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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 4001-4100

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 4001-4100
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GIOELI-CASTRONOVO - Set the World on Fire - Set the World on Fire ★★★ (2019-03-15 21:00:45)

シンプルにカッコいい
シンプルにめちゃくちカッコいいアルバムのオープニングナンバー
ディーンとジョニーが唄うなんでステキ過ぎです
フックも満載なメロディアスかつハードサウンド
でもって硬派なスタイルも貫いている
恐るべしFrontiers Musicよ


GIOELI-CASTRONOVO - Set the World on Fire - Who I Am ★★★ (2019-03-23 13:35:15)

ベタだがイイ曲だ
ジョニーの熱量高めの唄も良いし
ディーンのエモーショナルヴォイスもクールダウンに効果的
両者の絡みも悪くない
今っぽさも忘れていないのがエエね


GIRL - Sheer Greed ★★★ (2021-08-09 12:43:53)

ミュージックライフ誌がぶち上げた『NWOBHM四天王』なる一大キャンペーンの影響もありビックインジャパン旋風を巻き起こしたグラム系ハードロックバンドの1st。

ソリッドでシャープさと毒気のある⑦のような曲こそ時代の影響を受けていると言えるが、だれがどう聴いてもNWOBHMと呼ぶのには抵抗があるだろうし、ましてや仰々しい四天王のなるカテゴライズに入れられるようなバンドではないのは明白。彼等にとっては、この枠組みは足を引っ張ったでしょうね。
ワタクシがメタルを聴き始めたころには笑い話となっていたNWOBHM四天王、でも雑誌の影響は大きく、2010年くらいにワイルドホーシズとガールをNWOBHM四天王と言って、彼等が与えた影響は大きいと大嘘を叩く奴に出会った頃がある、雑誌偏重って怖いなぁと心の奥底から思うのですが、このバンドに初めて触れる若い人には、そんな先入観を捨ててお楽しみください。

ルックスや出している音を聴けば彼等がグラムロックからの影響が絶大だという事を知るでしょう。英国的な退廃的ムード、アップテンポなロックナンバーもあるが、本質は毒気のあるダーティーで粘りつくポップセンスが絡むグラム系ハードサウンドが主軸だろう、雰囲気重視のバンドサウンドと歌声、うさん臭さ漂うルックスと音楽性は、そのイメージを増幅、なぜ大和撫子にウケたのかは想像できないが、彼等にはロックバンドとしての魅力だあった。
このルーズさは日本人には出せない魅力でしょう。今もって四天王扱いは場違いだが、もっと適切に紹介されたら今日の在り方も変わっているでしょう。出している音はカッコイイですから。

こうして久しぶりに向き合って思う事は、なぜ彼等がNWOBHM四天王なるバンドとして持ち上げられたかだ、当時の関係者に聴いてみたいものである。レコード会社と金儲けの為にやったのなら理解できるが、個人的には小山田圭吾のイジメ記事で金稼いだ関係者以上に問題のあるカテゴライズだと思いますね。提灯記事の典型でしょう。でも一番の問題は、それを信じて疑わずに、また何十年たっても変えられないことですけどね。


GIRL - Sheer Greed - Hollywood Tease ★★★ (2021-07-02 19:06:58)

彼等のカタログでは唯一NWOBHMの括りに入れたも叱られない曲
シャープでソリッドな質感とグラマラスな雰囲気が猥雑なイメージを増殖
このバンドならではの嘘くささが上手く機能している
でもNWOBHM四天王は畑違いだろう


GIRL - Sheer Greed - My Number ★★★ (2021-08-09 12:46:46)

バンドの本質はコチラでしょうね
退廃的なムードとグラマラスなロックサウンド
ガールと言えば個人的に真っ先に思い出すのはコチラです
ハードな質感もエエ


GIRL - Wasted Youth ★★ (2021-08-10 20:45:18)

ミュージシャンとしては未熟な面を持ちながらもグラマラスなハードサウンドと、パンキッシュなサウンドを引っ提げ産声を上げたバンドだったが、今作は前作から一点、よりハードでソリッドなロックスタイルに軸足を置く事となった。
ドラマーも変わりタイトでラウドなサウンドを手に入れる事に成功、新ドラマーは手土産を持参、その③は毛色の違うファンキーなナンバーを導入、アルバムの中でいいアクセントになっている。雰囲気では誤魔化せない②も新機軸、英国的ハードブギーな⑨もある、前作に負けないくらいバラエティに富んが感覚はあるのだが、プロデュースも含め、どこまでバンドが練り込まれた楽曲を用意したのか疑問の残る作風も見られ、ハッキリ言ってやらされている感が強い。このバンドの本質に目を向ければ出来不出来は別として①④辺りは仕事でしかない。

彼らが所属していた極悪レーベルのJETの仕業だろうけど、彼等はNWOBHM期に出てきたグラム系のバンド、でもJETはそのブームに乗り無理やり彼等にHM/HR寄りの曲をやらせたと言うのが答えな気がする。
悪っぽさとハードさを加味した⑤、スリージーでご機嫌な⑥などには、前作に繋がる魅力を感じるだけに、今作リリース後、後味の悪い解散劇に繋がったのは誰のせいなのかと戦犯探しの一つもしたくなります。
なんだかこねくり回されてどうにもならなくなり捨てられたように見えますね。


日本でもNWOBHM四天王なる見当違いも甚だしい枠組み放り込まれ、耳のついているロックファンから馬鹿にされる事となったのも悲劇の一つでしょう。このバンド、NWOBHMなんて言われなければ、もっと違う評価とファンを獲得できたような気がする。


GIRL - Wasted Youth - Thru the Twilight ★★ (2022-04-08 13:57:40)

雰囲気重視の一曲
硬派なロックを前に出してきた
NWOBHMを意識した作風だろう


GIRL - Wasted Youth - Wasted Youth ★★ (2022-04-08 13:59:40)

重々しいリズムが新鮮です
ヘヴィな面を強調したミドルナンバー


GIRLSCHOOL - Demolition ★★★ (2015-07-22 12:41:20)

NWOBHMが生んだ伝説のガールズメタルバンドの記念すべき1st。時代はまさにNWOBHMまっただ中、モーターヘッドの妹分的な紹介をされていた彼女達ですが(彼らに見出されBronze Recordsと契約)、その呼び名に寸分の狂いなくロックバンドが醸し出す危険な香りと退廃的なムードとヤバさ、なんとも言えぬ煙臭さがたまりませんね。ストレートにドライブする爆裂感と英国風味満点の湿り気、豪快さだけではない心に沁みわたるブルージーなギターの旨味、うねり上げるベースと直情的なビートを刻むドラム、ポッと出とは違いライブで叩き上げた演奏は安定感もあり聴き心地も良く、パンキッシュでアグレッシブな面もあれど聴き易さを感じさせるはコマーシャル性の高さと哀愁を塗したメロディに尽きますね。モーターヘッドやサクソン、バッジーなどの影響下にある今作はNWOBHMマニアは勿論、メタル以外のロック好きにもおススメ出来る一枚ですね。


GIRLSCHOOL - Hit and Run ★★★ (2015-07-22 12:30:31)

NWOBHMが生んだ女戦士が1981年にリリースした2nd。前作でみせたパンキッシュな暴走R&Rサウンドは益々磨きが掛かり、楽曲も練り込まれ整合感もアップ。メロディを際立たせたアレンジやキャッチネスさも分かりやくす伝わりノリの良さも倍増。その中で英国風味満点の哀愁もギラリと光り女性らしさを感じさせてくれます。基本ベースは気合いが充填されまくったモータヘッドスタイルなんだが、個人的には聴いていると、気合いの入った見た目とは裏腹に近づけばエエ匂いがすすし、綺麗に整理整頓された女子力の高い部屋に住んでるんだろうな~っと想像させるような女性らしい細やかさとメリハリの効いたサウンドが彼女達最大の魅力だと思っております。シンプルな楽曲も、たたき上げの彼女達がプレイする事で年季が違ってくるもの、勢いよく突っ走る①、軽快な③、ハードにドライブする④、キュンとなる甘酸っぱさがハードに迫ってくる⑩、ワイルドな⑪、ブルージーな⑨、アンニュイな雰囲気が漂うロッキンポな⑦と名曲も目白押し、2011年にはリ・レコーディングヴァージョンをリリースした今作。入門編にはもってこいの一枚ですね。


