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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 2801-2900

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 2801-2900
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DEMONA - Metal Through The Time - Solo Exicte el Metal ★★ (2014-04-08 13:10:35)

2分ちょいの曲です
捻りのないアレンジに笑みがこぼれますね
スケ番野良猫ロックな歌がやっぱり好きです


DEMONA - Metal Through The Time - The Apocalypse ★★★ (2014-04-08 12:30:19)

清いね
なんの捻りもなく心地よく突っ走ります
懐かしいわ
古典的な手法になぞられたスラッシュナンバー


DEMONA - Metal Through The Time - Tormenta ★★ (2014-04-10 11:51:55)

よく動くベースも印象的ですね
のっけからイケイケです
スピードメタルマニアならたまらんでしょう
彼女の歌が絶妙な危うさがこれまたたまらんぜ


DEMONA - Speaking With The Devil ★★★ (2014-04-25 14:17:17)

女性メタルヴォーカリストTanza嬢が率いる南米はチリ産のオールドスピード/スラッシュメタルバンドの2nd。この手のサウンドをお探しのマニアを裏切らない実直なスタイルにまずは笑みがこぼれます。前作よりも予算を掛けれたのか音質もバンドのアンサンブルもグッと引き締まりスケールUPなんですが、だしている音がスケ番リアルチョリースサウンドなんで細かい事は気にしない。彼女の威嚇啖呵シャウトの切れ味を損なうことなく聞こえやはり笑いが、やや一本気なスピード勝負が続くと飽きもくるし、⑧⑨みたいな曲を増やし曲間に散りばめてくれるほうが個人的には聞きやすいのですが、これも彼女たちの個性だからなぁと妙に納得させられますね。馬鹿テンポ一直線激烈に走りまくるスピード感は確実に初期衝動を突き上げメタル魂を鼓舞してくれるから個人的には実に頼もしい存在です。今回のカヴァーも渋い選曲です⑨はスペインのコンピに収録されたCaid Deceitというバンドのカヴァですからね(ワタクシも当時カセットで愛聴していたから記憶しているだけだし情報の真偽も自分自身疑わしいので正確な情報が知りたいですDESCARGA NORTEと言うコンピレーションだったと思います)でなければ今アルバム一押しの哀愁のパワーメタルサウンド激奨するところでしたよ。押し引きを得た楽曲を期待しつつも、パワーアップされた部分も含め破天荒に突き進む姿がバンドの生命線と認識をしながら気分で楽しむのが一番でしょう。ベルギーのACIDとか好きな方ならイケと思いますよ。


DEMONA - Speaking With The Devil - Bad Boy ★★★ (2014-04-25 13:43:51)

パンキッシュな一曲
このバンドにしては劇的なイントロが印象的ですね
リズムチェンジも有り工夫もしてますね


DEMONA - Speaking With The Devil - Cease to Exist (Outro) ★★ (2014-04-25 14:00:05)

しっとりとそして不気味でもあるアウトロ


DEMONA - Speaking With The Devil - Demona ★★★ (2014-04-25 13:45:20)

バンド名を冠したアグレッシブな一曲
速さとパワフルさが見事に描かれています
これくらいのほうがエエですよ


DEMONA - Speaking With The Devil - Dirty Speed Metal ★★★ (2014-04-25 13:36:08)

タイトルが示す通りですね
このバンドの魅力が凝縮されています
激走スピードメタル


DEMONA - Speaking With The Devil - Exordium (Intro) ★★ (2014-04-25 13:32:21)

これから何かが始まる
そんな感じがしますね


DEMONA - Speaking With The Devil - Malvenidos ★★★ (2014-04-25 13:34:54)

走りますね
まずは勢いよく激走します


DEMONA - Speaking With The Devil - Mercenario (Caid Deceit cover) ★★★ (2014-04-25 13:56:24)

Caid Deceitというバンドのカヴァー
迸る情熱が走りますね
このくらいが丁度よいよ
アルバムの中で一番好きだったりします


DEMONA - Speaking With The Devil - Sorcerer's Scapade ★★★ (2014-04-25 13:58:01)

一気加勢に攻め込む激烈スピードナンバー
約6分とようやりますね


DEMONA - Speaking With The Devil - Speaking with the Devil ★★★ (2014-04-25 13:37:31)

アルバムのタイトルトラック
勇壮なメロディが楽曲を引き締めます
それにしても走るな


DEMONA - Speaking With The Devil - Stronger Than the Hardest Stone ★★★ (2014-04-25 13:49:13)

馬鹿テンポだけでは終わらない意欲作
こういう速さだけではない曲をもう少し多くしたほうが個人的には歓迎できます
シンプルだけどね


DEMONA - Speaking With The Devil - Traitors ★★★ (2014-04-25 13:40:06)

キャッチーなメロも激走する一曲
ここまで来たら笑ろてまうわ


DENNIS DEYOUNG - 26 East, Vol. 1 ★★★ (2021-06-20 14:59:05)

STYXのシンガーとして知られるデニス・デヤングのソロアルバム。リリースは我らがFrontiers Musicときていますから歌モノマニアなら間違いなく買いの一枚でしょう。
しかも半分の曲をジム・ピートリックと共演となれば尚更ですよ。マニアならずとも見過ごせない共演に期待値も上がりますが、ここでは等身大のデニスの魅力をピックアップ、STYX風味のバランスよく散りばめ、セルフパロディにならぬように配慮、これは純然たるデニスのソロなんだという事を高らかに宣言していますね。
それらしい曲こそデニスの魅力とも言えますが、このアルバムを制作する過程で演者としてのキャリアを終えると宣言した事に驚きを隠せませんが、そんなセンチメンタルな情報は作品の批評に一切影響を与えられない身としては、理屈抜きに良質な歌モノサウンドの出来栄えに目を細めます。
老いて益々盛んなるべし、デニスの味わい深い歌声といぶし銀の楽曲構成に、ただただ聴き惚れました。

今作と対となるVOL.2もリリースされました。彼の華々しいキャリアに華を添えたFrontiers Musicには感謝。そして日本は、いつから欧米諸国のセカンドラインに成り下がったのか、情けない気持ちにもなる。


DESMOND CHILD & ROUGE - Desmond Child and Rouge (2019-07-25 13:28:52)

数々のヒット曲を手掛けた事で有名な作曲家、デスモンド・チャイルド。彼のキャリアを知る上では外せないのがこのグループ。ミリアム・ヴァイル、マリア・ヴィダル、ダイアナ・グラッセリの女性3人と自身がヴォーカルを務めるグループなのですが、80年代のロックサウンドの寄稿を想像して聴くと肩透かしを喰らうでしょうね。リリース時期も踏まえ、ここで聴けるのはダンサンブルなポップロックやディスコサウンド、よほど守備範囲の広いマニアでないと手が出ない代物でしょう。

曲によっては女性達がリードヴォーカルを務めるヴォーカルグループだから当然と言えば当然なのだが、このアルバム実は国内盤も出ており、当時、日本でも巻き起こった空前のディスコブームに便乗してのリリースだと思うのだが、どうやら一曲、売れた曲があるらしい。どれが売れたのかは詳細を全く知らないので割愛するが、当時のディスコシーンを知る人なら懐かしいと思う曲らしい。

まぁデスモンドと言えば、郷ひろみもアチチ アチィと歌っていたリッキー・マーティンの曲も手掛けていたもんなぁ・


DESMOND CHILD & ROUGE - Desmond Child and Rouge - Our Love Is Insane ★★★ (2023-09-25 14:50:11)

全米TOP40ヒットとなったディスコ・ポップ・ナンバー
のちに売れっ子ソングライターとして活躍するデスモンド・チャイルドの才能は発揮されていますよね
美しいハーモニーとメロディ
門外漢も甚だしいワタクシですが
そりゃヒットするわな


