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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 3801-3900

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MINSTRELIX - Reflections - Spiritus Mundi ★★ (2016-11-07 16:48:06)

ネオクラですね
好きモノにはたまらんコテコテの美意識がつまっておりますよ
彼女はこのキーが得意な音程なのかな?
少々堅苦しそうに聞こえますね


人間椅子 - 萬燈籠 ★★ (2016-11-07 16:34:15)

OZZFEST JAPANにももクロ共演とノリに乗っている人間椅子、ネームバリューも再び上がり、その余波で予算を掛けてもらえたのか音質もグッと良くなり、清く正しくどす黒い人間椅子サウンドを披露。拘りのギターフレーズは益々磨きが掛り、楽曲に合わせ変化自在の音色を使い分けています。相変わらず、ここであれを持ってくるとのかと感心させられるし、マニアであればあるほどニヤニヤとさせられるでょう。特筆するべきはドラムのナカジマノブがツーバスドラムを多様、そのドラミングはバンドの推進力となり新たなるヘヴィグルーブを鈴木と叩きだす事で前作以上にメリハリを生みだしていますね。ある意味、人間椅子というバンドがイメージさせるオカルト、ロマン主義をより高いエンターテイメント性を持って表現されており、狙いを定め作り上げたバンドサウンドは強烈にスケールアップされていますね。
岩盤層とも言えるファンに支えられ、フェスやアイドルとの共演を機に新たなるファンを取り込めるのが一番。こういう露出の高いチャンスを受けたなら、普通の感覚でイケば、もっと商売根性を出し一般層にウケそうな、ポップな曲を放り込みそうなモノですが、そういった事を一切行わない活動には驚かされますね。
20年以上、解散する事無く、また大きな変貌も無く自身の音楽性を貫いているのは誠に稀有な存在だと思います。


人間椅子 - 此岸礼賛 ★★ (2016-11-06 17:53:47)

前作で過去との決別を果たした彼ら、ここには一切の迷いはなくヘヴィなリフワークを軸とした人間椅子ワールドを堪能できます。音質も前作と比べると芯の太さもパワーアップ、その効果もありソリッドさとアグレッションさを増量中と、脂の乗り切った衰え知らずのパフォーマンスで魅了。新生人間椅子ぶりを存分にアピールしています。津軽弁からなる土着的なメロディと語感の響き、そこにサバス風のリフもありつつ、シンプルなロックンロールに9分超えのプログレナンバーありと多様な楽曲を用意、攻めの姿勢からなるバンドサウンドは過去最強のグルーブを生みだし巧みなモデルチェンジに成功。旧来のファンの配慮を忘れないヘヴィさを残しているがニクイですね。


人間椅子 - 未来浪漫派 - 赤と黒 ★★★ (2016-11-06 17:37:27)

深紫色の虹が掛る様式美系のナンバー
初見の驚きたるやね
こういう曲をど真ん中で挑むのは初めてかと思います
にこやかなメンバーの姿も浮かびますね


人間椅子 - 未来浪漫派 ★★ (2016-11-06 17:34:53)

こうして改めて時系列に並べて聴くと作品枚に新たなる事に挑戦し音楽性を広げてきた彼らですが前作のストレートなHM/HRの世界観をより推し進めた、未来を見据えた浪漫溢れる意欲作ですね。そのストレートさは②⑥⑫のようなナンバーに顕著に表れており特にナカジマノブが歌う⑥の深紫色の虹が掛る様式美系のナンバーにはのけぞりましたね。雅な人間椅子ワールドが無くなったのは淋しい限りですが、前作くらいから2016年の最新作まで続いている共通する概念を強く打ち出しており、現体制によるバンドとして新たなるステージへと向かっていますね。
サバスやレインボーもメンバーチェンジに伴い音楽性がガラッと変わりました、人間椅子と類似性の高いサバスで言うならば、オジーとロニーではかなり違うし、トニー・マーティン時代は濃厚な英国的様式美の世界を存分に披露しました。彼らの着地点はそれとは全然違いますが、こうストレートの曲と歌を聴かせるなら、もっと楽曲に合わせ歌える専任シンガーを入れた方が理想だなぁと思いますね。
和嶋の歌を一度も上手いと思った事はないし、ナカジマノブが歌う⑥などLIVEでは相当盛り上がるだろうが、それはファンとバンドの関係性があって成立するようなもので、熱心なファンじゃない人には、身内ネタのサブカルバンド臭がキツ過ぎて醒めてしまう要因にもなりますね。アイドルのコンサートではないのである程度のスキルというのが重要ですから、個人的には今作から2016年の最新作に感じる、毎度お馴染みのはチョイとキツイです。その辺りが評価の分かれ目でしょう。
作風としてサバス風リフもありつつ、聴きやすくノリの良いアッパーな曲が増えた事は大いなる挑戦であり、新たなるファンを取り込みベく進んだ方向でしょう。でも聴きやすいと言ってもギターもベースも歪んでいるので、当然HM/HRに対する耐性は必要不可欠です、敷居は高くないが初心者にとっては、独特の歌詞の世界観からなる言葉遊びによる親しみやすさも手伝い新規開拓する要素は高まっていますね


