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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 7201-7300

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 7201-7300
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OSTROGOTH - Too Hot - Shoot Back ★★★ (2012-01-25 02:22:58)

こういったメロディを伴う楽曲はバランスよく聴きたいね
2曲目らしいメロウな歌メロも好きです
湿り気よりもパワフルさがバンドの真骨頂
良い曲ですね
キャッチーなメロディを奏でるソロも素敵


OSTROGOTH - Too Hot - Sign of Life ★★★ (2012-01-25 02:24:31)

重心低く突進してきます
朗々と高らかに上ずりながら歌う様に好みも分かれそうですが
テンションの高い楽曲です


OSTROGOTH - Too Hot - The Gardens of Marrakesh ★★★ (2012-01-25 02:26:40)

フォーク・トラッド風の軽やかなイントロから
切れ味鋭いツインリードが駆け抜けます
これまたテンションの高めなインストナンバーですね
中盤での高揚感が素晴らしいですね
実に気持ちがいいです


OSTROGOTH - Too Hot - Too Hot ★★★ (2012-01-25 02:20:08)

アルバムのオープニングを飾る疾走ナンバー
このテンションの高さが彼等らしいんですね


OUT OF THIS WORLD - Out Of This World ★★★ (2022-06-06 13:33:42)

おいおいおい、キー・マルセロとトミー・ハートの二人でKEE OF HEARTSやっていたじゃん。ややここしい二人が中心となるメロディアスロックバンドのデビュー作。なんか混同しますよね。そういう外見的な問題を感じましたが、サウンドの方も同系統なれど、こちらはキー・マルセロがイニシアチブを握り、懐かしのロン・ネヴィソンをミキシングに迎え、80年代テイストを全開で披露。
ヴァン・ヘイレンみたいな楽曲まで放り込み、とにかくMTV全盛期を思わせる煌びやかな路線を展開、嫌みの無い大衆性と健全はハードサウンドの持つパワーは光り輝いており、硬軟交えた楽曲に潤いと彩りを与えています。
やや、声に艶がなくなったなぁと思わせるトミー・ハートだが、この手のサウンドに対する適正は既に実証済み、今更、注文をつけられるようなアーティストでもありませんよね。
総じて懐かしいです、キーのギターワークは余裕のあるプレイでも存分にテクニックを盛り込み魅了、ドン・エイリーのプレイも前目に出して軽やかなハードポップサウンドに華を添えています。
ある意味、予定調和のスタイルだし、KEE OF HEARTSの第二弾じゃないのかね?という気持ちも拭えないのだが、両者に対する期待通りの作風は多くの支持を集めるでしょう。第二弾があるのならば、もう少し個性というか欲を見せて欲しいですね。


OUTLOUD - We'll Rock You to Hell and Back Again ★★★ (2022-02-02 16:07:24)

最近まで、こんなにカッコイイバンドがいたのを知りませんでした。いやー活きがいいですね。ワイルドでメロディアス、そしてキャッチーなサウンドは躍動感溢れるハードサウンドを従えノリノリで楽しませてくれます。
80年代的な王道スタイルを嫌みなく踏襲、その無理無駄のないアイデアはスッキリとまとまり目詰まりなく展開、すんなりと耳に届いてくれるのが嬉しい。ついつい類似点が気になったりとオジサンの悪い癖が出てしまうのですが、このバンドはそんな事を考えさせないくらい完成されています。FIREWINDの二人がドラムとギターを担当、こういう王道スタイルでありながらも自分たちの音を持っているのが強い。躍動感のあるグルーブ感の心地よさ、瑞々しいメロディを力強く歌い上げるチャンドラーの確かなパフォーマンス力、一発で魅了されました。お約束感満載のハードサウンドが最高にカッコイイ①から②の流れ、そしてボンジョヴィな③で昇天です。王道ロックの必勝リレーに3タテを喰らい完敗、清々しい気分で白旗を揚げましたよ。
単なるノスタルジースタイルではない現代に通するメタルの系譜、それらを順当にアップデートして今の時代に伝えてくれた良質な一枚。歯ごたえのあるメジャーロックをここまでカッコ良く聴かせてくれるバンドは希有ですよ。


OUTRAGE ★★ (2010-03-20 03:17:00)

三人時代のLIVEも悪くないが(阿部洋介太っていたな)
四人編成のLIVEをこの機会に是非体験したい
これだけ歌える歌い手がミュージシャン一本で飯が食えないなんて!!


OUTRAGE - 24-7 ★★ (2018-08-22 16:01:38)

音楽性が拡散していく中で遂にOUTRAGEもメンバー交代を迎える事に、それが看板シンガーである橋本直樹の脱退というのだから大事件だ。橋本程の逸材が国内にいるかと言われると厳しいだろう。この脱退劇をどのように乗り越えるのかと思ったらなんと、専任ボーカル抜きのトリオ体制で活動を続けるとは夢にも思わなんだ。
その影響は音楽性も影を落とし、もはやNWOBHMからのスラッシュではない完全な別物として再スタート。
これも俺たちのルーツなんだと言わんばかりのへヴィでサイケな原始的ロックへと回帰。野趣溢れるサウンドに、この荒っぽい歌い方はあっていないわけではないが、やはり自分達3人の歌唱力を鑑みての路線変更に思え戸惑いは隠せませんでした。
個人的には、これをOUTRAGEとして聴く事は難しくサイドプロジェクト的な立ち位置で楽しんではいるが、やはりどの路線でも歌えるシンガーは必要だろう。表現力の限界が制約を設けているのでは本末転倒ですよ。

しかしグランジやオルタナ風のへヴィロックサウンドまで取り込み活動を続けてきた彼ら、ある意味、この原始的なスタイルに回帰したのも必然だったのかも知れない。むしろ、ルーツたる自然体のへヴィサウンドを鳴らしていると好意的に捉える事も出来る、計算されたラフさが魅了なんだろう。5 P.M. みたいな荒涼としたメロディが聴こえてくると橋本直樹で歌って欲しいと思いますね。
機会があれば、この時代の曲をチョイスして橋本に歌いなおして欲しいと思います。


OUTRAGE - Axe Crazy ★★★ (2019-08-15 13:45:19)

NWOBHM40周年を祝うシングル。奇をてらう事無く忘れてはいけないNWOBHMを代表する楽曲をチョイス。エンジェルウィッチはこれを選んだのかとマニア心も擽りますが、OUTRAGE流儀のヴァイオレントさも加味。オリジナルの加速感を倍速するようなアレンジは、オリジナルの個性を殺す事無く魅力を倍増と、皆が得する内容となっています。
こうなると2曲では物足りないと思いますね。是非とも機会があればフルアルバムに挑戦してもらいたいと思います。GENESIS Ⅰはちょっとマニアックすぎたんでね。ピュアでストレートな魅力を体感できるNWOBHMに拘った企画モノはアリだと思いますよ。


