すべてはここから始まった・・・・・。 HEAVY METALが地球上に生まれた歴史的瞬間である。 HEAVY METALという言葉が最初に使われたのは ステッペンウルフの「BORN TO BE WILD」に向けてだったらしいが HEAVY METALという衣を初めて身に付けたのは紛れも無くBLACK SABBATH。 本作にはBLACK SABBATHという記念すべきメタル誕生曲と N.I.Bという初期サバス中最も美しい名曲が収録されている。 このアルバムのジャケットは恐らく世界で一番美しいジャケットだろう。
初期の作品で最もヘヴィなアルバム。 2ndのParanoidに続いてこれも最高傑作と言いたい。 1st、2ndに比べて妙に安定感があり王者の風格がムンムン伝わってくる。 個人的に好きなのは3,4,5,6,7,8です。 CHILDREN OF THE GRAVEとINTO THE VOIDという凄まじい名曲が あるので喜びまくりの1枚です。
ZEPの代表曲、ロックの代表曲、20世紀の代表曲。 このソロは絶品そのもの。名ソロとはどういうものを 指すのか判らない人、これが名ソロと言うんですよ。 クライマックスの劇的さは脳天をいつ聴いてもブチ抜かれる。 「静」と「動」のドラマティックナンバーの教科書にして 昨今見られる全ての前者の様なタイプの楽曲の"完全体"として初めてこの世に誕生した曲。 この曲がもし存在しなかったら・・・ この後生まれた数多くの者達によるドラマティックな名曲達は存在しなかったのかもしれない。 因みにこの曲で一番好きな箇所は When all are one and one is all~~~~~~!!!!!と高く歌い上げるところ。 毎度この部分で涙が勝手に溢れ出そうになってしまう。やばい。やばすぎる。
しかしながら世間様は本作に余りいい顔をする者がいなかった。 そんな中で本作の思想と従来のメイデンらしさを混合し、 新たに生み出されたのが新作BRAVE NEW WORLDだったのかもしれない。 それ故、これからこのTHE X FACTIORを買おうかなと躊躇している方にはっきり申したい。 心配しないでも素晴らしいアルバムです、と。