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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 3801-3900
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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 3801-3900
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FLESH & BLOOD - Blues for Daze ★★ (2018-12-07 16:43:41)

あのマーク・マンゴールドがダニー・ヴォーンとタッグを組む、しかもレーベルは英国のNow&Thenとくればメロディアス系に強い、ギターにはアル・ピトレリの名前がある、こうなると俄然興味を湧きますがアルバムタイトル『BLUES FOR DAZE』に、サイケなジャケット…リリースは1997年、うーむ、これはAOR風味のメロディアスなロックじゃないな?と聴く前に飲み込みましたが、予想通り90年代に流行ったBACK TO 70'サウンドでした。
参加メンバーやキャリアを期待すると完全に肩透かしを喰らいますが、Black Crowesあたりの埃っぽいブルースロックをイメージして頂けると想像出来るかと思います。せっかくのスーパーバンドなんだからと思いますが、これも時代の流れと言うモノ、古典的なブルースロックが好きな人なら大いに楽しめるでしょう。


FLIGHT - Flight ★★★ (2019-03-09 13:07:54)

ノルウェー出身のツインギター編成による4人組が世に放ったデビュー作。狙っている世界はレトロなサウンド。NWOBHM風味満点の古臭くて湿度がたっぷりと含んだ、あのサウンドを今の自債に再現と所謂NWOTHMなのだが、80年代寄りではなく完全に70年代スタイルのオーセンティックなスタイルを軸足に構えている。
北欧風の涼やかでキャッチーな風が吹かないバンド、いかに北欧初期のスタイルに根差しているともいえ、このバンドの打ち出したサウンドと言うのは近いところではGASKIN辺りを思い出すのだが、その辺のドンヨリ系のメロディアスHM/HRが好きなマニアならたまらないでしょうね。
湿り気のあるメロディを奏でるギターも、チョイ足しブルージーなのも70年代的、そこにロック然とした屈強さと、ハードテイストが絡む事で、独特の間の哀愁味が醸し出されるのが味噌。


FLIGHT - Flight ★★★ (2023-05-22 18:44:12)

良品発掘に余念の無いHigh Roller Recordsからリリースされた新譜。これはリイシュー盤ではない正真正銘の新作と言うのだから驚かされる。レーベル謹製とも言える古のメタル、70年代型の正攻法で迫ってくるハードサウンドは、泣かせのメロディを巧みに設えオーセンティックな音色を奏でるも、けして懐メロ大会に陥らぬよう工夫を凝らし良い意味でヴィンテージ臭を撒き散らしている。北欧産らしい潤いのあるメロディ、ドンヨリ系のNWOBHMテイストではあるがブルージーさを排除することでメロディ派のマニアにグッと刺さってくるでしょう。哀愁系のメロディをストレートに展開させることで無駄を廃している、透明感のあるメロディを嫌味無く押し出すことで聴かせたいものを明確にしている点を大いに評価したいですね。


FLOTSAM AND JETSAM - Blood in the Water - Brace for Impact ★★★ (2022-03-19 01:28:57)

キャッチーでノリが良いですねぇ
それでありながらもシリアスなスタンスで聴くモノを圧倒
古さに埋没しないフレッシュ感も素晴らしい


FLOTSAM AND JETSAM - Blood in the Water - Burn the Sky ★★★ (2022-03-19 01:31:25)

ベテランですが過去の遺産にすがるだけではない現役感のある音作り
こういう鮮度の高い音楽性をやり切れる姿が頼もしい


FLOTSAM AND JETSAM - Doomsday for the Deceiver ★★★ (2020-06-07 20:58:48)

メタリカのベースが以前いたとことにより再脚光を浴びたアルバム。リリース時は権威ある商業誌から78点を献上。微妙な評価と音楽性に詳しく触れられていない為に、話題に上ることはなかったと言われる。残念極まりない話である。

アメリカン特有の光沢のある艶めかしいパワフルサウンド。そこに塗されるバイオレントな空気とダークな質感が鉄壁のリフとリズムを従え猛進、良く練り上げられた楽曲構成は勢いで押し切ることなくグイグイと次の展開に引き込んでいく。
デビュー作でこれだけ歌えたら十分だろうなエリックAKの柔軟さも兼ね備えたパワフルヴォイス、彼の歌声を軸にしたと思えるような構成もズバリとハマり、このバンドの特異性をアピール出来ている。
阿吽の呼吸と言っても良い、リフワークやリードプレイにも聞かせる要素が大きくあり、エドワード・カールソンとマイケル・ギルバートによる、歯切れのよいツインリードはテクニカルな面も存分にサポート、スピードピッキングを交えながらのソロなど、スリリング極まりないプレイで魅了。拘りのアレンジと構築、その高い演奏力に支えられた楽曲群に不安定な要素など皆無。ケリー・デヴィッド・スミスのソリッドかつパワフルなドラムと、うねりを上げるテクニカルなラインをキメまくるベースの存在感、メンバー感のパワーバランスも俺が主役だと言わんばかりに互いを意識し合いながら拮抗、このメンバーでしかだせないグルーブが存在している。

個人的には、彼らのカタログの中で一番良く聴くアルバムです。とにかくバランスが良い。楽曲もアメリカの裏街道メタルにありがちな、無頼漢だけではない聴かせる部分も多分にあり、それが複雑な構成だけに留まらない、メロディラインや、やはり歌い手の器用さによるところも大きいだろう。過小評価されているシンガーだし、ツインギターコンビだが、媚びを売らない本気のアメリカンメタルに興味のある方は是非とも手に取って欲しい一品。そしてこの音こそ、Metal Blade的とも言えるだろう。


FLOTSAM AND JETSAM - No Place for Disgrace ★★★ (2020-06-07 21:23:59)

前作とは一転、日本一権威ある雑誌の日本一影響を与える酒井康氏が90点の評価を付けたことにより、話題性も嘘みたいに上がったことを記憶している。本当にワタクシはこの手の輩が大の苦手である。お前たちは耳が付いているのか、音を聴け音を、音楽は読むモノじゃないぞと心の底から思いました。当時雑誌は一切読まないタイプだったワタクシにとっては、本当に嫌な思い出がよ蘇る一枚です。そのせいで、当時この音と向き合えなかったからね。

くだらない先入観を捨てて聴けば、前作におけるソングライティング力をさらに研磨、アイデアを取りまとめ高いドラマ性を有しつつも、無駄を排除し聴きやすく纏め上げている。前作にあったむせ返るようなアングラダーク臭がなくなったのは、個人的には残念だが、エルトン・ジョンのカヴァーすらも、大ありと思わせる手腕に聴かせ方にバンドの成長を感じます。
彼らの代表作は今作で間違いないが、お気に入り度は1stです(信者どものせいで今でも苦々しい思い出が蘇り聴きたくないが上回る)。

ソングライターが変わってもバンドは死ななかった。勿論、ジェイソンの置き土産もある。良好な関係なのも頼もしい。新加入のベースである、トロイ・グレゴリーもジェイソンの口添えだとか、実はメタリカのオーディションを受けたとか、ゴシップネタもあったりする今作だが、個人的に、あらゆる先入観を捨てて聴きたいアメリカンメタルの傑作であろう。ちなみに⑦は、マサ伊藤が酷評していたって、もうウンザリだよ。


FLOTSAM AND JETSAM - The Cold - Better Off Dead ★★★ (2020-09-02 02:10:31)

アコースティックな出だし
エリックの熱を帯びたエモーショナルな歌声
バンドサウンドになってから一気に激情が爆発
静と動のコントラストを明確に描くことでドラマ性も格段にアップ
懐の深いバンドサウンドで魅了してくれました
スラッシュ系が取り上げるバラードとしては出色のできでしょう


FM - Metropolis ★★★ (2018-08-26 16:55:26)

英国のベテランバンドは久しぶりに復活を果たしリリースしたアルバム。威厳に満ち溢れた職人技が冴えわたるAOR調のロックナンバーは、潤いと色彩美に溢れた名曲が目白押し、歌を聴かせるアレンジ、その合間をぬように深みを与えるキーボードと邪魔しないハードなギター、皆が一体となり聴かせる事を念頭に置いた楽曲に隙など見当たらず、歌モノロックを愛する方のオアシスとなる極上のサウンドを手掛けています。
まぁ、この手の音は無難だしスリルはないかも知れません。また走るのがへヴィメタルという認識の上では、この聴かせる路線に眠たくなるでしょうが、フックに富んだ哀愁のメロディに泣かされたいと思うマニアなら手にとって損はしないでしょう。
上手いバンドだよなぁ。単なる過去の焼き回しで終わらないフレッシュ感も持ちこんでいたのが素晴らしい。