OUTRAGE - Black Clouds ★★ (2007-08-11 12:19:00)

骨太なVoと強力なリズム隊、扇情的なギターと言い訳の少ない本気の音で勝負していたバンドです。NWOBHMの流れを組む彼らは比較されるメタリカのパクリと言うより先にやられたと思ったクチだろう スラッシーな曲からスローなナンバーまで収録されていて
聴き応えのある好盤です、④は出色の出来です


OUTRAGE - Black Clouds - Black Clouds ★★★ (2007-08-12 12:29:32)

ドラマティックなメタルナンバー
ダークでいながらも非常にメロウな雰囲気が漂う
1stアルバムのタイトルトラックです
少々考えすぎかも知れませんが古き良き時代の香りがする名曲だと思います


OUTRAGE - Black Clouds - Curtain of History ★★★ (2007-08-12 12:10:42)


誤解を恐れずに言うならばメロディアスである
強靭なリズムとリフに骨太な唄が乗り 歌メロに気を配している
ただ疾走するだけではないNWOBHMの香りがする普遍的なHMナンバー


OUTRAGE - Black Clouds - Edge of Death ★★★ (2008-08-31 19:57:31)

一曲の中に沢山の見せ場がありゾクゾクさせられる次はどうなる中と期待させられます中盤でテンポアップしてくる所のカッコよさたるや彼らの真骨頂とも言うべき複雑な展開を持つガッツ溢れる名曲ですねギターソロにはやられた


OUTRAGE - Blind to Reality ★★ (2007-08-11 12:29:00)

前作よりスラッシュよりのアプローチが多いアルバムでメタリカやエクソダスなんかを思い出します。リフやリズムなど凝ったアレンジが印象的でカッコ良かった
橋本の唄は力強い!日本人離れしている!タイトルトラックの①がオススメ


OUTRAGE - Blind to Reality - Blind to Reality ★★★ (2007-08-12 11:58:13)

重厚なリズム隊がカッコイイ名曲です
今の人には物足りないかも知れないが、当時は過激なナンバーでしたよ 直線的ではあるが複雑なリズムとザクザクとしたリフが絡み合うスラッシュナンバーです


OUTRAGE - Blind to Reality - Name Your Poison ★★★ (2008-08-31 19:52:58)

パワフルかつヘヴィな疾走ナンバー
橋本のタフな歌声がカッコイイ
メロディアスなギターソロも素晴らしい
重量感溢れるリフやリズムプレイも言うに及ばず


OUTRAGE - Days of Rage 1986-1991 - Step on It ★★★ (2008-08-31 20:00:20)

パワフルかつアグレッシブなスラッシュナンバー
今聴いてもカッコイイなぁ初期衝動を駆り立てられる
扇情的な阿部のギタープレイは素晴らしい


OUTRAGE - Days of Rage 1986-1991 - Under Control of Law ★★★ (2007-08-12 11:49:14)

NWOBHMの流れを組む彼ららしいナンバー
スラッシュメタルと70年代のハードロックとの融合を見事に果たした名曲です 叙情的なギターソロはハイライトとなっている


OUTRAGE - GENESIS I ★★ (2018-08-22 16:20:55)

日本のバンドと未発表曲からなる企画モノのアルバム。カヴァーされた日本のバンドに驚いた。

1.御意見無用 / THE MOPS
2.あぶらむし / アナーキー
3.ふざけるんじゃねえよ / 頭脳警察
4.空いろのくれよん / はっぴいえんど
5.JUST I WAS BORN / BLUES CREATION
6.香り / 外道
7.メリー・ジェーン / Strawberry Path

頭脳警察も意外だったけどはっぴいえんどには度肝抜かれました。こういうのもルーツでやるんだなぁと驚きのカヴァーに、他のアーティストがコスリ倒したバンドが無いのは良いアイデアだったと思います。
モップスの曲なんてZEPみたいでカッコいいですよね。外道はハマっている。頭脳警察もOUTRAGE風の荒涼としたバンドカラーが上手く投影されており、これもありだなぁと思う。最初は違和感ありありの④だって、この並びなら大ありだなと思わせるのも今作の特色だろう。大真面目に遊んでいる大人の余興ですよ。

未発表曲も単なるスラッシュに留まらない多様性のあるナンバーが多く、トリオ時代を思い出させる荒っぽいものまであったりと一筋縄ではいかない楽曲が中心となっています。あまりにも捻くれた選曲故に、分かりやすいの一曲くらいやったら良かったのにとは思いますが、それだとOUTRAGEらしくないとも思え、何とも言えない感情が湧き起こる一枚でした。
カヴァー集は①⑤がお気に入りです。好きな曲調ではないが④も橋本が歌い切っているのが魅力的だった。


OUTRAGE - GENESIS I - BURIED ALIVE ★★★ (2018-08-22 16:43:45)

トリオ時代の『24-7』に収録済みの一曲
橋本が歌いなおし事で完全体になった
へヴィグルーブが心地よいです
この時代ならではの阿部のギターワークも注目ですよ


OUTRAGE - GENESIS I - DEAL UP ★★★ (2018-08-22 16:40:08)

迫力満点の激烈スラッシュナンバー
しなやかなへヴィグルーブなのに
獰猛さが際立っている
力の籠った一曲だねぇ
恩讐を乗り越え橋本が復帰したのは本当にありがたい事ですよ


OUTRAGE - GENESIS I - EVIL ROCK ★★★ (2018-08-22 16:37:48)

パンキッシュな疾走ナンバー
アルバムOUTRAGEDからのアウトテイクです
勢いよく突っ込んでくるねぇ
でもワビサビがあるのがOUTRAGEなんだろう


OUTRAGE - GENESIS I - JUST I WAS BORN ★★★ (2018-08-22 16:35:08)

BLUES CREATIONのカヴァー
激ハマりのクールなアレンジが魅力
現体制にピッタリの選曲でしたね


OUTRAGE - GENESIS I - SUNNY DAZE ★★★ (2018-08-22 16:48:26)

腰にくるへヴィブルースなグルーヴ
エグイベースの音も70年代的だ
前時代のへヴィロック
違和感がないのは当然なのだが
橋本が歌ってナンボとも言える


OUTRAGE - GENESIS I - THE SHADOW OF FEAR ★★★ (2018-08-22 16:50:57)

再始動後のラインナップなら
どのアルバムに収録されても違和感のない一曲
シンプルだが魅力的なリフワーク
本能を呼び覚ます強烈なグルーブ
ただ走るだけじゃない懐の深いOUTRAGEらしさが充満している


OUTRAGE - GENESIS I - あぶらむし ★★ (2018-08-22 16:28:28)