DESMOND CHILD & ROUGE - Runners in the Night ★★ (2019-07-25 13:41:22)

1stアルバムリリース後に早々とリリースされた2枚目のアルバム。オープニングからハードさと言うかロック色がグッと強まっている事に驚く。1stで聴けたズンチャズンチャズンチャチャのリズムも影を潜めミート・ローフとか思い出させる、ドラマ性の高い歌モノサウンドへと変貌。三人の女性シンガーとデスモンドが美しいハーモニーを聴かせるヴォーカルロックグループと言った出で立ちだろう。個人的には3人の女性をはべらせてデスモンドもエロいやっちゃなぁ等と下世話な発想を抱いてしまったのだが、彼は同性愛者なので、とんでもない言いがかりだった事を恥じるし、誠心誠意謝罪したいですね。

1stの延長線上にあるスタイルではあるのだが、甘く切ないメロディはデスモンド節とも言えるし、コーラスの重ね方などもゴージャスだ。ギターの入り方も売れ線志向そのものの出で立ち、ある意味、ロックからデスモンドを知った身としては、これぞデスモンドの歴史のスタートと思え、熱い夏の日に耳を傾け、爽快感を身体で感じたいと思います。

今作に始めて触れたのは2008年にRock Candyから再発されたものですが、2009年には元の版権を持つCapitolから国内盤も出ているので手に入りやすい一品かと思いますよ。
分厚いコーラスハーモニー、繊細な女性シンガー、耳馴染みの良いアーバンなポップサウンド、ポップロックもイケる歌モノ好きのマニアなら大いに楽しめるだろう。ここには沢山のアイデアが詰まっていましたよ。
個人的には、この手の曲を聴いた後は、ゴリゴリのスラッシュを聴き、体中の毛穴を開きたいと思います。


DESPERADO - Bloodied, But Unbowed ★★★ (2018-03-21 12:10:08)

レーベルの意向を受け制作されたTwisted Sisterの『LOVE IS FOR SUCKERS』セールスも振るわなかったが、主役たるディー・スナイダー自身も不満があるのか、いち早くバンド活動に見切りをつけ動き出したプロジェクトがこのバンド。
ギターはパンク畑出身でもあるバーニー・トーメ、ドラムは燻っていたクライブ・バー等に声を掛けレコーディングがスタート、1989年にはリリース予定だったが直前でエレクトラレコードから契約解除、その為に長らく埃に埋もれていた作品が1996年にひっそりとブート盤として世に出回る事に(後年2007年には正規盤がACEというタイトルに変更され出ます)その出来栄えが、実に時代を見越したブルージーかつハードな70年代型のロックを意識したメタルサウンドだった事に驚かされる。流石はディー・スナイダー、先見の目があったんですね。1989年と言えばシーンの潮目となるリアルサウンドが求められていました、彼らはいち早く、その空気を読み取り時代に即したものを作り上げたのにリリース直前で見送られたんだからね。
結局このバンドは、ろくに活動もせずに解散状態。ディーはシーンの動向を見守りながらWidowmakerへと流れ、ソロ活動に進みます。
おそらくディーのイメージとかけ離れた音楽性にレーベル側が興味を示さなかったのでしょうが、ここで聴ける乾いた本格派のアメリカンロックサウンドとバーニー・トーメのド派手はギターサウンドは絶妙な絡みを見せ、地味に聞こえる楽曲に大きいアクションをもたらしています。ドラムのパワーヒッティングも超クール、お得意のハイハットのデカさに痺れます。

ディーがお化粧を落とし、進みたかったリアルなロックサウンド、けしてキャッチーさやメロディアスな面を捨てたわけではないので、もしこの音が1989年にリリースされていたら、注目されていたんじゃないだろうか?そんな思いを馳せずにはいられません。
①②③と渋いカウボーイロックが幕が開け、④では濃厚なへヴィバラードで聴き手を魅了、バーニーの派手なアームプレイも飛び出します。ディーらしいポップセンスを内包した⑤など前半からバラエティに富んだ楽曲が目白押し、完全にイメージ変更に着手しています。⑥以降も70年代のヴァイブとメタルな感性を融合した良質な楽曲が続きます、フックのあるメロディ、ディー・スナイダー節とも言えるメロセンスを生かした楽曲に、絡むバーニーの派手なギターは相性も抜群でしたね。彼のギターがこれでもかと切り込んでくる⑥のカッコよさ、中盤のインストプレイのテンションの高さに唸りますよ。

個人的には、この砂埃舞うブルージーなメタルサウンドを勝手にカウボーイメタルと呼んで楽しんでいるが、シリアスな作風に終始したディーの心意気に共感しますよ。
今こうして聴けば、Twisted Sisterから、能天気さを取り除いただけという見方も出来ますからね。不思議なものです。


DESTINY - Atomic Winter ★★★ (2019-02-01 16:02:07)

ドイツのU.S. Metal Recordsから1988年にリリースされた2nd。音だけ聴けばジャーマン系かとも思うが、彼らはスウェーデンのバンドである。出している音も煌びやかな北欧風とは違う、スラッシーかつ剛毅なパワーメタルサウンドを根幹に、裏でハモンドを鳴らしたり、どこかダークな設えのあるメロディを導入したりと、一筋縄ではいかない楽曲を用意しているのが面白い。そして音楽性もパワフルなメタルではあるが、柔軟さもありコーラスハーモニーの付け方など工夫している。
そして歌い手も喉を潰したような濁声系でスラッシーなパワーメタルを歌っている時のハマり方は中々魅力的であり、このバンドの独自性の拍車を掛けている。やはり北欧風と言うかヨーロピアン調のメロディが切れ込んでくる瞬間などにアメリカ勢にはない、情緒とドイツ勢の武骨な電車道サウンドとは違うアレンジが効いていて、一口で表現するのが難しいサウンドに仕上がっている。
ここでリードギターを担当する元King Diamondのフロイド・コンスタンティンのプレイによる影響が強いのかも知れませんが、癖が強めの歌い手と、妖しげなメロディと操るギターは出てくる瞬間など風変わりだ。
いずれにしろ力瘤の入るサウンドである事に変わりはなく、ダークな欧州テイストが彩りを添える正攻法で勝負を掛けた力作だ。


DESTROSE - Destrose ★★★ (2015-03-23 13:58:56)

僕はプライベートでメタル系の話をほとんどしません。たまに共有する趣味の人に出会っても幾度、得るものもなく大体がタイプに分けるとクソの役にも立たないアンチBURRN!が多く、何処かで効いた事のあるぺランぺランの情報を、自らが見つけてきたかのように語るのがダメ。特にアンチは思想が強くタチが悪いのでガン無視するとを決めていますね。それよりもタチが悪いのは定説に縛られた人で、振り上げた拳を下ろせない気持ちも分かるが大人げないこと極まりない、この手の手合いに出会ったら身を隠すのが一番、ネット社会同様、世の中でもスルースキルは身につけておかないと上手くいかないぞと実感しますね。それにいずれの場合も体制を意識して生きる男性と相場が決まっているのが一番の理由かも知れません。5人組による国産ガールズHM/HRバンドが2013年にリリースした1stを購入した理由は、LIVE会場で親しくなった人妻さんに誘われLIVEを見に行ったのがきっかけで、みる前は苦手な国産バンドにありがちなX-JAPANに代表されるスピード歌謡やヴィジュアル系のシャラシャラしたリフワークに当たり障りのない軟弱なギターが出てきたらどないしようと若干の不安はありましたが、僕の嗜好を知っている彼女が誘ってきたのでなんとかなるのかなと安心はしましたね。LIVEにおいてギミックなしに叩きつける力強いステージングと麗しいヴィジュアルとのギャップに支えられた華やかなステージは見た目にも楽しくアラを探すよりもはるかに意味のある時間を共有出来ました。X-JAPAN以降の国産メタルにありがちな影響下は拭えませんでしたが概ね楽しみましたね。彼女らを支える客層も若く、何がメタルだのどうだのと拘らないような人や、初めてハードなサウンドに触れたと興奮している人なども多く、こういうバンドが一般層にも食い込み人気を得るだけのポピュラリティを兼ね備え、人々を魅了するだけの実力がある事に、とても嬉しい気持ちになり清々しいフレッシュ感に浸ることができました。

