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KUZUさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 201-300

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KUZUさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 201-300
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DOKKEN - Back for the Attack ★★ (2000-02-23 21:52:00)

うおー、聴きてえー!
僕は2ndしか持ってへんぞ!
誰かあああ!?


DOKKEN - Tooth and Nail - Alone Again ★★★ (2004-01-14 02:27:04)

嘗て大野女史の解説を読んで、なるほどと思いました。youの指すもの、「彼女」のこと、そして彼らを支えるファンのこと、それぞれに掛かっていく感じ。
言いたくても言葉に乗せきれない、その悔しさが涙となって溢れてくる、ああーーその気持ち判るわかる!そしてまた一人ぼっち・・・高校生だった当時は共感しっぱなし、またドラマティックで、あえて音数を抑えて弾いている、溜めの効いたジョージのg、溜まりませんね!ずっと残しておきたい、良い曲と思います。


DOKKEN - Tooth and Nail - Tooth and Nail ★★★ (2004-01-14 02:35:29)

押しも押されぬ、初期の名曲といってもいいと思います。あ、定ちゃん、あのぴろぴろって、そんなに凄い技だったんですか??でも、あの部分はああでなくては、ジョージでなくては表現し得ないスリリングなソロと思います。
DOKKENには珍しいごり押しタイプの曲。彼ららしくない、かも知れないけど、有無を言わせぬ音圧、技、迫力。さすが。にしても、マイケル・ワグナーの音作りって、好きじゃ無いんだよなあ・・・


DOMINE - Dragonlord (Tales of the Noble Steel) ★★ (2002-09-16 01:15:00)

導入~出足のPower Metal必殺Tune 'Thunderstorm'が出てきたときは、もう双手をあげて幸せな気分に浸っていました。バリバリざくざくなクランチーでメロディックなリフ、出しゃばりすぎず後ろで雰囲気を盛り上げているKEY、ちょっと下品っぽい(?)けど迫力十分なハイトーンVo.と、僕が大好きな要素が一杯詰まった、「オープニング」です。ある人も仰ってましたが、サビが「チャンダッストーム!」と聞こえる(^^)
え、他の曲?うーん...まあ、オープニングは、良いよ!! 僕も、この一曲だけのために、今日まで抱えてる見たいなもんか。この次のアルバムも、まあまあみたいだね。今後もこのGroupは、「とびきりの1曲」を擁したCDを、今後もリリースしていくのかなあ...


DRAGONFORCE - Inhuman Rampage ★★ (2006-09-23 17:34:00)

メロディーを練りこんできたなあと思いました。彼らの場合、スピードも個性にしてしまったのが凄い(CELLADORを聴いて思いました)。で、彼らはギターもかなり個性的で、ツインリードのユニゾンも、こぶしみたく「ひっくり返るような」ソロも、どこかアジア的な味わいも、スピードと一緒に耳にねじ込まれる感じがします。で、バラードは冒険で、まだまだぎこちなさを感じますが、今後スローな曲でもぐぃっと聞かせることが出来る構成美を身につければ、物凄いバンドになりそうです。
ぶっちぎるのも魅力で、それは捨ててほしくないですね。彼らなりのメリハリの付け方を、今後どうするのか、とても楽しみでは有ります。いや、本作も、とっても楽しめます。B!レートが意外に低いのがどうも納得いかないですが・・・


DRAGONFORCE - Sonic Firestorm ★★ (2004-09-19 03:10:00)

僕もようやく何度かまとめて聴けました。あえて疾走という部分を除いて見てみると、マイナー調のメロディーが良いですね。細めなVoも、頑張って声を出していて、この手の音楽性にはよく合っている気がします。keyも相当フィーチュアされていて、ドラマティシズムを盛り上げています。そしてGuiter、久々に速さとは違うところで「個性」といえるものを提示してくれていると感じます。ひっくり返る、と言っていい音の使い方、今までの欧米には見られなかったタイプと思われました。そして疾走感、いまやメロスピでは最強なんでしょうね、これもまた個性にしてしまう彼ら、恐るべし。
気になったところ、Voを音に乗せるリズムが、全編ややワンパターンに近い、バリエーションが少ないと感じます(たんたたんたん、たんたたんたん・・・という乗せ方)。これも個性かもしれませんが、RHAPSODYに僕が感じる「満腹感」、彼等のアルバムはこの一枚でもうたくさん、そう思わせない工夫が、今後のポイントと感じました。


DRAGONLAND ★★ (2002-02-02 01:11:00)

現時点では、荒削りながらも、かなりポテンシャルの高いGroupと思います。良いメロディーと、gにkeyはかなりの高い技術を持っていそうなので、曲作りをもっと練り混んでいくと、化けそうです。曲展開の強引さ(特にリズムチェンジ)は、吉と出て個性になるか、凶と出て聴き手に混乱を招くか、今後のポイントとなりそうです。


DRAGONLAND ★★ (2002-08-23 01:26:00)

さて、彼らの2作目リリース直後。彼らはかなりパワーアップして帰ってきましたね!疾走Metalに目がない人は、もう即Getした方が良いでしょう♪メロディーは練り込まれて、強引な展開はやや弱まって、それでも場面展開の多い、ドラマティックな作風は健在。まだポテンシャル有るんじゃないですか??
余談ですが、今、輸入盤は紙箱入り、ステッカーとポスター付き限定バージョンが出回っています。今の内かもね?(と煽ってみる...^^ )


DRAGONLAND - Holy War ★★ (2002-08-22 00:09:00)

ああ、信じて待ってて良かった!の、感動の1枚になりそうです。前作で見られた曲展開の「強引さ」、それは本作では見事に、実に「効果的」で、聴き手に混乱を与えるどころか、場面展開をスムーズにし、曲のインパクトを強めるのに効いていると思います。展開力は、ちゃんと彼らの個性になっていると感じられます。
他Groupの影響(SONATA ARCTICA、なんとイタリアのELVENKING)も見えますが、この2枚目の時点でも尚、未だに彼らの音にポテンシャルを感じることが出来る気がします(特に8曲目)。ストレートな2曲目、感動の4・5曲目、実験色とメロディーの強い2・8曲目、他の曲も聴き応え有り。51分強の1枚、あっという間です。僕のこの夏は、この1枚で決まり♪


DRAGONLAND - Holy War - A Thousand Points of Light (2002-08-30 02:06:53)

Holy Warアルバムの9曲目、緩急や展開の多かった前の曲から、流れてくるようにこの曲が始まる。彼らの迸るエネルギーを、最後に一気に発散させるかのような、曲間の激烈なG&Keyソロ。ややサビが弱い気もしますが、彼らならではの強いメロディーは健在。ここ!という所のスピードアップが爽快。8曲目との合わせ技で★★☆あげたいところ。


DRAGONLAND - Holy War - Holy War ★★ (2002-08-21 23:56:42)

本作のハイライトに当たる曲。前作で言えば3曲目'Ride For Glory'に当たる位置に、g & keyのバトルを配したこの曲を持ってきている。
前作に比べ、とにかく必要最小限のスピードで、練り込んだ煌びやかなメロディーを強調した感じ。Ride...に見られた、感情の迸りを感じさせる激烈さはやや弱まって、その分インパクトもやや落ちた気もしましたが、フィンさんの仰るように、一気に聴かせ切る強さは健在と思います。そう、良い曲ですが、まだ彼らにしては通過点ですね、多分。


DRAGONLAND - Holy War - Majesty of the Mithrill Mountains (2002-08-21 23:40:02)

オープニング曲。ははは、まさにSONATA ARCTICAの「あの曲」になってしまっている!良くも悪くも、彼らはSONATAの方法論を取り入れたんです。でも、なかなか、良いメロディーに良い疾走感じゃないですか!Voのやや不安そうな高音もそのまんま(^^)。彼ら得意の「強引すぎる展開力」はこの曲に関しては抑えて、まずとっかかりには、取っつきやすいこの曲を持ってきたのかな。まあ、前作を掴んだ人の心を鷲掴みにすること間違いなし、と思います。


DRAGONLAND - Starfall - Rusty Nail ★★ (2005-01-02 21:51:51)

