked out ★★ (2013-04-27 20:08:50)

THE北欧メタルなイントロのKey
もう少し慎重に演奏しろよと言いたくなりますが
この粗挽きっぷりがいいんですよ


CRYSTAL PRIDE - Crystal Pride - Rock'n'roll Gun ★★ (2013-04-27 20:05:51)

この調子外れっぷりが味です
ズンズンと突き進むミドルナンバー
本当に雰囲気モノですよ


CRYSTAL VIPER - Legends ★★ (2011-01-02 19:50:29)

東欧はポーランド産の正統派HM/HRバンド、たまたま顔を出した職場の近くの輸入盤屋さんのBGMで流れていたのを気に入り衝動買い、発売間もない作品をめったに買わなくなり商業誌も申し訳ない程度にしか読まなくなった僕には新鮮な出会いでした。
サウンドの方は非常に洗練されておりマイナー臭さなど皆無のメジャー感バリッバリの高品質サウンドに安心して聴くことが出来るかと思います、欧州産ならではの泣きの世界観とジャーマンメタルにも通じる剛直さと、このバンドサウンドの生命線とも言える分かり易いドラマティックな演出が随所に顔を出しメリハリを利かせ飽きる事無く最後まで聴くことが出来るでしょう。個性的ではないがサウンドに埋もれることの無いパワフルな歌声を披露する女性Voのパフォーマンスには目を見張るものがあります。個人的には普段聞いているマイナーB級メタルバンドとは違うメジャー感溢れるサウンドとアレンジは新鮮だったなぁ。今風の演出も巧みに取り入れ奇をてらわないアレンジも見事な作風に正統派のHM/HRファンは聴いて損は無いでしょうね


CRYSTAL VIPER - Legends - Black Leviathan ★★★ (2011-01-02 19:32:01)

実質アルバムのラストを飾るナンバー
重厚なメタルサウンドの応酬が見事です
ドラマ性とキャッチーさを兼ね備えたサウンドは素晴らしい
今作を象徴するナンバーかと思います
何々風と言えなくもないが悪くは無いですよ


CRYSTAL VIPER - Legends - Blood of the Heroes ★★★ (2011-01-02 19:16:44)

フォーク・トラッド風味も含む正当性を今の時代に伝える叙情派HM/HRバンド
メロディに拘りを持つドラマティックな展開も素晴らしいですね


CRYSTAL VIPER - Legends - Goddess of Death ★★★ (2011-01-02 19:53:26)

イントロでの奏でるツインギターのフレーズが印象的ですね
女性らしい凛とした力強さが耳を惹きます
今アルバムを象徴するような欧州産の哀愁も良い味を出していますね


CRYSTAL VIPER - Legends - Secrets of the Black Water ★★★ (2011-01-02 19:29:17)

重厚でヘヴィなミドルナンバー
この適度な哀愁を帯びたサウンドが好きです
古典的な手法と今の時代性を感じさせるアレンジ
でも一番凄いのはこのサウンドに負けない歌声です
カッコいい男前な歌唱が素晴らしいですなぁ


CRYSTAL VIPER - Legends - The Ghost Ship ★★★ (2011-01-02 19:25:00)

今の時代を生き抜く正統派HM/HRバンドの渾身のアルバムの2曲目
洗練されたサウンドと東欧的なメロディが印象的ですね
この手の展開とお国柄を取り入れたところが売りなのかな


CRYSTAL VIPER - The Cult ★★★ (2021-03-08 16:47:03)

ポーランドが世界に誇れるガチンコ正統派HM/HRの勇者、マルタ・ガブリエル率いるバンドの最新作。衰え知らずにパワーヴォイスを主軸に、ドラマ性豊かなパワフルサウンドを披露。
純度100%のガチンコメタルのカッコよさに唸らされます。なにか特別な隠し味や必殺技はなくとも重厚なスタイルと、華やかさのある音楽性に陰りはなく、往年の大スター、フリッツ・フォン・エリックのような鉄のツメサウンドで魅了する。
地味系なんだけど一撃のインパクト、このバンドには堅実さの裏にある、メタル道を極めんとするバンドが持つ、煌びやかなスター性がある。それは女性シンガーの存在だけではない。バンドが一体となり醸し出す味わいにある。

正統派=他に例えようがない地味系バンド、そんな粗悪品も増えてきた中で、このバンドはしやかなかパワーグループ、硬質なリフワーク、そして華麗に舞い踊るストロングな声、重厚なバッキングを引き立たせるかのように流れる流麗なるソロ、どれもが無駄なく機能・これぞヘヴィメタルと呼びたくなる魅力が満載です。

長きに渡り活動してきた中で熟成された音楽性、キャッチーさや良質なメロディさえも精錬されタフネスに磨き上げたサウンドの説得力の高さ、古いアイデアを大切にしながらも古典主義では終わらせない、したたかなさに舌を巻くツボを押さえた展開の妙味。その完成度にオープニングナンバーから勝負ありと言えるでしょう。

このバンドのこと2年くらい忘れていた。前回の新譜、手元にあるのに開封してなかったぞ。ワシはアホである。


CRYSTAL VIPER - The Cult - The Cult ★★★ (2022-01-08 18:31:08)

イントロの流れを引き継ぐモノ悲しいイントロ
マイナー調のメロディは悲しみを讃え一気に弾けます
パワフルかつメロディアスなクリスタルヴァイパーサウンドの幕開け
心して聴かないと吹っ飛ばされるような勢いをまとっている


CRYSTAL VIPER - The Curse of Crystal Viper ★★★ (2019-11-27 14:31:37)

いつの頃からかTRUE METALなる言葉が声高に叫ばれるようになったのが(真実のへヴィメタルってねぇ、世の中が勝手に解釈を変えただけなのに)、そんな多様化する時代にポーランドから登場したのがマルタ・ガブリエル擁するバンドのデビュー作。リードシンガーのみならず、ギターも弾ける彼女は、バンドの創作面を司るバンドの要なのだが、そんな彼女を支えるのがプロデューサーであり、結婚相手でもあるバート・ガブリエル。この二人がいればバンドは永遠に続くのだろう。ちなみにバートはSkol Recordsの創設者であり、レーベルの志向を考えると、このバンドの音も合点がいきますよね。

