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IRON CURTAIN (2014-07-11 09:05:25)

2007年に結成スペイン産の4人組。バンド名はディストラクションの曲から来ているのでしょうか?
完全に古き良きスピードメタルサウンドを聴かせています。グルッと回って世の中にこの手のサウンドがNWOTHMと言われ出ていく事は嬉しい限りです。


STRATUS - THROWING SHAPES ★★★ (2014-07-10 13:50:57)

アイアンメイデンのドラマー、クライブ・バーにプレイング・マンティスのトロイ兄弟、シンガーはバーニー・ショウとNWOBHMな面々が揃い仕上げてきたのがキーボードを生かしたポップでキャッチーな哀愁のハードポップアルバム(キーボードはUFOのギタリストになるローレンス・アーチャーがいたSTAMPEDEの人です)オリジナルは1984年なんですが2012年に紙ジャケ&リマスターで復活し一部のメロディ愛好家やNWOBHMマニアを狂喜乱舞させた幻の一品でしたね。今聴けば薄っぺらいしスカスカだし軽い音に、どこがメタルやねんと言われそうですが、おっさんの耳にはビンビンに響き渡るのです、爽快な哀メロバラード④あたりまで聴き進めれば、彼らのメロディを大切にしたアレンジに聴き惚れ、何を聴かせたいかが明確に見えてくると思います。クライブ同様、メイデン組のデニス・ストラットンが立ち上げたLIONHEARTあたりが好きな方らなすんなり楽しんでもらえるかと思います。流石のコーラスハーモニーも素晴らしいしロックのダイナミズムは失わずにアダルトすぎない叙情派サウンドにグイグイと惹き寄せられますね。


THRASHER - Burning at the Speed of Light - Widowmaker ★★★ (2014-07-10 13:27:25)

中々の迫力ですね
派手に走る一曲です
聴きどころも多いですよ


THRASHER - Burning at the Speed of Light - Burning at the Speed of Light ★★ (2014-07-10 13:25:21)

ダン・ビーラーのやけくそカミソリシャウティングも迫力満点ですね
ガチャガチャとした纏まりに欠けた面も有りますが
今作を象徴するような一曲です


BARILARI - Barilari ★★★ (2014-07-10 13:13:37)

南米はアルゼンチンが生んだ正統派HM/HRバンドRATA BLANCAのシンガー、エイドリアン・バリラーリのソロアルバム。ゲストにはイェンス・ヨハンソンやナイトウィッシュのメンバーなども参加し盛大に盛り上げていますね。サウンドはラタブランカ同様の情熱的な歌声を駆使した正統派サウンドを披露、まさに彼が求められている事を実直に音に表わせたようなファンにはたまらない内容となっていますね。ラストのRAINBOWのカヴァースパニッシュヴァージョンにマニアなら咽び泣く事でしょう。元々ラタブランカ自体の知名度も低くそこのシンガーのソロですからなおさらですが、英語版も出ているくらいなんで、語感が気になる方ら英語ヴァージョンを聴く事をおススメしますが、やはり彼の持ち味は巻き舌だと思う方はオリジナルヴァージョンを聴く事をおススメしますね。2003年リリースの今作は多くの正統派マニアを満足させるクオリティを保持していますね。知名度は低くくとも中身は一線級の一枚、線の細さはあれど南米のRAINBOWと言われたバンドのシンガーに偽りなしの情熱的な歌声に魅了されるでしょう。


ANNIHILATOR - Annihilator ★★★ (2014-07-08 13:33:02)

アルバムタイトルにバンド名を冠した2010年リリースのアルバム。ジェフ・ウォーターズが繰り出す緻密な構成とパワフルさの中にも繊細な響きを大切にしたギタープレイは相変わらず冴えているし知性も携えている。メタルを知り尽くした男がどこを切ってもメタルなサウンドに拘り絶大な存在感を露わに、切れ味の鋭さと小気味よさ、テクニカルなソロのインパクトも強烈な個性を放っていますね。速いだけではない暴力性と今風のリズム、モダンでヘヴィな要素も取り込み精巧なアナイアレイター風サウンド仕上げてきた天賦の才は健在でしたね。凄いわ、古臭くない今の時代を見据えたエネルギッシュな一枚を前に興奮を押さえられませでした。⑥みたいな曲もやっつけ感が出ないからね。恐れ入りました。


LONDON - Don't Cry Wolf ★★★ (2014-07-08 12:53:38)

所謂グラマラスなルックスから想像もつくポップでキャッチーな人工甘味料をたっぷりまぶした甘さが、ある種の代名詞だったL.Aメタルにおいて彼らほど、人脈を語る上で外せないバンドもなく古くはニッキー・シックスとギターのリジー・グレイの二人が中心となり立ち上げた事も有名なエピソードの一つですが、結局彼らは後輩の成功を眺めるだけで自らは栄光を掴む事無く消えてしまいました。聴く前から何となく○○風も想像出来るし、あまり期待をしていなかったのですが、これが以外とシリアスな筋の通ったメタルバンドでもっとパーティロック前回のグラムサウンドを想像していたので驚いたものです。⑧のKilling timeなんてグレイ・ホワイト風のナンバーだったり⑤ではビートルズをカヴァーするなど意欲的な作風を聴かせています。L.A的なシャープなメタルナンバーから、お約束のグラムサウンド、そしてワイルドなロックサウンドが危険な匂いを撒き散らし時には疾走する姿は十分、刺激的だし猥雑で毒気がある。荒削りな雰囲気モノのロックサウンドをカッコよく聴かせる術を知り尽くした、男たちのパフォーマンスは最後までテンションを下げさせる事無く聴き手を鼓舞し続けるでしょうね。個人的には10曲入り36分のランニングタイムも丁度よく、夏の暑い日に窓を開けドライブのお供に持って来いのサウンドでした。個性不足もなんのその、アラが出そうな危なっかしさも逆にスリル倍増、L.Aのクラブシーンをオーディン同様、ブイブイと言わせていた彼らが1986年にリリースした2nd。マニアならずとも手に取って欲しい一枚ですね。この雰囲気がたまらんよ


TOKYO BLADE - Tokyo Blade ★★ (2014-07-07 13:10:59)

シーンの勃興と隆盛を極めたNWOBHMの中から現れたTOKYO BLADEと言うバンド名から翻訳ミスかいな?と思えなくもない雰囲気が足を引っ張っているのか、今一つ大物になり切れなかった彼らが1983年にリリースした1st。NWOBHM特有の走り方と尖りまくった攻撃性、二本のギターが紡ぐ湿度も高めな叙情味あふれるメロディ、英国らしい骨太なサウンドが耳を惹くバンドでした。荒削りではありますが③⑥⑧あたりがおススメですね、NWOBHMマニアなら押さえておかないと損ですよ。


TOKYO BLADE - Tokyo Blade - Sunrise in Tokyo ★★★ (2014-07-07 12:51:38)

派手だし攻撃的だ
懐かしい空気を纏っていますね
どこを切ってもNWOBHMですよ


TOKYO BLADE - Tokyo Blade - Liar ★★★ (2014-07-07 12:48:16)

英国の風が吹き荒れていますね
湿ってるわ
湿り気ったっぷりですが荒々しいです


TOKYO BLADE - Tokyo Blade - If Heaven Is Hell ★★★ (2014-07-07 12:41:53)