そのノリでアルバムを購入したのでが、MI-JAPANの卒業生らしく安定した演奏は聴いていて心地よいし女だからと言って舐められる要素も皆無、また女性を売り出すような音楽性は幾度なく、男前な王道サウンドを披露、軽快でキャッチーなHM/HRナンバーが目白押し、アレンジに今風のアプローチもサラッ取り込み古さを感じさせないのも見事、パワーとテクニックに裏打ちされた演奏は頼もしい限りでしたね。女性シンガーがメタルを真っ向から歌うのは大変でしょうし、高音に不安定さもあるし気にならないと嘘になりますが、地に足を着けしっかりと歌い込む姿は非常に好感が持てるし今後の活動を応援したくなるような直向きさにグッと引き寄せられました。サウンドの要となる豪快かつナイーブなツインギターを軸に疾走する麗しのメロディックロックには、普段メタルを聴かない人にも訴えるものがあり、日本人はハードなものを好む傾向がある事を知らしめることが出来る一枚でしょうね。

LIVEに誘ってくれた人妻さん同様、やはり女性はメタルを知り尽くしているなと思います。下らん定説やトレンドに擦り寄る事もしないしベタさも惜しげも無く披露する姿は、荒削りな面はあれどハードでメタリックな質感はそのままに、旬を閉じ込めた粋なバンドの音楽性には将来性同様スケールの大きさを感じました。


DESTROSE - 霖 -Rin- / Maze ★★★ (2014-05-05 16:03:16)

元々女性はメタルを理解しているなと思っています。嬢メタルなどという一過性のものではなく
彼女たちも十二分にメタルを作り上げることが出来るのです。この時代に偏見など無くなったでしょうが
80年代は酷かったね。けっこう女人禁制なノリがありましたよ。逆に女を前面に出しすぎたマネージメントも問題だったし作品名は忘れましたが浜田麻里のライブVT見た時に彼女以外スポットライトが当たらずギターソロも映してもらえない始末、これじゃ佐藤克也が可哀そうだし(トラッシュギャングで玉砕)松本もB’z作るわな。挙句にはローアングルのパンチラじゃあね。そんな時代を知っている身としては、ALDIOUSやCYNTIAを始めとする一連の流れの中ですが麗しい本格派の女性バンドが出てくるのは嬉しい限りですね。激しいメンバーチェンジにより廃盤作品も多いのですが、こちらは全6曲入りのマキシシングル(3曲は歌入りで3曲はそのカラオケヴァージョン)叙情的ですが爽やかさもあるキャッチーな①やザクザクと刻まれるリフもカッコいい迫力も感じさせるメロディックな②パワーバラード③と3曲とも違うタイプの曲を盛り込み現メンバーの挨拶代わりには十分、メタルマニアは勿論ですが、それ以外に方にも訴えかける求心力も感じられる点も見事、構成もしっかりしているし安心して聴いてられます。嬢メタルブームに食傷気味な僕も楽しんだ一枚、やっぱり女性はメタルを知り尽くしているよね。


DESTROSE - 霖 -Rin- / Maze - Fade out ★★ (2014-05-05 16:21:16)

お約束感満載な歌謡メタルバラード
メタル発な作りなのかメタルっぽい歌謡曲の違いが分かるかで聞こえ方が変わりますよね


DESTROSE - 霖 -Rin- / Maze - Maze ★★★ (2014-05-05 16:18:01)

メタルの中にポップセンスをバランス良く散りばめた一曲
聴きやすく上手に料理しています
根っこにあるメタル愛がビンビンと伝わりますよ


DESTROSE - 霖 -Rin- / Maze - 霖 -Rin- ★★★ (2014-05-05 16:15:54)

馴染み深さと新鮮さを上手に調和させています
女性らしい感傷的なメロディを散りばめたキャッチーな一曲です


DESTRUCTION - All Hell Breaks Loose ★★★ (2016-01-06 14:21:18)

1990年以降多くのバンドが新たなる方向性へと舵を切るのか運命の岐路に立たされたのですが、ご多分に漏れず彼等も多難な道へと進みのですが、紆余曲折を経て追い出されたシューミアの復活、そして音楽性の原点回帰という実にファンにとっては好転した新たなる道しるべとなる一枚ですね。癖のあるマイクのリフワークは冴えわたり、成熟された音楽性が反映された多彩なフレーズの面白さ、ソロなどで聴ける熟練の技に魅入られました。今まで以上に複雑にリズムチェンジする様のカッコ良さに痺れるし90年代を通り抜けてきた時代性も加味したヘヴィとアグレッションがクールに鳴り響きますね。収まるべくして揃ったメンツが放つ強靭なスラッシュサウンドにマニアならずとも仰け反るでしょう。うねるぜぇ!


DESTRUCTION - Bestial Invasion of Hell ★★★ (2021-03-24 17:50:54)

ドイツが生んだ極悪スラッシャー、ディストラクションのデモ音源。2018年に正式な形で商品化された一品ですが、現在は配信盤も世に出ており、簡単に耳に出来る貴重な一品です。
このデモを叩き台に正式な形でアルバムに収録されたりしているのですが、その違いを楽しむのが一番でしょう。個人的には資料的な価値の高い作品だと思っている。
アメリカのバンドの触発されドイツからも現れたスラッシュ三羽烏の一翼を担ったグループですが、1984年の時点でかなり自分たちのスタイルを構築しており、その奇抜なアイデアからくる、ひねくれたリフワークや禍々しい暗黒度、理性を逆撫でするハイテンションな突貫スタイルは健在、少々、唄の迫力は、まだまだキレ不足だったりするが、このバンドが、単なるスレイヤーのフォロワー以上の魅力を持ち合わせていたことを理解できますね。
後年の、欧州スラッシュシーンに対する影響力の強さを考えても、今作は大きな意味を持つでしょう。なかなかお金を出すのは躊躇するのだが、定額制となれば話は別です。スラッシュ黎明期を音源を聴きたいと思うマニアなら必聴と言える一枚でしょう。


DESTRUCTION - Cracked Brain ★★★ (2019-06-30 20:56:07)

バンド内のゴタゴタ劇。そして時代の流れというのも意識したのか、このバンド独特のクセの強さが薄まりスリルも減退したと言われるのだが、神出鬼没に飛び跳ねるギタープレイも妙技、複雑な進行や転調もバンド全員で難なく対応出来ており、巷で言われるほど酷い内容にはなっていない。へヴィなグルーブもあるが、メンバーチェンジがもたらした功罪と言えるのか、いままで以上に自由度が増し、シュミーア時代との違いを楽しめるかが最大のポイントだろう。トリッキーなギタープレイは遊び心も満載に映り、こじんまりとまとまった音質のせいで伝わりずらいが、垢抜けた印象さえ受けるんだから面白い。へヴィロックな如きのウネリ、スラッシーなキレ、損なわれなかった攻撃性にバンドの新しい可能性を発見する事が出来ました。トリッキーなフレーズも勿論だが、狂気の感じさせるリフワークなど、マイク・シフリンガーを中心にしっかりと、このバンドらしく仕上げてきました。
The Knackの大ヒットナンバー⑤のカヴァーなんて、今作ならではの遊びじゃないですかね。


DESTRUCTION - D.E.V.O.L.U.T.I.O.N. ★★★ (2016-01-23 14:40:11)