FM - Metropolis - Unbreakable ★★★ (2018-08-26 16:45:41)

一撃必殺の哀メロナンバー
誰が主役じゃない
皆が一体となり生み出す阿吽の呼吸
歌もアレンジも全てが素晴らしい


FM - Thirteen ★★★ (2022-06-09 14:03:07)

ブリティッシュロック界の大物と言っても過言ではない大ベテランバンドによる通算13枚目のスタジオアルバム。オープニングから、その威厳に満ちあふれたメロディアスロックを展開、AOR調の②への流れも素晴らしく、今作に対する期待値も爆上がりです。
スティーブ・オヴァーランドの歌声も円熟味を増しつつも輝きを失わないパフォーマンスを披露、多彩な楽曲を用意したアルバムの中で、全てをFM印に変えてしまう存在感に唸ります。またバンドの唄を軸とした作り込みを行っているので、そのあたりのバランス感覚にも一日の長を感じずにはいられませんね。
総じてベタな世界観です、大衆性のある良識的な音楽性、人を不快にさせないハードでメロディアスなロックサウンドは英国流儀に彩られています。この手のスタイルならではの親しみやすさ、その中でも適度な緊張感は、聴き手の好奇心を刺激し飽きさせることなく最後まで聴かせてくれます。この力業にこそFMの魅力を感じますね。
等身大のメロディアスロックの旨味、ベタに敵う物なしを体感させてくれる至高のロックサウンドに魅了されっぱなしでした。


FM - Tough It Out ★★★ (2018-08-26 17:26:02)

売れたきゃ俺に頼めと言わんばかりに、この手の歌モノ系には名を連ねていた名プロデューサーのニール・カーノンが参加しています。ライトでアーバンなアメリカン志向のサウンドは洗練された作り込みが耳を惹く、作り手と演者の思惑が合致したような作風に仕上げており、そのカラフルな楽曲も手練手管のやり手に掛かれば、必要以上に弾かないが、インパクトを放つクリスのギター、装飾美担当のキーボードも絶妙と、ライトな作風なのに、英国的なコクを聴かせるアレンジメントにも両者が大きく貢献している。
そんな中でも圧倒的な存在感を見せているのがヴォーカルのスティーブ・オーバーランドのをエモーショナルヴォイスだと思うのですがいかがでしょうか?彼らが奏でるサウンドは華やかさと躍動感に溢れており、完成度の高さを促す圧倒的なパフォーマンスを見せている。
何故か日本では売れずイマイチ認知度の低い英国のバンド。都会的なオシャレ感はあれど、根底にある陰気な英国風味が絶妙に絡んでいるので、聴き応えはたっぷりあると思いますよ。
甘いだけじゃない歌モノロックが聴きたいマニアなら迷わずトライして欲しい一品ですね。


FM - Tough It Out - Bad Luck ★★★ (2018-08-26 17:12:10)

武富士のCMを見る度にこの曲を思い出していた
ベタだが必要不可欠な曲だろう
高水準すぎて凄さがイマイチ伝わらないと言う贅沢な悩みを感じる


FM - Tough It Out - Someday ★★★ (2018-08-26 17:14:56)

複数のアーティストが取り上げている哀メロナンバー
このヴァージョンもまた素晴らしい
少々歌が押しつけがましいのが気になるかね


FOCUS - Moving Waves - Hocus Pocus ★★★ (2019-09-23 20:01:04)

このバンドの名前を一躍世に知らしめた代表曲
邦題は悪魔の呪文
現代との関係性は分からないが
ぶっ飛んだアイデアの今作を聴けば納得出来るだろう
ハードに躍動するギターにドラム
狂い咲くオルガンの音色
そしてヨーデルが唄の代わりを果たすのだから凄いよね
最終的には口笛まで飛び出す始末
ぶっ飛んでいるわ
狂気の様相を呈する楽曲を牽引する楽器隊の熱演ぶりに何度聴いても身震いさせられる


FOGHAT - Energized ★★★ (2017-12-13 12:29:06)

英国のバンドだがアメリカのBearsvilleと契約を交わしてデビューを果たしたバンドの3rd。元Savoy Brownのメンバーが母体となっているので、ブルージーなロックスタイルだが、オープニングからTrain Kept A Rollin'の自分達ヴァージョンで幕を開けると言う大技を展開、女性コーラスを生かしたサザンロック風味の楽曲も用意したりとアメリカ寄りのハードサウンドで勝負していましたね。ハードブギー調に改良したバディ・ホリーの⑥も面白い仕上がりで、これぞロックンロールと言える魅力に溢れている。
キャッチーでパワフルなリズムの心地よさ、はじき出されるグルーブ、それらを司るギターの旨味、いまどきブルースベースのハードブギーサウンドなど流行らないだろうが、若い人にこそ聴いてほしいスタンダードな既知に富んだ一枚ですよ。


FOGHAT - Live ★★★ (2020-09-14 12:54:27)

英国のバンドでありながら渡米して活動していた生粋のライブバンドによる歴史に名を残すライブ盤がコチラ。サザンロック的な風合いも感じさせるが、小気味よく弾き出されるリフワークには英国産ハードブギーテイストも色濃く残し、無駄な装飾を省いたシンプルロックのダイナミズムにグイグイと引っ張られるでしょう。
アメリカ大陸制覇を目指した音楽性、速くもないのに加速度を感じさせるグルーブ、時には野性的と感じさせる、その骨太なサウンドは圧倒的な存在感を誇っている。
トータルで40分を切る構成も清い姿勢に映り、気が付けば何度もリピートさせる魅力あるのが、このバンドの肝だろう。
ライブならではの緊張感と熱を帯びた空気、スタジオ盤以上に尖りまくった感情に支配される生々しいロックサウンドの持つ説得力は、何年たっても色あせません。楽しいハードブギーなのに、どこか重厚な存在感を放っているのも印象的ですね。

余談ですが、⑤はビック・ジョーの相性で知られる黒人シンガー、ジョー・ターナーが1950年代に発表した曲です。色んなアーティストが取り上げております。ブルースロックから派生したハードロック。その源流として後世に引き継がれる名曲の一つでしょう。


FOOLS GOLD - Fools Gold - Rain, Oh, Rain ★★★ (2023-09-25 15:12:11)

バンド活動に励むもなかなか目が出なかったトム・ケリー
Dan Fogelbergのバックバンドを経て念願のレコードデビューを果たす
この曲はそこからのシングルカット
ハーモニーを生かした温かみのあるメロディとほっこりサウンド
カントリーミュージックとしては売れそうな気配がプンプンと漂っています
アルバムは豪華アーティストがゲスト参加と話題性はあったがスマッシュヒットとはならなかった


FOR ABSENT FRIENDS - Running in Circles ★★★ (2020-06-16 16:07:50)

国内盤は我らがZEROコーポレーションからリリースされた。プログレポップロックバンドの2枚目。
バンド名からも分かるようにGENESISからの影響も大ですが、あそこまで本格派のプログレスタイルをとっておらず、よりソフトでメロディ重視の姿勢をとっている。
勿論、プログレ系なので拘りの展開は用意してあるのだが、それ以上に聴かせたいのは憂いのある優美なメロディ。素直な気持ちで向き合える優しい音楽性のおかげで、なんの疑いもなくスッと心に入ってくる。

とはいえ自己主張弱めの為、引っ掛かりが少ないのだが、そんな不満を補って余りある豊潤なメロディの数々に、ここは身を委ね、彼らが奏でる慈愛に満ちたポップなプログレロックに酔いしれるのが一番でしょうね。

鍵盤楽器の使い方も上手、哀切のある展開を巧みにコントロール、こちらの体感温度を優しく下げてくれます。
そして邪魔をしない歌声も、あの人みたいで良かったなぁ。全体のバランスが秀逸なんですよね。だからエッジ不足な音楽性でも素直に受け止められますよ。


FOR MY PAIN - Fallen ★★ (2008-06-17 05:49:00)

贔屓にしているCDショップで流れているのを偶然聞き何の予備知識も無く気にいり購入した記憶があります、いわゆるロマンティック・ゴシックと言えば良いのか?キャッチャーでありながらもメロディアスかつ叙情的なサウンドが魅力のバンドです。しかしそこは北欧はフィンランド産だけに独特の暗いトーンが全体を支配し荒涼とした雰囲気を醸し出しています、でも高揚感のある甘いメロが胸を締め付けますね。リズム隊が楽曲を引っ張りKEYが主旋律を奏でGは地味なプレイでソロもほとんど無く個人的には物足りなさを覚えますが、全篇に渡る扇情的な美旋律の数々にやられてしまいました、Voは抑揚のない歌唱で上手いとは言わないが味がありメロセンスも良く雰囲気としては合っている。僕はこの手のサウンドにウンチクを語るほどの見識も無くコメントにためらったが2003年に購入してからもチョイチョイ聞き返しています、メロディアスなサウンドに興味がある方なら満足してもらえるクオリティは備えているかと思います。因みにKEYはナイトウィッシュのメンバーであそこまでシンフォニックなプレイは披露していませんがバンドの要となる旋律を奏でています、彼のファンなら迷わずゲットでは?