ある意味哀愁度たっぷりな
パワーメタルなノリがたまらん


TOKYO BLADE - Tokyo Blade - Break the Chains ★★ (2014-07-07 12:39:18)

強引さも1stならでは
空回りな疾走感がたまらん


TOKYO BLADE - Tokyo Blade - Powergame ★★ (2014-07-07 12:37:52)

NWOBHMだねぇ
コテコテ感がたまらん


TURBO - Piąty żywioł ★★★ (2014-07-05 13:41:25)

前作から4年ぶりにリリースされた2013年発のアルバムです。前作の充実ぶりはそのままに更に深化したサウンドに唸らされますね。まさに東欧産ならではの翳りのあるメロディ、ダークな質感の中でギラリと光る叙情性と哀愁、アコギも巧みに導入し幅を広げ初期の黄金期を遥かに凌ぐ充実ぶりを魅せている。声質は前任者よりもマイルドだが張りのある歌声がアルバム全体に活力を与えターボサウンドの創始者Wojciech Hoffmannさんの期待に応えているでしょうね。また押しの強いリズムプレイが古臭さなども感じさせず、表現力豊かなギタープレイは印象的なフレーズを奏でソロでは切れ味鋭く前作同様エモーショナルだ。2005年のアルバムと2009年のアルバムを足したら出来上がったような今作を聴き、2014年に英語詩に変えて北米で再リリースされた事も頷けますね(アルバムタイトルはThe Fifth Element)古くなくモダンすぎない新時代を生き抜く充実の一枚、正統派メタルマニアなら手を出しても損はしませんよ。


TURBO - Strażnik Światła ★★★ (2014-07-05 13:11:21)

ポーランドが生んだ伝説のHM/HRバンドであるターボが満を持して2009年にリリースされたアルバム。ボーカルが黄金時代を支え再結成時にも看板を掲げたGrzegorz KupczykさんからTomasz Struszczykさんへと変更、これがかなりの逸材で前任者にもひけをとらないどころか若々しく艶やかな歌声を披露、看板シンガー交代劇のピンチを難なく乗り越えています。もともとターボは時流に合わせ音楽性を変えてきたのでシンガー交代による変貌もあるかもと聴く前は不安だったのですが前作の流れを更にトラディショナルな方向へと舵を切り、今まで以上に叙情的なメロディが飛び出し哀愁と迸るメタル魂が激しくぶつかり合い、アコギのパートなども盛り込みエピカルなドラマ性を扇動しています。特に中盤の流れは組み曲のようでもあり、通して聴くとコンセプトアルバム的な作風のように聞こえ、円熟味を増したプレイと楽曲に隙はなく一定の緊張感を保ちながら最後まで安心して身を任せる事が出来ますね。トラディショナルなHM/HRの復権も目覚ましい昨今ですが、彼らも後押しされるように自らが切り開いた正統派サウンドへと回帰しております。ポーランドと言えば今やデスメタルですが、シーンを切り開いたのはターボのような正統派メタルだった事を再認識させてくれる充実の一枚、老いてますます盛んなリードギターの情念たっぷりなメタルギターに唸らされますね。


ATROPHY - Violent by Nature ★★★ (2014-07-04 23:33:50)

1990年リリースの2nd。歌えるボーカルを擁するスラッシュメタルバンド。ギターもテクニカルかつ印象的なフレーズを持ち込み狭い曲調の中でも多様なパターン具現化し幅を広げています。タイトに刻まれるリフとスリリングなソロは実に魅力的だ。またエクソダスにも通ずる攻撃性と破壊力は聴いていて清々しい。アラは無いが意外と新鮮味に欠ける点が気になる人もいるでしょうが、スラッシュメタルの隠れた名盤とおススメできますね。時には力任せで雪崩の如く襲いかかる凄みや整った演奏との対比も面白いし鋭角的な切れ味を兼ね備えたミドルパートの充実ぶりも各メンバーが自分の役割をしっかりとこなしているからでしょう。アルバム通して聴いても飽きがこないのは、そのあたりの工夫が現われています。


Sinawe - Four ★★ (2014-07-04 23:16:01)

かつて国産メタルバンドの先駆者LOUDNESSに挑戦状を叩きつけたと言われた韓国産HM/HRバンドが1990年にリリースした4枚目。英語と母国語が入り混じった歌詞は日本語英語に慣れているので気になりません、むしろ違う国の言葉なので然したる問題もなく耳に溶け込んできますかね。少々サウンドプロダクションの脆弱さと一昔前の国産メタルにも通ずるマイナー臭が漂い1990年ものと思えない作風に、この時代の韓国は日本を模倣し目指していたのかな?思わされますね。当時の韓国野球も二流扱いだったもんね。アジアならではの泣きと叙情味あふれるメロディ、やや個性不足で欧米に対する憧れが滲み出ており、きっと欧米のロック先進国は日本のメタルにも同じ匂いを感じるんでしょうね。僕は彼らのサウンドからそんな空気を淀みなく味わうことができ、恥ずかしくもあり懐かしくもあります。類型的なサウンドなんですが憎めない懐かしい雰囲気を味わえる一枚、そしてやっぱり韓流な雰囲気はありますよ。


Sinawe - Four - Winter Rain ★★★ (2014-07-04 22:57:48)

アコギも泣かせるベタベタのバラード
ある意味韓流だよね


Sinawe - Four - Farewell to Love ★★★ (2014-07-04 22:56:27)

歌謡テイスト満載
甘く切ない哀愁のメロディックメタル
お約束の一曲ですね
アジアでしょう


Sinawe - Four - Set My Fire ★★★ (2014-07-04 22:55:22)

気合いの入った一曲ですね
アルバムの幕開けに相応しいでしょう


Sinawe (2014-07-04 22:51:56)

80年代から韓国で活躍する正統派HM/HRバンドです。
1991年に一度解散するのですが再結成後は時流に合わせた音楽性に変わったと思います。
詳しいバイオは分かりませんが我が国産バンドにも通ずる泣きとアジアなサウンドが楽しめますよ。


Shocker - Shocker Soundtrack - Different Breed / Dead on ★★★ (2014-07-04 22:41:32)

NYの5人組です
US産正統派パワーメタル万歳な一曲ですね
レインボーなどもやった山の宮殿のフレーズも飛び出します


Shocker - Shocker Soundtrack - The Awakening / Voodoo X ★★★ (2014-07-04 22:38:53)

US産のAOR系のバンドですね
スケールの大きなメロディアスHM/HR系の隠れた名曲です
凄いわ


Shocker - Shocker Soundtrack - Demon Bell / Dangerous Toys ★★★ (2014-07-04 22:34:56)

この曲もサントラ用ですね
色気のある個性的な歌声がエエです
このノリがらしいわ


Shocker - Shocker Soundtrack - Timeless Love / Saraya ★★★ (2014-07-04 22:23:27)

実力派女性シンガーサラヤが歌う儚さ命のバラード
キュートな歌声が映えますね
ある意味アルバムのハイライト
ギターも職人肌のスティーブン・ルカサー


Shocker - Shocker Soundtrack - Sword and Stone / Bonfire ★★★ (2014-07-04 22:20:55)

彼ららしいスケールの大きな大陸的なノリが好きですね
コーラスハーモニーもらしいです
キャッチーなシングル向けの一曲


Shocker - Shocker Soundtrack - No More Mr.Nice Guy / Megadeth ★★★ (2014-07-04 22:18:40)

