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TONY MARTIN - Back Where I Belong - Sweet Elyse ★★★ (2014-03-24 21:20:24)

ノリノリに弾き倒すギターもエエです
アルバムの中盤にロック色の強いナンバーを放り込み
メリハリをつけましたね


TONY MARTIN - Back Where I Belong - Why Love ★★★ (2014-03-24 21:14:56)

泣かせるわ
素晴らしいフィーリングが溢れる名曲
上手い歌い手だわ


TONY MARTIN - Back Where I Belong - Back Where I Belong ★★★ (2014-03-24 21:13:32)

深みのある歌声にうっとりさせられます
流石はタイトルトラックだね
隠し味的に聞こえるピアノも含め鍵盤楽器がいい味出しています


TONY MARTIN - Back Where I Belong - If There Is a Heaven ★★★ (2014-03-24 21:11:45)

落ち着いたバラードですね
ギターソロも美しい


TONY MARTIN - Back Where I Belong - It Ain't Good Enough ★★★ (2014-03-24 21:06:01)

グルーヴィーな一曲ですね
艶のある歌声もハマっていますよ
サバスの呪縛から解き放たれリラックスしていますが
英国的な性質ですよね


TONY MARTIN - Back Where I Belong - If It Ain't Worth Fighting For ★★★ (2014-03-24 21:03:09)

サビメロが秀逸ですね
サックスも歌声も大人の魅力にあふれています
ムーディーな一曲です


Dante - In the Lost Paradise ★★ (2014-03-24 01:31:40)

Vo.橋本和久 G.金子知史 B.加瀬竜哉 Ds.秦 正悟の4人からなる国産HM/HRバンドが1991年リリースした1st。個人の詳しいバイオはベースの加瀬さん以外知りませんが、加瀬さんの死去に伴い是が非でも聞いてみたいと思い今作をGETしましたね。構成に工夫を見せ一筋縄ではいかないアレンジと曲作りを施したメロディとポップセンスを生かした聴き応えのある一枚。メンバーの演奏技術も素晴らしく見せ場を随所に盛り込み大胆さも感じますが、イマイチ歌いきれていないシンガーの在り方が日本人すぎて弱い、サビメロは印象的なんですが、そこまで持っていくメロも弱いと、曲が曲だけに残念ですよね。しかし聴き進めばソレも味だと楽しめるくらい楽曲の質は高いです。歌を聞かせる曲なのに歌が弱いのは、2009年に抑えのいなかった楽天イーグルスが日ハムとのプレーオフに敗れた姿と重なり、もう一歩な気持ちになるのですが、有りきたりな国産メタルとは一味違う彼らの力作に触れて欲しいですよね(昨今の嬢メタルブームがOKなら弱い歌ではないんだけどね)


BAD LOSER - Utter Indifference ★★★ (2014-03-23 21:11:42)

「すべてが俺にひざまずくぜ!!」熱いコメントが書き連ねた帯び叩きに苦笑いが…出している音もコメントに負けないくらい熱いものを期待しますが、落ち着いた正統派の一枚です。期待を裏切らない展開とメロディを大切にした歌心ある職人技が集い仕上げたのですから品質は折り紙つきですね。温かみのある南の歌唱スタイルは安定感抜群だし脇を支えるリズムプレイも無難だ、広がりと奥行きを与える相棒の藤井のキーボード、寺石浩樹もメロディアスなHM/HRアルバムに彩りを与えています。もう少しハードさがあればメロディアスな面も際立ち男前度も上がりメリハリが印象を深く刻むのでしょうが、ちょっとそこが食い足りないですかね(ダサい歌詞も気になったり)ある意味、古臭いのだが、その一歩手前で良質な楽曲を構成できるセンスを味わえるのが今作の聴きどころではないでしょうか。


KRUBERABLINKA - Kruberablinka ★★★ (2014-03-20 01:17:23)

2011年リリース、全5曲入りのミニアルバム。VOにレインボー以上にレインボーしているバンドと例えられる国産様式美バンドの最高峰に位置していたテラ・ローザの赤尾和重と同じくメジャーデビュー盤のでギターを弾いていた鈴木広美の二人が名を連ねるとなるとマニアなら期待に胸を膨らませ思わず身を乗り出さずにはいられませんよね。1曲目から期待に応える様式美ナンバーが飛び込み2曲目で昇天必死、やや衰えを感じなくもないが艶やかな歌声は健在だし鈴木広美のテクニカルなギターが随所に見せ場を作り、場面場面で的確なプレイを披露し期待を裏切らない腕を見せてくれたのは流石である。本人の持ち味としては違う見せ方もあるのでしょうが、元テラ・ローザの肩書通りの名演にファンならずとも楽しめるでしょうね。独特の歌詞が印象的なキャッチーな「業火」(火の中に影を思わせる世界観に感涙)、お約束の疾走ナンバー「Don't be so mad」妖艶なミッドチェーン「だれも」この世界観は本当に素晴らしいですね。渋いシャッフルナンバー「太陽」、テラ・ローザではやらなかったブルージーな「砂山」とベテランが叩きつけてきたあいさつ代わりには強力すぎる問答無用の一枚に国産メタルの底力を見せつけられましたね。


KRUBERABLINKA - Kruberablinka - だれも ★★★ (2014-03-18 14:00:05)

渋いね
ハードなシャッフルナンバー
いまどき流行らないだろうが
エエ曲ですね
ニヤニヤさせられます


KRUBERABLINKA - Kruberablinka - 太陽 ★★★ (2014-03-18 13:58:09)

妖しげでムーディなミドルナンバー
望まれることを忠実にこなしてくれています
この雰囲気と言い展開といいすべてが素晴らしいね


KRUBERABLINKA - Kruberablinka - Don't Be So Mad ★★★ (2014-03-18 13:55:39)

色気のあるツーバス
ハードなオルガン
様式美万歳なアルバムのオープニングを飾る名曲
スリリングな疾走感がゾクゾクと煽ります
マニアならガッツポーズものですよね
歌メロも素晴らしい
ソロもメロディックと強烈ですね


KRUBERABLINKA - Kruberablinka - 砂山 ★★★ (2014-03-18 13:51:24)

ブルージーなバラード
雰囲気ありますね
さすがはベテランです
聞かせるわ


KRUBERABLINKA - Kruberablinka - 業火 ★★★ (2014-03-18 13:48:11)

テラ・ローザファンなら涙腺が決壊するのでは?
ドラマティックな展開といいメロディアスな往年の空気をまとった一曲
歌メロも相変わらず素晴らしいね


KRUBERABLINKA (2014-03-18 13:44:24)

元テラ・ローザのVo赤尾和江と鈴木広美が中心となり結成されたバンドです。インディーズでミニアルバム1枚、フルアルバム1枚と順調に作品をリリース、5月には待望のフルアルバム(ベースには元マリノの鎌田学参加)をリリースする予定。テラ・ローザファンは勿論、優美でオーセンティックな音をお探しの方はグッときますよ。


AVATARIUM - Avatarium ★★★ (2014-03-16 19:59:59)

