なかなかヴァラエティに富んでおり、3rdに次ぐ位にメロディアスなナンバーも充実した一枚。 最初はやはり、KING OF THE KILL等のスラッシュチューンの強烈さに耳奪われるだろうが、曲それぞれの違った色合いの魅力に気付いてこそ本作をより一層楽しめるだろう。 曲の合間にインスト小作品をいれるなど、アルバムトータルとしての整合性をも高めた完成度の高い作品。
ジェフ・ウォーターズの卓越したメロディセンスを前面に出した楽曲が並ぶ。 スラッシュ・メタルが聴きたいッ!って人にとっては期待を裏切ることになるかも。 が、「Sounds Good to Me」をはじめとする素晴らしい楽曲の数々に、嬉しい予想外を味わえる好盤であることも確か。 ギターは相変わらず冴え渡ってるし、一部のANNIHILATORファンだけの愛聴盤とするには惜しい一品。