日本語が出てきたときにはびっくり。本当にかっこよく仕上がっていると思います。「★一つ」の所、日本語に頑張って挑戦してくれた敬意を表して★もう一つプラスしちゃいます。各所の「発音」の問題は、僕は不問に付したく思います。


DRAGONLAND - The Battle of the Ivory Plains ★★ (2004-09-26 21:11:00)

僕が彼等の音を聞いたとき、「北欧様式美の人が、メタリカをやりたくなった音かなあ」と思いました。特に、Ride For Gloryの血管が千切れそうなギターリフとソロに、それを強く感じました。
若さに任せた暴走気味の疾走感が最高のご馳走だと思います。Storming Across Heavenで、僕はじめメロスピ信奉者はガッツポーズだったと思います。エコーの掛かってもクリアな音が、持ち前のマイナー北欧系メロディーと合わさって、独特の透明感があると思います。ポテンシャルを強く感じ、見守っていこうと決心させてくれる一枚でした。


DRAGONLAND - The Battle of the Ivory Plains - Ride for Glory (2003-11-12 23:44:40)

2回目のリフレインから、GとKeyのバトルやユニゾンの辺りは、彼らの受けた影響がモロに出てる気がして(初期METALLICA、'Ride The Lightnig'のエンディングを彷彿しました)、それでもとにかく若さと激情が迸ってる感じがします。
このアルバムの中では、一番好きな曲。この荒削りな所こそ、このアルバムの売り。


DRAGONLAND - The Battle of the Ivory Plains - World's End (2003-11-12 23:30:16)

彼らのアルバム、後半のハイライトの曲。ドラマティックにメロディアスに疾走する、彼らの真骨頂が楽しめます。
ただ、アルバム前半に見られる彼らならではの、クセのある曲中の展開が、この曲については抑えられて、随分シンプルな印象。サビの爆発力も抑えめ。彼らにとっては「ただの」疾走曲なのでは、やはり行儀の良い曲。速くてシンプルな曲が好きな人には、堪えられないとは思います。


DREAM THEATER - Awake ★★ (2009-07-23 00:51:00)

明確なメロディーが前作に比べて減退した本作は、多くの方が語っているように、僕にもかなり厳しい印象しか残っていません。また、何人かの方々が仰っているように、アルバム中盤以降で、ジワリとメロディーと雰囲気が盛り上がってくる感覚を感じる事が出来、それゆえ本作がスルメ盤、隠れた名盤と言われる所以なのかなと思います。
皆さんの感覚を否定することは無いのですが、僕にはやはり厳しい一枚でした。
それなりに評判を維持してしまった本作以降、他のGroupが「あ、こんなでも良いんだなあ・・・」と思ったかどうか、メロディーの欠片しか載せない、ダークな雰囲気満載で、リズムセクションがやたら切れまくる、個人的に魅力を感じづらいProg Metal Albumがわさわさと沸いてくるように現れたのは至極残念でした。また、彼らがMetropolis ptⅡ以降でメロディーを取り戻した直後、I&WやMetropolis ptⅡを志向したメロディアスなProg Metal Albomが世に多く現れましたよね。これらを併せて見ると、彼らは何をやっても、このジャンルの先端を走っているんだな、と思います。


DREAM THEATER - Black Clouds & Silver Linings ★★ (2009-08-21 01:03:00)

Metropolis pt2から彼らのことはご無沙汰していて、久々に手に取った一枚です。
正直なところを言えば、良くも悪くも「普通に良いアルバム」と感じ、狂ったように聞き込んだ過去の名作とは違って、気が向いたときにトレーに乗せる、だけどそれが一カ月おきに一年くらい続きそうな、聴き込むほどに味も滲む、どこか発見もある、そんな一枚では無いかと思います。
彼らのキャリアが本作に齎したのは、練りこんだストーリーと、唯我独尊マイペースこの上ない余裕でしょうか。僕も本作は結構ストレートな印象を持ちました。シンプルで聴き易いなと思ったものです。でもやっぱり少し「攻める」所があればもっと印象が良い方向に変わったのかなあと思いました。例えばインスト部分で叙情を前面に押し出しているところに、パワーバンドの力強い歌唱やコーラスが乗るとか・・・


DREAM THEATER - Images and Words - Another Day ★★★ (2004-12-08 22:37:44)

明るく心の中に光を灯す曲かなあ。とても前向きで、超絶なハイトーンも曲に完全に溶け込んでしまって、キャッチーさと迫力が高次元でバランスしているのかな。沁みる。


DREAM THEATER - When Dream and Day Unite ★★ (2002-05-31 00:51:00)

彼らの記念すべき1st。彼らの空恐ろしいポテンシャルを、彼らのデビュー当時から感じていた人は意外と少なかったかも知れない。Vo.のCharie Dominici氏が脱退するとGroupも沈黙し、更に所属レーベルMechanic(MCA参加)も消滅、彼らの存在やポテンシャルを、3年後の傑作Images And Words迄覚えていた人を捜す方が遙かに困難だったと思うからだ。
デビュー当時は、RUSH Meets METALLICAと形容されていた。しかし、そのスタイルこそ、後に凡百のフォロワーを生む布石だったのである。彼らは、従来のProgressive Rock(日本語で言うカタカナ4文字「プログレ」)にThrash的な疾走感を加味することで、今では珍しくないProgressive Power Metalへの門戸を開いた。その功績は計り知れないと思う。
はかなげなチャーリーの歌声は、これまたマイナー調で疾走感あり、ドラマティシズム有りのバッキングにマッチしている。John Myung、John Petrucci、Kevin Mooreは、お互いにリード、バッキングを取り合ったり、或いはユニゾンしたりと、持ち味を引き出し合っている。Mike Portnoyもさりげなくテクニカルで、この1枚ではタイトに纏まった堅実なプレイを披露している。全員のキャラクターが見事にProgressive Power Metalとして結実していると思う。
全体的には、USオリジナルの他のGroupに比べ、欧州的な色彩が強いと感じる。2nd以降に脚光の当たる事の多い彼らだが、この地味とも言えなくもない1stは、僕にとっては未だに愛聴盤である。


DREAMAKER - Enclosed ★★ (2006-07-22 20:21:00)

1stをちょっと聴き齧ったあとでこれを聴いて、速攻レジ行き、です。
リズム隊のパワーアップに驚嘆です。しかも一点で収束する様に超タイトで、すさまじい音圧に、ずいぶんテクニカル。ひたすら重厚な溢れるリフ、そして女声Voをもはや感じさせないエリサ嬢の迫力、バックの音圧に負けてないですね。キレのあるパワーメタルな演奏に、中域を中心にした伸びる声、そしてかなり練られた甘さを排除したメロディー、隠れた好盤だとおもいます。


DREAMSCAPE - End of Silence ★★ (2004-03-25 22:53:00)

2004年リリース、ドイツ出身のプログレッシブ・メタル・グループ。同郷で近いのは、最近のVANDEN PLASでしょうか。スピードに乗る曲は無く、うねるような重いリフの上に、無機質な淡々とした歌メロが、サビになると可憐さを一気に発散させたり、間奏部分ではひねりが効いたリズムパターンが耳を引きます。
全体的にかっちり、スピードはゆったり、そこにすっと流れ込む優しいメロディーとコーラスが印象的。飛びぬけた一曲は見当たらないものの、どの曲も切り離して、他の曲に混ぜてもちゃんと自分を主張できそうな位、質は高いと思います。こういうサウンドも落ち着きます。


DREAMTALE ★★ (2002-05-05 21:53:00)

そうそう、スピードに頼らない曲で説得力を増せば、かなり良い線に来るのではないかな、と僕も思いました。mameさん良いGroup見つけましたね!僕は、やはり彼らはHELLOWEENのフォロワーで、HEAVENLYの北欧版と言う感じでした(ただ、HEAVENLY程、ピート・ジールク氏の影響を受けてない気はしました)。


DREAMTIDE - Here Comes the Flood ★★ (2002-04-02 22:10:00)