アリス・クーパーのカヴァー
彼らにしてはめちゃくちゃポップなんですがエエ感じで仕上げています
好きなアレンジですよ


Shocker - Shocker Soundtrack - Shocker / the Dudes of Wrath ★★★ (2014-07-04 22:17:23)

デスモンド・チャイルドとポール・スタンレーによるツインボーカルを堪能出来ます。
ラストへ向けての弾けっぷりの見事ですね
キャラを生かした名曲でしょう
このメンバーでアルバムを聴きたいと思わせる一曲です
ちなみにバックはヴィヴィアン・キャンベル(g)、ルディー・サーゾ(b)、トミー・リー(ds)、コーラスにケイン・ロバーツ(b.vo)、マイケル・アンソニー(b.vo)ね


Shocker - Shocker Soundtrack - Love Transfusion / Iggy Pop ★★ (2014-07-04 22:15:39)

パンク界の帝王として知られるイギーポップの曲
これがオリジナルなのか既発音源なのかサッパリ分かりませんが
ホーンセクションも聞こえてくるノリの良い一曲です
ハードなソロもいいね


Shocker (2014-07-04 22:04:06)

アメリカのホラー映画。監督はエルムガイの悪夢やスクリームシリーズで知られる人です。参加メンバーも豪華な布陣でメガデスやサラヤ、イギーポップにデンジャラストイズ、サントラ用にプロジェクトが更に豪華でポール・スタンレーにトミーリー、ヴィヴィアン・キャンベルにルディ・サーゾ。デスモンド・チャイルドはリードボーカルも取っております。HM/HR系のミュージシャンが参加する充実の一枚ですよ。イタリアンホラーの「デモンズ」や「フェノメナ」も豪華でしたが、オリジナリティではこちらが上でしょうかね。


BLACK SABBATH - Forbidden ★★★ (2014-07-01 15:14:52)

リリース前もリリース後も多くの方から非難を受けたサバス史上もっとも問題の多かったアルバム。理由はプロデューサーに黒人ラッパーとラップのパートがある事が発端となり英国の伝統、ひいてはメタルへの愚弄等と散々な言われようでした。当時の風潮は確実にネガティブなもので、そりゃもう忘れられませんね。
と言うわけで今作は友人がただ同然で譲ってくれた一枚、結論から言えば「何があかんの??」「サバスじゃん」「いやいや丸っきりサバスじゃん」誤解を恐れずに言えば僕は様式美系サウンドが大好物なのです「TYR」や「The Eternal Idol」「Headless Cross」なんかは様式美系としては誉れ高いが所謂、サバス的な感覚で言えばちょっと違う方向になるわけです。そういう観点から行けば今作はそれまでのサバス同様流れの中で出来上がった一作だし、概ねこれまでのスタイルを踏襲しているし網羅している。何故にあそこまで叩かれたか悩まされる一枚となりました。ドゥーミーな①のラップなんて全然気にならないし完全に消化されている、ポップな⑧もマーティンの深みはあるがマイルドな歌唱スタイルやジェフの奥行きのあるプレイ、コージーのドラムと威厳は失われていない(全般的に力の弱いダイナミズムに欠けたミキシングは不満です)。ラッパーを入れた実験要素などほぼなし、ある意味、黄金のラインナップが今の時代を意識しらしさを失わず多様性も孕み聴きやすくまとめた意欲作と言うだけの話。こういう問題作を逆説的に持ち上げる風潮もありますが、ドゥームより様式美派の僕としては尚更、引き寄せられる要素も強いですね。マーティンならではの歌声が深みのあるサウンドにマイルドな要素を持ち込み聴きやすくまとめ上げた今作の光沢も新時代の1995年のサバスサウンドだと激しく思います。


こっからは少々話が変わるのですが、メタルにラップなどけしからんと叩きのめされたアルバムですが(トニー・マーティンもあかんのだろうね?)その数年後、メタル界はどうなったでしょうか?そして今はメタルにラップなんて当たり前にあるわけだし、なんならこれがこれからの形、マーティンのようなメロディをなぞるなんて古い古い古い、グォーっと叫んでいないの、言われているわけです。最終形態がマスク被って大所帯です。時代が違うと言われればそれまでですが、いまもっても今作がダメなら…もう言いませんが、このアルバムを聴くと当時を思い出し嫌な気持ちになり、今を見渡せば腹が立ちます。1995年、20代の僕はまだまだウブでした。それはHM/HR系の音楽に、流行り廃りなどとは無縁の音楽でどんなにセールス的に優れたものがあってもサバスやメイデン・プリースト等の前では不要な論理と思っていたわけです。その後のシーンの激変ぶりを僕は遠くから見ておりました。まさに他人事なわけです。時代とともにスタンダードが変わるわけがない、それだけの話です。


LIVING DEATH - Metal Revolution ★★ (2014-06-27 15:50:57)

1986年リリースの2nd。音質の向上もさることながらアンサンブルも落ち着き安定感は倍増、まずは成長を伺わせますね。サウンドはモロに同郷のアクセプトをなぞっているし当時のジャーマンシーンを反映、小気味よくキレていくリフワークとガシャンがシャンとした金属音が程よく刺激していきます。爆発力のあるスピードナンバーやオカルト風味のヘヴィサウンドと前作よりも練り上げられた楽曲は破天荒性が薄れた分、やや個性が埋没した感は否めないのですが研ぎ澄まされたパワーとアグレッションが更なるバンドのイメージを補強し推進力となり力強く突き進んでいく様は頼もしい限りです。


EXCITER - Long Live the Loud ★★ (2014-06-26 23:27:24)

剛球一直線、はち切れんばかりのパワーが内包されている1985年リリースの3rd。ドラマティックな院ストから一気に走りだします、とにかく走ります。その凄みとバカバカしさときたらマニアならずとも拳を振り上げずにはいられないでしょうね。アンサンブルなどクソ喰らえ重く激しく突っ走る計算されたバカバカしさがたまらなくカッコイイですね。勿論⑦のようなヘヴィなグルーブが心地よいミドルナンバーも用意されておりスピードとパワーだけで押しまくるわけではない度量も見せつけています。こういったナンバーになると途端に歌の下手さが気になりますが、それも味ですよね。方向性がハッキリしているとは言え少々ラフすぎるサウンドプロダクションに疲労感も覚えますがそれがB級メタルたる所以でしょう。勿論、僕は好きですよ。今ではボートラ3曲入りの全11曲でCD化もされていますのでパワー/スラッシュサウンドをお探しの方にはおススメですね。何から何まで派手にぶっ飛ばしていますからね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Morning Sun ★★★ (2014-06-26 23:03:58)

歌心溢れる北島のギターは素晴らしい
今作のハイライトとも言える一曲


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Touch Operation ★★★ (2014-06-26 23:03:10)

こちらものちにリメイクされていますね
松本の伸びやかなプレイを堪能出来ます


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Dead Line ★★★ (2014-06-26 22:58:58)

ギターは松本
派手なアーミングにフラッシーなプレイ
良く歌っていますね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - What's Happening ★★★ (2014-06-26 22:55:33)

北島健二によるインストナンバー
テクニックは勿論ですが彼のギターと分かる個性も素晴らしい


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Tiny Wing ★★★ (2014-06-26 22:52:58)