FOR MY PAIN - Fallen - Autumn Harmony ★★★ (2008-06-17 06:19:33)

哀愁の美旋律が華麗に舞うゴシック調の泣きの名曲です
抑揚を抑えた唄に評価が分かれるでしょうが繊細なギターが泣けせてくれます。アルバムを代表する名曲です


FOR MY PAIN - Fallen - Bed of Dead Leaves ★★ (2008-06-17 06:15:19)

タイトルからして泣いていますね
美しい旋律を奏でるKEYのプレイが肝です
切ないのに甘くロマンティックな雰囲気が良いですね


FOR MY PAIN - Fallen - Dancer in the Dark ★★★ (2008-06-17 05:56:46)

扇情的なメロディが胸を締め付けますロマンティックな甘さがなんとも言いがたくホロっとさせられますね。女性Voが良いですね


FOR MY PAIN - Fallen - Dear Carniwhore ★★ (2008-06-17 06:12:20)

ヘヴィでダークな世界観が良いですね
ザクザクと刻むギターリフも印象的です
メロディアスなソロも耳を惹きますがスリルは皆無です


FOR MY PAIN - Fallen - My Wound Is Deeper Than Yours ★★★ (2008-06-17 05:53:50)

躍動感のあるリズムが鼓舞するゴシックHM/HRナンバー 哀愁の美旋律が胸を締め付けます


FOR MY PAIN - Fallen - Rapture Pf Emotions ★★★ (2008-06-17 06:09:04)

キャッチャーなメロディが泣きながら疾走する胸キュンナンバー
個人的にはアルバムのハイライトだと思います
甘さの中にある北欧ならではの冷たい質感がフィンランドならではなのか涙腺を刺激します、ギターソロがもっと魅力的ならどエライ事になっていたね。


FOR MY PAIN - Fallen - Sea of Emotions ★★ (2008-06-17 06:04:09)

キラキラと煌めくKEYのフレーズが印象的なナンバー
哀愁のある美旋律がグッと迫ってきます


FORCED ENTRY - Uncertain Future ★★★ (2023-08-23 08:08:29)

テクニカルスラッシュメタルバンドとしてマニアから一目を置かれるバンドの1st。やはりシアトル出身というのが背景にあるのか、他のバンドでは味わえない独特の感性と世界観を感じさせるのがポイント、スリーピースとは思えない密度の濃いサウンド、だがけして難解ではなく耳を好奇心で満たしてくれるアグレッションも有しており、先の展開を読ませないのはスラッシュメタル特有の魅力。そういう意味でもこのバンドは及第点を難なくクリアー。当時シーンの最右翼にいたTestamentやExodusを凌駕するほどの威圧感がある。
背景的にもVio-Lenceとかが出てくる前触れもあったから、シアトルのハードシーンという、ベイエリアとは違う環境が、こういう音を形成しているのだろう。
何度も繰り返されるリズムチェンジ、そのスムーズな行いは奇跡的な渋滞を免れる交通網のように痛快なスッキリ感を有しており、聴いていて実に心地が良い。
時代的に飽和状態と化したスラッシュメタル、レーベルのCombat Records的にも不安定だったのだろうか?国内盤のリリースも無かったので、認知度は低い。しかし、これから巻き起こるであろうシアトルサウンドの礎となるバンドでもあったわけだから、資料的な価値も十分高い。重々しいヘヴィグルーブとは一線を画すテクニカルスラッシュ、しかし、クールな感性には共通する部分もあるのだろう。

また、ギターサウンドやリズミカルなグルーブなと時代を先取りした感も実はあったりと、改めて聴くと興味深いバンドであった。
アメリカのアングラシーンでは話題になったに違いないなぁと勘ぐりますよね。


FORCED ENTRY - Uncertain Future - Anaconda ★★★ (2019-04-29 22:20:45)

まさにアナコンダな一曲だろう
不穏な空気を生み出す妖しげなフレーズもさることながら
蛇のようにいやらしいく
そして濃厚に絡みつくへヴィなリズムが強烈だ
ベースもエゲツナイよ


FORCEFIELD - The Talisman ★★ (2014-12-29 18:55:29)

元はイアンギランバンドのギタリストだったレイ・フェンウィックらが中心となりパープルの名曲「SMOKE ON THE WATER」をカヴァーしたシングルが出発でしたね。こちらは1988年にリリースされた2nd、シンガーにサバスのトニーマーティン、ドラムはコージー・パウエル、ちなみにベースはあのローレン・スコッティルです。オープニングのジャジーなインストナンバーが始まった時にはヤバいと思ったのですが、徐々にエンジンに火がつきハードさがアップ、そこまで期待は出来ないメタル度の薄いアダルト路線のハードなロックサウンドなので少々物足りなさはありますが、マーティン節とも言える憂いのあるマイルドな歌声がしっとりとした味わいを乗せ楽曲を締めてくれます。何を聴きたいのかで評価も分かれますがアダルトな歌モノAOR系のハードサウンドをお探しの方なら楽しんでもらえるのではないでしょうか、コージーはややおとなしめでしたね。


FOREIGNER - Agent Provocateur ★★★ (2014-12-29 18:33:44)

バラードが売れた事により方向性に迷いが生じ試行錯誤のあとも伺えるアメリカンロックの一つの形を進んでいる一枚。アダルトなAOR系のハードなロック色にルー・グラムの叙情的な歌声が独特の官能美を感じさせ剛柔兼ね備えた楽曲をより魅力的に仕上げていきます。80年代的なバブリー臭もするし気になる人にはトコトンだめでしょう、軟弱のソフトロックと映るかもしれませんが職人技だし派手な主役はいませんが王道を行くサウンドを前に素直に身をゆだねるのが一番でしょう。若い頃、友人にこのアルバムを進められた時、「こんな軟弱なものを聴かせるなと」イキり倒し罵声を浴びせた事を反省しますね


FOREIGNER - Agent Provocateur - That Was Yesterday ★★★ (2018-02-16 15:44:49)

沸々と燃え盛るルーの歌声が素晴らしい
アルバムの2曲目に相応しいメロディックなロックナンバー


FOREIGNER - Can't Slow Down ★★★ (2017-02-02 17:26:36)

2015年にようやく国内盤が6年遅れでリリースされた事でも知られるフォリナー新体制による渾身のアルバム。ギターのミック・ジョーンズ以外は、ジェフ・ピルソン、ブライアン・ティッシーのリズム隊に、ケリー・ハンセンがシンガーとして加入。往年のテイストをそのままに現代に蘇らせたサウンドはまさにファンの多くが望むモノ、洗練されたクールでアーバンなサウンドは、このバンドの魅力の一つ、哀愁のメロディを演出するミックのギター&キーボード、軽快なビートが叩きだすロックのリズム、そこに絡むケリーのエモーショナルな歌声、英米混合バンドだった出自をそのままに、どんなにポップな事をやろうとも冷やかでウエッティな楽曲が放つ魅力は普遍の響きを奏で、多くのメロディ派の心を捉えては離さないでしょうね。
先の見えないスリルや、単純明快なスピードナンバーが好みの方には永遠に縁も所縁もないのでしょうが、この沸々と燃え盛るロックなエモーションに胸焦がれますね。やはり聴かせ方が上手い。コンパクトな楽曲だしアレンジも素直なものだが、随所に拘りの演出を盛り込みフォリナーたる魅力を光らせているのも好印象。往年のファンのみならず、この手の音楽性に共感を覚える新規ファンを開拓する力を持った作風であり、昔の名前で出ています的な懐メロ再結成とは違う現役感が最大の強みでしょう。
やはりベタに敵うモノなしだなぁと思わせる、金看板を持っているバンドは強いね。


