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KUZUさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 101-200

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KUZUさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 101-200
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BIOMECHANICAL ★★ (2005-01-23 00:24:00)

SIRENIAさん、あ、嬉しいっすね!一緒に応援しましょう。オリジナリティーもばっちりでしょ??
尾崎さん、そうそう、彼等の新譜、とっとと出して欲しいっすね!(^○^)


BIOMECHANICAL - Eight Moons ★★ (2002-11-26 21:01:00)

彼らの自主制作CD。おそらくデビュー作。恐るべきパワーを秘め、究極の恐怖と戦う主人公Mekanのコンセプト作と思われます。
強靱なハイトーンを披露するVo.の印象とスラッシーなリズムから、JUDAS PRIESTのアプローチに近い感じの曲が有ります。スピードに関係なく、とにかくヘヴィーでドラマティック。やや凝ったリズムパターンはQUEENSRYCHEやMESSUGAHの影響か。アルバム全体に緩急を配して、ドラマティシズムを演出するのに成功していると思います。
自主制作にしては音が良い、と思ったら、マスタリングにSONYが関わっていました。音圧、楽曲、共に説得力十分。正統派が好きで、ちょっとプログレッシブ風味の凝ったリズムが気にならなければ、輸入盤屋さんで見かけたらGetしても大丈夫と思います。


BIOMECHANICAL - Eight Moons - Do You Know Me (2002-11-27 23:52:40)

軽快な疾走感と、かなり解りやすい、でも甘くなりすぎないソリッドなメロディーとリフが印象的。ちょっとだけ、JUDAS PRIESTの佳曲'Jawbreaker'に印象がだぶってしまった。アルバムの2曲目。


BIOMECHANICAL - Eight Moons - The Awakening ★★★ (2002-11-27 23:46:31)

圧倒的な疾走感、サビに見える非常に大きな音スケールの広がり、怒濤のリフに負けない、ロブ・ハルフォードを若々しく激しくしたVo。何をとっても、どこを切っても、さしずめBIOMECHANICALのAWAKENINGにふさわしい曲と思います。彼らの音楽的素養の「劇」「激」な部分を一気に詰め込んだ印象が圧巻。
かなりテクニカルでスピーディーでありながら、最近流行のネオクラに流されないところ、安易にメロスピに走らないところが、頑固でプライドの高いUK紳士のイメージにまた良く合うような気がします。まさに、UKのプライドの固まりかも。また、彼らの方向性を占う曲になるような気もします。


BIOMECHANICAL - The Empires of the Worlds ★★ (2005-09-18 22:50:00)

彼ら、作ってるぞ出るぞ・・・といい続けて、あれから3年近くたってしまったんですね。でも、その時間は彼らの地道な成長に、ちゃんと費やされていたんだなと思います。
2001年のLebel BossにあのTWILIGHTNINGとマッチレースを演じてから、TWILIGHTNINGに遅れること4年、ようやく母国の実力派レーベルと契約、力作を届けてくれましたね。次世代の音は、彼らにこそ相応しいと思っています。超ベテランを倒せる(!)のは、救世主は彼らであって欲しい、そう思います。
キャッチーさは、前作からはやや後退していますが、サントラよろしく、場面展開の多いサウンドと、それを盛り上げる必殺のテクニック、凄まじいVoが聴き所。注目に値する一枚と思います。
PS J尾崎さん、国内及びWorld Wideデビューを祝して乾杯したいね(^^)


BISCAYA - Biscaya - Summerlove ★★ (2003-01-04 23:30:30)

彼らの持ち味の一つに、厚くて爽やかなコーラスが有りました。切ない歌詞に、メランコリックな曲調、そして透明感有る爽やかなコーラス。コンパクトに纏まった、良い曲と思います。


BLACK MAJESTY - Sands of Time ★★ (2003-11-14 01:51:00)

心躍る正統派のHMに、ようやく久々に出会えた気がします。種も出尽くしたこの分野でも、さほどスピードに頼らない、クラシカルテイストも薄い、今時珍しくKeyが随分少ない、KAMELOTほどシアトリカルでもない、だけどこんなに感動的な、けれん味のないHMって、やろうと思えば出来るんだ!このアルバムも全く天晴れ。
系統としては、まさにHAMMERFALLと同系統。メロディーが解りやすくて、そしてHeavy。コーラスにかなり気を遣っていて、どの曲もサビは、印象的なメロディーとクリアなコーラスが耳に良く残ります。流麗な部分より、メロディックでもタイトな部分が耳に残る、ツインリードのユニゾンが心地よいです。で、テンションが最初から最後まで全く落ちません。良いバンド、素晴らしい一枚と思います。


BLACK MAJESTY - Silent Company ★★ (2005-08-19 00:16:00)

2005年リリースのセカンドアルバム。彼らも遂に国内盤デビューとなりました。おめでとう!と言いたいです。
サウンドは前作とほぼ同様で、HAMMERFALLに通じる、マイナー調で判り易いメロディーと、主にギターでドラマティシズムを演出する手法を駆使していると思います。北欧臭とはちょっと違う、Purple直伝のネオクラサウンドとは違った、やはりとてもPureでけれんみの無い正統派サウンドを聴かせてくれます。
メロディーが前作以上に練られている感が有ります。前作収録Guardianをアコースティックバージョンで再収録していますが、アコースティックにすることでメロディーのもの悲しさがダイレクトに伝わってきて、5分の曲があっという間に終わります。ナイスなアルバムだと思います。


BLACK MESSIAH - Oath of a Warrior ★★ (2006-08-26 23:55:00)

このアルバム、僕もやっと聴けました。試聴段階で、チロチロと疾走するマンドリンが超新鮮でした。
全編、メロディーは皆さんが言われている通り、遠くからも判るくらいクサイ、安直とまでは行かないものの、即効性抜群でお涙頂戴なところが満載、そして疾走するマンドリンとフィドル、バックを埋める荘厳なKey、疾走感と、緩急の「緩」部分は印象的なインストを配しています。この手が好きな人が敬遠する理由は全くありません。
僕はとりあえず気に入りました。でも、この即効性は気になりますね、飽きるのも早い、のかな・・・更にしばらく聴いて見ます。


BLACK SABBATH - Heaven and Hell ★★ (2002-10-26 01:42:00)

僕は初期SABBATHは聞きかじった程度で、SABBATHにはさほど思い入れが強くないことを、最初に断っておきたく思います。
M310さんの言われるとおり、この1枚は、「サバスの1枚」ではなくて、サバスを超越したHM/HRの1枚では無いでしょうか? HM/HRを代表する名作が、たまたまBLACK SABBATHから生まれてしまった、そんな感じと思います。元来SABBATHが持っていたある種宗教的な重さとメロディー、それに超様式SingerのDio様が合体、ケミストリが生まれたんだと思います。
で、本作はやはりそれまでのBLACK SABBATHからすれば、異色作で、「本作がHM/HRだ」とは言えても、「本作がSABBATHである」とは、ちょっと言いにくいかもね?定ちゃんの意見も頷ける気がします。強いて言えば、「本作もSABBATH」になるのかな。


BLACK TIDE - Light From Above ★★ (2009-06-21 21:13:00)

僕も本作は、まぎれもなく80年代のLAメタルのおいしいところを、上手に消化して良い曲にしているなと思いました。Voの声質はどことなくモトリーのヴィンスみたいだし、バックもあの頃のThrash Metalとか、LIZZY BORDENみたいな汎用で正統派なMetalとかの雰囲気を残していると思いました。
勢いと良いメロディーがしっかり封じ込められた、良いアルバムだったと思います。かなり気に入りました(^^)


BLACK TIDE - Light From Above - Hit the Lights ★★ (2009-04-04 15:17:01)