GIRLSCHOOL - Hit and Run: Revisited ★★★ (2022-08-21 16:08:21)

このバンドの魅力を端的に表したと言われるのが1981年にリリースした今作のオリジナル。それを30年後にセルフリメイクするとは洒落た事をしますが、ある意味、ヘタウマ感が最大の魅力を言われるバンドによるセルフリメイクに何処まで価値があるのかは評価の分かれるところでしょう。
円熟味を増した演奏、いい意味で年を重ねた熟女によるハードヴォイス、現代的なタフネスを増強されたサウンドは、昔のは少々プロダクションがショボいと感じる若者にはこちらの方が聴きやすいでしょう。
せーので声を合わせ演奏したような破天荒さが好きな人はオリジナル盤に軍配を上げるでしょう。
2007年に癌で亡くなったケリー・ジョンソンに捧げるという意味、その大きな役割は十分に果たしています。初期衝動をくすぐる問答無用な荒くれハードサウンドの旨味、そのやんちゃで過激な暴走ロックが深みを増して聴き手をねじ伏せてきます。


GIRLSCHOOL - Nightmare at Maple Cross [US] ★★ (2015-07-22 13:57:13)

再びモーターヘッドのレミーが手を差し伸べGWR Recordsへと移籍した第一弾。前2作の方向性を見直し旧来のファンにもう一度振り向いてもらおうと初期の荒々しさを取り戻そうとしつつも拡散した音楽性を巧みに集約した意欲作。荒々しく走りだす暴走感はなりを潜めても根底に流れる自由奔放なR&R色は復活、ハードに突き進みつつもカラフルとも言えるキャッチーさを塗し陽性ガールスクールをアピール、シングルとして出したゲイリー・グリッターと共演した⑥なんかが方向性を決めていますよね。明るくノリのよいパーティーロック風味が多数収録された今作は、メタル然とした貫禄も後退し個人的には前2作よりも問題作のように感じますが前向きに立ち直った彼女達の心意気が詰まった一枚ではありますね。


GIRLSCHOOL - Play Dirty ★★★ (2015-07-22 13:06:39)

いきなり①でシンセが聴こえてきたのにはビックリしましたが、この切ない哀愁がエエ具合に琴線を刺激します。個人的には大好きなタイプの曲なので掴みはOK。前作である程度、サウンドへの変化の対応は出来ていたので驚くほどの違和感はなくすんなり受け止められました。同じ路線の②もキュンキュンとさせるし、T-REXのカヴァーも④全然ハマっています。幅の狭い音楽性でいったりきたりを繰り返すわけにはいかないので、いい意味でメロディックに舵を切った今作の哀愁度を生かしたハードサウンドは実に心地よく、爆走しない彼女達に不良少女が更生して品行方正になったかのような錯覚を覚えるのでしょうが、根っこは完全にロックだし全然音も軽くない。スパーンとキレのあるドラムは健在だしこのような曲調だから余計にメタル然としたワイルドさと貫禄を感じました。哀愁がズパッと切れ込んでくる⑤の洗練度の高さ、スレイドのカヴァーも⑥も今アルバムの流れの中でスンナリとハマり芸の細やかさをアピール、カッカッカッと前のめりなリフワークは影を潜めましたが、ノリの良い⑩で締める辺りに意地を垣間見ましたね。時には冷ややかな手触りすら感じさせるメロディと万人受けするキャッチーさを際立たせた今作も彼女達の側面を端的にフューチャーした魅力的な一枚ですね。シンプルだけど⑧とかカッコいいよ


GIRLSCHOOL - Play Dirty - Burning in the Heat ★★★ (2018-06-23 17:39:09)

SLADEのカヴァー
頭からビックコーラスでしょう
イメージからかけ離れているので驚きましたね
こういうナンバーでも
いなたさが彼女達風の味に変えようとしているのだろう
今アルバムのテーマは哀愁だね


GIRLSCHOOL - Play Dirty - Going Under ★★★ (2018-06-23 17:31:24)

哀愁のメロディアスHM/HR
スケ番野良猫ハードコアメタルから脱却しました
最初は戸惑いましたが好きですよ
しっとりと聴かせてくれます


GIRLSCHOOL - Play Dirty - High 'N' Dry ★★★ (2018-06-23 17:34:28)

2曲続けて哀愁のHM/HRサウンドを披露
今アルバムの方向性を決定つけましたね
厳つく走らない彼女達に興味を失うファンも続出でしたが
求心力は失えど
新たなるファン層を開拓する魅力には富んでいる
好きなタイプの一曲ですねぇ


GIRLSCHOOL - Running Wild ★★ (2015-07-22 13:35:37)

アメリカの市場を開拓するべく前作では、彼女達の魅力の一つでもあるパンキッシュな暴走R&Rを封印、新たなる武器を装備し戦場に赴くも大きな戦利品を得る事無くセールス的には敗戦。ブロンズとも手を切り、バンドの顔とも言えるケリー・ジョンソン脱退を受け1985年にリリースした5th。前作以上に甘くなったサウンドに前作で見切りをつけれなかったコアなファンにとっては絶望的とも言える方向性に失意をかくせないでしょうが(ケリー・ジョンソンも音楽性の相違だもんね)メジャー級のアメリカンロックとして聴くとこれが当時としては実に豪快なアリーナロック風のサウンドへと仕上げている。しかしセールス的には大惨敗ボーカルとキーボードにジャッキー・ボディミード、ギターにクリス・ボナッツィを迎え入れた5人編成はジャッキーのソロ転向で短命に終わり、バンドの黒歴史の最たる作品となるのですが、哀愁のあるハードな⑥やクールなイメージを抱かせる⑨⑩、今までになかったタイプのメロウな②(元ヤンが清純派アイドルでデビューしたようなもんかね)、アコギのアルペジオで始まるという意表を突いた①など佳曲も揃っていますのでシンプルで覚えやすいフレーズが印象的なアメリカンロックが好きな方なら楽しんでもらえるでしょうね。やっぱ時代だなぁ。個人的にはアメリカ市場に挑み玉砕した多くのNWOBHMバンド達の残骸を見せられた気分ですよ。


GIRLSCHOOL - Running Wild - Running Wild ★★★ (2021-10-25 13:29:30)

バブルの匂いがするなぁ
ガールスクールらしさは微塵もありませんが
前作でモデルチェンジした彼女たちの最終形態でしょう
やり過ぎだがここまでいったら受け入れるしかないでしょう
ソフトケイスされていますが質は高い
バンド名にこだわらなければ問題なしです


GIRLSCHOOL - Screaming Blue Murder ★★★ (2015-07-18 18:41:20)

初見で聴いた時の印象は「女だからやっぱりちょっと軽いよね」それで終わりです。子供でしたね猛省するのはそれから時間は掛かりませんでしたが、女性版モーターヘッドと言われる彼女達らしいハードでブギーなサウンドは英国風味満点、ノリの良さに仄かな哀愁を感じさせる辺りは、ある意味SAXONにも通ずる魅力もあり、性別や媚を売らない実に逞しいアルバムです。適度なハードさと硬派なイメージを損なわない大衆性は見事だし、全体的に漂うクールなイメージも残しつつ、このメロディを際立たせたアレンジは実に聴き易くまとめ上げ、こういう作風はバンドの歴史の中で一度は通るべき道だと感じる部分も強くあり、けっして日和ったわけではないと改めて思いますね。パンキッシュな前2作も良いのですが、個人的には実はアルバムを通して聴く回数では今作が一番多かったりします。切なさが目に沁みる⑥ブンブンと暴力的な⑦陽性な面も新鮮な⑤今作を象徴するようなバランスの取れた①など名曲も多数収録されています。適度なハードさとメロセンスの高さを伺わせるメジャー感溢れる一枚、手にとって欲しいですね。ちなみに数曲でエンジニアとプロデュースをアンセムやアンヴィルなどの仕事で知られる名匠クリス・タンガリーディスが担当していますよ。