FOREIGNER - Can't Slow Down - Angel Tonight ★★★ (2018-02-16 16:02:29)

温かみはあるがウエッティなムードに包まれています
それがフォリナーの魅力なんでしょう
ケリー・ハンセンは見事に重責を果たしていますよ
往年の空気を纏ったらしい一曲に焦がれます
サビメロは何度聞いても胸キュンさせられるねぇ
ベタですけど


FOREIGNER - Can't Slow Down - As Long as I Live ★★★ (2018-02-16 15:59:04)

センチメンタルやんかぁ
胸キュンやでー
繊細なタッチとロックな躍動感
押さえ目だが随所の燃えるロックスピリットが息づいています
上手いこと料理してますねぇ
ベタだがベタに敵うもんなしですね
新生フォリナーここにありですよ
国内盤は何故6年も遅れたんだ


FOREIGNER - Can't Slow Down - I Can't Give Up ★★★ (2018-02-16 15:57:01)

叙情味たっぷり
ピアノをバックに歌いあげます
ベタですがドラマ性の高い泣きのバラードナンバー
濡れてはいるが湿らないアメリカンさが絶妙だ
マーティ・フレデリクセンはエエ仕事をしているよ


FOREIGNER - Can't Slow Down - When It Comes to Love ★★★ (2018-02-16 15:54:16)

国内盤は6年遅れの2015年にリリースされました
フックのある哀愁のメロディが満載
全盛期に肉薄する一曲
ケリー・ハンセンもウエッティな曲調を上手く歌いこなしている
新生フォリナーの魅力を伝えていますね


FOREIGNER - Inside Information - Heart Turns to Stone ★★★ (2018-02-16 15:42:11)

AOR系の歌モノロックが好きな人にとってはたまらん曲でしょう
隙のないアレンジとセンスに脱帽
流石の一言に尽きる


FOREIGNER - Unusual Heat - I'll Fight for You ★★★ (2018-02-16 15:50:19)

ジョニー・エドワーズが歌うバラード
時代的にキラキラ系は受け入れられるワケもなく
シリアスな作風を貫いています
乾いた大地に潤いを与える情緒のあるメロディが印象的
歌が少々硬いかねぇ


FORT KNOX - The Early Days Demo ★★★ (2019-01-23 15:39:10)

80年代の国産メタルを愛するマニアなら知っている人も多いと思う大阪のアメリカンロックタイプのバンド。ギターの吉永GOKI邦春は国産V.Aの名盤『BATTLE OF METAL』に参加しているSEXUALやメジャーデビューも果たすVOXPOPで活躍するテクニックのあるギタリスト。ドラムはFEEL SO BADなどの山口PON昌人がいたことでも知られています。

日本人らしい甘いメロと歌声を駆使するヴォーカルのRAYも、楽曲の邪魔をすることなくしっかりと歌い上げ、爽快感のあるジャパニーズアメリカンロックを上手く歌っている。バタ臭さがないとは言えませんが、これが国産メタルの味なのです。
プレゼンス程のライト感はなく、ベースもブンブンと唸りロックな感触を十分残している。丁寧にメロディを歌い、ギターが彩りを添える日本人らしい、キメの細やかさは、遊びは少ないが玉石混交、和洋折衷サウンドに懐かしさを感じずにはいられません。

収録された、ほとんどの曲が初見だったので大いに楽しめました。なんか懐かしいサウンドだったなぁ。十二単とかLUSHELとかVeilを思いだしたなぁ。80年代の甘酸っぱい青春時代が蘇りました。若い人には昭和の香ばしい匂いがプンプンしますから、ちょっと胃もたれする可能性も大ですが、当時のシーンがどれほど、豊かで隆盛を極めようとしていたかは知って欲しいですね。今年はNWOBHM勃興40周年。温故知新は楽しいもんですよ。


FORTBRAGG ★★ (2008-04-27 14:09:00)

このアルバムはある意味、青春の一ページ的なものでは?
リズムプレイも含め本人達には忘れたい部分もあるでしょう
ただ僕は好きですよ やりたい事もわかるし光る部分も有りますから
でも歌い直したら良いかも
小野さんには是非一度、本気のHM/HRアルバムを作って欲しいですね
火薬さんはマニアだねぇ
コメントも造詣が深いし為になりますよ


FORTBRAGG - FORTBRAGG ★★ (2008-04-22 07:28:00)

伸びやかなハイトーンを駆使してHM/HR以外のジャンルでも活躍する小野正利が在籍していたバンドのミニアルバムを紹介します。少々力の入った歌い方はHM/HRと言うことだからなのでしょうか、まだまだ彼の魅力を発揮してるとは言えませんが光るものはあると思います。因みにジャパメタマニアの僕は後にドラマの主題歌で大ヒットした彼がこのバンドのVoとは直ぐに気がつきませんでした。音楽性としては日本的な様式美サウンドで荒削りながらも時より惹きつけるプレイが聴けます、あとドラムの長井`VAL'一郎氏はコンチェルト・ムーンやアーク・ストームで活動してます。


FORTBRAGG - FORTBRAGG - NOW ★★ (2008-04-22 07:35:38)

力の入った歌い方が若さを感じさせますね
ギターソロも頑張っていますよ構築したプレイが聴けますね
若さ溢れるプレイが微笑ましいです


FORTBRAGG - FORTBRAGG - SHOUT(IN THE NIGHT) ★★ (2008-04-22 07:39:49)

ガナリ気味ではありますが後の片鱗がうかがえるハイトーンが聴ける正統派のメロディアスなHM/HRナンバー


FORTBRAGG - FORTBRAGG - STAIN IN THE SKY ★★ (2012-12-23 07:32:46)

少々がなり気味ですが
小野正利の伸びやかなハイトーンが光ります
ギターも速弾きだな


FORTBRAGG - FORTBRAGG - カリブの女たち ★★ (2012-12-23 07:37:41)

6分少々のインストナンバー
甘いトーンの音色がいいですね
テクニカルなプレイで終始していない演出も上々


FORTRESS - Don't Spare the Wicked ★★ (2021-12-07 13:40:01)

FORTRESSというバンドは沢山ありますが、こちらは2016年に活動を始めたカルフォルニア産の若手バンドです。アメリカ産とは思えない情緒溢れるメロディアスな楽曲、湿り気はあるが濡れていない独特の風合い、そこにアメリカならではの味わいを感じるが、メロディ派の正統派メタルを愛するマニアにとっては頼もしい新人の登場でしょうね。
全8曲、30分にも満たないランニングタイムが示すよう往年のメタルアルバム同様、コンパクトにまとめられています。先人達から渡されたバトンを大切に握りしめ駆け上がる姿に共感を覚えますが、新しい何かを構築しているわけではないので、そのあたりが評価を大きく分けるでしょう。しかし、このバンドは単なるノスタルジックなスタイルをなぞるだけではない、今も感じさせるので伝統を継承する新人として楽しむのが一番でしょう。メロディがよく泣き勇ましく走るのよ。欧州にも通ずるメロディックパワーメタル風味なのよ、そこに共感するマニアは多いでしょうね。ハイトーン系も日本人にはうけるでしょう。


FORTUNE - Making Gold ★★ (2008-03-15 15:07:00)

1993年ゼロ・コーポレーションより発売された1stアルバムを紹介します
いわゆる北欧的透明感に溢れた繊細かつメロディアスなフレーズを多様した様式美サウンドを聞かせてくれています。確かに荒削りな部分をありますがkeyを活かしたアレンジと艶のあるギタープレイが絶妙で美旋律サウンドの要となっています。良くも悪くも哀愁のある北欧的な世界観を聞かせてくれる今作を当時は愛聴しましたね。どこか煮え切らないのもツメの甘さも愛すべきものです。


FORTUNE - Making Gold - Anonymous Lover ★★★ (2008-03-16 04:14:47)

程よくエッジの効いたサウンドに甘さが溶け込みメロウな色合いが濃くなっている サビメロの甘さにうっとりさせられます
北欧のバンドならではの美旋律が華麗に舞っています
哀メロ派なら必聴でしょう


FORTUNE - Making Gold - Eyes of Ice ★★★ (2008-03-16 04:10:29)

アルバムのオープニングを飾る哀愁のメロディアスハード
この程よい甘さと透明感のあるサウンドが絶妙です


FORTUNE - Making Gold - Fools Gold ★★ (2008-03-17 12:29:41)

