この曲を聴け!
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 4001-4100

MyPage

失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133
モバイル向きページ 
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 4001-4100

0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Down in Flames ★★★ (2016-09-28 17:01:42)

英国的な伝統美と共に
生々しい初期の作風を貫く今アルバムならではの一曲でしょう
バンドが示していた一つの完成形ですかね
実に堂に入った仕上がりです


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - March of the Damned ★★★ (2016-09-28 16:57:51)

こちらもレイトバックした作りですね
ヘヴィなドラムに耳がいきますが
魅力的なメロディを淡々と歌うロブの歌唱も光りますね
叫ばないとロブじゃないという方には不満も募る一方でしょう


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Sword of Damocles ★★★ (2016-09-28 16:50:31)

重厚なる王道路線を貫いた70年代に回帰した一品
ブルースメタルだねぇ
名盤『Painkiller』のように走らないとダメという人には眠くなるでしょう


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Halls of Valhalla ★★★ (2016-09-28 16:43:47)

威厳に満ち溢れていますね
今アルバムを象徴しているなぁ
ロブのハイトーンを押さえた歌唱がここでも映えます
彼本来の魅力たる中低音域を生かした歌い方が好きですね
10年前ならもっと艶があるんだけど十分に頑張っています
でも淡白な印象を与えるのが難点ですね
音の作り方が気になります
グレン・ティプトンは何故こうしたんだろう


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Redeemer of Souls ★★★ (2016-09-28 16:37:38)

ロブの魅力たる中低音域を生かした艶のある歌声が魅力です
お得意のハイトーンを封印しているのがエエですね
サビのスクリームはこの曲に合わないですから
70年代に回帰した今作を象徴するような威厳溢れる英国風味満載の名曲
厳つく走らなくともメタルしてますよ


JUDAS PRIEST - Redeemer of Souls - Dragonaut ★★★ (2016-09-28 16:31:10)

往年の空気を纏うアルバムのオープニングナンバー
今の環境を取り巻く勢いと自らが築いた王道を突き進んでいますね
このライブ感というのかレトロ感のある音質は狙いなんでしょうがハマらない人にとってはヌルく感じるでしょうね


JUGGERNAUT - Baptism Under Fire ★★ (2016-09-28 16:13:13)

RiotやHalfordにSebastian Bach等とのお仕事で知られる凄腕ドラマーのボビージャーゾンベクがドラムと叩いている事で知られるテキサス出身の4人組が1986年にリリースした1st。ボビーの叩きだす強靭なリズムを軸としたテクニカルな演奏をキメるスピード/パワーメタルバンドが目指す方向性は、ドッケンのソロに参加して抜けるビリー・ホワイトの後任として迎えられた、ボビーの実弟ロン・ジャーゾンベクがいたWatchtowerあたりを想起させる濃厚さがあり聴き応えも十分、ボビーのドラムがバンドの推進力となり猛烈な底上げを行うのですが、歌が入ってきた途端にガクッとテンションが下がってしまい、阿藤快ばりに『なんだかなぁ』とクビをかしげたくなる始末。そのテンションの高い演奏とキレをヌルッとさせる歌い手のパフォーマンスの善し悪しの評価が掛っているように感じますね。
ちなみに今作が1998年にCD化の際に13曲目からラストまでがボートラとして追加収録(幻のEP&Metal Massacre VIIより)、そちらでドラムを叩いているのが、デイブ・マクレインでMachine Headのドラマーとして知られる彼ですが、以前はS.A. Slayer~Narita~Sacred Reichなどでドラムを叩いており、Riot人脈との絡みをある、わらしベ長者としてマニアには知られております。


SAINT - Too Late For Living ★★★ (2016-09-26 13:13:20)

シンガーのジョシュ・クレイマーのパフォーマンスがロブを彷彿とさせる事でマニア筋の間で話題になったバンドの2nd。本家が『TURBO』から『RAM IT DOWN』だっただけに、こちらは初期の匂いは発散しつつも時代性にアジャストした作りになっており、ある意味、こちらの方がらしいんじゃないのかと思える程の完成度を披露。モノマネではなく、この声ならやっちゃう方が無難だろう、イヤイヤむしろ無理に避ける方が不自然だよ、言えるほどのロブ・ハルフォードな歌声を存分に生かした厳つ目の楽曲は、全てにおいて前作を凌ぐ出来栄え、また力んで歌うだけでない⑤のような肩の力を抜いたナンバーにおける憑依ぶりには目を見張りますね。JPのモノマネだとマニアから激しく言われたら、ギャフンとしか言い返せませんが、でもこのレベルでやられると文句も出ませんね。似ているけど、やっぱり違うんだよなぁ、でもソックリなんだよなぁ、と微妙な空気を味わい、彼らのオリジナルティな部分と本家に肉薄するダイナミズムを楽しみたいですね。


SAINT - Time's End ★★ (2016-09-26 12:50:06)

なんとなくバンド名から推察出来るオレゴン州出身クリスチャンHM/HRバンドが1986年にリリースした1st。のっけからJP風味満載の楽曲で幕が開け、そのまま最後まで突き進むヤリきり感が清く『Point of Entry』あたりのアルバムに収録されていても気がつかない程のクオリティを保持、まさに本家に肉薄する勢いだ。手触りのよいキャッネスさや単純明快な疾走感はないが、メタルってのはこういう曲を指すんじゃないのと言えるミドルナンバーの数々に大いなる期待感を抱かされますね。生粋のJPマニアを自負する猛者なら手にとって本家との比較をするのも楽しみでしょうね。単なるフォロワーで片付けるのは惜しいと思いますよ。


HUMMING BIRD - ハミングバード ★★ (2016-09-24 13:56:24)

JAM Projectのヴォーカリストとして活動する福山芳樹が本格デビューしたバンドの1991年リリースの1st。HM/HRと呼ぶには少々ライトな作りですが日本からのメジャーデビューとなればこんなもんでしょうね。同時期に活動していたMAKE-UPの分裂組のGrand Prixや葛城哲哉や五十嵐公太のいたTVなどもカラッとしたアメリカン路線の音楽であり、70年代のオーソドックスな音楽性を投影したスタイルを盛り込んでいたように思います。ハートフルなラブソングあり、ポップスあり、アコースティカルなナンバーあり、ロックありのごった煮スタイルは聞き手の嗜好をくすぐる遊び心満載、確かな技術に支えられてれいるので安心して聴いていられますね。ロックバンドとしての物足りなさはあるし、それは本人達が一番痛切に感じているのかもしれませんが、根底にあるハードなモノが好きなんだという思いを隠し切れていない作風が顔覗かせるナンバーに彼らの意地を垣間見れますかね。シンガーのみならずギタリストとして稀有な才能を発揮する福山さん、彼のルーツたる一枚として、ファンなら押さえて損はしないでしょう。


BARREN CROSS - Atomic Arena ★★★ (2016-09-22 15:44:44)