紛うことなきクラシックメタルの世界観を踏襲。高揚感のあるメロディと攻撃的な演奏はへヴィメタルのカタルシスを解放するに適していると言え、中世ヨーロッパの世界を下敷きにしたファンタジックかつヒロイズム溢れるサウンドを、ど真ん中で掻き鳴らしている。ハードなサウンドに負けないマルタの歌声もデビュー作ならが堂に入ったもの、何の迷いもなく自らの信じる道を突き進むが故のパフォーマンス力であろう。
何よりも女を売らない無頼なキャラも魅力の一つだ。タフレディといったところだろうか、現代のメタルディーバとして、その存在感を世に知らしめたデビュー作。リードギターであるアンディ・ウェーブの存在もまた、この強烈な世界観を下支えしているのも見逃せません。堅実さと派手さを巧みに使い分けていますね。


CULPRIT - Guilty As Charged ★★★ (2020-04-30 14:55:59)

シュラプネル主催のU.S. Metal Vol.IIにて、その存在を知らしめたシアトルの正統派HM/HRバンドの1st。良く動き回るベースと手数の多いドラム、濃厚に絡み合う2本のギターがメイデン風のある構築美の高い重厚なサウンドを披露と、味付けはかなり濃い目です。シュラプネルと言えばなスピード級ではない、プログレッシブな展開を導入したミドルナンバー中心の音楽性は、正にガチンコアメリカンメタルの真骨頂と言ったところだろう。
日本人好みのキャッチーさや情緒の欠けたスタイル故に、分かりやすさを求めるマニアには退屈極まりないサウンドとなるのだろうが、この愛想のないスタイルこそ、浮かれ気分でロックンロールなメタルバブル前夜のUSシーンだからこそ、成り得たスタイルと思え、必ずや我が国にも需要のあるシリアスなメタルサウンドである。一筋縄ではいかぬ濃厚さも、ハマれば魅力も倍増となかなかの聴きごたえがあります。
このバンド、今作を残しバンドは空中分解、TKOに流れたりとした為に、イマイチ認知度を上げられなかったのだが、ネオクラ量産工場と化す前のレーベルの多様性を知る上では貴重な音源かと思います。侮るなかれシュラプネル。どこかマイナー臭を放つレーベル成れど、スピード狂を満足させるだけではない懐の深さを味わってほしいですね。


CURVED AIR - Air Conditioning - Vivaldi ★★★ (2019-10-28 14:35:56)

このバンドを代表する一曲でしょうね
開始して1分少々でヴァイオリンがの独奏パートに流れるのだが
これがスリリングかつ鮮烈なインパクトを残す
その後も実験的な要素を孕んだノイジー系の電子音もねじ込み
70年代初頭ならではの前衛的なスタイルは聴く者の感性に突き刺さるでしょう
後半に向けてヴァイオリンが先導するスリリングな展開
その切迫感に手に汗握る興奮を覚えるでしょう
どういう訳か秋も深まる季節になると無性に聴きたくなる一品です


CURVED AIR - Air Cut - Easy ★★★ (2020-01-09 03:36:38)

ジャジーかつクラシカルなピアノの音色が耳を引きます
割とブルージー面も強めだったりと一言で表せない音楽性も魅力
ムード満点のハードギターも素晴らしい
でも娼婦のような艶っぽさも感じさせる悲哀を込めた歌唱が一番だろう
派手目のインストプレイからのキーボードが唸るパートもエエわ


CURVED AIR - Live ★★★ (2020-01-03 22:07:04)

ダリル・ウェイのヴァイオリンを中心としたクラシカル・トラッド・フォーク路線の英国産プログレバンドのライブアルバム。当時の背景は詳しく分からないがアルバム毎にメンバーチェンジを行い、解散したりしなかったり見たいな空気の中で活動を続けていたと言うのか?なんだか入り組んだ事情のあるバンド活動だったようだ。デビューアルバムが全英8位と売れた為に、噂に敏感なロックマニアは早くから目をつけられたバンドらしいのだが、前述した参加メンバーの不安定さとバンドの危うさ、そして一番の問題は、当時としてシンガーが女性だったと言うのが、我が国内において認知度を上げられなかった要因かもしれない。
そんなくだらない色眼鏡などありえない、現代なら大いに評価を受けられるだろう、クラシカルなヴァイオリンの調べとファズの塗された歪んだギターが激しくぶつかり合う事で生み出される独特の緊張感、そこに凛とした佇まいのクリアーな歌声が、儚くも美しく響き渡る事で個性を出張してきたバンドだったのだが、このライブ盤を聴いて色んな意味で裏切られた。
まず女性シンガー、ソーニャ・クリスティーナがぶっ飛んでいる。完全に白目剥いて無軌道にヤケクソシャウトをしまくっている。ライブとは言え、ここまでステージで暴れているとは思わなんだ。
正直、彼らのスタジオ作はダリル・ウェイのヴァイオリンに導かれるクラシカル調の楽曲がメインとなっている為に、唄もシットリとさせた面が多かったのだが、ここでは、そんなことはお構いなしに、ひたすらキレまくっている。正直、騙された、そしてそれが最高にカッコいい。これぞライブだと興奮させられた。
テンションが高いのは彼女だけではない、すったもんだの挙句に出戻った初期メンバーによる重厚なアンサンブル。当時のバンドは上手くなければ人前になど出れなかった、それだけに安定感は抜群だ。
ウネリをあげつつ、要所を締める狂ったハモンドの音色、歪みまくるギターはファズまみれ、荒々しくも美しいクラシカルプログレサウンドのロックな部分を抽出したようなサウンドは、スタジオ作の何倍もハードに仕上がっている。
いい意味でのサイケな陶酔感、難解に聴かせないプログレスタイル、それは全てを統率するのが中心人物たるダリル・ウェイなのは間違いない。
個人的に英国のロックは好きだが、所謂、ニューウェーブやエレポップは大嫌いである。自分の趣味嗜好としては対極にあるサウンドだ。それだけに、彼らは我が国においては、時代の狭間で忘れ去られた存在となってしまっているが、70年代のロックは勿論、プログレとかジャンルも関係ない、このクールなアイデアと、暴れ馬の如くアジテーションしまくる歌声に、リアルロックの真髄を味わう事が出来るでしょう。完成度の高いスタジオ作も素晴らしいが、ハードなサウンドを楽しみ方にはチョイと眠いかも知れない、そんな耳にも十分に刺激を与える珠玉のライブ盤。選曲も3枚のスタジオ作から満遍なくセレクトされているので入門編としても重宝するでしょう。個人的にはフルで収まっていないのが残念です。


CURVED AIR - Live - Everdance ★★★ (2020-01-03 22:23:58)

狂ったようにシャウトしまくるクリスティーナ嬢
ステージ上における異常な熱気が手に取るように伝わる
ヴァイオリンに導かれ皆が暴れている
無軌道にさせない統率力の高さに脱帽
様々なアイデアをコラージュさせた結晶だろう


