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Kamikoさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

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Kamikoさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

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布袋寅泰 - Guitarhythm ★★ (2006-04-14 22:57:00)

テクニックや歌唱力を楽しむのではなく、BOOWYから引き継がれる硬派でポップかつややダークなサウンドが良い。


S.C.A.L.P. - Tears and Blood ★★ (2006-04-11 02:22:00)

ロシア産ゴシックメタル。
多くのロシアンメタルで感じられる独特の硬派でクサめな哀愁が漂う。
まあ好みなんだろうけど、ぶっきらぼうなヴォーカルが雰囲気をやや壊している印象。
ドラムの音がやや乱雑に聴こえる、録音バランスがイマイチ・・などなど
長く活動するバンドのワリに演奏自体に職人気質を感じるところはあまりない。
そういう意味でやや全体的に見劣りする印象はあるのだが、それを帳消しにするだけの作り込まれた楽曲が素晴らしい。
そして、他のゴシックメタルと比べて明らかに違うのは、ギターの音がゴリゴリに歪んでいるところであり、とても味わい深い。
ロシア風味・ゴリゴリギター・起伏ある楽曲、これだけ揃えば文句ない。
クサめで愛着の湧くB級ゴシックメタルの秀作。
ヘタにクオリティ高いゴシックより面白い。


REFUSED - Songs to Fan the Flames of Discontent ★★ (2006-04-11 00:57:00)

スウェーデン産ハードコア。
あんまりこの路線は買わないんですが、このバンドはホントカッコいい。
激しくパワーのあるヴォーカル、芯のしっかりしたサウンドでガッチリ聴かせてくれる。
純粋にハードコアというワケでもなく、入り組んだ起伏のある曲構成や細やかなアレンジは奥深くとても聴き応えがある。
ただ熱いだけでなく、音楽的にもオシャレなセンスも一級品だな、と思う。
個人的にはコレ以前の作品の方が好きかな?でも以前にも増して熱いのはこちら。


Well of Souls - The Awaken ★★ (2006-04-11 00:37:00)

お、新譜?と思って買ってみたが未発表音源などの寄せ集めでした。
重くミドルテンポで攻めて来る王道エピックドゥームであり、カッコいい。
録音状態も決して悪くないが、先にアルバム聴いてる分、ボクにとってはコレクターアイテムかな。
SOLITUDE AETURNUSを思わせるクオリティ高いエピックドゥーム自体、数が少ないと思う今日この頃、このバンドは追い続けようと思う。


BRAND X - Xcommunication ★★ (2006-04-02 05:06:00)

このようなバンドが登録されようとは。一応ベーシストとしては避けて通れなかった作。
パーシージョーンズのフレットレスベースとグッドセールのバカテクギターが織り成すフュージョン。
これ以前の作品に比べて世間評はイマイチだったように思うが、ボクはコレを最も沢山聴いた。
結構歪んだギターをはじめ、ある意味メタルファンが悶絶しそうな要素満載である。
ボクは結構好きなんだけどグニャ~としたフレットレスベースはかなりクセがあってダメな人はダメかも。
録音はやや惜しいといった感じだが、熟練したテクと起伏に富んだ楽曲&演奏を相当楽しめる作品だ。
アコギのソロ曲はグッドセールのセンスが光るとても印象に残る作品だ。実際弾いてみるとメインメロはボクでもある程度なんとか(間違えながら)弾けるくらい簡単なんですよ。


INDESINENCE - Neptunian ★★ (2006-04-01 07:23:00)

英国産ドゥーム。コレは最強の作品。
このバンドは音も素晴らしいがサウンドエフェクトが凄い。
迫力満点のデス声の擦れた感触とデスメタル寄りのメタリックなギターが渋い!
クリアに聴こえるノイズでありながら深めの残響が英国情緒ある冷たい空気を創り出している。
楽曲もコレまたカッコいいし、なんといっても同郷のコクトーツインズのカヴァーがツボ。
実にカユイところに手が届くカヴァー、4AD系を選ぶセンス、ジャリッとしたノイズが織り成す音空間、ホントカッコいいよ。
後半の曲はデモを収録したもので、高速ブラストがあるが基本はドゥーム。
ジャケのアートワークやバンドロゴもほのかにオシャレ。
センスとカッコ良さでは抜きん出ているなあと感じさせる作品だ。


DREAM THEATER - Octavarium ★★ (2006-03-26 22:45:00)

いろいろと賛否両論のようで、前評判を聞いてたから路線の変貌ぶりの衝撃は半減。
技術もセンスも元々持っているモノがスゴイから貫禄を感じるんですが
トリッキーで複雑で、リフが跳ねるような勢いに魅力を感じていたボクとしては
そういうDTらしさが希薄になったことに少し残念な気持ち。
しかし、ヴォーカルの伸びやかな歌唱とクールな演奏は、叙情性が増した印象。
旧作のトリッキーな臨場感と叙情性が折り合った作風がボクには最もフィットしている。
というワケで、良い作品だが、旧作の魅力は半減。


BURZUM - Filosofem ★★ (2006-03-25 03:22:00)