哀愁のメロディが華麗に舞うハードポップナンバー
この繊細な質感をハードにアレンジするのが北欧メタルなんだよね


FORTUNE - Making Gold - Life Goes On ★★★ (2008-03-15 15:11:30)

美しいピアノのフレーズの儚さの涙します
まさに珠玉のメロディ 北欧美旋律の洪水に溺れて下さい


FORTUNE - Making Gold - Make Your Move ★★ (2008-03-17 12:26:40)

躍動感のあるリズムがキラキラと輝くキャッチャーなメロディに乗っている様が北欧のバンドだなぁと思います
たまに聴くと本当にカッコイイと思うんだよね


FORTUNE - Making Gold - Mindreader (2008-03-17 12:21:01)

彼らなりにエッジのきかしたラフな北欧風HRナンバー


FORTUNE - Making Gold - Renegade ★★ (2008-03-16 04:18:31)

哀愁のハードポップナンバー
メロウな歌唱が曲にフィットしていて心地よい
ギターソロもカッコイイ


FORTUNE - Making Gold - Stormy Roads ★★ (2008-03-17 12:33:45)

美旋律が一大叙情詩となって聞き手にグッと迫って来る
ドラマティックな哀愁のHM/HRナンバー


FORTUNE - Making Gold - Trouble in Paradise ★★ (2008-03-16 15:07:25)

哀愁のハードポップナンバー
とろける程にに甘いサビメロの胸キュンします
粗いけどいい曲です


FORTUNE(L.A) - Fortune ★★★ (2014-10-04 21:09:38)

オープニングから華やかなキーボードも分厚いコーラスワークも全開、キャッチーな歌メロも印象的だし哀愁を含んだフックに富んだメロディと、何を聴かせたいかが明確に伝わり奇をてらわないアレンジは安心感を生み、その胸キュンメロディの数々に心が洗われるでしょう。バラードは切なく、そして温かみもあり優しく抱きしめてくれるハードサウンドはメロディ愛好家の涙腺を刺激し続けるでしょう。やや類型的でハードさに欠けるサウンドメイクに物足りなさも覚える趣もあるでしょうがカラッとした哀愁と透明感、嫌みのない素直さは押し並べてクオリティの高さを保持していますね。アメリカンなプログレハード風サウンドに叙情性と大衆性を加味した一代叙情詩、このバランス感覚が素晴らしい。美しいメロディに酔いしれたい方にはおススメの一枚です。


FORTUNE(L.A) - Fortune (2019-05-18 16:55:44)

フォーチュンが再結成してアルバムをリリースするとの噂をききつける。しかも通産3枚目のアルバムと言われ?だった。1985年のアルバムが最初じゃないの?そのあと知らん内にアルバムだしていたのか…?
なんと彼らの歴史は1978年に次のアルバムと同じタイトルの『FORTUNE』を出していた。同じタイトルでもややこしいのに、セルフにしているからもっとややこしいのだ。おまけに同名異バンドも多く、アルバムタイトルも被っている。勘弁してくれいであるが、1978年リリースの今作はリックとリチャード以外に、もう一人シンガーを務めるコリン・フォーチュンも登場と、やっぱりややこしい。彼女も兄弟なのか?嫁なのか、赤の他人なのか?考えるのも調べるのも止めました。

そんなくだらないファミリツリーに拘る我が身を恨みつつ、出している音はファンクあり。ソウルあり、R&Bありと泥臭さもありつつも、ソフトケイスされたオシャレ路線と上手く織り交ぜ構成。ロックとはかけ離れたサウンド故に、批評もないのですが、叙情派メロディアススタイルを支持する方は手を出さなくとも良いでしょう。

70年代のアメリカのソウルロック的なニュアンスの作風も聴ける幅広い守備範囲のマニアなら大いに楽しめるでしょう。


FORTUNE(L.A) - II - A Little Drop of Poison (For Amy W.) ★★★ (2019-05-21 17:57:56)

王道ですね
それだけに初見の感じがしませんが
ベタに敵う者なしです
クド過ぎずアッサリし過ぎない絶妙なアレンジが肝
泣かせのメロディアスロックですよ


FORTUNE(L.A) - II - Don't Say You Love Me ★★★ (2019-05-18 17:04:57)

どっしりと構えた印象を受けるオープニングナンバー
貫禄も漂わせた作り込はベテランならではの味わいか?
もう少し分かりやすい曲の方がインパクトは強いと思うが
個人的にはこういう幕開けも大好きである
ビターな大人のメロディアスロック
遂に本格的な再始動です


FORTUNE(L.A) - II - Freedom Road ★★★ (2019-05-18 17:11:16)

泣き泣きにならずサビで視界が開けるのも印象的です
王道パターンを持っているバンドは強い
彼らの新たなるアンセムでありリーダートラックでしょう


FORTUNE(L.A) - II - Shelter of the Night ★★★ (2019-05-18 17:08:15)

繊細かつリリカルなメロディだが躍動感もある
このバンドならではのドラマ性を際立たせた叙情派サウンド
ここでオープニングナンバーが効いてくるという構成も見事
多くのファンは待ってましたと膝を打ち
心を濡らすのでしょうね


FORTUNE(L.A) - The Gun's Still Smokin' Live ★★★ (2022-02-04 15:50:55)

奇跡の復活後、イタリアのメロディアスロックフェスで行われた模様を収めたライブアルバム。商品としてはDVDとの2枚組で売られているという事ですが、そちらは見たことがありませんので割愛します。
ライブという事でスタジオ盤のような丁寧で繊細に作り込まれた作品よりも骨太な印象を受けるだろうが、逆に言えばライブならではの熱量というのか逞しさが堪能できるのが嬉しい、確かにテンポはオリジナルよりも遅いが、それでも①③⑥⑦⑨は1stから、②④⑧⑩は2ndそしてレアモノとしてはシンガーのラリー・グリーンが映画TOP GUNに提供した⑤という魅力的な楽曲が収録、美味しい選曲のおかげでベストアルバム的な側面もあり充実の仕上がりとなっています。
この手のバンドのライブというのは難しいです、当然スタジオ盤の再現性も問われるでしょうが、奇跡の復活劇にケチをつけるようなパフォーマンスは見当たらず、メンバー感の強い絆、強力なケミストリーが存在しており、実力派ながら長らくシーンに埋もれていた彼らの姿に触れることが出来ます。AOR調の唄モノサウンドに、ロックな息吹を与えるラリー・グリーンの熱量の高い歌声も素晴らしく、バンドサウンドをよりいっそう逞しいものに仕上げています。10曲では物足りないと思わせる貫禄のステージ、既に新曲が公開されている彼ら、今後の活躍が楽しみで仕方がありませんね。


FRANK DIMINO - Old Habits Die Hard ★★★ (2021-03-16 01:24:35)

日本でも外タレ好きの女子から大人気を博したANGELのシンガーであり、脱退後はソングライターとして活躍する、フランク・ディミノがリリースしたソロアルバム。
国内盤もAVALONから出ていますので比較的聴き易い環境にあると思いますが、これが素晴らしい出来栄え。硬軟交えた楽曲はどれもがヒットの要素を秘めた玄人も唸らせる職人肌の楽曲が目白押し、熟練された力強い歌声と表現力の高さ、そこに熱量の高いハードサウンドが絡めば、もはや外すことのない定番定食の出来上がり、キーボードが活躍する疾走ナンバーまで用意する憎い演出もバチーンと決まり、今作をサブスクで見つけてからはヘヴィローテーションと化しています。

ギタリストには懐かしいパンキー・メドウズの名前もありANGELファンなら嬉しい共演でしょう、エディ・オジェーダ、オズ・フォックス、ジェフ・ダンカンと、HM/HRマニアには嬉しい名前もありますので、グッと期待値も高まるでしょう。

上手い唄とツボを押さえた楽曲、バラードあり、ノリノリのロックあり、AOR調の歌モノあり、パンチの効いた疾走ナンバーありと多様性に富みながらも方向性を絞り込みアレンジした楽曲は、売れ線志向になびいてはいないと感じさせる熱さとハードさが存在しており、骨太でカラッとしたサウンドメイクのおかげでダイナミックに躍動しています。
シンプルながらギターリフも前に出しつつ、主役たる歌声は、誰にも負けることなく鎮座する貫禄に唸ります。王道アメリカンハードな香りをプンプンと漂わせつつも、潤いを感じさせるメロセンス、バランス感覚に秀でた名盤でしょう。