CURVED AIR - Phantasmagoria ★★★ (2020-01-09 03:28:21)

ベースにマイク・ウェジウッドが参加、バンドの体制も強化され音楽的な方向性も固まりだした、初期の代表作に押される3枚目のアルバム。オープニングから幻想的なメロディが舞い踊るロマン溢れるエレクトリックなフォークロックで掴みはOK。その流れを損なうことなく、次のMELINDA(More or Less)フルートの音色も悲しいフォークサウンドで魅了と、前作までに感じた実験的要素を排除し、何をしたいのかを明確にアピールしているように感じさせたのは大正解だろう。
Not Quite The Sameではブラスバンドも大活躍、ささやくような歌いまわしの絶妙、コケティッシュな魅力のみならず、妖艶さに磨きがかかるソーニャ嬢だが、ここでは愛くるしい乙女といった様相と面白いです。
Cheetahではキレのあるヴァイオリンに導かれスリル満点の演奏を堪能できるインストが登場、このバンドの魅力を余すことなく伝えているが、どの楽曲もコンパクトに纏められ、聞きやすく仕上げたバンドの勝ちだろう。その中で8曲目に登場する「Over And Above」の濃厚な展開に酔いしれます。もっと大作ナンバーが欲しいという願望はあるのだが、ここまで色彩豊かな楽曲を揃えられると文句も言えず、方向性を固めた今作の親しみやすさに諸手を挙げて万歳といけますね。
でも前2作よりはロック色が薄まったといえるので、ハードなものが主食に方には物足りなさも強まったでしょう。そのあたりが評価を分けそうですが、素直に耳を傾ければ、初期の代表作に偽りなしの名盤と断言できる出来栄えを誇ってるでしょう。


CURVED AIR - Phantasmagoria - Marie Antoinette ★★★ (2020-01-06 18:23:42)

ロマンティックですね
優美で温かみのある曲です
でもどこかミステリアスな雰囲気も漂うのが癖になる
当然そのまま進行する分けはなく
中盤のパートから表情を変えるのもこのバンドならではの魅力
マイク・ウェッジウッドのベースも耳を惹きますね


CURVED AIR - Phantasmagoria - Melinda (More or Less) ★★★ (2020-01-06 18:27:40)

シンプルな構成も悪くないです
ソーニャ嬢の繊細な歌声も魅力的
フルートの音色も泣かせます
そしてヴァイオリンのパートが登場
感傷的なメロディが木枯らしの如く吹いていくアコースティカルな小曲
3分少々では短いと思わせたバンドの勝ちです


CURVED AIR - Second Album ★★★ (2020-01-06 18:17:24)

女性シンガー、ソーニャ・クリスティーナ擁する英国産クラシカル・フォークプログレバンドの2枚目。前半はキーボードのフランシス・モンクマンが後半はダリル・ウェイが楽曲を手掛ける構成という形になっているが、これが非常の明確なコントラストを生み出しており、音楽的イニシアチブを握る二人のアイデアが交差する様に、このバンド独特の緊張感が産み落とされているようだ。

個人的に、このバンドに初めて触れたのが今作であり、アートな感覚に支配された斬新さもあるのだが、高尚で難解なプログレサウンドをは一線を画す、いい意味での親しみやすさ、難しい事をやっているのに、優美な感性に包まれているのが一聴したときに感じた肌感覚だった。

多彩な鍵盤楽器とヴァイオリンが織りなすハーモニーの豊潤さ、その多彩なる卓越した表現力は、まさにアートロックと呼ぶに相応しい、ひと時を前半では繰り広げられるのだが、ダリルに主導権が移った途端、サイケな顔を覗かせ、アバンギャルドに展開、ジャズにも通ずるインタープレイも数々に息を飲む。
このアイデア豊富な楽曲群に、もう少しハードなモノを好むワタクシでも、知己を得たような気分になったのは昨日の事のように鮮明に思い出される。

個性的なサウンドの中で、時には少女のようにコケティシュな魅力を振りまき、一層の優美さを楽曲に与えたソーニャ嬢。彼女の表現力の豊かさは、そんなものに留まることなどなく、コチラの心を見透かすように大胆に声色を使い分け、魔性な部分を巧みに演出、このバンドの顔として、彼女の存在なくして語る事は不可能と言いたくなる程、重要なキャストを演じている。

こうして改めて聴くと実験的な要素も多いのだが、やはりクラシックに造詣の深いメンバーがいる為に、整合感が高いのが印象的。この手のプログレサウンドにありがちな、分かる奴だけついてこい的なニュアンスよりも、枠内の中で最大限にイマジネーションを膨らませ、我々一般的な感性でも理解できるような、親しみやすさが最大の聴きどころだろう。


CYCLONE(BELGIE) - Brutal Destruction ★★★ (2012-09-14 15:06:33)

ベルギー産スラッシュメタルバンドが1986にリリースした1stアルバム。Exodusあたりを彷彿とさせるキャベツの千切ベイエリア・クランチなリフを主体に突っ走る様は初期スラッシュメタルのもつアグレッシブさを現代に呼び覚ましてくれます。火薬さんのコメントに付け加える要素もありませんので割愛しますが1986年は歴史的にもスラッシュメタルが世にあふれ出す過渡期、こうしてベルギーからも強力なバンドを輩出しようとしていたのだから驚きです。今なら再発デジタル・リマスター盤も手に入りますスラッシュメタルマニアなら今作を聴いて熱くなること間違い無しでしょう。


CYNTIA ★★★ (2013-02-25 19:29:26)