ギターは松川敏也
マイナースケールを華麗に弾き倒しています
美しいね
輝いているわ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Truth ★★★ (2014-06-26 22:48:58)

歌が弱いのですが
大人のロックサウンドです
ギターは弾いてますよ
メロディも美しいですね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Justice of Black ★★★ (2014-06-26 22:47:45)

ギターは橘高文彦
後にリメイクもしているインストナンバー
艶やかなダークが妖しく光るらいし一曲です
美しいですよ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Falcon ★★★ (2014-06-26 22:44:57)

橘高らしいメロディックなインストナンバー
飛翔感もありますね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 ★★★ (2014-06-26 22:42:03)

1985年リリースの第一弾、参加ギタリストは松本孝弘①②松川敏也③④北島健二⑤⑥橘高文彦⑦⑧(第二弾はジョージ吾妻、小川銀次、武田和夫、土方隆行)と各プレイヤーが2曲づつ楽曲を提供し自らのギタリストとしての力量を存分に発揮したオムニバスアルバム、③以外はオールインストですが各プレイヤーのカラーの違いも手伝ってサクッと聴き通せますね。メンバーの中でも一番メタリックな音色とスピードで勝負を掛けた松本の若さあふれるプレイは爽快だし懐かしい派手なアーミングも時代を反映していて面白い。歌入りも持ち込んだ松川はらしいトーンを聴かせてくれる繊細さと甘さが絶妙で独特のタッチが素晴らしい。北島健二も凄いギターを聴かせている、エモーショナルだし⑥のようなダイナミックさも彼の技量を存分に知らしめています。若干19歳の橘高さんはリメイクもされている⑧なんかを聴くと、ある程度完成されたスケールを大きさを感じさせゾクゾクワクワクとさせてくれます。本当か嘘かは分かりませんが、レコーディングは一発撮りだったらしく、それを考えると凄い技量のミュージシャンだと驚かされますよね。またその方が納得できます、明らかなミスをそのまま収録してますからね。日本が生んだ天才ギタリスト4人組が火花を散らすインストプレイの数々、アルバムタイトルに相応しい内容ですね。


MASS - Voices in the Night ★★★ (2014-06-24 18:23:41)

US産のメロディアスHM/HRバンドがプロデューサーに、ストライパーのマイケル・スウィートを迎え1989年に、あのエニグマからリリースされた2nd。メロディを大切にした透明感溢れるサウンドはまさにストライパーと同路線、ベタベタしすぎない泣きは爽快だし、ハードなギターを軸に分厚いコーラスハーモニーを重ねたスタイルは時代を巧みに反映していますね。80年代らしい華やかさと活きの良さ、そこに嫌みにならない透明感と叙情味溢れるメロディの導入はマニアならずとも食指が動くのではないでしょうか、US産らしいキャッチーさとノリの良さも忘れていませんので品数は多いですよ。


MAD MAX - Rollin' Thunder - Rollin' Thunder ★★★ (2014-06-24 18:06:05)

哀愁のミドルナンバー
アルバムのタイトルトラック


MAD MAX - Rollin' Thunder - Shout And Cry ★★★ (2014-06-24 18:05:10)

ギターソロを頭に持ってきて
そこから一気に走ります
若いね


MAD MAX - Rollin' Thunder - Stranger ★★★ (2014-06-24 18:03:39)

もう一つ弾けませんが
欧州産の泣きが猛烈に発散されています
メロディアスなミドルナンバー


MAD MAX - Rollin' Thunder ★★★ (2014-06-24 18:02:43)

1984年リリースの2nd。ドイツが生んだ稀代のメロディメイカー、マイケル・ヴォスがシンガーとして参加した記念すべき1作目です。漲るパワーとダイナミックなリズム、実に真っ当なHM/HRサウンドを展開しており青臭さは残るものの欧州ならではの哀愁と湿度の高いメロディが強烈なマイナー臭を発散しヴォスの歌い上げるキャッチーなメロと絶妙な絡みを魅せ躍動していく①④なんて聴かされたらやるなぁと思いますよね。②⑥のようなシャープな切れ味を誇る疾走ナンバーもあり若さが溢れています。全般的に詰めの甘さは否めませんがヴォーカルのしっかりとした正統派サウンドを堪能出来、また2本のギターの絡みも上々で枠組みのしっかりとしたサウンドは好感が持てますね。


MAD MAX - Rollin' Thunder - Evil Message ★★★ (2014-06-24 17:49:38)

ガッツ溢れる疾走ナンバー
青臭いパワフルさも好きです


MAD MAX - Rollin' Thunder - Fly Fly Away ★★★ (2014-06-24 17:48:27)

ヨーロピアンな香りが漂っていますね
メロディアスなミドルナンバー


MAD MAX - Rollin' Thunder - Thoughts Of A Dying Man ★★★ (2014-06-24 17:46:23)

哀愁のパワーバラード
欧州の泣きに咽びます


JACK STARRS BURNING STARR - Jack Starr's Burning Starr ★★★ (2014-06-23 17:17:17)

Jack Starr's Burning Starr名義による1989年リリースの4枚目。ここにきて爽快感のあるメロディアスなサウンドへと方向転換、隠しきれないメタリックなアプローチとポップセンス溢れるキャッチーな歌メロと刺激的なジャックのギターとの相性は微妙なんですが血迷った駄作と切り捨てる事は出来ないですね。ドンシャリとけたたましいドラムは健在だし良く動くベースも美味しい。抑え気味だが鋭角的なリフワークも聞こえるし基本はメタルなんだが装飾がかなりヨソいきというか、垢ぬけたサウンドへとシフトチェンジしています。所謂シュラプネル系列とも違うタイプのギタリストだっただけに自身のカラーを打ち出す方向性に迷いもあったのかもしれません。音に対するゴリゴリ感は劣りますがメロディに気を配しキーボードも使い音楽性の幅を広げた意欲作は大いに買いですよ。歌モノの中でも譲れないメタルな精神を感じますからね。


JACK STARRS BURNING STARR - Blaze of Glory ★★★ (2014-06-23 16:48:40)

1987年に「Jack Starr's Burning Starr」名義でリリースされた3枚目。CDとアナログでは曲がCDが2曲多く収録されています。これが当時を反映させるシャープなL.A風のサウンドで前作のようなガチガチのUS産パワーメタルを期待すると肩透かしを食らいますが③以降は盛り返します。いや無かったことになるくらいゴリゴリのスタイルに戻ります、若干前作よりは幅を広げてきたのでしょうがジャック・スターの力強いギタープレイは健在だし無骨なほどに勇ましいリズムプレイもメタリックだ。ヒロイックと言っても差し支えのないメロディもあるし硬質なパワーも失われていない、結局はなにも変わらないので安心して聴ける1枚となっています。少々強引でも弾き倒すギターとパワフルな楽曲に引き寄せられますね


TAK MATSUMOTO - Thousand Wave - SPAIN ★★★ (2014-06-23 16:08:57)

入魂の一曲
凄いアレンジと野心が凄い
ギタリストのソロアルバムだね


TAK MATSUMOTO - Thousand Wave - Take Five ★★★ (2014-06-23 16:07:32)

面白いアレンジです
背伸びした感もありますが
聴いても弾いても面白い一曲


TAK MATSUMOTO - Thousand Wave ★★★ (2014-06-23 16:05:18)