僕がFAIR WARNINGの1st以来探し続けていた、ずっと待ち続けていた、2nd以降の彼らにはなぜか感じられなかった、もの悲しくも甘美な旋律が、ここには一杯詰まっていました。メロディーはどの曲でも驚異的な完成度、密度、扇情力、耳をくすぐって、そのまま心をとらえて離さない強さが宿っていますね。スカイギターもここぞとばかり歌いに歌っていますね、FAIR WARNING時代よりもかごから放たれた鳥のように、自由自在にメロディーが天空へ駆け上がって、華麗にに宙を舞うイメージが沸き上がってきます。
心が洗われます。個人的にはZENOの1stに近い優しさに溢れた感じを受けました。ヘルゲ、やっと見つけた、ありがとう、と言いたいです。


DREAMTIDE - Here Comes the Flood - Come With Me ★★ (2003-10-25 13:54:54)

この曲はやはり、FAIR WARNINGの'One Step Closer'直系の曲と思います。ちょっとハスキーなVoも印象的。「トミーが歌ってくれたら」とは思わなかったです。FAIR WARNINGの1stから僕が探していたものを、この曲はそっと、でもハッキリ見せてくれた気がしました。
前奏から静かなひたむきさが伝わってくる。'Come with me ・・・to catch the rainbow'のドラマティックなサビは聴き所。2番目のサビのあと、come!の分厚いコーラスの連呼、間奏、激しくも悲しい旋律は琴線を揺さぶってくれます。ラストのスカイギターも泣いてます。でも、何故か凄く爽やかな後味なんです。Keyとコーラスのアレンジがそう感じさせてくれるんでしょうね。


ECLIPSE - Second to None ★★ (2004-05-15 22:33:00)

輸入盤の感想になります。11曲入りで40分、コンパクトな曲が並んでいます。
前作'Truth & A Little'は、飛び切りの一曲'The Truth'以外はまあまあかな、でした。が、本作では全体に渡ってメロディーを練りこんで、おおむね全編、どの曲もはっとする強いインパクトの強い盛り上がりを演出してあって、まさにお買い得感のある、いいアルバムになっていると思います。
北欧の空気をちょっと織り交ぜた、メジャーでひねりもある素晴らしい楽曲が並びます。個人的には、彼等の持ち味全開のAll I Do、Second To None、Nothing Between Usの充実が嬉しいです。ギターでの展開がまぶしいBetter Worldもいい。B!で褒められていた5曲目'I'll Ask For You'(出足は、あれ、MetallicaのSanatoriumかな??と思っちゃった)、まあ、これはちょっと彼らからすればGothicっぽいアプローチで異色だけど、それでも深みに挑戦した感じは、今後の布石になるかも。


EDGUY - Hellfire Club ★★ (2004-11-12 23:11:00)

遅ればせながら、このアルバムに手が伸びました。いやあ、Mandlakeの後、またTheater Of Salvationに戻っちゃうのかな、と思ったところが、これはとても練りこまれた、正統派と呼ばれてもいい領域の、凄まじいアルバムでしたね。詳しいことは既に皆さんに語りつくされていますね。とりあえず、彼らに付きまとっていたHELLOWEENの亡霊は、完全に居なくなったと思います。
本作も、今年のベスト盤候補になってしまいました。トビアスが、AVANTASIAではなくて、EDGUYで素晴らしいアルバムを作り上げたのが、とても嬉しく思います。


EDGUY - Hellfire Club - We Don't Need a Hero ★★★ (2004-04-11 02:16:40)

ああー素晴らしいなあ、トビアス、ここまで遂に上り詰めたなあと思います。このサビのマイナーな転調、ぞくぞくっ!!としますね。ずっとこの曲を聴き続けたいですね。
うん?Ds?良いに決まってるやん。Theater of Salvationから彼はすごかったよ。だからあそこまでキレのある音が、あの作品から出てきたんだよ。Savage Poetryでも切れまくっていたし。もうちょっと早く気づくべきだったね(^^)


EDGUY - Kingdom of Madness ★★ (2003-08-17 20:25:00)

僕はこのアルバムで、彼らを知りました。購入当時でも、彼らはまだ二十歳そこそこの若いグループで、特にThe Kingdomでも展開力は、この後の大きなポテンシャルを感じさせるにあまりある、素晴らしいメロディーの宝庫と思われました。
1stがリメイクされてしまい、この2ndだけがやや影が薄くなっているようです。ただ、もし彼らの時間とお金に余裕が有れば、ぜひこのアルバムもリメイクして貰いたい、と切に願います。
EDGUYの入門用にはなり得ませんが、前の彼らも掘り下げて知りたい向きには、ぜひ一聴をお奨めしたく思います。


EDGUY - Kingdom of Madness - The Kingdom

正当派の貴重なフォロワEDGUYの、2ndアルバムの最後を飾る
ドラマチックな曲。詰めやプロダクションに甘さが残っている
のはご愛敬。この展開力・構成力・メロディーを切り捨ててしまう
には、あまりにも惜しい!
18分超もある曲なのが不思議なくらい、一気に聴かせ切って
しまう、長さを殆ど感じさせない、絶妙な緩急の付け方は、特筆
ものでしょう。
GERMANマニアの人、正当派で無名の名曲を探している人には、
自信を持ってお薦めできます。


EDGUY - Rocket Ride ★★ (2007-01-02 14:04:00)

スピードに頼らなくても、ルーツに忠実に、メロディーを磨き込めば、人の心を動かしうるという一枚ではないかと思います。緻密なアレンジは、やはりTobiasと、プロデューサーの音楽的冒険や回帰が入り混じった、試行錯誤が有ったのではないかと思います。
僕は、文句無く、本作を2006年のベスト3に挙げさせていただきます。先の読めないGroup、それがEDGUYなんだろうなと思いました。前作も凄まじかったですが、曲の粒の揃い方や練りこみ具合で、前作よりも、僕は本作を気に入りました。楽しめなかった方々には、お気の毒ではあります。楽しもうとしているポイントや軸が、前作と本作では明らかに違いましたね、メロディー以外は。


EDGUY - The Savage Poetry ★★ (2003-08-17 20:20:00)

彼らのブックレットを読んで、紛れもなくこれが、彼らの記念すべきデビューアルバムのセルフリメイクだったんです。今の彼らが、デビュー当時の楽曲を見事に蘇らせ、さらにパワーアップ出来たことが素晴らしい。デビュー後10年以上経ってセルフリメイクに堪える、それだけの楽曲を、当時から彼らは作り上げていたと言うことなのです。
今の彼らに比べると、ルーツに非常に忠実(題材と曲調はまさに初期HELLOWEEN)で、現在の彼らよりも相当ストレート、更にHELLOWEENとは異なる独自の音階を擁しています。更に、疾走感のある曲も無い曲も全て、メロディーを大切に作り上げて居るので、アルバム中にダレを感じることが無いです。
他所でも書きましたが、やはり彼ら(というよりトビアス)は凄まじいポテンシャルを持っていたんだと痛感します。トビアス僅か16歳にして、自分のルーツを見据えながら、自由自在に表現を出来るレベルを超え、多くの人に感動を与えられた、その点は驚嘆に値すると思います。また、この逸材を、この1stの時点で発掘していた人がいたと思うと、その人にはまさに至宝であったでしょう。


EDGUY - Theater of Salvation ★★ (2002-05-10 23:58:00)

B!ではあまり点数が伸びませんでしたが、僕はかなり気に入りました。
VAIN GLORY OPERAに続く彼らの4作目。前作の彼らならではの、劇的Operaテイストは若干陰をひそめてはいます。でも有る意味トビアスの「やっつけ仕事」によって、力を抜いて良いメロディーに集中できた分、「メロディーとパワー」に焦点を絞る事が出来、盛りだくさんだった前作に比べ、シンプルかつシャープな仕上がりになったと思います。前作の万華鏡のような音を期待すると、ややがっかりするかも知れないですね。
カルベロスさんの仰るとおり、良い曲は入っていますね!メロディーは綺麗だし、スピードに頼らなくても説得力は有ると思うので、一般メタルリスナーにもアピールする可能性は有ると思います。他にも、Arrows Fly、The Headless Game、美しいバラードLand of The Miracle他、全編美しいメロディーに溢れています。またこのシャープな方向性は決してフロックではなく、確実に後のAVANTASIAにも、前作の万華鏡Operaサウンドを加味した形で反映されていると思います。