HM/HR=体育会系・女人禁制みたいなノリがあります、少々女を売りすぎたりすると嫌われたり、黒い服を着込むイメージとなんか偏見じみたものを感じますが、白い衣装をまといカラフルさを押し出したジャケットの放つ健康的なヴィジュアルに好感を持ちました。ヴィジュアル的にも全員採用レベルの可愛らしさも程よく絵になりアイドル的な要素も含み硬派なロックサウンドとの融合を見事に果たしているのも更なる好印象。ガールズメタルバンドブームが巻き起こるなか、この路線を推し進めシーンを牽引して欲しいですね。極端なものが好まれる昨今にあり、アホみたいにCD買ったりジャンケン見なくともトキメク事の出来るアイドルバンドの登場にちょっと喜んでいますよ。アイアンメイデンのLIVEは凄い、好む好まざるを得ず凄いステージを見せてくれるバンドで、その迫力と上手さには毎回(エディ登場とヤニック・カーズの絡みはイマイチ興ざめしますが)すげぇなぁと感慨深い気持ちを味あわせてくれます。大物はやはりお金を払って見る価値がある、そう再認識させてくれる言い訳が出てこない数少ないバンドだ、いつ見てもブルースは歌が上手い。そんなプロフェッショナルなステージなんて、そうはお目にかかれません。そう割り切ると可愛い女の子がソコソコのメタルを魅せてくれるLIVEも違った楽しみがあり、もっと大きい箱で見たいと本気で思いました。こういうバンドがメタル度をキープしつつ成功してくれたらシーンの活性化につながるし、底辺の拡大に貢献するでしょう。個人的には大いに期待をしていますね、メタル系は費用対効果の効率がよく商業的な利益率は悪くないと思っています、立ち行かない経済がある種、垂れ流しの音楽に歯止めを掛け、裏切らないメタルマニアを取り込む手法は悪くないはずです。アルディアスの二番煎じだろうがメジャーデビュー盤を楽しみに僕は彼女達を応援しますよ。久しぶりに心躍る国産メタルバンドの登場に気分も上々です


CYNTIA - Endless World ★★★ (2013-01-30 13:31:12)

キュートなルックスのVoを擁する国産ガールズHM/HRバンドの記念すべき1st。アルバムジャケットから発散される健康的な雰囲気からポップなガールズロックが聞こえてきそうですが、本編が奏でる本格的なHM/HRサウンドには恐れ入りました。むしろ古典的過ぎる手法を用いた王道サウンドに度肝を抜かれましたね。今のご時世にここまでストレートなスタイルで勝負を掛けてくるとはアッパレですね。性別で舐められることのないテクニック的に申し分のないバックは勿論ですが、やや画一的ですが地に足をつけしっかりと歌い上げるVoのパフォーマンスにも好感がもてました。個人的には女性が低音で念仏のように唄われるのは苦手ですからこのスタイルはしっくり来ます。Vo、SAKIちゃんのパワフルな楽曲に負けず女性らしさを失わない、そしてキュートなルックスに負担を掛けることのないパフォーマンスを披露してくれるとは実力派バンドの看板に偽り無しです。Ds、KANAKO嬢のタイム感も上々の的確なドラミングも魅力的だし切れがある。YUI嬢の華やかな見た目にも負けないギターワークとテクニック、さらにはオッサン好みのプレイに感心させられましたね。ある意味バンドを支えているKeyのAYANO嬢の多彩なプレイはバンドを可能性を広げ実に魅力的なサウンドメイクを心がけていますね。各自の見せ場を楽曲に盛り込みシンガーの特性を生かした大局的な大衆性を帯びたポップフィーリングを散りばめた、とっつき易さも孕んだ楽曲の高品質ぶりも素晴らしく、ここまでど真ん中な正統派スタイルに焦点を絞りつつも聴きやすくまとめ上げるとはバンドのポテンシャルの高さに驚かされましたね。いい意味での女性らしさを前面に出しつつも、枠組みのしっかりとした職人的な仕上がりを見せた彼女達のデビュー作、是非とも多くの人に聞いて欲しいですね。随分前からコメントはしたかったのですが僕のようなオッサンが第一号になることに気が引けていましたよ。


CYNTIA - Endless World - BEYOND THE WORLD ★★★ (2013-02-25 18:30:36)

哀愁の歌謡ハードポップナンバー
日本人臭さが気になる人はダメでしょうが
SAKIちゃんのギリギリの歌唱がええんですよ
ガンバレっと応援したくなります
ドラムはパワフルかつシャープですね
さりげなく聴かせるバックは上手いわ


CYNTIA - Endless World - BITTERSWEET NIGHTSHADE (2013-02-25 18:46:50)

僕の持っている通常版アルバムのラストソング
B'zっぽいダンサンブルな一曲


CYNTIA - Endless World - METEOR CALLING ★★ (2013-02-25 18:27:52)

少々シンガーの迫力不足を感じさせますが
甘く切ないメロディが適度なハードさを伴い疾走します


CYNTIA - Endless World - MOONLIGHT ROULETTE ★★★ (2013-02-05 16:38:30)

哀愁の歌謡路線をメタリックに味付け
国産メタルならではの味わいですね
印象的なギターのフレーズもドラミングも気持ちよく耳に入ってきます
寄せ集め感も1stだからね
このフツーの女の子の歌声が好きです


CYNTIA - Endless World - RUN TO THE FUTURE (ALBUM VERSION) ★★★ (2013-02-23 18:00:48)

シングルカットされているだけに聞きやすいストレートな楽曲ですね
アルバム全般に言えることですが
それにしてもオッサン好みのギターを弾く女の子だね
たまらんわ


CYNTIA - Endless World - SHAMAN DANCE ★★★ (2013-02-25 18:34:22)

リズミカルな一曲
アルバムのアクセントとなりますね
似たような曲調も多く曲の持って行き方が同じなので
通して聴くとさほど印象に残らないのが残念
ええギターを弾く娘さんですねぇ


CYNTIA - Endless World - THE ENDLESS WORLD ★★★ (2013-02-05 16:43:16)

キュートなポップさがロックに弾けています
BON JOVIチックさがいいですね
アルバムのタイトルトラックだしカラオケでも歌いやすい
実に丁度良い


CYNTIA - Endless World - THROUGH THE FIRE AND THE DESIRE ★★★ (2013-02-25 18:17:54)

アルバムの中でも硬派でアグレッシブな一曲
女性らしさを生かした繊細さとパンチ力が丁度いいですね
短めだがセンスの良いソロも光ります


CYNTIA - Endless World - VOICE (ALBUM VERSION) ★★ (2013-02-25 18:37:30)

ガチンコのハードなギターが踊るバラードを一般リスナーは
どのように受け止めるのかな?
そんな気持ちで聴いてしまいます
もう少し慎重な歌があれば良かったかな
僕は好きですよ


CYNTIA - Endless World - 幻覚の太陽 ★★★ (2013-02-25 18:44:10)

9分にも及ぶ大作です
しっかりと聞かせれるアレンジセンスと演者努力が垣間見れます
キャッチーな歌メロも勇気を与えてくれるでしょう
メタルを知らない人にも楽しんでもらえるでしょうね
大作を聞かせるのに背伸びなんかしてませんよ


CYNTIA - Endless World - 色葬和音 ★★★ (2013-02-23 17:58:28)

正確なストロークから叩き出されるドラミング
軽やかなピアノの音色
ハードなギターとバックの音は押さえ気味だが色葬和音という
世界観を描いていると思います
聴き応えのある一曲ですね
実力派ですねぇ