METALLICAのあの曲。
ギターソロはオリジナルには無い、かなり流麗でテクニカルなフレーズがガンガン飛び出してきます。リズム隊はタメ気味で、疾走感にちょっとした重みを感じさせてくれます。演奏はとても正統派然としてます。なかなかの好カバーじゃないかと思います(^^)


BLIND FURY - Out of Reach ★★ (2009-07-11 11:20:00)

このバンド、実はVoが違うだけで、実態はSATANそのものです。皆さんが仰るように、聴き所はやはりGuiterで、後期NWOBHMの正統派ならではの雰囲気を残す、湿っぽいメロディーに、煮え切らないVoとのコンビネーションはハマりまくっていると思います。
本作は僕も大好きです。3年ほど前に輸入盤で復刻されているのを見つけて、リーズナブルなお値段でGet出来て幸せです(^^)


BLIND GUARDIAN - A Night at the Opera ★★ (2007-01-14 19:47:00)

本作を気に入っている方々の感性を否定するつもりは毛頭ありません。ただ、僕はやっぱり、どうも本作を楽しみきれませんでした。
作りこまれたコーラス、凝ったアレンジ、ことごとく重厚に演出しようとしている、シアトリカルな展開、彼らの本作製作時の表現方法のノウハウを、一気に詰め込もうとした、そんな感じを受けます。
でも楽しめなかったんです。疾走感が無い?疾走感をたとえ本作の楽曲がまとっていたとしても、やはり楽しめなかったと思います。表現力の完成に血道をあげすぎたおかげで、もしかして、本当に大事な何かを、彼らは失ってしまっているのではないかとさえ思います。それが証拠に、疾走感が無くても、心にしみる楽曲を、彼らは5TH以降もちゃんと届けていたんです。その楽曲は、作を追うごとに少なくなり、本作では更に少なくなった、そんな気がします。ヤング・ラジオさんの感想が、まさに僕の感想、そのものですね。
Progressive Rockへの憧憬は、彼らは実は1STからもち続けてはいると思いますが、間違っても本作がそうだとは、到底思えません。


BLIND GUARDIAN - Battalions of Fear ★★ (2001-01-18 01:22:00)

I think so!


BLIND GUARDIAN - Follow the Blind - Banish From Sanctuary ★★

彼らの初期の名曲、その内の1つ
物悲しく、しかし力強く、ドラマチックに突っ走る、
思わず一緒に歌いたくなる曲です。MAJESTYみたいに。


BLIND GUARDIAN - Nightfall in Middle-Earth - Mirror Mirror ★★ (2003-10-26 23:47:55)

もし、ブラガをこの曲で初めて知ったのなら、僕も★★★つけていたかも知れません。メロディックで分厚く疾走する、彼らの持ち味全開な曲とおもいます。爽快な良い曲です。
ただ、この曲にはケルト臭をふんだんにまぶしてあります。また、その後のアルバムではそのケルト臭がやや希薄になっているのを見ると、この曲はまだ、ケルト臭と彼らの持ち味の融合を狙った、或る意味「試作」「通過点」なのかも。


BLIND GUARDIAN - Somewhere Far Beyond - Time What Is Time ★★ (2000-08-04 23:41:37)

よおおおし、僕も歌うぞお!


BLIND GUARDIAN - Tales From the Twilight World ★★ (2000-01-15 23:26:00)

これは、「スピードメタル、パワーメタルは、こうやるんだぞ!」といったお手本のようなもんです。GAMMA RAYも良いですが、スピード・パワー・メロディーに、神話(やSf)をモチーフにしたドラマをかぶせた、ガッツポーズ連発もんの最強の1枚。昨今のMERODIC BLACK、MERODIC DEATHに食傷気味の時に聴くと、以外と新鮮かも。最近ではVoの乗せ方が、CRYHAVOCに少し似てるような気がしました。(少し乱暴か?)
因みに僕個人としては、最近の実験的な2~3枚は、彼ら(BLIND GUARDIAN)はこの3枚目を越えられないでいるような気がします。


BLIND GUARDIAN - Tales From the Twilight World ★★ (2009-08-31 02:04:00)

ちょっと思った事があるので、補足をば。
シンプルで、パワフルで、スピーディーで、メロディアスな本作は、これらのバランスをあらゆる「優劣」を超えて、僕は当時中毒になるくらい気に入ったのと、そのインパクトを未だに、彼らの以降のアルバムからは、残念ながら感じ取れずに居ます。くどいようですが、それは優劣ではなく、僕の心と共鳴したものなんですね。逆に、優れているから好きだ、と、言い切れないということでもあります。
彼らは本作以降、レーベルを変え、当然製作予算も増え、ストーリーも複雑化し、あらゆる点で本作より優れた作品を生み出していると思います。ただ、予算や技術や制作期間などで得た多くのものと引き換えに、何かを失っている気がするのですが・・・。それは例えば、Lord Of The Ringと言う曲の、本作収録版とForgotten Tails収録版の違いにも現れている気がするのです。


BLIND GUARDIAN - Tales From the Twilight World - Lord of the Rings ★★ (2002-11-30 00:11:30)

複数のバージョンが聴けますが、僕はあまり力の入っていない、オリジナルのCDバージョンが好き。
僕は指輪物語を読んだことも映画で見たこともありませんが、かなり複雑なストーリーらしいですね。でも、この曲については、彼らは上手に美しいメロディーとリズムに乗せて、物語のエッセンスとドラマティシズムを凝縮して、僕らに届けてくれた気がします。


BLIND GUARDIAN - Tales From the Twilight World - Lost in the Twilight Hail ★★★ (2000-08-04 23:47:49)

当収録アルバムの中のハイライトtune、Kai扮するWisardとHanziの掛け合いから、超強力なパワフル且つメロディアス且つ分厚いサビへなだれ込む所は、やはり最高!彼らの魅力がこの1曲にぎっちり詰め込まれて、かつ彼らの初期のスタイルを完全に確立させた1曲と思います。


BLIND GUARDIAN - Tales From the Twilight World - Tommyknockers (2002-11-30 00:02:46)

インパクト有るなあ。超はつかないものの、フックはあると思います。サビの所は、「三三七拍子」。


BLUE MURDER - Blue Murder - Out of Love ★★★ (2001-03-30 23:53:22)

Out Of Love Againを連呼するリフレインは、その悲しくも分厚いギターと、狂おしいほどに劇的なメロディーラインで、一緒に歌っているうちに目頭が熱くなりそうな感覚にとらわれて行きます。
個人的に、いつまでも忘れられない名曲です。


BONFIRE - Fire Works - Never Mind ★★ (2001-05-29 01:07:51)

落ち着いた始まりから、歌メロが徐々に盛り上がっていって、サビのNever Mind~!の悲しすぎる程の強烈なメロディーがあふれ出してくる。


BOSTON - Walk On ★★ (2003-01-04 23:45:00)

判りやすい明るいメロディー、爽やかなコーラス、適度なエッジとドライブ感。BOSTONに初めて触れた僕の感想は、爽やかでキャッチーな、良質のアメリカン・ハードだなあ、と言う感じでした。
やまねこさんの挙げられている曲が、まさに僕のツボに填った感がします。佳曲揃いで、どこを切っても爽やかな彼らのメロディーが溢れます。ただ、アルバム後半は似たような印象の曲が集まっている気がします。


BRAINSTORM - Unholy ★★ (2003-05-25 01:44:00)

確か彼らの2nd。最初のイントロは、メロディーとシンフォニックな「予感」を感じさせるモノだったが、次に飛び出すのは、はち切れんばかりのエネルギーを内包した、荒々しいThrash/Power Metal Tune!! Voはかなり粗い、オープニングのサビの所なんて、コーラスが「崩壊」寸前だし、他にもあるけど。
疾走感のある曲は、その殆ど「無制御」に近いパワーが、なかなか格好いいメロディーの上で迸る。Voの粗さは、かろうじて疾走感に救われて聴けます。一流を求めるコレクタにはお勧めできませんが、Powerとメロディーは一級品、Voはマアマアでも良いか、という心の広いThrasherにはお奨めできそうです。