女性シンガーを擁するCandlemassのレイフ・エドリング率いる北欧産ドゥームHM/HRバンドの1st。禍々しいアルバムジャケットに女性Voとくれば、昨今流行りの高音全開のフェメールヴォイス&ゲロ吐きだろうという先入観が頭をもたげ通常は素通りです。正直、猫も杓子もツインボーカル体制に極端なコントラストを置きに行く音楽にまったく興奮出来るたちではないし、ニューハーフじゃあるまいし、女性なのに○○みたいなんですはもう飽きた(極端な高音もお腹いっぱいなんです)。ところが偶然立ち寄ったお店でこのアルバムがかかっていたのですが、レイフ・エドリングが手を出しているんだから暗黒サウンドに冷ややかなメロディを放り込み魔術的な輝きを放つお約束サウンドに新鮮味は薄いのですが、女性シンガーをフロントに持ってきたことに流行りに乗っかった狙いだけでは済まされない必然性が感じられ歌いだしの瞬間から引き込まれましたね。女性らしい情感あふれるメロディックな歌唱が叙情味あふれるドゥームサウンドの中で繊細にメロディを歌い上、ハッとさせるほどの美しい色彩を鮮やかに描き、顕著に感じるのが歌のパートになるとメロディにフォーキーなサウンドを導入しレイフ・エドリングが示したミステリアスかつダークな音像の中に見事なコントラストを投影し刹那な響きとなり、独特の世界観を消化しています。すべては女性シンガーの持って生き方と彼女のパフォーマンスがありきたりなドゥーム路線との違いを明確に提示している様が見事でしょう。永久凍土の中で息を潜ませる悪魔たちが復活の時をまっている場面が頭をよぎる(デビルマン永井豪)妖しげでダークな①②の流れも素晴らしいしドゥームらしい退廃的な雰囲気を醸し出す⑤も美しいです。。ワタクシはドゥーム系は門外漢でして、うんちくを語れるレベルではないのですが、今作はワタクシのようなメロディに拘りをもつ方には引っかかる要素が強くあるかと思いますよ。少々無難な曲作りだし劇的に盛りあがったり走りだしたりしませんが、メロウのパートの配し方が見事だし、それに応えるように女性的な甘さを備えた歌声が夢見心地に暗黒の世界へと誘ってくれますよ。


ANTHEM - Domestic Booty - The Dice Of No Mercy ★★★ (2014-03-15 18:53:56)

ムーディーでヘヴィな一曲
獣性を帯びた森川のメロディックな歌唱も素晴らしい


ANTHEM - Gypsy Ways - Legal Killing ★★★ (2014-03-15 18:41:46)

メロディアスな歌唱も様になっていますね
奥深い一曲ですよ
パワフルさと哀愁具合も絶妙なミドルナンバー
隠れた名曲です


ANTHEM - Bound to Break - Rock 'n' Roll Survivor ★★★ (2014-03-15 18:38:12)

剛直でスリリングな一曲
キャッチーでノリの良さが映えます
THEギターソロな入り方も流れも好きです


ANTHEM - Bound to Break - Soldiers ★★★ (2014-03-15 18:35:38)

リフワークも印象的です
泣きの哀愁が滲み出た一曲


ANTHEM - Bound to Break - Headstrong (2014-03-15 18:33:11)

LIVEでも定番の一曲
男気あふれるアンセムらしいミドルナンバー


ANTHEM - Anthem - Rock 'n' Roll Stars ★★ (2014-03-15 18:23:40)

ひたむきなメタル愛がさく裂してます
初期のパワーメタル路線ならですね


Black Fate - Commander of Fate ★★ (2014-03-15 15:38:17)

ドイツ産正統派HM/HRバンドが1985年にリリースした1st。ツインギターを要する捻りのない様式美系のサウンドに「やってもうたな俺」と呟かせ、一曲目のタイトルHeaven Can Waitとかを見て雰囲気で手を出したのがいけないんだと購入当初はまともに聞くこともなく(CD化されたのは2000年に入ってから2曲のボーナス入り10曲)感性に任せた衝動買いにやさぐれたんですが、ドぐされマニアなワタクシの耳にはビンビンに生ぬるいサウンドも鳴り響くのです。欧州産ならではの湿り気を帯びたお約束感満載のメロディラインにギターワーク、セオリー通りの展開が単調さを醸し出しますが(B級感もプンプンです)好きなんですよね、この手のサウンドは、どんだけクソださいと言われても消えて欲しくないジャンルなんです(マイルドでパンチに欠けたフニャフニャの様式美を前にアクセル・ルディ・ペルの偉大さに感服させられます)作品の中心にあるのは、あくまでも歌であり曲の構成もオーソドックスで比較的しっかりとまとめられている点が聞かせられる要素となり欠点を補っている。歌とメロディを支える地味なアンサンブルに個人的には興奮度指数も低めなんですが、時折切り込んでくる哀愁のフレーズとシンプルなリズムにマニアならグッと引き寄せられる要素もあるかと思います。なんだかんだ言いましたが、結局はワタクシは好きなジャンルなんですよ。筋金入りの様式美マニアなら手にとって頂き、なんだかんだと批評を並べ立てて欲しい一枚です。ワタクシの様式美に対する溺愛ぶりは徳光さんの巨人愛にヒケをとらない盲目ぶりですからね。


ALIEN FORCE - Hell and High Water ★★ (2014-03-15 14:50:30)

デンマーク産のNWOBHM色も感じさせる正統派HM/HRバンドの1st.リリースは1985年かな?どこか隙間があり鋭さもあるが硬軟入り混じった独特のサウンドが懐かしい時代を醸し出しB級感もなんのその、この時代ならではの展開に見入られます(マイナー臭の残し方も見事)新鮮味のないリフも含め演奏も歌も曲も普通すぎて特筆するところも見当たらにと言われたら案外それまでなんですが(もうチョイ攻めてこいよ)欧州産ならではの湿り気を帯びたメロディがパワー不足を補てんするに値する活躍を見せ、詰めの甘い楽曲を引き締め古いスタイルの中で、何とも言えない煮え切らない魅力を発散しているのです。マニア以外にはススメられませんが、哀愁を帯びたメロディが淡々と攻めてくる様も悪くないですよ。


ANTHEM - Seven Hills - Silently and Perfectly ★★ (2014-03-14 18:06:05)

ヘヴィなミドルナンバー
英詩だしある意味新鮮ですね
低音で歌い上げる英三の歌唱もええです


JUDAS PRIEST - Turbo - Parental Guidance ★★ (2014-03-13 15:09:41)

ポップな一曲
これも狙いすぎですね
今はこういうタイプの曲をやらないので逆に面白い
垂れ流しのメロディじゃないからエエ曲なんですよ


JUDAS PRIEST - Turbo - Rock You All Around the World ★★ (2014-03-13 15:06:52)

LIVE映えするアリーナロック
やりすぎ感も今作ならではでしょう


JUDAS PRIEST - Turbo - Out in the Cold ★★★ (2014-03-13 15:05:29)

メロディアスですね
軽めの作風ですがスケールの大きい重厚な一曲
時代がなせる技か


JUDAS PRIEST - Turbo - Hot for Love ★★★ (2014-03-13 15:01:21)

オシャレすぎるわ
狙いすぎですかね
今作ならではの味わいでしょうが
でも好きですよ


JUDAS PRIEST - Turbo - Wild Nights, Hot & Crazy Days ★★ (2014-03-13 14:59:06)

ロブの歌声が印象的ですね
ここまでアメリカンでも自分たちの色に染め上げています


JUDAS PRIEST - Turbo - Reckless ★★★ (2014-03-13 14:56:10)