CYNTIA - Endless World - 黎明 ★★ (2013-02-25 18:20:06)

甘くて淡い思い出が甘酸っぱく弾けます
そんな雰囲気を感じますね
そこが評価の分かれ目でしょう
彼女達にはこの手のナンバーも必要ですかね


CYNTIA - Lady Made ★★★ (2014-02-11 18:00:35)

ガールズメタルバンドCYNTIAの2nd。購入前には若干の不安がありました、メジャーデヴュー盤と言うこともあり、わけの分からんアイドルソングでも披露されたらどないしようと不安に駆られたものですが前作の流れ組む①を聴かされた瞬間に不安は吹っ飛びましたね。ハードな質感の中にポップなメロディを巧みに盛り込み叙情的でドラマテッィクな要素を含んだ楽曲はどれも魅力的だしシングルカット向けだ。今回は特にへヴィだが聴きやすいアレンジセンスに感服させられたし演奏もパワーも倍増されており、女だからと舐められる要素など微塵も感じさせない、ヴィジュアル同様、華やかなギタープレイで魅了するYUIちゃんのプレイも曲の中でしっかりと自己主張する場面を作っている(THEギターソロみたいな展開を持ち込まなかったのはメタルに馴染みの薄い層には良いでしょうね
)ドラマーの小気味の良いシャープなプレイは聞いていて心地良いし安心出来ます、あらゆる面でサポートするキーボードもテクニカルな要素も盛り込みさりげなく展開させている、新ベースもボトムをキッチリと支え一本筋の通った確固たるポジションを築いています。テクニシャン揃いのバンドの中でフロントを務めるのは重圧でしょうが彼女の女性らしい歌い回しが、このキュートでパワフルなメタルサウンドの中でバランス感覚を保つのに大きく貢献している事は明確なわけで、その重責を十分に果たしています。今作の魅力は前作以上にハードさに比重を置きつつも(チューニングもぶっといです)大衆性をバランスよく盛り込んだCYNTIA節の炸裂です(女の子らしいキュートさがたまらん)。キャッチーで軽快なナンバーからウエットに富んだバラード、ポップさと叙情的なメロディの比率の完璧さ、へヴィメタルに拘りながらも、それ以外の音楽を聴いている人に対する求心力を獲得した芯のある楽曲郡(個人的には小奇麗に纏まりすぎ)、最強の布陣といっても良いメンバーが放つガールズメタルバンド渾身の力作、是非ともお勧めしますね。


CYNTIA - Lady Made - Chilly Nights ★★★ (2014-02-11 16:53:17)

王道を行く胸キュンナンバー
キュートでハードな哀メロに惹かれます
上手く仕上げていますね
聞きやすさとハードさのさじ加減も絶妙


CYNTIA - Lady Made - Fly away ★★★ (2014-02-11 16:49:40)

叙情的なメロディとポップセンスが炸裂していますね
全般的に少々小奇麗に纏まりすぎていますが今風なハードさも耳を惹きます
ドラマ性も盛り込みグッと来てますよ


CYNTIA - Lady Made - I Will ★★★ (2014-02-11 16:43:08)

小技が効いていて聴き応えも十分
歌い手の成長も伺えるメロディックな一曲
ドラムも気持ちいいね


CYNTIA - Lady Made - IV ★★★ (2014-02-11 16:46:22)

メロディがエエですね
巧みにポップな味付けを施しキュートで
パンチに効いた彼女達にイメージを損なわないアレンジも好きです


CYNTIA - Lady Made - Jewel Stars ★★★ (2014-02-11 16:59:22)

アルバムのアクセントになる一曲
サビメロの力強さと等身大の前向きな歌詞とのマッチングがいいですね
ギターも印象的なプレイを聞かせてくれますね


CYNTIA - Lady Made - Lady Made ★★★ (2014-02-11 16:56:56)

ポップだけどワイルド
女の子らしいキュートさが
シャープに切れ込んでくるバックとの黄金比にやられます


CYNTIA - Lady Made - Raison d'etre ★★★ (2014-02-11 17:10:27)

彼女達の妖艶さに振り回されます
パワフルで小気味のよい演奏もキッチリと決まっています
メタル度もポップセンスも巧みに散りばめたらいし一曲


CYNTIA - Lady Made - Wish ★★★ (2014-02-11 17:06:19)

今アルバム一押しのバラード
前向きな気持ちにさせられる歌詞に勇気付けられます
それも魅力でしょう
メタルに興味のない人にも聞いて欲しいですね
歌謡メタルだけど良い物は良い


CYNTIA - Lady Made - 深愛エゴイズム -extended- ★★★ (2014-02-11 16:40:22)

彼女達の代名詞とも言えるメロディックな疾走ナンバー
叙情的だしハードだしキャッチーだ
等身大の女の子な歌詞も好きです
エエ曲ですね


CYNTIA - Lady Made - 睡蓮と蝶 ★★★ (2014-02-11 17:14:47)

彼女達のキュートさに胸キュンしっぱなしのワタクシには
息も絶え絶えに聴くアルバムのラストナンバー
大人っぽい歌詞が印象的です
サビに向かって徐々に盛り上がるアレンジも重量感のある演奏もカッコいいですよ
激しいバトルも見逃せませんね


CYNTIA - Lady Made - 箱庭のイデア ★★★ (2014-02-11 17:03:07)

叙情的でキャッチーなメロディを上手に押し出していますね
少々凝った展開もこのバンドの魅力の一つ
でもそれを分かりやすく伝えているから素晴らしい


CYNTIA - Limit Break ★★★ (2014-02-20 20:24:50)