ヴィーニー・ムーアにゲイリー・ホルト、さらにはジェフ・ウォーターズ、盟友ハリー・ウィルケンズまで客演している事も話題のベテランスラッシャーが2008年にリリースした一枚。旧来のジャーマンスタイルを保持しつつも、時代性を巧みに取り込み昇華させているのも好印象。多彩なリズムセクションは絶妙な緊張と緩和を生み出し、お得意の身も蓋も無いスピード命のスラッシュサウンドは益々磨きが掛かり、そのバラエティに富んだ作風は痛快極まりない仕上がりとなっています。重戦車の如き突進力のあるリフワークとリズムプレイの圧は相当なものだし、一筋縄ではいかないネジくれたアレンジも流石の一言。シリアスでブルータルな面もあるが快活さが生きる剛毅なスラッシュサウンドを奏でれるのはベテランならではの手腕でしょう。


DESTRUCTION - Eternal Devastation ★★★ (2015-05-27 16:16:41)

全体に漂っていた青臭さも払拭しノイジーなリフワークも確立、シュミーアもハイピッチな歌声で応戦と、。欧州的翳りとアングラ臭漂う暴虐性と疾走感溢れるディストラクションサウンドを轟かせた2ndアルバムにて、格段にレベルアップした演奏を堪能できる彼らの出世作。攻撃的なリフワークは益々鋭角的になり、スリルも増し緊張感溢れる演奏に耳を奪われますね。前作以上に特徴のあるメロディの導入も計り、重厚でありながらスピード感も損なわれないバランス感覚も絶妙で、その緻密な構成を基に繰り広げられる轟音鳴り響く過激でスピーディーな楽曲はいずれも凄まじい破壊力と伴い突進あるのみ。スピード感溢れるギターソロとメロセンスの凄みには鬼気迫るものがありますね。


DESTRUCTION - Infernal Overkill ★★★ (2015-05-27 15:54:08)

メタリカやスレイヤーに続けとばかりにドイツから登場したジャーマンスラッシャー。デビュー当時の評論家筋からの不評もなんのその、子供だった当時の僕に音楽的理論などクソ喰らえで、ガリガリ、ジャリジャリと掻きならされるノイジーなサウンドと過激さ命のスピード感にノックアウト、やや単調なリズムプレイと似たような曲調にダレる要素は大ですが、場面展開の多いアレンジと凶暴さが同居した媚を売らない姿勢は実に清々しく映り、時折切れ込んでくる攻撃的ながらメロウなフレーズが醸し出す欧州の香りは相当なインパクトをもたらしています。詰めの甘さはあれど、速いだけではないギターのフレージングを軸とした構成は荒々しくもダイナミックで単純にカッコよかった。


DESTRUCTION - Release From Agony ★★★ (2015-05-27 16:42:06)

邪悪なジャケ同様、凶暴性と過激さも増した1987年リリースの3rd。前作を遥かに凌ぐ、単純に走るだけではない緻密なアレンジとギターリフが、凄まじい迫力でグイグイと襲いかかり聴き手に覆いかぶさります。今まで以上に突き詰めた楽曲の構成と、ツインギター編成になった事による、二本のギターが生み出すせめぎあいにも似た緊張感と破綻をきたさぬドラマ性。シュミーアが吐き出す禍々しい咆哮、4人が1つとなって繰り広げられる劇奏に大いなる興奮と新たなる刺激を受け完全に打ちのめされました。重量感溢れる突進力と鋭角的なリフワークに加え、ダークでカオテイックな雰囲気が滲み出た欧州スタイルながらも、スラッシュという言葉だけでは片付けられない、広がりのある楽曲が収録されているのが今作最大の聴きどころでしょう。アグレッシブながらもメロディアスかつキレのあるギターリフを軸に多彩な構成を織り交ぜた曲展開とテクニカルなソロの完成度も見逃せませんね。


DESTRUCTION - The Antichrist ★★★ (2016-01-06 14:32:18)

ド頭からハイテンションで突っ走るシュミーア復帰の第二弾。前作以上に初期の頃を彷彿とさせる曲調とミキシングに懐かしい感覚に囚われますが、安易な焼き回しなのではなく、しっかりと時代性を見据えた重量感たっぷりのバイオレントなサウンドに悶絶必死。引っかかりのある癖が強いリフワーク、ギラギラと艶を増した豊潤なフレージングの旨味、多彩なリズムもタイトにキュッと絞った事により、ストレートなアグレッションが体感できるのも今作の特徴。首筋が疼きっぱなしの45分に往年のスラッシュファンにとってはたまらんでしょうね。それにしてもギターがここまで多彩な表現方法を取るとは思いもしませんでした、意外と耳に残るがアタッキーなパンチ力を損なわないのは流石だな。やはりこの声あってのディストラクションですね。うねるわぁ。


DESTRUCTOR - Maximum Destruction ★★★ (2019-06-28 13:07:17)

耳の早いマイナーメタルマニアからは早くも支持をされていたUS産パワーメタル系バンドの1st。小細工無用なパワフルサウンドは電車道一本勝負の清い姿だが、ボーっとしていると知らんうちに次の曲が始まってしまうようなメリハリに欠ける音質に難を示したくなるが、今聴けば良く構成された楽曲が用意されており、スリルと満ち溢れたエネルギーの高さを味わえる。パンク/ハードコア勢にも通ずる破天荒さ、メタルバンド特有のドラマ性と様式、その旨味を混ぜこぜにミキサーに掛けたが為に、耐性の無いマニアなら食あたりも起きそうだが、楽しく乗って大騒ぎとは違う真摯な姿勢はメタル馬鹿道を極めんとする猛者感がハンパなく漂い、我々マニアのハート熱く滾らせます。

こんなもん力技一辺倒のD級メタルだと酷評されれば、ワタクシはその通りと拳を突き上げ答えます。洗練度などクソ喰らえ、メインストリームよりとは真逆のベクトルを放つノイジーサウンド。バカジャケット裏表に、ひるむ方も多いだろうが、⑦曲目までノンストップで聴き進めた方なら、このバンドのメタルスピリットに激しく共感し拳を振り上げるだろう。覚えやすいリフレインの⑧では間違いなく口ずさみ、⑨ではヘッドバンキングの嵐となる。そういう求心力をもったバンドであると個人的には思えるのだ。

愛すべきへヴィメタル馬鹿バンド。このバンドはマニアに周知されなかったのは次の一手が不幸に見舞われ無かった事に尽きる。ベースのデイブ・ホロコーストが事件に巻き込まれ刺殺されてしまった。程なくしてバンドは解散。悲劇を乗り越えられなかったと推察出来る。


DEUCE - Deuce ★★ (2016-10-04 12:03:25)

マーティー・フリードマンがかつて在籍していたバンドのデモ音源を集めたコンピ作。オリジナルはアナログでリプロ盤として1997年に流通した一品。録音時期は1978~1980年らしく⑤⑩を除いてマーティーの若かりし頃のギタープレイを堪能できます。時代が時代なんで懐かしい単音リフに開放弦の響き、音質も薄っぺらいのですが、アメリカ産とは思えない泣きと叙情的なメロディを導入させており、NWOBHMの流れを完全に組んだ方向性なのだが、マーティー自身のメロディに対する拘りと志向は、この時からあったんでしょうか、光るフレーズも随所に散見出来、このパンキッシュで直線的なノリの向こうにある泣かせるフレーズに耳が持っていかれますね。
このバンドは1985年にTensionと改名、その後1986年に1stアルバムをリリースする事に漕ぎつけていますが、今作のような泣きは薄いのですが、マイケル・キスクタイプのハイトーンを駆使した歌声を生かしたミステリアスでダークな色合いの濃い欧州スタイルのHM/HRサウンドを披露、工夫を凝らしたアレンジとパワフルで、バンド名通りのテンションの高いプレイを聴かせており魅力的なバンドでした(初期ハロウィン風かなぁ)。
今作はそういう意味でもマーティー・フリードマンの名を借りずとも、Tensionの前身バンドとして楽しめるでしょう。全然アメリカンしとらんので、叙情派もマニアもイケるのではないかと