メロディアスですね
今作ならではの味わいがポイント
バブリーな時代を感じるわ
チョイ足しな哀愁がええですね


Pole Position - Pole Position ★★ (2014-03-13 14:37:42)

国内流通は我らがゼロコーポレーション。北欧産らしい水々しい穏和な音像と爽快感あふれるアメリカンなグルーブが心地よいハードポップサウンドは絶妙な風合いを醸し出し、今聞いても楽しめる一枚で安定感のある演奏とソツのない曲作りが映えています。エッジの効いた小気味いいギターは実に心地よくトリッキーなソロやおいしいリフなんかも聞けて及第点は十分なんですが、いい感じの雰囲気でそのままゴールしてしまうような曲もあり、チョイ足ししてほしいと物足りなさも感じなくもないんだけどね…けして飽きさせない構成力はあるだけに北欧という先入観や拘りがなければまぁ問題なしでしょう。甘美なメロディでは終わらないアメリカンな手法に乗っ取ったラフさと整合感を併せ持った一枚ですね。


Pole Position - Pole Position - Rock Doll ★★ (2014-03-13 14:08:51)

溌剌としてますね
ドライブ感も上々です
この重たさもいいねぇ


Pole Position - Pole Position - Out in the Night ★★★ (2014-03-13 14:01:45)

アルバムのオープニングナンバー
爽快感とポップフレーバーにハードな北欧風の味付けを施した一曲
なつかしい雰囲気に浸れます


BLACK SABBATH - Mob Rules ★★★ (2014-03-09 21:53:33)

結論から言えば初期サバスが打ちたてたオドロオドロしいドゥームロックという観点からすればロニーはミスマッチでしょうね(昨今、逆説的に持ち上げられるギランサバスなんて…もっとありえんでしょう)前作はワタクシのような様式美命な男に取って名盤中の名盤ですが、今作はその観点からすると遅れをとるのですが、ブラックサバスの歴史から見れば今作は見事のロニーとの調和を図りらしい重苦しいさと禍々しい雰囲気を醸し出し、漆黒の闇が妖しげに光沢を輝かせるメロディックなサバスサウンドに仕上げています。独特の魔術的なうねり上げるリズムと甘美なメロディの融合、サバスらしい色合いと様式美が混然一体となり交り合う姿に惹かれますね。


Charon(germany) - Charon ★★★ (2014-03-09 18:17:31)

1984年リリースの1st。メロディを大切にしたオーソドックスなHM/HRサウンドを聞かせてくれます。③のような疾走ナンバーも用意していますが、デフ・レパードのような④あたりが主題となりポップセンスを生かした幅広い楽曲を披露しドイツ産とは思えないワールドワイドなサウンドで勝負を賭けています。キーボードが広がりを与える①や都会的な洗練度がシャレている⑤などもそうでしょうね。(⑧ではプレイング・マンティスもカヴァーした「All Day And All Of The Night」もやっています)。安定感のあるプレイは勿論、若干後半は盛り下がりますが、なかなか1stとは思えない粒ぞろいの楽曲にメロディ派なら一聴する価値はあるでしょう、ギターも巧いしドラムもズバンと邪魔にならないタイトなドラミングを鳴らし、そこに効果的なキーボードのフレーズを盛り込みハードにまとめ上げる手腕は見事です。


Charon(germany) ★★★ (2014-03-09 18:14:52)

1984年リリースの1st。メロディを大切にしたオーソドックスなHM/HRサウンドを聞かせてくれます。③のような疾走ナンバーも用意していますが、デフ・レパードのような④あたりが主題となりポップセンスを生かした幅広い楽曲を披露しドイツ産とは思えないワールドワイドなサウンドで勝負を賭けています。キーボードが広がりを与える①や都会的な洗練度がシャレている⑤などもそうでしょうね。(⑧ではプレイング・マンティスもカヴァーした「All Day And All Of The Night」もやっています)。安定感のあるプレイは勿論、若干後半は盛り下がりますが、なかなか1stとは思えない粒ぞろいの楽曲にメロディ派なら一聴する価値はあるでしょう、ギターも巧いしドラムもズバンと邪魔にならないタイトなドラミングを鳴らし、そこに効果的なキーボードのフレーズを盛り込みハードにまとめ上げる手腕は見事です。


Blaakyum - Lord of the Night - Journey to Eternity ★★★ (2014-03-08 20:38:09)

ザクザクと刻まれるヘヴィなリフワーク
朗々と歌い上げるボーカル
重苦しい世界観をたっぷりと聞かせてくれますね


KRYPTOS - The Coils of Apollyon - The Isle of Voices ★★★ (2014-03-08 20:29:20)

アルバムのラストを飾るインストナンバー
潤いのあるアコギの音色に癒されますね
どこか土臭い雰囲気を感じるのはインド産だからでしょうか?
アルバムを占めるのに相応しい一曲ですね


KRYPTOS - The Coils of Apollyon - Visions of Dis ★★★ (2014-03-08 20:27:11)

深みのあるメロディックな世界観が8分にも及ぶ大作として見事に描かれています
重厚でへヴィだが展開に気を配し上手にまとめ上げています


KRYPTOS - The Coils of Apollyon - Starfall ★★★ (2014-03-08 20:21:14)

曲名のイメージを司る泣きメロが印象的ですね
インド出身とは思えない北欧スタイルに驚かされます


KRYPTOS - The Coils of Apollyon - Spellcraft ★★★ (2014-03-08 20:18:25)

泣きメロがいいですね
○○風かもしれませんが好きですよ


JAGUAR - Power Games - Ain't No Fantasy ★★★ (2014-03-06 01:22:33)

メロディックなミドルナンバー
装飾過多な昨今では味わえない一曲です


JAGUAR - Power Games - Prisoner ★★★ (2014-03-06 01:20:34)

英国的な雰囲気が出ていますね
この質感がNWOBHMなんですよ
攻撃的なスピードナンバー


JAGUAR - Power Games - Run for Your Life ★★★ (2014-03-06 01:18:58)

力強い歌声も決まってますね
パワフルな一曲です


JAGUAR - Power Games - No Lies ★★★ (2014-03-06 01:17:55)

また走りだしますね
ランニングタイムも3分少々なんでスカッと聞けます


JAGUAR - Power Games - Master Game ★★★ (2014-03-06 01:16:38)

スケールの大きいパワーバラード風ナンバー
ソロパートなど聞きごたえ十分です


JAGUAR - Power Games - The Fox ★★★ (2014-03-06 01:14:38)

こちらも慌ただしく走りますね
勢いがあります
NWOBHMな味わいがええ感じです


JAGUAR - Power Games - Out of Luck ★★★ (2014-03-06 01:13:15)

小気味いいですね
聞いていて気持ちがいいです


JAGUAR - Power Games - Dutch Connection ★★★ (2014-03-06 01:12:14)

突っ走りますね
つんのめり気味な疾走感がたまりません


TAKARA - Blind in Paradise ★★★ (2014-03-01 21:06:33)