早朝放送されている『聖闘士星矢Ω』主題歌を頭に持ってきましたね。弾けるポップセンスとヘヴィな疾走感が絶妙でメジャー感も満載な彼女達らしい曲で幕が明けます。2曲目もカラッと明るめなんですがメタルしている乗りやすいナンバーを放り込み、小気味良く進み前作以上にバンドとしてのまとまりと成長を感じさせ、安定感のあるアンサンブルとエッジのたったギターリフが顔を覗かせたりとメタル度も更にUP、もともとある懐かしき80年代テイストに今の感性を持ち込み古さを感じさせないアレンジの妙味を味わえるし洗練されている。あくまでもメタル発の姿勢を崩さないバンドとしてのプライドを感じさせながらも普段メタルを聞かない人に訴えかけるには十分過ぎる親しみやすさが押し上げるポップなフィーリングを前面に出し媚を売らない強さとキュートなカラフルさに彩られた楽曲郡は聴き応え十分。衣装やメイクも変わり等身大の女性像を映し出すことにより逆に華やかさもUP(個人的にはドラマーが意外と好きです)楽曲のもつ色とクロスオーバーしていく様も見事に昇華されており聞いていて実に心地よい。一曲一曲の出来栄えは前作同様見事にシングルカット向けなんですが、アルバムを通して聴くとやや流れてしまいガチなのが、ある意味ワタクシの中にあるゴリゴリのメタル魂には物足りなさを覚え、一曲くらい重心の低いミドルナンバーを放り込んで欲しかったと思うのですが方向性を考えると無い物ネダリですかね。ですがメリハリの効いた構成やジャジーな⑧に大作のタイトルトラックなども盛り込み前作以上にバラエティに富んでおり充実度は高い。間口に広いカラフルなヘヴィサウンドに癒されつつこういったバンドが入り口となりメタルへの偏見がなくなればと思いますね。一番重要なのはメタル発の歌謡曲と歌謡曲発のメタルっぽさで売れようとしない事が大事なんだと思いますよ。


CYNTIA - Limit Break - GeAr. ★★★ (2014-05-25 13:41:31)

ハードなリフが弾き出すソリッドな一曲
中音域を生かした歌声もいいですね
サビでパッと明るくなのもエエです


CYNTIA - Limit Break - Limit Break ★★★ (2014-05-25 14:06:59)

10分弱の大作ナンバー
小難しい曲ではなくキャッチーな彼女達らしい一曲
気迫みなぎるインストプレイは圧巻です


CYNTIA - Limit Break - Night Flight ★★★ (2014-05-25 13:50:33)

いい意味でのハードさを打ち出した
軽快な一曲
彼女たちの魅力が詰まっていますね


CYNTIA - Limit Break - Ride on time ★★★ (2014-05-25 13:36:29)

ノリの良い一曲
グルーブ感も好きですね
上手さも光る陽性な一曲


CYNTIA - Limit Break - SSS ★★★ (2014-05-25 14:01:20)

ジャジーな出だしに驚きました
SAKIちゃんらしい歌詞もいいですね
演奏が上手いから何でも出来る器用さが素晴らしい
アルバム全般に言える事ですが
アースシェイカー以来の歌えるメタルバンドの登場にワクワクさせられました


CYNTIA - Limit Break - plant ★★★ (2014-05-25 13:48:20)

優しい歌ですよね
みんなが歌えるような分かりやすさが良いのでしょう


CYNTIA - Limit Break - エレウテリア ★★★ (2014-05-25 13:55:38)

今までと違うアプローチを試みていますかね
展開のハッキリしたノリの良い一曲です
ギターのフレーズが面白い


CYNTIA - Limit Break - カルマ ★★★ (2014-05-25 13:45:00)

起承転結のある展開も美味しいメロディアスなお得意の一曲
アレンジも含め練り上げられて構成が素晴らしい
彼女たちの成長著しい姿を組み取ることが出来ますね
ギターのフレーズが面白い


CYNTIA - Limit Break - シオン ★★★ (2014-05-25 14:04:59)

お約束のロッカバラード
ある意味ノスタルジーですよね
懐かしい音像とのバランス感覚が見事です


CYNTIA - Limit Break - 孤影悄然 ★★ (2014-05-25 14:03:23)

ヘヴィなサウンドを基調に
時にはサイケな雰囲気を感じさせる
一筋縄ではいかないアレンジも光りますね


CYNTIA - Limit Break - 閃光ストリングス ★★★ (2014-05-25 13:34:21)

早朝放送のアニメの主題歌としてはハードですね
古臭くないが王道を押さえているのがポイント
キャッチーさも光っています
流石はシンティアでしょう
ギターソロもメロディックで耳を惹きますね


CYNTIA - Urban Night ★★ (2017-03-29 12:23:51)

前作ではいきなりダンスミュージックなノリで幕が開け、結構な戸惑いがありましたが、今作は3rdと4thの中間を行く仕様。ロックバンドとしての体裁を保ちつつ、ポップさを嫌みなく前面に引き出し等身大の魅力を打ち出しています。力負けしないハードさと、キュートだがビターテイスト漂う楽曲には、媚を売りすぎない女のプライドを感じさせ、丸くなっても捨てきれないバンドとしての葛藤が、進むべく新たなる方向性とのハザマで揺れ動いていますかね。
Aldiousのトキちゃんがゲスト参加した④みたいな広がりのあるナンバーを聴き、HM/HRへの偏見が解けるのなら、彼女たちには頑張ってほしいですが、中途半端な事をするのなら(今作をHM/HRの範疇で語るのは無理目かな)ハピネス路線の方がこのバンドに似合っていると思いますよ。個人的には今作を聴き昔懐かしい、白田一秀や西川茂のいたプレゼンスを思い出しましたね。


CYNTIA - Woman ★★ (2016-12-19 14:43:22)

昨今のブームの後押しもあり国産ガールズHM/HRバンドとしてシーンを牽引してきた彼女達ですが、1stは白、2ndは赤、3rdは黒と衣装を統一してきましたが、今作はピンクに白シャツ、アルバムタイトルにクレジットされる楽曲タイトル、路線変更を示唆しているようで、聴く前は相当不安はありましたが、その不安は①②で顕著に表れており、シーケンスを多用したダンスミュージックなノリを大導入、個人的にあのリズムが大の苦手で完全に許容範囲を超えた音楽性にふり幅を切っており2、3回通して聴いて終了。とにかくダンスミュージックがもつリズムが肌にとんと合わない。とオジサンには厳しい音楽性なのですが、複数のタイアップを受けレコード会社の意向もあり導かれた、新たなるフィールドに突き進むのは想像しがたい事ではないので十分理解出来ますよね。
そう開き直って聴くと聞こえてくる音も違い、エレクトロニクスダンスポップな曲は飛ばせば、瑞々しいポップフィーリング溢れる良質な楽曲も多数収録と、J-POP化したで切り捨てるのは惜しい作風となるから不思議なものです。スケールの大きい歌謡ロックな④、切ない恋心が胸を打つロッカバラード⑤、タイアップソング⑥の洗練された胸キュンロックの持つ普遍の響き、等身大の女性らしい魅力に富んだ甘酸っぱくハード目なロックソング⑨、歌い手の資質がいかされている⑩など、彼女たちのソフトサイドを代表するような楽曲に以前とのイメージを重ね楽しんでいますね。その後、リーダーだったドラマーが脱退、メンバーチェンジがどのような影響をもたらすのかは次の作品が出るまで分かりませんが、ポップ路線を極めるのかハードなスタイルに回帰するのか楽しみな面もあります。