スタジオミュージシャン?としてデビュー当時から注目はされていたギタリスト、松本孝弘の記念すべき1stソロ。一聴して分かる樋口のラウドドラミング、TMでのお仕事仲間の西村聡や小室哲哉本人、盟友増田隆信などが参加、主役である松本を盛り立てていますね。ギタリストのソロですからね、フュージョン系の味付けも施されており、それまでの経歴も含め多彩な楽曲をHM/HRに集約し披露。上手い演奏と巧みな技がぶつかり合うバトルに興味津々、メタル界の中でも名の売れた先輩ギタリストたちに追いつき追い越せの野心溢れる彼が持ち合わせるテクニックをふんだんに盛り込んだ充実の一枚です。のちにTM時代の素養を活かし自身のルーツとデジタル小室流ディスコサウンドを取り込んだ打ち込みロックで空前絶後の大成功者となるのですが、ここで聴ける若さと心を打つテクニカルなプレイの数々が色あせる事はありませんね。


ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB BAND - ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB - MISTREATED ★★★ (2014-06-23 15:31:55)

情念の歌声を聴かせる生沢の上手さも光ります
成功者の松本が弾いてもイマイチ泣けない
性格がねじ曲がった自分が悪いんだけどね
エエカヴァーですよ
間違いなく


ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB BAND - ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB - MOVE OVER ★★★ (2014-06-23 15:26:52)

歌が凄い
この音圧は人見元基ならでは
惜しい逸材の隠居に複雑な気持ちを抱きます


ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB BAND - ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB - CAUSE WE'VE ENDED AS LOVERS ★★★ (2014-06-23 15:24:28)

出だしから拘ったんでしょうね
なるほどなぁと感心させられる一曲ですね


ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB BAND - ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB - SUNSET ★★★ (2014-06-23 15:22:39)

タッチやトーンもまんま弾くだけではない
拘りが感じられます
愛溢れるカヴァーですね
青山純のドラムもイイですね


ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB BAND - ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB - FOOL FOR YOUR LOVINNG ★★★ (2014-06-23 15:20:04)

僕が友人とコピーした時はバーニー・マースデンを担当
思い入れの強い一曲でした
曲全体のフィーリングも
ソロも松本流のアレンジが映えますね


ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB BAND - ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB - INTO THE ARENA ★★★ (2014-06-23 15:15:38)

成り切りぶりも相当ですね
増田もイイねぇ


ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB BAND - ROCK'N'ROLL STANDARD CLUB - WISHING WELL ★★★ (2014-06-23 15:12:55)

原曲はFREE
本当にスタンダードな一曲です
レスポールにヴィブラードとポール・コゾフですね
流石だね
一発で分かるドラムの樋口もまた凄い


北島健二 - Zodiac 反逆のギター戦士 ★★★ (2014-06-23 14:41:25)

数多くのスタジオワークでの功績は勿論、浜田麻里のバックやTMネットワークとのお仕事など、のちにそこから派生したともとれるデジタルサウンドで鳴らしたフェンスオブディフェンス(松本孝弘のように開き直れなかったのがセールスに繋がらず残念)等で活躍をしている北島健二が1981年にリリースした1st。実に彼の味のあるギターワークが炸裂しています。ソロ形態ですが歌入りでZEP風の渋めのHM/HRサウンドが展開されており聴き応え十分、ジェフ・ベック愛溢れるエモーショナルなギターと確かなテクニック、ワビサビを経た懐深いプレイは実に心地よい響きです、バックを支えるメンバーもZEP風のプレイで成り切り度も相当なものでシンガーとして全面参加の織田哲郎の仕上がりは相当なものだ、当時の録音技術だし迫力不足なサウンドではあるかもしれませんが、みんな演奏が上手いんですよね。テクノロジーにより掛かり過ぎていない生身のサウンドを体感できるのです。ジェフ・ベック愛溢れる⑦の成り切り度も上々な古典的スタイルを継承するバンドサウンドに拘った一枚ですね。


Sacred Blade - Of the Sun + Moon ★★★ (2014-06-22 14:48:09)

カナダ出身の4人組が1986年にリリースした1st。フリーメイソンなジャケットからもイメージできるようにどこか近未来なサウンドを思い起こさせ大真面目なプレイスタイルとの相乗効果も有り独自のカラーを打ち立てている、同郷のラッシュからの影響も大きいのかも知れませんがテクニカルな要素も強く幾重にも折り重なる構成の旨味は相当なものだし、広がりのあるサウンドメイクは優雅だし、より攻撃的でこちらの方がメタリックですね。複雑な展開と重量感のバランスも良くシンガーの淡々とした歌い回しも、聴き進むにつれフィット感も増し独自の世界観をより推し進めています。今アルバム一枚を残し消えてしまったのですが、当時の背景を考えると貴重な音を伝えるバンドでしたね。


JACK STARRS BURNING STARR - No Turning Back! ★★★ (2014-06-22 14:21:48)

こちらはJack Starr's Burning Starr名義で1986年にリリースされたアルバムです。ベースはヴァージンスティールのジョー・オライリー、Voは一時期RIOTにも加入していたハイトーン系のシンガー、マイク・ティレリらを迎え制作。正直に言いますと聴いたことあるフレーズも飛び出すし、粗挽きな演奏もあったりと気になる面は多々ありますが、ガチガチのコンクリートサウンドは健在だし、弾きまくるソロも彼本来の魅力の一つでしょう。鋭角的な音色とキレは類型的な曲の中でキラリと光を放っています。US産の正統派らしい重さと硬さを兼ね備えたサウンドも程よくエッジが立っており攻撃的だし緩急の付け方も走り方もカッコいい。やや強引すぎな展開に不自然さなんかも感じるんですが、彼の気迫と言うか勢いみたいなもんは大いに買いますし方向性を一点に集中させた音楽性も頼もしい限りである。決定打に欠けるのですが全体のクオリティは及第点を超えており、なにか一皮むければとんでもない作品になりそうな雰囲気を残しつつも結果としては所謂、パワーメタル色の強い正統派メタルで終わってしまいます。実はそこが一番愛すべき点でもあるんですがね、その姿にはマイナーリーグの打点王的な匂いがプンプンと漂い、元木留年騒動でも有名な即戦力と期待され2軍では十分すぎるほどの成績を残すも、一軍では結果を出せなかったジャイアンツの大森剛を思い出しますね。適度なスピード感と重量感、破綻しない曲作り、迷いのない方向性が生み出した純度の高い精神性が色濃く反映されたコンクリートサウンドにグッとこみ上げてくるものはあるかと思いますがいかがでしょうか?マニアなら手を出しても損はしない一品ですね


JACK STARR - Out of the Darkness ★★★ (2014-06-21 18:21:58)