C.O.E - METAL ★★ (2003-10-08 03:01:00)

とびきり強烈なオープニングが全て、この一曲のためにお金を出せるか?がポイントかも知れません。他には、躍動感を感じる曲が多いですね。ユーゴ内戦の曲は、ちょっと重すぎて、耳に届きにくいです。
このS.L.Coeという人は、「言葉遊び」が好きな人と思います。それを感じさせる曲もありますし。SCANNER時代も、それが足を引っ張って、脱退したという経緯がっあた気がします。ANGEL DUST時代から、この方は'Dust' 'Decay'という言葉を多用してます。世界観なのかな。彼の世界観に共鳴できる方にもお奨めです。


C.O.E - METAL - IRON SWORD ★★ (2000-08-26 23:21:11)

この曲の持つインパクトは素晴らしい!正当派たるもの、こうあって欲しいという要素は殆ど持ってる。機会があれば有れば聴いてみてね。苦労人S.L.Coeの経歴を全部詰め込んだかのような、集大成的1曲。


CANDLEMASS - Nightfall ★★ (2002-02-03 00:05:00)

単なるBLACK SABBATHフォロワーに留まらず、宗教色をも感じさせる、とことんHeavyなアルバム。北欧暗黒様式系の、旗手とも言える。アップテンポの部分を含む曲が、アルバムを通じてたった2曲。旧B面1曲目、葬送行進曲は、とても夜1人で聴けないほどの威圧感に満ちている。とにかく、これ引きずるようなリフに支配された1枚。メロディアスだが、ポップな甘さからは正反対の、宗教音楽のような厳めしさ・暗さの洪水。Heavy過ぎる。


CASANOVA - One Night Stand - Seal It With a Kiss (2003-04-29 02:04:07)

おおーこの曲、アルバム最後を飾る、軽快でキャッチーな佳曲と思います。


CATAMENIA - Chaos Born ★★ (2003-06-17 01:57:00)

前作よりさらに、怒濤のようなブラストパートを多くフーチュアしながらも、EMPERORよりも正統派然とした、IRON MAIDENばりの美麗なツインリードが特徴。荘厳さを醸しているKeybordも前作同様、いや更に磨きを掛けているよう。初っぱなの疾走Tuneから、畳みかけるような音の固まり、なんだか緩急を心得たDISSECTIONみたい、だけど凄く良い!!
飛び抜けた個性には届かないのかもだけど、美しい北欧メロデス/シンフォブラック系が好きな人にはお勧めです。何と言っても、メロディーは徹頭徹尾美麗、最後まで全くテンションが落ちないのが立派。音的には、STORMLORDにも近いかもね。かなり楽しめるよー(^^)


CATAMENIA - Eskhata ★★ (2002-06-29 23:45:00)

フィンランド出身のGroup、4枚目のアルバム。出で立ちはBLACKを意識してると思いますが、Thrash/正当派の影響の強い、かなりメロディーや展開に気を遣った1枚と思います。ブラストパートはありますが、全体的に見ればその割合は少なく、DIMMUほど大げさなオーケストレーションは導入されておらず、チルボドほどキラキラぴろぴろと弾き捲り絡み捲る部分も有りません。IRON MAIDEN他の正当派の曲展開やガッツィーでメロディアスなリフと、BLACK風ブラストパートを組み合わせた曲が印象に残ります。
特筆すべきは、何とも美しくて解りやすいメロディー。1曲の中にいろんなリズム展開を導入して、メロディックなリフで味付けしてあります。どの曲もかなり良いメロディーを持っているので、飛ばし聴きは出来ません。疾走感を持つ曲は良いメロディーとの相乗効果もあって、かなり爽快。どの曲も良いですが、導入のStorm、Flames、タイトル曲Eskhataは特にお奨めできます。


CATAMENIA - Eskhata - Storm (2002-07-23 00:25:18)

出足のゆったりした、雪原を思わせる静かな立ち上がりから、メロディックに雪崩打つような疾走パートへ。Guiterの使い方がIRON MAIDENからの影響を感じさせるような気がします。ブラスト気味でも、正統派に近い整合感を感じます。引き裂くVo、ひねり出すVoを使い分けて、うまく曲を盛り上げてると思います。


CAUGHT IN THE ACT ★★ (2003-08-21 02:45:00)

彼らとは、AXEのボビー・バースが親交があったと思いました。AXEは、CAUGHT IN THE ACT(CITA)にとって見れば、同郷の大先輩。しかも、CITAの1stに先んじて、先輩の意地を見せる名作をリリースしていました。
気怠くひたすら重い音が幅を利かせていた90年代、AXEを師と仰いだCITAは、砂漠の中のオアシス宜しく、美しいメロディーと叙情を兼ね備えた、貴重なGroupだったと思います。
GUILD OF AGESになってからの最初のアルバムは凄く気に入ったんですが。その後は・・・僕には、ちょっとCITAの頃の叙情性や泣きが減退してしまった気がします。どれも、平均を軽く上回る、良いアルバムなんですが・・・。


CAUGHT IN THE ACT - Act I: Relapse of Reason ★★ (2003-08-24 12:50:00)

彼らの記念すべき1st。US出身なのに、大陸や英国に通じる叙情性が大々的にフィーチュアされ、代わりにカントリー臭は皆無。リリース当時の某誌高得点は結構インパクトがありましたが、その期待に違わぬ、高品質で優しいメロディーに彩られた、AOR寄りの好盤と思います。
彼らのポテンシャルもさることながら、やはり同郷のAXEとの親交、ボビー・バースのプロディースが、味に現れている気がします。また、後々、彼らはTHIN LIZZYのFanであることを、カバー(Cold Sweat)で告白してます。US出身でありながら叙情的、THIN LIZZYとAXEが、そのベースにあるのでしょう。


CELESTY - Reign of Elements ★★ (2003-06-24 02:43:00)

これからっすね。まだ粗いなあ。次に期待.....。


CELLADOR ★★ (2006-07-24 01:50:00)

はて?それは「作品の」レビューとは違うのでは、と思います。バンドには少なくとも、そういう音を作りたいという気持ちを形にしただけですし、論じるところがあれば、バンドのレビューでなくても良いはずでは?大野さんのレビューの場合、北米の動向を言及していますが、スコアについては演奏や曲の構成を指摘しておられるし、売り手を意識した文章ではないと思います。
本作を3曲ほど試聴しただけでアルバムを持っていませんが、正当な評価とは言えなさそうです。HEAVENLYの1stと同じパターンを髣髴しますけどね(レビュアーも同じ)。点数に関係なく、僕は本作を何のためらいもなく、発注するでしょう。「個性」と「スピード」に重きを置く方にはスコアは納得でしょうし、それ以外の彼らの魅力に気づけば、気に入るのに点数など関係ないと思います。


CELLADOR - Enter Deception ★★ (2006-09-23 07:29:00)

遂に聴けました、僕はUS盤(Metal Brade)を比較的廉価で(1300円位)で入手しました。HMVの輸入盤マルチバイキャンペーンに感謝<m(__)m>
DRAGONFORCE並に走りっぱなしですね、本作を聴いて皮肉にも、DRAGONFORCEの「スピード」の部分が既に、それだけで個性を確立しているんだなと妙に納得、更にツインリードのユニゾンのメロディーも、歌詞の載せ方も、DRAGONFORCEの個性を際立たせて居たのを思い知らされました。先輩達の味で感じたのは、DRAGONFORCE以外では、ツインリード部分でHELLOWEENとIN FLAMESの影響ですかね、まだ未消化でそのまま破片が残ってる感があります。
ただ、本作にDRAGONFORCEに感じた「アジアンテイスト」が本作には全く無いのと、Voの実力が、メロディーやギターソロの魅力、押せ押せの曲展開など、幾つか彼らの個性として確立しうるポイントがあって、今後の楽しみを抱かせるのに十分と思いました。いずれにしても、彼ら自身の味を更に強くアピールするであろう次作が勝負でしょうね。これはこれで、僕は気に入りました。めげずに頑張って欲しいです(^^)