CYNTIA - Woman - KISS KISS KISS ★★★ (2016-12-23 14:58:36)

プロデュースを手掛ける元プレゼンスの西川茂が詩を提供
亡き奥様原作のアニメによる実写版ドラマの主題歌
オッサンが書いたとは思えない歌詞に聴いてるこちらが照れます
『お目覚めのKISS』とかハズいぞ(笑)
キラキラと弾けるポップソング
十分ハードですよアレンジによる力点の置き方が絶妙だ


CYNTIA - Woman - 暁の華 ★★ (2016-12-23 14:53:05)

シーケンスを大導入
エレクトロニクスダンスポップなノリが
ダイハードなメタルファンにとって殺意を抱くでしょうが
歌い手の資質にピッタリです
日本のバンドにありがちなベースやドラムの低音部を無駄に引っ張り出し
歪んだ高音部をカットしたミックスの方が個人的には気になります
でも等身大の魅力を存分に投影した意欲作でしょう
多くのファンを取り込むのに必要な楽曲だと想いますよ
タイアップソングだしね
この路線にギターは可哀想だね


CYNTIA - Woman - 君が居ない世界 ★★★ (2016-12-23 14:54:58)

切ない恋心を綴った歌詞が印象的です
バンドの魅力がストレートに伝わりますね


CYNTIA - Woman - 勝利の花束を-gonna gonna be hot !- ★★ (2016-12-23 15:06:17)

次のアルバムがポップな作風になる事を予見させた一曲
アニメのタイアップソングだけにノリノリで楽しいですね
2014年にシングルとして3枚もヴァージョン違いがある事でも知られていますよ


Ceaseless Torment - Forces of Evil ★★★ (2018-02-24 13:54:33)

北欧はフィンランドのスラッシュメタルバンドが2017年にリリースした2nd。一頃、北欧と言えばメロデスばっかりメディアは紹介していましたが、個人的にはいつもホンマかいな?な気分いっぱいだった。このバンドも2008年結成後、デモ、EP、そして1stを2014年にと作品を重ね、今作へと至るのですが、とにかくこの音が2017年なのかと驚くほど、オールドスクールな汚らしいスラッシュサウンドを披露。瘴気に満ちたイーブルなリフと激しいリズムが、削岩機でこそげ落とすような破壊力を伴い突き進んでいきます。鋭利なカミソリではない、そのぶっ壊しサウンドには強烈なアジテーションがあり、何とも言えない悪意あるサウンドに身震いさせられます。初期TANKやVENOMのようなスタイルではあるが、彼らは北欧産なので、破天荒な面に裏に、キッチリと作り込んだ正統性もあり、邪悪さを振りまきながらも意外と聴きやすいという、離れ業をやってのけているのが実に面白い。万人向けではないのかも知れないが、昨今のリバイバルブームに乗り、素直に楽しむのが一番でしょう。ギターはアイデア豊富な巧者ですよ。


Chakal - Abominable Anno Domini ★★★ (2013-08-30 18:19:48)

老いは怖い、身の覚えの無いCDを発見。僕がいない間に彼女がダンボールの山と格闘、専用の棚を購入してお店みたいに並べ立てたC列の中から出てきたのがこの一枚。いつ買った?俺のか?なんでここにある?不安をよそに、確かブラジリアンスラッシュだったよなぁ?そんな期待と不安を抱きスタート。キレ悪いな、しゃがれ声の唄だな、急に出てくるねギターと思い出せない記憶を辿りながら聞き進むはド直球のスラッシュです。リズムの乱れも少々に突き進む様は攻撃性こそスラッシュと思う同胞には食指が進むこと請け合い。オリジナルのリリースが1987年と記載されているだけにオールドスクール丸出しの激烈サウンドに身を乗り出さずに入られません。低音の迫力不足もさることながら音質の薄っぺらさがダイナミズムに欠けもう少しなんとかならんのかと思いながらもリズムチェンジもソコソコにハードコアテイスト溢れる元祖デスメタル的な楽曲郡が程よく刺激を与えてくれます。ささくれたリフワークが背骨をチリチリと刺激する、むずがゆい不快感にマニアなら恍惚ですよね、それにギターが時折、印象的なフレーズを奏でソロでは歪みながらも綺麗目の音色が緊張と緩和は演出。聴かせ方に工夫が見られますね。聴き進むうちに癖になる懐かしのオールドサウンドに目頭が熱くなりました。


Charged GBH - City Baby Attacked by Rats ★★★ (2021-01-28 09:35:00)

70年代の末期に現れた第二期英国パンク/ハードコアムーブメントの立役者となるバンドの1st。世の中のあらゆる不条理を直情的なビートに乗せ歌い上げる快活なロックサウンドは、まさにパンクと呼ぶに相応しい音楽性を披露。
過激でスピーディーだが、親しみやすいキャッチーさがあるのもパンクの魅力。そこに、彼等の場合はメタルな耳にも通じるバックボーンを魅せ、メタルから来たマニアもパンクスも楽しませる素養があるのがポイント。
より高速化するパンクの叫び、このスタイルがNWOBHMに間違いなく影響を与えているという点を見逃すことが出来ませんね。パンクは人に語れるほど詳しくありませんが、パンクメタルと呼ぶに相応しいソリッドに刻まれるギター、爽快感すら漂わせる騒音ビートの嵐、喧嘩の強そうなラフな直情的ロックンロールサウンドをお見舞いすることで独自のスタイルを築き上げた。


Charged GBH - City Baby's Revenge ★★★ (2021-01-28 09:55:59)

パンクハードコアの第二世代と呼ばれるGBH。その直情的なビートに乗せて、世の中の不条理を叫び若者から支持を受けることになる。過激なファッションに負けないメッセージ性の強いサウンドは、無駄を省くことでシンプルに耳に届く。前作同様カヴァー曲も自分達流儀にまとめ上げ、単なる一過性のアティテュードをブチアゲ話題性だけのバンドではない芯のあるロッカーだという事を決定づけている。
ソリッドにドライブするアグレッシブなギター、過激さ命と言える鬼気迫るツービートもロックなタメを効かせグイグイと迫ってくる。前作よりも若干、音楽性に幅を持たせたと感じさせるのも好印象、スピード狂なら一度は聴いて欲しい作風に仕上げています。
パンクスなのでメタルのような深みのある展開や創造性は薄い、しかしロックな精神性を強く打ち出した崇高なスタイルのサウンドは、テクニック云々で語られるものではないし、彼等は腕のあるバンドでもある。荒涼としたメロディとシンプルな楽曲、明るめのキャッチーなナンバーすらも、俺に触れると火傷するぜと言わんばかりのクールなニヒリズムを漂わせ、大胆不敵に挑発してくるのだからパンクスならずともグッと襟首を掴まれるでしょう。確信犯的メタルとの親和性も感じさせる質の高い音楽性、パンクス/ハードコアの神様で終わらせるのが勿体ないですよね。

余談ですが、このバンドの作品、過去に何枚かコメントしたことあるような?ん~老いたのかな?


