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V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - The Maiden Years ~tribute to Iron Maiden~ - The Evil That Men Do ★★★ (2014-05-20 13:00:01)

本家より情念がたりないかな?
ドゥギーの歌声は素晴らしい


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - The Maiden Years ~tribute to Iron Maiden~ - Running Free ★★★ (2014-05-20 12:58:15)

初期の曲は特にベースが重要です
ティム”ニブス”カーターが悪いんじゃない
あっちが凄いんですよね
歌はやっぱりディアノ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - The Maiden Years ~tribute to Iron Maiden~ - Hallowed Be Thy Name ★★★ (2014-05-20 12:56:22)

メイデンのオーディションに落ちレインボーのシンガーになった男
ドゥギー・ホワイトの熱唱が素晴らしい
この曲を聴くたびになぜ?ブレイズだったのかと思わずにはいられませんね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - The Maiden Years ~tribute to Iron Maiden~ - Wrathchild ★★★ (2014-05-20 12:53:37)

本家ディアノが歌います
この頃はまだ新鮮でしたね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - The Maiden Years ~tribute to Iron Maiden~ - 2 Minutes to Midnight ★★★ (2014-05-20 12:51:43)

リー・ハート&ポール・クインのツインギター
若干違うアプローチを試みています
スティーブ・グリメットの抑え気味の歌唱もワイルドです


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - The Maiden Years ~tribute to Iron Maiden~ - Can I Play with Madness ★★★ (2014-05-20 12:49:43)

元FMのスティーブ・オーバーランドのマイルドな歌唱もはまっています
曲がその路線ですからね


OSSIAN - Örök tűz - Fortissimo (Teljes erővel) ★★★ (2014-05-19 23:18:55)

ザクザクと刻まれる硬質なギターリフ
扇情的なフレーズを奏でる滑らかなプレイの対比が美しい
東欧的なメロディが効いています
アルバムの2曲目に相応しい


OSSIAN - Örök tűz - Világtalan világ (XXI. század I.) ★★★ (2014-05-19 23:18:02)

アグレッシブかつパワフルな疾走ナンバー
グイグイと迫るツインギターの調べもさることながら
このドラミングは強力だ
パワフルなVoのパフォーマンスも魅力的だしメタルファンなら
グッとくること間違いなしのアルバムのオープニングを飾るのに相応しい名曲です


OSSIAN - Örök tűz - Ösztön-börtön ★★★ (2014-05-19 23:17:10)

翳りのあり哀愁のメロディが印象的なミドルナンバー
甘くならない硬質なアレンジも流石
良質な正統派HM/HRナンバーのカッコよさに痺れます


OSSIAN - Örök tűz ★★★ (2014-05-19 23:15:57)

ハンガリーが誇る正統派のパワーメタルバンドOSSIANの2007年リリースのアルバム
パワー溢れるメロディが勇壮に疾走する①で幕が開いた瞬間にメタルファンのハートを掴んでくれるでしょう、充分に今の時代を生き抜く姿がビンビンと感じられ正統派メタルファンなら食指が動くこと請け合いです。力強いリフワークと美しいメロディを奏でるソロプレイが印象的なツインギターは勿論、パワフルなリズム隊の強靭なプレイは熱くメタル魂を鼓舞しますね、コブシを回しながら歌うVoもベテランならではの安定感を醸し出し安心して身を任せる事が出来ます、ある意味予定調和だし目新しさは皆無かも知れないが古くて新しい今の時代を生き抜く姿勢と変わらぬ普遍の魅力を携えながら邁進する姿に痺れます。①のアグレッシブさもカッコいいし②以降のOSSIANらしい正統派サウンドも良いです、ポコルゲップよりも洗練されなおかつワールドレベルのクオリティを備えたプレイと楽曲には目を見張るものがあります、東欧的な翳りのあるメロディとパワフルかつアグレッシブなサウンド、それらを彩る美しいメロディに焦がれます。


OSSIAN - Küldetés ★★★ (2014-05-19 23:13:32)

2008年リリースのアルバム
前々作や前作に見られた硬質なパワーメタル色を薄めメロディックに迫っていますね
勿論、軟弱になることなど皆無です。あくまでもツインギターを中心にこれでもかと言わんばかりにメロディックなHM/HRナンバーを轟かせ、雄大なスケールと扇情的なメロディが感動を運んできます。OSSIANに駄作無し完全無欠の正統派HM/HRチューンに連発に心奪われますね。正直言えばイモ臭さもあるし、洗練度と東欧的なマイナー臭など、ハンガリー語の噛み合わせ、気にならない点が無いわけではないが、ここまで毎回、良質な作品を出されたら気にしても仕方がありません。色褪せることの無い普遍のHM/HRナンバーを前に戯言は無用です。メロディをないがしろにせずに純度100%のメタルナンバーを叩きつけてくれる男気溢れる硬派なバンドをお探しの方は彼らの作品に触れて欲しいですね。特に2000年以降の作品は音質も良いのでどれから手を出してもクオリティは保証します


OSSIAN - A Tűz jegyében ★★★ (2014-05-19 23:05:49)

ハンガリアンメタルの雄、オシシアンが2013年にリリースしたアルバム。豪華なメジャー感が漂うサウンドプロダクションは東欧圏にありがちにマイナー路線の貧乏くささなどなく、キャッチーでありながらも東欧的な翳りのあるメロディと勇壮さと損なう事のないパワフルさが男の哀愁をまとい突き進む王道路線は今回も健在、東欧産正統派メタルを極めんようとする、まさに達観したレベルのサウンドには安心して身を任せる事が出来ますね。英語圏ではない語感に違和感を覚える事もあるでしょうが、意外とメロディに乗っているので気にならず。むしろ、そう感じさせるメジャー級の音作りが今作の肝でしょう。この絶妙のバランス感覚が欧米のバンドにヒケを取っているとは到底思えません。今の主流ではない、剛柔兼ね備えたしなやかで硬質な王道サウンドを愛してやまない方には強くおススメできる入魂の一枚、隆盛を極めた失われつつあるメタルな精神性が詰まった力作です。


Ария(ARIA) - Феникс - Бои без правил ★★★ (2014-05-19 22:35:58)

7分弱なんですが飽きさせない構成が見事です
ロシア語の巻き舌が勇壮さに拍車を掛けていますよね
この熱を帯びた扇情的なメロがたまらん
単純には走らない拘りがたまらん
アーリアならではのドラマチックな王道HM/HRナンバー
アルバム全般に言える事ですがロシアという土壌が育んだ世界観が滲み出ている


Ария(ARIA) - Феникс - Чёрная легенда ★★★ (2014-05-19 22:30:42)

扇情的なメロディと勇壮さが見事です
ロシアの皇帝と呼ばれるのに相応しい一曲
ネオクラとは違うクラシカルなソロもこのバンドならでは
劇画チックな展開も様になりますね


Ария(ARIA) - Феникс - История одного убийцы ★★★ (2014-05-19 22:28:41)

メロウなメロディラインとパンチの効いたパワフルさが調和してますね
テンポアップする流れも見事です
ドラマチックな一曲ですね


Ария(ARIA) - Феникс - Равновесие сил ★★★ (2014-05-19 22:25:56)

キャッチーなサビも新鮮ですね
力強いミドルナンバー


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden ★★ (2014-05-18 13:25:25)