DEXTER WARD - III ★★★ (2023-03-30 02:12:58)

NWOBHM仕込みの正統派HM/HRサウンドを轟かす時代遅れのギリシャメタルバンドによる3枚目のアルバム。お得意のエピカルな空気を持ち込みメイデンヨロシクなドラマ性も散りばめ、往年のメタルバンドが持っていた雰囲気を良い意味でのB級感でコーティング、劇画チックなサウンドに取ってつけたような違和感はなく、この道を不惜身命と言わんばかりに突き進んでいる。

正直、このバンドが醸し出すマイナー臭は、かなり評価を分けると思います。けして上手いと言えない演奏はマイナー臭に拍車を掛けるし、薄っぺらいミックスも同様にアングラ臭を倍増させている。
そういうマニアックな風合いはあれど、やはりUS産のパワーメタルやエピックメタルを聴いてきた猛者ならば、逆にその胡散臭さが魅力に感じる音ではあるだろう。ワタクシも調子が悪いときは、あれ?なんでこれを聞いたん?と思う時もあるのですが、全体的に、何かに傾倒していない分、スッキリとした味わいも残っているからイケるんだろうと、エピックメタル初心者には丁度良い濃さかと思いますね。


DEXTER WARD - Rendezvous With Destiny ★★★ (2019-03-05 19:08:14)

RIOTのトリビュートアルバムにも参加したギリシャの正統派HM/HRバンドが2016年にリリースした2nd。
エピカルなドラマ性と硬派な質感はへヴィメタルに由来するところも大きいが、このバンドは、そこに親しみやすいメロディも盛り込み大衆性も忘れていないのがポイント。色んな面で亜流的な曲作りも散見出来るのだが、それは逆説的に真摯にメタルへと向き合っている証拠ともとれ、何を期待して聴くかで評価も大きく分かれそうです。メイデンが好きなベースもバキバキと言っていて、ツボを押さえたプレイの数々はメタル魂を擽ってくるだろう。
パワーメタルほど愚直ではなく、エピックメタルのようなむせ返る重厚感はない、でも速さでお茶を濁すような誤魔化しもない分、やはり聴いていて好感がもてる。へヴィメタルならではのドラマ性、そしてパワフルさとメロディアス加減の絶妙感、重すぎず軽過ぎないやり口は、ポピュリズムとは無縁のオジサンの耳に丁度よいです。


DEZPERADOZ - The Legend and the Truth ★★★ (2014-12-11 13:20:35)

ウエスタンメタルを墓標とするドイツ産のバンドが2006年にリリースしたアルバム。西部劇を下地に物語が進む構成を取っており、随所に乾いたアメリカンサウンドやカントリー風味がまぶされ埃っぽさも上々に、メランコリックな男哀愁を惜しげもなく押し出しありそうでなかった独特の世界観を抽出しております。時代的に単純に走る曲は用意されておらずヘヴィな質感が弾き出す硬質なサウンドメイクとワビサビがドラマ性を醸し出しアルバムを通して聴くと、よりその世界観が強まり視聴後の満足感はガッツ石松ばりのOK牧場を連発したくなるもの、概ね楽しんでもらえるのではないでしょうか。骨太なリフワークに支えられた男の哀愁溢れる一枚、僕はなぜがこのアルバムを聴くとスキッドロウが聴きたくなる、呼び水的なニュアンスがある一枚でもあります。ちなみに同郷の大物ミュージシャンがゲスト参加していますよ


DEZPERADOZ - The Legend and the Truth - Deadman Walkin' ★★★ (2014-12-11 12:53:50)

西部活劇なパワーバラード
哀愁が目に沁みます


DEZPERADOZ - The Legend and the Truth - Dust of History ★★ (2014-12-11 12:50:18)

気合い一発ガッツィな一曲


DEZPERADOZ - The Legend and the Truth - Earp's Vendetta ★★★ (2014-12-11 13:04:08)

ヘヴィなミドルナンバー
ザクザクと刻まれるリフワークが耳を惹きます


DEZPERADOZ - The Legend and the Truth - First Blood ★★★ (2014-12-11 12:51:29)

キャッチーな歌メロが印象的です
湿り過ぎない乾いた曲調が肝なんでしょうね
雰囲気がありますよ


DEZPERADOZ - The Legend and the Truth - Friends Till the End ★★★ (2014-12-11 13:05:35)

メランコリックなメロが耳を惹きます
ヘヴィなリフも印象的な一曲
パンチ効いてますなぁ


DEZPERADOZ - The Legend and the Truth - March to Destiny ★★★ (2014-12-11 12:59:07)

メランコリックな一曲
この砂埃舞う活劇サウンドと哀愁が程よく溶け合い独特の雰囲気を醸し出しています


DEZPERADOZ - The Legend and the Truth - OK Corral ★★★ (2014-12-11 13:01:19)

OK牧場の決闘を歌っているのでしょう
浮遊感のあるダークなメロが印象的です
パワフルな今作を象徴する一曲


DEZPERADOZ - The Legend and the Truth - Rawhide ★★ (2014-12-11 12:55:27)

ローハイドのカヴァーですね
有名なリフレインが力強く飛び込んできますよ


DEZPERADOZ - The Legend and the Truth - The Legend and the Truth ★★★ (2014-12-11 12:48:31)

ウエスタンメタルの幕開けに相応しいインストナンバー
砂埃舞う西部の街並みが目に浮かびます


DEZPERADOZ - The Legend and the Truth - Tombstone ★★ (2014-12-11 12:56:50)

ストーリー性の高いアルバムの中でアクセントとなる
アコギを活かしたインストナンバー
イイ雰囲気ですね
夕陽が目に浮かびます


DI'ANNO - DI'ANNO ★★★ (2017-03-11 14:27:47)

公的年金みたいなもんを不正受給して逮捕されたと言うニュースがあったり、長年の不摂生がたたり歩行困難になり歌手業を引退するも車椅子にてシンポジウムに参加したり、結局引退撤回したりと何が何だかなぁ、その晩節を汚しまくっている元IRON MAIDENのシンガー、ポール・ディアノが最初に組んだプロジェクトチーム、当初はLONE WOLFと名乗っていたがアルバムリリース時にDI'ANNOに改名、満を持してディアノのパワフルヴォイスが聴けるぞと身構えたメイデンファンを吹き飛ばすライトなポップ路線に舵を切り多くのファンを落胆させたと言われる一枚。その終始ライトな作風とディアノの控えめなヤサグレシャウトとの噛み合わせも悪く、ハーモニーをつけてフンフンフ~ン♪と鼻歌交じりのお気楽歌唱に目が点になりましたね。

でもそんなディアノの在りし日の姿を頭から外して聴くと、これが実にメロディックな歌モノHM/HRサウンドとして聞こえるから不思議なモノです。⑤曲目に収録される『Tales Of The Unexpected』の英国紳士たるプログレポップサウンドなど同郷のMAGNUM辺りがやりそうなナンバーもあったりと、鍵盤楽器を前に出した柔らかい感触の歌モノサウンドを惜しげもなく披露。色んなタイプの洗練されたポップロックを聴かせてくれました。

多くのファンが求めたのはゴジラが地響きを立てて歩き回るような、原始的響きの豪快な恐竜サウンドだっただけに期待したほどの成功には至らず、シングル2枚を出した後、このバンドに見切りをつけBattlezone結成へと走るディアノ氏。その活動もままならず、目先のギャラに走り転々とした音楽人生をおくり、まさにLONE WOLFな男となってしまったディアノ氏。どんな方向性であれ、辛抱して続ければ良かったのだが、なまじ実力があるのと、メイデンの金看板に寄り掛かる節操の無さが、全ての作風にケチをつけている印象は拭えないが、今作のような作風も歌いこなせる実力を鑑みると惜しい人材だったと思いますね。だってメイデン以降の代表作が全然ないじゃん!!