カルフォルニア出身のクリスチャンHM/HRバンドが1988年にリリースした2nd。クリスチャンに88年ですから、相当キャッチーで爽快なサウンドなんだろうなぁと、完全に決めつけて聴き始めたら完璧に裏切られました。シンガーのマイク・リーの声質もさることながら歌い方もブルース・デッキンソンそのものので、サウンドの方もアタッキーなベースと、メイデンよろしくなユニゾンパートをふんだんに盛り込んだメイデン風味も持ち込み正攻法で迫る王道サウンドに驚かされました。本家ほどの隙のない作りではありませんが、甘いクリスチャンメタルを想像すると完全に肩透かしを喰らうでしょう。派手目のタッピングやギターソロも盛り込みあたりは当時の流れを組んでいるし、大味だがアメリカンロックのダイナミズムもあるし、多少の事には目を瞑って楽しめますね。しかしUS産のメタルバンドってのは、どうしてこうもバタバタとした音楽性になるのか、もう少し整合感を持ち出せば全般的に聴きやすさもUPするのになぁと思いますが、そこがUS産の正統派バンドの旨みの一つなんでしょう。OMENのようなオドロオドロしさはありませんし、たまにキーボードが出てくる程度で壮麗なメロディもありませんが、地に足をつけた豪快なヘヴィメタルサウンドは気持ちがエエですね。


SAXON - Destiny - Red Alert ★★★ (2016-09-21 15:17:18)

アルバムのラストを飾るアメリカンな要素も強い疾走ナンバー
魅力的な歌メロを歌い上げるビフがカッコいい
メロウでポップサイドを極めた今アルバムの中で1,2を争うハードな一曲
LIVE映えするでしょうね


SAXON - Destiny - Jericho Siren ★★ (2016-09-21 15:14:36)

メロディックな疾走ナンバー
サイレンのSEが入ると名曲が生まれますなぁ
サビの持って生き方が評価の分かれ目でしょう


SAXON - Destiny - We Are Strong ★★★ (2016-09-21 15:12:55)

甘いね
爽快だね
この時代ならではの曲ですね
でも英国産だわ


SAXON - Destiny - For Whom the Bell Tolls ★★ (2016-09-21 15:11:41)

軽めのミックスが気になりますが
パワフルな3連ナンバー


SAXON - Destiny - S.O.S. ★★★ (2016-09-21 15:08:07)

ドラマティックな一曲ですね
こういう曲を放り込んだ今作の新たなる方向性も悪くないですよね
聴きごたえたっぷりの名曲です


SAXON - Rock the Nations - Northern Lady ★★★ (2016-09-21 14:53:44)

アルバムを〆るのに相応しい曲ですね
光る汗が似合うロッカバラード


SAXON - Rock the Nations - We Came Here to Rock ★★ (2016-09-21 14:50:02)

今アルバムを象徴するような楽曲
英国の伝統とアメリカ色を同化しようと苦心していますね


SAXON - Rock the Nations - Waiting for the Night ★★ (2016-09-21 14:46:52)

アメリカンだねぇ
その前の曲との繋がりを考えるとKISSの英国版に聞こえてきますね


SAXON - Rock the Nations - Battle Cry ★★ (2016-09-21 14:43:19)

往年の空気を纏った英国風味満点の一曲
軽めのミックスが気になりモロ手を挙げて喜べないのが難点


SAXON - Rock the Nations - Rock the Nations ★★ (2016-09-21 14:41:40)

前作の流れを組んだ印象を強く持たされる今回も走らないオープニングナンバー
アメリカンですね


Triarchy - Save the Khan ★★★ (2016-09-21 14:32:21)

1979年と81年のシングルに83年のデモ+未発表音源からなる2015年リリースのコンピ作。リリース元はNWOBHMなどマニア垂涎の作品リリースに定評のあるHigh Roller Recordsときてますので安心して手を出せますかね。英国特有の憂いを帯びた哀愁のメロディをふんだんに含んだNWOBHMサウンドを披露、CD化といっても元が知れているのでシケシケの音質にダイナミズムを感じませんが、そこが逆にマイナー臭に拍車をかけ、カビの胞子が飛びかうじっとりとした湿度の高いメロディで聞き手を魅了。ベースのみならずボーカルやシンセサイザーまで演奏するマイク・ウィラーの辣腕ぶりがバンドをサウンドの根幹を支え、シンセを前面に出した名曲『Save the Khan 』から、ブルージーな『Ghost of An Emotion』、アタッキーな『Hellhound on My Trail』、キャッチーな哀メロナンバー『Marionette』、パープル風味満点のヘヴィな『Metal Messiah』など多様性のある音楽性を演出している点が最大の聴きどころでしょう。鋭利なリフワークでグイグイと攻めてくるNWOBHMサウンドも良いですが、彼らのような叙情派メロディック路線を押し出したサウンドも同等の魅力だし、英国と言えばな音に満ち溢れているので、マニアにはたまらんものがあるでしょう、でも詰めも甘いしヌルイ演奏や自主制作極まりない音質に頭を抱える事もありますがね。


SAXON - Innocence Is No Excuse - Give It Everything You've Got ★★ (2016-09-20 14:06:40)

元気いっぱいに走り出しています
80年代中期だなぁ


SAXON - Innocence Is No Excuse - Everybody Up ★★★ (2016-09-20 14:03:23)

こちらも活きの良いリフワークが耳を惹きます
シンプルだが端的にロックのカッコよさを伝えていますね


SAXON - Innocence Is No Excuse - Gonna Shout ★★ (2016-09-20 14:01:36)

シンプルですね
活きの良いギターリフが印象的です


SAXON - Innocence Is No Excuse - Rock 'n' Roll Gipsy ★★ (2016-09-20 13:57:42)

このアルバムを象徴するような爽快な一曲
地に足のついたパフォーマンスが印象的です


SAXON - Innocence Is No Excuse - Devil Rides Out ★★★ (2016-09-20 13:56:31)

リフがエエですね
キレもあるし往年の雰囲気もあります
地味な曲かも知れませんがアルバムの流れ的に必要な一曲です


SAXON - Innocence Is No Excuse - Rockin' Again ★★ (2016-09-20 13:52:51)

ポップなアルバムの幕開けを告げるメロウなロッカバラードとも言える一曲
この走らないオープニングを聴き前作の方向性を引き継いできたなぁと感じましたね


SAXON - Crusader - Run for Your Lives ★★★ (2016-09-20 13:40:36)

全般的にキャッチーな曲が多いアルバムを〆るキャッチーで陽性なノリの一曲
新たなる魅力を提示した今アルバムを〆るのの相応しいですね
このコーラスなどアリーナロック風でLIVEでは大合唱でしょう
単純にノレますよ
王道ですね


SAXON - Crusader - Rock City ★★ (2016-09-20 13:37:10)

SAXONらしいキレがありますね
耳触りの良さが際立っています
苦心の跡も伺える爽快な一曲
やればできるじゃんね


SAXON - Crusader - Do It All for You ★★★ (2016-09-20 13:34:49)

ドカンとしたイントロから渋く迫ってきます
イブシ銀のロッカバラード


SAXON - Crusader - Bad Boys (Like to Rock 'n' Roll) ★★ (2016-09-20 13:33:33)

軽めのミックスが耳触りと言われるアメリカンな一曲
LIVE映えする軽快さが印象的です
この時代ならではの方向性でしょう


SAXON - Crusader - Just Let Me Rock ★★★ (2016-09-20 13:30:38)

島国ニッポンではイマイチうけないタイプの一曲
おおらかなノリは欧米人特有の感性
そこを上手く突いていますね
今でもLIVEで演奏される重要なレパートリー
醸し出される雰囲気が好き
ノリに乗っていたんだなぁ


SAXON - Crusader - Sailing to America ★★ (2016-09-20 13:26:50)

タイトルにアメリカ入っているし
標準をそこに絞ったライトな一曲
感触こそ軽めだが風格も漂い今後を見据えたイメージがある


SAXON - Crusader - A Little Bit of What You Fancy ★★ (2016-09-20 13:23:55)

軽めのミックスが気になりますね
元気いっぱいのハードブギーナンバー


SAXON - Power & the Glory - The Eagle Has Landed ★★★ (2016-09-20 13:17:25)