日本のパンクロックバンド『亜無亜危異』と書いてアナーキーと読むのカヴァー
橋本のパワフルヴォイスがパンクにはないカラーだが
橋本は日本を代表するロックシンガーだと改めて思いました


OUTRAGE - GENESIS I - ふざけるんじゃねえよ ★★★ (2017-11-26 13:42:05)

アナーキーはなんとなくわかるが
頭脳警察にも影響を受けていたのか?
チョイと驚きですが
このやるせない切なさと
若さに故に訪れる焦燥感に駆られる衝動
上手くアウトレイジになっていますね
かなりハマっていますよ


OUTRAGE - GENESIS I - 空いろのくれよん ★★★ (2018-08-22 16:31:56)

コアなスラッシャーならイントロで激怒しそうになるでしょうね
こういう曲調を上手く歌いあげています
橋本は素晴らしいシンガーだ
個人的にもイメージ的には一番無い曲だが
ある意味一番衝撃を受けた一曲だった
こういうほのぼのとした曲なのに
荒涼とした雰囲気を醸し出すのがOUTRAGEなんだろう


OUTRAGE - GENESIS I - 御意見無用 ★★★ (2017-11-26 13:35:39)

元曲は知りませんがTHE MOPSのカヴァー
アウトレイジのルーツたる一曲して
違和感なく溶け込んでいるのが面白い
レッドツェペリンですよね


OUTRAGE - GENESIS I - 荒城の月(インストゥルメンタル) ★★ (2018-08-22 16:56:29)

ある意味ベタな選曲のカヴァー
でも取り組み方はウリ・ロートとは違った
もう少し弾きまくっても良かったと思う
コクがなかったのが残念


OUTRAGE - GENESIS I - 香り ★★★ (2017-11-26 13:44:05)

この荒涼とした空気にアウトレイジの美学を感じます
なるほど
こうやって聴かされると重なる面があるんですね


OUTRAGE - Live & Rare Vol.2 - Under Control of Law (demo '85:with Kazutoyo Ito) ★★★ (2019-09-13 20:42:49)

超絶貴重な伊藤千豊時代のデモ音源。
New Renaissance Records監修1987年リリースの『Speed Metal Hell vol. III』に収録された時はブッたまげました。既に橋本で動いているのに、1985年に世に出たデモが、1987年に海外を経由して世に出た事実に興奮する。橋本の方が唄い切れているが荒々しい演奏がグイグイと牽引。海外のバンドと比べても遜色のない魅力を発散していた。


OUTRAGE - Live!: Rise & Shine ★★★ (2021-10-12 12:40:34)

まずDISC1はアルバム『OUTRAGE』を完全再現、その熱狂的なパフォーマンスは会場を興奮の坩堝と化し更に熱いものへと変換した。いい意味で円熟味を増したバンドサウンド、ブランクなど微塵も感じさせない橋本のタフな歌声、もはや日本人云々で語られるようなバンドではないが、改めてライブならではのスリルと臨場感あふれる生々しいステージがパッケージされていて頭から最後まで手に汗を握りながら聴きます。
好みはあれど、どの曲にも大和魂をくすぐる燃え滾る熱情があり、正気ではいさせてくれないハイパフォーマンスに魅了されっぱなしです。理屈じゃないんですよね、この音にはメタルを愛する者だけが成し得た音が息づいている。
貫禄が漂う圧巻のステージ、鍛練を怠らないミュージシャンシップが生み出したアウトレイジサウンドの凄みにひっくり返りました。アルバム一枚丸々再現は流行りですが、DISC2のベストオブにも負けていないのが凄い。現在進行形のアウトレイジサウンドに胸が激熱です。去来する熱き想い、紆余曲折を経て辿り着いた彼等の姿が、心のどこかでリンクして、走馬灯のように過去の記憶が蘇りました。
本当に橋本直樹が戻ってきて良かったなぁに尽きます。日本が世界に誇れる数少ない本物のヘヴィメタルバンド。そして同じ日本人であることを誇りに思えます。DISC1からの2は本当に贅沢です。とくに深みを増した過去の名曲達は凄まじい程にメタルしている。激音激走が交差する粒ぞろいの楽曲たち、問答無用のジャパニーズヤクザサウンドは、叙情的な阿部のギターが峻烈なる爆音とリンクすることでアウトレイジならではの、ひりつく荒涼とした世界観を演出、そこに咆哮するがしっかりと唄い込む橋本直樹のパフォーマンスが乗ることで説得力を倍増させている。
殺伐とした現代的なサウンドメイク、それは昔から彼等に似合っていた、そして緊張感漲るサウンドは、どこか恐怖心を煽るような切迫感もあり単にスピードやヘヴィさを競うような馬鹿げたバンドではない深みがある。
鋭角的に切り込んでくる阿倍のギター、そして野人の如きワイルドなベースが粗暴行為と言うほど攻撃的、阿吽の呼吸から繰りだされるヘヴィグルーブの凄さ、キレ味が鋭いが物凄いデカくて分厚いノコギリ刃が会場全体を切り込み、近くによりつくのが怖いと思うほどである。屋台骨を支える丹下のドラムもキャリアに裏打ちされた落ち着きと同じくらい傍若無人に暴れまくり、このソリッドで攻撃的なアウトレイジサウンドの根幹を担っている。だから泣かせを誘発するパートがカッコいいのである。
ミスや欠点をあげつらいながら音楽を聴くのならワタクシは耳をちぎりますよ。現代を無視しないモダンさと古典芸能的サウンドの融合、これこそ正統派メタルでしょうよ。ジャンル超越の一枚です。メタル総合格闘技のチャンピンです。


OUTRAGE - Outrage(2009) ★★ (2010-03-20 03:14:00)

橋本直樹が復活をした時いて黙っているわけには行きません、最近は元サクリファイスの杉内、西田を擁するSOLITUDEやJURASSIC JADEの過去作品の再発、SHELL SHOCKの再発等日本でも一時代を築いたスラッシュシーンが熱くなり嬉しい限りです、流行り廃りも良いですがHM/HRにトレンドは無用、この彼らが本来あるべきスタイルの音楽を実直に今の時代にぶつけてきたことに感動すら覚えます。屈強なスタイルと扇情的なフレージング、押し引きを心得ている楽曲の完成度の高さは筆舌に値します、橋本の唄があればこそ説得力が増すもの、NWOBHMの流れを組む正調スラッシュメタルを是非とも堪能して欲しいですね


OUTRAGE - Outrage(2009) - Rise ★★★ (2010-03-21 22:44:19)

My Final DayパートⅡ的なニュアンスに目頭が熱くなりました


OUTRAGE - Outraged ★★★ (2017-11-26 13:28:23)