CELLADOR - Leaving All Behind - Leaving All Behind ★★ (2006-09-23 07:13:28)

かなりインパクトのあるオープニング。根っこは、この曲については僕は実はHELLOWEENで、しかもVictems Of Fate 2006、パワーアップ&スピードアップ&Voグレードアップバージョンと言えてしまいそう。


CHARIOT - Burning Ambition ★★ (2004-03-19 23:41:00)

B!では結構いい点がついてました。その手の愛好家には、垂涎モノかもしれませんね。輸入盤屋さんで、「あ、UKの正統派!?やて??いけーー!!」、飛びついたのが、もう遥か昔のように思い出されます。
オープニングScream The Nightは、一聴の価値があると思います。


CHARON ★★ (2005-12-23 23:58:00)

あれれ?僕の名前がこんな所に???このバンドは、名前だけはよく知っていたんだけど、中々手を出すことがなくて、やっと聴けました。ああ~わざわざ謝って頂かなくても。恐縮してしまいます^^;;;
元々のこのバンドの音楽性は余り詳しくは知らないですが、以前より聴き易い、HIMとかNEGATIVEの方向性に少し近づいたのかもね。HIMのDeep Shadows And Briliant Highlightsが大好きな僕には、彼らのこの路線は「大歓迎」ではあります。一枚聴いただけで・・・と思われるかも知れませんけどね。
適度に重くて、かなりキャッチーで渋い。皆さんには、いいきっかけをありがとう!という感じです。そして、よりMetalサイドな1stや2ndも、手を伸ばしてみたくなりました。


CHARON - Songs for the Sinners ★★ (2005-12-23 23:52:00)

このGroup、ずっと気になっていましたが、ついに入手できました。
判り易いメロディー、染み渡る叙情に、渋い歌唱。バックも図太さとテクニカルでエモーショナルなところが同居したGuiter。
Finland出身のGothic Group。素晴しい一枚だったと思います。今年のうちにこれを聴けてよかった。SENTENCEDのThe Funeral Albumのテンポを落として叙情を増した感じ。
それにしても、本作も抛って置いたら輸入盤のみリリースの、知る人ぞ知る一枚に留まるだったのでは?ヴィレさんの熱意が、もしかしたら、国内盤リリースにこぎつけたのかもね??


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll ★★ (2006-07-28 20:52:00)

彼らがちゃんと成長し続けているという、当時の証だと思います。同じ所をぐるぐる回るのではなく、外からのエッセンスをちゃんと吸収して消化して、自分達の新たな魅力に加えているのが立派。Needled・・・はまさにそれ。聴き所満載の、いいアルバムと思います。


CHILDREN OF BODOM - Hatebreeder - Warheart ★★ (2002-07-16 00:49:35)

クラシカルで煌びやかなキーボードと、美麗さと暴虐さを兼ね備えたギター。引き裂くようなVoと楽器群が織りなす破壊力とブルタリティーは、扇情力抜群のメロディーの上で縦横無尽に暴れまくる。彼らのオリジナリティーが、ここに結実した感があります。


CLOUDSCAPE - Cloudscape ★★ (2005-06-26 15:24:00)

Prog風味の効いた、メロディアスなHeavy Rock Groupです。LAST TRIBEの例えは上手いと思います。補足するとすれば、LAST TRIBEの抜けの良いサウンドと正反対で、彼らの曲調のほうがもっと叙情的な部分が強い気がします。
オープニングの2曲のインパクトが突き抜けている気がします。確かに後半はややだるくなりますが、それでもメロディーの質は安定していると思います。バンドがスタートしたのが2001年だそうなので、デビューでこの質の高さは立派ではないでしょうか。このあととても楽しみなバンドでは有ります。


CLOUDSCAPE - Cloudscape - Under Fire ★★ (2005-06-26 14:54:44)

切れ味のあるヘヴィーなリフの上を、カッコいいメロディアスなVoが伸びやかに踊ってる感が有ります。オープニングに続く、このアルバムのハイライトかも。


COLD SWEAT - Break Out ★★ (2003-12-06 05:48:00)

US的土着風フレーバーと、キャッチーな味を持った曲が、交互にでてきますね。このアルバム、KEELのアルバムよりも、随分聞き込んだ気がします。マークの曲作りの才能、そうですね、僕もここで開花したのでは、と思います。
僕は疾走感のあるFour On The Floor、アップテンポでエッジが心地よいTake This Heart Of Mineは、なかなかの曲と思います。コーラスが美しくて、叙情を感じることが出来ます。
これ一枚だけで、彼らが消滅してしまったのは、本当に残念でした。


CONCEPT ★★ (2003-11-14 00:02:00)

ああー、Voはですね、彼らのサイトに行けば、その姿がバッチリ拝めます。
http://www.conceptsymphony.com/
天は二物を与えず、と言う言葉があるとすれば、Voの人にはまさにそれ。歌心「だけ」を神は彼に与えたんでしょう。僕はこの歌は、結構気に入っちゃってます。マトスよりマシかな、いや、「どっちもどっち」!?
かなりの完成度ですねー彼ら。たしかにまだポテンシャルはありますが、かなりデビューアルバムは、凄くハイクオリティー。イタリア産のANGRA、いやANGRAほどクラシカルではなくって。ANGRAよりも相当プログレッシブな気がします。


CONCEPT - REASON AND TRUTH ★★ (2003-11-14 01:14:00)

実質彼らのデビューアルバムになると思います。イタリアのANGRA、クラシカルフレーバーありの、かなり凝った展開と疾走感が持ち味。このアルバムでは、2つのストーリーを収録しているとか。気になる人は追ってみてね。
とにかく、メロディーが綺麗、で、どのパートもかなりテクニカルっぽい。個人的にはKeyにびっくり!!「あれっ、イェンス・ヨハンソンがヘルプしてるの??」と思うくらい、SONATAでのイェンスのプレーにそっくり。
そして展開力。リズムチェンジと転調を組み合わせた、巧みな場面展開。突っ走るパートと、叙情的なアコースティックパートを組み合わせて、陰影をつけている。転調は、強引さとさりげなさが場面によって使い分けられている。
Voはちょっと線の細い、クセをちょっと取ったアンドレ・マトス風。あまりクセ無く歌ってるところは、透明感のあるメロディーの上に凄くクリアで爽やかな、印象もあり。ただ、一旦クセが全開になると、相当好き嫌いの差が出てきそうな気がします。
あと最後に、Sweet Dreamsの収録は、ハッキリ言って蛇足。


CONCEPT - REASON AND TRUTH - DEATH OF REASON ★★ (2003-11-13 23:52:56)

緩急自在の展開の中に、リリカルでもの悲しいメロディーが溢れる曲。ピアノやアコースティックギターの艶のある音色が、分厚いサウンドの中にきらり光る気がします。Voはやや細さを感じるモノの、なかなか情感を感じることが出来ます。アンドレ・マトスさんよりも、ちょっとクセを取った感じかな。バッキングも展開の多い、転調を多用していても、あざとくなく、わざとらしくなくて、さりげない所が心憎いですね。
彼らの展開力が光る曲。彼らが単なるメロスピバンドでは無いことは、この曲を聴けば解ります。


CONCEPT - REASON AND TRUTH - ELEGY OF TRUTH (2003-11-14 00:13:54)

凄く爽やかな出足。いきなり爽やかに、メジャーキーで疾走。Voのハイトーンも、サビの手前まで、かなり映えてる。転調もあり、リズムチェンジも多い、ただのメロスピではなくって、展開力が有るんだぞ!と言いたげな曲。
それにしても、サビの歌メロと歌い方、何とかならないのかなあ・・・もっとあっさり歌えなかったんだろうか、何度聴いても、ここだけが残念。抑揚が有りすぎてキツイ!盛り上がるべきところで、盛り下がっちゃうんだもん(T_T)


CRADLE OF FILTH - Cruelty and the Beast - Hallowed Be Thy Name (Shallow Be My Grave) ★★★ (2004-02-04 02:57:51)

彼らがこの曲をやると、オリジナルには無い雰囲気、なんだか、アンチキリスト・暗黒宗教裁判って言う感じ。大好き、このバージョン!!