アルバムのラストを〆る7分弱の大作ナンバー
ドラマ性の高い構成が魅力の一曲
ラストにドーンと鎮座してますよ


SAXON - Power & the Glory - Midas Touch ★★★ (2016-09-20 13:15:19)

哀愁の英国風味が漂うミドルナンバー
SAXONらしいですね


SAXON - Power & the Glory - Watching the Sky ★★ (2016-09-20 13:13:28)

元気印満点のキャッチーなリフワークが印象的です
初期からリアルタイムで聴いていたファンにとっては落胆も大きかったでしょうかね?
派手なソロなど時代を感じさせますよ


SAXON - Power & the Glory - Nightmare ★★★ (2016-09-20 13:09:10)

新たなる魅力を提示したメロウなメロディが耳を惹くミドルナンバー
どこかやらされている感は無きにしも非ずですが
泥臭いバイカーズスタイルとは違いますがエエですよ


SAXON - Power & the Glory - Warrior ★★★ (2016-09-20 13:06:14)


ツインリードのハモリもカッコいい豪快な一曲
今作にはこのようなダイナミックが曲が多い
走らなくともSAXONはSAXONだと知らしめていますね


SAXON - Power & the Glory - Redline ★★ (2016-09-20 13:02:14)

ハードブギーな一曲
アタッキーなピッキングが耳を惹きますね


SAXON - Power & the Glory - Power and the Glory ★★★ (2016-09-20 13:00:02)

LIVEでも重要なレパートリーとなっているタイトルトラック
今までの彼らとこれからの進むべき方向性を示唆しているようなスケールの大きい一曲
リフも相変わらず力強い
こういう似たり寄ったりの歌メロがビフ・バイフォードなのです


HELLEN - The Fortune / Liar - The Fortune ★★★ (2016-09-19 14:18:42)

市村の日本人的な歌唱スタイルに評価も分かれそうですが
丁寧な作りは日本人らしいキメの細かい仕事ぶり
関東を代表する様式美系バンドの看板に泥を塗りませんでしたね
清水のギターはやはり上手い


HELLEN - The Fortune / Liar ★★★ (2016-09-19 14:17:27)

関東を代表する様式美系HM/HRバンドのヘレンが2005年に突如復活、国内外に向けてリリースされたのが今作(今のところアナログ盤のみのリリース)。Keyの高梨はいませんが、往年のメンバーが復活、シンガーには初代Voであり、ブリザードの前身バンドエンジェルキッスやロンサムクロウで歌っていた市村タカアキを迎え、まさに往年のヘレン節が完全復活。新曲とリメイクの2曲だけに全貌は見えてきませんが、新曲の『The Fortune』を聴く限りは相当の手応えを感じますね。キーボードがいない分、清水のギターが躍進、音質は薄っぺらいが芯の太い演奏はベテランバンドならではの安定感と迫力を感じさせ、2曲では物足りないという渇望感を煽ります。そして翌年の2006年にレコード盤の板起こしではありますが、幻のEP『Talon of King』がCD化される事になるのですが、今作はその足掛かりにもなったと思うので意義のある一枚だったと思っていますよ。


TAZ TAYLOR BAND - Welcome to America ★★★ (2016-09-18 15:44:08)

インペリテリとの仕事は続かず、また『メタルなんて大嫌いだぁ』と叫んだかはわかりませんが、単発のゲスト参加を経て2006年にひっそりとリリースされたギタリスト、タズ・タイラー(タズって誰?)率いるバンドの2ndにグラハムが全面参加。グラハムの野太いストロングヴォイスは健在、彼の持ち味を殺さないオーセンティックな楽曲を用意と(ラストにオジーのカヴァーもあり)、ともすればメタリックなサウンドに負けじと情緒のなりガナリで対抗しがちなグラハムは、ここにはいないのでファンにとっては実に聴きやすい一枚として重宝されるでしょう。タズの全然ギターリストとしての個性を出していないし、特別技巧的な人でもないし、地味な存在なので、グラハム・ボネットバンドと言えなくもないのでもファンにとってはありがたいですね。
キャッチーさの中に哀愁を漂わせた歌メロを用意したシンプルな楽曲の④⑤辺りも地味に効いており、アルバムの流れをスムーズなモノにしているのも見逃せません(メランコリックな④なんて、今までになかったタイプの曲を歌っています)。
枯れた味わいのあるサウンドとグラハムの躍動感溢れるパワフルヴォイスの融合は実に味わい深い一品としてファンならずとも楽しめるでしょう。


GRAHAM BONNET - The Day I Went Mad... ★★★ (2016-09-18 15:09:44)

韓国のレーベルに出し抜かれた日本としては黙っていられなかったのか、再びミュージックシーンに返り咲いたグラハムのソロアルバム。前作から2年の後のリリースとなりましたが、盟友コージー・パウエルに捧げる曲も収録されたりと、今までリリースされたソロの中で最も求められた作風をなぞっており、ガナリ立てるだけではないグラハムの人間味のあるパワフルヴォイスを堪能できる一品。参加メンバーもガンズのスラッシュやヴィヴィアン・キャンベルなんかも参加させたりと、レコード会社の並々ならぬやる気を感じさせてくれます。その期待に応えるべく、衰え知らずのパフォーマンスを披露、前作の中途半端なダーク路線を捨てての統一感のある楽曲はグラハムの多様な魅力を伝える事に成功しております。カヴァーもしっかり収録してるしね。作曲クレジットにダニー・ジョンソンやパット・リーガンの名前もあり、前作のアウトテイクも収められている感はありますが、亡きコージー・パウエルに捧げたと言われる今作はHM/HRサイドのグラハムを引き立てた一枚として愛される作品でしょう。このストレートに歌いココまでパワーダウンしない喉ってのはメタルを歌う為の天賦の才と思っているので大切にしてもらいたいです。
そして今作をリリースしたビクターの働きかけもあり、2000年には日本を代表するHM/HRバンドのアンセムの再結成への足がかりとなったリメイク作に参加、過去最強のガチンコメタルを歌う姿は海外のマニアを唸らせる事になるとは、今作のリリースした意味の高さを改めて考えさせられますね。
さらに2002年にインペリテリと再タッグを組むとは思わなんだぁ。


JOHNNY LIMA - Made in California ★★★ (2016-09-18 14:43:54)

カルフォルニア出身のシンガーソングライター、ジョニー・リマが2003年にリリースした3rd。軽やかで口当たりの良いハードサウンドはまさにBON JOVI+DEF LEPPARD的なスタイルであり、DANGER DANGERのテッドが参加しているように、絵に描いたような王道路線を突き抜けた楽曲のクオリティは高く、その筋の歌モノHM/HRが好きな方にはたまらんものがありますね。哀愁を塗したキャッチーなメロディの数々に胸キュンも必至。コーラスワークも叙情性を増量中、キーボードを適度に生かした爽快感たっぷりの哀メロハードポップバンドの躍動感溢れるダイナミックなサウンドメイクに感嘆させられました。歌メロの充実ぶりもさることながら、いい意味での大味なアメリカンロックが持つ雄大な響きと、ツボを押さえた曲作りの巧さがギラリと光る瞬間のカッコ良さには唸りますね。


ALCATRAZZ - Disturbing the Peace ★★★ (2016-09-17 14:44:11)