第一印象はこの手のカヴァー集にありがちな大味さがハンパないなと感じます。聴き進むにつれメイデンは原曲が個性が強いので、そう簡単に崩せませんが各参加メンバーの個性が抽出されオリジナルティを聴き分けるのが最大のお楽しみでしょうね。合う合わないは好みでしょうがヌーノ・ベッテンコートはやはり上手、往年のアーティストによる意外な人選もあり、みんなメイデンに対して真剣に取り組んでいるなと思える面も多々感じられ聴き終えた頃には評価も改めましたね。個人的にはエコーが掛かりすぎるヴォーカルの処理によるクセの強さが気になりますが、メイデンの原曲の良さを再認識させてくれる一枚ですね。アメリカンなメンバーがここまで英国風になるとは驚いた。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - The Evil That Men Do ★★ (2014-05-18 13:09:43)

FOZZYのシンガーでプロレスラーのクリス・ジェリコが歌います
ポール・ギルバートなプレイも聞ける


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Aces High ★★★ (2014-05-18 13:07:11)

ヌーノ・ベッテンコートにビリー・シーン
ヴィニー・アピスのパワーヒッティングドラム
そしてジェフ・スコット・ソートによるカヴァー
豪華ですよね
個性の強さが滲み出ています


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Fear of the Dark ★★★ (2014-05-18 13:04:21)

ドラムはミッキー・ディーってのが凄いよね
そこにチャック・ビリーが力強い歌声を披露
ギターがグレイグ・ゴールディなんですが健闘してますよ
独自の解釈で無難なソロを弾いています
今アルバムの中で一番好きかもしれませんね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - The Wicker Man ★★★ (2014-05-18 12:59:00)

ジョン・ブッシュが歌います
意外とアンスラックスなメンバーがカッチリと演奏しています
ジェフ・ダンカンだしこれくらいはサラッとやってくれるわな


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Numbers from the Beast (2014-05-18 12:56:30)

ロビン・マッコリーとマイケル・シェンカーが参加しています
メイデン印の薄味なローカロリーヴァージョン
メイデンは全て原曲の個性が強いね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - 2 Minutes to Midnight ★★★ (2014-05-18 12:53:46)

ジョー・リン・ターナーが渋くワイルドに迫っています
ベースはトニー・フランクリンですからね
別もんですよ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Can I Play with Madness ★★ (2014-05-18 12:51:23)

マーク・スローターが歌います
厚みのあるコーラスをまぶしますが
原曲が強いのでアメリカンなメンバーが料理しても
英国の風がここまで強いとは流石はメイデンである


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Wrathchild (2014-05-18 12:49:16)

お馴染みのポール・ディアノが歌います
彼が歌うヴァージョンはいったいいくらあるのか?


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Flight of Icarus ★★ (2014-05-18 12:46:33)

ダグ・アルドリッチ、サイモン・ライト、ジミー・ベインのDIO組に
歌はリッパーの個人的にはドリームチーム
エコー掛けすぎな処理の仕方が気になる
リッパーすぎるかな


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Wasted Years ★★ (2014-05-18 12:43:40)

久しぶりにディー・スナイダーの歌声を聴きました
ボブ・キューリックのギターは上手い
ソロはジョージ・リンチの豪華さ
リズム隊はジェフ・ピルソンにジェイソン・ボーナム
やや情緒が足らん


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - The Trooper ★★ (2014-05-18 12:39:02)

砂煙舞うレミー・キルスターヴァージョン
チャック・ライトのベースも違う解釈ですかね


WARRIOR - The Code of Life (2014-05-17 19:01:38)

1985年にアルバムを出したきり解散し1998年に復活をしていたとは知りませんでした。US産の無機質なコンクリートサウンドがカッコ良かった彼らがいかようなサウンドで返り咲いたのか?今作は2001年にNuclear Blastとからリリースされた3rd。シンガーにロブ・ロックを迎え入れマニアならずとも興味がそそられるラインナップとなりました。2000年以降のごっついリフワークを生かした重量級の一枚、もともと地味なバンドだっただけに相変わらずの地味さ加減に驚かされます。ストロングスタイルの無機質なサウンドにロブの光沢のあるハイトーンが絡む瞬間の美しさやメロデイックなフレーズが聞こえてる様にドキッとさせられますが、かつての姿をイメージすると肩透かしを食らいますね。ガツンと耳に残るヘヴィロックサウンドを前に2000年だよおっかさんと遠くを見つめつつ、質の高い小気味いい演奏を楽しんでいます。


SAXON - Into the Labyrinth ★★★ (2014-05-15 18:25:08)

前作の流れを組む①から気合いが漲っています。第二期黄金期と言っても過言ではない2000年代の風格漂う重厚な世界観は圧巻の一言。質実剛健な飾り気のないベテランバンドが徹頭徹尾メタルしながらもドラマ性を配し自らが築き上げたパワーメタル路線を推し進めつつも、幅の広い楽曲を盛り込み多様性を帯びている点も見逃せません。しかしそれらを集約し拡散しないよう纏め上げた剛腕は流石の一言でしょうね。国内流通はありませんが、アクセル・ルディ・ペル同様にハズレをつかませない安心のブランドです。


SAXON - Metalhead ★★ (2014-05-15 18:06:05)

時代を見据えたパワフルなサクソン節を堪能できる1999年リリースのアルバム。英国の伝統を背負いけして古臭くなることなく今を生き抜く姿は圧巻の一言、ここにはデスもないし大げさな仕掛けもない、激速もない明るさもない小学生でもわかるような単純さもない、そこに個性を見出せず中途半端に映り込むのも理解できますが、重苦しい緊張感と隠せない哀愁と勇壮なメロディ、男気あふれる一本筋の通ったシリアスな力作となっている事は間違いなく、もうちょっと華やかなほうが従来のサクソンらしいと思う面も当然ありますが好む好まざるを得ず認めざるおえない説得力をまとっています。紆余曲折を経てたどり着いた正統性と伝統を頑なに守る世界観は2000年へ向けての快進撃を予見させる充実の仕上となっています。個人的にはもうチョイキャッチーな方が好きですけどね


HOLYHELL - Holyhell ★★★ (2014-05-15 17:34:02)

2009年リリースの1stフルアルバム。マリア嬢の可憐で清楚な歌声を生かしたシンフォニックなパワーメタルサウンドを披露、重厚かつ荘厳なクラシカルサウンドにジョー・スタンプのギターが絡むネオクラ風味が懐かしいです(キーボードのバトルもあるけど大味な時代劇の殺陣みたいに今ひとつ興奮に欠ける)。プロデューサーに我らがジョーイ・ディマイオ閣下の名前もあるし、ドラマーもライノですからね、ナヨナヨした音作りなんて無縁の一枚へと仕上げ、前作のミニアルバムは何だったと言いたくなるくらいバンドサウンドがパワフルになりテクニカルな要素も盛り込まれ格段にスケールUP、線は細いのですが以前よりも迫力も表現力も増し、黒髪のロン毛が美しいマリア嬢の成長も著しく感じる事が出来ますね。マリア嬢が歌うキャッチーながらもリリカルな歌メロとゴシカルな調べにうっとりとさせられ、美と剛が激しくも儚く交り合う③のような曲を聴かされるとキュンとなります。全編に渡り張り巡らされた緊張感と陰影を生かした深みのあるサウンド、古臭い手法と言えばそれまでですが時代を見据えながらもモダンさを排除したメタリックな世界観は見事に結実し聴き手を一代叙情詩へと誘うでしょう。ジョー・スタンプがやや雑なソロを弾きすぎているように感じるのが少々不満だったりしますが、ソプラノヴォイスでフワフワ歌うだけではないパワーが漲る楽曲群に惹き寄せられました。普段あまり手を出さないジャンルなんでなおさらでしたね。


