1st。完成度の面ではこの後の2ndの方が上。注目点があるとすれば、このアルバムにはJ・ボンジョヴィ、R・サンボラ、D・チャイルドの黄金トリオの共作曲"YOU'RE NOT MY LOVER"が収録されていることくらい。この曲はアメリカのWITNESSというバンドも取り上げており(女性Vo)、そちらの方が個人的には好き。
地元の映画館でジャッキー・チェンの「サイクロンZ」という作品と同時上映されていた、バイクレーサー:平忠彦の一年間を追ったドキュメンタリー作品「TOP DOG」。 映画本編は取り立てて褒める部分の無いB級のドキュメンタリーだったが、BGMとして流れていたA1「TOP DOG~REACHING FOR THE SUN」とB1「RUN FOR YOUR LIFE」には大いに惹きつけられた。即サントラ盤(LP)を購入したが、ジャケ裏を見て初めて日本人の作品である事がわかってビックリ。今思うと、私の邦楽嫌いを払拭してくれたバンドだったわけです。それにしてもメイク・アップの松澤浩明と河野陽吾の2人は凄いソングライターなのだとつくづくそう思う(ちなみに山田信夫もバックVOでサポート)。少々乱暴な表現かもしれないが、本作は様式美路線のメイクアップだと思っています。中間英明のギター殺法よりも、一曲毎の楽曲の高い完成度を堪能するのが本スジです。それにしてもCD見つからないね。
2ndアルバムのセールス不振を理由に 健闘虚しくキャピトルから「クビ」を宣告されたバンドが 新たにメガフォースとの契約を勝ち取るキッカケになった作品。 元々彼らの地元でのみ、という極めてローカルな範囲で、 しかも当初はカセット・テープでしかリリースされなかった特殊な作品です。 1995年にようやくCD化が実現。その内容なのですが、まさにメジャー発の 「NIGHT OF THE CRIME」と「RIGHT BETWEEN THE EYES」の中間的なサウンド。 もっと分り易く言うと、セカンド路線のサウンドでVoがジェリー・ハリソンと言った感じ。 とてもマイナー発の音源とは思えないほどのハイクォリティぶりです。 メジャーが食指を伸ばすのも当然ですね。