VIRGIN STEELEで二枚のアルバムを残しソロに転身、今作はその第一弾で1984年リリースです。メンバーはシンガーにRIOTのレット・フォリスターを迎えバックにはRODSのメンバーと来てますからね。職人肌タイプのギタリストの組み合わせに、どんな音が飛び出すか興味は尽きないし想像力を掻き立てられます。まずはオープニングがゴリゴリのUS産正統派メタル「Concrete Warrior」からスタート(この手のサウンドを比喩する時のヒントにもなったコンクリートという言葉)むき出しのソロは流石の職人技、熱いし上手い。そのあともバラエティに富んだ内容へと仕上げてきてます。曲によってはかなり劇熱なギタープレイを聴かせ個性を発揮、エモーショナルなプレイを堪能できるメタリックでもある⑧なんかと聴くと、その印象はより高くなります。どこか成りきれない能天気なアメリカンロックナンバーを歌うレットも悪くないね。曲によっては印象もガラリと変わるバンドサウンドを貫いたソロ第一弾、トリッキーなプレイも悪くないですよ。ちなみに⑨ではレインボーでドラムを叩いていた、ゲイリー・ドリスコルの名前もあります。マニアなら食指も動きますかね。


W.A.S.P. - The Crimson Idol ★★★ (2014-06-21 17:54:32)

のこぎり股間のワイルドでキャッチーなL.Aメタルバンドが華麗なる変貌と遂げた1992年リリースのコンセプトアルバム。専任ベースに、盟友クリス・ホムルスの抜けてしまいゲスト参加で凌いだアルバムなのですが、そんな不安を遥か彼方へと吹っ飛ばすバッケンレコードを軽く超えた大ジャンプに驚きを隠せません。前作でえらくシリアスな作風にまとめてきたのですが今作はその路線をさらに推し進め、意外や意外コンセプト作への挑戦と来ましたからね、ところがコンセプトアルバムにありがちな難解さや無駄なSEなんかで曲数を増やす事もなく、説明いらぬ純粋に一曲一曲楽しんで聴くこともできるし英語の分かる方なら尚更、その世界観に引き込まれ楽しむことが出来るのでしょうね。スローな出だしから一転、名手フランキー・バネリのキレのあるドラミングも印象的な①から名作の匂いが漂い、新旧の魅力が詰まった②で昇天、③から怒濤の展開に完全に引き込まれ、彼らの織りなすサウンドに魅了されまくりの60分。途切れる事のない緊張感といい意味でのロックなラフさと気難しくならない遊びがあり、曲に合わせ歌い方に工夫を凝らす主役のブラッキーのパフォーマンスは過去最高の出来栄えでしょう。いや、むしろこんなに歌い込めたのかという驚きいうか尊敬の念を持って接しなければいけないストーリーテラーとしての役割を十二分に果たしています。KISSのギタリストを弟の持つボブ・キューリックは上手いね、ツボを押さえた華やかさも併せ持つプレイで、多彩なコーラスワークも導入したキャッチーながらもシリアスな一代ドラマに貢献、主役を盛り立てる躍進ぶりに目を細めますね。時代も時代だし彼らのイメージからするとセールス的にどうだったのかは分かりませんが、歴史に残る隠れた一枚として後世に伝えたいですね。ブラッキー・ローレンスがいかなるイメージ戦略を誇りのこぎり股間で売り出したのか?シリアスな作風の挑戦を前に、やっぱり頭が良くないと、ああいう事はやらないもんだと妙に納得させられましたね。生き残りへの画策と初期の頃とは違えど実にエンターテイメント性に優れた入魂の一枚、是非とも聴いて欲しいですね。


BLAZON STONE - Return to Port Royal ★★ (2014-06-19 08:41:11)

バンド名とアルバムタイトル、これはまさにジャーマンHM/HRの雄、ランニングワイルドそのものである、そして出している音もランニングワイルドそのものである、良質なコピーバンドだと言えばそれまでだが、彼らを愛し勉強していますね。2013年リリースの1st、雰囲気で手を出した大人買いの一枚、先人たちの影響を微塵も隠さない王道を行くメロディックパワーメタルが展開されており、聴く人によっては怒られそうですが、僕は楽しみましたよ。パクリととるかオマージュと取るかで評価も分かれますからね。やりすぎ感満載ですが、愛が勝っていると思います。ランニングワイルド直系の勇壮さと叙情的なメロディを活かした海賊サウンドをギター・ベース・ドラムの三役を一人でこなしたCed君の責任も大きいでしょうが、彼らがスウェーデン出身ということに二度驚かされました。これジャーマンじゃん。北欧からこっちのヴァイキングメタルをやられるとは思わなんだ(笑)


MAD MAX - Night of Passion - Starcrossed Lovers ★★★ (2014-06-19 08:19:31)

歌詞カードを見なくても冒頭でロミオとジュリエットと来てますね
ハードでロマンティックな一曲でしょう
甘く切ない馴染みやすいメロディが印象的です


MAD MAX - Night of Passion - Night of Passion ★★★ (2014-06-19 08:17:12)

アルバムのタイトルトラックだけの事はありますね
ハードだしキャッチーな今作を象徴するような曲です
マイケル・ヴォス節も上々な名曲ですね


MAD MAX - Night of Passion - Hearts on Fire ★★★ (2014-06-19 08:14:22)

甘いわ
どこか切ない酸っぱさがいい
それにしてもアメリカンだな


MAD MAX - Night of Passion - Wild and Seventeen ★★★ (2014-06-19 08:11:54)

欧州の香りを散りばめたアメリカンロック
この哀愁がマイケル・ヴォスだな
ソロもいいですよ


MAD MAX - Night of Passion - Dive Through the Sky ★★★ (2014-06-19 08:09:34)

重さも有りますが軽やかですね
爽快感も上々な疾走ナンバー


MAD MAX - Night of Passion - Burning the Stage ★★★ (2014-06-19 08:07:56)

なんだか大げさな始まりですね
そのまま重厚な雰囲気で曲が流れています
甘めの歌メロを上手く乗せていますね
サビに向かっていく流れにキュンとさせられます


MAD MAX - Night of Passion - Wait for the Night ★★★ (2014-06-19 08:04:43)

ダイナミックですね
勢いのある疾走ナンバー
甘めの歌メロがマッチングしてますね
流石の一曲です


MAD MAX - Night of Passion - Love Loaded ★★★ (2014-06-19 08:03:26)

イントロからかましてくれる
ジョシュアのギターが印象的ですね
メロディアスでハードなダイナミズムがカッコイイです


MAD MAX - Night of Passion ★★★ (2014-06-19 07:59:45)

今やマイケル・シャンカーと一緒に行動を共にするマイケル・ヴォス率いるジャーマンメロディックHM/HRバンドが1987年にリリースした4th。活きの良いダイナミックなサウンドとマイケル・ヴォス節とも言える甘いメロディとの融合が高次元で果たされており実に良質なアルバムへと仕上げています。軟弱にならないハードさがキャッチネスも高めな楽曲の中でめい一杯盛り込まれておりロックな男前度を上々、流石はジャーマンメタルだと思わせてくれますね。日本のMAKE-UPも手掛けたSWEETのカヴァーがシングルカットされヒットしたようですが、オリジナル曲も十二分に魅力的で個人的にはカヴァーはおまけ程度と思っていますがいかがでしょうか?アメリカ市場を意識したポップフィーリングとマイケル・ヴォスのメロセンス、そこにドイツ産の男気がまぶされたメジャー感溢れる一枚、メロディ派なら聴いて損はしませんよ。べったり泣いていないし、フワフワ軽めでもない硬質さが丁度よいのです。


ACCUSER - Diabolic ★★★ (2014-06-19 07:36:03)