橋本直樹の復帰は本格的なモノなんだとファンにとっては決定打となった黄金期のラインナップ復活による2作目。アルバムを一聴して感じる事は、それまで培ってきた音楽性というものを無理なく押し込める事に成功、今、アメリカではこんなもの流行っているとか完全無視、自身のルーツたるスタイルを純粋培養し、ロックバンドかくあるべきといった自然体でカキ鳴らす姿に威風堂々とした威厳みたいものを感じます。あくまでも攻めの姿勢を崩さない剛毅なメタルサウンド、そこにねじ込まれる男泣きを誘発する哀愁美、エッジの切り立った構成力溢れるメタルナンバーから、安井義博らしいへヴィグルーブが心地よくウネる原始的サウンドまで、全てに必然性が感じられ妥協点など見つからないミュージシャンシップの充実ぶりが、今作の出来栄えを雄弁に物語っているでしょう。FINAL DAYの続編とも言える前作、そして今作の流れと言うのも自然の営みなんでしょう。自身が紡ぎ続けてきたへヴィミュージックの系譜、今作もまた言い訳のない、乾坤一擲なアウトレイジメタルの凄みに圧倒されました。


OUTRAGE - Outraged - Lost ★★★ (2018-07-01 15:17:50)

一瞬X-Japanかと思うよなイントロに驚きます
その展開を引きずるようにメロディックかつアグレッションを擁しながら疾走
過激に突っ走るだけじゃないワビサビが肝
日本人だねぇ
この刹那なメロディに大和魂を感じます


OUTRAGE - Raging Out ★★★ (2018-02-05 01:41:01)

橋本直樹の本格復帰から今まで以上に精力的な活動を行う彼ら、その勢いをそのままにパッケージしたような勢いに満ちた最新作がコチラ。あらゆる試練を乗り越え復活を果たした彼らに揺るぎはなし、叙情的なメロディを配したスピーディーなスラッシュナンバーを中心に据え、多様性を帯びたドラマティックなナンバーを散りばめると言う大人げない対応でファンのハートを鷲掴み。ブルンブルンと唸りを上げながら野性的なグルーブを刻む安井のベース、パワーヒッティングドラムの丹下による盤石のリズム隊を従え、そのすべてをコントロールするが如く、スリムに生まれ変わった阿部のギターは、剥き出しのアグレッションとエモーショナルなトーンを駆使したギターで魅了。このバンドの旨味を最大限に増幅しています。その強靭なるアンサンブルの頂点に君臨するのは、どこまでも挑発的なパフォーマンスで聴き手を煽りたてるは、橋本の凄みは増した歌声、まさに今が最盛期と呼ぶに相応しいでしょう。
ツボを押さえたアレンジと曲作りによる、最上級のスラッシュサウンドを築き上げた彼ら。余裕はあるのに隙を見せない、そのワルっぽいムードも過去最強にカッコよく聞こえますね。


OUTRAGE - Raging Out - Doomsday Machine ★★★ (2019-08-12 20:57:24)

しっかりとした歌メロが耳を惹きます
獰猛な歌い回しもメロディを追いかけるからカッコいい
ベテランならではの落ち着きもあるが
大人げない若さも溢れている
アルバムのオープニングに相応しい勇猛果敢なアウトレイジサウンド
ワビサビもあるから手がつけられん
何度聴いても引き付けるねぇ


OUTRAGE - Raging Out - Heroes Falling ★★★ (2019-08-12 20:51:12)

挑発的な橋本の咆哮
雄々しいアウトレイジサウンド
泣かせのギターソロも含め大和魂を焦がす至高の国産メタルナンバーだ


OUTRAGE - Raging Out - Hysteric Creatures ★★★ (2019-08-15 13:51:15)

ブリンブリンのゴリンゴリンのベースが耳を惹きますね
タイトに刻まれる丹下のドラムもクール
これもOUTRAGEのルーツと言える弾けっぷりがたまらん


OUTRAGE - Raging Out - Machete… ★★★ (2019-08-12 20:47:32)

パンキッシュでキャッチーなスラッシュナンバー
ノリが良いのでライブ映えしますね


OUTRAGE - Raging Out - Outrage ★★★ (2018-07-01 15:22:47)

バンド名を冠したアウトレイジらしいスラッシュナンバー
このバンドの楽曲には激しさの裏に泣きがある
荒涼としたメロディ
これがアウトレイジの魅力だろう
激しければ激しい程
その裏テーマがいっそうに逞しく浮き彫りになる


OUTRAGE - Raging Out - Spin ★★★ (2019-08-15 13:54:59)

ザクザクと刻まれる重厚感たっぷりのギター
爆走するリズムも強烈
豪快だが緻密な構成に唸らされる
スラッシュメタルのアイコンとなる存在感があるねぇ


OUTRAGE - Raging Out - Wake ★★★ (2019-08-15 13:49:15)

勇壮なコーラスからヒロイズムを纏うサビメロ
どこかエピカルな匂いすら感じる
だからエモーショナルな泣かせのソロが胸に響くのか


OUTRAGE - Raging Out - We Warn All Belongs ★★★ (2019-08-15 13:58:24)

自らのルーツを一まとめにしたような魅力がある
拡散せずに一気に放出させたのが最高にカッコいい
アグレッシブなだけではないワビサビがこれまた魅力
叙情的なソロも魅力倍増です


OUTRAGE - Raging Out - Wolf and Raven ★★★ (2019-08-12 20:54:25)

サイケな香りもする暴走ロックナンバー
これも彼らのルーツ
漢だねぇ


OUTRAGE - Run Riot ★★★ (2020-03-30 19:30:46)

既に配信盤はリリースされている最新作。ジェイ・ライストンをプロデュースに迎え古くて新しいアウトレイジサウンドを提示。単にスラッシュとは一括りにできない生き様を音に乗せ、ダイハードなマニアを酔わせる事に成功している。
男臭い荒涼としたメロディ、ヒリヒリと焼け付くほどに強烈なのだが、その男の哀愁を漂わせるハードボイルドサウンドに咽びます。徹頭徹尾ハードなスタイルで勝負を賭けているのにフックのある展開を設け、進行していく様は痛快にて壮大だと言いたい。
キレのあるリフワークは勿論、扇情的に泣きまくる阿部のギターは柔軟な、ふり幅を設け雄叫びを上げる、丹下、安井のコンビネーションもド迫力、日本最強のリズムセクションと呼んでも差し支えのない威厳と、大人げないプレイで魅了。バンドの屋台骨を支えるのは鬼神だったと言えよう。
屈強なリフワークとリズムセクションの合間を縫うように悲哀と怒りが絶妙な加減で流れるメロディ、その感情を強い意志をもって操るのが橋本の歌声だ言うのも頼もしい限りです。
作曲者によってカラーを変えるのも、近年著しいのだが、それでも型が外れたとは思わせない統一感というのは、このゴン太なヘヴィグルーブのなせる業だろう。このメンツだから醸し出せるノリというものがある。OUTRAGEには、その個性というものが備わっているのも魅力。唯我独尊、己が進むべく道を見つけたバンドに怖いものは無し、先鋭化された感性を一層研ぎ澄まし、シーンに切れ込んでもらいたい。
安定感があるのに、ジャンルにとらわれない柔軟な姿勢が生み出すスリル。そのドキドキワクワク感に、見事、殺られました。
ライブ映えする楽曲も目白押しの名盤の誕生ですね。