SCORPIONS - Blackout ★★★ (2016-11-06 17:07:49)

全米マーケットに打って出るべくコンパクトな楽曲とコマーシャル性の高い歌メロを擁した彼らの出世作。ウリ時代の暗く湿った情念たっぷりのギターは無くなりましたが、コンパクトな楽曲を牽引するキレのあるツインギターは鋼が鞭打つようにしなやかで躍動感に満ち足りており体が勝手に動き出しますね。その魅力は①に表れていますが個人的には⑤⑥の方が、その勢いをより楽しめますね(ブラックアウトは聴き飽きた感がありますよ)LIVEでも重要なナンバーのポップな②ソフトケイスされたと言われようが③④とタイプの違うバラードナンバーを並べ胸キュンさせるし、ダークな欧州産メロディが初期を彷彿とさせる⑧モノ悲しいバラード⑨で幕が閉まる展開は十分濃厚でミステリアスかつドラマ性の高さを誇示しているので十分、ウリ時代のファンにも訴えける要素もあるのですが、ウリ時代を崇拝するファンからは、このアルバムに対してポジティブな意見が多いとは言えず、スコーピオンズと決別したファンを多かったと記憶しています。
それでもコマーシャル性が高まる事でメロディの質は上がり聴きやすさと共に視聴後の爽快感は過去最高の出来栄えとなり、当時湧きおこったNWOBHMブームにも十分に迎え撃つ程のキレと勢いに満ち溢れていて、適度な湿り気と共にファスト&アグレッシブに疾走する姿は新旧のファンに大いにアピールする要素を併せ持っていたと思います。
今作の成功と共に、作品を重ねる度にソフトケイスされていくので、トータルバランスを考えると尖っているのに聴きやすいという一つに理想郷を確立している今作が、多くの方が指摘するようにバンドの入門編として広く支持されるのも頷けるますね。今でも③~⑥の流れが大好きで手に取る事の多い一枚でが、ワタクシはミーハー根性丸出しで先日出たばかりの50th Anniversary Deluxe Editionを購入したのは言うまでもありません。


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 痴人の愛 ★★★ (2016-11-05 18:17:42)

谷崎潤一郎がモチーフですね
もうチョイ長めで聴きたかったなぁ
無駄をそぎ落とし人間椅子の魅力をギュッとつめたような一曲です


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 悪霊 ★★★ (2016-11-05 18:13:27)

ドゥーミーなイントロから一転
重々しく走り出します
禍々しい鈴木の歌い回しも迫力あり


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 与太郎正伝 ★★ (2016-11-05 18:10:59)

いい感じでコミカルさが出ています
和嶋がジミー・ペイジ風に迫っていますね


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 道程 ★★ (2016-11-05 18:09:07)

ストレートなロックナンバー
楽しそうなメンバーの顔が浮かびます
ナカジマノブが熱唱しています


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 意趣返し ★★★ (2016-11-05 18:08:03)

直線的なリズムが耳を惹きますね
鈴木の歌がエグい
そこが迫力のあるえげつなさを演出
人間椅子な魅力に溢れていまね


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 野垂れ死に ★★★ (2016-11-05 18:05:10)

ブルースハープなんて完全にあれですけど面白いです
ヘヴィで迫力もありと頭2曲の掴みはOKです


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 洗礼 ★★★ (2016-11-05 18:02:08)

この刻みはお得意のパターンですね
何度か登場しています
王道ヘヴィロックで幕開けとは気合いの感じますね


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 発射 ★★★ (2016-11-05 17:59:46)

LIVEで盛り上がるでしょうね
いろんなモノ発射するわなぁ
ヘヴィならしい曲です


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - のれそれ ★★★ (2016-11-05 17:58:23)

フラメンコ風のメロディが出たと思ったら民謡でしょう
掛け合い風のソロも祭り感を演出
ラストで展開が変わる楽しい曲ですね


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 夜間飛行 ★★★ (2016-11-05 17:55:08)

随所に盛り込まれるテルミンの音が宇宙を演出
思ってたんと違うと言いたくなるヘヴィな曲調がエエ
下品なベース音をもうチョイエグイのにして欲しいわい


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 新生 ★★ (2016-11-05 17:52:09)

和嶋らしい爽やか系の曲
鈴木が歌うパートが印象的です
ZEP過ぎるのが評価の分かれ目でしょうかね


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 ★★★ (2016-11-05 17:48:55)