HOLYHELL - Apocalypse ★★ (2014-05-15 17:01:25)

WANOWORのバックアップを受けているのでしょう。ジョーイ・ディマイオ閣下の支援を受けて、レーベルはマジックサークルときていますからね。Gにはレーベルメイトのジョー・スタンプにDsは元マノウォーのライノですからこりゃ凄い話です。紅一点女性シンガー、マリア嬢をフロントに添えるシンフォニックでクラシカルな音楽が鍵となり、壮麗で厳粛な正統派サウンドを奏でおります。4曲入りなんですが②がカヴァーで③がエンハンスト方式のLIVE映像となり(メイデンのカヴァーじゃない有名なミュージカルの方ね)こちらはなんとマノウォーのエリック・アダムス殿下とのデュエットなんですが殿下の艶のあるパワフルな歌声に圧倒されます。マリア嬢の女性らしい瑞々しい歌声は良いのですが、やや線の細さが気になり楽曲に負けている感も有り、4曲のうち2曲カヴァーと言うこともあり、今ひとつバンドの実情もつかめてこないのですが、1本筋の通った音楽性を披露しているのは間違いないです。僕が彼女らは知ったのは閣下主催のDIOのカヴァー集の中で「HOLY DIVER」をやっていたのを聴き購入を決意、ちなみに3曲は次の1stフルアルバムに収録されているので、殿下との映像に興味がなければスルーもありかなと思います。


SAXON - Power & the Glory ★★★ (2014-05-13 18:19:13)

まずは時代を見据えた一枚ですよね。従来の勢いを維持しつつもメジャー感のあるスケールの大きな作風へとシフトチェンジ、緊張感のある威厳に満ちた貫禄の一枚へと仕上げていますね。流石はNWOBHMシーンを牽引してきたバンドだけの事はありますね。疾走感の哀愁のメロディが更に進化した①からして気合いが漲っています。似たようなメロディラインを行ったり来たりするだけの歌メロなんだけど、不思議なくらいメロディアスに感じ似て非なる曲を作るのが本当に上手い、このあたりに僕は熟成されたバンドの風格を感じずにはいられません。④のような曲を上手に料理するんだから初期の頃とは違う面を巧みに見せていますね。同じ場所に踏みとどまりチマチマとしない彼らの気概に大きなロック精神を感じます。でも「THE EAGLE HAS LANDED」のあとに聴かされると違和感がないとも言いません。メジャー感の増した彼らの意欲作、個人的には緊張感溢れる名盤だと思います。


SAXON - Crusader ★★★ (2014-05-13 18:00:33)

十字軍をテーマに作られたアルバムなんですが、重そうなテーマの割にコマーシャル性の高い哀愁も薄目なサウンドとポップセンスを前面に押し出した作風にバイカーズスタイルの熱い男気サウンドは後退、リアルタイムで順を追って聴いてきたファンにとっては複雑なものもあったと思いますが、ある程度前作でスケールの大きいメジャー感のある楽曲を提示していたので、それなりの覚悟は出来ていたので個人的にはさほど驚いていません。まったくもって走らないSAXONを前にNWOBHMの先駆者としての威厳もなくなり、若かりし頃に聴かされたら僕も相当な悪態をついたでしょうが、このアルバムを手にしたのは、20代からなんでメジャー感のあるサウンドに円熟味の演奏が独特の世界観を醸し出してんなぁと感じましたね。ポール・クィンとオリバーのツインギターよ、嘆きも有るでしょうがパワフルな昨今の彼らとは違うシャレオツま一枚を聴き当時のシーンを振り返るのも一興でしょう。本気のファンに刺されそうですがNWOBHMの王者の座を捨て新たなるフィールドで勝負した彼らの気概は大いに買いなんですよね。ビフのメロディアスな歌唱も好きなんですね。
でも惜しむらくは、いくら速い曲が無いからといってSWEETのカヴァーでお茶を濁すのはチョイと違うような気もします、速い曲ってのは確かに魅力だけど、それはアクション映画の銃撃戦や格闘シーンみたいなもの、本筋のストーリーが良くないとねダメですよ。とってつけたカヴァーはアルバムの方向性を見紛う事になりかねない、個人的には完全に蛇足です。SAXONが好き嫌い以前に、単純にキャッチーで速い曲があればいいって事なんでね、そりゃあきませんわ。アメリカンナイズド云々以前のお話です。完全にヤラされている感がハンパないです。
時代は80年代中期、メイデンは86年に『Somewhere in Time』をプリーストは『Turbo』をオジーは『The Ultimate Sin』をと、進むべき道がきまっていた時代ですよ。その時代を見据えたアメリカン指向の今作でも、そこはかとなく漂う英国気質を嗅ぎとれるバンドサウンドに意地を垣間見ましたね。
リリース時、権威ある商業誌にケチョンケチョンに酷評されたのが不人気の一因なんでしょうが、あれから30年経ち流石に当時の論評をそのまま受け売り出来るほどピュアな性格は持ち合わせていないし、オジサンなんでそれなりに酸いも甘いも噛みしめたのでね。


SAXON - Denim and Leather ★★★ (2014-05-13 17:36:54)

1981年リリースの4枚目。NWOBHMのど真ん中でこのクオリティの楽曲を世に出していた事に驚きます。耳馴染みの良いキャッチーさとそれをより強調する分かりやすいリフワークが冴えにさえまくり活きの良いバイカーズサウンドへと仕上げています。大衆性を加味したサウンドメイクも一日の長でしょうね。巧みな構成が結実し聴きやすくまとめ不動のものへと仕上げています。この聴きやすい音のバランスが肝でメロディアスに仕上げたサビメロの印象もガラッと変わってきます。アメリカに渡りある意味、一時期方向性を見失うのですが、ここで聴けるバランス感覚の優れたタテノリナンバーのオンパレードに1981年でたどり着いていたとは驚きです。時代の中で色あせる事のないクラシックで大衆性を帯びた名盤と呼ぶに相応しい入魂の一枚、多くに方に聴いて欲しいですね。


Atom God - History Re-Written ★★ (2014-05-13 17:09:07)

Bにアルジー・ワード、Dsにスティーブ・クラーク、Gは職人気質のビリー・リースギャング、そして主役のVo.Gのトムズさん(だれか分からん?)の4人からなるスラッシュメタル寄りのハードコアな匂いもする風変わりなバンドの2nd。アルジーが参加しているので興味本位で手を出したのですが、ハードコアよりのパンキッシュなリズムに複雑な構成を持ち込み独自の路線を切り開こうとしています。いかんせん歌がバックの迫力に負けてしまい埋もれてるのが弱い、スラッシュ寄りの攻撃性もあるがそこまで直線的ではない、しかしリズム隊は隠せないパンクなけたたましいノリを醸し出し、なんとも新しい感性を見出している。あとは趣向の問題でしょう。歌の弱さも気になり個人的には斬新すぎてイマイチついていけないが英国風の実験的なサウンドが不思議な魅力を放っています。


SAXON - Rock the Nations ★★★ (2014-05-13 15:42:13)