CRYHAVOC - Pitch-Black Blues ★★ (2002-05-29 23:47:00)

GROUPの2作目。本国ではSPINEFARMから1999年秋リリース。サウンドはDownの頃のSENTENCEDのアップテンポの曲を集めた感じで、疾走感はないものの、躍動感を感じることは出来る。Voに特徴があって、Death声一歩手前の吠えるような叩きつける声で、しかしメロディーにはかなり忠実に歌ってる。強烈なノド。詩の世界観はGothicに通じる、死を直視したものが多そう。
メロディーはかなり練られている印象がある。難しいことは何もなく、シンプルな格好いい曲を揃えた感はする。マイナー調に統一された曲、バッキングはメロディックでとことんHeavy。重い詩と暗くもメロディックなバッキング、男臭い印象が強く残る。B!では叩かれちゃったけど、良いGroupと思うよ。


CRYHAVOC - Pitch-Black Blues - Cryscythe

メロディーとVoの破壊力で聞かせる、SENTENCEDやNIGHTWISHと同郷の「パワー・ゴシック」(ってカテゴリあるのかな?)。1stはBURRNで70点前半、PITCH-...はまだ点がついてないですが、最近のSENTENCEDを凶暴にした感じの、かっこいい曲です。


CRYHAVOC - Sweetbriers ★★ (2004-10-12 22:52:00)

僕は2ndからの後追いで聴きました。路線としては1stも2ndもほぼ同一線上かなと思いました。裏ジャケは、これはもしかして・・・。
メロディーは2ndの方が磨かれた感がありますが、ブルタリティーや雰囲気はほぼ一緒。まずまずと思います。僕は2ndから聴くのをお勧めします。いいバンドだったんですが、今頃一体・・・?


CRYONIC TEMPLE ★★ (2002-10-14 01:56:00)

イタリアのUnderground Symphonyからのリリース、騎士・剣・DragonなDigipackジャケット、音的にはメロディー重視、疾走感重視...。
「ああ、またイタリアからのクサメタルね!?」残念でした!彼らのバイオには国名が無いけど、メンバーの名前やLive主戦場から推察するに、Finland人とSweden人の混合編成なんでしょう。
彼らのバイオの中に、'7th Son Of...'の頃のIRON MAIDEN、マリリオンの文字が。リフ展開はかなりIRON MAIDENからの影響が強い感がします。1996年から活動開始、と言えば、RHAPSODYのデビュー前後。バックグラウンドに、イタリアンのSymphonc系達と共通した根っこが有ると思われます。あと、LOST HORIZONのアプローチに近いかも知れませんね。
IRON MAIDEN直系のツインリードのリフの切れ味とメロディー、北欧的な勇壮さと透明感が同居した、ドラマティックな楽曲をずらり並べてきていますね。Keyの音色が殆ど隠し味に撤しているので、イタリア出身のSymphonic系とは一線を画してます。似たGroupと言えばイタリア出身のMESMERIZEになるけど、メジャー感や楽曲の完成度はCRYONIC TEMPLEの方が上。また、LOST HORIZONほどPowerとスピードで押し切るタイプでは無くて、彼らより整合感とメロディーを重視した感じがします。
クサ系リスナーは勿論、正統派ツインリードが恋しい貴兄にも、お奨め出来そうです。日本盤、出るかな?


CRYONIC TEMPLE - Chapter I ★★ (2002-10-14 02:21:00)

全編、ツインリードgを主体にした、疾走感のある楽曲(といっても、IRON MAIDEN 'Aces High'~HELLOWEEN 'Twilights Of The Gods'位の速さ)が詰まってます。メロディックで小気味良い、正統派/パワーメタルの音です。テーマは中世の勇者関係のみにあらず、バイキング関連(9曲目)、現代のテーマも有り(5曲目)、そこそこ填ってる。
バラードは無い代わりに、曲中の緩急を付けることで、ともすると平坦になりがちなアルバムに、上手く起伏を与えている。本作ではKey/Synthは飽くまで隠し味で、それらが大々的にフィーチュアされたイタリアン・クサメタルに慣れた耳には、ひょっとしたら派手さに欠ける印象を与えるかも知れない。即効性にはやや欠けるかも知れないけど、聴き込むにつれて僕は味が出てきた感がします。
正統派をお捜しの人にはお勧めできそうです。今後も楽しみなGroupではあります。


CRYPTOPSY - None So Vile ★★ (2006-07-16 00:41:00)

このアルバムは、もう、聞き手を選びまくる一枚だと思います。
無謀にも、歌詞カードを追いかけて、何をどう「歌っているのか」などと考えてました。な~に、歌ってないんですよね。
強烈なインパクトはありました、それは認めます。でも、僕はそのインパクトしか感じられず、結局それ以上のカタルシスを感じられる友人に、本作をあげました。とても喜ばれました、それでいいんだ、と思いました・・・


CUSTARD - For My King - Up to the Sky (2004-09-19 12:56:14)

血管がぶち切れそうな勢いのあるVoが、疾走感の上とジャーマン的メロディーの上で暴れまくる、というか、勢いとヘタさが、辛うじて疾走感の上でバランスが取れてるかも。にしても、この曲は文句なくカッコいい!!


CYDONIA - Cydonia ★★ (2002-09-08 00:15:00)

全編かなり格好いいですよね。緊張感が最期まで途切れないし。流石ラビリンス繋がりと言うことは有るね。それにしても、次のアルバムの話が、とんと聞こえてこないのは、ちょっと心配。誰か知ってる??


DANGER DANGER - Danger Danger ★★ (2000-08-20 18:02:00)

ROCK AMERICAという曲は、NIGHT RANGERの「あの」曲を彷彿とさせるしね。
良いメロなんだけど、どこかで聴いたような...という曲は散見されるね、確かに。
でも、僕は結構好きさ!