GIRLSCHOOL - Screaming Blue Murder - Don't Call It Love ★★★ (2018-06-23 17:50:36)

切なげなメロディに乗せてタイトルを連呼するサビが好きですね
次のアルバムへの布石ともいえる一曲でしょう
女の心をロックなサウンドで表現
この時代ならではのストレートなロックサウンドに痺れます


GIRLSCHOOL - Screaming Blue Murder - Hellrazor ★★★ (2018-06-23 17:53:49)

お得意のMotorhead譲りの疾走ナンバー
やはり彼女達には
この手の曲が良く似合う


GIRLSCHOOL - Screaming Blue Murder - Screaming Blue Murder ★★★ (2018-06-23 17:44:44)

名匠クリス・タンガリーディスの手によって新生サウンドで勝負
そのインパクトを色濃く残すオープニングナンバー
勢いだけではない間とメロディに魅了されます


GIRLSCHOOL - Take a Bite ★★ (2015-07-23 13:52:43)

今作ではベースのギル・ウェストン・ジョーンズが脱退、そしてNWOBHMの女戦士として同時期を戦い抜いたRock Goddessのトレイシー・ラムを迎え入れてリリースされたアルバム。原点回帰を目指し望まれつつもグルーブ感を生かしたポップな感触の強いR&Rを軸にコマーシャルな部分を残しつつエッジを効かした面も強調しようとした苦心の跡も伺える一枚。元気溌剌ゴキゲン麗しゅうございますなR&Rにメタルな耳では物足りないのですが、②ではスウィートのヒット曲のカヴァーに、レミー・キルスターとの共作の⑥を収録したりと音楽的にも幅を持たせています。陽性アメリカンロック好きには良いのですが、初期のコアなサウンドやNWOBHMマニアにとっては厳しい作風かと思いますね。バブリーで隆盛を極めつつある88年的な音ではありますよ


GIUFFRIA - Giuffria ★★ (2013-05-16 10:30:11)

ジャーニー譲りのアメリカンなAOR系のバンドと思われがちですが、Keyをフューチャーしつつも重量感のあるロックサウンドが根幹をなす1984年らしい正統派のHM/HR作品かと思います。どこか垢抜けないデヴィッドのHOTな歌唱がワイルドさと豪快さに拍車を掛けているのもバンドの色合いを決めています。キーボード中心の曲作りはされているが難解さもなくスッと耳に入ってくるこのバランス感覚の上手さもグレッグ・ジェフリアならでしょう、気色の違う疾走ナンバー⑦の後に飛び込んでくる⑧あたりがこのバンドの真骨頂なのでしょうね。メロディアスだしバカテンポで大騒ぎでもない整合性とロック然としたノリを醸し出す一曲に時代性を垣間見る事が出来ますね。


GIUFFRIA - Giuffria - Call to the Heart ★★★ (2021-07-02 19:31:14)

80年代ですねぇ
煌びやかなMTVですよ
ベタ中のベタなパワーバラード
爽快感のあるメロディを暑苦しい声で唄う
真夏に鍋焼きうどんを喰う元祖我慢大会な画が浮かびます
轟二郎が体張っている姿が瞼に蘇るな
でも夏場になると聴きたくなりますよぉ


GIUFFRIA - Giuffria - Line of Fire ★★★ (2013-05-16 10:35:48)

哀愁のアメリカンHM/HRナンバー
重量感とライトな色合いのバランス感覚が素晴らしい
洒落ているわ
ギターソロも好きですね


GIUFFRIA - Giuffria - Lonely in Love ★★★ (2013-05-16 10:38:32)

軽やかさと甘酸っぱいタッチが見事です
暑苦しいさを隠せない歌声も味です
アメリカンなロッカバラード
上手に料理されていますね


GIUFFRIA - Giuffria - Turn Me on ★★★ (2013-05-16 10:32:54)

わりとストレートな疾走ナンバー
アルバムの中でも気色の違う一曲です
ギターとキーボードのバトルも盛り込みスリルを演出していますね


GIUFFRIA - Silk & Steel ★★★ (2021-09-19 21:43:25)

バンドもやりながらメジャーリーガーを目指しダブルAでプレーしていた、異色の二刀流プレイヤーのデイヴィッド・グレン・アイズレー、ミュージシャン稼業が上手くいかなくとも俳優業もこなし、布施明の奥様として知られるハリウッド女優のオリビア・ハッセーの旦那としても知られる、色んな意味でセカンドな男として知られるデイヴィッド、このバンドは別に彼がメインのグループではないのだが、どうしてもデイヴィッドの事が頭を埋め尽くす。
色んなバンドのデモで唄うも、シンガーを変えてくれと露骨に言われる裏話に共感を覚えますね、世の中そうは上手くいかないが、デイヴィッドのような裏方がいないと回りません。
そういう苦労が似合う憎めない男、デイヴィッド・グレン・アイズレーの胸板の厚い胸毛ボーボーの歌声がクドイ味付けになっている。その濃度を薄めるのが、メインソングライターでありバンドのブレインであるグレッグ・ジェフリアの手腕により、バンドは全世代が楽しめるような本格派のサウンドを披露。
元々はジェフリアが支えたANGELの再結成がアイデアの元となっているバンドだけに、その発想からくるスタイルにブレはない。
このバンド、キーボードが全開に鳴ってはいるが、それが必ずしも軟弱さを生んでない。エモーショナルで力強い歌声、我を出さないが腕は確かなギター、そしてタイトに躍動するリズムの軽やかさ、実に計算された音楽性を奏でており、そんじょそこらの売れ線ロックグループが束になっても敵わないアイデアを持ち合わせています。

ジャーニー風の曲もありますが、それ以上にこのバンドは本格的なハード志向を打ち出しており、所謂、産業ロックという音楽性としては音がヘヴィすぎる、またシーン全体が浮かれまくりBON JOVIに続けデフレパードに続けと、色気を見せたバンドから比較すれば、彼等の音は真摯であり本格的なサウンドをこれでもかと聴かせている。

このアルバムをリリース後、ジェフリアはロン・キールと接近するも、結局はHouse Of Lordsまで彼の雄姿を待たされることになる。もし、ジェフリアの3枚目が80年代のメタルバブル全盛に出ていたらどうなっていたのか?
このグループの今日の評価も違うものになったのかもしれませんね。世界中のメロディアスロックファンから愛されるジェフリアの2枚目。1stほど、アメリカで売れなかったと言われるが、イタリアの名門、フロンティアレコード関連の商品が好きなメロディアスロックマニアにとってはマストな一枚でしょう。

久しぶりに聴きましたが、改めて完成度の高さに舌を巻きますね。上手すぎて鼻につくのですが、今でも語り草のエピソードがります。日本一権威ある商業誌のレビューにてジャケットが気に入らないからマイナス5点と言われつつも89点を獲得したレビュー。今もってジャケットを見て手を出したバンドはあるが、ジャケが気に入らないからランクを下げようと思った事がありません。そこが加点材料なら、レビューって何である?


GLACIER - Glacier ★★★ (2021-10-03 14:58:08)

オリジナルは1985年、フランスのAxe Killer Recordsからリリースした5曲入りのEP。詳しいバイオはサッパリだが、アナログ盤でいうところのA面にあたる2曲とも異なるシンガーが唄っており、B面の3曲を入れると3人のリードシンガーがいる、その内A面はゲスト扱い?何故こうなったのだろうか?興味は尽きないが、このバンドがアメリカのオレゴン州からやってきたと言われると更に驚くでしょうね。湿り気のあるマイナー調のメロディ、アメリカのバンドにありがちな無機質で無愛想はパワフルスタイルとは一線を画す情緒があり、そこに癖はなくストレートかつパワフルに鳴り響くことにより、何者にも属さない普遍的な鋼鉄スタイルを真っ向勝負で挑んでいる。
確かにこの音楽性をアメリカのレーベルが手掛けるとは思えず、彼等がフランスのレーベルに頼るのは当然の結果だろうが、ヘヴィメタル特有の攻撃性と起承転結のあるドラマチックな展開、そして胸を焦がすパッショネイトはクールに振舞いつつも十分に熱量が伝わってくる。インディーズ盤故にダイナミズムには欠けるのだが、そんな事はお構いなしに正面突破、A面とB面の違いも明確に前半のメロウサイトとは打って変わって後半はパワフルなサウンドを展開している。