ニール・グラスキー率いる叙情派US産HM/HRバンドの3rd。シンガーは勿論ジェフ・スコットソート。今まで同様期待通りのメロディを生かした安心の一枚。時代錯誤といわれようが1998年にこのサウンドを提示してくれる気概に胸を打たれましたね。欧州産とは違う哀愁が全編を支配しておりポップセンスも巧みに散りばめ大衆性をアピール、もう少しエッジの効いた音作りを施してくれればよいのですが、この軽さが毎回気になるかなぁ。もはや円熟味を増したジェフの歌声との相性も抜群なニールのギター、曲作りの巧さを生かしたアレンジがツボを心得ており程よくヘヴィでキャッチーなメロディアスサウンドに安心して身を任せていけます。歌の上手い正統派の一枚をお探しの方は手にしてみる価値は大いにありますよ


TAKARA - Taste of Heaven ★★★ (2014-03-01 20:31:45)

ジェフ・スコットソートがプロデュース兼Voとして参加しているバンドの1st。前作の路線をそのまま推し進めた意欲作、ニール・グラスキーの哀愁を含んだメロディを生かした正統派HM/HRサウンドを披露、当時でも時代遅れも甚だしいのですがワタクシのようなメロディ派にはたまらない良質な一枚でした。胸を締め付ける哀愁のメロディ、湿り気すぎない爽快感と適度な甘さが効いた微糖サウンド、そこにジェフのザラついた歌声が朗々と歌い上げ実力に違わぬパフォーマンスを披露し貫禄も十分、バラードありAOR系の歌ものあり、エッジの効いたハードナンバーありと楽曲も充実しており一気に最後まで聴き通す事が出来ますね。


AXEL RUDI PELL - Into the storm ★★★ (2014-02-28 21:35:24)

様式美マニアには安定の品質保証、継ぎ足し継ぎ足しで代々受け継がれる老舗のうなぎ屋のタレのような、様式美の世界を後世に伝えるアクセルが2014年にリリースしたフルアルバム。長年の盟友マイク・テラーナから、あのRAINBOWやサバスのドラマーを務めたボビー・ロンディネリへの変更以外はメンバーチェンジもなく(歴代ドラマーに踏ませたお約束のツーバスをやらせなかったね。彼らしい派手目のパワフルなドラムが聴けて良かった)、長らくフロントを務めるジョニー・ジョエリの甘いトーンを生かした灼熱のパフォーマンスを前面に押し出した作風に一点の曇りもなく究極のマンネリズムに彩と艶を与えています。正直、おなじみ過ぎるし似たような楽曲だし、ここ数作のアルバムとシャッフルされたら、何がなんだか分からなくなりますが、それがアクセルの世界観なんですね。今作は派手に飛ばす曲よりも、じっくりとメロディを聞かせる作風に終始しており(メロディの良さが手グセなフレージングも気にさせない)やや地味な印象を受けますが改めてアクセルのメロディメイカーとしての資質に触れることが出来ます。オリジナルを聴いたことがないので比較できませんがニール・ヤングのカヴァー⑨の泣きの世界観は本当に素晴らしいし、まさかのブラックモアズ・ナイトの⑫なんかも聴けて、アクセルの懐の深さを存分に味わえるでしょう。メロディアスな正統派HM/HRの旨味がギュッと凝縮された渾身の一枚、お試しあれですね


GRAVESTONE - Creating a Monster ★★★ (2014-02-28 20:59:42)

1986年リリースのアルバム。ドイツ産の正統派HM/HRです。キレのあるシャープな演奏が心地よく二本のギターの絡みも聴き応えがあり。ドイツ的な職人気質の堅さではないメジャー感を味わうことが出来る良質な一枚。その分、やや類型的で面白みに欠ける点もあるでしょうが、今の時代に聞くと懐かしいさを感じてしまい、なんとなくホッとさせられる一枚です。新しいさはないんですが、たまにはこういう作風に身を投じたくなりますね。時代背景もあり音質的にも重さが不足していますが冒頭でも触れましたがジャープな手触りが鋭どく牙をむきハードさをアピール、シンガーの金きりハイトーンヴォイス(松川敏也のソロアルバムでフロントを勤めたクレイジーダイガー稲葉を思い出します)と相まって正統派マニアには堪らない一枚となるでしょうね。真剣に聞きすぎると拝借具合やアラも目に付きますが、僕はこの整合間とはちきれるパワーの融合に安堵を覚えますね。普通のHM/HRをお探しの方なら聞いて損はしない一枚ですよ


JAGUAR - Power Games ★★★ (2014-02-25 15:09:55)

パンキッシュなスピード感がたまらなくカッコいいNWOBHMバンドの1st。①の切れっぷりの凄味は相当なもので、走る走る走るとスピードメタルマニアならずとも身を乗り出さずにはいられないテンションの高さにグイグイと引き寄せられます。有無を言わさずに三連発のスピードメタルを叩きつけてくれるツカミもOK。④はシフトチェンジと言わんばかりにバラードを聞かせ、あんに走るだけではない姿勢を感じさせNWOBHM特有の荒々しさとの対比ともなっている。シンガーの歌い回しや楽曲構成などを聴けばTYGERS OF PAN TANGあたりと比較されても遜色のないクオリティを誇示し迷うことなくNWOBHMの代表的一枚といっても過言ではない力作です。荒々しさとスピード感、煮え切らない憂いを帯びたメロディとこの時代ならではの空気を思いっきり感じさせてくれるのも個人的には「たまらんぜぇ」なんですねぇ。バンド名ジャガーにアルバムタイトルがパワーゲーム、そのイメージを損なうことのないアグレッシブな世界観を是非とも堪能して欲しいですね。


DOKKEN - Hell to Pay ★★ (2014-02-20 20:55:14)

知らない内にリリースされていた2005年リリースのアルバム。90年代的なスタイルを上手に取り込み以前ほどの不自然さを感じさせずに、もはや高音が出なくなったドン・ドッケンの歌声が今作の方向性を決め浮遊感のあるメロディと淡々と歌い上げ80年代的なワザとらしいポジティブさを感じさせないリアルな世界観を追求している好盤。このけだるさに覇気が感じないとの意見はごもっともですが、逆に懐メロ大会は勘弁して欲しいと思うタイプなので、微妙な空気を楽しんでいます。新しいギタリストもジョージ・リンチの影を求めるファンの溜飲をさげるような初期を思わせるプレイを披露し望みを叶えているのかな?ドンにとっては「ソロを弾かせろ」といわない控え目のジョージみたいなもんなんでしょう。ドッケン初心者にまずはこれをと言いませんが枯れた味わいのドッケン節を楽しむのもファンならではの一興ではないでしょうか。ベースにはインギーにマイケル・シャンカーと競演を果たした後はB'zのベースとして活躍するバリー・スパークスも参加してますんで色んな楽しみかとも出来ますよね。


CYNTIA - Limit Break ★★★ (2014-02-20 20:24:50)