アメリカ市場を意識しすぎた歌中心のキャッチネス路線と距離を置き、まだまだアメリカンな風合いを根強く残っていますが、従来のリフワークが復活してきた1986年リリースのアルバム。②なんてモロにあの空気を感じまよね。とは言え⑦⑩ではピアノでエルトン・ジョンが参加するなど違和感もあり微妙な空気が流れます。ビフの平坦な歌い回しも独特のメロディラインが印象度を高めるキャッチーな③なんかもあざとさが薄れ、やる必要のない路線かもしれませんが安定感のある演奏とアレンジは流石だなぁと感心させられます。疾走感やハイカーズサウンドとは異なるノリに違和感を持たれ中途半端な作品として人気も薄いようですが、個人的には大人になった深みのあるサウンドは実に心地良いんですけどね。SAXONはアルバムの枚数が多いので、流石にこれから聴けとは言いませんが小手先の技で逃ないベテランならではの醍醐味を感じますね。らしさとアメリカ市場を意識した今作、メロディアスに舵を切った「DESTINY」とアメリカンナイズされすぎた前作「INNOCENCE IS NO EXCUSE」との間をいったような一枚ですね。ちなみに僕が持っているのはボートラ8曲入りの音質は格段に良くなったヴァージョンなんで余計にそう感じるのかもしれません。 


SAXON - Forever Free - Cloud Nine ★★ (2014-05-13 15:20:49)

スタンダードな一曲ですね
デニム&レザーは健在なりですか
単純なノリもベテランならではの味があります


SAXON - Forever Free - Grind ★★ (2014-05-13 15:19:21)

ビフの歌声を生かし似て非なる曲を作るのが上手です
そう思わせてくれるノリのよいアリーナロック風の一曲


SAXON - Forever Free - Nighthunter ★★★ (2014-05-13 15:17:09)

やっぱり不思議なほどにメロディアスな歌だ
地鳴りをあげて突き進む一曲
ある意味ではパワー不足と言えなくもないけど
SAXON健在な一曲でしょう


SAXON - Forever Free - Can't Stop Rockin' ★★★ (2014-05-13 15:15:10)

パワフルなサクソン節を堪能出来ます
こういう曲をサラリとやってくれるからエエですよね
地味なんですけどね相変わらずな雰囲気がたまらん


SAXON - Forever Free - One Step Away ★★ (2014-05-13 15:12:45)

独特のメロを歌うビフ節
SAXONらしいリフ
でもなんとなく控えめなハードさが置きに行った感を醸し出します


SAXON - Forever Free - Iron Wheels ★★★ (2014-05-13 15:10:30)

埃っぽいバラード
控えめな甘さがたまらん
円熟味を増したビフの歌声もたまらん


SAXON - Forever Free - Get Down and Dirty ★★★ (2014-05-13 15:07:59)

カラリと乾いたリフワークが印象的です
地味な曲かもしれませんが好きですよ


SAXON - Forever Free - Just Wanna Make Love to You ★★★ (2014-05-13 15:06:00)

バイカーズロック健在ですね
これもSAXONらしいハードな一曲
年季の入り方が違うよ


SAXON - Forever Free - Hole in the Sky ★★★ (2014-05-13 15:04:35)

往年の匂いを感じさせる一曲
ビフ節炸裂ですね


SAXON - Forever Free - Forever Free ★★★ (2014-05-13 15:02:28)

置きに行った感はありますが新たなる王道を感じさせます
不思議なほどにメロディックに感じさせるビフのメロも好きですね


SAXON - Forever Free ★★★ (2014-05-13 15:01:20)

テイチクから1993年にリリースされたアルバムです。歌い手としての力量がここにきて更にUPしつつあるビフ・バイフォードの丸みを帯びた深みのある歌声、シンプルだが押しの強いリフワークは健在だしSAXON節を堪能できる良質な一枚かと思います。②のような往年の匂いがするパワフルな楽曲でもメロディアスな歌メロがフックとなりアメリカ市場を意識した時代との折衷を感じさせ高次元で昇華しているから凄みも増すわけです。どこか懐かしい空気をまとった③のハードブギーナンバーなんかはまさにSAXONだし⑦⑧といった甘さ控えめのカフェオレみたいな丸みを帯びたハードな楽曲もやはりSAXONらしい、でも⑤のようなバラードがやはりメロディに拘った前作あたりの流れを踏襲し独特の歌声が優しくメロディをなぞる姿はある意味、昔と変わらぬように感じます。シンプルな構成やおきまりのテンポに若い人は興奮を覚えないのかもしれませんが(昔の自分もそうでしたよ)乾いたパワーリフの心地よさは格別なんですがいかがでしょううか?とは言え原点回帰=過去の焼き回し的なニュアンスもあるので、仕切り直しの意味も含め、必要なアルバムだったのでしょう。


HARTER ATTACK - Human Hell ★★ (2014-05-12 13:53:58)

ニュージャージー出身のトリオバンド、スリーピースとは思えない迫力のあるスラッシーなサウンドが小気味よく迫ってきます。氾濫するスラッシュ群の中で個性を見出そうとリフワークや展開に拘りを感じさせ基本のスラッシュビートは押さえつつも、違った印象と与えようと奮起していますが今ひとつ感が拭えないのが玉に傷でしょうか?NUCLEAR ASSAULTのメンバーが強力している事もあり、その路線を支持する方には面白いと映るでしょうね。


LOUDNESS - 2・0・1・2 ★★ (2014-05-12 13:39:24)

アルバムリリースそしてLIVE、DVD発売にまたアルバム制作とここ数年の精力的な活動には驚かされます。そのせいもあるのかここ数作は作り込まれた楽曲よりも勢いや衝動に任せたような曲が多く感じられ今作もその流れを組むのですが根底にあるのは伝統的なスタイルだけにオルタナ・ヘヴィロックを取り込もうとも曲によってはメロデイックに進化している。多彩なアレンジや展開も板に付き(焼き回し多いけどね)これまで以上に不自然さがなくなりスッと耳に入ってくるから不思議です。何を聞きたいのかで評価も分かれるでしょうが、ここまで貫いてきたんだから昔の名前で出ています、みたいなアルバムは出さないほうがいいでしょうね。


LOUDNESS - EVE TO DAWN 旭日昇天 - Crazy! Crazy! Crazy! ★★★ (2014-05-11 14:23:00)

30周年を飾るうえでこの路線も外せない
サイケでファンキーな一曲
懐の深いバンドだなぁ


LOUDNESS - EVE TO DAWN 旭日昇天 - Pandora ★★ (2014-05-11 14:20:41)

ヘヴィなミドルナンバー
自然な流れの中で息づいています
エモーショナルなソロも熱い


LOUDNESS - EVE TO DAWN 旭日昇天 - Comes The Dawn ★★★ (2014-05-11 14:19:29)

ヘヴィなリフが耳を惹きますね
歌メロもしっかりとしていて面白い
今までにない魅力を感じます
面白い


LOUDNESS - EVE TO DAWN 旭日昇天 - Emotions ★★★ (2014-05-11 14:17:20)

多彩な彼らのサウンドを楽しめるインストナンバー
アルバムの中で嫌みなく溶け込んでいます


LOUDNESS - EVE TO DAWN 旭日昇天 - Hang Tough ★★★ (2014-05-11 14:15:17)

新旧のスタイルを上手く取り込んでいますね
モダンでアグレッシブだが原始的な雰囲気が好き


LOUDNESS - EVE TO DAWN 旭日昇天 - Gonna Do It My Way ★★★ (2014-05-11 14:13:26)

歌いだしが面白い
リフ・リズムとシンプルな構成も新鮮ですね


LOUDNESS - EVE TO DAWN 旭日昇天 - Keep You Burning ★★★ (2014-05-11 14:11:20)

出だしのタウラスは狙ったね
過去の名曲を彷彿させる山下昌良作の疾走ナンバー
これも素晴らしい曲です
テンポチェンジの多さが山下節ですかね
練り上げられた楽曲はカッコいいわ


LOUDNESS - EVE TO DAWN 旭日昇天 - Survivor ★★★ (2014-05-11 14:07:45)