なによりも素晴らしいのが、その両面が生きている点。どちらも大ありなのである。○○のフォロワーに終わらない個性、メイデン風味とも言える展開も味方につけ自分達らしい味付けがいい。
2020年には、紆余曲折を経て復活を果たし待望のフルアルバムをリリースした彼等、マイナーメタルマニアを歓喜させた一枚として有名ですが、そちらも素晴らしいのですが、やはり今作も合わせて聴いて欲しいですね。


GLENN HUGHES - Burning Japan Live ★★★ (2020-07-24 13:00:32)

80年代という、ある意味、最も大切な時代を無駄に過ごした男。その天賦の才に誰もが嫉妬を覚えるほど、ファンキーな歌唱スタイルと、リッチー・ブラックモア以上にステージでは派手に動き回るスター性、迫力満点の歌声と、豪快なベース、彼はミュージシャンとして類まれな才能を持ち合わせていた。

重度のドラック依存&アルコールと、まさにロックな生き様を送る自堕落な人生、何度も周りが手を差し伸べるもダメだった。90年代の頭、ジョン・ノーラムとタッグを組み、起死回生を狙うもグレンの悪癖は抜けず、流石のジョンも離れざれる状況にあったと言われる。そんなミュージックシーンの底辺まで落ち、頼ったのは北欧のミュージシャン。彼らとのコラボは奇跡を起こし、こうしてライブアルバムを制作できるまでグレンは自信と向き合うことが出来た。

悪癖と手を切ったグレンに怖いものはない。鬼に金棒となった稀代のファンキーロッカーが完全復活。あのファンキーでソウルフルな歌声もそのままに、長く低迷した時代を肥やしとした貫禄のステージングは、本当に最後まで完走できるのかグレンなんて、勝手に思ったりするのだが、そんな思いは杞憂に終わる。

もはやパープルファミリーの現役では、誰も唄えない名曲①をカヴァーディル抜きでも成立することを証明、個人的にはグレンが歌うパートが大好きだったので、これは大ありの大正解。このライブが凄い事になる予感させた。
ソロアルバムを中心とした作りだが、選曲に大きな問題はなく、彼のスター性もそのままに、華やかでソウルフルな歌声に脱帽。③なんてグレンの独壇場でしょう。その後もDPありトラピーズあり、お初のヒューズ/スロールの登場に悶絶必死。心底痺れました。

我らがZEROコーポレーションが記録した偉業。グレンの復活を後押し、国内盤は1994年、翌年ドイツのSteamhammerがリリースと、グレンが遂にカムバックしたんだと世界中に知らしめる事となった。
そういう意味でも歴史に残る奇跡のライブアルバム。ヴォイスオブロック、グレン・ヒューズの降臨に、嘘くさい歓声すらも味方につけている。


GLENN HUGHES - Burning Japan Live - Burn ★★★ (2016-07-01 15:17:45)

VOICE OF ROCKグレン・ヒューズがLIVEのオープニングにこの曲を歌うとは
感慨深いものがありますね
ソウルフィーリングをパープルに持ち込んだ男
リッチー脱退のA級戦犯
生でみたんですけど会場の熱狂もグレンのパフォーマンスも凄かった
グレンを生かしきれなかったバンドが悪いと思わせる存在感に脱帽です


GLENN HUGHES - Burning Japan Live - Coast to Coast ★★★ (2016-07-01 15:25:25)

ソウルフルなグレンの歌声が耳を惹きます
爽快なメロディもエエですね


GLENN HUGHES - Burning Japan Live - Gettin' Tighter ★★★ (2016-07-01 15:28:45)

在りし日のトミーボーリンの姿が目に浮かびます
第4期パープルの曲を活き活きと歌い上げてますね


GLENN HUGHES - Burning Japan Live - I Got Your Number ★★★ (2016-07-01 15:35:55)

衰えを知らないグレンのパフォーマンスにタダ驚嘆あるのみ
ポップでキャッチーな曲ですが自身の味を損なわない曲調が素晴らしい
LIVEで聴くまで知らなかったので興奮しましたね
ダンサンブルでカッコいい


GLENN HUGHES - Burning Japan Live - Lady Double Dealer ★★★ (2016-07-01 15:32:28)

第3期パープルを代表するアップテンポな一曲
そこにファンキーなテイストを盛り込んだグレン加入の相乗効果を生みだした曲
本家が一人で歌うヴァージョンなんですが悪いわけがないですよね


GLENN HUGHES - Burning Japan Live - Muscle and Blood ★★★ (2016-07-01 15:22:20)

ヘヴィなブルースロック
グレンの魅力を端的に伝えています
黒っぽさ程良く押さえてますね


GLENN HUGHES - Burning Japan Live - Stormbringer ★★★ (2016-07-01 15:39:20)

グレン一人でもオリジナルの味を損なわないのが凄い
説得力溢れる圧巻のパフォーマンスに酔いしれます
個人的にはもっとも敬愛するシンガーでしたね


GLENN HUGHES - Burning Japan Live - The Liar ★★★ (2016-07-01 15:20:12)

スタジオ盤より逞しさをましたグルーブがカッコいい
たまらんわ


GLENN HUGHES - Burning Japan Live - This Time Around ★★★ (2016-07-01 15:27:18)

曲人的にも泣かせますね
グレンの神かかったパフォーマンスに胸打たれました
濃すぎる一歩手前で踏みとどまったのがエエ


GLENN HUGHES - Burning Japan Live - You Keep on Moving ★★★ (2016-07-01 15:30:38)

LIVEとなるとカヴァーデイル不在が気になるのですが
このヴァージョンはこれで大有りです
流石ですよ


GLENN HUGHES - From Now On... ★★ (2007-08-05 06:02:00)

グレン・ヒューズの復活作です
メロディアスなロックナンバーで幕が開いた瞬間にこのアルバムは名盤になるのは必然的な事、個人的にはガッツ溢れるロックナンバーの⑥劇的な⑦AOR的な大人の色気漂うタイトルトラックが好きです!①は名曲ですよ~
僕はパープル時代からグレンが好きなので今作の充実ぶりに大いなる感銘を受けました


GLENN HUGHES - From Now On... - Burn ★★★ (2016-07-01 15:06:11)

数あるカヴァーの中でも今テイクにおけるグレンのパフォーマンスには叶わないでしょう
グレン・ヒューズ圧巻のシャウトに脱糞です
ドッケンのソロでボーカルアドバイザーを務め
バラードを歌い上げバックコーラスに採用されるも
驚愕のパフォーマンスはドンを完全に喰ってしまい物凄くボリュームを下げられた過去
低迷するグレンに声を掛けホワイトスネイクのアルバムに参加するも
やはりカヴァーデイルを喰ってしまいボリュームオフ

このオッサンはタダもんじゃないよ
重度の薬物中毒に陥り80年代を棒に振った男が復活の狼煙を上げた日本盤のボートラ


GLENN HUGHES - From Now On... - Devil in You ★★★ (2016-07-01 14:56:57)

ファンキーさがエエですね
グレンも気持ちよさそうに歌っています
こっちが好きなんですよね


GLENN HUGHES - From Now On... - From Now On... ★★★ (2016-07-01 15:00:02)

淡々と押さえ気味な歌声で渋く迫ります
メロウな曲調との相性もグー
らしさは薄いがアルバムで1.2を争う名曲


GLENN HUGHES - From Now On... - Homeland (2016-07-01 14:58:34)

明るくキャッチーな一曲
なんでも歌いこなしますね
アルバムの流れとしては浮いていますよ


GLENN HUGHES - From Now On... - If You Don't Want Me To ★★★ (2016-07-01 14:55:51)

浮遊感のあるメロディが耳を惹きますね
押さえ目の歌唱も良かった


GLENN HUGHES - From Now On... - Into the Void ★★★ (2016-07-01 14:52:18)

ドラマ性の高い一曲
グレンのパフォーマンスも鬼気迫るものがありますね
個人的にはアルバムの中で一番好きな曲です


GLENN HUGHES - From Now On... - Lay My Body Down ★★★ (2016-07-01 14:37:56)