大人が聴いても恥ずかしい思いをさせない本格派のハードロック。ANGELのシンガーだった男のソロなんてと侮るなかれです。


FRANK STALLONE - Frank Stallone ★★★ (2013-01-19 18:15:57)

ジャケ買いというのを何度か行ったことがあります。厳密には参加メンバーを確認したり、プロデュサーやレーベル等を確認しジャケットのイメージでGOサインを出すのが僕の手法なのですが、今作に関しては余裕の大人買いを出したね。フランク・スタローン、ジャケの写真はあのシルベスタ・スタローンにソックリな人物がシャツの胸元を開け皮ジャンを肩にはおり写っている。思わずにやける、胡散臭さとオリジナルは1984年とくれば怪しさも倍増、そっくりさんをジャケに使い悪ふざけを極めた作品だったのどないしようとの不安の中、そんな粗悪品を2000年に入って再発するわけがないと思い購入を決意、意を決して聴いたのですが正統的なAOR系のロックサウンドが満載、あらゆる不安を吹き飛ばし地に足の着いた力作に驚かされ安堵しましたね。実は彼は、シルベスタ・スタローンの弟でブックレットには豪華なツーショットなども盛り込まれ、色んな意味で興味がそそられますよ。お兄さんの鈍い喋り方からは想像もつかない、爽快な歌声を披露し嫌味のないサウンドと溶け合いリラックスした時間を楽しめます。個人的にはハードさに欠け、主食として聞き込まない音楽性ではありましすが時にはコマーシャル性の高い楽曲に身を委ね、いまだに写真のイメージが強すぎてイマイチ音が入ってこない面もあるのですが曲をツマミ喰いしながら楽しみます。、爽快感と甘美なメロディがロマンテッィクさを醸し出し優しく癒してくれる数々の楽曲、時にはハードさを押し出した①⑥のようなハードポップサウンドがピリリとアルバムを締め絶妙なアクセントとなっています。彼の存在をまったく知らなかったわけですが、有名俳優の弟だからといって躊躇することのない一級品のAOR系の好盤ですね。メロディ愛好家なら手を出しても損はしませんよ。


FRANK STALLONE - Frank Stallone - Far From Over ★★★ (2013-01-25 14:57:32)

アルバムの中でもロック色の強い一曲
ハスキーがかった伸びやかな歌声が仄かな哀愁をまとった
今作にピッタリですね
若き日のトラボルタが熱演した映画にも使われていますね


FRANK STALLONE - Frank Stallone - Runnin' ★★★ (2013-01-25 14:54:43)

口当たりの良い哀愁が軽やかにステップしています
タイトルのイメージのそぐわないハードポップな一曲ですね


FRENZY - Lethal Protector ★★★ (2016-03-14 13:08:55)

スペインの『Steel Horse』のメンバーが新たに結成したバンドのEP。前身のバンドも気合いの入った正統派サウンドを轟かせていましたが、今作もその方向性を順当に継ぐもの、スピード、パワー&メロディとHM/HR三種の神器はそろい踏み、熱情がこもったスケールの大きい叙情派サウンドを披露。まさに往年のあのサウンドが好きな人にはたまらんものがあるでしょう(⑤ではレーサーXのカヴァーを収録)力強さと華やかさの対比、キャッチーでフレッシュ感たっぷりのサウンドを支える活きのいいリフワーク、テクニックを駆使したスピーディーなソロ、この強固さが気持ちがイイ、タイトなリズムプレイの数々、そしてその頂点に立つのは灼熱の喉を披露するシンガーと、ノリの良さと質の高い楽曲を爽快感に満ち溢れていますね。良く伸びパワー負けしない唄は凄い。改めて正統派は唄が命、強固なアンサンブルの上に圧巻のパフォーマンスが華を添えていますね。


FRONTBACK - Born with a Secret ★★★ (2014-07-25 16:46:47)

北欧はスウェーデン出身、女性Vo兼Gを擁する4人組が2013年にリリースした1st。健康的なムチムチ感とビッチぶりなAnlo Front嬢のイメージそのまんま、ちょいビターで時にはポップなセンスが弾けまくったハードなサウンドは聴き応え十分、その整合感溢れる洗練されたメロディとキャッチネスさ、今風の感触と押しの強いハードさが見事に調和され、そこに北欧産ならではの甘さが隠し味となりチョイ足し感が何とも言えない懐かしい雰囲気を漂わせます。かなりハードなんだけど甘美なポップセンスが随所に顔を出し小爆発を繰り返す様の男前なこと、これぞロックだねぇと言いたくなる問答無用のカッコよさにビンビンと男を奮い立たされます。こういうワイルドでキャッチーなサウンドは廃れないし流行に左右されない軸足のしっかりとした音楽性なのですが、彼女達が無名とは改めて北欧のHM/HR勢の層の厚さに驚かされますね。適度な疾走感と重量感、北欧テイスト満載のフックに富んだメロディ、重すぎず軽すぎないノリの良いサウンドをお探しの方にはおススメの一枚です。


FROST - Out in the Cold - Cold As Ice (Foreigner Cover) ★★★ (2016-08-09 17:51:52)

オリジナルの味を損なわない好カヴァー
グッとタイトにハードに迫っています


FROST - Out in the Cold - Sign of the Gypsy Queen (April Wine Cover) ★★★ (2016-08-09 17:51:19)

オリジナルにあった飄々とした雰囲気はなくなりましたがこれもありです
主旋律が強烈だからね壊しようがないわ
テッド・ポーリーが歌っています


FUELED BY FIRE - Plunging Into Darkness ★★★ (2016-04-15 12:46:21)

速さに加え過激さと鋭さも増した2nd。グイグイと押しまくるアグレッシブなリフワークが冴えわたるスラッシューナンバーを引っ提げ、その空間を切り裂くが如きテクニカルなソロが耳を惹きますね。前作で感じたドラマティックなフレーズがわりと目についた楽曲が減った分、少し物足りなさを覚えなくもないが、ダイハードな男たちが繰り広げるスラッシュサウンドは破壊力満点だ。スピーディーだが重量感を損ないバランス感覚にも優れており、気合いの入った演奏は、質の高い楽曲同様、聴きごたえがありますね。


FUELED BY FIRE - Spread the Fire ★★★ (2016-04-12 13:45:18)

アメリカの古参レーベル『Metal Blade Records』が目を付けただけの事はありますね。ヒロイズム溢れる扇情的なツインリードからはメイデン、プリーストと言った王道サウンドを踏襲しつつ、NWOBHM由来の高速リフを豪快に聴かせる辺りにメタリカは勿論、ベイエリア辺りのオールドスラッシャーを下地とした色の濃さが出ていますね。80年代型のスピード/スラッシュメタルのいいとこ取りな音楽性は、この手のスタイルが好きなモノにとって安定のブランドであり、キャッチーなリフワークの旨味と良く動き回るベースの逞しさ、少々音質に問題はありますがドラムも屋台骨をしっかりと支え勇ましく突進、昨今のメタルシーンにおける、やりすぎ感を考えると、これからスラッシュメタルを聴いてみようと思う方の入門編として最適でしょうね。


FUMIHIKO KITSUTAKA & FRIENDS - Never Ending Story ★★★ (2016-11-09 17:47:52)

橘高文彦がデビュー20周年記念を自ら祝うべく気心のしれま仲間と作り上げた2005年リリースの一枚。B.内田雄一郎,Ds.ファンキー末吉,Key.秦野猛行を従え、自らも一曲歌いますが、二井原実先輩が3曲、盟友アルージュの山田晃士、筋少の大槻、ユーフォリアで歌っていた斎藤哲也らが2曲づつ歌い、インストは2曲のみの全12曲を収録。各シンガーの特性を考えつつ、自身のソロですからね、一本筋の通った作風に迷いないし、フライングVの貴公子と呼ばれる渾身の橘高節が炸裂、アナログチックな生々しい息遣いも聞こえる繊細なニュアンスを紡ぎだすギター、そのピッキング一つとっても彼のタッチが鮮明に描かれており、麗しのビジュアル同様、豪華絢爛なクラシカルサウンドを築城しております。どんなバンドに籍を置こうと、その佇まいのみならず異彩を放つプレイはメタルギタリストそのもので、妙なキャラがつきすぎた彼ですが、XYZ→Aの活動は口うるさいファンの出鼻をくじいただろうし、今作でも真摯に自身のキャリアを投影しておりバラエティに富んだ楽曲を綺麗なお城サウンドへと見事に纏め上げています。数曲で聴けるホーンセクションの導入も邪魔にならないし、大槻ケンヂが歌えばそれは勿論、筋少カラーへ染め上げるという灰汁の強さと、共演にファンは涙するでしょうね。


FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA ★★ (2008-06-26 01:05:00)

AROGUE時代から定評のあった様式美系叙情派ギタリスト橘高文彦待望の1stソロアルバムです
様式美然としたメロディアスなナンバーからダンサンブルなポップチェーン等バラエティの富んだ内容となっています。あくまでもバンド的なアプローチをとりギター弾きまくりのインスト全開ではなくしっかりと唄を聴かせギターソロで一番盛り上がると言うう作風に拘っているのが良いですね。参加メンバーもHM/HR畑の人達だから気心も知れ一本筋の通った作品になっており全篇にわたりメロディに拘りを見せる橘高のギタープレイを盛り立てている、主役はあくまでも橘高の書いた曲でありメロディであると言う明確なものが見えているような気がします。惜しむらくはVoの弱さで好みの問題でしょうがこの手のサウンドにはまったくかみ合っていない気がします。そこさえ気にならなければ幾重にも織り成す叙情的なメロディの構築美に惹き付けられるでしょう。
皆さんがオススメするように②は名曲ですね橘高節全開ですからね


FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - DANCE DESIRE ★★★ (2008-06-26 01:28:40)

AROGUEのリメイク作
独特のグルーブを出し跳ねた感じが良いです
ソロでは泣きの橘高節炸裂ですからね
歌い手にはこの手の曲の方が合っているのではないでしょうか?


FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - DESTRESS ★★ (2008-06-26 01:18:32)

陰影を上手く表現しているインストナンバー
このメロセンスが橘高の武器ですかね


FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - JUSTICE OF BLACK ★★★ (2008-06-26 01:25:05)

叙情派ギタリスト橘高文彦ここにありと言いたくなる
美しいフレーズが華麗に舞うドラマテックな名曲です
様式美云々で片付けたくないですね
中盤で聴けるスリリングなインストプレイに脱帽です
ため息がでる程に素敵な構築美を讃えたギターソロに胸キュンしました


FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - JUSTICE OF BLACK ★★★ (2008-06-26 01:46:56)

彼が19歳のときに参加したオムニバスアルバム「へヴィメタル・ギターバトル」に提供した曲のリメイクです
一代様式美メタルと言えば良いのか良く歌う橘高のギタープレイが堪能できるインストナンバー
起承転結のある構成が見事な一曲ですね


FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - 月の雫~NURSERY RHYME~ ★★ (2008-06-26 01:43:43)

ミステリアスな雰囲気が漂うスローナンバー
悲しみを讃えた橘高のギターの儚さに涙しますね
斉藤の唄は抑え気味だからあまり気にならない


FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - 水曜日の憂鬱~ONE WENESDAY'S GARDEN~ ★★ (2008-06-26 01:16:58)

温か味のあるバラード
アコギが良いですね
ラストを飾るのに相応しい曲です


FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - 聖なる楽園~SACRED GARDEN~ ★★★ (2008-06-26 01:13:03)

ジャパメタテイスト満載の懐かしい雰囲気を味わえる名曲ですね、作曲者のクレジットに盟友の福田純の名があるのもうなずけますね。中盤の美しいインストプレイのカッコよさに胸打たれます、アレンジも憎いね。ドラムのリズムパターンが好きです
懐古主義だけどらしいナンバーですね


FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - 絶望という名の…~THE ROOM (NAMED DESPERATION)~ ★★★ (2008-06-26 01:48:03)

叙情派ギタリスト橘高文彦ここにありと言いたくなる
美しいフレーズが華麗に舞うドラマテックな名曲です
様式美云々で片付けたくないですね
中盤で聴けるスリリングなインストプレイに脱帽です
ため息がでる程に素敵な構築美を讃えたギターソロに胸キュンしました


FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - 変わらぬ朝陽~THE DAY AFTER~ (2008-06-26 01:32:59)

橘高らしい美しいメロディが堪能出来るナンバー
昼下がりの宮廷での舞踏会的なイメージを抱きますが如何でしょうか?斉藤の唄が評価の分かれ目でしょう


FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - 僕の女神 (2008-06-26 01:40:18)

ポップでキャッチャーな歌謡テイスト満載の曲です
なんか弾けていますね


FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA - 夢こそ真実~DEEP IN LOVE~ ★★ (2008-06-26 01:37:14)

ユーフォリア的と言えば良いのでしょうか?らしいギタープレイが堪能出来るナンバー
ギターソロでは弾きまくりですがメロディに気を配しテクニックに溺れないのが彼の持ち味です


Fallon - Fallon ★★★ (2022-06-11 17:36:38)

知る人ぞ知る初代SKID ROWのシンガー、マット・ファロンのバンドによる音源。リリースは2015年との事だが現物を見たことがないので詳細は不明。そもそも、実態のあるバンドだったかも不明。さらには、何時の音源なのかと分からない事だらけのフルアルバム形式。12曲入りで最後の2曲がデモと言われても?である。
そんな詳細の分からない音源がストリーミングサービスだから楽しめるのですが、興味のある方は是非とも視聴して欲しいですね。2015年リリースとは思えないバットボーイズロックを展開、完全にSKID ROWの1stを踏襲するスタイルは懐かしさが満載、恥ずかしげも無くど真ん中で鳴らしているので、こちらも余計な詮索などせずに楽しめます。それなりの音質は当然ですが、そういうマイナス点を割り引いても、懐かしい時代を想起させます。アコギの映えるバラードなど、セバスチャン・バック風味も醸し出し、なるほど、この声があるから初代SKID ROWのシンガーになれたんだなぁという事を確認出来るでしょう。
オリジナルは現役のバンドして活動、こういう路線をやりません。それだけに、懐かしい時代の音楽性をお探しの方には、チョイとしたサプライズ感覚で楽しめるでしょう。潔癖な方にはとてもすすめられませんが、やり過ぎな面も込みで面白いですよ。


Fast Buck - Night Games - the Complete Recordings - Night Games ★★★ (2022-10-12 16:41:55)

エドウィン・ハミルトンなる人物がグラハム・ボネットに提供した楽曲だとずっと思っていました。
実際にそうなのですが、実はオリジナルはハミルトンがいたバンドがレコーディングをしていたんですね。
お蔵入りしたので日の目を浴びる事無くグラハムのオリジナルのような立ち位置でしたが、こうして実は俺たちの曲なんですと
世間に知れたのは良かったでしょうね。
グラハムヴァージョンよりもロック色が強いのが印象的。このヴァージョンも十分カッコいいですよ。
アルバム1枚で消えた英国のクラシックロックバンド。未発表音源を込みで6枚組で復刻とは驚きです。
この曲は、個人的にハイライト的に立ち位置です。そして本来の持ち味とはチョイと違うんですよね。やはりシングル向きの一曲だったのかな?そういう想像を働かせ楽しんでいます。知らないバンドだけに興味は尽きませんね。
NWOBHMでも厳しいのに70年代のロックまで探求したら永久に娑婆には戻れんよ。


Flying Vision - All Night Metal Party '84 to '85 ★★★ (2023-09-12 15:48:34)

個人的にはメタルの聖地だと思っている目黒鹿鳴館、来年移転するようだが、今作は1984年の年末に行われたライブ。Sabbrabellsに始まりReaction、Vei、Murbas、Flying Visionの5バンドが参加、当時としては女性のみのバンドというのは大変貴重であり、多くの偏見と闘い壁にぶつかりながらの活動だったでしょう。そんな中でもこの企画に参加は大きな経験だったでしょうが、デンジャークルーからシングルをリリースしてあえなく解散。正式なアルバムをリリースできませんでしたが、けして実力の無いグループではありませんでした。

いかにも日本人らしい情緒のある泣きのスタイルは、ラウドネスにも通ずるダークな英国テイストと歌謡メロディ、日本ならではのコブシの効いたハイブリッドサウンドは、十分個性的でありテクニック的にも舐められた存在ではない。
今作はカセットテープの販売とVHSしか無かったと思うが、是非とも正式な音源として復活して欲しいレア作です。

昨今、やたらと盛り上がる女性によるハード系バンド、特集雑誌が何号も重なるほど出版されるのだから、今こそ需要があるのでは?
本格派の元祖ガールズメタルバンド、媚びや色気を売らなくとも勝負できるという手本を見せてくれました。