OUTRAGE - Run Riot - Blood and Scars ★★★ (2020-04-13 18:29:03)

アグレッシブだしキャッチーさもある
そしてメロディも耳を惹く
ライブ映えする胸を熱くさせる漢メタルナンバー
掛け値なしカッコいいです


OUTRAGE - Run Riot - Edge of a Blade ★★★ (2020-04-13 18:25:17)

アウトレイジ風HELLIONって感じのイントロから一気に走り出します
荒涼としたメロディがヒリリと焼け付くようにまとわります


OUTRAGE - Run Riot - Hot Rod Immunity ★★★ (2020-04-13 18:31:39)

一気呵成に突っ込んでくるスピードナンバー
怒気を孕んだ橋本の咆哮もカッコいい
ギラギラとした野心も漲っていますよ


OUTRAGE - SPIT ★★★ (2021-06-04 16:49:31)

前作は自分たちの音を求めてドイツに渡りレコーディング、プロデューサーにACCEPTのステファン・カウフマンを迎えて気合いが入りまくっていた。特に表題曲だったMY FINALDAYは爆裂感とキャッチーさが共存されており、新たなる代表曲の誕生であり、国産メタルの歴史に名を残すような名盤の誕生だった。
そして海外でのディールも獲得、順風満帆のようにも感じるが、時代は脱スラッシュを掲げシーン全体の潮目となる時期だった。それだけに御多分漏れずOUTRAGEも速さよりヘヴィネスさを要求されバンドサウンドは変貌。②のような濃密な曲もあるが全体的な印象は、アウトレイジお前もかである。
それだけに、リリース当時のワタクシは、このバンドから遠ざかり橋本直樹が脱退するまで彼等のライブに足を向けないと言う不義理を果たすことになるのですが(スリーピースなら違うサウンドになるのに異論なしです)、こちらもたっぷりと耐性がついた今ならば、この変貌を受けとめられる器量を身に着け違う意味で楽しんでいます。

スピード重視から重々しいサウンドへと軸足を置きスタイルを変えてきた意欲作。豊潤なバックボーンを持つメンバーが新たな引出しを開け表現した世界観は、違う意味で生々しい人間臭さを醸し出し、武骨なストロングスタイルの中で有機的な響きを打ち鳴らしている。
鋭利な感性よりも熟成された重量感を楽しめと言う事なのだろう。キャリアを重ねたバンドだから挑戦できた新機軸。今更ながら楽しんでいますよ。


OUTRAGE - The Final Day ★★★ (2007-08-11 12:55:00)

基本はスラッシュメタルもキャッチャーさを兼ね備えた日本が誇る正統派メタルバンドの名盤です!印象的なリフレインとコーラスパート、叙情的なギター、鬼気迫るリズム隊、楽曲に負けない骨太なVoと全てが素晴らしい、橋本直樹はモヒカン刈りにしドイツに渡ったのだ気合入りすぎ。ステファン・カウフマンは実にいい仕事をしてくれた
①などはパワーメタル然とした名曲だしアコギが美しい⑧パンキッシュな⑤等バラエティに富んだ楽曲が収録されている、特に前半の充実振りが素晴らしい。これ以降スピード感とキャッチーさが後退していくのでこのアルバムが彼らの最高作だと思う


OUTRAGE - The Final Day - Madness ★★ (2008-08-31 20:16:15)

パンキッシュなスラッシュナンバー
耳馴染みの良い歌メロが新しいさを感じさせてくれましたね


OUTRAGE - The Final Day - My Final Day ★★★ (2007-08-12 12:34:32)

印象的なリフレインが強力なスラッシュナンバー
キャッチャーな唄メロが耳を惹く 彼らの代表曲の一つ
サビは口ずさまずにはいられない


OUTRAGE - The Final Day - Sad Survivor ★★★ (2008-08-31 20:10:59)

パンキッシュなスラッシュナンバー
サビで聴ける覚え易いリフレインも今アルバムを象徴している


OUTRAGE - The Final Day - Wings ★★ (2008-08-31 20:14:13)

ストレートな疾走ナンバー
パワフルかつタイトなドラミングにやられました


OUTRAGE - The Great Blue ★★ (2007-08-11 12:37:00)

本来であればスゴイ名盤になるはずだったのにチープなプロダクションが全てをぶち壊している!⑥みたいな曲でリズムのズレなんてイライラする ごちゃっとした音に肩が懲りますが彼らの個性を確立しつつある名盤です!二枚組みのパンクカヴァーは面白かった


OUTRAGE - The Great Blue - Great Blue ★★ (2008-08-31 20:04:55)

アルバムのタイトルトラック
押し引きを経たアレンジが見せ場
懐の深いバンドです


OUTRAGE - The Great Blue - Just Believe in Me ★★★ (2007-08-12 12:05:29)

複雑な曲展開がカッコイイ スラッシュナンバーです
ザクザクと刻むリフと対比するメロウなギターソロもカッコイイがこのリズム隊は強力すぎる


OUTRAGE - The Great Blue - The Day of Rage ★★★ (2007-08-12 12:18:38)

麦踏ツーバスがカッコイイ
激烈スラッシュナンバー この疾走感がたまりません
男臭いコーラス メロディアスなギターソロ HMと呼ぶにふさわしいナンバーです


OVERDRIVE - Metal Attack ★★ (2016-04-18 13:20:00)

スウェーデン産ツインギター編成による5人組が1983年リリースした1st。ド派手なツインギターを主軸にメロディアスかつパワフルなHM/HRを披露、NWOBHM風味の攻撃性や北欧ならではのポップフィーリングを盛り込みつつ、クラシカルさもあるリードプレイが華を添えており、バックの演奏は稚拙な面もあれどダイナミックな爽快感さえ携えている。しかし肝心要のリードシンガーのパフォーマンスがクオリティをダダ下がりさせており、そのあたりが大きく評価を分けるのでしょうが、スケールの大きなメロディックHM/HRサウンドをマニアにはたまらんモノがあり、そのあたりに理解のある良識なファンなら手を出しても損はしないでしょう。


OVERDRIVE - Swords and Axes ★★★ (2018-10-08 14:50:40)