ELVENKING - Heathenreel ★★ (2004-07-01 00:39:00)

このサイトでは、このアルバムリリース時に僕と29さんは結構前向きな音だと思って感想を書いたのを思い出します。
彼らは、彼らなりに、「他と違うこと」に果敢にチャレンジしていたと思っています。お決まりのメタル(というか音楽一般)の曲のパターンを壊そう壊そうとしてました。で、中世あたりのコンセプトを持たせて、フォークなフレーバーをいっぱいまぶして、ストーリーを盛り上げようとしてたと思います。
本作の冒険は、確実に次作Wyrdに受け継がれ、いろんな人の心に届く音の創造にかなりの部分で成功したと思います。荒削りな本作は、それでも魅力的なメロディーのパーツが散りばめられていました。それを見逃さなかった人には、この作品のリリース時点で、荒さもポテンシャルに見えたのではないでしょうか。


ELVENKING - The Winter Wake ★★ (2006-09-17 17:35:00)

メロディーの作りこみという部分では、彼らは着実に成長を続けていると思います。また、元々僕らが慣れ親しんだ曲構成を壊そうとしていた部分は、作を重ねるにつれ小さくなっていると感じますが、それでもちゃんとここそこに残っていて、彼らの個性として定着しています。
VoはDemoと1stで歌ってた人()が戻ったようですが、前作と差ほど大きな差を感じませんね(前作の人のほうが若干安定していたかな)。やはり不安定ではあります。確かにもう少し歌の部分を練ったほうが、印象が良くなると思いますね、少し惜しいです。
ともあれ、メロディーについては前作の魅力を失なってないなと思いましたが、楽しめる曲とそうでない曲の差が少しあるかな、それでも、ところどころで何度もリピートしたくなる強烈な曲を配しているのは大きな進歩と感じます。アコースティック楽器の曲を、安易にバラードにしないアイデアも彼らならでは。パワーと癒しを持ち合わせた、良いバンドと思います。これからも楽しみです。


ELVENKING - The Winter Wake - Disillusion's Reel (2006-09-17 17:10:55)

日本のフォークに通じそうなメロディーとシャッフル調のリズム、それを載せる繊細なアコギの音。ムッシュかまやつあたりが歌いそうなメロディーが妙に沁みる曲。


ELVENKING - The Winter Wake - On the Morning Dew ★★ (2006-09-17 16:47:00)

フィドルとアコースティックギターが明るく、時にふっと悲しげに歌う、心と耳が休まる曲。男声と女声のデュエットもさりげなくてとても自然。耳休めがバラードでなくても良いという貴重な例かも。とても優しい・・・


ELVENKING - The Winter Wake - Rouse Your Dream ★★ (2006-09-17 17:04:17)

イントロのピアノに始まって、メジャーキーのAメロから、急激に悲しいメロディーが転調であふれ出してくる曲。メロディーを載せるリズムが強靭でかっこよく、インパクトを耳にねじ込む感じがしました。結構強烈。


ELVENKING - The Winter Wake - Trows Kind (2006-09-17 16:50:59)

オープニングに相応しいパワーとスピードと、そして彼らのトレードマークの、一緒に疾走するフィドル。つかみでニューアルバムの魅力をしっかり伝えてくれる曲と思います。


ELVENKING - Wyrd ★★ (2004-06-12 17:57:00)

イタリア出身、6人編成、クサメタルにはなるんでしょうけど、独特の展開とストリングス・音階を持つバンドで、凡百の疾走メタルとは完全に一線を画していると思います。で、彼らは現時点で「孤高」と思います。
唯我独尊に近い路線(唐突で急激な展開・曲構成)から一気に、一般にHR/HMで取り入れられている展開を取り入れた、「普通」に近づいた一品。ただそれでも、時折見せる緩急の変化や展開の妙には、これまで彼らが貫いてきた「変」さ加減が顔を見せてくれて嬉しいです。
メロディーのパーツはどの場面でもとっても魅力的で優しい。アコースティック楽器をふんだんに織り交ぜて、でもそれが絶妙に彼らのHeavynessやスピード感にマッチしてます。FINTROLLやWUTHERING HEIGHTSのケルト臭と若干異なる感触、とってもフォーク的、でジプシー的?ポルカ的?なのかな。コーラスは厚くて効果的。飽きあせない展開も特筆できます。Wyrdという運命の太鼓の音(Drum of Destiny)をテーマにしたコンセプトアルバムのようです。牧歌的な雰囲気はコンセプトどおり。
本作でいよいよ、彼らはいろんな人に聴いてもらえる段階にたどり着いた感があります。


ELVENKING - Wyrd - Jigsaw Puzzle (2006-09-17 17:24:25)

元々彼らが持っていた複雑な、それも「曲の作りはこうあるべき」というのに少し挑戦した部分を残してあるのが嬉しいです。女声・フィドル・フルート、どれも癒しだけど、それがパワーのあるボトムに乗ってます。


ELVENKING - Wyrd - Pathfinders (2006-09-17 17:21:42)

イントロに続く疾走Tune。前作Herthenreelに比べて、使う楽器と印象は同じでも、構成がとても取っ付き易くなってシンプルになったと思わせる曲。オープニングにして、魅力をしっかり伝える曲と思います。中々良いですよ。


EMBRACED - Within ★★ (2001-05-26 01:49:00)

そうそう、定ちゃんの言う「プログレッシブ...」と言う表現は、まさにそれ! この手のGROUPには珍しく、ブラストビートを使用してない。そして、オーケストレーションとメロディーで真っ向勝負という、或る意味「スピード」に頼らないアルバムでした。
(僕は輸入盤でかろうじてget。海外サイト、かなり探しました...。)
何で「マニア向け」なのか、僕にもよく判らないなあ。確かに、DIMMUやOLD MAN'S CHILDやEMPELORと言ったNORGE出身凶速ブラックメタル・サウンドを期待すると、肩すかしに合うでしょう。スピードに拘らない人には、かなりお勧めではあります。


EMERALD RAIN - Broken Saviours ★★ (2003-04-01 23:23:00)

彼らの記念すべき1stアルバム。イタリアのFrontiers レーベルの特徴かも知れない、メロディアスだけど分厚くてキャッチーな音が印象的。HARLEM SCAREMによく例えられる彼らですが、2ndほど影響モロダシではなくて、初々しく良いメロディーをストレートに伝えてくれている気がします。
メジャーコードの佳曲Broken Saviors、Hearts On The Line、マイナーコードの佳曲Dream Angel、ゆったりしていながらHeavyなバラードMisery Loves Company等々、なかなか密度の濃い1枚ではないでしょうか。今でも大好きです。


EMPTY TREMOR - The Alien Inside ★★ (2004-06-06 19:25:00)

イタリア出身の6人編成プログレッシブメタルグループ。DREAM THEATER以降のプログレメタルサウンドの影響もあるものの、Images & Wordsあたりの感触、メロディーとアンサンブルを重視した、スパイス代わりのリズムチェンジが有効な印象を受けます。最近のVANDEN PLASの様な感じかも。
お勧めは2曲目と4曲目、他の曲も、あまり国籍を意識させない、優しくて明確なメロディーがかなり練りこまれていて、最後まで飽きさせないように思われました。テクニックの応酬がない分(だけどkeyはアイデアマンで且つかなりテクニシャンっぽい)、素直にVoをはじめとしたメロディーラインに集中が出来ます。強烈な個性には欠けるかもしれませんが、メロディーの優しい、ちょっと凝った展開も気にならないリスナーには充分アピールすると思います。
Rock Tracks.deや国内他所でやや厳しいレビューだったので、音を聴くまで多少心配しましたが、買ってよかったと思いました。僕のような賛成意見もある、ということで。


ENSIFERUM ★★ (2004-06-02 23:04:00)

ね?もうサンプル聴いた??
前作気に入った人は、もう、マストでしょうね。やはり彼ら、やってくれてる。
http://www.spinefarm.net/metal/index.php?pg=whatshotpg


ENSIFERUM - Ensiferum ★★ (2002-01-15 23:16:00)