今作からドラマーがナカジマノブに変更となりました、リズムセクションの変更がどのような効果を生みだすのかと興味が湧きますね。頭2曲のヘヴィなグルーブナンバーで違和感を感じさせず、④では早速リードボーカルを務めるとナカジマノブ大活躍、現在まで不動のラインナップでバンド活動を行うのだから人間性も含めバンドに多大なる貢献があるのでしょう。その反面、ストレートな曲調が増え情念渦巻く和風ドゥーム色は減退、でもナカジマノブのストレートなロックドラマー然とした佇まいはバンドに新たなる風を吹かせているので、違和感無く溶け込んでいるのが一番印象が高いく、メンバーチェンジがマイナスに働いたと思える要素もありませんね。これだけ作品を重ねつつもクオリティを下げず、なおかつメジャーな会社に籍を置きながら一度たりとも売れ線方向に進もうとしなかったバンドの揺るぎなき精神性、鈴木、和嶋の両名が入れば人間椅子サウンドの核に変わりはなく、相変わらず灰汁の強い楽曲と詩で聞き手も魅了しています。惜しむらくはナカジマノブの地味目のプレイに合わせ鈴木のベースがわりとスッキリとした音にまとめられたのがチョイと残念ですかね。


人間椅子 - 修羅囃子 ★★ (2016-11-04 18:14:04)

前作で方向性を広げてきた彼らですが、ファンからも評判がよろしくなかったようで、今作はその反省を踏まえ従来のスタイルに寄せてきたアルバム。重苦しいグルーブに加え従来の土着的なメロディ、そして日本文学や仏教にも通ずる世界観を投影した歌詞、そのオリジナルティに磨きを掛けつつ前作とシャッフルしても違和感のないような楽曲も用意し多様性をアピール、単純に寄せにきただけではないバラエティ性もあり、その辺りに苦心の跡も伺えますね。
ファンというのは複雑怪奇なモノで、やりすぎると叩かれるが、寄せすぎると冒険心がないとこれまた不満を持たれ、アルバムセールス的には良くなかったと言われる今作ですが、統一感があり筋道もしっかりと示されているので旧来のファンにとっては無難に楽しめる一品ではないでしょうか、前作より音質もグッと深みを増し、拘りのフレーズや音色がより濃淡がついた味付けで提示されているのも安心感につながっていますね。


人間椅子 - 修羅囃子 - 相剋の家 ★★★ (2016-11-04 18:01:25)

閉鎖的だな
相反する感情がもどかしい
プログレではありませんが起伏のある展開が人間椅子らしいですね


人間椅子 - 修羅囃子 - 恐山 ★★★ (2016-11-04 17:56:21)

タイトルを見て勝手にスラッシュナンバーと思っていたら
アコギのアルペジオが美しいスローナンバーでした
歌詞がエエな
鈴木のコーラスも効いています


人間椅子 - 修羅囃子 - 王様の耳はロバの耳 ★★ (2016-11-04 17:53:47)

重さを残していますがディスコビートが印象的ですね
でもなんか踊りづらいのが面白い
和嶋のギターがエエ仕事してます


人間椅子 - 修羅囃子 - 終わらない演奏会 ★★★ (2016-11-04 17:51:38)

怪談な歌詞も好きですが
ハードでアグレッシブなノリが好きです
ギターソロもエエわ
後藤のドラムもキレていますね


人間椅子 - 修羅囃子 - 最後の晩餐 ★★★ (2016-11-04 17:49:56)

浮遊感のあるメロディと和嶋のゆらめく歌
そして歌詞の世界観が合致してますね
アルバムの流れ的にも丁度よいです


人間椅子 - 修羅囃子 - 野球野郎 ★★★ (2016-11-04 17:47:57)

ドラムがエエね
歌うは後藤マスヒロ
お得意のアメリカンロックだが根暗感がハンパなく出ていますね


人間椅子 - 修羅囃子 - 月に彷徨う ★★★ (2016-11-04 17:45:59)

インパクトのある③と⑤に挟まれて印象に残らないという悲劇があります
従来の路線を踏襲したヘヴィなミドルナンバー
今アルバムに漂う前作の反省を踏まえ寄せにきた感があり淡白に聞こえるのが難点
曲単位で聴くとそうならないのに通して聴くと何故かそう感じるから不思議だ


人間椅子 - 修羅囃子 - 愛の言葉を数えよう ★★★ (2016-11-04 17:43:11)

ラモーンズだしベイシティローラーズだしジミヘンだし
ノリノリで楽しまないと損ですね


人間椅子 - 修羅囃子 - 鬼 ★★★ (2016-11-04 17:40:35)

下品な音ですね
無慈悲な鬼を表しているのでしょか
エグいです
ZEP風のリズムが合いますね
暴れております


人間椅子 - 修羅囃子 - 東洋の魔女 ★★★ (2016-11-04 17:38:34)

前作のイメージを払しょくするようなオープニングナンバー
ヘヴィ曲だが遊び心も十分にありますね


人間椅子 - 見知らぬ世界 - 悪魔大いに笑う ★★ (2016-11-04 17:30:24)