DARE - Calm Before the Storm ★★ (2005-01-15 13:41:00)

アルバムタイトルとジャケットのデザインが、本作の雰囲気を代弁しています。
このバンドは、僕はどうも、鉛色の空と冷たい吹きすさぶ風が、とてもよく似合うバンドな気がしています。
優しい、心に沁みるメロディーを、淡々と時に激しく情感豊かに歌い上げる、ダレン・ワートンさんの歌心が熱い。メジャースケールの曲が多いのに、目頭が熱くなる感覚にも囚われたり。癒しのハードロック、だと思います。タイトル曲、Walk On Water、その他全編優しいメロディーに満ち溢れた一枚です。


DARK SKY - Believe It ★★ (2000-09-17 23:17:00)

今年のハードポップ系の激震!
中期EUROPE、TREATを元気にした感じの、メロディアス・ハード。1曲目は殆ど「まんま」だけど、それでも本家との違いを強烈に感じさせる強いメロディーはハートに突き刺さってくる。これを聴けて良かった。もの凄い原石です。


DARK SKY - Believe It - Rock Me ★★★ (2012-10-21 16:18:00)

リンク先が別の曲だったので、修正しておきました。ようつべに登録した人がアカウントを削除しない限り、聴けますよ。ほら、やっぱり「まんま」でしょ?でも、彼らならではの味が一杯入っていて、いい曲なんですよ、これはこれで。

最初にこの曲を聴いた時の衝撃は、激しく頭を揺さぶられる感じ、ですかね、心が躍る感覚も同時に感じましたし。評価は、★三つ。登録し忘れていたのかな。。。でもこれくらい好きな曲だったんですよ、本作を紹介した時からね^^


DARK SKY - Edge of Time ★★ (2002-12-04 00:32:00)

ドイツ出身、メロディックハードロックGroupの2作目。本作は自分達の曲作りの腕に磨きを掛けて、「オリジナル」に拘った力作と思います。
前作との大きな違いは、よりハードなエッジとビートを強調した音作りと、「まんま○○」の部分の排除。そして、どの曲にもかなり印象的コーラスを配したサビが耳を惹きつける様です。明るめの曲は少なく、マイナー調の曲が大勢で、それでも曲中にちょっとした展開を持たせて、ともすれば平坦になりがちなアルバムに起伏を与えていると思います。3曲目のバラード、1曲目の軽快さ、4・5曲目の躍動感、11~12曲目の流れ、その他の曲もなかなか良くて聴き所が多いです。
メロディーの質は前作以上、且つそれがゆるむ箇所が殆ど無いと思います。前作の場合、英語圏では「訛」が唯一かつ最大の彼らの欠点だった様です。本作はその部分に大きな変化は見られません。相変わらず英語圏では苦戦を強いられそうです。しかしやはり彼らのメロディーの煌めきは、欧州のFanと共に、僕は見守り続けたく思います。あ、僕、最近のCRYSTAL BALLより好きかも。


DARK STAR - Dark Star ★★ (2009-12-04 20:06:00)

輸入盤市場で何気に復刻している模様です。見覚えあるなと思って検索したら、ここでのみなさんの紹介を見つけることができました。さて、どうしようかな、注文しようかなあ・・・


DEATH - Spiritual Healing ★★ (2002-01-17 22:10:00)

僕はこれでDEATHを知りました。その後のも買っていたんですが。この1枚ほど聞き込むことがなかったので、僕はこの1枚にのみ1差し上げます。
この1枚は、DEATHの一連の作品群からすると、異色作で浮いている気もしますね。渡り鳥必殺リフメイカー:ジェームズ・マーフィー氏とのコラボレートが、独特の緊張感と切れ味をDEATHサウンドに加えている気がします。有る意味「聞き易い」1枚かも知れないですね。チャックならではの、テクニカル且つもの悲しい旋律は此処でも健在です。


DEF LEPPARD - Euphoria ★★ (2000-01-15 22:58:00)

Viv君がレコーディングでなんぼフラストレーションが溜まろうが、切れ切れのレコーディングだろうが、「美味いもんは美味い」(by笑福亭鶴瓶)。1時期聴きまくってました。


DEF LEPPARD - High 'n' Dry ★★ (2004-01-03 22:39:00)

一部バラードとよっぱーな曲以外は、ほぼ全編エッジと躍動感もあって、キャッチーな味もたたえたさわやかでカッコイイメロディーが印象的でした。1stのRock Bgiradeや、Wastedと同系統で、その路線を推し進めたんだろうなと思います。キャッチーでエッジがある、というとUSA風という意見が相当あったと記憶していますが、やはりUK出身の彼らだからこその、なんていうのか、ねちっこいメロディアスなサビはUSのバンドには出せないかな、と思っています。
バラードはUSのMTVでガンガン掛かってまして、リメイクをボ-ナストラックに入れてくれた輸入CDがお買い得でした。バラードは確かにUSでブレイクするきっかけには違いないです。しかしエッジと躍動感のある曲こそ、このときの彼等の持ち味、たくさん味わって欲しいと思います。


DEF LEPPARD - High 'n' Dry - Lady Strange ★★ (2004-06-03 22:47:46)

↑の方と年代の近さを感じます^^
1stの躍動感のある曲、その方向性をなぞった曲と思います。サビは耳を捉えて離しませんね。キャッチーで物悲しくてメロディアスで歯切れのいい、パワーのある曲だと思います。ただ、1st収録の曲を大きく超える物も、あまり感じられなかった気もします。この路線は、彼らの中で煮詰まってしまったのかな。とはいえ、もうちょっと票が集まってもいい気がしますけどね。


DEF LEPPARD - Hysteria ★★ (2004-01-07 23:10:00)

代表曲の保存用にと、アルバム毎に5曲ずつ引っこ抜く作業をしていて、このアルバムの番になりました。
さて、どれを落とそうか・・・うん・・・うん・・・?落とせ・・・無い。落とせる曲が無い!どの曲も捨てられない!とにかく恐るべきことに、殆どが、ミッドテンポの似たリズムパターンだけど、それぞれがちゃんと独自の雰囲気を纏っていたんです。
Dsの不幸な事故、長いブランク、でもそれを全部、素晴らしいサウンドに変えてしまう彼らは、本当に素晴らしいチームだと思います。レコーディングも、一度終わった後で、確か全部やり直した気がしました。集中力を、よく切らさなかったなあと感服します。上の方々がおっしゃる通り、かなり長いアルバムですが、聴き終わった後には確かに、心地よい爽快感と疲労感に包まれます。
ただの「いいアルバム」で終わらないものが、本作には宿っている気がします。


DEF LEPPARD - On Through the Night ★★ (2003-11-29 23:17:00)

若々しくって、粗くって、キャッチーな味もあって、湿り気もエッジもある。聴いていて気持ちのいい音の条件が、この一枚にぎゅっと詰まってます。恐るべきポテンシャルを秘めた一枚だったんですね。彼らはこの爽やかさのある音を、鉛色の空の下で作り上げたんです。アメリカナイズ?なんて、彼らの元々の持ち味を、安っぽい言葉で括ってくれるな。
>ばかぼちゃさん
変わり者、かもね。でも、僕もそうさ(^^)。因みに、僕が本作の次に好きなのがHigh 'n Dryだもんね。


DEF LEPPARD - On Through the Night - Rock Brigade ★★ (2002-05-23 22:37:58)

彼らの記念すべき1曲目。rock brigade~と言うサビは、この後彼らが磨きに磨いた分厚いコーラスの片鱗が伺える。そして、とにかく若さに溢れた、歯切れのいいアップテンポでガッツィーな曲調。NWOBHMのちょっと籠もった音も愛嬌、コンパクトで格好いい曲をどうぞ。この曲がWastedやLady Strangeに繋がって行くんだな。


DEF LEPPARD - On Through the Night - Wasted ★★ (2002-05-23 22:23:12)

初期のLEPSは、こんなにエッジの切り立った、ハードにドライビングする、疾走感すら感じる、素直に「格好いい!!」若さに溢れたハードロックをやっていたんですね。久々に思い出しました。LPで言うと、B面の1曲目の立ち上がり、結構「がつん!!」ときます。


DEF LEPPARD - Pyromania ★★ (2004-01-03 23:04:00)

僕なりの結論は、本作はまだ「変化への途中段階」で、4thと2ndの中間。曲ごとで見るといい曲もありますが、全体で見ると悪く言えばまだ中途半端な一枚と感じます。(あくまでも僕の個人の意見です、念のため)
僕がLEPPSに初めて触れた初めてのアルバム。雑誌上で僕はこのアルバムの評価を見たことが無くて、「USでチャートアクションのいいUKバンドの一枚」として、他には何の先入観も無く触れたのを思い出します。
僕がこのアルバムで好きになったのは、メロディーを彼らなりに煮詰めたと思うPhotograph、Too Late For Love、そして躍動感のあるStageflightでした。今でもいい曲と思います。でも、他の曲がどうも歯切れが悪い気がしました。悪くは無いと思いますが、躍動感も2ndの楽曲に比べ弱く、4th程の煮詰めきったメロディーでもなく、中途半端な気がしてしまって、好きにはなれませんでした。僕は、後追いで聴いた躍動感にこだわった初期か、大ブレイクしたメロディーの強い次作の方が、余程楽しめたのです。
僕が彼らのことをまず知って欲しい、と思ったら、僕がこのアルバムから紹介することは多分無い、と思います。悪くは無いんですけどね。