ソウルフルかつブルージーな一曲
グレンのパフォーマンスは凄いね
得意分野だもんね


GLENN HUGHES - From Now On... - Pickin' Up the Pieces ★★★ (2016-07-01 14:36:45)

歌うまいなぁ
グレン・ヒューズここにありです
リリース時によう聴いた一曲です
地味な演奏だがグレンのパフォーマンスがグイグイと引っ張っていますね


GLENN HUGHES - From Now On... - The Liar ★★★ (2016-07-01 14:50:47)

グレンの卓越した表現力が映えます
ガッツ溢れるヘヴィなミドルナンバー


GLENN HUGHES - From Now On... - The Only One ★★★ (2016-07-01 14:39:34)

グレンの黒っぽさがエエ感じで押さえています
メロディアスな一曲
キャッチーだけどしっとりとしてますね


GLENN HUGHES - From Now On... - Walkin' On Water ★★★ (2016-07-01 14:49:41)

アーシーな魅力にあふれていますね
この乾いた大地にグレンの歌声が潤いを与える
そんなニュアンスが好きですね


GLENN HUGHES - From Now On... - Why Don't You Stay ★★★ (2016-07-01 14:43:15)

ゴスペル調のバラード
グレンの歌声が感動を運んできます


GLENN HUGHES - From Now On... - You Keep on Moving ★★★ (2016-07-01 15:10:23)

好みでしょうが
カヴァーデイルなしでも全然違和感なしなのはグレンがいかに存在感があったかを知らしめますね
ワタクシは完全にパープルなら第3期でグレン派なので
この曲でアルバムを閉めた国内盤は素晴らしい
魂を震わすグレンの圧巻のパフォーマンスに惚れ惚れしますね


GLENN HUGHES - From Now On... - You Were Always There ★★★ (2016-07-01 14:53:43)

HUGHES/THRALLのデモをリメイク
リラックスしたグレンの歌声には癒しを与えられますね


GLENN HUGHES - L.A. Blues Authority, Volume II: Glenn Hughes: Blues ★★★ (2018-05-17 13:41:18)

L.A. BLUES AUTHORITYシリーズ第2弾は、当時燻っていたグレン・ヒューズのヴォーカルをメインとしたアルバムへと変貌。
いくつものパーソナルな問題を抱え体重は増加。ドラッグ&アルコール漬けの怠惰な生活を送り、もう歌えないよと囁かれるグレンでしたが、ジョン・ノーラムと活動したり、カヴァーディルの声かけに応え、彼のアルバムに参加したり(本編で昔みたいに歌い分ける予定であったが、全く衰えていないグレンのパフォーマンスに嫉妬したカヴァーデイルは、マネージメントが提示したプランを握りつぶした話は有名である。またグレン参加はアルバムの話題作りでもあったが主役がわき役に喰われたんではシャレにならん。まるで映画ロッキーみたいなもんだもんね)

けして世捨て人になった分けではなかった。特に当時のエピソードとしては、DOKKEN解散後のドン・ドッケンの新バンドでは、ヴォーカルディレクターを務め、ドンにこう歌うんだよとアドバイスを送ったのは紛れもなくグレンで、彼の歌声がバックで流れ続ける『When Love Finds A Fool』のグレンが歌うデモヴァージョンは絶品だと言われる。
そんなヴォイスオブロックと呼ばれる男、グレン・ヒューズの名前が久しぶりに前面に出たのが今アルバムだった。

本格的なソロアルバム『From Now On...』で痺れまくった後に聴いてので随分と地味な印象は拭えなかったのだが、スローナンバーなどで聴けるエモーショナルかつソウルフルな歌い回しは絶品で、情感を揺さぶるパフォーマンスに魅了されました。
参加メンバーも豪華なものなのだが、やはり性質上、どこかヨソ行きで地味なモノが多いと感じる。その辺りが、土着的なアメリカンブルースへの憧憬というのか、ワタクシにその素養があまりないので心に引っ掛かるモノが少ないだけで、その筋のブルースが好きな人なら豪華メンバーによるハードなブルースロック集として楽しめるでしょう。
ワタクシもオジサンになってからは、味のあるサウンドとして楽しんでますのでね。上手い歌が聴きたいと思う方にも一口いかがと言いたいです。

グレン・ヒューズ:Bass①③⑩⑪⑫
トニー・フランクリン:Bass②④⑤⑥⑦⑧⑨
ゲイリー・ファーガソン:Drums
クレイグ・エリクソン:Rhythm Guitar
マーク・ジョーダン:Keyboards

①Intoro.Outro and 2nd Solo-ジョン・ノーラム。1st Solo-ウォーレン・ディ・マルティーニ
②1st Solo-ジョン・ノーラム。2ad Solo-ウォーレン・ディ・マルティーニ
③Lead Guitar-マーク・ケンドール
④Lead Guitar-リッチー・コッツェン
⑤1st Solo-マーク・ケンドール。2nd Solo-ウォーレン・ディ・マルティーニ
⑥Lead Guitar-クレイグ・エリクソン
⑦Lead Guitar-ダーレン・ハウスホルダー
⑧1st Solo-ポール・ペスコ。2nd Solo-クレイグ・エリクソン
⑨1st Solo-ミック・マーズ
⑩Lead Guitar-クレイグ・エリクソン
⑪All Slide Guitar-ミック・マーズ
⑫Lead Guitar-リッチー・コッツェン


GLENN HUGHES - Songs in the Key of Rock ★★★ (2016-07-05 15:26:39)

VOICE OF ROCK、その名を欲しいままに天賦の才を持ち合わせつつも、音楽的嗜好とパーソナルな問題を抱え多くの時代を無駄に過ごした男、90年代に入り再起の兆しを見つけ、精力的な活動を遂げるわけですが、ソロ作で言うならロック色が強く、それなりにメタルな耳で楽しめるのが『FROM NOW ON』や『ADDICTION 』くらいで、二枚目の『FEEL』はソウル過ぎた(しかし歌は凄かった)。わりと期待を持たせつつ外した作品が多いといわれるグレン、本人の中にあるわだかまりが中途半端な作品を作る結果となり続けたのでしょうが、今作はかなり焦点を絞った作風へと舵を切り、往年のクラシックロックに精通する筋の通った音楽性を披露。その前に行ったジョー・リン・ターナーとの黄金のプロジェクトチームH.T.P.での活動に触発された面もあるのか、魅力的なメロディを朗々と歌う姿はまさにVOICE OF ROCK降臨と思える圧巻のパフォーマンスに驚嘆あるのみ、ロック色の強い楽曲の中でも、自身の持ち味を生かしたアレンジと楽曲を用意し支えたスタッフ一同に感謝しますね。全編にわたり水準以上の楽曲がある中で、②のイントロなんてレインボーのあの曲にソックリだし⑥に漂うミステリーデッドな雰囲気にも驚かされました。こういうモノとは縁のない男と思っていたのでいやはや驚きでしたね。紆余曲折を経て辿りついたソウルフルなハードサウンド、それらは安易な70年代スタイルの模倣とは違うが、グレンの趣味全開でもない、そのいい意味でも折衷具合は、ある意味バラつきあるソロ作の中では今作が一番の出来栄えでしょう。何はともあれ、絶品の歌声に魅了されるのが一番ですかね。⑦みたいな曲をやるとは思わなかったわい。嬉しい誤算でしたよ。


GLENN HUGHES - Sweet Revenge ★★★ (2018-11-07 12:12:57)

90年代の中頃から精力的な活動を続ける稀代の名シンガー、VOICE OF GODの名を欲しいままにしているグレン・ヒューズが1989年にロビン・ジョージと組んでアルバムを作るも契約に至らず埋もれていた一品。ロビン・ジョージがライセンスを取りようやく2008年に世に出たのが今作です。
薬と酒に溺れ多くの問題を抱えていたグレン。その為に80年代と言う大切な時期にキャリアを築く事が出来なかった。そんな私生活に問題を抱える扱いづらい男の黒歴史時代の作品でも、そんあ不安を微塵も感じさせないソウルフルな歌声を聴かせているのだから驚きです。グレン関連は黒っぽさが強く、ハードさが薄めの曲が多い。その為にイマイチのめり込めないんだという方も多いでしょう。今作は全ての曲でロビン・ジョージが主導権を握っているだけに、中途半端なソウルは無し、ロックシンガーとしてのグレンの旨味をたっぷり味わえるサウンドとなっています。
あくまでもデモ的な音源です。もう少し手直しも必要でしょう。そんな環境下でも凄みを感じさせるグレンのパフォーマンスに脱帽。堅実なブリティッシュロックに華やかさを持ち込んだグレンの存在感の大きさに助けられていますね。