ライブでもまとまりのある演奏で対応する実力、2009年に復活ライブのDVDをリリースしているようですが見たことがない。そもそもどんな形のライブだったんだ?興味は尽きないねぇ。
シンガーの田中志摩子はサブリナでメジャーデビューを果たすも、ちょっと違ったよなぁ。


Fury (2019-01-12 16:12:56)

Robbie LeBlancとBrian LeBlanc兄弟によるロックデュオ。アルバム一枚で消えたがユニット。2005年にFrontiers RecordsからBlanc Faces名義でアルバムをリリースする実力派。


Fury - Fury ★★★ (2018-07-27 15:34:29)

リードヴォーカル兼ギターのボビーと、ベースのブライアンによる。ラブランク兄弟によるロックプロジェクトバンドが1985年にリリースしたデビュー作。
憂いのあるメロディとロック然としたダイナミズムを融合させたAOR風味満点のハードポップサウンドは、力強い歌声と相まって独自の色合いを抽出することに成功。押しの強さと爽快感、のど越しの良い清らかさだけではないロックな野性味を出せているのがポイントでしょうね。
あくまでも歌が中心だし、キーボードも全開にアレンジメントしていますから、ゴリゴリのハードサウンドが主食に方にとっては、何を眠たいのきいとんねんと一喝されそうですが、蒸し暑い夏日に耳を傾け、清涼感を体感してもらいたいです。
2016年に待望のCD化も果たしマニアを歓喜させた幻のソフトロックユニットの唯一の音源、メロディ派なら聴いて損はしないでしょう。
ワタクシも10代、20代と血気盛んな時代なら、聴こうとも思わないジャンルでしたからね。ちなみに90年代の中頃はアナログからCDに移行する時期だったので、今では希少なアナログ盤も投げ売りセールしまくりでした。知識さえあればレア盤をごっそり買い占めることが出来たんですね。


Fury - Fury - In Her Arms ★★★ (2018-07-27 15:38:12)

チョイ切ないメロディと清らかさ
でもってアーシーさもチョイと感じる
キーボードが主体のソフトロックバラード
ベタな作風だけどベタに敵う者なし
エエ感じですよ


Fury - Fury - Keep on Dreamin ★★ (2019-01-12 16:31:17)

爽快でポップでオシャレなロック
若い頃なら絶対に聴かなかったジャンル
ワシも日和ったなぁと心の底から思うが
産業ロックと言う言葉がシックリくる一曲


Fury - Fury - Look out Now ★★★ (2019-01-12 16:34:44)

哀愁のあるメロディと熱を帯びた確かな歌声
丁度いい感じのオシャレ感がまたイイ


G-FORCE - G-Force ★★★ (2017-03-12 16:03:07)

結成当初はB.Voでグレン・ヒューズが参加していた事で知られる短命に終わったゲイリー・ムーアのプロジェクトバンド。後にグレンに、俺の歌い方を模倣しているんだよと言われるゲイリーだが、ギタリストのみならず、シンガーとしての実力も上がり、随分と骨太な印象を受ける一枚、勿論、ポップでキャッチーな面を残してい入るが、THIN LIZZY時代にも通ずる大人のダンディズムさと、ハードなエモーションが哀愁を纏い掻き鳴らされるクレイジーギターぶりに悶絶、歯切れの良いリフが映えるポップな①から②の流れは今聴いてもゾクゾクとさせられる流れの良さも手伝い、最後まで飽きさせる事無く聴かせるコンパクトさが好きですね。表現力の高いギターばかりに耳が行きがちなゲイリーのアルバムだが、今作は適度なコマーシャル性が高いラインで設定されおり、フックに富んだ歌メロは聴きやすさを誘発、実にバランスに気を配した作りになっています。こうして改めて聴くとゲイリー・ムーアって優れたコンポーザーだったんだなぁと思い知らされますね。良い曲ありきソロだもんね。レゲエ風の③も違和感無いっす。流石だなぁ。


G.I.ORANGE - G.i. Orange - Psychic Magic ★★ (2017-03-07 12:16:12)

タイトルを歌うサビが忘れられませんね
軽やかなポップソングです
今でも口ずさみたくなりますよ


G.I.S.M. - Detestation ★★★ (2018-07-27 16:43:28)

メタルとハードコア・パンクスの融合、わが国を代表するメタル黎明期に表れた異端の存在だったバンドのデビュー作。その個性極まる音楽性は日本だけに留まらず海外でも高い評価をいち早く受けたバンドであり、その唯一無二の個性に影響を受けた海外のデスメタル系のバンドも少なくない。
ファズの掛かった汚らしいギターの奥にある暗黒美が光るフレージングで魅了するランディ内田のギター、噛みつく程に迫力のある歌はメロディを綺麗に歌う訳ではないしハッキリ言えば下手くそだ、しかしキレた狂気と言えば良いのか、そのタカが外れた時の壊れっぷりたるや、正に狂気が孕んでいますね。
ノイジーサウンドを高めるベースの特異性、ドラムの音も引っ込み気味だしアナログ盤なんで、平坦な音作りには難色を示したくなりますが、逆にその低音質が邪悪で禍々しいハードコアサウンドとしての独自性を演出していると思えるから不思議だ。
このバンドの面白さは、やはり人を喰ったような歌い方をする横山SAKEVIの存在感もあるのだが、メタルサイドから言わせてもらうとランディ内田のメタル系のリフやハッとさせるメロディを奏でるソロにあると思う。上手い下手では語れない魅力こそ、この魔術的なバンドサウンドの根幹を支えるんだろう。ハードコアパンクスなら、このぶっ壊れたリズム隊って凄いよね。時々ベースが何を弾いているのか分からなくなるのも理論では語れない魅力なんでしょう。

この作品にはチョイとした想い出がある。母子家庭の友人は母子家庭住宅なる壁の薄そうな集合住宅に住んでいたのだが、このアルバムをワタクシの前だからなのか、イキりまくりの大音量で聴きだした。『そんなデカイ音で聴いたら近所迷惑だぞ』と注意するも、大丈夫と取り合わず。なんだか気まずくなり早々と帰りたくなったワタクシは適当な理由をつけて退散。
玄関で靴を履いていたら、パート帰りの若いお母さん(童顔なので余計にそう見えるが、16歳で出産のわけありなヤツです)に遭遇。お邪魔しましたと言うと、○○君が友達を家に連れてきたのは珍しいから、夕飯でも食べて言ってと声を掛けられる。お母さんの申し出に断る事も出来ずハイと返事をするも、ワタクシの返事を背中で聴き、お母さんは友人の部屋に乗り込み、大声で叱る。そりゃそうだ、近所迷惑だもん。
その時のお母さんのセリフで今でも忘れられないのがある『○○君、いい加減にしなさいよ、今に痛い目にあうわよ』である。山田雅樹ジャンと心の中で呟いたのは言うまでもない、1988年の夏休みであった。


GALACTICA PHANTOM - Gone with the Hurricane ★★★ (2011-08-11 02:21:54)

米国GIT出身のギタリスト井之上 剛率いるGALACTICA PHANTOMの2002年リリースの1st。バンド名は車田正美の代表作の一つ「リングにかけろ」の必殺パンチと同じネーミングですね。そのインパクトにつられ正統派とくれば聴かずにはいられません。VoのRAYさんは未消化な部分はあるもののダーティーな性質を駆使しパワフルな歌唱を披露、ストレートなロックボーカルスタイルに好感が持てますね。華やかなKeyのフレーズに様式美を感じますが力強いシンガーの唄をメインに見据えた正統派のHM/HRサウンドを披露、日本人的なエッセンスを凝縮しているものの、コテコテ感は薄めである。インギー臭もさることながら確かなテクニックを擁する井上のギターソロは見せ場の一つ曲の合間をすり抜けて弾きすぎることはありません。五人編成の正統派HM/HR路線を踏襲し様式美然としたアプローチとパワフルなメタルスピリットの共存が見事に果たされています。まだまだ個性不足なサウンドでこれぞGALACTICA PHANTOMと言う必殺技ではないかもしれませんが及第点は充分にクリアされています。上手いってやっぱり重要だよね


GALACTICA PHANTOM - Gone with the Hurricane - Angel ★★★ (2011-11-05 03:37:28)

ポップでキャッチーなナンバー
華やかなKeyのプレイも印象的です
井之上は器用なギタリストです