英国風味満点の哀愁のメロディとライトに打ち出したポップサウンド、NWOBHMも斜陽に差し掛かり米国進出を果たすバンドが増えた1984年、そんな流れの中でご多分に漏れず方向転換をなした勝負作であった事は間違いないでしょう。これも時代の流れですね。


DIAMOND HEAD - Diamond Head ★★★ (2016-07-22 15:42:00)

メタリカに影響を与えたバンド、NWOBHMムーブメントにノリ、アグレッシブなリフワークを生かした1stで時代に名を刻んだレジェンダリーなバンドの最新作。メジャーデビューを果たした2nd、3rdでは第二のレッドツェッぺリンみたいな売りだし方をされ、ファンからの支持を失い解散。90年代に入りメタリカのカヴァー集やLIVEでの共演などで話題をさらい再結成するも、想像していたのと違うという事でまた解散。そして2002年にひっそりと復活、たび重なるメンバーチェンジを繰り返し活動を継続してきた彼らが満を持してタイトルにバンド名を冠した一枚を今年の4月にリリース(7月には国内盤もリリース)。ここにはメタリカに影響を与えたと言われる疾走感も荒々しさもパワーも存在しないが、円熟味を帯びた演奏から鳴らされるエモーショナルな響き、古典的な手法に乗っ取り組み立てられてはいるが、今の時代性を巧みに取り込む丁寧な作業は、実に焦点が絞りこまれ抜群の安定感を誇っています。バンド名とイメージがそぐわないとダメ、こんなの○○じゃないと思う方にとっては、聴く価値のない音楽性ですが、誇りぽい70年代的な音づくりの中で鋭利で硬質な感触を残した音楽性は、彼らのルーツを凝縮したような作風となり、シンガーのラスムス・ブーム・アンデルセンの爽快な歌唱と共に新たなる魅力を発散していますね。オーケストレーションを持ち込んだ妖しげなメロディが舞うラストソングなど今作ならではの味わいでしょう。そりゃ国内盤も出るわね。


DIAMOND HEAD - Lightning to the Nations ★★★ (2014-09-05 13:33:29)

メタリカやメガデス等のスラッシュ勢に多大なる影響を与えたと言われる彼らが1980年にリリースした1st。NWOBHMの中でも大きな人気を博していたし2枚目のアルバムで所謂、ニューツェペリンみたいに言われ印象が変わった事により、メタリカのドラマーが猛プッシュするまで歴史に埋もれかけていたのですが、ここで聴けるサウンドはアグレッシブなリフワーク、疾走感を煽る軽快なリズム、ラフでパワフルな演奏が堪能出来、これぞNWOBHMと膝を打ちたくなる出来栄えです。テクニック的にどうってことないんだけど②のメロディアスなハモリのフレーズは毎度聴いても焦がれるしリフワークもたまらん、けっこういろんなバンドに使い回されている。カヴァーされた④の邪悪で攻撃的なナンバーのカッコよさに悶絶させられますね。どの曲も長めなのですが、飽きのこない構成は他のNWOBHMとは違う手触りを感じさせクールなリフワークと上ずり気味の冷めた歌声は聴くほどに深みにハマります。冷めた熱情と狂気に満ちた知性、その両面を持ち合わせた、ある意味、非常に格式高い一枚を前に、凄みと売れないだろうマイナーさに時代とスタイルの境界線を飛び越えた精神性を強く感じます。


DIAMOND HEAD - The Coffin Train ★★★ (2019-06-22 17:56:19)

古くは70年代から活動していた伝説の英国産バンドによる最新作。2000年以降の復活劇から19年、NWOBHM時代よりも今の音楽性の方がキャリアも長くなりましたが、オーソドックスな英国産サウンドを下地に、手堅いが古さに埋没しない古典芸能を披露。このフレッシュなサウンドメイクを抱き合わせた事により、今の若い人にも十分に訴求する聴きやすさをもっており、ハード&エッジの効いたパワフルサウンドのカッコよさに刺激を受けるのではないでしょうか、けして技巧的に優れたバンドではないが、そのオーセンテックさの中にある、バンドの独創的なアイデアは今の耳にも新鮮に届くでしょう。また古くからの彼らを知る者には、懐の深い今を生き抜く正統派スタイルと映りグイグイと引き寄せられるでしょうね。

直情的な初期のスタイルとは一線を画すために、METALLICAのカヴァーなどから知った人には物足りないかも知れませんが、等身大の魅力を内包した今のスタイルも捨てがたい魅力があり、どっしりと構えつつも幅の広がった音楽性には知的好奇心も擽られるでしょうね。ベテランだが現役感を損なっていないのが素晴らしい。過去をこするだけでは意味がありませんから。


DIGGER - Stronger than Ever ★★★ (2014-09-14 14:37:31)

墓掘人夫こと「GRAVE DIGGER」が「DIGGER」に改名し1986年にリリースしたアルバム。サウンドの方も垢ぬけたモノに変わり1980年代中期の洗礼を完全に受けた形となり、キーボードもふんだんに導入されシャレた打ち込みのパートも出てくるし、洗練されたメロディアスサウンドに舵を切りにかかっていますが、泥臭い歌声との噛み合わせの悪さや、隠せない無骨なメタル愛が随所に顔を出しかつての名残を感じさせる瞬間があるだけにファンとしては何ともやりきれない思いを味わいます。でも別物として捕えると聴き易くまとめた欧州産の正統派メタルとして楽しめるから不思議です。ストレートな⑤のあとに明るめのイントロから雰囲気が変わる⑥の流れに大きな可能性を秘めているとすら思えます(⑦でやはりコケる)。少なめですが湿り気のあるギターサウンドと音質が良くなりビシッとタイトに決まるリズム、バラエティに富んだ楽曲、売れ線になびいたと言えばそれまでですが、これが時代ですかね。傍若無人な1stから成熟した2nd,毒素を薄めた3rd、更に泥臭さを抜いた今作と時系列に聴けば当時のシーンを反映しているようで面白いですね。今作を最後にバンドは解散、1993年に「THE REAPER」を引っ提げシーンにカムバック、その姿は絶妙な仕切りでバスの旅を巡る太川陽介のような勇ましさがありますよルイルイ(笑)。


DINKUMOIL - Metal Weld ★★★ (2020-05-21 12:49:27)

自らをUnderground NWOBHM bandと呼ぶ中国のHM/HRバンドが2010年にリリースした1st。その思いはオープニングナンバーから炸裂、ガリガリとしたスラッシーなリフも飛び出しテンションも上がるが、唄が始まった途端にガクンと下がるのが…なんともアジアな結末であろう。この手の音楽を愛する者にとっては、そんなことは想定内。むしろここで貫かれる初期型スラッシーサウンドの胡散臭さに、多くのバンドが通ったであろうデビュー作、同様の作り込みを行っている。狙ったのか、パクっただけなのか分からないが、やり切ることで、まんまNWOBHM直系の暴走スタイルを模倣している。
急降下する鋭角的なリズムとリフ、埃っぽさのあるスピードロックはパンクロックな解釈で加速、汗臭さが滲み出るアングラ臭も、驚くほど板についている。個性は薄味なれど、こういう音の持つ懐かしさと初期衝動を擽る実直な姿勢に共感を覚えずにはいられません。
なぜ、こんなにボーカル処理にしたのか理解に苦しむが、バンド名も英語、歌詞も英語とワールドワイドを視野に入れているようで、応援したくなりますね。


DIO - Diamonds: The Best of Dio - Hide in the Rainbow ★★ (2008-08-27 02:14:10)

DIOらしいミステリアスなミドルナンバー
ギターが地味すぎDIO/BAINのソングライティングが光る


DIO - Dream Evil ★★ (2008-08-27 02:37:00)