早朝放送されている『聖闘士星矢Ω』主題歌を頭に持ってきましたね。弾けるポップセンスとヘヴィな疾走感が絶妙でメジャー感も満載な彼女達らしい曲で幕が明けます。2曲目もカラッと明るめなんですがメタルしている乗りやすいナンバーを放り込み、小気味良く進み前作以上にバンドとしてのまとまりと成長を感じさせ、安定感のあるアンサンブルとエッジのたったギターリフが顔を覗かせたりとメタル度も更にUP、もともとある懐かしき80年代テイストに今の感性を持ち込み古さを感じさせないアレンジの妙味を味わえるし洗練されている。あくまでもメタル発の姿勢を崩さないバンドとしてのプライドを感じさせながらも普段メタルを聞かない人に訴えかけるには十分過ぎる親しみやすさが押し上げるポップなフィーリングを前面に出し媚を売らない強さとキュートなカラフルさに彩られた楽曲郡は聴き応え十分。衣装やメイクも変わり等身大の女性像を映し出すことにより逆に華やかさもUP(個人的にはドラマーが意外と好きです)楽曲のもつ色とクロスオーバーしていく様も見事に昇華されており聞いていて実に心地よい。一曲一曲の出来栄えは前作同様見事にシングルカット向けなんですが、アルバムを通して聴くとやや流れてしまいガチなのが、ある意味ワタクシの中にあるゴリゴリのメタル魂には物足りなさを覚え、一曲くらい重心の低いミドルナンバーを放り込んで欲しかったと思うのですが方向性を考えると無い物ネダリですかね。ですがメリハリの効いた構成やジャジーな⑧に大作のタイトルトラックなども盛り込み前作以上にバラエティに富んでおり充実度は高い。間口に広いカラフルなヘヴィサウンドに癒されつつこういったバンドが入り口となりメタルへの偏見がなくなればと思いますね。一番重要なのはメタル発の歌謡曲と歌謡曲発のメタルっぽさで売れようとしない事が大事なんだと思いますよ。


DOKKEN - Hell to Pay - Don't Bring Me Down ★★ (2014-02-16 13:13:07)

お約束のメロディックな疾走ナンバー


DOKKEN - Hell to Pay - The Last Goodbye ★★ (2014-02-16 13:09:29)

浮遊感のあるメロディ
倦怠感のある歌声
過去の焼きまわしすぎるよりはよっぽど良い
もう非難される音楽性じゃないよね


CYNTIA - Lady Made ★★★ (2014-02-11 18:00:35)

ガールズメタルバンドCYNTIAの2nd。購入前には若干の不安がありました、メジャーデヴュー盤と言うこともあり、わけの分からんアイドルソングでも披露されたらどないしようと不安に駆られたものですが前作の流れ組む①を聴かされた瞬間に不安は吹っ飛びましたね。ハードな質感の中にポップなメロディを巧みに盛り込み叙情的でドラマテッィクな要素を含んだ楽曲はどれも魅力的だしシングルカット向けだ。今回は特にへヴィだが聴きやすいアレンジセンスに感服させられたし演奏もパワーも倍増されており、女だからと舐められる要素など微塵も感じさせない、ヴィジュアル同様、華やかなギタープレイで魅了するYUIちゃんのプレイも曲の中でしっかりと自己主張する場面を作っている(THEギターソロみたいな展開を持ち込まなかったのはメタルに馴染みの薄い層には良いでしょうね
)ドラマーの小気味の良いシャープなプレイは聞いていて心地良いし安心出来ます、あらゆる面でサポートするキーボードもテクニカルな要素も盛り込みさりげなく展開させている、新ベースもボトムをキッチリと支え一本筋の通った確固たるポジションを築いています。テクニシャン揃いのバンドの中でフロントを務めるのは重圧でしょうが彼女の女性らしい歌い回しが、このキュートでパワフルなメタルサウンドの中でバランス感覚を保つのに大きく貢献している事は明確なわけで、その重責を十分に果たしています。今作の魅力は前作以上にハードさに比重を置きつつも(チューニングもぶっといです)大衆性をバランスよく盛り込んだCYNTIA節の炸裂です(女の子らしいキュートさがたまらん)。キャッチーで軽快なナンバーからウエットに富んだバラード、ポップさと叙情的なメロディの比率の完璧さ、へヴィメタルに拘りながらも、それ以外の音楽を聴いている人に対する求心力を獲得した芯のある楽曲郡(個人的には小奇麗に纏まりすぎ)、最強の布陣といっても良いメンバーが放つガールズメタルバンド渾身の力作、是非ともお勧めしますね。


CYNTIA - Lady Made - 睡蓮と蝶 ★★★ (2014-02-11 17:14:47)

彼女達のキュートさに胸キュンしっぱなしのワタクシには
息も絶え絶えに聴くアルバムのラストナンバー
大人っぽい歌詞が印象的です
サビに向かって徐々に盛り上がるアレンジも重量感のある演奏もカッコいいですよ
激しいバトルも見逃せませんね


CYNTIA - Lady Made - Raison d'etre ★★★ (2014-02-11 17:10:27)

彼女達の妖艶さに振り回されます
パワフルで小気味のよい演奏もキッチリと決まっています
メタル度もポップセンスも巧みに散りばめたらいし一曲


CYNTIA - Lady Made - Wish ★★★ (2014-02-11 17:06:19)

今アルバム一押しのバラード
前向きな気持ちにさせられる歌詞に勇気付けられます
それも魅力でしょう
メタルに興味のない人にも聞いて欲しいですね
歌謡メタルだけど良い物は良い


CYNTIA - Lady Made - 箱庭のイデア ★★★ (2014-02-11 17:03:07)

叙情的でキャッチーなメロディを上手に押し出していますね
少々凝った展開もこのバンドの魅力の一つ
でもそれを分かりやすく伝えているから素晴らしい


CYNTIA - Lady Made - Jewel Stars ★★★ (2014-02-11 16:59:22)

アルバムのアクセントになる一曲
サビメロの力強さと等身大の前向きな歌詞とのマッチングがいいですね
ギターも印象的なプレイを聞かせてくれますね


CYNTIA - Lady Made - Lady Made ★★★ (2014-02-11 16:56:56)

ポップだけどワイルド
女の子らしいキュートさが
シャープに切れ込んでくるバックとの黄金比にやられます


CYNTIA - Lady Made - Chilly Nights ★★★ (2014-02-11 16:53:17)

王道を行く胸キュンナンバー
キュートでハードな哀メロに惹かれます
上手く仕上げていますね
聞きやすさとハードさのさじ加減も絶妙


CYNTIA - Lady Made - Fly away ★★★ (2014-02-11 16:49:40)

叙情的なメロディとポップセンスが炸裂していますね
全般的に少々小奇麗に纏まりすぎていますが今風なハードさも耳を惹きます
ドラマ性も盛り込みグッと来てますよ


CYNTIA - Lady Made - IV ★★★ (2014-02-11 16:46:22)

メロディがエエですね
巧みにポップな味付けを施しキュートで
パンチに効いた彼女達にイメージを損なわないアレンジも好きです


CYNTIA - Lady Made - I Will ★★★ (2014-02-11 16:43:08)

小技が効いていて聴き応えも十分
歌い手の成長も伺えるメロディックな一曲
ドラムも気持ちいいね


CYNTIA - Lady Made - 深愛エゴイズム -extended- ★★★ (2014-02-11 16:40:22)

彼女達の代名詞とも言えるメロディックな疾走ナンバー
叙情的だしハードだしキャッチーだ
等身大の女の子な歌詞も好きです
エエ曲ですね


ZIHARD - War of Fantasy - Evil Bible ★★★ (2014-02-11 16:32:24)

クラシカルかつダークな冷たい質感
ネオクラ様式美な世界観が脈脈を受け継がれていますね
野太い歌声もズッシリと響きます
ここではキーボードも色を出せていますね


ZIHARD - War of Fantasy - Soul of the Moonlight ★★★ (2014-02-11 16:29:18)

甘いメロディがしなやかなに舞い踊ります
疾走ナンバーの次にこの手の曲を持ってくるセンスが好きです
王道だしお約束ですが好きですね


ZIHARD - War of Fantasy - T-Rex ★★★ (2014-02-11 16:27:39)

NEVER DIEですね
ネオクラ様式美が爆発しています
ガナリ気味ですがパワフルな唄もグー
この手のサウンドが好きに方にはたまらんでしょう


SHOOTING STAR - It's Not Over - Compassion ★★ (2014-02-09 15:24:59)

エモーショナルな歌声が胸を打つスローバラード
類型的で置きにいった感の強い一曲かな?