昨年夏頃に突如現れた、Finland出身バイキングメタル・Groupのデビュー作。
メロディーは徹頭徹尾これメロディアスかつもの悲しいトーンにて統一、Folkの影響も多分にあり。音圧はブラストは使わないながらもかなり迫力あり、Ds.はかなり手数の多い印象があって、同郷のSONATA ARCTICAを彷彿してしまった。Death/Black系の音だが、クリアトーンの声やそれを重ねたコーラスもある。疾走パートとミディアムパートを組み合わせた曲が多く、リズムチェンジは有るが、Progressive系のような強引さはなく、緩急がうまく曲に起伏を与えている。サビの爆発力も特筆出来る。
MYTHOTINをさらにメロディアスに劇的に凶暴に華麗にした音づくりが印象的。聞き所は満載。日本発売されないのかな。かなり強烈な1枚ではあります。


ENSIFERUM - Ensiferum - Guardians of Fate ★★ (2002-01-20 23:13:31)

ちょっといつものDeath Metal Tuneとは違った出足で始まる、格好いい疾走Viking Tune。Folk色豊か。ドラマティック。曲間のかけ声は勇猛で、自然に拳が上がりそうな感じ。


ENUFF Z'NUFF - 10 - The Jean Genie ★★★ (2004-09-10 22:27:21)

DAVID BOWIEの名曲のカバーなんですね。行儀よく演奏しているのが収録されていますが、ライブでは楽しそうに演奏するのかなあ。このアルバムの最後を飾る、彼等のルーツも見える、とても楽しい曲だと思います。


EPICA - The Phantom Agony ★★ (2003-10-20 00:01:00)

オランダのGothicグループの1st。メンバーの音の嗜好が相当多岐にわたってるのと、Voが本格的に声楽を学んでいる事から、既存の音とはちょっと違う感触を感じます。強いて似たタイプを探すとすれば、スイスのLACRIMOSA辺りに近いかも。また、メンバーでアルイエン・ルカッセン関連の音を気に入ってる人がいるので、同郷ですし、何らかの影響はあるカモです。
弦楽器と打楽器によるオーケストレーション、大仰なクワイアの導入、そしてこれまたドラマティックな女声Vo、ブラック風わめき声とDeath声の掛け合い、それらが大きな展開を持ち、クラッシックに相当インスパイアされたと思われる劇的なメロディーの上でシステマティックに絡み合っている様です。6曲目(Tacade Of Reality)のような激しく走る曲も、重厚さを湛えています。何か座り仕事の時にBGMで流すのもよし、集中して一音を大事に聴くのも良し、良いサウンドと思います。
気になるとすれば、歌詞のメロディーへの乗せ方かな。ただ文章を音符に「乗せているだけ」という感じがしなくもないです。英語圏で違和感無く売れれば、この心配も僕だけの杞憂に終わりそうですが、はたして・・・?


ETERNAL FLAME ★★ (2004-03-09 22:41:00)

僕も持ってるよ。悪くないと思うなあ。Desireが強烈で、インギーフォロワーなのかな??と思いきや、案外キャッチーな味も持っていて、聴きやすそうかなと。僕は同郷のFALCONを思い出しました。


EUROPE - Europe ★★ (2004-12-30 05:21:00)

北欧と言う言葉のイメージを、そのまま音にし印象付けた作品な気がしました。高校生の僕の耳には、これこそ僕がずっと付いていく音と思いました。
今から見ると、音質をはじめ、確かにとてもつくりがチープです。当時の僕らが彼らの音に見たものは、疾走曲にこめられたエネルギー、ドラマティシズム、メランコリックなメロディー、そして果てしなきポテンシャルでした。このもち味を伸ばしって行けば・・・、と、勝手に思い込んでいました。
しかしポテンシャルの部分を取り除いて見ても、デビュー作にして、ここまで説得力がある楽曲群は、そうそう見つからないと思います。また話は逸れますが、ラフでチープでも素晴らしいアルバム、という本作の魅力は、MADISONの1stアルバムの魅力と、相通じるものがあると思われます。


EUROPE - Europe - Children of This Time ★★ (2004-06-02 02:07:58)

ああーこの曲は、このアルバムでは2番目に好きな曲でした。テープを擦り切るくらい聴きまくりました。全く無駄の無い間奏と、Garyを手本にした泣きと、北欧特有マイナースケールの融合が堪らないです。


EUROPE - Europe - In the Future to Come (2001-11-17 23:19:29)

名刺代わりの1曲目で、ここまで個性を発散して、ドラマティックに聴かせてくれるGroupは、最近余りお目にかかれないですね。プロダクションはドンマイです。


EUROPE - Europe - Seven Doors Hotel ★★★ (2003-10-22 23:24:38)

思い出の一曲ですね。高校のスキー交流会に、ウォークマン用カセットで聴き捲ってました。曲の背景を知らなかった僕は、やはり寒々とした景色と古城が目に浮かんできてました(^^ゞ


EUROPE - Secret Society ★★ (2007-05-01 12:01:00)

これはいいっすね、気に入りました!前作よりも、躍動感があるのと、顔で弾きそうな熱いギターソロが一杯入ってる。彼らの再結成がフロックでなかったこと、前作は彼らにしてみれば、「悪くない」程度で丁度よかった、本作にエネルギーとメロディーをとっておいた、って言う感じもしなくも無いかな。
緩急も上手く付いているし、どの曲の中にもサビにきらっと光るものをしっかり詰め込んでるし、JoeyのVoには明らかに、この年になってもなお成長を感じることが出来たのが凄いです。


EUROPE - The Final Countdown ★★ (2004-12-29 00:33:00)

このアルバムを初めて手にした時、そして、聴き終わった時、煮え切らないものが残ってしまいました。何度聴いても、その煮え切らなさは消えませんでした。何でこんなに篭った音なんだろう、何でこんなにギターが引っ込んでるんだろう。
初めてこのアルバムを手にし、聴き進めていった人のほうが、このアルバムを楽しめると思います。確かにThe Final Countdownは有無を言わせぬ名曲だけど、それ以外の曲は、僕にはまあまあ、でした。本作を気に入っている人々の意見を否定はしませんが、名盤と言う意見は、少なくとも僕には当てはまりませんでした。


EUROPE - The Final Countdown - The Final Countdown ★★★ (2004-06-02 02:20:25)

この曲って、なんと近所の生協のBGMで、夕方5時前後くらいに流れてるんだなあ。その他大勢に受け入れられて、今でも生きてる曲だと思うと、嬉しくなって、小声で「We're leaving togeather~♪」と歌ってしまう今日この頃です。
ジョン・ノーラム氏が仰るとおり、やっぱりギターの音が前2作より引っ込み気味なのがとても残念です。そうは言っても、ここのソロは、彼で無いとね。ギターをもっと前に出して、音質をアルバムWings Of Tomorrow並みにすると、凄かったかもしれないかなあ・・・なんてね


EUROPE - Wings of Tomorrow ★★ (2004-12-30 05:30:00)

僕も、本作がもっともお気に入りです。前作の方向性をそのままに、音質面で目覚しい進化を遂げたのに加え、Open Your Heart、DreamerといったスローTuneの扇情力が、前作よりも格段にアップしていると思います。ハードエッジでドライブする曲、Stormwind、Wasted Time、Dance The Night AwayはとってもKool。アルバム全体を見渡しても、緩急が上手くつけられていて、聴き疲れしないのも嬉しいです。
曲単位で前作 'Seven Door's Hotel'を越せる超協力な曲が、ちょっと見当たらないことが残念。でも欠点はそれだけ。1stから2ndの進化を見て、僕はずっとこのバンドを聞き続けていこう、そう思っていたんです。本作の方向性こそ、彼らの持ち味、と、信じて疑わなかった、んですが・・・


EUROPE - Wings of Tomorrow - Dreamer (2004-09-25 19:15:57)

アルバム後半の明るめのバラード。落ち着いて良いメロディーがつむがれていきます。アルバム中ではこの曲が、次のDance The Night Awayを引き立てている気がします。


EUROPE - Wings of Tomorrow - Scream of Anger (2006-05-21 14:34:42)