グラハムと競演を果たした伏竜鳳雛と呼ぶべきか、後にギターキッズから天才ギタリスト崇められるスティーブ・ヴァイの名が広く知れ渡った事でも知られる一枚。メタルをルーツに持たないグラハムにとって曲を書ける、パートナーや正しい方向へ導くプロデューサーが必要なのですが、前作で魅せたレインボー路線のクラシカルHM/HRサウンドの革新的な響きに魅了されたファンにとっては随分とアダルトな雰囲気に包まれた今作のリアクションは悪く(メタル=スピーディーという図式を求める人達にとってはこの上なくつまらないと烙印を押される)、信じられないだろうが来日公演では演奏中にインギーコールが巻き起こったというのだから、当時、このようなサイトや書き込みがあったら事件になっていたでしょうね。
アメリカンプログレバンド『NEW ENGLAND』のメンバーと変化自在のヴァイとの多彩なプレイと楽曲の組み合わせは楽しげでもありスリリングでもある、ニコニコ笑いながら凄い事を難なくこなす、そんなミュージシャンとしての力量がメタルという狭義の中でも最大限の解釈で想像されており、聞き手の資質すらも問うような実に爽快な一枚です。
控えめだがキレのある④、ドラマ性の高い⑤など魅力的な楽曲が中盤に並び、グラハム絶品の歌声が物凄くフィットしている、その魅力が炸裂する⑨⑩の普遍的な響きたるや、ポップでキャッチーなサビをパワフルに歌い上げる⑨Another Victory♪♪だし、一曲の中に多様性がある⑩なんてインギーじゃ絶対に出てこないアイデアであり、両者の特性がぶつかり合うことなく融合を果たしている様のカッコよさには文句なしに太鼓判を押したくなりますね。
でもリアルタイムで聴いていたファンの方やインギー路線に衝撃を受けた方の戸惑いは想像以上だったでしょう。書き込まれるわぁとスッゴイ思います。時代が時代だったら悪意に埋葬されてるでしょう。
メタルをルーツに持たないグラハムがエゴを出しことも無く、またインギーを影を追わせない事で新境地を開けた革新的2nd。バラエティに富んだ楽曲の中でも①は今もって色あせる事のないジャンルを超越したロックナンバーだと個人的には思っています。


GRAHAM BONNET - Underground ★★ (2016-09-17 14:04:04)

当時の時局を鑑みて結成されたBlackthoneはファンが求めていたモノとは違うという事で日本でもリアクションが悪く、アメリカでも売れないという事で失敗に終わり、しばらく名前を聴く事が無かったのですが1997年に韓国のレーベルからリリースされたソロアルバム。参加メンバーにあのダニー・ジョンソンの名前をありマニアなら腰を上げずにはいられないでしょう。グラハム名義のソロなのにロック色も前面に出し、思いのほかハードな仕上がりとなっており、ある意味Alcatrazzの4枚目的なニュアンスすら感じさせ、血管ぶち切れグラハムシャウトがあちこちで炸裂しております。とは言えゴリゴリのHM/HRを求める方には少々薄味でダイエット食みたいなもんかもしれませんが、グレン・ヒューズ同様、自身のルーツにメタルがないだけに、着地点としてはこのくらいのハードさが限界だろうと推察される内容ですね。グラハムなりに歩み寄った後も見受けられますよ。


GRAHAM BONNET - Here Comes the Night ★★ (2016-09-17 13:47:56)

久しぶりのソロアルバム。グラハムのソロにメタル色を求めるのは意味がなく、そもそもリッチーが資金難で困り果て急場凌ぎのシンガーがとんでもない逸材だったみたいな経緯もあり、本人自身がメタルは好きじゃ内的なコメントを残しているので(しかしHM/HRを歌う為の生まれたようなパワフルヴォイスの持ち主である)、今作はお得意のスタンダードナンバーのカヴァー集(こすり過ぎだぞOnly One Woman)。いい意味で力の抜けたグラハムの伸びやかな歌声はやはり上手いし圧が凄い。その迫力とスタンダードなポップソングとのかみ合わせが面白いのですが、ハードなモノやスピード感及びスリルを求める方にはこの上なく退屈なアルバムとなるでしょう。グラハム名義としては順当な仕上がりですね。


GRAHAM BONNET - Line-Up - S.O.S. ★★★ (2016-09-16 15:17:55)

ラス・バラード作のハードポップナンバー
軽めのタッチですが耳に残りますよね


GRAHAM BONNET - Line-Up - Night Games ★★★ (2016-09-16 15:14:18)

孤独のナイトゲームズという邦題で知られるアルバムのハイライトナンバー
コージードラムがエグい
この手の曲を歌うグラハムは絶品だなぁ


GRAHAM BONNET - Line-Up - Set Me Free ★★★ (2016-09-16 15:11:35)

オリジナルを聴いた事がないので比較できませんが
アルバムの流れ的にもグラハム的にもピッタリとハマっていますね


GRAHAM BONNET - Line-Up ★★★ (2016-09-16 15:10:26)

Rainbow失意の脱退劇後にリリースされた3枚目のソロ(自身のポリシーたるグラサン、スーツ姿の短髪スタイルは崩せないキャラを貫いたスーパーニヒリズムは健在でクビかね)。今作もカヴァーが多いのですが②⑥などラス・バラード作の曲があったりと(ALL NIGHT、Since路線の佳曲です)グラハムRainbow路線と重なる面もあり、ヒット曲①や哀愁のメロディが映える③など、のっけからグラハムのスーパーニヒリズムぶりが発揮されており、歌が上手いなぁと聴き惚れますね。この歌モノ路線の中で一際異彩を放つというか個性全開なのが、しなやかな鋼鉄の鞭を打つかの如くヘヴィなドラムプレイを披露するコージーの存在感。この辺りがハードな調べを好むものにとっての生命線と言えるでしょう(ミッキー・ムーディも抑え気味のプレイですが、曲を提供したりと支えております)。後半に進むにつれハード色は薄れますが、グラハムの歌の巧さを堪能するのには最適の一枚ですね。


GRAHAM BONNET - No Bad Habits ★★ (2016-09-16 14:50:53)

『孤独の叫び』という邦題がついた2nd。前作同様カヴァーを中心とした作風でポップやオールディーズ風のナンバーまでと、多様な楽曲を歌っていますが、前作とは打って変わってグラハム節というのか、パワフルな喉を披露。たしかにリッチーとコージーが、シンガー探しに苦戦し、シンガー当てという遊びの中で群然見つけ、とんでもないパンチの効いた奴がいるなぁと思ったという話が嘘ではないと思う、あの声が聴けます、温かみのある中音域から高温に抜けるも、全く衰えないパワフルヴォイスがポップスを歌うという、なんだかチグハグな印象を受けますが、肩の力を抜き得意なトーンで好きな歌を歌うグラハムの楽しげな表情も浮かぶパフォーマンスで占められており、後の片鱗を色濃く感じさせる面が見れます。
余談ですが1981年にリリースした3rdがある程度の成功を収め気を良くした日本のレコード会社から、1981年にシングルレコードがあるらしく(現物を見た事がありません)、その邦題が何故か?『孤独の叫び』英語では『Bad Days Are Gone』なんですが、この曲調が哀愁のあるストレートなハードナンバーで、あの『Night Games』を思わせる仕上がり(コージーのドラムもきまっている)今作に収めるには浮いてしまう曲調で、ややこしい事この上ないのですが、ハード路線のグラハムが好きな方はこの曲も聴いた方がよいですね(Line Upのリミックスエディション、ヴァージョンに収録)


GRAHAM BONNET - Graham Bonnet ★★ (2016-09-16 14:27:41)