Charged GBH - Midnight Madness and Beyond ★★★ (2021-01-28 10:19:18)

英国ハードコアパンクスの顔とも言えるバンドの3枚目。前作以上にメタリックな様式も増え、パンクにありがちな馬鹿テンポ一直線な手狭なスタイルとは違う面をアピールしている。
メタリックと呼ぶに相応しい土台のしっかりとした枠組み、アンダーグラウンドな感性で研ぎ澄まされた楽曲群、解き放たれた直情的なビートとロック然とした硬めのリフとリズム、スピード命の勢いと同じくらいロックな様式を踏襲している。間口を広げた音楽性だが、パンクな精神性を損なうような事はなく、メタルへの架け橋になるような質の高い音楽性を披露している。
あくまでも彼らが根差しているのはストリートです、世の不条理を代弁する生粋のロッカーです。その崇高な精神性があるからこそ、キャッチーな楽曲にも殺気が漂い狂気を内包している。
鋭利な刃物の如きビートは小回りを利かせ、寸止めで傷つけぬよう展開してるのが心地よいです。
この聴き易さを設定したギリギリR-18にいかない音楽性、上手いことやってますね。

ある意味、もっともロックを感じさせる音かもしれません。英国はバーミンガムからやってきただけに、先人たちからの影響も飲み込んだストリートロック。理屈抜きに楽しめますよ。


Charon(germany) ★★★ (2014-03-09 18:14:52)

1984年リリースの1st。メロディを大切にしたオーソドックスなHM/HRサウンドを聞かせてくれます。③のような疾走ナンバーも用意していますが、デフ・レパードのような④あたりが主題となりポップセンスを生かした幅広い楽曲を披露しドイツ産とは思えないワールドワイドなサウンドで勝負を賭けています。キーボードが広がりを与える①や都会的な洗練度がシャレている⑤などもそうでしょうね。(⑧ではプレイング・マンティスもカヴァーした「All Day And All Of The Night」もやっています)。安定感のあるプレイは勿論、若干後半は盛り下がりますが、なかなか1stとは思えない粒ぞろいの楽曲にメロディ派なら一聴する価値はあるでしょう、ギターも巧いしドラムもズバンと邪魔にならないタイトなドラミングを鳴らし、そこに効果的なキーボードのフレーズを盛り込みハードにまとめ上げる手腕は見事です。


Charon(germany) - Charon ★★★ (2014-03-09 18:17:31)

1984年リリースの1st。メロディを大切にしたオーソドックスなHM/HRサウンドを聞かせてくれます。③のような疾走ナンバーも用意していますが、デフ・レパードのような④あたりが主題となりポップセンスを生かした幅広い楽曲を披露しドイツ産とは思えないワールドワイドなサウンドで勝負を賭けています。キーボードが広がりを与える①や都会的な洗練度がシャレている⑤などもそうでしょうね。(⑧ではプレイング・マンティスもカヴァーした「All Day And All Of The Night」もやっています)。安定感のあるプレイは勿論、若干後半は盛り下がりますが、なかなか1stとは思えない粒ぞろいの楽曲にメロディ派なら一聴する価値はあるでしょう、ギターも巧いしドラムもズバンと邪魔にならないタイトなドラミングを鳴らし、そこに効果的なキーボードのフレーズを盛り込みハードにまとめ上げる手腕は見事です。


Chris Ousey - Rhyme & Reason ★★★ (2022-06-20 19:27:01)

ハートランドのシンガーとして知られるクリス・オウズィー。長いキャリアを誇るが成功したとは言えない実力者。その深みのある歌声は英国人ならではの味わい。説得力溢れるエモーショナルな歌声を武器に、待望のソロアルバムをリリースしてくれた。

プロデュースはトミー・デナンダーとマイク・スラマーという布陣。二人はギタリストしても参加と完全バックアップ、クリスに取ってはEscape Musicとの関係性も深く、このラインナップに問題は生じないでしょう。豪華制作陣を迎え入れた今作は、クリスの歌声を中心に聴かせるハードロックを展開、安直なAOR志向ではないグルーブ感のある唄モノサウンドは躍動感に溢れており、憂いのあるパワーヴォイスを存分に披露、その良質なパフォーマンスに魅了されっぱなしです。ファンにとっては待ち望んだスタイルの音楽性と言えるでしょう。

ちなみにリズムセクションはニール・マーレイとグレッグ・ビソネットの二人です。そりゃ安定感抜群のグルーブに耳が持って行かれますね。


Christ - Easy to Ride ★★★ (2021-02-08 20:40:46)

WOLFと同じくビクターが手掛けたインディ系レーベルCaptagon Pluggingからデビューを果たした国産バットボーイズ系HM/HRバンドのEP。
出しているサウンドは、日本人好みのメロセンスとワイルドなロックサウンドが危うさを纏いながら駆け抜けていく、雰囲気モノロックサウンドだが日本人なのでキメが細かい、そういう意味では、やや置きに行っている感は否めないが、逆を言えば、その繊細さが持ち味とも言え、時速60キロのスリルとはいえ良くできている。
この手のシンプルでワイルドなノリのロックが好きな人なら、大いに楽しんでもらえるでしょう。

このバンドを有名にしたのは日本人に交じりギターが外国人だったではなく、ドラマーがLOUDNESSの二井原実先輩の実弟、二井原教仁さんだったことが注目される要因だった。
兄弟でリズム隊だったんですね、とローカルニュースもありますが、雰囲気モノのロックサウンドは、噛み合った時の威力はあるのだが、良くも悪くも日本人的なシンガーの在り方が聴き手の評価を分けるでしょう。
個人的には、国産バンドあるあるなので飲み込めるが、この辺りと折り合いが付けないと厳しいでしょうね。

こうなるとニッキー・シックスやアクセル・ローズは偉大だなぁと思える。

そしてワシは、このバンド登録もしてコメントしていると思っていた。老いは怖い。