SHOOTING STAR - It's Not Over - Cold Blooded ★★ (2014-02-09 15:22:44)

アメリカンでブルージー
ビートの効いた一曲


SHOOTING STAR - It's Not Over - Get Excited ★★★ (2014-02-09 15:20:26)

ムードのあるロマンティックなAOR調のHM/HRナンバー
パンチの効いた唄もグー


SHOOTING STAR - It's Not Over - Blame It on the Night ★★ (2014-02-09 15:16:46)

ジワジワと盛り上がりますね
チョイ切な目なメロディを情熱的に歌い上げています
マニアならたまらんでしょう


SHOOTING STAR - It's Not Over - Dancing on the Edge ★★ (2014-02-09 15:14:43)

かつてのようなプログレテイストを盛り込んだ一曲
コンパクトなドラマ性を配した佳曲です


SHOOTING STAR - It's Not Over - If You've Got Love ★★★ (2014-02-09 15:12:56)

哀愁のハードポップナンバー
教科書通りの一曲です


SHOOTING STAR - It's Not Over ★★ (2014-02-09 15:11:14)

かつてはヴァイオリン奏者もメンバーに居たアメリカンなプログレバンドだったんですが1991年リリースの今作にはかつてのようなスタンスはなく、情熱的な歌唱スタイルを生かしたアメリカンAORなHM/HRサウンドを披露、ジャーニーやフォリナー辺りが好きな方なら楽しんでもらえるかと思います。ややアルバム全般に置きに行った感じのあるソツなさに類型的で個性不足、かつてのドラマチックな面影はいずこへと寂しい気持ちを味わう趣をあるでしょうが肩肘張らずにサラッと聞いて欲しいですね。アメリカンでライトな作風に仄かな哀愁を散りばめロック色の強いシンガーが力強く歌い上げる様は見事に仕上がっていて往年のZEROコーポレーションからリリースされていてもおかしくないメロディ重視の一枚です。この安定感のあるサウンドを前に派手さはないものの堅実なレスリングスタイルで前座をやりきった往年のレスラー、髪を固めすぎだろブルースカイブルーなトランクス木戸修やアントニオ猪木との抗争劇がたまりませんオールバックが光り輝く白いトランクスでお馴染みの寺西勇あたりを思い出しますね


OMEN - Escape to Nowhere ★★ (2014-02-09 14:26:09)

ヴォーカルを交代して音楽性を広げた意欲作。従来のドラマ性を配した楽曲も収録されているがメイデン型のパワーメタル色を捨てアメリカでの成功を意識した事は明白ですね。ドタバタとした騒々ししさや重量感を伴ったスピード感が薄れたのは残念ですが、拡散した方向性を力技で一つの方向性に持ち込もうとしているのも上手く行っておらず焦点がボヤけ一曲一曲の楽曲が別のバンドのように分離しているのもマイナスに作用しています。L.AをブイブイいわしていたODINあたりも同じような問題を抱えていましたからね。アメリカンになりきれず重く薄暗い質感、ウネウネとして煮え切らないメロディにらしさを感じる趣もあるのでファンなら曲を聞き分け好みで楽しめばよいのではないでしょうか?売れるためとはいえ思い切った方向転換を出来なかった不器用さに感慨深いものを感じます


SHOOTING STAR - It's Not Over - Rebel With a Cause ★★★ (2014-02-08 19:11:15)

フックに富んだメロディとビックコーラス
仄かな哀愁を散りばめたアメリカンロックです


SLEEZE BEEZ - Look Like Hell ★★★ (2014-02-08 19:05:24)

①②と比較的軽めのL.Aメタルサウンドを披露してくれるオランダ出身のHR/HMバンドが1987年にリリースした1stアルバム。出だしは流行のスリージーなロックサウンドなんですが③以降はさらに重量感が増しハードに迫ってきます。やや雰囲気モノのラフな歌唱スタイルが評価の分かれ目でしょう。音質は良くないのですが安定感のある演奏は聞いていて気持ちがいいし男気溢れるロックサウンドも今となっては新鮮に響きます。ラフなシンガーが醸し出すヘタウマ感とヌメっとした猥雑な空気が独特の間を生み出し楽曲に個性を感じさせますね。またどこか明るくなりきれないのはオランダ産ということなのでしょうか?


Joe Lamont - Secrets You Keep ★★★ (2014-02-07 16:29:17)

幻のSTEEPLECHASEのシンガーだったジョーさんが1985年にリリースしたソロアルバム。元のバンドも分からんし誰やねんとなるのでしょうが、これが掘り出し物でして憂いを帯びたメロディが甘美な陶酔感を醸し出し聞き手を魅了していくAOR系のHM/HR作品でジョー・リン・ターナーの1stソロあたりをイメージして頂くとよいのではないでしょうか、ハードな味付けも薄いスカスカの洒落た曲もありますが、ギターソロも印象的な躍動感のある①サビメロが印象的な②お約束感満載のメロディアスなバラード③の流れは美しいし爽快感のあるコーラスワークも印象的な哀愁のハードポップナンバー⑤は今作のハイライトでしょうね。アコースティカルなバラード⑦も箸休めとしてシットリと聞かせてくれるし、ダンサンブルなメロディを官能的に歌い上げる⑧も洒落ている。キーボードの使い方がちょっと苦手なんですが女性シンガーとのデュエットナンバー⑨もヒラヒラと華やかな印象を与えアルバムを締めるには申し分ない出来栄えです。ある意味ゴージャスなアレンジと瑞々しいメロディに嫌味など皆無でチョイハード目のロックサウンドの中でダン・ハフがスパイスを効かせたプレイを披露しアルバムをキュッと締めているのも見逃せませんね。主役であるジョーさんの歌声も伸びやかで実力十分、アクのない声質がこの手のサウンドにマッチしており唄モノが好きな方なら間違いなく満足していただける内容でしょう。知名度と作品のクオリティが100万キロは離れている隠れた名盤です。マニアならずとも是非チェックして欲しい一枚です


Torben Schmidt - A Bit on the Side ★★ (2014-02-07 13:49:38)

デンマークのバンドSKAGARACKのシンガーが1991年にリリースしたソロアルバム。ギターにEUROPEのキー・マルセロが参加しているのも話題になりましたね。サウンドの方は糖度も高めの哀愁のハードポップと言うよりもアメリカンでエッジの効いたサウンドを軸に堅実な演奏が脇を固め、主役であるトーベンの時にはソウルフルに時にはブルージーにと器用な歌声を際立たせたアレンジに終始しており、彼の歌の上手さを堪能できます。さしずめドゥギー・ホワイトあたりをイメージして頂けるとよいでしょうね。やや楽曲がそつなくまとめられており、個性の埋没が器用貧乏さに拍車を掛けパッと聴きの印象はもう一つだったりしますが(個人的に北欧産の甘美なキラキラハードポップを期待しすぎたわ)聞き込むうちに味が出てきますよ。唄モノではありますが十分にロックしているしキーのギターワークも堪能できるマニアックな一枚、実力派シンガーのメリハリの効いた歌声を堪能してみてはいかがでしょうか