ポップス・デュオMarblesでミュージシャン人生をスタートしたグラハム、その後、喉のトラブルなどの問題を抱えミュージシャン稼業とは距離を置くも、その声を封印するのもったいないよとの周囲の説得もあり1968年のデビューから9年後にリリースされたソロアルバム第一弾。ジェームス・ディーンよろしくなジャケと邦題の『スーパーニヒリズム』も眩しい、カヴァーが中心のアルバム。ボブ・デュランに始まり、LIVEでも定番の②は沢山のアーティストがカヴァーしてるし、③はアル・グリーンと有名な曲が中心で、そっち方面に詳しい人にとっては美味しい選曲なのかもしれません。ロック色はほぼ皆無、終始リラックスしたグラハムの歌が聴け、まだ若い声で、この風貌と声で、後のガナリ立てる歌い回しは本人の意図した所じゃないのかなぁと思いますが、グラハムの魅力はストロングなパワフルヴォイスのみにあらず、ハードな曲の中でも喜怒哀楽のある表現豊かな歌唱スタイルにあるので、そのルーツを知る意味では聴いておきたい作品ではあります。ワタクシもおじさんになったんで、なんとなく聴けますが、尖りまくっていた時代には耳がついていきませんでした。


Leather Heart - Comeback ★★★ (2016-09-14 15:59:07)

情熱の国スペインはマドリッド出身のツインギター編成による5人組は2015年にリリースした1st。スピード・パワー・メロディの三拍子がそろい踏み、3割、30本、30盗塁のトリプルスリー達成と言いたい、バランス感覚のとれた質の高い音楽性を披露。所謂NWOTHMと分類される音楽性なのですが⑤曲目にサバスの『Danger Zone』をカヴァー(グレンというよりはレイ・ギラン風)したようなセンス通りのスタイルだしメロディックでドラマ性もあり、なおかつ熱を帯びた普遍のメタルサウンドが大好物な方にはおススメの一品でしょう。類型的なスタイル故に先人達の比較もあるでしょうが、そんじょそこらのノスタルジーをくすぐるだけのバンドとは違う作品としての精度の高さとアレンジセンスは先人達にも比肩するほどのクオリティを携えており、ダイナミックなハードサウンドの中でも、馴染みやすいメロディを放り込む辺りの巧さは、このバンドの真骨頂でしょう。起承転結のある作り込み過ぎない展開の美味しさ、媚を売りすぎないキャッチネス、ヘヴィメタルの根幹を支えるハードな躍動感、これぞ正統派HM/HRと呼ぶに相応しいでしょう。


W.A.S.P. - Helldorado - Helldorado ★★★ (2016-09-14 15:36:09)

スカッとかっ飛ばしていますね
アルバムの幕開けに相応しい一曲


W.A.S.P. - Helldorado - Dirty Balls ★★ (2016-09-14 15:34:52)

ノリノリです
LIVE映えする一曲でしょう


W.A.S.P. - Helldorado - Cocaine Cowboys ★★★ (2016-09-14 15:33:54)

W.A.S.P.だなぁ
W.A.S.P.の曲だよ
個人的には彼らを一番イメージさせる展開と音ですね


W.A.S.P. - Helldorado - High on the Flames ★★★ (2016-09-14 15:31:57)

押せ押せの中では落ち着いた印象の曲で耳に残りますね
ダイアーストレイツとかストーンズとか
こういうリフもある意味で新鮮でした


W.A.S.P. - Helldorado ★★★ (2016-09-14 15:28:35)

あの盟友クリス・ホムルスが復帰しての第二弾。前作のようなデジタル風サウンドと早速決別。非常にノリのよいアッパーなロックンロールタイプの楽曲で占められたアルバム。ブラッキーの作りキャッチーな歌メロと曲調の相性も良く、コンセプト作なのか合間にSEが挟まり、彼ららしいショックロック路線が貫かれていて原点回帰を裏付けるような筋の通った作風は聴いていて心地が良い。ただ似たような曲調と和音リフに少々飽きてくるので、もう少しミドルナンバーやバラードを放り込み幅を広げてくれると視聴感も違うのですが、そこは嗜好の問題でしょう。華やかなL.Aの風を送り込みつつ粗暴で猥雑なロックサウンドにキャッチネスさを盛り込んだブラッキー節が堪能できるのでファンなら押さえておいて損はしないでしょう。終始攻めの姿勢を魅せいてるのが何よりも嬉しい限りですね。


SANTERS - Racing Time - Road to Morocco ★★★ (2016-09-14 15:12:23)

今アルバムのハイライトナンバー
リックの哀愁味たっぷりの歌声がグッと迫ってきます
派手な仕掛けも大芝居もありませんが泣けます
年を重ねる度にエエもん聴いたわと思いますね


SANTERS - Guitar Alley ★★★ (2016-09-14 15:07:47)

リック、マークのサンダース兄弟にベースのリック・ラザロフの3人からなるカナダ産の正統派HM/HRバンドが1984年にリリースした3rd(プロデューサーにあのトライアンフのリック・エメリットが参戦)。哀愁のあるメロディを歌い込むリック・サンダースの熱を帯びつつクールな歌唱スタイルを軸に、ボーカルオリエンテッドな作風にはなっていますが、芯は太いが歌を邪魔しないドラムが根幹を支え、無駄を省いたギターがエモーショナルな響きを奏でる洗練されているが、ロックな衝動を失わない楽曲が目白押し、個人的にはY&Tのカナダ版だし、よりハードに迫ったApril Wine思っているので、その手の音楽性に共感される方には強くお勧めしますね。装飾を省いているし今の感覚では全般的に地味に聞こえるでしょう。でもFREEのカヴァーがどハマりするようにバンドの本質が何処にあるのかを見抜けたら楽しめますよ。哀愁のある歌とメロディ、その魅力を前面に押し出した①は名曲中の名曲と思っています。


Triarchy - Save the Khan - Save the Khan ★★★ (2016-09-13 13:58:39)

期待感を煽るシンセに導かれ始まるNWOBHM印満載の一曲
湿度の高いメロディと気だるい歌い回しが醸し出す哀愁が目にしみます
NWOBHMマニアが口を揃え幻の名曲と言わしめるだけのクオリティを携えていますね
シンセが効いているんだねぇ


Warrior - Resurrected ★★★ (2016-09-13 13:50:19)

『Dead When It Comes to Love』という1982年にリリースしたEPがチョイとした話題になったニューキャッスル出身のNWOBHMバンドの2016年リリースの全22曲入りのコンピ作。2014年から再結成しており、その影響でこのような古いマテリアルをまとめたアルバムがリリースされたのですが、湿り気を帯びた哀愁のメロディ、NWOBHM由来のシャープなリフワーク、直線的なビートとまさにあの時代のあの音をパッケージされており、この手の復刻モノを精力的に世に送り出していますが、High Roller Recordsの丁寧な仕事ぶりには頭が下がりますね。NWOBHM好きなら押さえておいて損はしないでしょう。ブーム事態は短かったのですがマニアックで良質なバンドを多数輩出していた事を改めて知らされましたね。恐るべしNWOBHM。

曲を登録するのがめんどいので下記にコピペでいきます

1. Prisoner
2. Suicide
3. Kansas City
4. Warrior
5. Flying High
6. Addiction
7. Dead When It Comes To Love
8. Rock'n'Roll Rockstar
9. Stab In The Back
10. Breakout
11. Dragon Slayer
12. Take Your Chance
13. Stab In The Back
14. Kansas City
15. Prisoner
16. Suicide
17. Addiction
18. Dead When It Comes To Love
19. Rock'n'Roll Rockstar
20. The Troops
21. Flying High
22. Warrior

1-4 taken from 1983 EP "For Europe Only"
5-9 taken from Tape Session
10-12 taken from 1984 Single "Breakout"
13-22 taken from 1983 Live Album "Live in a Dive!"