パワフルなツーバスが弾き出す強靭なリズム
山下のローも吐きそうなくらいヘヴィ
この疾走感たまりませんね
鈴木アンパン政行作の曲ですが
個人的には今アルバムのベストテイクです


LOUDNESS - EVE TO DAWN 旭日昇天 - Come Alive Again ★★★ (2014-05-11 14:05:19)

しっかりとした枠組みが組まれています
リフにドラムが絡み充実した歌メロと王道サウンドを行っていますね
ストレートな作曲が映えまくります
色彩豊かなソロもカッコいいわ


LOUDNESS - EVE TO DAWN 旭日昇天 - The Power Of Truth ★★★ (2014-05-11 14:00:43)

ごっついわ
パワフルな一曲ですね
メロディラインのハッキリとしたサビが印象的です


LOUDNESS - EVE TO DAWN 旭日昇天 - A Light In The Dark ★★ (2014-05-11 13:59:46)

期待をさせるインストナンバー
この曲を聴きこれいけんじゃないかと思いました


LOUDNESS - EVE TO DAWN 旭日昇天 ★★★ (2014-05-11 13:56:22)

結成30周年を祝うアルバム、サブタイトルに旭日昇天という言葉を選び往年のファンにも語りかける演出に何を今更と思ってしまいますが、山下昌良、鈴木アンパン政行の楽曲を採用し、それが往年のメタルナンバーを感じさファンならずとも引き寄せる強力な魅力を感じさせてくれます。ズッーーーーーーーーーと前からファンはこういう曲を待っていたのでこの2曲だけでも買いではないでしょうか(タウラスで始まるなんて素敵すぎ)、攻撃的なナンバーが並ぶ前半には並々ならぬ気迫も伝わってきます。今作の良さは歌メロの充実ぶりにあると思います、明らかにニ井原実先輩が主導でしょうね、その充実ぶりがキャッチネスさとハードさを際立たせ、王道メタルと新機軸を打ち出し高崎サウンドとの両立は計り新旧のファンを納得させるだけの快作に仕上がっています。やっぱりやれば出来るんだと思いましたね。後半の路線も彼らの歴史を考えると当然のスタイル、原点回帰なんて安易な着想じゃない、自然な方向性と感じられるのも今作の魅力でしょうね。個人的には今更すぎるんで、どこか熱くなれませんが旭日昇天だけの事はありますよ。


LOUDNESS - KING OF PAIN 因果応報 ★★ (2014-05-11 13:24:57)

レギュラーチューニングに戻したアルバムと聞きつけましたが、今更劇的変化があるわけではないでしょう。さして気にもなりませんでしたが(しつこいようですが、下げまくったテラーはなんだった?)鈴木アンパン政行氏が全面参加する意味合いのほうが大きく、彼のパワフルなドラミングをいかように生かすのかを楽しみに向き合いましたね。樋口に捧げたのでしょうか?アルバムのコンセプトなんでしょうか?意味深なインストの①から一転激しいツーバスが鳴り響く疾走ナンバーへと流れ込みキャッチーな③へと繋がる展開に今作の方向性を感じます。初期の悪魔三部作をどこか思わせるダークな世界観とモダンな新たなる道筋を示した新旧ラウドネスサウンドをより深く楽しむことが出来るのでしょうね。最近のアルバムの中ではリフワークに重きを置き(ソロがない?)勢いと練り込んだ要素がクロスする様が以外と新鮮に聞こえますね。ちなみに⑧のサイケ調の穏やかな曲で高崎がリードヴォーカルを取っています。でもこのメンバーならソリッドかつアグレッシブそれでいてシャープなリフにメロディアスなサビの王道メタルが期待できると思うファンも多いはず、彼らだからできる新王道と呼べるものを是非との叩きつけて欲しいですね。新メンバーに鈴木氏を選んだセンスは本当に素晴らしい、ニガロボにガラティア、サーベルタイガーで叩きだした強靭なリズムを体感した身としては彼が適任と思います。


LOUDNESS - THE EVERLASTING -魂宗久遠- ★★ (2014-05-10 17:18:55)

前作から短いスパンでリリースされた樋口宗孝の過去のドラムトラックを再構築して作り上げたメモリアルな一枚(③のみ鈴木アンパン政行)前作のスタイルを更に推し進め新旧のスタイルをバランスよく比率を変えダークでヘヴィなサウンドからキャッチーなミドルナンバーまで放り込み樋口宗孝に対する思いも強く感じられますね。強靭なグルーブを叩きだす最後のリズムプレイを楽しむのが今作の聴きどころなんでしょうが、あえて狙った80年代風のメタルナンバーがやはり耳に分かりやすく響き、生前にやってくれればなぁと思わずにはいられません(特に節操のないメンバーを集めたトリビュートアルバムの着手にLIVEは晩節を汚したと思っていますコージーパウエルフォーエバーのLIVEでBURNにツェペリンやりやがったからね。おまけに次回はこれやりますって宣言したもの)難解な構成で紡ぐよりもシンプルなメロディを押し出し枠に踏みとどまらない自由奔放さが今作の魅力となり、これからもバンドとして前に進んでいくんだと言う彼らの強い気概を感じながら耳を傾けると新たなる発見があるかと思います。ベテランバンドが放つ原点回帰の古臭いだけでは終わらない未来を見据えた一枚、ファン以外にも訴求出来るはずです


LOUDNESS - METAL MAD ★★ (2014-05-10 16:32:27)

いきなりキャッチーな②が飛び出してきて驚きましたね。シンプルなリフワークも狙ったようで懐かしい空気をまとっています。全般的には従来の路線を踏襲しているし、勢い重視と言うかあえてのシンプルさを追求している気がして聴いていて面白い。相変わらずズッシリと思い強靭なグルーブが快活なサウンドの中でダイナミックに躍動し樋口宗孝の遺作として聴くと感慨深いものを感じます。大胆かつ繊細、それでいて几帳面な彼のラウドドラムをもう少し違う形で聴いてみたいと思っていましたが叶わぬ夢ですね。今作の聴きどころは全編にわたりキャッチーなメロディを今まで以上に大胆に取りこんだところでしょう。コアなサウンドとメリハリの効いた場面転換、ライブと変わらない荒々しいさが感じられバンドの高いポテンシャルを遺憾なく発揮していると思います。個人的にはここにきてキャッチーなの?と思わずにはいられませんが(テラーはなんだったん??)こうなったらオールドスクールを否定しないモダンヘヴィネス路線を極めて欲しいですね。


MINSTRELIX - Reflections ★★★ (2014-05-10 14:15:42)

関西を拠点に活動しているだけの事はありますね。このコテコテ感は関東のバンドでは出せません。ギリギリのダサさがに、少々のやりすぎ感とクドさがTHE関西といいたくなり出身地など確認するまでもなく関西メタルだと認識できる世界観がたまらなく好きです。2009年リリースの8曲入りのミニアルバム。ヴォーカルが外国人の女性シンガーローラさんに変わった事もあるのか新曲に+デモ音源のリ・レコーディング作となっていますが、素晴らしい出来栄えですね。キャッチーなメロディに煌びやかなキーボード、シンフォニックな作風を飾るには十分すぎる展開に高揚させられっぱなし。テクニック十分のギターがツボを押さえまくったプレイの数々を優美に奏で思わずたまらんぜを連発、8曲聴き通せばお腹いっぱいもういっぱいと、たらふく喰わされた至福の一時を満喫出来ます。ホンマもんが歌うんで英詩の乗り方も歌メロも本格的だし地声の低さを生かしているので無理がないから安心して聴けます(元気はつらつアニソン歌のお姉さんではないので問題なし、頑張れ元サーベルの弓田)。僕はこのバンドの作品はこれしか持っておらず他の作品やシンガーとの比較は出来ないのですが、クラシカルでシンフォニックなHM/HRが好きな人なら迷うことなく手に取ってほしい一枚ですね。四畳半一間でシコシコと作り上げたんではないドラマティックで壮大な世界観に酔いしれますよ。