Almas Militares - Tormenta Solar ★★ (2014-02-06 15:42:56)

メキシコ産で歌詞はスペイン語(ややこしいわ)のバンドが2012年にリリースしたアルバム。イントロから盛り上げますね、特に①の後半で聞けるスウィープアルペジオの嵐には笑みがこぼれますがその後が続きません。やや線の細いシンガーが巻き舌でまくし立てるのですが、ちょっと弱いかな。楽曲もいまどき珍しい実直なまでのパワーメタルを聴かせてくれるのですが全般的に何か物足りなさを感じてしまい楽曲におけるツメの甘さも散見出来できます。その物足りなさが評価の分かれ目でザクザクと刻まれるクランチーなリフワークも聴けるしネオクラ様式美マニアなら身を乗り出さずにはいられないツインギターの絡みや緩急を携え起伏を凝らしたアレンジと聴きどころも多いのですが、「なんだかなぁ」となります。またスペイン語が情熱的な感情を剥き出し剛毅なパワーメタルサウンドと対峙している姿なども頼もしいのですが「なんだかなぁ」不安定なリズムプレイも「なんだかなぁ」重厚なメタルサウンドを継承しているだけに個人的にはあと一歩と微妙な感じを受けますがマニアなら食指が動きますよね


Blaakyum - Lord of the Night - Am I Black ★★★ (2014-02-04 13:55:30)

砂漠の荒涼とした大地が目に浮かびますね
壮大なアレンジが感動を誘う一代抒情詩


Blaakyum - Lord of the Night - Cease Fire ★★★ (2014-02-04 13:51:53)

野蛮で獰猛な肉食獣サウンドが轟きます
メロウなパートを盛り込んだりとヒネリも効いていますね


Blaakyum - Lord of the Night - The Last Stand ★★★ (2014-02-04 13:43:32)

アルバムの三曲目
ゴリゴリのメタルナンバー
王道を押さえつつも古臭さを全く感じさせません
それにしてもパワフルだわぁ


Blaakyum - Lord of the Night - Lord of the Night ★★★ (2014-02-04 13:40:27)

パワフルかつ魔術的なダークさが漂う疾走ナンバー
ガチガチなサウンドメイクが力強く躍動していきます
オリエンタルなメロディなども聞こえアルバムの掴みとしては申し分ないですね


ZIHARD - War of Fantasy ★★★ (2014-02-04 13:08:12)

お隣は韓国のネオクラHM/HRバンドが2010年にリリースされた2nd.期待を裏切らない展開と元ネタがあけすけに見え隠れする姿に苦笑いも出ますが、前任者とは違うパワフルだが、パトリック・ヨハンソンよろしくな味付けが濃すぎるクドいシンガーのパフォーマンスも上々に前作同様バタ臭いアジア流のスタイルを見事に継承し仕上げています。大田カツや島紀史が好きな人なら間違いなくハマるでしょうね。透明感や氷砂糖のようなと比喩される世界観とはまた違う、馴染み深い甘い歌謡テイストを感じさせるメロディのあり方にアジアンな血を滾らせますね。新鮮味は薄いですがツボを押さえたアレンジとギタープレイは安定感十分だし新シンガーのドーピング寸前のパワフルヴォイスがアルバムのクオリティを一段上へと押し上げています。叙情派・王道・クラシカルという言葉がどの楽曲にも思い浮かびますが、個人的にはそれらを指し示す材料が我が国内産のバンドを手本にしたように感じるのですがいかがでしょうか?ラストのバラード以外は全編英詩なんで、語感が気になる方も安心して聞くことが出来るでしょうね。


LIVING DEATH - Vengeance of Hell ★★★ (2014-02-02 12:56:51)

1984年にあのMAUSOLIUMレーベルからリリースしている記念すべき1st。NWOBHMの影響下大だしハードコア・パンクスからの影響も窺い知れるスピード感とスラッシーなパワーメタルが融合したジャーマンメタルが聴けます。迫力のない薄っぺらい音質と上ずり気味の線の細い歌声と頼りなさ、そこはかとなく漂うマイナーB級臭さに咽びますが、エッジの効いたリフワーク、ジャーマンメタル特有の男臭さとNWOBHM直系のスピードメタルが放つ荒削りだが攻撃的なサウンドを前にマニア心に大きな炎を焚きつけていきます。本当に冷静になって聴くと「なんやねんこれ」の一言で終わるしラックの底で埃まみれになってもおかしくないショボさがあるんですが個人的にはダサカッコいい究極の一枚となります。モーターヘッドよろしくな①④バンド名を冠した禍々しいSEから一転突っ走る②メタリックなギターが鳴り響くヘヴィな③スリリングなインスト⑤メロウなイントロから走り出す⑦叙情的なフレーズを盛り込んだキャッチーさを併せ持つ⑧唄は弱いがスケールの大きさを感じさせる⑨など聴きどころの多い一品ですよ。


THOR - Only the Strong ★★★ (2014-02-02 08:42:24)

最近TVのコマーシャルで「マイティー・ソー、マイティー・ソー」とやたら聴かされるので思い出しましたよ彼らの事を、主役を張るのはボディー・ビルダーとして名を馳せたジョン・マイクルさんがソーと名乗りフロントマンとして威風堂々と構えるカナダ産のHM/HRバンドが1985年にリリースしたアルバムです。その筋骨隆々な鋼の身体は正に北欧神そのものギミックな世界観を演出するには相応しいキャラがやや色物感を醸し出すのですが、ソーをイメージしたアルバムジャケットもそのままに当時破竹の勢いでシーンを席巻するジューダス・プリーストの影響下にある正統派メタルサウンドを披露バッキバキのゴリゴリではない聞きやすさを併せ持ち、さらにはメジャー感すら漂い1985年リリースという背景が上手に滲み出ています。一山いくらのバンドに成り下がらない個性をソーさんが醸し出し派手なギターが攻撃的に攻め立てムンムンと男臭さを前に出していますが、わが国ではさしたる話題にもならずに消えたように思います。今回久しぶりに引っ張りだして聞いたのですが、イメージは怖いね、彼の筋肉を前面に出した汗臭いパワー全開の筋骨隆々メタルな雰囲気が頭に残っていたのですが、意外とメロディに気を配したアレンジと走る曲はなくともバラエティに富んだ楽曲が収録され十分に聴き応えがあります。80年代のHM/HRサウンドに洗礼を受けた方なら気に入ってもらいえるでしょうね。大きい声では言いませんがノスタルジーに浸り新しい発見をしようじゃありませんか、今回クレジットをマジマジと見てボーカルとクレジットされるソーさんの奥様パンテラさんなんですが(お乳には触れません)どこで唄を歌っているのでしょうか?まったく気がつきません(笑)イメージ打破と新たなる発見がありましたね。


IRON MAIDEN - Somewhere in Time ★★★ (2014-01-27 07:16:21)