完全T.レックスなイントロを持ってくるとは
軽い曲調と和嶋の歌が独特の世界観を表現しています
これも味ですね


人間椅子 - 見知らぬ世界 - 魅惑のお嬢様 ★★ (2016-11-04 17:28:52)

サバスな曲に
お嬢様って歌詞がなんとも不思議な感覚を味わえます


人間椅子 - 見知らぬ世界 - 自然児 ★★ (2016-11-04 17:27:08)

クリムゾン趣味が出ていますね
前半の朴訥とした流れが苦手な人も多いでしょう


人間椅子 - 見知らぬ世界 - 甘い言葉 悪い仲間 ★★ (2016-11-04 17:25:06)

幻想的な雰囲気がありますね
こういう要素は昔からありました


人間椅子 - 見知らぬ世界 - そして素晴しき時間旅行 ★★ (2016-11-04 17:15:33)

タイトルに反してヘヴィなミドルナンバー
後藤が歌っていますね


人間椅子 - 見知らぬ世界 ★★ (2016-11-04 17:13:19)

アルバムタイトルが示すように宇宙人の襲来にエデンの少女まで登場と、人間椅子の見知らぬ世界を披露した意欲作。広がったテーマに即すように和嶋の書いた曲のセンチメンタルでポップなナンバーの数々は、新たなる世界観を広げたと取るのか間口が広がりすぎて散漫な印象を残すかは聞き手の嗜好によるでしょう。

個人的にはこうなると、彼らの音源を触れるには感じてはイケないある思いが頭をもたげ、封印していた不満が噴出します。それはこの手の曲を歌うにはボーカルがヘタ過ぎる。鈴木はまだしも、上ずり気味で線の細い和嶋、後藤に関しては何故歌わせるのか?ある種、身内ネタ的な要素だし、サブカル的なお楽しみなのかもしれないが、人間椅子を聴く上での禁忌的な疑問がアルバムを通して聴くガッツを削ぎ倒しているのが難点。コアなファンやマニア向けとも取れる一枚と感じる部分も強く初心者にはおススメしませんが、歌謡曲から土着的なメロディまで取り込んだ70年型古典ロックとの融合を果たした人間椅子スタイルは誇示されており、統一感に欠けるとも新たなる方向性を示唆していますね。


人間椅子 - 真夏の夜の夢 - どっとはらい ★★ (2016-11-03 18:12:14)

お得意のプログレナンバー
昔と違い根本的なトーンも音色も違うので
そのニュアンスの伝わり方が評価を分けるでしょう


人間椅子 - 真夏の夜の夢 - 夜(よる)が哭(な)く ★★★ (2016-11-03 18:09:56)

攻撃性と悲哀が上手く演出されています
妖しげな雰囲気もあるが近年のスッキリ感が勝っていますね


人間椅子 - 真夏の夜の夢 ★★ (2016-11-03 18:06:56)

ナカジマノブの加入がバンドに新しい風を持ち込んでいるのは明白ですが、その影響もあるのかストレートな楽曲が大半を占め、初期の頃のような仕掛けの多い楽曲は減りました。しかしバンドの方向性を明確に定める事とメンバーシップが生みだす阿吽の呼吸はバンドサウンドの推進力となり、唯一無二の音楽性を奏でていますね。従来のスタイルを取り入れつつ、マンネリズムを廃する事で自身が作りだしたカラーからの脱却は容易ではありませんが、今作では果敢に取り組んでいます。尋常じゃない拘りのトーンや音色、一音一音に込められた情念、雅な和風スタイルや土着的なニュアンスをあえて封じ込め多種多様な王道ロックへの歩み寄りは更なる聴きやすさを誘発、今作の間口を広げる事に貢献しています。ライブ感の高いノリの良さと爆発力、そして重量感を伴いつつ聴きやすいとは、一つの完成形を見出してる点が興味深いですね。


人間椅子 - 真夏の夜の夢 - 転落の楽典 ★★★ (2016-11-03 17:57:38)

攻撃的な曲ですね
新旧人間椅子の魅力が溢れています
ライブ映えするでしょう


人間椅子 - 真夏の夜の夢 - 青年は荒野を目指す ★★★ (2016-11-03 17:56:06)

スライドギターが印象的ですね
王道路線をしっかりと押さえています
鈴木の歌には説得力がありますね
このリズムパターンにリフは懐かしいです


人間椅子 - 真夏の夜の夢 - 空飛ぶ円盤 ★★ (2016-11-03 17:50:59)

イントロからしてやったな
やりおったなぁと言わしめるらしいアレンジが効いていますね


人間椅子 - 真夏の夜の夢 - 猿の船団 ★★★ (2016-11-03 17:49:22)