ライブで見られて良かったです。いろんなバンドがカバーしているだけあって、この曲をリリースした当時には感じなかった、今の時代に光るかっこよさが、有るんだな~と思いました。


EUROPE - Wings of Tomorrow - Stormwind ★★ (2004-09-25 19:27:42)

1stのアルバムがもっと音質がよければいいのにな、と思っていたところにこの曲、もう、狂喜しましたもん。彼等のエッジは研ぎ澄まされて、クリアになって、耳をヒットしました。このアルバムにみんなが期待したものを、率直に表現した、素晴らしいオープニングと思います。


EUROPE - Wings of Tomorrow - Wasted Time ★★ (2003-10-22 23:17:55)

このリズムパターンでは、彼らの最高傑作にはいると思われます(1st収録のIn The Future To ComeやChildren Of This Timeと同系列の曲)。淡々と走る曲に、メランコリックなメロディーが乗る、北欧フレーバー満載の、コンパクトな一曲。1st収録の曲のプロダクションを大幅に改善して、音のキレが美しいメロディーを引き立ててると思います。名作と名高いアルバムの中で、僕はこの曲が一番好きでした。


EUROPE - Wings of Tomorrow - Wings of Tomorrow (2004-09-25 19:18:39)

ちょっと変ったギターワークが耳を惹きます。LPのB面オープニングにふさわしい、流麗で独特なメロディーと躍動感がマッチした曲だと思います。


EVERGREY - Recreation Day ★★ (2003-05-19 00:14:00)

2003年リリース、Gothic色の強い正統派の音像、29さんが紹介されていた作品と、同一線上の作品と思われます。本作のアートワークはセピア色がメインで、宗教色の中に怒り(子供の表情)を前面に据えた写真は、音像同様、深さとインパクトがあります。
本作も全体に漂う、人間の内面の怒りをテーマにした歌詞を、その怒りをハスキーで太いVoが訴えかけるように、時にラウドに荒々しく、或いは語りかけるように、熱く歌い上げています。メロディーを形作っているのは、Gだけではなく、Keyもかなり大きな比重を占めています。そのKeyはイェンス系のピロピロ弾き捲りではなく、音とメロディーで荘厳さと冷たさを、Voの裏でもソロでも、歌詞の重さに忠実に、又堅実に表現しようとしています。
どの曲も冷たさと熱さが同居しており、彩る美しいメロディーが印象的。全曲気が抜けないのですが、オープニング(The Great Deceiver)、テーマ曲(Recreation Day)、7曲目(Blinded)、BT(Trilogy of the Damned)は特に気に入りました。もしかすると、特徴有るVoが好き嫌いを分けそうですが、メロディー強いGothicな音が好きな人には、お奨めできると思います。


EVERGREY - Recreation Day - Recreation Day (2003-05-19 00:27:19)

アルバム前半のハイライト。怒りと狂気を表現している曲の重々しさが、印象的なメロディーとコーラスを伴って流れてくる。決して上手くはないモノの、Voの陰影の付け方も見事。


EVERGREY - Recreation Day - The Great Deceiver (2003-05-19 00:21:30)

オープニングを飾る、アルバムの中ではスピードのある方の曲。
出足のメロディアスなギターは、北欧独特の美旋律を湛えています。でも、疾走感もさることながら、歌詞同様、Heavyさも忘れていない。なかなかの佳曲と思います。


EVIDENCE ONE - Criticize the Truth ★★ (2003-01-13 01:21:00)

ドイツ出身の新人メロディックハードロックGroupのデビュー作。流石AOR HEAVEN、良いメロディーを持ったGroupや音源を発掘するのが上手い。
明るいメロディーを擁した曲が皆無で、スウェーデン辺りのグループかと思わせるメランコリックな印象とメジャー感を与えている。どの曲も、適度なエッジとヘヴィネス、シャウトもあるVoを擁していることから、メタリックな感もある。強いメロディーを持ったメランコリックなコーラスが印象的。ツボを押さえて結構激しくエモーショナルなプレーを見せるG、手数は少ないものの透明感を育んでいるKey、タイトなリズム隊、バッキングもなかなか見事。ちょっとだけ惜しむらく、Vo.の音程が時に不安定だったり、感情移入がアンバランスな箇所が有るのが玉に瑕。まあ、コーラスでは気にならないけどね。
お奨め曲が満載。僕個人は、Trust Vs. Heart、タイトル曲Criticize The Truth、疾走感と北欧的でメランコリックなLike Never Before、強力なメロディーFool's Goldはお奨め。全編捨て曲がないのも立派。今後は彼ららしい良い癖を、どこまで強く発揮出来るかでしょうか。良いバンドと思います。


EVIDENCE ONE - Criticize the Truth - Fool's Gold (2003-01-13 01:38:35)

失恋の曲。イントロのギターのメロディーが何とも悲しい。静かな歌い出しから、どうせ愛なんて「愚者の金」みたいで、何の意味もないさ、という強いサビが印象的で耳に突き刺さる。彼らのメロディー作りの妙がギュッと詰まっている。


EVIDENCE ONE - Criticize the Truth - Like Never Before (2003-01-13 01:27:53)

SWEDEN出身のGroup MADISONの疾走曲ですか?? と思うくらい、Vo.の裏で美しいリフを紡ぎだしているGが印象に残る。透明感の有る、強いメロディーを持った曲です。軽やかな疾走感もまた、アルバム全体のアクセントになっている。


FAIRYLAND - Of Wars in Osyrhia ★★ (2003-10-23 02:26:00)

僕もやっと手に出来ました。ああー上の方々が言うとおり、お手本通りです!また、女性Voの声質がまた、ファビオによく似てるではありませんか(というか、ファビオは中性的な透明感が魅力の声だけど)。
RHAPSODYは、僕も何故か、1st以外は聴いている内に飽きてしまうんだけど、このアルバムはそのRHAPSODYの1stにあった新鮮さが宿ってる感じはありますね。メロディーが綺麗で、クラッシックの影響を感る事が出来て、凄くよく練られてる感じがします。また、音の組立(keyの使い方とか)は、明らかにちらっと個性を出してる感じはします。弾き捲ってユニゾンの多いギターも結構良いです。これはMetalリスナー以外にもお奨めできるかも。


FAIRYLAND - Of Wars in Osyrhia - On the Path to Fury ★★ (2003-10-23 02:16:52)

歌メロの所はちょっと変わったテンポが耳を引きますね。リズムパターンや、スローパートのリコーダーの感じは「お手本通り」ですけど、全体的な感じは、結構インパクト有りますよね。疾走してる部分は文句無く美しいですね。


FAIRYLAND - Score to a New Beginning ★★ (2009-10-25 14:35:00)

本作はもはやバンドではなく、Key奏者を中心に、Franceとその周辺の実力者を結集した、ある意味France版AVANTASIAともいえそうな強力プロジェクトと言えると思います。非の打ち所が見当たらない、全編これ蟻の這い出る穴も無いくらい隙が無い完璧なアルバムで、中心人物が完全にイニシアチブを握った、一大スペクタクル・エピック・シンフォニック・メタルアルバムと言えそうです。マイスペをいろいろ見てみると、この中心人物がもしかしたら曲のアイデアを完全に独り占めにしてきた経緯が有って(あるいは他のメンバーの意見を採りいれ無かったか)、いろいろバンドメンバーとぶつかってきたのでは無いかと、思う様になりました。とすれば、以外のパートには他所の実力者をひっぱってきて、自分の思い通りにやらせる事がベストだと、この中心人物は思ったのかも。
ともあれ、本作はとても良いアルバムです。このアルバムで、FAIRYLANDここに在り、をシーンに焼き付けて、欧州とここ日本を席巻して欲しいと思います。このジャンルも相当淘汰が進み、しっかりこの手の音を届けてくれるバンドなりプロジェクトは指折り数えるくらいしか無くなってしまいました。頑張って欲しいですね。


FATE - Scratch'n Sniff - You 're the Best(money Can Buy) (2002-11-01 06:20:34)

テクニカルな中に、甘くて切ないメロディー。ここのg、僕もかなり気に入ってましたよ。なんか、スティーブ・ヴァイ氏を彷彿させるような気がして。


FATE - V ★★ (2006-09-08 22:49:00)