北欧メタルと言えばALIEN、EUROPE、MADISON、BISCAYA、SILVER MOUNTAINといったバンドを真っ先に思いつくのですが、このバンドも古くは80年から活動、世界を席巻するNWOBHMブームに乗り1983年に1stをリリース。先述したバンドに共通する、甘美なメロディと冷ややかな叙情性、そしてクラシカルフレーバー、DP風味やRAINBOW風味といったリッチーテイストも取り込んだサウンドとなるのですが、このバンドは確かに北欧風のメロディもあるが、よりソリッドで豪快なメタルサウンドと毛色の違いスタイルで勝負。
1stにあった荒々しいヴァイキング感も損なわずに、よりタイトな演奏を披露。相変わらずの下手な歌がB級感を猛烈に発散しているが、これぞへヴィメタルと呼びたくなる様式に則った剛毅なサウンドを轟かせている。

粗挽きだが攻撃的なギターサウンドもメタルマインドを鼓舞させる勇壮さもある。そこに畳み掛けるワイルドなリズムプレイ。でも欧州のバンドらしい繊細さってのがイイ感じでブレンドされており、正統派と呼ぶに相応しい魅力が詰まった一枚となりました。
今のご時世の方が逆にウケそうですね。北欧=甘美なものとEUROPEの世界的成功のあと、そのフォロワーも増えたし紹介もされたせいでイマイチ誤解をされているのだが、確実に日本よりもNWOBHMの洗礼をうけている地域ですからね。この手の荒々しいバンドは沢山いるのです、ただ兵役などの関係でバンド活動が継続されず、短命に終わるケースもあったから、若気の至りで終わり、シーン時代の大きなマーケットを持ち合わせていないだけに、遠く離れた日本ではレコード会社の意向もあり正しく伝わっていないのが現状でしょう。

このバンド、もし上手い奴が歌っていたら高く評価を受け認知されたでしょうね。野暮な北欧メタルで終わらせるのが惜しいバンドです。


OVERKILL - Ironbound ★★★ (2016-04-09 18:34:01)

毎度おなじみな髑髏のキャラクターに魅入られ、何となく購入したのが今作。それまでの期間、彼らの作品に触れたのは90年代の頭くらいだったので衝動買いも甚だしいのですが、いやー恐れ入りましたね。当時はマイナーメタルや再発もんばかりを聴いていたので、まずはバリバリのメジャーどころが出す音の良さと迫力に耳がもってかれました。すげぇ迫力だなとチョット引いてまう位の勇壮さに慄かされた強力無比な一品。速射砲のように弾き出される安定感抜群のドラミングに魅入られ、バキバキゴキゴキとした芯の強い弾力のあるベースのカッコ良さ、ジャギジャギと汚らしい激音カミソリギターのキレたるや、近づく事も許されない空間を切り裂く切れ味の鋭さに興奮されっぱなし、ヘヴィネスさや怪しげなフレーズを持ち込み、さらにはここぞとばかりに設けられた扇情的なギタープレイに数々に魅了されましたね。正直、こんなに上手いバンドだったかと驚かされました。その印象を強く持たされたのは歌い手が披露した圧巻のパフォーマンス、激烈なスラッシュサウンドを従え、一歩も引くことなくガッツリと歌い込む姿にちょっとした感動を覚えました。ご無沙汰していたらこんな卓越したバンドサウンドを醸し出しているとは、購入当時は相当聴きこみましたね。無慈悲なバイオレントさは王道USスラッシュだし、湿り気を帯びたメロディは欧州産のパワーメタルにも通ずる魅力があり、その王道的流れを巧みに継承しつつも時代性に合わせた音楽性、極端なアグレッション等も持ち込まなくとも、十分すぎる程の攻撃性を兼ね備えており、ダークな叙情性と妖しげな世界観を巧みに演出した音楽性は彼らの専売特許といっても過言ではない程の仕上がりを感じさえてもらいました。金属が擦れ合うノイジーさとクリアーさが絶妙なバランス感覚で聴かせているのが好きですね。


OVERKILL - Taking Over ★★ (2008-09-21 22:55:00)

1987年リリースの2nd
こういったサウンドを聴くと初期衝動を駆り立てられる
破壊力抜群のストレートな楽曲はどれも魅力的で
あくまでもごっついギターが全篇に渡り激しく迫ってきます
NY出身だからなのかクールで都会的なニュアンスを醸し出しているのも彼らの魅力


OVERKILL - Taking Over - In Union We Stand ★★★ (2019-12-18 22:32:16)

走るだけがスラッシュじゃない
ガリガリとしたギターリフのクールさ
攻撃性を揺るがないものとするリズム隊の静かなる暴動
デッキンソンが憑依したかのように歌い上げる唄
このバンドの底力とルーツを感じますね
スケールの大きなミドルナンバーですよ


OZ - Fire in the Brain ★★★ (2012-01-05 13:18:51)

北欧はフィンランド産のHM/HRバンドなのですがそれらしい繊細さも甘美なメロディもない武骨な王道HM/HR路線です。話題のシンガーの名前もAPE De MARTINIですよ、APEって類人猿の意味がある言葉なんですね、中々チョイスしない言葉を持ってきた自分をよく知る男前なシンガーのセンスに好感を持ちました。それならばこの豪快なサウンドへの説明がつくものです。唸り声を上げているのか?で始まる①のパワフルさが今作の路線を強烈に示しています、SPEEDY FOXとSPOOKY WOLFFなるツインギターの時折ハモるフレーズにオッと思わされますね、そんなことはどうでもよい位の豪快さと勢いを感じさせてくれます。若干の練りこみ不足な楽曲にB級感を拭い去れませんが1984年当時としては個性的なスタイかと思います、いい意味での粗暴さと整合感にお国柄を感じますがいかがなものでしょうか?最近二年前の秋から進まぬ荷解きされていないダンボールの中から見つけたCDでしたが、復活の情報を見て改めて聞き返し、こんなCD持っていたんだという驚きと記憶力の低下、そして若い頃の稚拙な感性が見出せなかったんだと反省しています。透明感溢れる繊細さが北欧ブランドと思っていましたが、いやいや今作も悪くないですよ。普遍の正統派HM/HRマニアなら聞いて損はしないでしょう


OZ - Fire in the Brain - Fire in the Brain ★★ (2012-01-07 23:04:08)

パワフルシャッフルナンバー
アルバムのラストを締めてくれます
タイトルトラックだし強烈だね


OZ - Fire in the Brain - Fortune ★★ (2012-01-07 22:58:46)

グイグイと迫ってきますね
アタック感の強いミドルナンバー


OZ - Fire in the Brain - Free Me, Leave Me ★★ (2012-01-07 23:02:52)