ナカジマノブが歌うストレートな一曲
ライブ映えしますよね
猿の船団って拳を振り上げ一緒に歌いたくなりますよ
ナカジマノブの影響がバンドに新たなる方向性を開いたのかなぁ
SOSのあとはDEAR HARDBLOW♪とワタクシは歌いたくなりますよ


人間椅子 - 真夏の夜の夢 - 閻魔帳 ★★★ (2016-11-03 17:46:37)

鈴木が歌う地獄ソング
死の世界観も曲調も好きですね
ヘヴィだが聴きやすいのが人間椅子らしい


人間椅子 - 真夏の夜の夢 - 白日夢 ★★ (2016-11-03 17:45:01)

この浮遊感のある曲は初期の頃を想起させますね
クリムゾン趣味が出ているのかな


人間椅子 - 真夏の夜の夢 - 牡丹灯籠 ★★★ (2016-11-03 17:43:19)

有名な怪談がテーマですね
鈴木の蛇のようないやらしい歌回しが好きです
演者が場面に合わせて見事なプレイを聴かせています
流石ですね


人間椅子 - 真夏の夜の夢 - 世界に花束を ★★★ (2016-11-03 17:40:52)

人間椅子らしい反戦ソング
和嶋の語りがまたピッタリとハマっている
悲壮感の演出が憎い
なんとなくバッジーでなんとなくクリムゾンなのが好き


人間椅子 - 真夏の夜の夢 - 膿物語 ★★★ (2016-11-03 17:38:23)

悲哀が滲み出るストレートなロックナンバー
シンプルな味付けが良く合ってます
歌メロも乗っかってますね
このライブ感がたまらん


人間椅子 - 真夏の夜の夢 - 肥満天使(メタボリックエンジェル) ★★★ (2016-11-03 17:36:21)

リッチー風味のギターが出てきますね
ストレートな作風とコミカルさが合致していますね
キャッチーでカッコいい
鈴木のエグさがこれまたハマっていますね


人間椅子 - 怪人二十面相 ★★★ (2016-11-03 17:28:55)

江戸川乱歩の『怪人二十面相』をモチーフとしたコンセプトアルバムなのかな?その一本筋の通った作風がアルバムに反映されており、今まで培った音楽性と踏襲しつつ新たなる魅力も発見できる意欲作。曲構成も含めギターをシンプルに聴かせる事で今までよりもスッキリとした音になっており、聴きやすさを誘発している点も見逃せませんね。ギターとベースによるリフワークの破壊力も健在、テクニックのみならずセンスのある後藤マスヒロの変化自在のドラミングは鋭さをまし、妖しげで禍々しい人間椅子サウンドの根幹を支えております。シンプルな構成はキャッチネスさもあり、人間椅子ならではの灰汁は薄まっているのかもしれませんが、自らのルーツたる先人達の影響を色濃く反映させる手腕と、自身の個性を際立てせうという作業を滞りなく両立させる手腕は見事ですね。
『怪談 そして死とエロス』を聴いてからプチ人間椅子ブームが到来中のワタクシですが、改めて過去の作品に耳を傾けると、アルバム枚にしっかりと新たしい事に取り組み、方向性を広げていたことを知りました。地に足をつけてしっかりと活動していたんだなぁと感心しましたね。


人間椅子 - 怪人二十面相 - 大団円 ★★★ (2016-11-03 17:09:16)

今までのラストソングとはチョイと趣の違う曲ですね
今アルバムの方向性を考えると納得です
物語を雄弁に奏でる各パートの演出の妙に唸りました


人間椅子 - 怪人二十面相 - 地獄風景 ★★★ (2016-11-03 17:03:37)

三三七拍子のリズムですが後藤はもっと叩いています
流石のドラムプレイが曲を牽引していますね
鈴木の下品な歌い回しがバッチリハマっています


人間椅子 - 怪人二十面相 - 楽しい夏休み ★★ (2016-11-03 17:00:24)

あっと言う間に過ぎる夏休み
ラスト二日前に慌てて宿題に取り掛かる
そんな忙しなさが曲調に表れていますね
色んな意味で面白い


人間椅子 - 怪人二十面相 - 屋根裏のねぷた祭り ★★★ (2016-11-03 16:58:39)

これぞ人間椅子なダーク今昔物語HM/HR
やーやどーの掛け声も恐怖を演出
鈴木の歌も迫力満点
アルバムを代表する一曲でしょう


人間椅子 - 怪人二十面相 - 名探偵登場 ★★★ (2016-11-03 16:56:05)

明智小五郎登場の小奇麗な曲です
シンプルでいいですね
アルバムの流れ的にも箸休め的なニュアンスがあり絶妙だ


人間椅子 - 怪人二十面相 - 亜麻色のスカーフ ★★ (2016-11-03 16:53:39)

70年代ロックな後藤マスヒロの曲です
シャンシャラララー♪だもんね


人間椅子 - 怪人二十面相 - あしながぐも ★★★ (2016-11-03 16:51:53)