DESTROPHY - Cry Havoc ★★★ (2011-06-26 09:56:24)

前作が個人的には大好物となった彼らの2nd、本作についても、相変わらず激情丸出しの絶叫に、涙腺に包丁を突き刺す慟哭のメロディーが健在でした。Heavinessが、前作では音が割れまくっていたのが本作ではきっちり調整されて皆無でした。Heavinessも、適度なスピード感もありで、とても聴きやすい一枚だと思います。

収録時間がちょっと短いのが玉に瑕、かな。でも何度リピートしても聴けちゃいますね。


DESTROPHY - Destrophy ★★ (2009-11-28 01:00:00)

2009年10月リリースの1STアルバム。Metalcore/Screamo風味満載、オルタナ風味あり、かなりStrongなHeavy Metal Group。感じたのは、ALL THAT REMAINS辺りの持ちうる楽曲の展開力と図太さに、AIDENとかNATIONAL PRODUCTが持ち合わせるポップセンスと、クラシカルともいえそうな泣きを帯びたヴォーカルラインをグチャッと混ぜ合わせた、とてつもないインパクトを持ったバンドかも知れない、ってこと。
ひたすら図太く、ひたすらHeavyで、ひたすらHardで、で、Super Ultraメランコリック。本当にUSのバンドなの??と思える位、埃っぽさが無く、とにかくサビでの泣き方が半端じゃないです。どの曲にもちゃんと「ぐぐっ」と胸倉を掴まれて目の前で慟哭されるが如き、パワーバンドぎりぎりの濁声のコーラスが織り込まれてます。2009年の終わり近くに、凄まじい一撃です。これはまたもや、ベスト盤候補の一角に滑り込みそうな・・・!! Emoくてメランコリックなバンドが好きな人、売り切れ御免!?


DESTROPHY - Destrophy - March of the Dreamless ★★★ (2009-11-28 01:15:00)

快速パートをスパイスに、オーケストレーションを荘厳に、Ah~Ah~Ah~~・・・のコーラスがひたすら悲しげに美しく分厚く、スクリームは飽くまで暴虐に、慟哭と憤怒が渾然と押し寄せる曲。メランコリックな全編の歌メロが耳にこびりつきます。


DESTROPHY - Destrophy - The Story of Your Life ★★★ (2009-11-28 01:35:25)

アルバムの中にあってメランコリックなメロディーの最も際立つ曲、ハイライトとも言えそう。サビのクリアトーンでの物憂げで涙を誘う歌詞が耳に突き刺さります。曲終盤に入っているギターソロも泣ける。図太くも切れ味鋭いリフに固められた音の壁と、ひんやり悲しげなオーケストレーションとの調和が絶妙。


DESTROPHY - Destrophy - The Way of Your World ★★★ (2009-11-28 01:07:24)

静かなバラード調の出足から、地に足のついたずっしりしたバックに、スケールが大きくて胸が張り裂けそうな大泣き慟哭のコーラス。新人離れしたメロディーセンスがここに炸裂しています。
比類無きポップセンスと欧州的哀愁とUS的Screamo風味のバランスを、バラードの軸足で絶妙に調合した一曲。試聴も出来ます。かなり強烈なのです、お試しあれ!!


DESTRUCTION - Release From Agony ★★ (2004-01-07 22:47:00)

僕はこのアルバムで彼らを知りました。文句無くカッコイイ!! 最高傑作というのも、凄く頷けます。とにかく徹頭徹尾これ緊張感が途切れない。クールなリフ、突然切れ込む滅茶苦茶メロディアスなソロ、ともすればプログレッシブと言えてしまいそうな位テクニカルで、ソリッドでタイトな音の上で、シュミーアのVoが弾けまくる・・・。
ただ、僕は素直に彼等の最高傑作だ!と言うのには疑問が。本作がDESTRUCTIONそのものではない気がして(本作「も」DESTRUCTION、ではあるけど)。中心人物のシュミーアが、そのテクニカルで複雑な曲展開に嫌気がさして、彼のバンドを捨てるきっかけになったアルバムだから。あと、KREATORとSODOMは、同じジャンルで語られるけど、DESTRUCTIONとはそれぞれ基本的に持ち味が全然違うので、比べるのはあまり意味が無い気がするんですけど。


DESTRUCTION - The Antichrist ★★ (2002-02-02 00:45:00)

Koooollll!!


DGM - Dreamland ★★ (2002-01-24 22:29:00)

おお、まさしく、「ネオクラ・プログレッシブ・メタル」っす。
初期ATHENA、というより、たとえば2曲目はDTの2nd収録のスピードTuneだったりするから、ネオクラ化2ndの頃のDT、で良いような気もします。
かなり気に入りました。


DGM - Dreamland ★★ (2002-01-26 00:42:00)

★かわちさん
同感!!! 「いいものは良い!」と言うことで...


DGM - Dreamland - Eternity ★★ (2002-02-23 01:42:57)

強烈でもの悲しいメロディーが、分厚いギターリフとクラシカルなギターソロ、かなりメロディックなKeyで彩られている。Voの絶唱が、今日の人間世界の悲哀を歌った詩を突きつけてくる。必ずしも単調ではないリズムパターンは、でも複雑過ぎることはなく、聴き手を突き放すどころか、変調子は聴き手の注意を曲に引きつけるのに有効に利いている。
ドラマティックな展開を持った、良いメロディーを擁した良い曲と思います。確かにDTやインギーの良いとこ取りの部分が見えたり、4分44秒から32秒出てくるkeyソロは実はUFO 'Love To Love'のイントロをリズムだけ変えてそのまま使ってたりするけど、僕は「彼らなりの解釈」「素材の使い方」は十分美味しくて、素材の持ち味をうまく生かしていて、大好きです。'Love To Love'は、まあ殆ど「時効」でも良いかな。良い曲っすよ。ちょっと「原典」がはっきり見えすぎるので、★★★には出来なかったね。惜しい!!


DGM - Hidden Place ★★ (2003-10-27 23:39:00)

前作の、クラシカル風味も有りの、プログレッシブメタルなサウンドを引き継ぎながらも、本作はよりプログレッシブ風味を前面に出しています。展開は一筋縄ではいかなくて、転調、変調子がびしびし出てきます。前作にはあった、パワーメタルに通じるシンプルなリフで、1曲全部塗られている曲が、本作には見あたりません。ただ、曲展開に○○みたい、という印象は、前作より薄れたようです。ディエゴのGuiterはジョン・ペトルーシとインギーを足して2で割った感じ。ただ、彼の手癖フレーズはそれなりに彼らしさになりつつあります。
即効性という意味では前作の方が上とは思います。でも曲の魅力は本作の方が光って見える気がします。一聴してすぐしみこむ魅力と、何度か聴いていると解る魅力が、見事に同居しています。メロディーはめまぐるしく展開するモノの、やはり端々で親しみやすいと思います。展開は思わず「はっ!」と身をを乗り出す不思議さも備えています。2曲目、3曲目、6曲目、8曲目は特にお奨め。なかなか、力の入ったアルバムと思います。


DGM - Misplaced ★★ (2005-07-10 15:50:00)