真っ向からRAINBOW的なアプローチに取り組んだ意欲作
ロニーのバンドなのだから彼がやりたいことをやればそれで良い訳で
この方向性に問題はなくロニーの歌声は素晴らしい
ヴィヴィアンの小気味良いギターリフがDIOの生命線とも言える部分があり
また新しさを感じさせてくれただけにグレイグは地味な印象を与え全般的にも小粒な感じが否めない、しかし1987年にこの手のサウンドを叩きつけきた気概は大いに買う
温故知新ロニーならではの様式美な世界を堪能出来る好盤である
このアルバムで聞ける情念たっぷりな歌唱は筆舌に値する


DIO - Dream Evil - All the Fools Sailed Away ★★★ (2008-08-27 02:22:08)

ロニーの熱唱が感動を呼びます
聴き応えのあるメロディアスかつドラマティックなバラード
これぞ様式美と言いたくなる名曲ですね
PVもカッコよかったなぁ


DIO - Dream Evil - Dream Evil ★★★ (2008-08-27 02:17:06)

アルバムのタイトルトラックにてハイライト的魅力溢れる
メロディアスなミドルナンバー
この手の唄を歌うDIOは本当に素晴らしい
ロマンティックなノスタルジーに浸れる


DIO - Dream Evil - Faces in the Window ★★ (2011-12-08 03:07:48)

ギターリフもカッコいい
でも小粒感は否めません
グレイグめ
スケールの大きそうな曲なんだけどね
僕は好きですよ


DIO - Dream Evil - I Could Have Been a Dreamer ★★★ (2011-12-08 02:58:11)

DIOらしい力強さとロマンティックな雰囲気が好きです
地味だが良い曲ですよ


DIO - Dream Evil - Naked in the Rain ★★ (2008-08-30 18:16:06)

地味だがDIOらしいメロディアスなミドルナンバー
L.Aのメタルシーンを牽引していたDIOの勇姿が目に浮かびます


DIO - Dream Evil - Night People ★★★ (2008-08-27 02:18:52)

お約束な疾走ナンバー
DIOらしい切れ味がカッコイイ


DIO - Dream Evil - Overlove ★★★ (2011-12-08 03:23:24)

小気味いいキレのあるナンバー
ドラムがいいですね
華やかなL.Aらしい


DIO - Dream Evil - Sunset Superman ★★★ (2011-12-08 02:50:06)

リズムチェンジするサビがいいですね
ベースも良い仕事をしています
力強いナンバーですなぁ


DIO - Dream Evil - When a Woman Cries ★★ (2011-12-08 03:14:41)

ロニーの唄の上手さは絶品ですね
KEYの軽やかさも印象的です
流石ですね
彼らの様式に添ったナンバー


DIO - Finding the Sacred Heart: Live in Philly 1986 ★★ (2018-10-30 14:13:10)

DVD&CD2枚の3枚組の商品が2013年にリリース。音質も改善され完全体として蘇った。ヴィヴィアン・キャンベル脱退後のツアーと言う事で色んな憶測もありますが、脂の乗ったロニーのパフォーマンスは常に素晴らしく、この夜も絶好調と言えるだろう。個人的に、やはりTIME TO BURNのライブヴァージョンがあるというのがポイントで、曲自体は地味目のつまらないものなのだが、この希少価値一本に持っていかれる。
ヴィヴィアンほど、個性のないギターだが、リッチースタイルのグレイグの加入はけして間違えではない。今回のライブで忠実にプレイしようとする姿や、グレイグ流の解釈などギターヒーロー然とした佇まいで新旧のギタースタイルを提示した。元々、リッチータイプだが、派手なタッピングなども器用にこなせるギタリストなので、1986年以降のメタルシーンを乗り切るために白羽の矢がたったと言えるだろう。まぁ、一説には腕を磨いたヴィヴィアンがロニーを喰う程の人気と実力を身に付けた事に嫉妬した為、地味な相棒を連れてきたと言われているのですがね。

新たなる相棒と盤石のベテラン組の融合、新生DIOの門出を占う貴重なライブ音源。その実態を確認する上でのライブ映像は貴重だと思いますよ。ただ、古い映像を上手く加工しているのだが映像と音の違いに、見ていると戸惑うだろう。まるでアフレコのような感覚に陥る。細かい事なのだが、その辺りが気になると、のめり込めなくなるのが難点だ。


DIO - Holy Diver ★★ (2008-12-06 19:22:00)

格式高い様式美の世界を継承する記念すべき1stアルバム
メタリックなヴィヴィアンのギターが新しい風を送っていますね
プレイのみならずバンドに貢献するジミーベインの存在はかなり大きい
それにしてもDIOは本当に上手い
王道を行くHM/HRをまだ聴いたことがない人は是非とも聴いてほしいですね


DIO - Holy Diver - Caught in the Middle ★★★ (2014-07-26 14:44:56)

メロディがイイですよね
地味かもしれませんが良い曲です
走ってばかりじゃつまらないもん
流石はロニー何をやっても様になります
このキャッチネスさも魅力的ですね


DIO - Holy Diver - Don't Talk to Strangers ★★★ (2008-12-06 18:55:32)

静かな出だしから一転してテンポアップする様が見事
ドラマティックな名曲です


DIO - Holy Diver - Gypsy ★★★ (2014-07-26 14:47:07)

パンチの効いたDIO節に唸ります
パワフルなミドルナンバー


DIO - Holy Diver - Holy Diver ★★★ (2008-12-06 18:50:30)

ミステリアスなムードが漂う
ヘヴィでメロディアスなミドルナンバー
DIOといえば僕はこの曲を思い出します
サバス、レインボーの世界観を継ぐ本物の
魔術がここにはあります


DIO - Holy Diver - Invisible ★★★ (2014-07-26 14:36:49)

DIOの魅力が詰まってますよ
様式美だし魔術的な1stならではの世界観でしょう


DIO - Holy Diver - Rainbow in the Dark ★★★ (2008-12-06 18:53:55)

キャッチーなキーボードのフレーズが耳を惹きます
伝統的なサウンドの中で息づくメロディの美しさにウットリさせられますね
起承転結のはっきりとした展開も様式美ならでは
ヴィヴィアンのメタリックなギターソロもカッコイイ
DIOの歌声は本当に素晴らしい


DIO - Holy Diver - Shame on the Night ★★★ (2014-07-26 14:33:56)

オオカミの泣き声でしょうか?
そこからヘヴィなグルーブを叩きつけきますが
全てをロニーの上手さでねじ伏せます
この雰囲気と言いタイム感といい
懐かしいですね


DIO - Holy Diver - Stand Up and Shout ★★★ (2008-12-06 18:56:35)

メタリックな疾走ナンバー
お約束感満載も良いものは良い


DIO - Holy Diver - Straight Through the Heart ★★★ (2014-07-26 14:40:54)

音は軽いんですがヘヴィなミドルナンバー
LIVE映えする一曲です
ヴィヴィアンのギターヒーロー然とした佇まいが目に浮かびます
ヴィニー・アピスのけたたましいドラムも
ロニーの粘っこい歌声も熱いわ


DIO - Killing the Dragon ★★ (2008-08-30 18:51:00)

ギターにダグ・アルドリッチを迎えたものの印象としてはグレイグの変わりに弾いただけという感じがしますね。前作よりも様式美路線に舵をとった雰囲気はあるのだが地味な印象派拭えない。とはいえ御大ロニーの歌声は素晴らしく艶のあるを喉を披露している。ダグは上手いし見た目にもギターヒーロー然とした雰囲気がありこのままメンバーとなり次作で曲を提供してくれたらと期待したものです


DIO - Killing the Dragon - Along Comes a Spider ★★★ (2008-08-30 18:57:38)

DIOらしい小気味良いノリがカッコイイです
やはりダグのプレイが光りますね


DIO - Killing the Dragon - Killing the Dragon ★★ (2008-08-30 18:54:59)