このアルバムは、もはや前作までのMelodic Rockという範疇では語れない、もう殆どいわゆる正統派と言っていいような、甘さを感じさせない、強烈な一枚になったと思います。
僕もやっぱりVoの豹変振りに驚きました。新しいバンド、新たな出発と言う感じで接したほうが、はるかに楽しめそうです。オープニングから強烈。祝復活。


FIFTH ANGEL - Fifth Angel ★★ (2004-01-09 23:07:00)

たしかここのDsは、定評あるケン・メリー氏だった気がします。ジェイムズ・バード氏はじめ、テクには自身のある人がそろっていたんですかね。
ミドルテンポの曲とアップテンポの曲が交互に出てきます。ツインリードはべつにテクをひけらかすのではなくて、曲全体のメロディーを引き立てようとしてるように見えます。US産にして、欧州正統派の感触がたまりません。
もうちょっとで大好きなのに、という曲が一杯詰まってます。発売当時は、ポテンシャルはあったように思います。歌詞がちょっと平易すぎるのかな、と言う気はしました。いまいち曲の中に入りきれない気がしたものです。次作は曲と一緒に練りこんで欲しい、そう願ったアルバムでした。


FIFTH ANGEL - Fifth Angel - Fade to Flames (2009-03-17 23:25:08)

ラストをドラマティックに飾る一曲。曲の最後に強靭なハイトーンがとっても印象的。アコースティックなアルペジオに導かれる叙情的な出足から、ギャロップビートに移る所がたまらなく好きですね。隠れた一曲、かも。


FIFTH ANGEL - Time Will Tell - Midnight Love (2002-02-28 23:06:13)

出足がWHITESNAKE 「サーペンス・アルバス」収録の疾走曲(Children Of The Night等)を彷彿させる、バリバリした感触から、メロディックでスリリングなギターで既にガッツポーズもん。欧州的な雰囲気、どこか湿っぽい曲調、マイナー調で彩られた疾走感、HELLOISEのVoに似た(!)声質。機会が有ればどうぞ!


FIREHOUSE - Firehouse ★★ (2001-01-20 04:01:00)

どの曲も必殺のリフレインを持っています。曲調はミディアムテンポなポップTune(All She Wrote, Don't Treat Me Bad)、甘いBALLAD(Love Of A Lifetime)、疾走メタルTune(Overnight Sensation)と、ともすれば拡散してしまいがちの印象を、ぎりぎりの所でつなぎ止めているバランス感覚が微妙。定ちゃんが言うとおり、多分彼らの最高傑作が本作なんでしょう。
因みに、ぞえぞえさんの言われているのは、輸入盤のジャケット。日本盤は炎に包まれているメンバーの写真。カバーは日本盤の方が「1枚上手」かも。


FIREHOUSE - Hold Your Fire ★★ (2004-05-19 22:58:00)

久々に聴くと、これまたとっても甘い甘い、幸せな曲が入ったいいアルバムなんですよね。1stはいろんなジャンルの(しかもメタル寄りと言ってもいいかも)いい曲が散りばめられてた感がありますが、本作はメロディアスなアプローチに絞り込んで、Heavyでストロングな曲はアクセント代わりになっている気がします。
CJの弾けるようなハイトーンも勿論健在、ドラマティックな分厚いコーラスは前作よりも魅力がアップ。ただ、マイナー調のストロングな曲に、いまひとつインパクトが足りない気がする分、何でも「そろっていた」前作が恋しくなってしまいます。また、アルバム後半はちょっと「流してる」感も。悪くは無いんですが、前半が充実した分、後半の抜いたところが目に付くような。


FORTE - Rise Above ★★ (2004-02-16 00:07:00)

彼等の4作目。オクラホマ出身のパワーメタルアクト。メタルチャーチを髣髴させてくれる、ソリッドなアルバムです。
全編緊張感が途切れない、集中したいい作品とは思いますが、まあKiller Tuneというのもありません。よく纏まった一枚だと思います。爆走するパートは爽快で、あまりざくざくとした感じではなくて、テンポ良くぶつぶつ、リフの塊が飛んでくる感じがします。国内発売なし。隠れた好盤だと思います。


FORTE - Rise Above - Man Against Machine (2004-02-16 00:10:59)

オープニングの曲、名刺代わりの一曲。SEが映画ターミネーターからのもので、テーマもそれ。
SEからいきなり疾走を始めるところが爽快、途中のスピードを落としたパートは、METAL CHURCH並みのへヴィネスが印象的。


FREEDOM CALL - Crystal Empire ★★ (2001-08-25 03:23:00)

彼らは自分たちのGroup名を冠した曲を今まで持ってなかったんですね? イントロに続く「彼らの曲」は必殺のドラマティック疾走Tuneでした。
'Freedom Call'、'Rise Up'、'Call Of Fame'、等の疾走曲はそのメロディーと扇情力抜群の大袈裟なサビと相俟って文句なし。ミドルTuneも決して手を抜くことない。前向きで明るい'Ocean'も一緒に歌いたくなるような、力が沸いてくるような強力なサビが印象的。緩急やメリハリを良く考えて練りこんだ展開は、聞き手を飽きさせないどころか、グイグイ彼らの世界に引き込まれていく。それにしても、これは...「HELLOWEENに期待していた進化型」そのものではないか?? 純然なGerman MetalにRhapsody達が持つShymphonic手法の芳香をほんの少し加えて、かなりサビを中心にドラマティックに仕上げている。Voラインにはアンディ・デリス氏の影響が見える、が、辿るメロディーは彼のものとは大きく異なる。
僕には、2001年のベスト盤候補に感じられました。未聴の人は、試聴をお勧めします。弱点は唯一高音域で不安定なVoか。B!では叩かれましたが、いい曲いいメロディーが一杯詰まった、かなり力強い1枚ですよ。


FREEDOM CALL - Crystal Empire - Freedom Call ★★ (2001-08-25 03:32:08)

出だしの強烈疾走Tune。「彼らの代表曲」に正しくふさわしいパワーと美しいメロディー。緩急の変化もあり。一気に彼らのCrystal Empireの中に誘ってくれる、インパクト十分な1曲。


FREEDOM CALL - Crystal Empire - Ocean ★★ (2001-08-25 03:55:36)

とにかく明るくて、強力なサビは思わずいっしょに首を振りながら歌い出してしまいそうな、コンパクトでいい曲ですね。曲のタイプは、Farewellと同じかな。主人公を縛っていた呪いが解けて、自由な空に舞い上がって行く、という歌詞と曲調は、きらめく空と海の広がりを感じさせてくれそうな雰囲気です。


FREEDOM CALL - Crystal Empire - Rise Up ★★ (2001-08-25 03:36:23)

天に届くような勢いを感じさせてくれる、ドラマティック且つメロディックな疾走曲。出足のリフが最近のHELLOWEENで良く使われるタイプだったりするのは、ちょっと微笑ましいかな。彼らの独特のメロディーセンスはここでも主張してますね。


FREEDOM CALL - Eternity ★★ (2003-01-23 00:51:00)

このバンドの爽快感って、疾走感も有るんだけど、とにかく美しくて明るい爽やかなコーラスに寄るところが大きいと思うなあ。
前作同様、手を抜いたと思われる箇所が全くないのは素晴らしいと思います。路線的には、前作のドラマティックでちょっとだけシンフォニックな疾走パワーメタル。気になるとすれば、あまりに前作の同一直線上にあるその作風かな。でも、転調を上手く使って、曲の展開と爆発力を高めるのは相変わらず上手いね。、僕はかなり気に入ったよ。
誰が何と言おうと、僕はこのGroupにずっとアルバムを作り続けて欲しいと思います...