契約に至らなかったグレンは、DOKKENを解散させたドン・ドッケンの新たなるバンド、DON DOKKENにヴォーカルアドバイザーとして参加。アルバム用に作られた曲にグレンが歌を吹き込んだデモがブートとして出回るのですが、ソウルを歌わないグレンの力強さに脱帽です。その後、あのアルバムを歌うドンには役者が違うと本気で思いました。そんな才能に溢れた男が、日の目を浴びる事無く埋もれていたんだから…自分が悪いんですけどね。
その後はジェフ・タウンズと曲を作るもリリースに至らず、ジョン・ノーラムの2枚目のアルバムに参加。ツアーに出るも薬と酒を止めれずにグレンはジョンを満足させる事は出来なかった。1994年に、その北欧人脈を頼り、ソロアルバムをリリース。日本と北欧で火が付き再び復活の足がかりと掴むまでの過渡期を知りたいファンにとってもありがたいアルバムですよ。
⑦は映画ハイランダーで聴けます。


GLORY - 2 Forgive Is 2 Forget ★★ (2007-08-04 12:27:00)

当時の時代背景を意識して作られた2ndアルバム
北欧ならではの甘さを抑えつつも彼らの魅力を失われていない名盤です
ヘヴィなハモンドが印象的なアタック感の強い①クラシカルなフレーズが耳を惹く②
哀愁のバラード④キャッチャーな⑥が好きです


GLORY - 2 Forgive Is 2 Forget - 2 Forgive Is 2 Forget ★★★ (2008-11-08 00:06:01)

アタック感の強いリズムプレイが好きですね
ギターソロの入り方も好きですね
キャッチーでハードかつメロディアスなHM/HRナンバー


GLORY - 2 Forgive Is 2 Forget - Love Never Lasts ★★★ (2008-11-08 00:32:28)

程よいキャッチーさと叙情的なフレージングが耳を惹きます
北欧ならではの哀愁のメロディが印象的ですね
ギターソロもグッとくる


GLORY - 2 Forgive Is 2 Forget - Miracles ★★★ (2008-11-08 00:08:55)

北欧風の叙情的なメロディが耳を惹くHM/HRナンバー
テクニカルなギターソロがハイライト


GLORY - 2 Forgive Is 2 Forget - Tonight ★★★ (2008-11-08 00:29:43)

メロディアスな泣きのバラード
程よいコマーシャル性がまた効果的です
メロディアスなソロも印象的ですね



GLORY - 2 Forgive Is 2 Forget - What Can We Do ★★★ (2008-11-08 00:12:30)

メロディアスかつブルージーなナンバー
コーラスハーモニー等に気を配したメロディの練り具合が好きですねぇ


GLORY - Danger in This Game ★★ (2007-08-04 12:35:00)

借りモノのフレーズがチラホラ見え隠れしますが北欧ならではの美旋律が華麗に舞う
名盤です 透明感溢れるフレーズとクラシカルなギター北欧マニアなら間違いなく気に入るでしょう キーボードも効果的だし とろける程にメロウな③キャッチャーな②これぞ北欧風様式美ナンバーの①と頭三曲でけでも充分にやられます
あら捜しせずに聴きましょう


GLORY - Danger in This Game - Danger in This Game ★★ (2008-11-08 21:37:43)

アルバムのオープニングを飾るメロディアスな疾走ナンバー
テクニカルなギターソロがハイライト


GLORY - Danger in This Game - Feel the Fire ★★★ (2008-11-08 21:41:33)

ロマンティックなバラード
叙情的かつ甘美なメロディが耳を惹きますね


GLORY - Danger in This Game - I'm Hurt ★★ (2008-11-08 21:53:53)

北欧ならではの叙情的なフレーズが華麗に舞う
ポップでメロウなメロディが胸を締め付けます
ハーモニーを生かした歌メロも印象的ですね


GLORY - Danger in This Game - Like an Eagle ★★ (2008-11-08 21:50:56)

神秘的なKEYのプレイに導かれ始まるミドルナンバー
複雑なコード進行が面白い
サビメロもグッとくる
北欧ならではの美旋律が耳を惹きますね


GLORY - Danger in This Game - Never Stop ★★ (2008-11-08 21:39:43)

北欧風のハードポップナンバー
お約束な展開もKEYのアレンジも美味しい


GLORY - Danger in This Game - Runaway ★★ (2008-11-08 21:46:13)

キャッチーでグルーブ感のあるミドルナンバー
北欧風の叙情的なフレーズも聴こえてきて聴き応えがある
こう言う曲は好きですね


GLORY - Danger in This Game - Survivor ★★ (2008-11-08 21:57:11)

北欧ならではの叙情的かつメロディアスなフレーズが耳を惹くミドルナンバー
地味だしどってこたぁないんだけどたまに聴くとグッとくるんだよねぇ北欧のバンドの持つ哀愁には敵わん


GLORY - Danger in This Game - This Is the Love ★★ (2008-11-08 21:42:57)

北欧メロディアスハードの王道を行く疾走ナンバー
彼らのストレートな魅力が伝わる名曲です


GLORY - Wintergreen ★★ (2020-03-12 16:47:30)

北欧シーンきっての腕利きギタリスト、ヤン・グラウィック率いるバンドが1998年に日本先行というか日本でしかリリースされなかった一枚(数年後、北欧でもリリースされる)。もはや盟友と呼べる、Mr.北欧ヴォイスのヨラン・エドマンを迎えネオクラ風味も搭載のバラエティに富んだ楽曲を収録、少々やり過ぎだと苦言を呈したくなる模倣が氾濫しているのは毎度様なのだが、今作もやりに行っているので、その辺りに目を瞑れるかで評価も分かれるでしょう。

トリッキーなフレージングも含め、テクニカルなギターも随所に挟みつつも、唄を中心とした曲作りが施されており、過去の作品と比較しても最もメジャー感が強い一枚へと仕上げている。その反面、GLORYと言えば、この曲なんだという個性というが強みがないのが物足りなさを誘発、さらに拝借具合が、そこに拍車をかけあら捜しにむかってしまいガチになるのが残念。

まぁネオクラファンの事を思うなら、もう少し速い曲を増やした方がよいし、初期の甘美な哀メロナンバーなんかもあれば、もっと試聴感も良くなるとおもうのだが、それは1998年ですので望むべくもなくです。そういう観点からも時代錯誤感を生んでいないのは安心材料だっただけに余計にそう思いますね。各自のハイパフォーマンスに彩られた意欲に溢れた北欧HM/HRサウンドのダイナミックな響き、一筋縄ではいかぬ構成力の高さ、どれもが一級品です。


GLORY BELL'S BAND - Century Rendezvous ★★ (2022-04-16 16:00:38)