DCさんの仰るとおり、前々作をパワーアップした感が有ります。判り易いメロディーに、パワフルで疾走している曲がありました。だけど、単なるメロスピにならない所が、彼らの音楽的なバックグラウンドなんだと思います。ネオクラシカル風味あり、プログレッシブ風味あり、そしてパワー感もあり、とても盛りだくさんで、聴き所満載なアルバムと思います。
Is Hell Without Love?やPerennial Questのような、疾走曲が、2ndあたりのスピード感を持っているのが驚きました。そして、やっぱりアルバム全体で、気を抜く所が殆ど無いのが見事です。昨年のうちにもし耳にしていたら、2004年ベスト盤候補には間違いなく挙がってきていたと思います。


DIMENSION ZERO - Silent Night Fever ★★ (2002-07-14 21:43:00)

そうだったんです、Guiter soloが無いんですよ。有る意味Metalでは「おきまり」の展開を捨てた型破りな1枚なんですね。っていうか、それに何故か気づかなかったんです。確かに間奏は有るんです。緩急をそこで持たせている曲もあります。でも全体を覆う、Voを含めた切迫感溢れる迫力と、ブルータルでもマイナーで美しいメロディーを大切にしたリフはかなり格好いいです。


DIMENSION ZERO - Silent Night Fever - Not Even Dead ★★ (2002-07-14 21:48:45)

緩急を押さえた絶妙な展開と美しいメロディーライン、そして特筆すべきは、ちょっと濁声ながらきれいなメロディーをなぞっているサビ。そうそう、頭から離れないですね。疾走パートは迫力十分、扇情力はサビの効果で倍増。これは...!!


DIONYSUS - Anima Mundi ★★ (2004-07-18 15:53:00)

最近とても気に入っている一枚。「ただ」メロディアスでなく、「ただ」疾走しているわけでもなく、しっかりちょこちょこと凝ったところも織り交ぜながら、解りやすくて、力強い曲が詰まっていると思います。
デーモンさんの仰るとおり、高揚感があってドラマティックでアップテンポの曲がSTRATOVARIUSの雰囲気を纏ってしまって、AFMレーベルというややマニアックなレーベルのリリースとも相まって「2番煎じ」的に見えてしまうのがとても残念ではあります。しかし、やはりメロディーの妙と、ジョニーのテクと、ジャーマンメタルばりの力強いリフが乗っかると、本家を凌駕する高みを感じます。
Divine、Anima Mundi、Heart is Cryingは、大好きになりました。曲もいいし、歌詞も曲の雰囲気を上手く盛り上げていると思います。Anima Mundiは、彼らのメタルアンセムになりうるパワーを持った曲に聴こえました。ミドルテンポの曲も悪くなく、アルバム全体のメリハリをつけていると思います。
僕個人としては、このアルバムにNATIONの影を求めないほうが、率直に「北欧様式を纏った、高品質メロディックパワーメタル」としてこの作品に接したほうが、より楽しめるのではないかと思われます。


DIONYSUS - Anima Mundi - Anima Mundi ★★★ (2004-09-25 21:37:39)

ジャーマン張りの重々しいリフの上に、Divine同様、非常に重くスケールの大きい歌詞が載る。雄雄しいコーラス。
高揚感、爽快な疾走感、重量感、美しいメロディー、きらびやかなKey、印象的なハイトーンVo。そして、何より絶対忘れてはならない、テクニカル且つツボを押さえた、手数が多いにもかかわらず、無駄な音が一切無い、素晴らしいジョニーのギター。この曲に、このバンドの魅力が詰まっている気がします。誰かに似てる?この曲こそ、完成形だと思います。


DIONYSUS - Anima Mundi - Divine ★★ (2004-09-25 21:23:54)

I am a maker of miracles~のあたりのサビが、琴線を引っ掻きまくる感があります。やや薄めの北欧美旋律と、ジャーマンメタル並みの馬力のあるリフ、そしてスケールの大きい歌詞に、高揚感。オープニングにもってこいです。


DIONYSUS - Anima Mundi - March for Freedom (2004-09-25 21:44:41)

この曲は、いろんな意味でとても重い。ドラマティシズムがここに集中する感じがします。


DIONYSUS - Anima Mundi - My Heart Is Crying (2004-09-25 22:00:02)

悲劇的なNet中毒のことを、重いリフとドラマティックなメロディーに乗せてかっこよく奏でていると思います。歌詞の内容には、うなづける部分が多いので、良いメロディーに彩られたそれは、音にあわせて口をついて出て来ます。良い曲だと思います。


DIONYSUS - Sign of Truth ★★ (2004-09-26 21:29:00)

凄まじい完成度を誇る2ndを聴いてから、本作に遡って来ました。
彼等のユニットが、いよいよこれからというときの作品で、魅力的なフレーズやパワーが個々彼処に鏤められ、練りこみ方によってはこれからもっと良くなるぞ、というポテンシャルがあったんだと思われます。曲のバリエーションは2ndよりも多く、スピードの無い曲のgや曲調に、2ndよりも遥かにNATIONの影響が強く出ていると思います。
冷静に且つ他バンドと相対的に見て、ユニットとして荒削りな部分が、例えば歌唱や、メロディーの詰めの部分に残っていると感じます。2ndを聴けば、彼らはこれで満足していなかったことが、よくわかります。本作に満足し切っている、改善の余地を見ようともしないベテランリスナーが2ndを聴いたら、ポイントを絞込んでこその、あまりの完成度の高さに、卒倒しちゃうかもね^^;


DISMEMBER - Hate Campaign ★★ (2002-06-02 18:09:00)

Brutal Death Metal寄りの、Melodic Death Metal。IN FLAMES程甘くなりすぎず、CANNIVAL CORPSEほど或る意味「無愛想」でもない。ただ、人によっては「中途半端」と感じる人もいるかも。複数の雑誌でも、賛否があった様に見受けられた。僕はこの音も結構好き。僕はもちろん「賛」。
33分間はとにかくあっという間に過ぎる。曲間が無く、次々に曲が飛び出してきて、そのどれもが程良いメロディーと、Brutal Deathに通じるリフとリズムの切れ味を持ち合わせている。


DISMEMBER - Where Ironcrosses Grow ★★ (2006-03-12 11:30:00)

僕も聴けました。やっぱり、DIMENSION ZEROをパワーアップして、印象的なソロを乗せたというサウンドは維持されていますね。それにしても、うん、確かに随分、重低音を強調したサウンドが、やけに「もこもこ」している気が。悪く無いと思いますけどね。


DIVINE SIN - Winterland ★★ (2001-01-08 05:42:00)

? JTさん、最初から書かなければいいのに? 当時のBLACK MARK RECORDSがシンフォニック系を手掛ける筈が無いんですよ(^^)
北欧の、Death風味、VoはMercyful Fate風味(低域で歌うKing師の雰囲気)有りの、Powermetalです、が、疾走感を売りにして無いです。
ダークな雰囲気で、泣きは無いモノのメロディーをしっかり組み立てている、力強い音が好きな人は、掴んでも大丈夫です。
確かB!の点数は78点程度でしたっけ。輸入盤の暗黒系バイヤーならOKですよ。


DIZZY MIZZ LIZZY - Dizzy Mizz Lizzy ★★ (2006-05-03 17:19:00)

名曲Gloryのおかげで、DIZZY MIZZ LIZZYイコール叙情派メロディアスロック、という捕らえ方をされている感のある一枚と思います。
彼らの持ち味は、実はプログレッシブ・グループに引けを取らない、自在のリズムチェンジとテクニックではないかと。そこはかとなく香るかげりのあるメロディー、Dullだけど筋の通った曲なりアルバムだったと思います。
ちょっと大胆ですが、彼ら、日本での紹介のされ方を間違えられたのではないかと。もっとアンダーグラウンドな、陰の実力者的扱いのほうが、彼らは長生きしたかもしれないとさえ思います。