パンチ効いてんなぁ
ガッツィなナンバー
豪快ですね


OZ - Fire in the Brain - Gambler ★★ (2012-01-07 23:00:23)

ハードにドライブしますね
意外とメロディック出し
キメのフレーズもカッコいい
APEさんの張り切り具合が評価の分かれ目


OZ - Fire in the Brain - Search Lights ★★★ (2012-01-07 22:57:41)

アルバムのオープニングナンバー
勢いよく疾走しますね
もう少し慎重にと言いたくなりますが
凄いパワーを感じます


OZ - Fire in the Brain - Stop Believin' ★★ (2012-01-07 23:01:44)

起承転結のあるナンバー
ギターリフも力強いね


OZONE - Self Defence ★★★ (2021-03-30 18:27:43)

スティーブ・オーバーランドとクリス・ウーズィーの実力者シンガーのツインボーカルが堪能できるAOR調のハードサウンド。ソングライティングチームにはマイク・スラマーも加わりお膳立ては揃っているのですが、そこにトミー・デナンダーも招聘とメロディ派にとっては盤石の体制となっていますね。
英国的な叙情派サウンドに盛り込まれる北欧のエッセンス、それらが織りなす化学反応に導かれ極上の歌モノロックが展開。真新しいものなど無いのだが、安定感抜群のサウンドに身も心も委ね楽しむのが一番ですね。
上手いなぁ、ツボを押さえていますね。味のあるギターも印象に残る。でも邪魔しないのよ。だれも無駄な動きをしていない。こういう音は永遠に聴いていられますね。
玄人も唸らせるアレンジセンス、そこに上手い唄が絡むのだから、マニアならずとも手を出して損をさせない一枚でしょう。


OZZY OSBOURNE - Bark at the Moon ★★ (2008-05-19 05:34:00)

ランディ・ローズの死と言う悲劇を乗り越え制作された3rdアルバムです。
新加入のジェイク・E・リーな前任者とは明らかに違うタイプのギタリストで新時代のギターヒーローとも言うべくテクニカルかつトリッキーなプレイが身上だったように思います、彼のフレッシュなプレイがバンドに新しい風を送りランディの死と言う悲劇を吹き飛ばしてくれましたね。トミーアルドリッチの派手なドラミングも歌心のあるボブ・デイズリーのベースも魅力的だし、KEYのドン・エイリーも華やかなプレイを聞かせてくれ今作を名盤へと押し上げている。ミステリアスかつダークな空間を切り裂く切れの良いメタリックなギターが聴こえてくる所に新しい彼らの魅力を垣間見ることが出来ます。


OZZY OSBOURNE - Bark at the Moon - Bark at the Moon ★★★ (2008-06-01 14:35:58)

ジェイクの派手なギタープレイが堪能出来る疾走ナンバー
前作で完全に作り上げたオジーの世界観を踏襲しつつも新しい魅力に溢れた名曲です ドラムをこの手の曲の方が合っている


OZZY OSBOURNE - Bark at the Moon - Centre of Eternity ★★★ (2008-06-02 12:15:20)

幻想的なイントロから一転パワフルに疾走するHM/HRナンバー
SEの使い方が上手くミステリアスな雰囲気を醸し出している
ジェイクのトリッキーなプレイが印象的です
縦横無尽に弾き倒していますね


OZZY OSBOURNE - Bark at the Moon - Rock 'n' Roll Rebel ★★★ (2008-06-02 12:10:32)

ジェイクの弾きまくりの斬新なギタープレイがカッコイイ
ヘヴィでノリの良いミドルナンバー
最後までたっぷりと聴かせてくれますね


OZZY OSBOURNE - Bark at the Moon - Slow Down ★★★ (2008-06-02 12:23:57)

ドライブ感のあるヘヴィなギターリフがサバスの曲を思い出します、キャッチャーなメロが印象的なミドルナンバー
キラキラしたKEYのフレーズが耳に残ります
少々強引な入り方だがジェイクのギターソロもカッコイイです


OZZY OSBOURNE - Bark at the Moon - So Tired ★★★ (2008-06-02 12:19:25)

穏やかで温か味のあるバラードに胸キュンしますね
ランディ抜きでクラシカルな世界を表現したと言えば良いのでしょう、もの哀しいピアノの旋律が美しいです
でも湿り気はないですね


OZZY OSBOURNE - Bark at the Moon - Waiting for Darkness ★★ (2008-06-02 12:29:53)

暗黒の帝王オジーの世界観が提示されている歌詞が曲調と相俟って漆黒の光を放っています、とは言えジェイクのメタリックなギターのフレーズには湿り気はなく、この世界観を維持しているのはドンのKEYですね。しかしジェイクのギタープレイはトリッキーで惹きつけますね懐かしい時代を感じさせてくれます


OZZY OSBOURNE - Bark at the Moon - You're No Different ★★★ (2008-06-01 14:42:20)

叙情的なメロディが耳を惹くバラード
ドンのKEYも地味だか効いている
ランディとは違うメタリックなギタープレイが印象的です


OZZY OSBOURNE - Black Rain (2020-04-14 14:18:39)

オシャレロックを牽引するキャラの立ちまくった男とオジー。正直、最近までNO MORE TEARS以降の作品をまともに聴いたことがない、これも定額制サービスなど、新しい音楽の楽しみ方の賜物なのだが、彼の特異なキャラを存分に生かし時代と真っ向から対峙している。
オジーが格式高いメタルサウンドをやっていたのは昔の話、彼のキャリアからすれば、オシャレヘヴィロック時代の方が長いわけだから、どのような路線になろうとも驚きはない。ここには、新進気鋭のプロデューサーと新しい事に挑んでいる。過去の遺物を引きずるだけではない、現在進行形の創造主としてオジーは君臨しているのだろう。
個人的には、どこを聴けばよいのだと思うが、はっきり言って今のオジーに対してはキャラのたったオジサン、ある意味きゃりーぱみゅぱみゅと変わらない存在になっています。それくらい現在のオジーを知りません。音楽にも触れていません。もっと突っ込んでいえばSpotifyなどで知る新譜のメタルバンドの95%は知りません。20年は雑誌を読んでいないので、時代遅れも甚だしい、浦島太郎オジサンなので、こういう音は本当に別の世界の話なのです。そんなタイムトラベラーオジサンとしては、オジーのキャリアも隠し味に、当時の音で勝負しているのが分かります。

オシャレヘヴィロックが好きな人ならば、大いに楽しめるサウンドでしょう。単に新しいだけではない、オジーのキャラを生かしているのが面白い。何事も中途半端は良くない、やるならばやり切るべきだ。

にしてオシャレロックだな。がなりもあるなぁ。ワシにはわからんアホじゃけぇである。


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz ★★ (2007-11-19 13:19:00)