GALLOGLASS ★★ (2004-02-10 21:54:00)

音源がLMPレーベルにアップされた時点で、日本のレーベルがどこも取り上げてなかったのは、ある意味「敗北」っすね。
ドイツはハノーファー出身の5人組。アプローチはイタリア勢もびっくりな位RHAPSODYの路線に近い、けど、RHAPSODYよりもメタリックな感触があるのは、お国柄?ってことは、LABYRINTH 'Return To Heaven Denied'の頃に近いのかな??
それにしても、これは凄い、よかった買って、まだ途中までしか聴いていないけど、尾崎さんが言うとおり、RHAPSODYフォロワーに留めておくには惜しい、B級を完全に超越しきったメロディーにタイトな感触。疾走感に頼らない素晴らしいメロディーが堪能できます。
ストリングスの入れ方は、まだちょっと「取ってつけた」感も無くは無いけど、これからに期待を抱かせるに十分。お勧め♪


GALLOGLASS - Heavenseeker ★★ (2006-01-24 23:52:00)

僕的に待ちに待った2NDアルバムでした。前作をGetした人には、本作はマストと思います。日本盤出るみたいですね。
2005年冬にリリース。サウンドは前作よりもパワーアップしている感が有ります。RHAPSODYの影響よりは、BLIND GUARDIANの影響の方が大きいかなと思います。クワイアが少し控えめなのと、音作りも殆ど重ねてないのでは、と思えるくらい随分シンプルでとても素朴。ツインリードはかなり綺麗にハモって居ますが、どちらかと言えば、二人揃ってバリバリリフを刻むのが快感かもです。どの曲も、判り易いメロディーと、パワーとスピードに乗った、単純にカッコいい曲がずらっと並んでいます。ボートラ入れて60分弱、あっという間です。
惜しいな、音作りをもっと豪奢に出来ればいいのに、と思います。まだまだポテンシャルありますよ。今後も目が離せないです、こんなにカッコいいけど、まだまだカッコよくなりそう!


GALLOGLASS - Legends From Now and Nevermore ★★ (2004-02-10 22:56:00)

待ちに待った一枚でした。スピードに頼らなくても、メロディーの完成度が凄まじく高い、メロディアスで爽快・痛快な一枚と言えます。昨年に出ていたんですね。
サウンドはRHAPSODYと言うより(声質が似てる)、LABYRINTHに近くて、全体的に疾走感を纏った曲が多く、メロディーの完成度が高いので、即効性もあるのに、飽きが来にくい気がします。フランスやイタリアの、繊細で突っ走る感触とはちょっと違って、ずっしりした重さ、HELLOWEENを代表とする、ジャーマンメタル的な馬力が特徴です。
イタリア産メロスピもびっくりな'Dragon's Revenge'で幕を開け、ピアノの間奏が印象的な'Ancient Times'が出迎えるが、アルバムを聴き進めるにしたがって、アルバムタイトル曲、'Eye To Eye'、最後の'The Last Stand'まで、ストロングなアプローチが強くなっていきます。
尾崎さんが言うとおり、突出した技術と言うよりは、曲のバランスを取った、メロディーを大事にした楽曲がずらり並んでます。アコースティック楽器の入れ方は、まだ改善の余地が残されていて、新人にしては、まだまだ大きな可能性を感じます。良いバンド、良いアルバムで、かなり楽しめますよ。ずっと見守って行きたいですね!


GALLOGLASS - Legends From Now and Nevermore - Dragons Revenge ★★ (2004-02-10 22:11:31)

オープニングにふさわしい、疾走感と強烈なインパクトを擁したカッコイイ曲。彼らの持ち味が詰め込まれている、名刺代わりの曲だと思います。


GARY MOORE - After the War ★★ (2004-04-19 00:18:00)

もし、僕がこのアルバムで初めてGARYに触れたとしたら、それはそれはもう、大感激したであろうと思います。徹頭徹尾、テンションは落ちないし、あのLed Cloneですら、アルバムの大きなアクセントとなってるし、全曲を「この曲を聴け」に登録する勢いで、聴き捲っていたことでしょう。
でも、僕はこのアルバムを楽しみきることは出来ませんでした。After The Warはじめ、名曲が居並ぶアルバム。でも僕は、彼がこのアルバムの前に書いてきた曲の影を、このアルバムの中に見てしまった気がします。ある意味、「煮詰まってしまった」とも言える感触とでもいうのか。
彼は本作で、Heavy Rockに「一旦」見切りをつけたのかなと思ってしまいます。いろんな人にやりつくされた感のあるBluesに、彼が敢えて今没頭したのは、基本ともいうべきところに一度身を投じて、またいつかHeavy Rockのアイデアとエネルギーを一杯抱えて、戻って来る為と、思いたいです。


GARY MOORE - Wild Frontier - The Loner ★★★ (2003-08-24 01:01:09)

何かの拍子にひとりぼっちになったとき、この曲が流れてきた。僕は、土砂降りのまっただ中、雨か涙か判らないくらい濡れそぼった顔と心を、思い浮かべていました。壮絶とも言える泣き、静かに、でも激しく、心が掻きむしられてゆきます・・・


GIRL - Sheer Greed - Hollywood Tease ★★ (2001-09-27 00:50:15)

この曲のインパクト、ドライブ感は、凄まじいもんが有りましたね。
GIRLは、この曲に限っては、大好きです。


GIRL - Wasted Youth ★★ (2004-01-03 04:31:00)

うーーん、余裕のある人向け、と思います。僕は全く楽しめなかった・・・。僕は1stの全曲は聴いてないんですけど、もしGIRLを薦めるのなら、僕はあの必殺の一曲がある1stからかなあ、と思います。気に入ってる方、ごめんなさい・・・。


GOD DETHRONED - Bloody Blasphemy ★★ (2001-01-18 01:39:00)

彼らは、オランダ出身なんですよ。Metal Bladeのリリースですけどね。北欧的なフレイヴァーは、かの地の空気がそうさせたのかも知れませんね(^^)
ぴーぽこさんの言う取り、激烈Death Metalをプレーしながらも、コードをしっかり考えていて、それで居てSwedenやNorway出身Groupほどメロディーが甘くなりすぎないのが特徴と思います。


GRAVE DIGGER - The Grave Digger - The Grave Digger (2003-05-07 23:37:40)

マンニの特徴のあるひねくれたリフワークが冴え渡る曲。元々ソリッドなリズム隊に定評があった彼らの持ち味を生かした、GRAVE DIGGERの「芯」の部分を強調した感じがします。アルバム'The Grave Digger'の2曲目、序盤でがつん!とやってくれます(^^)


GRAVE DIGGER - The Reaper - The Reaper ★★★ (2003-05-07 23:42:39)

GRAVE DIGGERと言えば、僕はこの曲。ずっしりした音感、Udoを彷彿させながら、Udoよりやや聴きやすくてHeavyなクリスのVo。僕はラジオで掛かったのを聴いて、明くる日にはこの曲の入ったCDを掴んでいました。DIGGER名義でPopなアルバムを出して一度死んだGRAVE DIGGERの、Metalへの再起・復活を祝う曲、だったりして。


GRIM REAPER - Rock You to Hell ★★ (2002-11-30 23:42:00)

僕は2ndは未聴なんだけど、1stと比べて、特段曲のデキが素晴らしく良くなったとか、全体のテクニックが上がったとかは、感じられなかったですね。確かに音質は、RCAバックアップによる、プロデューサーの手腕で、かなり改善されてました。スティーブ氏のVoは迫力有り、太く良く伸びてますね。あと、曲は全体的に、それまで同様、「そこそこ格好いい」曲が並んでいます。
GRIM REAPERは、まあ本作で「終わって」、有る意味良かったかも知れないと思ったりして。けれん味のないシンプルな曲調、分離の良い澄んで重いサウンド、伸びるVo、これらは本作で有る意味「完成」してしまっている気がしました。


GRIM REAPER - See You in Hell ★★ (2002-11-30 23:34:00)

友人に借りて聴けました。いやー良くも悪くも、当時の音だなあ、と思いました。何の飾りもない、けれん味のない正統派。シンプルな曲調。スティーブ氏の咆哮も、LIONSHEARTで見せる円熟味よりも、まだこのときの荒々しさが(若さのせいかもね)新鮮です。
やはり、原盤を作ったレーベルのためか(悪名高きUKのエボニー)、音質のキレの悪さや、Dsのモタリが耳に付きました。ただ、Dsは、上手く言えないけど、何かこう、頑張って重い音を出そう、叩こうとしてる見たいに感じてしまいました。KOZYさん、たった4日?? じゃあ、殆どぶっつけ本番だったのかもね?