GUILTYS LAW - Total Insanity ★★★ (2014-05-10 13:46:42)

古くは1994年から活動を開始する東京のベテランの域に達するメロディックなパワーメタルバンドが2009年にリリースした1st。ハイトーンを駆使して歌い上げる様はハロウィーンあたりを思わせるしクワイヤパートの導入にブラインドガーディアンあたりを思わせるジャーマン直系のスタイルに日本人ならではのエッセンスをまぶしドラマティックな構成は聴き手を高揚させるでしょう。コテコテの臭いメロディはちょっと苦手と思う人は厳しいかも知れませんが、このギリギリのダサさもジャーマンスタイルだと思っているのでシンガロングするパートの雄雄しいさや、ドラマ性を配した楽曲群は魅力的です。安定した演奏にベテランらしさも感じられ王道のメロディックなパワーメタルが疾走感と供に駆け抜ける様はある種のカタルシスへと誘ってくれるでしょう。良くも悪くも日本人好みの一枚ですね。ジャーマンメタルマニアなら押さえておいて損はしない一品です


LOUDNESS - BREAKING THE TABOO ★★ (2014-05-08 15:17:48)

25周年を記念したメモリアルな作品です。なんたってプロデューサーに懐かしのエディ・クレーマーをむかえいれたんですからね(昔の名前で出ています)従来の路線同様、随所にモダンな要素を残しつつもリフやソロなんかでも懐かしい雰囲気を醸し出し馴染み深い面影を追い求めるファンとしては嬉しくも有り、また複雑な心境に陥るのかも知れませんね。日本語歌詞の歌も有り、けっこう驚きました。ヘヴィなグルーブを叩きだすベテランが推し進めるスタイルに異論などなくファンなら黙ってついてこいと言わんばかりの確固たる信念みたいなものを感じます。どこを切ってもゴリゴリのサウンドに変わりはありません、自らのスタイルを更に磨きあげ温故知新のバンドでは終わらないんだという気概が瑞々しくサウンドに溢れていますが、個人的にはならエディ・クレーマーいらんしニ井原実先輩の歌である必要性を幾度感じません。その昔の名前で出ています感にすっかり興ざめしておりますが(その気持ちは第五期からね)彼らに何を求めているかで評価が分かれるのでしょう。僕のような寝ぼけた思想のオッサンはいつまでも撃剣霊化の続編が聴きたいと思ったりしますが(⑥なんかを聴きニ井原実先輩の熱唱に胸を打たれたりします)そういったノスタルジーを捨て耳を澄ますと新旧のスタイルを巧みに取り入れた意欲作は大いに買いでしょう。


HALLOWED - Hallowed ★★★ (2014-05-06 15:47:33)

VoがGも兼ね備えている四人組のイタリアンHM/HRバンドが1986年にリリースされた幻の一品、CD化もされましたが手に入りにくい状況ですかね?われらのiTunesがありますのでパッケージに拘りがなければ気軽に手に入ります。NWOBHMの影響下に欧州産の哀愁を散りばめた正統派のHM/HRサウンドに1986年ならではのキャッチネスさも放り込みマイナー臭を消しています。オリジナル9曲のアルバムに4曲のボートラが入っているのですが⑩⑪もオリジナルのアルバムに収録されても遜色のないクオリティと方向性も見せているので美味しい選曲となっておりデモヴァージョンも違いを楽しむのには持ってこいの内容です。無駄なボートラじゃないのがテンションを下げさせないで聞かせてくれますね。ツインギターも交互に役割を見せ詰め込みすぎない音数も聴きやすく今どきのバンドでは出せない味わいと空気感に懐かしい時代を想起させてくれます。メロディの質、疾走パートと聴かせるパートがバランス良く組み合わさり親しみやすさが加味されているのが素晴らしい、でも何処かイタリアンな空気も感じさせてくれるのがマニアにはたまりませんよね。


HALLOWED - Hallowed - Deep Coma ★★★ (2014-05-06 15:19:05)

音質の粗さが曲の荒々しさと合致していますね
フックを生かしたメロディもあり
聴き応え十分な一曲


HALLOWED - Hallowed - We Got You ★★★ (2014-05-06 15:17:29)

NWOBHM風ですね
哀愁を散りばめた疾走ナンバー
温故知新に浸りますよ


HALLOWED - Hallowed - Dreaming of You ★★★ (2014-05-06 15:14:55)

メランコリックなアコギが泣かせますね
サビでパッと明るくなるのもこりゃまた泣かせます
欧州産ならではのバラードですよ


HALLOWED - Hallowed - Flight to the Moon ★★ (2014-05-06 15:12:04)

キャッチーな一曲
曲順的にもベストですね


HALLOWED - Hallowed - Running Forever ★★★ (2014-05-06 15:08:29)

アタック感の強いミドルナンバー
メロウなソロに望郷をそそられます


HALLOWED - Hallowed - Cry No More ★★★ (2014-05-06 15:05:05)

スローな出だしからアップテンポまたスローダウンそして跳ねる
キャッチーな歌メロも耳を惹きますね
垢ぬけませんがオッサンくさい歌声も味がありますよ


HALLOWED - Hallowed - The Strong Doubt I Can Revive ★★★ (2014-05-06 15:02:00)

メロウなミドルナンバー
ハスキーヴォイスも泣いていますね


HALLOWED - Hallowed - Wake Up in the Night ★★★ (2014-05-06 15:00:52)

後半の疾走パートも切れてますね
欧州産の湿り気を帯びた前半との対比が肝でしょう


HALLOWED - Hallowed - Sing the Music Wild ★★ (2014-05-06 14:59:44)

同じボーカルなのかな?
歌い方も声も違うような気もしますが
ノリの良いハードな一曲


HALLOWED - Hallowed - I Can't Stop the Fall ★★★ (2014-05-06 14:57:48)

シャープに切れ込んできますね
お約束な展開も見事なTHEメタルな一曲
サビの弾け方も新鮮ですね


HALLOWED - Hallowed - Hallowed Overture ★★ (2014-05-06 14:55:24)

JP風のイントロですよね
ゾクゾクと煽ります


DESTROSE - 霖 -Rin- / Maze - Fade out ★★ (2014-05-05 16:21:16)

お約束感満載な歌謡メタルバラード
メタル発な作りなのかメタルっぽい歌謡曲の違いが分かるかで聞こえ方が変わりますよね


DESTROSE - 霖 -Rin- / Maze - Maze ★★★ (2014-05-05 16:18:01)

メタルの中にポップセンスをバランス良く散りばめた一曲
聴きやすく上手に料理しています
根っこにあるメタル愛がビンビンと伝わりますよ


DESTROSE - 霖 -Rin- / Maze - 霖 -Rin- ★★★ (2014-05-05 16:15:54)

馴染み深さと新鮮さを上手に調和させています
女性らしい感傷的なメロディを散りばめたキャッチーな一曲です


DESTROSE - 霖 -Rin- / Maze ★★★ (2014-05-05 16:03:16)