シンガーのグローリー・ノースが立ち上げたと言われる元祖北欧メタルバンドが1984年にリリースした2枚目。前作に漂っていた芋臭さを良い意味で熟成、メジャー感も増量されたが、なんとも言えない泥臭さが増えNWOBHMとは、また違った武骨なロックスタイルを披露している。つかみ所の無い本作の中で、シンガーのグローリー・ノースは前作とは見違えるように表現力も増し一本調子なハイトーンから脱却を果たしている。どこかで聴いたことのある拝借フレーズの多さが気になり、イマイチのめり込めない面はあるが、そんな欠点をも覆す純粋な音楽に対する忠誠心があり、そのパワーと北欧マインド漲る音楽性は、③のような曲に見事、落とし込み自分たちのアイデンティティを明記したように感じる。
如何せん、どこか個性不足というのか寄せに言ったがアイデアがまとまらなかったという面は否めないのだが、もう少し認知されても良いようなバンドだと思います。グローリー・ノースのハイトーンは嫌いになれないんですよね。④では突然、ピアノをバックに別人のような声で唄い様に驚かされたモノです、途中でサックスまで飛び込みアーシーなサザンロック風味まで出るのだから尚更ですよ。
メタルマニアのバイブル、BURRN!!誌の創刊号にてポンコツアルバムの典型のような批評もあり、箸にも棒にもかからない作品と呼ばれてしまったが、初期型北欧メタルバンドが弱小レーベルを経て、日本やドイツ、イギリスなどでリリースした実績は買えるでしょう。
良くヨーロッパが北欧メタルの典型例のような語りをする人に出会いますが、嘘ではありませんが、本当でもありません。そういう雑誌に対するステレオタイプに人間でも無い限り、ここで聴ける多様性、そして手垢のついていない音楽性に、ロックの可能性と未来を見いだしますよね。バラエティに富んでいると思うか、どっちつかずかで評価は大きく分かれるでしょう。
ワタクシは、この全力投球68点の作風が大好きです。


GLORY BELL'S BAND - Dressed in Black ★★ (2022-04-15 20:35:24)

元祖北欧メタルバンドの一つとして語られるグローリー・ベルズ・バンドの記念すべき1st。リリースが1982年、完全にNWOBHMからの影響は強く、デーモンなどのサタニカルなイメージよりはサクソン的なロックサウンドをベースにしていますが、北欧の冷ややかな風も吹かせ、屈強なリフワークと小気味の良いリズムが耳を惹く古典サウンドは、正に80年代初頭のヘヴィメタル産声を感じさせるモノであり、NWOSHMと言いたくなるような独自性を強く感じます。
そこはかと流れる北欧マインド、そこに叙情的なギターの絡みからは、アイリッシュな匂いも隠し味に力強いリフとメロディアスなソロを絡めオリジナルティを確立、イングヴェイ・マルムスティーンのデモで叩いた事でも知られるドラマーのボー・アンダーソンは、今作でも効果的に機能、けして潤沢な予算さレコーディング期間があったとは思えない、青さはあれど、自ら切り開こうとする純粋なる野心が音に込められているように感じられ、説得力の高さに唸ります。
少々、癖の強い唄い回しのグローリー・ノースのパフォーマンスに評価も分かれそうですが、そこも込みで楽しんで欲しいですね。
ちなみにバックに映り込むメンバーショットは6人、ギターは3人クレジットされ、一人はキーボード兼務、どういう状態なのかは分からないが、音源を聴く限りキーボード大活躍は思えず、かといってトリプルギターによる厚みも感じない、実に不思議なバンドでしたね。


GMT - War Games ★★★ (2015-03-20 14:48:14)

元は1986年リリース、1991年にCD化された際に「WAR GAMES」とタイトルが改変された5曲入りのミニアルバム。Voにロビン・マッコリーとB.にMSGのクリス・グレン、Dsにモーターヘッドのフィル”アニマル”テイラーの頭文字をとりGMTと名乗り活動開始。方向性は英国風味溢れるコマーシャルリズムに気を配した極上のハードポップ風HM/HR。曲によっては派手なキーボードなどを効果的に盛り込み、英国らしい重厚さを損なわないアレンジを活かしつつスケールの大きいコーラス等も配し、独自の音楽性をアピールしながら大衆性を加味した方向性は見事。哀愁美に彩られた軽やかなでポップな楽曲の口当たりは実にソフトでありながらも、湿り気を帯びた泣きを発散することにも成功、透明感溢れるサウンドと英国風の優美な雰囲気の中で躍動するコマーシャルリズムのインパクトは絶大だ。全てはさじ加減、欧州のウエッティさと垢抜けたバランス感覚、この絶妙さが最高だ。ロビンは翌年MSGに加入、Mはロビンのエムと右腕として迎えられるのですが、このくらいの英国風味と湿度を持ちこめたらアッチでの評価も違ったものになっていたと思われます。今作は知名度も低く忘れ去られた一枚でしょうが、万人受けするスタイルを取りつつもハードさを失わない正統派のブリティッシュハードポップアルバムにメロディ派なら心も踊りますよ。


GMT - War Games - Angel ★★★ (2015-03-20 14:57:38)

ASIAやSTYX風のニュアンスに高貴な英国の風を感じます
この音楽性の高さがバンドの肝でしょう


GMT - War Games - Fall in Line (2015-03-20 14:59:45)

AOR風のきらびやかな叙情派ハードポップナンバー
アルバムの中では地味な曲です


GMT - War Games - One by One ★★★ (2015-03-20 15:05:01)

優美なメロディが華麗に踊るハイライトな一曲
キャッチーながら哀愁を滲ませたサビメロは秀逸ですよ
ポップでもここまで英国的な重厚さを感じさせるのが凄い


GMT - War Games - Secret Rites ★★★ (2015-03-20 14:54:59)

心地よいドライブ感と絶妙なコーラスワーク
明るくなり過ぎない湿度の高さが魅力です


GMT - War Games - War Games ★★★ (2015-03-20 15:02:13)

親しみやすいメロウなフレーズが印象的です
マイルドな今作を象徴するような感触が好きです


GOATCORE - Goatcore ★★ (2020-07-07 12:55:35)

Vo.山羊智詞、G.足立祐二、B.MARRY、Ds.梅田一哉の4人からなるパンクロックバンドの1st。刺激的な歌詞やパンキッシュな音楽性、そこに心を込めて叫ぶ歌声、ドラムも直情的で派手なビートを刻み、ベースもテクニシャンぶりを発揮、一筋縄ではいかない多様な音楽性を放り込み、各々が自己主張を繰り広げている。歌い手も、迫力満点の凄みを魅せるが、ジャパニーズロックの範疇から飛び出すものではない。そこに足立のギターはアヴァンギャルドな要素を強めで放り込み、このバンドでしか味わえない闇鍋サウンドが完成。次に何が飛び出すか分からないハイセンスさと、この手の音楽に造詣がないので形容しがたいのだが、独自性をアピールしていると言えよう。
7曲入りのアルバムを残し割と短命だった活動。その為に、イマイチ知られていないのだが、クロスオーバースタイルのハードサウンドもイケる方ならチャレンジする価値はあるかと思います。


GOD BLESS - Semut Hitam ★★★ (2012-08-27 21:54:51)

インドネシアのベテランバンド、古くは70年代から活動しプログレサウンドだったとか、今作で聴ける音楽性はキャッチーで叙情的なスタイルを基調としつつも懐かしい雰囲気を感じさせるマイルドで温かみのあるメロディアスなHM/HRサウンドを披露、おそらくはインドネシア語で歌われている語感の響きと相まってお国柄といえばよいのか独特のスタイルを感じますね。こうして目先を変えるとアジアにも優良なバンドがいると思うとメタルの奥深さを感じます、手を出すのは大変だなぁ。煌びやかなキーボードの甘さは程よくアクセントとなり楽曲に奥行きを持たせ間口の広さを感じさせてくれます。メタル度の高い疾走ナンバー⑨以外は中音域を生かした歌声を披露するシンガーのマイルドな歌唱は嫌味なく耳に届き聴いていて心地よいですね。


GOD BLESS - Semut Hitam - Badut-Badut Jakarta ★★★ (2012-08-27 21:17:33)

キャッチーでダンサンブルな一曲
バッキングで鳴るキーボードも印象的ですね
素直でマイルドな歌声も曲調にあっています


GOD BLESS - Semut Hitam - Bla... Bla... Bla... ★★★ (2012-08-27 22:01:30)

煌びやかなイントロ
爽快感を煽るコーラスワーク
広がりのある展開が印象的ですね


GOD BLESS - Semut Hitam - Damai Yang Hilang ★★ (2012-08-27 21:07:34)

韓流ドラマのよう主題歌のような
ベッタリとしたバラード
アジアのバンドですね


GOD BLESS - Semut Hitam - Kehidupan ★★★ (2012-08-27 20:57:21)

中盤で花開く煌びやかなキーボード
甘めの歌メロもマイルドな味わいを与えてくれます
地味だがいい曲です


GOD BLESS - Semut Hitam - Rumah Kita ★★★ (2012-08-27 21:09:11)