アルバムタイトルにジャケットだけでカッコいいに決まっていると思ってしまう、自身の単純さに呆れますが、オープニングから過激にぶっ飛ばしてくれます。一聴してわかる前作以上に前作を凌ぐ凄みと破壊力、この方向性に何の迷いもないからこそ体感させてくれるダイナミズムとスリリングな展開に、またもや口を開けたまま見入ります。重量感のあるヘヴィなボトムを支えるリズム隊にもちびりそうになりますが、キレのあるリフワークは勿論、目まぐるしい曲展開とテクニカルなプレイ、凶暴でありながらも計算されたアレンジは緻密でスピード感に溢れており、これまたスリリングなソロも実に印象的である。いい歳こいたおっさんの首筋も疼きっぱなしのカッコよさに脱帽ですよ。どこか二流扱いをされていたようなジャーマンスラッシュですが個人的にはアルバムタイトルやジャケットのイメージ通りのダークさとヘヴィな世界観が見事に描かれたスラッシュメタル史上に輝く名盤だと思っております。


ACCUSER - Dependent Domination ★★★ (2014-06-19 07:19:42)

彼らのアルバムを聴く度に、相当前ですが繁華街を彼らのTシャツを着て歩いていたら、休日を迎えた海兵隊みたいな屈強な外国人に話しかけられた事をいつも思い出します(みっけたあぁ見たいな凄い勢いだったなぁ)時代の波にのみ込まれ解散したのですが知らないうちに再結成していたようで、このアルバムは再結成第二弾の2011年にリリースされた一枚。ド頭から殺傷力抜群のキレッキレのリフワークと重金属な重さと疾走感にぶちのめされます。しばらくは口を開いたまま、あまりの凄みと怒気を孕んだスラッシュサウンドにのみ込まれます。しばらくこの手のサウンドを距離を置いていた僕にとっては、晴天の霹靂と申しますか、想像以上の本格的なスラッシュサウンドに完全に打ちのめされ、まさに初期衝動を激しく突き動かされました。「俺の青春時代はこんなんばっかだったなぁ」と懐かしい気分も上々に、過激なギタープレイで押すだけではない、速さと鋭さも加わり、凄まじいテンションと破壊力満点の演奏とパワー、重厚さとスピード感覚の調和が見事に取れており実に暴力的なサウンドへと仕上げています。さらには劇的な展開も盛り込みドラマティック性も大きく感じられる楽曲は息をもつかせぬスリルを味わうことができ、まさに強烈の一言に尽きます。今作のもつ破壊力はオールドスラッシャーのみならず、ゴリゴリのサウンドが好みの方は手を出す価値があるでしょうね。今を生きるピュアスラッシュサウンドに脱帽です。


PRECIOUS METAL - Precious Metal ★★★ (2014-06-17 15:57:51)

1990年リリースの3rd。まずはサウンドプロダクションの向上に安堵します。ラフなサウンドメイクから一転してしっとりと聴かせるスタイルになり彼女達の力量も計りしれるものです。演奏も安定感あるしハスキーな歌声もロックしていてカッコいい。無難な曲作りに個性不足な感じはモロに出ていますが嫌みのない爽快なL.Aサウンドは今の感性では新鮮に耳に届くのではないでしょうか、今作は今までとは違う女を売らない正統的なアプローチを試みた一枚、実力派の存在価値を疑うことのないストレートなハードポップアルバムを叩きつけてくれましたね。個人的にはややエッジ不足なんですが箸休めには丁度よい軽やかさが好きです。


PRECIOUS METAL - That Kind of Girl ★★★ (2014-06-17 15:38:30)

1988年リリースの2nd,プロデューサーは前作同様ポール・サブー、前作の流れを組む明るめのハードポップサウンドは健在、前作よりも甘酸っぱいメロディも導入、演奏もタイトになりギターもここぞと言うところで派手に弾いています。低予算なサウンドプロダクションと陽性なスタイルに押し込んだサウンドが彼女達の意図したことではないのかも知れませんが前作よりもバラエティにと富んでおり工夫も見られます。嫌みのないポップセンスと弾けるキャッチネスに、ひと夏の青春を思い出させる甘酸っぱいメロディが散りばめられたハードポップなアルバムですね。今回もトータル32分少々のランニングタイムですからね一気に聴き通せますよ。


PRECIOUS METAL - Right Here, Right Now ★★★ (2014-06-17 15:26:21)

女性5人組による1985年リリースの1st.US産らしいカラッと明るめのHM/HRナンバーのオンパレードです。10曲入りでランニングタイムが30分少々ってのも元気はつらつオロナミンCな弾けっぷりも現れており、やらされている感MAXのアルバムジャケットと相まって期待を裏切らない荒削りながらもノリの良い演奏を聴かせてくれます。プロデューサーにポール・サブーの名前も見受けられ、手堅く仕上げてきましたね。ジメジメした梅雨を吹っ飛ばす乾いた陽性アメリカンロックに気分も上々です。30分で終わるのもよかったなぁ


JESTER'S MARCH - Beyond ★★ (2014-06-17 14:22:48)

1990年に国内はテイチクよりリリースされたジャーマンスラッシュ/パワーメタルバンドの記念すべき1st.シンガーの歌い回しが一頃は多かったジェフ・テイト風のハイトーンを駆使するスタイルを取りメロディックな喉を披露、そのスタイルを加味したドラマ性を孕んだ楽曲はクイーンズライチ風でも有り、スラッシュ由来の刻みやリズムプレイも顔を覗かせ、やや類型的ではありますがシリアスなスタイルは好感が持てますね。押し引きを得た構成に中途半端な感覚も無くもないしスリリングなフィーリングの中にあるダークさと叙情的な美しさも感じられ、より磨きがかかれば大物になる予感はありました。歌えるスラッシュ風とも言えなくないが、そこまで走らないし整合感が取れている。個人的には単純明快な曲を用意してくれれば印象も違ったように思いますが、変拍子を多用した展開が間延びしないように健闘しています。クセのあるサウンドかも知れませんがマニアにはたまらんでしょうね。


ICON - Right Between the Eyes ★★★ (2014-06-17 13:52:50)

1989年リリースの4th,Voも変わってからの2枚目、前作を聴いていないので分かりませんが、アルバム枚に音楽性を変えてきており、今作は実にオーソドックスなL.A風サウンドを聴かせています。やや暑苦しいシンガーではありますが楽曲に負けないパンチ力がありバラードからハードな曲まで器用に歌いこなし実力は申し分ないです。1989年ですからね、この路線がやや時代遅れ的な空気も感じなくもないのですがツブのそろった楽曲が収録されておりマニアにはたまらん仕上がりになっております。シャープな1st,コマーシャル性を高めた2ndと売れる要素はあったのに成功に結び付かなかったのは残念ですが、今作を聴き器用さが仇に出たような気もします。演奏も上手いし曲作りも上手だ。毒気のない優等生な雰囲気は良くなかったのかな?今回改めて聴き、未聴の1987年リリースの3rdが俄然聴きたくなりましたね


Harlequin(U.S) (2014-06-17 13:24:55)

元ICONのVo,Jerry HarrisonとG,Mark Hillisの二人で立ち上げたUS産のHM/HRバンド。1990年に7曲入りのアルバムをリリース以降、表立った活動はなくバンドは消滅。詳しいバイオは分かりませんが、Gはカメラマンに転向、Voも消息が分かりません。


Harlequin(U.S) - Harlequin ★★ (2014-06-17 13:24:24)

元ICONのVo,Jerry HarrisonとG,Mark Hillisが中心となり1990年にリリースされた自主製作盤でしょうか?FRANTIC METALというレーベルからリリースされています。Jerry Harrisonのパンチの効いた歌声を中心に、オーソドックスなHM/HRサウンドを披露、テクニカルなギタープレイも楽曲に華を添え、なめらかで耳触りの良いメロディを聴かせてくれます。毒気のないL.A風のシャープさもあるし曲によっては硬質なメタル色も感じられ楽曲面でもある一定のレベルは超えていると思います。ほとんど無名のバンドなんでしょうが、恐ろしい事に今ならiTunesでもイケますんでICONマニアは勿論、正統派US産サウンドが好きな方なら聴いてみてはいかがでしょうか?