ヘヴィなミドルナンバー
下品に歪むベースがカッコいい


人間椅子 - 怪人二十面相 - 刑務所はいっぱい ★★★ (2016-11-03 16:50:03)

こちらもストレートな曲調ですね
シンプルなリフワークが耳に残ります
歌詞も面白くスッと耳に入ってきます
ソロもあのアイデアを持ってくるとは面白い


人間椅子 - 怪人二十面相 - 蛭田博士の発明 ★★★ (2016-11-03 16:47:42)

3曲目はブルーオイスターカルト風なのね
妖しげな歌詞をバックが盛りたてていますね
演出の仕掛けが上手い
世界観が見事に表現されていますね


人間椅子 - 怪人二十面相 - みなしごのシャッフル ★★★ (2016-11-03 16:43:13)

ユーライア・ヒープなギターがエエわ
歌のバックをほぼベースとドラムにしたのも面白い
人間椅子なアイデアが詰まっている
和嶋の世界だね


人間椅子 - 怪人二十面相 - 怪人二十面相 ★★★ (2016-11-03 16:41:06)

オーソドックスなギターリフに驚きましたね
妖しげな雰囲気を醸し出す鈴木にの歌がエエ
後藤のドラムも心地よい
ギターソロも持っていきますねぇ


人間椅子 - 瘋痴狂 - 幻色の孤島 ★★ (2016-11-02 15:00:21)

プログレッシブな曲をラストに持ってきました
奇奇怪怪な世界観が巧みに演出されていますね


人間椅子 - 瘋痴狂 - 暗黒星雲 ★★ (2016-11-02 14:57:09)

やっとヘヴィな曲が出てきましたが情念は薄目ですね
鈴木のベッタリとした歌い回しは本当にカッコいい


人間椅子 - 瘋痴狂 - 孤立無援の思想 ★★★ (2016-11-02 14:55:21)

ディスコ調が面白い
特に出だしなんてKISSを完全に意識してますよね
ナカジマノブがメインボーカルを務めています


人間椅子 - 瘋痴狂 - 恐怖!! ふじつぼ人間 ★★ (2016-11-02 14:53:29)

タイトルからして凄い
この紙一重感が好きですね
でもシンプルな曲です


人間椅子 - 瘋痴狂 - 山椒魚 ★★ (2016-11-02 14:51:55)

妙な明るさが耳に残りますね
スライドギターも渋い


人間椅子 - 瘋痴狂 - 不惑の路 ★★ (2016-11-02 14:47:34)

瘋痴狂なヘヴィブルース
アルバム全体的に言える事ですが親しみやすいメロディが前に出ていますね


人間椅子 - 瘋痴狂 - 無慈悲なる青春 ★★ (2016-11-02 14:45:28)

ストレートに突っ走るメタルナンバー
ナカジマノブがメインで歌います


人間椅子 - 瘋痴狂 - 青い衝動 ★★★ (2016-11-02 14:43:10)

鈴木の灰汁の強い歌声が映えますね
ヘヴィでアッパーなグルーブが面白い
これがナカジマノブ加入の要因か


人間椅子 - 瘋痴狂 - 品川心中 ★★ (2016-11-02 14:41:27)

お得意の雅メタル
彼ららしいアイデアが詰まっていますね
ある意味新境地を開いているのかな


人間椅子 - 瘋痴狂 - ロックンロール特急 ★★★ (2016-11-02 14:38:02)

ナカジマノブがメインボーカルを務めるストレートな曲
タイトル通りのノリが好きですね


人間椅子 - 瘋痴狂 - 二十一世紀の瘋痴狂 ★★★ (2016-11-02 14:36:57)

フーチークーっていう言葉遊びが面白い
古典的な響きも面白いね


人間椅子 - 瘋痴狂 - 雷神 ★★★ (2016-11-02 14:34:14)

ヘヴィに暴れています
まさに雷神ですね


Shout - Shout ★★ (2016-11-01 13:52:20)

AVEXはBAREKNUCKLEから1997年にリリースされたツインギター編成5人組による1st。音楽性はDanger Dangerや後期ICONあたりを思い出されるメロディ重視のアメリカンロックを披露。個性はないがツボを押さえたアレンジとプレイで煌びやかな一時代をふんわりと思い出させてくれる。エッジは抑え気味で楽曲も類型的と言う事で、ながら聴きをさせる確率の高さは否めませんが、この手の音楽は箸休めにピッタリでハードなモノの合間に聴くと丁度良いので、ドライブのお供や長期旅行に必需品です。堅実なアレンジと職人肌の楽曲はいつだって寄り添いたいスタイルの音楽ですよ。


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス ★★★ (2016-11-01 13:28:15)