ランディ・ローズというスゴ腕を手に入れた事によりHM/HR界の王座へと返り咲いた彼のキャリアの中でも燦然と輝く名盤です。キャッチャーな曲の中にもクラシカルな美しさを融合させたランディのプレイは実に素晴らしい、実力派のリズム隊もいい仕事をしてくれています。とにかく前編にわたる荘厳かつクラシカルな泣きのプレイは壮絶だ。捨て曲無しの名盤中の名盤だと思う、


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz - Crazy Train ★★ (2008-05-31 14:06:09)

キャッチャーなナンバーもオジーのダークな世界観に染まっているところが好きです


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz - Goodbye to Romance ★★★ (2008-05-31 14:09:28)

美しい珠玉のバラード
いつ聴いてもロマンティックな気分に浸れます
ランディのセンスが素晴らしいですね
色んな意味で感慨深いものがあり泣けますね


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz - Mr. Crowley ★★★ (2008-05-31 14:13:31)

幻想的なKEYのフレーズに導かれ始まるミステリアスかつダークな色合いが素晴らしいミドルナンバー ランディのギタープレイは素晴らしく鬼気迫るものがある。暗黒の帝王に相応しい名曲です


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz - No Bone Movies ★★ (2008-05-31 14:17:11)

わりと明るめの能天気なナンバー
ランディのヘヴィな弾きまくりのギターが聴き所
曲順としては丁度良い


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz - Revelation (Mother Earth) ★★★ (2008-05-31 14:23:47)

絶望的な悲しみとミステリアスな雰囲気が見事に合致した名曲です 美しいピアノの旋律に涙腺が刺激されます、全篇に渡るドラマティックな展開は圧巻で後半に向かい盛り上がってゆく様は見事だ、ランディのセンスが爆発した名曲です
次のSTEAL AWAYとのつながりも見事ですね


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz - Steal Away (The Night) ★★★ (2008-05-31 14:26:00)

軽快に疾走するノリの良い佳曲です
ランディのギターも印象的なフレーズを奏でますね
ポップだが全曲のつながりを考えると見事です


OZZY OSBOURNE - Diary of a Madman ★★ (2007-11-19 13:54:00)

ドラマテックな名曲「Diary of a Madman」を収録された2nd.ヘヴィなギターリフがカッコイイ①などを含む名盤です。ランディの美しいプレイは相変わらず素晴らしい、もう聴けないと思うと残念でなりません。


OZZY OSBOURNE - Diary of a Madman - Diary of a Madman ★★★ (2008-06-01 14:21:17)

暗黒の帝王オジーが表現する狂気の世界を見事に現した名曲です
全篇に渡りクラシカルな音色とオペラ的なドラマが展開されるこの曲の素晴らしい構成に厳粛な気持ちにさせられます。安易にドラマティックと言う言葉を使うのを躊躇してしまうほどですね
ランディのクラシカルなセンスが爆発した名曲です
PVの妖しげな世界観も見事だったなぁ


OZZY OSBOURNE - Diary of a Madman - Little Dolls ★★ (2008-06-01 14:01:01)

グルーブ感のあるヘヴィなミドルナンバー
ランディらしい美しいギターソロが耳を惹きます
キャッチャーな唄メロを歌うもトミーの派手なドラムが
ポップにさせない所が好きです


OZZY OSBOURNE - Diary of a Madman - Over the Mountain ★★★ (2008-06-01 13:51:39)

ヘヴィなギターリフと派手なドラミングが耳を惹くメタリックなナンバー このドライブ感がカッコイイですね


OZZY OSBOURNE - Diary of a Madman - S.A.T.O. ★★★ (2008-06-01 14:07:27)

ミステリアスかつダークな世界観が投影されているオジーらしい
叙情的なHM/HRナンバー トミーのドラムは派手でカッコイイしランディのギターも素晴らしい名曲です


OZZY OSBOURNE - Diary of a Madman - Tonight ★★★ (2008-06-01 14:04:19)

穏やかな雰囲気が良いバラード
オジーにはこの手の唄も似合いますね
曲構成の儚さはランディのセンスなのではないでしょうか


OZZY OSBOURNE - Diary of a Madman - You Can't Kill Rock and Roll ★★ (2008-06-01 13:55:56)

繊細なランディのギタープレイが堪能出来るメロウなナンバー
一転して中盤で聴ける濃密なギターソロがカッコイイ


OZZY OSBOURNE - Down to Earth ★★ (2020-04-10 13:30:23)

前作に関連するツアーではジョー・ホームズを正式メンバーに加え活動するも、合い間にザックを呼び戻したりしていたオジー。結局、今作でザックは正式復帰となるのだが、音楽性は前作の流れを踏襲するメロディアスかつモダンなオールジャンル対応のロックサウンドとして昇華。このあとオジーは、オシャレロックの祭典なども行いシーン全体を牽引。ある意味、彼の名をより多くの人たちに知らしめる重要な作品となった。

外部ソングライターの導入にも違和感はない、プロデューサーもその筋の人間だ。オジー・オズボーンはメタル界のマッドマンから、皆に愛されるロックロールヒーローへと進む。このアルバムには、そういうポジティブな空気に満たされている。2000年という時代に向かい、完全に開き直ったオジー。洗練度も増しに増した流行歌スタイルを取り込み、気分的には向かう所、敵なしと言ったところだろう。


OZZY OSBOURNE - No More Tears ★★ (2008-05-19 05:46:00)

オジー引退というショッキングな思いがアルバムタイトルと相俟って今作のイメージを語ります、唄を中心に見据えつつもザックの重厚なギタープレイを随所に盛り込み派手さは前作より一歩後退するもバンドに新しい息吹を与えてくれる彼のプレイ無くして今作は語ることが出来ないでしょう、共にツアーなどで培われたオジーとのケミストリーが花開いたとでも言えばよいのでしょうが、この強力なグルーブ感は実に良いです。
随所に施された華やかなポップフィーリングも見逃せませんね。


OZZY OSBOURNE - No Rest for the Wicked ★★ (2008-05-18 04:50:00)

ジェイク・E・リー脱退後、無名の新人21才ザック・ワイルドを迎えてた今作は実にアメリカンな色合いにまとめているのが印象的でした。ド派手なギターソロもさることながら独特の音色のギターリフがカッコよく、テクニック的にも申し分ない人材でルックスも今から想像も出来ないほどの美形でさしずめ金髪王子と呼ばれたでしょう。個人的にはクレジットから外されているかも知れませんがボブ・デイズリーのメロディラインが印象的で惹き付けられました。前作のポップな路線を意識しつつもギターオリエンテッドな作風に統一されているのが今作の聴き所だと思います。強力なグルーブ感も過剰ともいえるオジーのボーカル処理もこもった音質も素晴らしい演出だ。80年代を飾る名盤です