アメリカ市場の開拓を視野に若干のマイナーチェンジを試みていますが①を聴いて彼らが変わったなどとぬかす輩はおらんでしょう。ツインギターの絡みも円熟味を魅せより幅広くドラマチックなアレンジに貢献しており奥の深い一枚へと導いてくれます。ゾクゾクと煽り立てる①リズムプレイには何度聴いても惹き込まれますね。エイドリアン作の②もメイデンのもう一つの顔出し新たなる可能性を感じさせる。名曲⑦なども流麗なメロディが紡ぎだすソロパートの美しさや憂いを帯びたフレーズに打ちのめされます。今の感覚で聴けば問題ないのでしょうが当時は物議を醸し出した一枚だったんですよね。ラストにブチかました大作ナンバーの登場に身震いさせらた充実の一枚です。


IRON MAIDEN - Powerslave ★★★ (2014-01-27 07:00:31)

初めて①を聴いたときは死に掛けましたね。カッコいいわ公衆の面前で頭を振り回すところでしたが、通学中のバスの中だったので我慢できましたね。この緊張感漲るスリリングな展開とまくし立てるブルースの唄に煽り立てるスピード感、メイデンのもつ叙情性と構築美、さらにもパワーが一体となった名曲中の名曲です。その流れでポップでキャッチーながらもメイデンスタイルが貫かれる②の流れも絶妙な色合いを見せ今作を名盤へと押し上げています。前作以上にブルースとエイドリアン・スミスが曲作りに関与し曲調が広がってる点も見逃せませんが後半やや尻すぼみ感が漂うのも頭2曲の出来栄えと分かりやすさのせいではないでしょうか?ラストを飾るスティーブ作の大作ナンバーのエグイまでの凄味には好む好まざるを得ず認めざる終えない力作でしょうね。


IRON MAIDEN - Piece of Mind ★★★ (2014-01-27 06:45:25)

後にアメリカ進出を考えていたと聴き、なるほどと納得させられたメジャー感のある一枚。ドラマーがニコ・マクブレインに変わりよりダイナミックなリズムプレイが展開され聞き手をグイグイと惹き込みます(前任者も勿論素晴らしかった)①なんて顕著に現れていますよ。叙情的なフレーズが耳を惹くメイデン印満載の②なんかも好きだし③なんかは今作ならではでしょうね。メロディアスだしメイデンらしい風格もあるしキャッチーだ、ブルースの恐ろしいまでの説得力溢れる歌声が聞かせるんでしょうが名曲の域へと押し上げています。やや地味な印象を与えますが凄味を増したパフォーマンスと研磨された緻密な構成力を併せ持つ楽曲郡に捨て曲など見当たりません。じっくりと向き合い耳を傾けたくなる一枚ですよ。


IRON MAIDEN - The Number of the Beast ★★★ (2014-01-27 06:31:16)

昔から迷ったら3rd聴けというジンクスがありまして、バンドにとって三枚目は勝負の一枚と位置づけています。僕が知っているメイデンはブルース・ディッキンソンだったわけで、今作は違和感なく聴くことが出来ました。一聴して分かるのは前任者よりも声域が広がり幅広い楽曲に取り組む事が可能になったと思わせること、それが前作以上に楽曲に色艶を輝かせ叙情味溢れるメロディの向上と表現力が増したと認識できることがスケールアップへと繋がります。それはアグレッシブな①ドラマ性を配した起承転結のある②の流れで確信できるし、荒々しい攻撃性も併せ持つメジャー感に早くも王者としての風格が漂います。名曲⑤が醸し出す世界観はまさにこのラインナップならではの出来栄えだろう、ゾクゾクとさせられるナレーションそして爆裂するストレートな疾走感、LIVEでも定番の⑥⑨も収録され今作がいかに彼らにとって転機となる一枚だったかを思い起こさせてくれます。ポール・ディアノとは異質のパワーと卓越した表現力を持つブルースだからこそ出来た⑨の凄味たるやブルースの朗々とした歌声とパフォーマンスにひれ伏しますね。そしてそれらをまとめ上げるスティーブのコンポーザーとしての才に恐れ入ったものです。重々しく幕が開け疾走しスローパートから劇的に盛り上がるラストへと駆け上る⑨は歴史に残る一曲だと思いますけどね。


IRON MAIDEN - Killers ★★★ (2014-01-27 06:08:10)

デニス・ストラットンが抜けエイドリアン・スミスが加入、前作以上にツインリードが強化され緻密なアレンジセンスの向上に一役も二役も買っています。プロデューサーにマーティン・バーチを向かえ制作費も増えたのか音質も格段に良くなり楽曲の完成度も魅力も今まで以上に光り輝き1st同様の荒々しい尖りまくったサウンドは健在、激烈な疾走ナンバー⑨なんて初期を代表する名曲へと仕上がっています、特にポール・ディアノの吐き捨てスタイルとの相性も抜群で個人的にも今作のペストテイクと言えるでしょう。他にもTHEメイデンなインスト⑤や初期らしい③⑦この曲はディアノかなと思わせるパワフルな②など収録され前作以上に焦点が絞り込まれ質が向上しています。あの初期衝動を突き上げる破天荒さは1stに譲りますが、今作もまた輝かしきNWOBHMを牽引する凄味を増した代表作であることに変わりはありません。


IRON MAIDEN - Iron Maiden ★★★ (2014-01-27 03:30:42)

今なお色褪せることの無いNWOBHMの最高傑作にて歴史的な一枚といっても過言ではない彼らのデヴューアルバム。プログレッシブなんて言葉を知らなかった思春期真っ只中の僕にとって一曲の中で二転三転するドラマチックな展開はもとより疾走し駆け上がるベース、パンキッシュな攻撃性と叙情味溢れる芳醇なメロディ、でもそれらを内包するのはやはり荒らしいまでの攻撃性とくればNWOBHMの幕開けを飾ったという歴史的な見地から鑑みても彼らの後世にまで語り継がれる偉業と共に敬意を払ういつつ驚嘆させられる一枚です。②④の世界観を1stの時点で確立していたんだから凄いよね。キャッチーでストレートな③ですらメイデンスタイルだし緊張感のあるメイデン印満載のインスト⑤からパワーバラード⑥流れの隙の無さに唸らされ、儚くも美しいサウンドに涙腺が緩みます。攻撃的な疾走パートとブレイクを繰り返す①⑦⑧や代名詞ともいえる初期のスタイルを盛り込んだ⑨なんかに悶絶させられます。聞き飽きたけど⑨はLIVEで聞きたくなりますよ。とにかくこのアルバムをはじめて聴いたときの衝撃は相当なものでした(リアルタイムで聴いたのがSOMEWHERE IN TIMEだったので余計にね)緻密な構成とツインギターの絡みHM/HRの醍醐味を伝えるダイナミックでアグレッシブな疾走感、この作品から多大なる影響を受けさせられました。今さらのコメントも、BON JOVIの時と同じでポール・ディアノしらないし過去を遡って音楽なんて聴かないと言われ大変ショックを受けました。うそーん、マジで、1980年に④みたいな曲をやっていたんだぞ、①とか⑨の畳み掛ける展開に度肝抜かれんのかい、そんな思いが強くこみ上げて来ましたね。NWOBHMなんて古い古いと言わずにHM/HRシーンの象徴と言っても過言ではない彼らの歴史的一枚、是非とも手にして欲しいですね。ワタクシは本意気で目からウロコでしたよ