ももクロと共演&おしゃれロックの祭典Ozzfest JAPANに参加など、勢いが落ちるどころか近年は再度商業ベースに乗り躍進著しい彼らが放った最新作。そういった活動が後押ししたのか、70年代型の古典的HM/HRの世界観に近代的なヘヴィネスサウンドを何の迷いも無く取り込んでいるが全然違和感がないのがエグい。日本文学に根ざした土着的なオカルトをテーマに生と死と描く事で自身のアイデンティティを猛烈にアピール、近年の活動で得た新たなるファン層に切り込むべく、実に分かりやすい曲を用意し完全に方向性を振り切ったのが聴きやすさを誘発していますね。でもギラギラと野心溢れるヘヴィな音で迫る破壊力たるや、ここに来てもテンションを下げずに最後まで押しきれる枯渇しないアイデアに関心させられました。情念の薄いストレートな曲の多さは即効性はあれど飽きも早いという事で個人的にはドロドロウネウネとしてドゥーム系のスローナンバーが数曲あれば印象も違うのですが、そこは嗜好の問題で、今作における一曲一曲の完成度の高さとハードにヘヴィにダイナミックに押し切る方向性は、さぞやLIVEで盛り上がるでしょうね。ナカジマノブと鈴木のエグみをました唯一無二のヘヴィグルーブ、和嶋のアイオミギターの憑依ぶりも素晴らしく新旧のファンを大いに満足させる仕上がりでしょう。


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - マダム・エドワルダ ★★★ (2016-11-01 13:08:48)

ファズの掛ったエグいイントロ
このリズムパターン
聴いていてニヤニヤさせられました
最後まで情念たっぷりのドロドロ系はありませんでしたが
最後に名曲を思ってくるアルバムの流れを損なってはいません


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 地獄の球宴 ★★★ (2016-11-01 13:06:13)

お約束の地獄ソング
ヘヴィでアッパーな一曲
ドラムがエエ
生首コーラスが耳から離れん


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 超能力があったなら ★★★ (2016-11-01 13:03:53)

ストレートなロックナンバーですね
ここまで分かりやすくシンプルなのあったかね
歌詞の世界も好きです
ナカジマノブの歌もハマっていますね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 泥の雨 ★★★ (2016-11-01 13:01:11)

ジャリジャリとした汚く騒々しい音が印象的です
和のテイストを持ち込みつつも完全な洋仕様ってのが面白い
情念系の曲がここに来ても無いのが個人的には少々淋しく通して聴くと物足りなさを覚えますね
曲単位では勢いを落とさない今アルバムらしい人間椅子な曲ですね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 三途の川 ★★★ (2016-11-01 12:56:00)

死をテーマにする事で生を実感させるコンセプトとアイデアの勝ち
入魂のギターソロに悶絶
鈴木の歌はやはりエグい


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 雪女 ★★★ (2016-11-01 12:53:36)

ハードでヘヴィで分かりやすさとオカルトテイスト
このアルバムを端的に物語っていますね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 狼の黄昏 ★★★ (2016-11-01 12:49:53)

ギターリフがHM/HRしてますね
狼の遠吠えがエエ
哀愁がグッと出ますね
ストレートでキャッチーな勢いを止めませんね
人間椅子風オジーかねぇ


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 黄泉がえりの街 ★★★ (2016-11-01 12:47:24)

鈴木のエグい歌声がエエですね
ヘヴィでダイナミック
ドロドロ系じゃないのが聴きやすさを誘発してますね
今アルバムの方向性が完全に見えてきましたね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 眠り男 ★★★ (2016-11-01 12:44:56)

歌メロをくっきりと際立たせていますね
難解な雰囲気はありません
耳馴染みの良いナンバーですね
ギラギラと燃えたぎる中盤のインストパートが好きかな


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 菊花の数え唄 ★★★ (2016-11-01 12:40:19)

お得意の雅メタル
頭3曲続けてノリのよい曲を用意
新規獲得を考えると憎い演出ですね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 芳一受難 ★★★ (2016-11-01 12:37:06)

今作に相応しい怪談『耳無芳一』
おどろおどろしい展開ではなくアッパーでキャッチーな曲へと仕上げていますね
サビのメロも悪霊たちの渇望がロックのリズムに完璧にノッテいますね
カッコええわ
般若心経が流れるパートも好きですね
ギラギラと野心溢れるベース音がカッコいい
視点を悪霊目線ってのもエエね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 恐怖の大王 ★★★ (2016-11-01 12:33:47)

ヘヴィでダイナミック
最近の彼らを象徴しているような印象ですね
勢いを落とさず多彩な場面展開を設ける辺りが流石です


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 ★★★ (2016-10-31 14:00:21)