元々女性はメタルを理解しているなと思っています。嬢メタルなどという一過性のものではなく
彼女たちも十二分にメタルを作り上げることが出来るのです。この時代に偏見など無くなったでしょうが
80年代は酷かったね。けっこう女人禁制なノリがありましたよ。逆に女を前面に出しすぎたマネージメントも問題だったし作品名は忘れましたが浜田麻里のライブVT見た時に彼女以外スポットライトが当たらずギターソロも映してもらえない始末、これじゃ佐藤克也が可哀そうだし(トラッシュギャングで玉砕)松本もB’z作るわな。挙句にはローアングルのパンチラじゃあね。そんな時代を知っている身としては、ALDIOUSやCYNTIAを始めとする一連の流れの中ですが麗しい本格派の女性バンドが出てくるのは嬉しい限りですね。激しいメンバーチェンジにより廃盤作品も多いのですが、こちらは全6曲入りのマキシシングル(3曲は歌入りで3曲はそのカラオケヴァージョン)叙情的ですが爽やかさもあるキャッチーな①やザクザクと刻まれるリフもカッコいい迫力も感じさせるメロディックな②パワーバラード③と3曲とも違うタイプの曲を盛り込み現メンバーの挨拶代わりには十分、メタルマニアは勿論ですが、それ以外に方にも訴えかける求心力も感じられる点も見事、構成もしっかりしているし安心して聴いてられます。嬢メタルブームに食傷気味な僕も楽しんだ一枚、やっぱり女性はメタルを知り尽くしているよね。


SCHONBERG - Splendid Rosa Birth ~華麗なるロサ、誕生~ - ロサ・ギガンティア ★★ (2014-05-05 15:23:32)

甘いね~
アングラだね~


SCHONBERG - Splendid Rosa Birth ~華麗なるロサ、誕生~ - ロサ・クライシス ★★ (2014-05-05 15:20:59)

恥ずかしいと思う人もいるでしょうね
僕もその口ですがそれが良いんですよね
河村隆一ばりにヒヤッとひっくり変える歌も歌劇団な世界に一役買っています
どっかで聴いたことがあるフレーズも健気な姿が目に浮かび許せるから不思議ですね


SCHONBERG - Splendid Rosa Birth ~華麗なるロサ、誕生~ ★★ (2014-05-05 15:15:27)

一聴してアングラなどのシンフォニックな疾走系メタルが好きなんだなと思いました。アルバムジャケットにバンド名、メンバーの出で立ちを見ればそういう世界を目指しているんでしょうね。女性Voをフロントにおき、その芝居がかった曲調や語りなども導入しなんとか歌劇団といいたくなるような独自の世界観を醸し出し戦略とイメージを考えると良く仕上げています。メタルを愛するのもが作り上げるシンフォニックなサウンドにはジャーマンメタルにも通ずるキャッチーな歌メロを盛り込み全曲皆が一緒に歌い上げれるような親しみやすさもあり、メジャー資本が入り衣装や大きなステージを用意すれば盛り上がるのではないかとも思いますね。
惜しむらくは、こじんまりとまとまった音質に手作り感も満載でこの手のサウンドを表現するには深みに欠けるのがマイナスですが、そこは致し方のないことでしょうと割り切っても、やはり女性シンガーの好みが評価をわけそうな気がします。個人的には小手先のテクニックと、さざ波ヴィブラードに調子の良い女子高生のカラオケレベルかなと思わせる稚拙なパフォーマンスに実力不足感を覚え、国産HM/HRシーンが昔から抱える問題点を如実に思い出させる結果となりましたね。マッチしている点もあるのですが噛み合わない時の気持ち悪さはハンパないです(LIVE見た後にCD買ったんですが)正統派は歌が命ですから。
しかし壮麗なオーケストレーションを駆使した優雅なシンフォニックサウンドにはパソコンを前に四畳半で作り出しただけではない可能性を感じるで大いに期待したいものです。歌劇な演出に本気で取り組む姿は大いに引き寄せられますよ。ロマンだしメルヘンですからね。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Force Ⅲ (2014-05-02 17:25:39)

1980年代に関東メタルの聖地といっても過言ではないでしょう。神楽坂EXPLOSIONからメタル系のバンドを集めたコンピレーション作品がリリースされていました(古くは木箱のケースもカッコいいANTHEM、十二単、SNIPER、SABBRABELLS等が参加したシリーズ第一弾は資料的見地からみてもかなりの価値があると思います。未CD化LPのみが惜しまれますね)そのシリーズの中でも唯一CD化されているのが今作です(金の掛かったように見受けられるアルミで出来た拘りが素敵と指が怪我する率高し)。全11バンドの12曲収録の今作はあのXやのちにXに参加するHIDE擁するSABER TIGER(当時はVじゃなくBの表記でした)等が名を連ねバラエティに富んだ一枚となっていますね。音質も良くないし演奏の荒削りなんですが、当時の国内におけるインディーズシーンを赤裸々に反映しているように感じられ欠点も含め必ず聞くときは通して、ああだこうだとノスタルジーに浸りながら今でも2年に一回は必ず聞いている思い出の深い一枚です。長めのSEに不安な気持ちにさせられたクマどりメイクも懐かしいCASBAH流メタルな①、狂気のシンガーHIZUMI節は健在のJURASSIC JADEの②⑥、3分を切る清さとズンドコ節も片鱗はあるよなな③のX、雰囲気のある正統派ナンバーも全てが未消化な雰囲気で終わる横須賀サーベルタイガーの④、MEPHISTOPHELESと言えばこの曲です、ROBの切れた歌声がカッコいい攻撃的な⑤、歌は弱いものの一番演奏がしっかりしていたノリの良いRUDE SEDUCER⑦、こちらもJEWELなら⑧ですね。キャッチーな歌と弾けたノリが心地よいです。高音に余裕がなさすぎるのがマイナスかな。JACKALは女性がシンガーですね、実は一番好きだったりします完成度も高いメロディアスで正統派な⑨、良くも悪くもSQWIERの⑩は類型的な国産シンガーの在り方は提示しておりますがギリギリのスリルがいい感じで聞かせてくれます。カラッとしたアメリカンロックな⑪のAPPEAL、ラストはシェイカー風の叙情派メタルOFFENDERと前半後半で方向性を違うバンドを並べオムニバスならではの楽しみ方が出来なが良かったりします。音質もタイトなレコーディング状況が見えてくる中で、ややスラッシュ勢は苦戦したのかも知れませんがMEPHISTOPHELESは善戦していたかな?X関連はマニアなら希少な価値がありのではないでしょうか?ちなみに洗練された後のヨシキからは想像も出来ない姿は必見ですよ。若いし全てが垢ぬけていないある意味、ゴミ箱直行便のような作品なんですが、このようなアルバムを愛でる事が人生の中で一番大事な時間のように思っています。今なら中古市場も落ち着いていますので余裕のある方は手に取ってほしい一枚ですね。


柴田直人 - Perfect Selection :Dracula Battle ★★★ (2014-04-29 21:36:17)