CAULDRON - Burning Fortune ★★★ (2016-09-13 13:28:19)

結成は2006年、カナダ出身のトリオバンドが2011年にリリースした2nd。ド頭からNWOBHM直系の疾走ナンバーで幕が開ける構成にマニアならずとも体にボッと火をつけられる衝動を覚えるでしょう。そして扇情的なメロディとカナダらしいコーラスワークが映えるメロディックな②へと流れる展開にはモロの往年の空気を纏う仕様で、そのなんとも言えないモヤの掛ったサウンドはANGEL WITCH辺りを想起させるもの、これも昨今流行りのNWOTHMなんでしょうが、それらとはチョイと毛色の違うニュアンスが漂っているのが個人的にはツボですね。ポップさも加味された湿度の高い③以降もHM/HRの様式を堅守、硬軟入り混じった楽曲をバランスよく配置、捨て曲などないと思える仕上がりにマニアなら手を出さずにはいられないでしょう。上手いとは言わないが味のある歌声も癖になるし、個人的には⑤のカヴァーが憎い、US産カルトメタルバンドHalloweenのカヴァーだもんね。


ASSASSIN - Combat Cathedral ★★ (2016-09-11 15:47:06)

昔『BAKA』という曲を2ndに収録(日本語訳の意味はそのまんま)その曲名と、男どアホウ一直線な突貫スラッシュサウンドと相まってバカメタルバンドと呼ばれてしまったドイツ産スラッシャーによる2016年リリースのアルバム。シンガー交代がもたらしたのか、閉塞感のある重厚な作りにはデスメタル的なニュアンスもあり今の時代にもアジャストしつつ音楽性は概ね変わる事無く、その愛着のあるバカッぷりを披露。ワシにはわからんアホじゃけぇと、言わんばかりの獰猛なスラッシュサウンドを高らかと奏で、ブレーキーの壊れたダンプカーが坂道を暴走するようなハチャメチャ感に手に汗握るスリルもあり、非常にテンションが高い。少々似通ったテンポと楽曲やアレンジが目につき、アルバムを通して聴くとダレる面が残念ですが、スピードに特化した作りはバンドの肝だし、この徹底した拘りとバカッぷりは愛すべきメタルスピリットに溢れており、共感せざるをおえませんね。しかしこのキレっぷりは恐ろしいですね、コワいです。剥き出しの刃が恐怖感を煽る、製鉄所を見学した気分です。そんな機械わしゃ使いこなせんわいです。


Jet Jaguar - Zero Hour ★★ (2016-09-11 15:15:50)

メキシコ産のNWOTHMバンドが2016年にリリースしたEP。スピーディーで快活な雰囲気が漂う若さ溢れるサウンドを披露、メキシカンな情熱が湿ったムードを吹き飛ばしていますが、メロディの質は北欧風のような甘さとクラシカルテイストもあり、その爽快感に粗い歌唱スタイルが微妙にぶつかりあってたり、全般的に漂う荒削りさとデジャブ感がハンパない彼らですが、気を許すと相当なパンチを喰らうので油断できない魅力のあるバンドサウンドを聴かせてくれます。新たなるムーブメントを開拓する音楽性ではありませんが、80年代型のヘヴィメタルが好きな人にとっての需要は高いでしょう。インストを含む5曲ですがメリハリのあるスピードナンバーも多く、歌メロも工夫されているので単純にノレるでしょう。リフワークなんかも拘っているし、演奏もソツなくまとめていますからね。


BLIZZEN - Genesis Reversed ★★ (2016-09-11 14:56:17)

マニアご用達のHigh Roller Recordsから2016年にリリースした1st。ドイツのバンドと言う事で生真面目さが前面に出たNWOTHMサウンドを披露。ドイツのバンドですが、疾走ナンバーでのハロウィーン臭が少なく、どちらかと言うとメイデン路線だしNWOBHM路線のニュアンスが強く、サビで重ねられるコーラスワークなどの青臭さが逆に微笑ましくもあり、オッサン臭い若手バンドですね。その少々青臭いボーカルパフォーマンスが気になるのですが、メロディもハーモニーの付け方も十分に耳を惹きつける要素も強く、基本を押さえた演奏とのかみ合わせも上々で地に足を着けたパフォーマンスは少々型にハマりすぎですが、その筋の王道路線が好物な方には楽しんでもらえるでしょう。ヘヴィメタルのもつカタルシスの開放ってのがありますからね。


Crimson Fire - Fireborn ★★★ (2016-09-11 14:37:01)

ギリシャ出身の4人組が2016年にリリースした2nd。所謂NWOTHM型の音楽性、適度な疾走感とエッジのたったメタルギター、重さのあるグルーブとフックのあるメロディ、その余白の少ない実直過ぎるスタイル故に興奮の沸点は低いのですが、これからHM/HRに触れたいと思う方や、流行りものじゃない基本を押さえたいと思う方には重宝する作風であり、スピーディーな楽曲は勿論ですが、リズミカルなリズムを生かしたキャッチーな楽曲も用意と小奇麗にまとめたサンドメイクも手伝い、聴きやすい王道路線を突き進んでいます。ギターリフの持って生き方や哀愁風味満点のメロディと攻撃性の高い楽曲にはNWOBHMの匂いもするので、その筋のマニアにも十分楽しんでもらえる要素も大、またオーセンティックな黄金期のメタルバンドの匂いもプンプン漂うので、ワタクシのようなオッサンには良心として寄り掛かりたくなる音楽性でもありますね。全てが総じて懐かしく、斬新さは少ないのですが一聴して口ずさめるフレーズの多さなどもあり取っ付きやすいバンドだなぁと、そこはかとない哀愁を感じさせるメロセンスと共に愛着を持って楽しんでおります。


JORN - Heavy Rock Radio - Running Up That Hill ★★ (2016-09-10 19:29:28)

骨太な曲に変貌しましたね
オリジナルはケイト・ブッシュ


JORN - Heavy Rock Radio - Live to Win ★★★ (2016-09-10 19:26:40)

ポール・スタンレーのカヴァー
この曲に限らずポップな曲ではヨルンのアクの強さが出過ぎです
でも歌は上手い


JORN - Heavy Rock Radio - Rainbow in the Dark ★★★ (2016-09-10 19:22:50)

ディオ好きなぁ
愛に溢れていますね


JORN - Heavy Rock Radio - The Final Frontier ★★ (2016-09-10 19:21:16)

ヨルンの器用さが表れていますね
流石です


JORN - Heavy Rock Radio - Stormbringer ★★ (2016-09-10 19:19:34)

カヴァーディルよりも声が出ていますね
グレンのパートがないとこの曲は物足りないのですが
ヨルンの鬼気迫るパフィーマンスに圧倒されます


JORN - Heavy Rock Radio - Hotel California ★★ (2016-09-10 19:17:32)

イーグルスの名曲のメタルヴァージョン
オリジナルにあった情緒がスポイルされているのが残念
ヨルンは歌は上手い


GRAHAM BONNET BAND - My Kingdom Come - My Kingdom Come ★★★ (2016-09-10 19:11:51)

グラハム完全復活の狼煙を上げる一曲でしょう
ヴァースからサビの流れが耳を惹きますね
グラハムらしい艶やかでパワフルな歌声も映えます
シングル2曲とも地味目ですが確かな手応えがありますね
ハードでオーソドックスなサウンドで真っ向勝負してくれそうです
フルアルバムに期待大