後半の盛り上がりも聞かせどころです
感動的なスローナンバー


GOD BLESS - Semut Hitam - Semut Hitam ★★ (2012-08-27 21:05:12)

爽快感のあるキャッチーな一曲
少々長めなのは隠し切れないプログレ出身バンドだからかな


GOD BLESS - Semut Hitam - Suara Kita ★★ (2012-08-27 21:13:24)

大げさなイントロが印象的ですね
キャッチーでマイルドで叙情的です


GOD BLESS - Semut Hitam - Trauma ★★★ (2012-08-27 20:42:46)

お約束感満載
メロディアスな疾走ナンバー
キーボードの切り込み方も印象的ですね
侮る無かれインドネシア産のHM/HR


GOLDBRICK - Goldbrick ★★ (2018-09-28 13:19:00)

2000年を前に究極のRAINBOWトリビュートバンド『虹伝説』、そこで夢の競演を果たした森川之雄と梶山のコンビ。その後、梶山は虹伝説繋がり&ビクターの後押しを受けジョー・リン・ターナーと接近を果たすのだが、ジョーに提供したが採用されなかった楽曲を用いてソロアルバムに着手。その相棒に白羽の矢が当たったのは盟友森川之雄。キーボードは永川敏郎。リズム隊は飛ぶ鳥を落とす勢いで人気の高めた陰陽座のリズム隊という国内を代表する豪華ラインナップが結集。話題性では虹伝説にも負けないが、やはり楽曲が弱かった。梶山のプレイアヴィリティの高さは、今までの活動でも証明済みだし、森川のパワーヴォイスも健在なのは知るところ、せっかく歌えるし書けるベースがいるのだからと思うのだが、ここでは瞬火のアイデアを用いる余白など無かったのだろう。
なんだか宝の持ち腐れ感がそこはかとなく漂っているのが残念感を誘発している。

やはりジョーがボツにしたという側面が地味さをアピールしたことに直結しているように感じられる。キメの一手が足りない70年代テイストの強いオーソドックスなハードサウンド、こじんまりとしたサウンドプロダクションは、ダイナミズムの欠落にも繋がり地味さに拍車を掛ける古臭さが漂ってしまったのだ。伝わりづらいが新しい目の古本なのに、めちゃ臭いみたいな感じです。

と苦言が先立ちましたが、ワタクシ個人の期待値の高さに過ぎず、2003年にここまで古典的な手法のサウンドを、鮮度を高めて聴かせた手腕は流石としか言えず、虹伝説の流れで興味をもたれた古参マニアのハートを掴むにはもってこいの一枚でしょう。
ターゲットを明確に定めた売り込みは悪くないアイデアです。
①⑧に短いイントロを置き、アルバムをリスタートさせているような感じがするのも面白い。特に⑨なんてモロに後期RAINBOWスタイルの曲でしたからね。


GOLDBRICK - The Boundary ★★★ (2018-09-27 17:18:07)

長き沈黙を破り遂に梶山章率いるGOLDBRICKが復活を果たしました。今回のパートナーは森川之雄でも下山武徳でもない、無名の新人(若くないけどね)藤井重樹を新たに迎えアルバムを制作。ちなみにベースとドラムは梶山が担当しています。

再始動GOLDBRICKのオープニングナンバーがまさかのPRECIOUS時代の『Crazy For Your Love』のリメイクで幕開けとは驚いた。あの速弾き時代を否定的に捉える意見が多く梶山から聴かれていたので、歌心のあるスピーディーなギタープレイが満載のオープニングに先制パンチを喰らいました。その後は②③④とジョーとやっていた曲のリメイクが続いたりとフレッシュ感のない選曲に不安を覚えたのだが、フロントマンを飾る藤井の表現力豊かなパフォーマンスが違いを楽しませてくれ、サビで伸びやかになる瞬間など人見基気を彷彿とさせる部分もあり、上手いだけではない情感があるシンガーがいる事に興味も尽きずに楽しみました。ただ初めてのレコーディングなのか、硬さがあったのは気になるところ、それでも十分に梶山が作りだす古典的なHM/HRサウンドの中で互角に渡り歩き躍動しています。このアルバムに新しい面白みを持ち込んだのは、器用な藤井の存在は不可欠だったように思う。

ストラトキャスターを操る不世出のギタリストと呼ばれた梶山章、そのテクニックだけに埋没しないセンスを発揮できる機会を見つけて欲しいものである。そろそろ梶山と言えばの決定打が欲しい。彼にとっては本意でなくとも『Cast In The Air』はマイナスではない。いっそ器用に歌える藤井を見つけたのだからPRECIOUSの曲をセルフリメイクするのもありだろう。
下山とのRAINBOWライブは素晴らしいけど、リッチーの影響は受けているがRAINBOWは、まともに聴いた事がないと言った男なんでね。もうRAINBOWネタこするなよと言いたい、なんかぶれるわ。もう梶山からRAINBOWとったれよとね。マネージメントを含め検討して欲しいね。そして次のアルバムはオール新曲でお願いしますよ。


GOLDBRICK - The Boundary - Cast in the Air ★★★ (2019-04-09 13:57:00)

梶山の名をシーンに広く知らしめたプレシャスデビューシングルのセルフリメイクCrazy For Your Love
歌メロなど大幅な変更もなくオリジナルを現メンバーで再演
このリメイクは大正解と言えよう
圧巻のスピードプレイもさることながら
期待を裏切らなかった誠実さに感動です


GOODBYE THRILL - GOODBYE THRILL ★★★ (2012-12-01 17:33:04)

US産ならではの暖か味のあるメロディがしなやかさで優美に旋律を奏でます。曲作りにおいては流石はベテランならではの安定感とソツのなさを感じさせ、特にバラエティに富んだ前半の流れは聴き応え十分、歌モノ過ぎずロックしている点も見逃せずにいます。後半やや似たテンポの楽曲が続き中だるみ感が出るのが残念、けして音質も良いとは言えず深みのない音作りが良質なメロディを際立たせずにいるのかも知れません。しかしこのメロディを大切にした曲作りとアメリカンかつバブリーになり過ぎない作りこまれたロック然とした楽曲の魅力はハンパなく輝きを放ち爽快感と仄かな哀愁を運んでくれます。北欧や欧州では味わえないUS産の心意気を楽しんで欲しいですね。


GORKY PARK - Gorky Park ★★★ (2014-11-10 15:58:25)

ぺレストロイカ万歳!ボンジョヴィやモトリー、オジー、当時シングルが大ヒットを飛ばしたスコーピオンズなどがロシアにて大規模なフェスティバルを行う事が話題になり、後にその模様も音源になりましたね(ボンちゃん以外にスコーピオンズ、モトリー・オジー・シンデレラ・スキッドロウ等が一堂にかいした豪華な出演ですよ、大物ぞろいで出演順を巡り揉めていた記憶がある)まだ見ぬ大国の門戸が開かれた交流の一環としてワールドワイドなデビューを果たした。ボンちゃんの支援は勿論、ブルース・フェバーンもプロデュースに加わり制作されたのが1989年リリースの1st。ロシア民謡的な土着的匂いを残しつつも完全なメジャー級の作り込まれた一枚、THE WHOのリメイク⑥の出来上がりなど彼ら流のスタイルに仕上げ原曲の持つだるい感じなど微塵もありません。歌を聴かせるライトな作風ではありますがシャープな音像が切れ味鋭く迫り派手だが垢ぬけすぎない抜群のバランス感覚を持ち合わせ、資本をつぎ込まれた作品へと仕上がっています。1989年というバブリー感もそこそこに祖国への敬意も失わない、この感性が最大の聴きどころでしょう。良いメロディと無駄のない構成は聴き応え十分ですね。


GORKY PARK - Gorky Park - Bang ★★★ (2016-10-05 18:39:35)

色んな意味で洒落た曲です
バブリーだね
でもロシアの風を吹かせていますね


GORKY PARK - Gorky Park - My Generation ★★★ (2016-10-05 18:44:29)

原曲の面影なし
完全なロシア仕様ですね
ギターソロの後が凄いカッコいい
上手い事いえんけど
なんかエエわ