演奏が下手でも化粧が上手であればメジャーデビュー出来たバンドブーム(今でも演奏しなくても売れるし紅白でているから基本はかわりません。上手いとは下手はどうでもよい)そんなムーブメントを生んだ背景にはTV番組の影響があったわけですが、その権化とも言えるイカ天出身者というのが足枷となり、活動を続ける程に蝕んでいたデビュー当時のキワモノ的イメージ、分かる人にだけ分かるバンドとなり下がり、活動が定まらない彼らが1999年にリリースした渾身のアルバム。かく言うワタクシも偉そうな事を言えなくて、若い頃は、この手のバンドが大嫌いで、所謂イメージ先行、実力と人気の差が100万キロみたいなバンドが多く聴くに堪えなかったとロクに耳も傾けず先入観に凝り固まっていたのですが、90年代の半ばに普通のメタルが聴きたいなぁと思っていた時に、彼らのベストを聴いて、その先入観で聞こえてこなかったリアルな音像にノックアウト、イカ天出身と言うだけでロクに聴きもせずに舐めてごめんなさいねとなり、90年代中ごろは随分と音楽人生を振り返り見直す日々を送る事になりました。
そんな状況もあり彼らはフェバリットな存在となり随分と重宝させていただきましたが、今作は2000年を前に今までの活動を総括した内容を誇り、サバスありロバート・フィリップありの人間椅子ワールドを全開に開放しつつ、新たなる側面を綿密の盛り込んだ意欲作。日本語詩による猟奇的で奇奇怪怪な世界と人間の暗部を照らした耽美的主義、そこに絡むブリティッシュロックな響き、必然性のある濃密な世界観を大解放となっていますね。後藤マスヒロの粘りのある艶やかなドラミングと鈴木の弾力のあるベース、ミックス的に和嶋のギターは情念が薄まっている点はあるのですが、これもメジャーでの折衷案として十分理解できるし許容範囲です。やや全般的にスッキリとしたアレンジとなっているのですが、ある意味演奏もシンプルな側面を出す事で逆にエグさが倍増していたりと聴かせ方の上手いバンドだなぁと改めて思いました。


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 幽霊列車 ★★★ (2016-10-31 13:31:44)

ある意味幻想的な世界観が出ています
今までのオープニングとはチョイと違いますね
そこが逆に新鮮で良かった


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 蟲 ★★★ (2016-10-31 13:27:01)

人間椅子らしいスピードナンバー
エグくストレートに伝わり奇怪な歌詞も好きですね
単純にノレます


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 恋は三角木馬の上で ★★ (2016-10-31 13:23:57)

ポップなロックナンバー
この手の曲も彼らのルーツですね


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 都会の童話 ★★ (2016-10-31 13:21:22)

妙な明るさが逆に病的に感じますね
歌が弱いにがチョイと気になりますが
インストパートはクリムゾンぽさが出てますね


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 暁の断頭台 ★★★ (2016-10-31 13:17:54)

後半に向けてテンポアップする様のカッコよさ
突っ込み気味のツービートはエキサイトですが
ヘヴィなパートとの対比が面白く気にならない
後藤マスヒロの艶のあるドラミングと鈴木の色気のあるベースがいい


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 少女地獄 ★★ (2016-10-31 13:15:18)

少女地獄は夢野久作の短編ですね
わりとモチーフになっています
和嶋の拘りが詰まった曲です


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 春の海 ★★★ (2016-10-31 13:12:18)

ヘヴィでダークにミステリアスとサバスティカルな一曲
サバスそのものですね
和風ドゥームここにあり


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 不眠症ブルース ★★ (2016-10-31 13:09:34)

ブルースといってもいつものドロドロ系ではないですね
後藤マスヒロをフューチャーした曲です


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - 黒い太陽 ★★★ (2016-10-31 13:07:41)

不穏な空気に包まれるヘヴィな一曲
人間椅子ワールド全開ですね
シンプルなプレイが逆にエグい


人間椅子 - 二十世紀葬送曲 - ザバス・スラッシュ・ザバス ★★★ (2016-10-31 13:04:45)

歌詞以外にもサバス愛が随所に盛り込まれたスラッシュソング
アイオミギターが炸裂してますね
メタリカ風な面もありますよ


人間椅子 - 無限の住人 - 黒猫 ★★ (2016-10-31 13:00:24)

人間椅子の魅力をギュッと凝縮していますね
場面展開も多く三者が絶妙に絡み合うアンサンブルも迫力十分
メジャー感のあるよそ行き仕様のミックスが残念
ドロドロ系なのにスッキリしてまんがなぁ


人間椅子 - 無限の住人 - 宇宙遊泳 ★★ (2016-10-31 12:56:05)

タイトルまんまのスペイシーな曲です
自身のルーツをあけすけに現すのも彼らの流儀でしょう


人間椅子 - 無限の住人 - 刀と鞘 ★★★ (2016-10-31 12:54:43)

刀と鞘の相関図が深い
女があっての男ですよ
そしてどんなに煌びやかな装飾の鞘でも刀あってですからね
ブルージーだがキャッチーに聴かせるのも流石の一言ですね
シングルカットされた曲ですが聴き応えもあるし情念渦巻くらしさもある