もっとも愛すべきバンドのアンセムの消滅とシーンの衰退により、正統派メタルへの渇望と探究心をくすぐられた時代にリリースされていたコナミのパーフェクトセレクションシリーズの第2弾「悪魔城ドラキュラ」シリーズのHM/HRアレンジ盤、編曲と演奏に柴田直人の名前を発見、予備知識もなく即購入を店頭で決意した一品です。ベースプレイは勿論ですがギタープレイヤーとしても名を連ねた柴田直人師匠の躍進ぶりに胸が躍りましたね。題材がドラキュラということもあり、原曲のイメージからもバロック風の匂いもあったのでメタル風のアプローチへの移行もスムーズに決まったのでしょう、英国風の伝統的なロックサウンドが心地よく駆け抜けていきます。元がゲームサウンドだからなぁという不安を吹き飛ばす貫禄の仕上がりとなっていますね。参加メンバーも柴田以外にアンセムの清水昭男に元スナイパーなどで知られる日下部バーニー正則(ゲームのサントラ関係ならJILL'Sプロジェクトにも参加しています)Keyは元プレシャスの高浜祐輔(こちらもアニソン系で活躍してましたね)というメタル系のアーティストでガッチリと固めていますか安心して聞くことも出てくる音も想像がつくのではないでしょうか?子供のころの記憶で①②くらいは知ってんぞと思いましたが、これが素晴らしい出来栄えでゴシック調の重厚さに(空間に広がりを持たせる高浜のプレイは圧巻)メタリックなアレンジがバッチリとハマりツボを得た演奏が聴き手をグイグイと引き込んでいきます。柴田師匠のギターも美味しいし各参加プレイヤーのオリジナリティ溢れるプレイは聞いていて実に興味を惹かれます。一球入魂エモーショナルなバーニーに、多様で新鮮なフレージングの清水と、違いや想像力を膨らまして聞くと楽しみも倍増です。全曲インストだし打ち込みドラムが苦手という趣もあるでしょうが高揚感を刺激するアップテンポなナンバーは勿論、ミドルナンバーにバラードまでと幅広い楽曲を収録し飽きがこないように工夫されています。自分もいざ勢いで手にしたものの懐疑的でしたよ。ゲームミュージックと侮ると後悔させられるハードでスリルに満ちた刺激的な一枚、アンセムマニアならずとも聞いて欲しいですね


BLIZARD - Danger Life - Marry a Fortune ★★★ (2014-04-28 18:41:09)

バンドのアンサンブルが素晴らしいハードロックナンバー
やれば出来るじゃないかと叫びたくなりましたよ。日本語と英語の入り混じった歌詞がイマイチダサいけど この疾走感がたまりません 彼らが男になった瞬間だな ありがとう水野松也


NIGHTMARE(Columbia) - High Speed Venom (2014-04-26 17:40:16)

南米はコロンビアWitchtrapのメンバーが中心となり結成されたサイドプロジェクトなのでしょうか?詳しい事は分かりませんが、NWOBHMにジャーマンスタイルを取り入れたようなヘヴィな中にもメロディを大切にした随分と古典的な手法に拘ったサウンドが耳を惹きます。シンガーもマイケル・キスクとかジェフ・テイトのようなハイトーンを駆使し歌い上げ、Witchtrapの時とは印象も違い驚かされたものです。速いナンバーよりも⑤のような密度の濃い70、80年代のHM/HR風のミドルナンバーに興味を惹かれましたね。全般通して狙ったのかB級感と古めかしい正統性に評価も分かれるでしょうが、マニアなら思わず手を出してしまう一品なんでしょうね。


NIGHTMARE(Columbia) - High Speed Venom - High Speed Venom ★★ (2014-04-26 17:27:38)

頼り気のない歌
シンプルなバッキングとソロは派手
狙っているのでしょうか?
古典的な手法にニヤけてきます
C級ジャーマンメタルな作風に目頭が熱くなります


NIGHTMARE(Columbia) - High Speed Venom - When Hell is out of Control ★★ (2014-04-26 17:23:52)

マイケル・キスクばりのハイトーンを轟かせます
B級感も満載なピュアメタルナンバー


ALDIOUS - District Zero ★★★ (2014-04-26 17:16:58)

ヴォーカルの脱退に伴い、新メンバーRe:NOちゃんを迎え入れてからリリースされた待望のフルアルバム。共同プロデュースに我らの御大サーベル・タイ ガーの木下昭仁氏も迎え入れ盤石の体制を引かれましたね。その厳しいサジェスチョンも彼女たちの新たなる魅力を引き出してくれたのかツインギターの絡みは勿論、細やかな面で成長の跡が伺えリフワークなんかも以前よりも魅力的になったと思います。迫力のあるリズムプレイと流麗なギターワークは女性らしい煌びやかな華やかさと厳ついメタルサウンドを高次元で昇華、妖艶なメロディに磨きも掛かりコマーシャル性の高いバラードやミドルナンバーも放り込みバンドとしての個性を更に確立しています。新メンバーRe:NOちゃんもカラオケ自慢の女子高生レベルではない歌を聞かせてくれバンドの危機を回避、個人的にはスケールUPに一役も二役も買ってくれたと思います(LIVEも良かったよ)今作において幅広い楽曲を聞かせてくてた彼女たちが、女だからと舐められない実力と、そして女性ならではの麗しいステージングの二本立という最大の武器を前面に出しメタルバンドとして今後の更なる発展を望みますね。


NIGHTMARE(Columbia) - High Speed Venom - Rising Evil (2014-04-25 15:34:46)

ジューダス出しアースシェイカー風だったりするイントロ
次の曲と上手く繋げたらなお良かったです


NIGHTMARE(Columbia) (2014-04-25 15:32:06)

南米はコロンビアのWitchtrapのDr.Witchhammer, Vo.GのBurning Axe Ripper,B.Enforcerの三人にSinister Stormを迎え入れ結成されたバンドです。ベースのエンフォーサーさんはここではギターに転向し支えております。Witchtrapで聞かせてくれたスラッシュサウンドは一味も二味も違う正統派メタルサウンドを披露しています。歌い方も全然違うんでクレジットあってんのかと不安になりますが(ギターのEdison GilはEnforcerさんです)興味がある方は是非とも聞いてみてください


DEMONA - Speaking With The Devil ★★★ (2014-04-25 14:17:17)

女性メタルヴォーカリストTanza嬢が率いる南米はチリ産のオールドスピード/スラッシュメタルバンドの2nd。この手のサウンドをお探しのマニアを裏切らない実直なスタイルにまずは笑みがこぼれます。前作よりも予算を掛けれたのか音質もバンドのアンサンブルもグッと引き締まりスケールUPなんですが、だしている音がスケ番リアルチョリースサウンドなんで細かい事は気にしない。彼女の威嚇啖呵シャウトの切れ味を損なうことなく聞こえやはり笑いが、やや一本気なスピード勝負が続くと飽きもくるし、⑧⑨みたいな曲を増やし曲間に散りばめてくれるほうが個人的には聞きやすいのですが、これも彼女たちの個性だからなぁと妙に納得させられますね。馬鹿テンポ一直線激烈に走りまくるスピード感は確実に初期衝動を突き上げメタル魂を鼓舞してくれるから個人的には実に頼もしい存在です。今回のカヴァーも渋い選曲です⑨はスペインのコンピに収録されたCaid Deceitというバンドのカヴァですからね(ワタクシも当時カセットで愛聴していたから記憶しているだけだし情報の真偽も自分自身疑わしいので正確な情報が知りたいですDESCARGA NORTEと言うコンピレーションだったと思います)でなければ今アルバム一押しの哀愁のパワーメタルサウンド激奨するところでしたよ。押し引きを得た楽曲を期待しつつも、パワーアップされた部分も含め破天荒に突き進む姿がバンドの生命線と認識をしながら気分で楽しむのが一番でしょう。ベルギーのACIDとか好きな方ならイケと思いますよ。


DEMONA - Speaking With The Devil - Cease to Exist (Outro) ★★ (2014-04-25 14:00:05)

しっとりとそして不気味でもあるアウトロ


DEMONA - Speaking With The Devil - Sorcerer's Scapade ★★★ (2014-04-25 13:58:01)

一気加勢に攻め込む激烈スピードナンバー
約6分とようやりますね