Harlequin(U.S) - Harlequin - A Change for the Taking ★★★ (2014-06-17 13:20:12)

クド目の歌声に笑いも出ますね
テクニカルなソロも印象的な
メロディックなミドルナンバー


Harlequin(U.S) - Harlequin - Seasons of Change ★★★ (2014-06-17 13:17:07)

アコギもいいですね
アメリカンな乾いたバラードナンバー
肩の力を抜いた歌い方もハマってます
美しいです


Harlequin(U.S) - Harlequin - Learn to Care Again ★★ (2014-06-17 13:15:43)

アルバムのラストソング
それまでの曲とは毛色違うミステリアスな雰囲気が良いですね


Harlequin(U.S) - Harlequin - Streets of Fire ★★★ (2014-06-17 13:13:49)

シャープな切れ味もある
懐かしきL.A風でもありますね
パンチの効いた歌声が映えます


Harlequin(U.S) - Harlequin - Your Desire ★★★ (2014-06-17 13:12:30)

メタリックでパワフルなミドルナンバー
この質感がUS産でしょうね


Harlequin(U.S) - Harlequin - Odyssey (2014-06-17 13:10:30)

スペーシーなインストナンバー


Harlequin(U.S) - Harlequin - To the War ★★★ (2014-06-17 13:08:51)

歌メロが明るくなりますね
硬質なUS産HM/HRナンバー
速弾きソロも炸裂します


Harlequin(U.S) - Harlequin - Carnival Ride ★★ (2014-06-17 13:07:33)

派手な速弾きも炸裂する
インストナンバー
アルバムの幕開けを告げます


片田 悟司 - Blue Streak - Blue Rain ★★★ (2014-06-16 14:05:10)

彼女の魅力全開とはいかないかもしれませんが
久保田陽子が歌うしっとりとしたバラード
ジョージ・リンチのソロも華を添えていますね


片田 悟司 - Blue Streak - Fly Away ★★ (2014-06-16 14:01:16)

アイオンNOVの剃刀シャウティングも光りますね
二井原実先輩の影響大な歌声がここでは聴けます


片田 悟司 - Blue Streak - Everlasting ★★★ (2014-06-16 13:59:17)

巨匠小野正利が歌うシンフォニックな味付けもされた様式美ナンバー
華麗な舞う若さが溢れていますね


片田 悟司 - Blue Streak ★★ (2014-06-16 13:53:14)

2006年にヤングギター誌のバックアップも受けて若干19歳でプロデビューを果たす新潟県出身のギタリスト。沢山のアーティストを世に送り出しているMI JAPAN出身ですからテクニック的には申し分なく、スウィープ・アルペジオ等を駆使した高速プレイも難なく弾きこなし「Blue Streak」というアルバムタイトルに負けない鮮烈な印象を与えてくれます。彼を支えるメンバーの事は詳しく知りませんが、今アルバムには豪華なゲストシンガーが参加しており、③には小野正利、④はAIONのNOV、⑤はファストドロウ~プロヴィデンス~サーベルタイガーに在籍していた稀代のメロディメイカーで知られる実力派女性Voの久保田陽子、⑦はMI JAPANの講師だしアークストームのシンガーでもあった佐々井康雄の名前もあり、プロデュースも手掛けている元ジャーマンスタイルのメタルバンド、アトミックトルネードのハイトーンシンガー土屋陽輔、⑥はDikkieという男性が歌い、これがBlue Streakという今作の主役片田 悟司が率いるバンドで、どうやら新人として売り出すのにバンドありきの、ソロ作なんでしょうね。無名のメンバーでリリースするよりは豪華ゲストを持ちいり、LIVEなどでは固定されたラインナップで活動を行うということなんでしょう。やや難解な人間関係も見受けられ、そのせいなのかゲストシンガーが今ひとつ歌いきれていない印象も見受けられ歌メロも用意されていて、歌うだけだった見たいな雰囲気も感じるし豪華な布陣を生かし切れていないよう思います。しかしゲスト等に頼ることなく華麗なギタープレイは勿論、リフワークもしっかりしているし弾ける若さはないかもしれませんが、バックの演奏も含め不安定な要素はなく安心して聴いてられますね。所謂、ジャーマンメロディックHM/HRサウンドですから、サビメロなど口ずさみやすく好きな方ならたまらないんでしょうね。個人的には少々、苦手な持って生き方なんですが、若いのに類い稀なる楽曲センスを見せつけ新時代のギターヒーローが誕生する機運を見せていますよね。ちなみに⑤ではソロにジョージ・リンチも参加して火花散る入魂のプレイを聴かせてくれますよ。


片田 悟司 (2014-06-16 13:28:51)

2006年にヤングギター誌のバックアップも受けて若干19歳でプロデビューを果たす新潟県出身のギタリスト。


Mell Rose - Slight Difference (2014-06-16 13:16:38)

女性Vo,Kaoru嬢を擁する5人組が1989年にリリースした6曲入りEP。国産ならではの歌謡スタイルも取り込んだパープル・レインボースタイルを踏襲したTHE様式美HM/HR、叙情的なフレーズやKeyの使い方など聴いたことあるようなプレイも多く借り物具合も気になりますが、音質は良くないものの湿った音像と泣かせるメロディがベタベタにならぬようサラッと聴かせてくれるセンスに好感が持てます。またお約束な曲作りもマニアにはたまらんものがあり、初心者にはおススメするのに憚れますが国産C級様式美を愛する方なら手にとっても損はしないでしょう。
激しくダイナミックなウネリから綺麗なフレーズを奏でる鍵盤プレイとギターはキラリと光るもののありますよ、低音に迫力もなくスネアの音も聞こえてこないしベースもツブがそろって聞こえてきませんが環境さえ良ければ悪くないはずと思わせます。あとは歌でしょうね、個人的には終始不安定で音程も外れっぱなし、さざ波も起こらないヴィブラート、口先で歌う排気量の無さ壊滅的なパフォーマンスに視聴後の徒労感はハンパないのですが、PCに取り込んだ最近は週一くらいで聴いております。

なんだかんだ言っても○○風なサウンドだろうがパクリだろうが、好きな世界観なんですね。駆け出しの頃、先輩に言われた言葉を思い出しました「○○、俺はおっぱいが大きければ顔にモザイクが掛かる、だから面接はお前に任せたい」僕も様式美にはあまあまになりますよ。
ちなみに、このKaoru嬢、メジャーデビュー後は、ヴィジュアル系サウンドにシフトしたD'erlangerのボーカルだった事でも知られていますね。