アルバムのオープニングを飾るミドルハイナンバー
地味な曲もダグが救ってくれている


DIO - Killing the Dragon - Push ★★ (2008-08-30 19:01:16)

DIOらしい切れのあるキャッチャーなナンバー
PVは面白かった、あの二人が映画の主役とはね


DIO - Killing the Dragon - Throw Away Children ★★★ (2008-08-30 19:06:10)

タイトルからして悲しいですね
哀愁のあるヘヴィなバラード
ダグのエモーショナルなギターソロは素晴らしい
子供達のコーラスも曲にピッタリ
子供を捨ててはいけません


DIO - Lock Up the Wolves ★★ (2008-08-25 21:17:00)

ロニー以外のメンバーを一新しパワフルかつヘヴィな面を強調した作風へとシフトチェンジ、叙情性とドラマティックなファンタジーさは減退したが個人的には時代を見据えた好盤だと思う、メリハリの効いた面もありなかなか聴かせてくれる、DIOのアルバムには昔から名曲と捨て曲の差が激しく今作ではその部分が顕著に現れた様な気がする。
重苦しい⑥や今までにない時代を意識したパワフルな①が聴ければ満足です、惜しむらくは天才鍵盤奏者のイェンス・ヨハンソンのプレイを全く生かすアレンジをしなかったことが残念です、若いギタリストが居ても地味に感じてしまうのが難点。


DIO - Lock Up the Wolves - Between Two Hearts ★★★ (2011-12-08 06:36:37)

重苦しいメタリックな世界観とファンタジーの融合具合がポイントかな?
ちがった聞かせ方もアレンジもあったのでしょうが
時代は1990年代へと突入です
このシフトチェンジは今作ならではの味わいでしょう
個人的にはギリセーフです


DIO - Lock Up the Wolves - Born on the Sun ★★★ (2011-12-08 06:25:52)

メロディアスなロニーの歌唱
ヘヴィな中にある様式美がギラリと光りますね
地味目なローワンのギターもアイオミ風で良い味です


DIO - Lock Up the Wolves - Evil on Queen Street ★★ (2011-12-08 06:47:53)

ヘヴィなブルースロック
サイモン・ライトのドラムが強烈です
ロニーは上手いね


DIO - Lock Up the Wolves - Hey Angel ★★★ (2011-12-08 06:30:51)

キャッチーな唄メロも印象的な
今アルバムならではの重量感のあるミドルナンバー
リフもソロも聴かせてくれますよ


DIO - Lock Up the Wolves - Lock Up the Wolves ★★ (2008-08-25 21:23:14)

ひたすらヘヴィなミドルナンバー
今アルバムを象徴するかのような佳曲です


DIO - Lock Up the Wolves - My Eyes ★★ (2011-12-08 07:01:58)

表現力豊かなロニーの歌声に魅了されますね
力の入りすぎたアレンジが個人的にはマイナスです
そこまで重量感を際立たせなくともね
ファンタジーな世界観を前面に押し出して欲しかったですね


DIO - Lock Up the Wolves - Walk on Water ★★ (2011-12-08 06:55:40)

ヌケのいい音が生きていますね
サイモン・ライトのヘヴィなドラミングが印象的です
適度な重量感と疾走感が丁度いいですね


DIO - Lock Up the Wolves - Why Are They Watching Me ★★ (2011-12-08 06:57:06)

ズンズンと突き進みます
ヘヴィな質感とメロディアスな歌唱が聴き所か


DIO - Lock Up the Wolves - Wild One ★★★ (2008-08-25 21:19:57)

タイトル通りワイルドな疾走ナンバー
PVもカッコよかったなぁ細いベルトが気になりました
ガッツ溢れる名曲です


DIO - Lock up the Wolves(LIVE) ★★★ (2021-12-05 17:18:50)

今のところデジタル配信しかされていない、短命に終わったLock up the Wolvesに伴うツアーのライブ音源。実は、今作はラジオ向けの音源であり、その為に9曲収録の52分という短いランニングタイムになっています。さらにはSpotifyでは聴けず、Amazonミュージックのアンリミテッドじゃないと楽しめない。うーん微妙だなぁ、そしてタイトル違いで同様の内容の音源が多数あるというカオス状態になっており、ディオを制覇するのは大変だと思う。あれは何とかしてほしい。金払ってダウンロードしたら死ぬど。

オープニングはLock up the Wolvesなのだが、これがフェードアウト、おいおい最後までやれよだし、選曲がここからベストオブDIOへと流れ、もはやLock up the Wolvesに対する面影のなさが好悪を分けるでしょう。せめてWILD ONEはやって欲しかったよ。この時代、ディオはステージ衣装をカジュアルなものに換え時代に合わせてきた、それだけに新作を楽しみたかったので個人的には残念だが、貴重なラインナップによるステージであることに代わりは無い。正直、このミックスで問題は無かったのか、色んな疑問はある。新しいアルバムから2曲しかない、キーボードもあまり目立たない、機材トラブルなのかバランスの悪さなのか、レコーディング環境なのか分からないが、それらも含めステージだと思っているので、貴重な音源を前に戯れ言はやめます。

このステージを体験して、やはりもう一枚、このラインナップでアングリーなマジカルディオを聴きたかったと思いました。ウェンディ・ディオは、こういう音源を小出しにするなら整理整頓してくれよぉである。


DIO - Magica ★★ (2008-08-30 18:39:00)

DIO渾身のコンセプトアルバム
しっかりとしたメロディに乗せて歌うロニーの歌唱は素晴らしく、また健在である。
作風は原点回帰とまでは行かないが時代を考えると致し方ないことなのかと思う
DIOらしい疾走ナンバーやキャッチャーな曲があれば歌人的にはなお良かったです
ボートラにはロニー自身による18分にも及ぶMAGICAストーリーの朗読もあります


DIO - Magica - As Long as It's Not About Love ★★★ (2008-08-30 18:22:31)

コンセプトアルバムに相応しい壮大なイメージを抱かせるバラード、ドラマすら感じさせる名曲ですね


DIO - Magica - Fever Dreams ★★★ (2008-08-30 18:09:26)

メロディアスな様式美然としたミドルナンバー
DIOらしい魅力に溢れた名曲です
コンパクトだがギターソロもグッとくる


DIO - Magica - Losing My Insanity ★★ (2008-08-30 18:26:13)

フォーク・ドラッドなイントロが耳を惹くメロディアスなミドルナンバー


DIO - Master of the Moon ★★ (2008-08-25 20:26:00)

ギターにグレイグ・ゴールディ、ベースにジェフ・ピルソンを復帰させ2004年にリリースされたアルバム。贔屓にしているCDショップに並んでいたのですが、DIOの名とジャケットにやタイトルに釣られ購入してしまいました。相変わらずギターは地味で切れを欠く印象を拭えないが、作風に焦点が絞り込まれ往年の雰囲気を醸し出したサウンドは、ここ数年では一番の出来かと思います。ロニーの熱を帯びた艶のある歌声は健在で個人的にはそれだけで満足でした、地味だが的確な仕事で様式美復権に一役買っているスコット・ウォーレンのプレイも見逃せないですね。久しぶりにDIOらしさを感じさせるアルバムが聴けたことにまずは感謝します、①と②の流れを味わえるだけで嬉しかった


DIO - Master of the Moon - Death by Love ★★ (2012-06-23 15:25:27)

シンプルだがハードのバッキングが好きです
ジェフ・ピルソンはいい仕事をしていますね
グレイグもいい雰囲気を醸し出していますよ


DIO - Master of the Moon - I Am ★★★ (2012-06-23 15:22:21)

繰り返されるサビが印象的ですね
メロディアスなミドルナンバー
DIOらしいロマンティズムを感じさせてくれます
地味ですがこういう曲を楽しむのも一興です