GRAHAM BONNET BAND - My Kingdom Come - The Mirror Lies ★★★ (2016-09-10 19:07:38)

キャッチーなメロディをグラハムがノビノビと歌っていますね
オーソドックスな響きがエエですね
ベースの女性が現在のグラハムのパートナー
だからバンド組んで張り切ってるんですね(笑)


GRAHAM BONNET BAND - My Kingdom Come ★★★ (2016-09-10 19:04:56)

ついにグラハム・ボネットがパーマネントなバンドを立ち上げたようで、今作は2015年の6月に発表されたダウンロード限定ですが、グラハムの艶のあるパワフルヴォイスを生かしたメロディックでロマンシズム溢れる様式美タイプの曲を披露。ファンが求める一つの形を具現化しているのが嬉しい限りですね。2曲のみですから全貌は見えませんが、2016年11月リリース予定のフルアルバムが待ち遠しいですね(RAINBOW、MSG、ALCATRAZZ曲も収録されるらしい)


Q5 - Q5 ★★ (2016-09-10 18:41:21)

紆余曲折を経て2014年に再々結成を果たした老舗のアメリカンHM/HRバンドが2016年にリリースした3rd。フロイド・ローズは参加してませんが、ジョナサン、リック、エヴァンの3人の名前がある事が重要ですかね。ジョナサンの歌声が随分とビフ・バイフォードになっていて『The Right Way』みたいなタテノリナンバーを聴いていると昔のSAXONに聞こえるくらいの激似ぶりに驚きますが、音楽性も1st、2ndともまた違った豪快なロックサウンドを披露、思想の強い一部のマニアから完全に嫌われているSAXONの『Power & the Glory』『Crusader』あたりのアメリカンマーケットを意識した親しみやすさと、小気味よいノリが気持ちよくなり響いております。押しの強いギターサウンドも随分と古い暖簾を掲げているが、Frontiers Recordsの手によって復帰したのがなんとも感慨深いですね。


NIGHTSHADE - Dead of Night ★★★ (2016-09-09 14:54:30)

ポップ路線へと変更を計ったQ5に嫌気がさした(おまけに売れなかった)ボーカルのジョナサンKとギターのリック・ピアースらが中心となり結成されたバンドが1991年にリリースした1st。フロイド・ローズの影に隠れがちだったリックのギターを前面に出した活きのいいダイナミックな正攻法で攻めるバンドサウンドを披露、まさにQ5は本来進むべき道はこれだったんだと言わせるような使用で、あのNWOBHMに根ざしたアメリカンロックは懐かしさと共に親しみやすさもあり、その王道路線には思わず笑みがこぼれるほどの実直さを感じさせ、型にはめられる事無く自分たちの手腕を遺憾なく発揮しております。AC/DC風のタテノリナンバーなんかを聴くとジョナサンのポール・ショティーノ+ビフ・バイフォード÷2な歌声もノビノビしており、ズバッと切れ込んでくる独創性は無いかも知れませんが、安定したリズムセクションと堅実なギター、今まで以上に迫力の増した歌と持ち味と可能性を広げた作風に期待値も上がりましたね。時代は1991年、この時代に懐かしきアングラL.Aメタルが受けるわけもなく活動が暗礁に乗り上げたのが残念ですが、苦戦を強いられたシーンの中でエネルギッシュ音楽性はアメリカの良心を感じさせてくれるモノでした。


Q5 - When the Mirror Cracks ★★★ (2016-09-09 14:34:21)

トレモロ・アームユニットの考案者フロイド・ローズ率いるバンドが1986年にリリースした2nd。1stで聴けた活きのいいメロディックな攻撃的音楽性が大幅に減退、メジャー志向の甘口な歌モノ路線へと変貌を遂げるのですが、正直初見の驚きたるや、①の頭からシンセギター&シンセの音に驚愕、そのままフォリナー風と言えばいいのかエイジア風と言えばいいのか、メロディックでソフトなスタイルへと舵を切っており、①を最後まで聴く事無く一旦トレイから取り出しラックの底に一直線と若気の至りを恥じるのですが、大人になってから聴くとこれが実に味のある音楽性を追求しており、フロイド・ローズのギターは前作のような攻めの姿勢は魅せていませんが、ゲイリー・ムーアのバラード集を聴いているような音で勝負できるギターを弾いており、聴きようによっては実に美味しい作風へと昇華しております。とは言えメタルバンドとしての魅力は半減、唯一のスピードナンバーもタイトルトラックの⑤くらいなもんで逆に浮きまくっており収録しないほうがよかったんじゃないかと言いたくなる始末、⑩なんかもBONJOVI風の曲もあったりしますが、実はその問題ありと感じた①なんてフックに富んだ哀愁のメロディがギラリと光りを放つ素晴らしい仕上がりの曲であり、②以降もポップな曲も用意しつつジックリと耳を傾けたくなる良質な大人のハードサウンドを思いっきり奏でており、良く計算された作風に圧倒されます。僕も尖っていた10代、20代前半にこんな軟弱なもんをメタルなどと呼ぶ事は断じて許さん、血気盛んに息巻いておりましたが、おっさんになると許容範囲も広がり、むしろ大いに楽しめるから不思議なモノです。売れる事へのプレッシャー、目まぐるしく変わるシーンの流れ、時代は1986年、多くのバンドが成功と引き換えに大切なモノを差し出していた時代です、そう考えると路線変更と解散に至った経緯に疑問の余地はありませんね。メタル度は減ったが良質な楽曲を生みだしたセンスと才能は認めたいですね。


Blaakyum - Line of Fear ★★★ (2016-09-07 14:20:47)

レバノン産のパワー/スラッシュメタル系バンドが2016年にリリースした2nd。ヘヴィさやアグレッションを増量しているがキャッチーなリフワークは前作を凌ぐ冴えを魅せ、激烈でジャリジャリとしたギターから繰り出されるブルタリティ溢れる魅力的なフレーズやヘヴィでグルーヴィーなリズムの強靭さ、さらには時折流れる中近東風メロディにバンドを個性を感じさせ、その表現力の深さを生かした多彩な曲調とアレンジセンスに唸らされます。野太い歌声が咆哮する様の色艶もこの音楽性を牽引、どこか荒涼とした暴虐性が、彼らの魅力として感じられる所がありますが、激しく打ち込まれるビートの上をギラギラとしたギターが野蛮さを伴いグルングルンと転がっている様の無機質さと有機的な生々しいサウンドメイクも面白く(民族楽器やパーカッションのリズムなど)、無頼な破壊力とメイデン、プリースト辺りのバンドから引き継いだ欧州由来のダイナミックなドラマ性、それらを纏め上げた獰猛で野蛮な音楽性へと変換したのはレバノン産パワー/スラッシュメタルとしての個性を十分に確立、勿論、スラッシュ群からの影響もありますが、同様なバンドをルーツとするような節が見受けられるのが魅力だと思っています。


Mark Edwards - Code of Honor - Code of Honor ★★★ (2016-09-06 14:55:19)

歌が無くとも十分に楽しめるインストナンバー
スリルのある各人の熱の籠ったプレイに魅了
良いメロディは歌モノ以上に歌い上げ魅力的だ
マークも派手に叩いておりコージー風でもある


Mark Edwards - Code of Honor - Snakebite ★★★ (2016-09-06 14:53:09)

各自の見せ場を設けていますね
こういった攻撃的な曲でもティム・ボカードはらしさをそこなわい
クロード・シュネルのキーボードもスリルを演出する事に貢献
ギターは変化自在のテクニックで魅了
全員が主役と言える熱演


Mark Edwards - Code of Honor - Dance with the Devil ★★★ (2016-09-06 14:49:08)

本家ほどのド迫力さはありませんが
実直にコージードラミングに取り込んでいます
これはやりたくてソロを作ったのかなぁと思うような愛を感じますね


Mark Edwards - Code of Honor ★★★ (2016-09-06 14:45:21)

Steeler、Lion、Riotのドラマーとして日本でも人気のあった(インギーがプロデュースした3rd Stage Alertでも叩いていました)マーク・エドワーズが1985年にリリースした4曲入りのインストEP。参加メンバーに大御所のティム・ボカードやギターにはXEROやソロ活動で知られる敏腕ギタリストのビリー・リースギャングを迎え制作されており、ドラマー主役のインストものなんてつまらんと思われがちですが、これが4曲っての手伝って実に聴きやすく、また充実したお手前を披露。良く歌うギターを生かしつつもドラマーが主役だと言わんばかりのミックスが耳を惹きます(ミキシングはLOUDNESSでお馴染みのビル・フーリッシュ)。物凄くテクニカルなドラマーと言われるマークではありませんが、邪魔をしない的確なドラミングで魅了、敬愛するコージーのカヴァーも行い、バランス良く楽曲を配列と逆にもうチョイ叩いたらと声を掛けたくなるような使用で、ある意味ギターインストものかいなぁと聞こえるのがバランスの取れている証拠、各自の見せ場を設けるパートも用意したりと、ドラマーじゃなくとも大いに楽しめますね。軽快に走るオープニングのKamikaze、タイトルトラックなんてMSGを彷彿とさせる仕上がりにニヤニヤさせられるし、各自の見せ場を作ったノリのよいSnakebite、そしてコージーのカヴァーを真っ向から取り組みマークのバランス感覚の優れたドラミングを堪能しました。今作単体のCD化はありませんが、LIONの『Power of Love』とのカップリングで製品化されているのでパッケージに拘る方はそちらが手に入りやすいでしょうね。


LIQUID STEEL - Midnight Chaser ★★★ (2016-09-06 14:04:13)

オーストリア出身のツインギター編成5人組が2016年にリリースした2nd。所謂メイデン、プリースト直系のNWOTHMバンド、歌は弱いものの、勇壮なメロディとパワー漲るアグレッシブなサウンドが心地よく駆け抜ける様にはメタルバンドならではのカタルシスを開放、先人達の作り上げた様式を真っ向から引き継ぎ、現代に再アレンジした楽曲はどれも馴染みやすいモノがあり、下手すると単なるフォロワーで終わるのですが、ギリギリのところで踏みとどまっています。キャッチーなリフワーク、扇情的なフレーズを奏でるツインリードの調べ、欧州産ならではの湿り気のあるメロディ、中世ヨーロッパをイメージさせる王道スタイル故に飽きのサイクルも早そうですが、地に足を着け押さえるべき所を押さえるアレンジはHM/HR系の入門編に持ってこいではないでしょうか。


DOMINOE - Keep in Touch - No More Lies ★★★ (2016-09-05 14:35:28)

甘口のハードポップサウンドの中ではピリリとスパイスを利かせたアップテンポな一曲
この曲がもう少しアルバムにあった方がメリハリがあると思うのですが
ラストまで出てきません
甘美なメロディと絶妙なポップフィーリングが華麗にステップを刻むハードポップナンバー


DOMINOE - Keep in Touch - Touch ★★ (2016-09-05 14:31:54)

ストリングスをフューチャーしたバラード
お約束感満載です


DOMINOE - Keep in Touch - Miracle ★★★ (2016-09-05 14:30:32)

この辺りから通して聴いているとダレてきます
曲単位では素晴らしいポピュリズム溢れるハードポップサウンドを奏でており
AOR系のサウンドが好きな方ならグッとくるでしょう
この型にハマりすぎなのもドイツ産ならでは


DOMINOE - Keep in Touch - Let's Talk About Life ★★★ (2016-09-05 14:28:07)

少しギターが前に出ていますね
ハスキーで艶やかな歌声が哀愁のあるメロディを力強く感傷的に歌い上げるのが好き


DOMINOE - Keep in Touch - Here I Am ★★★ (2016-09-05 14:26:45)

メロディが優しいですね
ほっこりとさせてくれます
ほんのりの哀愁がたまらんね


DOMINOE - Keep in Touch - The Dice ★★★ (2016-09-05 14:25:20)

ポップフィーリングが弾けていますね
嫌みにならないキラキラ感が好きです


DOMINOE - Keep in Touch - I Don't Know ★★★ (2016-09-05 14:23:20)

ピアノの美しい音色に導かれる王道バラード
キラキラとした北欧の風を吹かしていますね
ドイツ産らしい生真面目さも型にハマっていて面白い


DOMINOE - Keep in Touch - Gettin' Hot ★★★ (2016-09-05 14:21:22)

ある意味お約束な曲ですね
産業ロックと呼ぶに相応しい洗練された一曲
大人の魅力満載です


DOMINOE - Keep in Touch - Family Man ★★★ (2016-09-05 14:19:27)

哀愁のある雄大なメロディが優しく包み込みます
アルバムのオープニングにぴったりの曲ですね


ATTICK DEMONS - Let's Raise Hell ★★★ (2016-09-03 15:32:45)

1stはRubicon Musicからリリースしたポルトガル出身の6人組による2016年リリースの2nd。あのブルース・ディッキンソンを彷彿とさせるパワフルな歌唱スタイルを存分に生かしたメイデン、プリーストタイプの王道正統派メタルを下地に、情熱的なポルトガルスタイルが上手く溶け合い、実にドラマ性の高いヒロイズム溢れる王道HM/HRサウンドを披露。
アタッキーなベースはスティーブハリス丸出し、荘厳な格式高いドラマ性は昨今のメイデンに通ずる魅力を内包しており、その切迫感溢れる構成力の高さ、でも難解に聴かせないアレンジセンスは単なるフォロワーで片付ける事のできない説得力の高さを持ち合わせており、憂いのあるメロディと情熱が迸るポルトガルスタイルが高次元でぶつかり合い火花を散らす姿はまさにメタルバンドの持ち合わせる魅力を、この上なく体現させてくれます。
ダイナミックなリズムプレイの柔軟さは、メイデン方式の構築美溢れる楽曲の根幹をなし、そして鋭いエッジを伴いつつも、キャッチーさを併せ持つギタープレイの数々は本家に肉薄する勢いだし、歌い手のなりきりぶりのクオリティも高くテンションを下げさせない最大の要因、メイデンタイプの音楽性が好きな方にはたまらんものがるでしょう。
それにしても軽快フットワークから打ち鳴らされる強靭なリズムとメイデンメロディが流れる瞬間のカッコよさは模倣を通り越し認めないといけない質の高さを持ってますね。マニアならずとも要チェックでしょう。


SKELATOR - King of Fear - Necromancer ★★★ (2016-09-03 14:50:37)

ネクロマンサーってタイトルも好きな人には期待を煽りますよね
単純に走るだけではない展開にマニアならグッとくるでょう
全曲濃厚なファンタジックメタルが詰まったアルバムだけに
耐性がないと胸やけMAXになるのですが
ヒロイズム溢れる勇壮なメロディと鉄壁のリフワーク&リズムプレイに悶絶ですね
このアングラ臭がたまらんぜ