この作品の後に発表される作品は、実はどれもボクにはフィットしなかった。
で、コレよりも前の作品は悲痛でイタイ。
というワケで、この作品が一番好きですね。
曲展開とかテクとか期待してもダメで激しいブラックが好きな人にもダメ。
この作品はジャケ含め雰囲気が最高にイイ。
乾いたシャリシャリでザラついた録音に擦れるようなヴォーカルが乗る。
淡々と延々と続くそんな音世界は、むしろドゥームで感じる石になる感覚で
徐々にその石が風化して消えてしまう、そんな感覚に浸れる極上の作品だと思う。
シンセを使ったアンビエント部分は、それ単体で聴くとかなーりチープ。
それは不器用で極端に荒廃した世界観だからこそ通用するモノであってお世辞にもクオリティが高いとは言い難い。
しかし、この世界観だからこそチープでなければならない。だから雰囲気がある。
とても不思議な魅力のある作品、BURZUMの中で唯一好んで聴く作品。


MOURNING BELOVETH - A Murderous Circus ★★ (2006-03-23 21:29:00)

アイルランド産ドゥームの3rd。
前作の延長上にある音楽性だが、ギターがよりメタリックになった感じで、ディープなドゥームから更にHM寄りにシフトした印象。
全体的に音質がクリアでアングラ臭こそ希薄だが、メランコリックな旋律と表現豊かなヴォーカルスタイルは、結構イイ雰囲気である。
ライト方向にシフトした分、硬派でカッコいいという表現の方がシックリくるサウンドになった。


MOURNING BELOVETH - The Sullen Sulcus ★★ (2006-03-23 21:15:00)

アイルランド産ドゥームの2nd。
まずジャケがカッコイイんだけどエグい。カニミソやウニが食べれなくなる、注意。
適度にヘヴィでドゥーミー、楽曲も結構起伏に富み、メランコリックさも備える。
そんな王道サウンドで、結構ドゥームメタルど真ん中ですが、ロウグロウルとクリーンヴォイスを使い分けるあたり、濃い音楽性を中和するようなライトさもある。
決して非個性派ではないんですが、カッコいいドゥームメタルの王道はココが標準かも知れない。
陰鬱になりすぎずライトになり過ぎないオーソドックスさがクールな模範的ドゥームだと思う。


INTAGLIO - Intaglio ★★ (2006-03-23 00:51:00)

ロシア産陰鬱系ドゥーム。
スローで淡々としたビートとアコースティックなメランコリックな感じがステキ。
結構歪んだギターノイズと限りなく遅いテンポはドゥームの王道かも知れないが、決して重厚過ぎることはなく、這いずるようなズルズル感というよりはむしろやや湿り気のある冷たい空気が魅力だ。
聴いた瞬間再起不能のような絶望感はやや控えめで、この作品はそういう真性さはよりもメランコリックな要素が前面に出ている印象。
Mournful Congregationで感じたどこかモダンな雰囲気と同様のモノが、哀愁や透明感となって音に宿っており、ココロ洗われる要素もあるなあ、と感じた。
死と隣り合わせ的な絶望的ではなく、悲しみに暮れるメロウな気分を堪能できる作品。


AARNI ★★ (2006-03-23 00:25:00)

>カズチンさん
よかった、このバンド気に入ったみたいですねえ。
AARNIとUMBRA NIHILのスプリット売ってるでしょ?
ボクの性分でどうしてもスプリットは抵抗感があるんですが
うーん・・・クオリティはかなり高いみたいなんですが悩むところです。


ESOTERIC ★★ (2006-03-23 00:06:00)

>カズチンさん
2CDの作品も出てるんですが、今回買ったヤツの方がより新しい音源のようで
買ってみました。
友人が大絶賛してたので安全パイでしたが、コレはツボにハマりました。
当初予想してた音楽性とはちょっと違ってましたが、コレは上級者向けの特異なドゥームですね。
純粋に葬式気分を味わう暗黒とは違う類いのドゥームで、聴き手によっては意味不明と言うかも知れませんが・・
あとはレヴューに書いた通りです。
梅雨時期までドゥーム買わない宣言をさっきしちゃったんですが2CD欲しい!


LOSS - LIFE WITHOUT HOPE... DEATH WITHOUT REASON ★★ (2006-03-22 21:03:00)

アメリカ産フュネラルドゥーム。
Mournful CongregathonやWorship直系のディープな破滅ドゥームサウンド。
ジャケはツートーンで男がクビ吊ってます。
ロングトーンでメランコリックに聴かせるMournful~と悲痛で重厚なWorshipの中間といった印象、上記2バンドを足してテンポを微弱にミドルテンポに近づけた感じ。
楽曲構成が結構ドラマティックで起伏に富んでいるから、真性にディープな音楽性ではありながらもワリと聴き易いかも。
4曲目にKatatoniaのカヴァーが入ってますが、単体ではライヴの臨場感があってカッコいいんですが、3曲目までのせっかくのディープな雰囲気が壊れちゃうのが残念。


WORSHIP - Last CD Before Doomsday ★★ (2006-03-22 20:28:00)

ドイツ産フュネラルドゥーム。
タイトルの通りドラムヴォーカルは1stLPリリース前に自害されてるそうです。
可愛げのカの字もない真っ黒陰鬱葬式ドゥームで、聴いた瞬間お部屋が墓場と化す。
メンバーの生き様がインパクト大なんですが、それ以上に作品自体クオリティ高い。
重量級のゴリゴリ感たっぷりなギター、Thergothon直系といった感じの曲調などに加え、時折挿入される効果や、ディープで悲痛なヴォイスなど超強力です。
特に太く詰り気味のゴリゴリノイズのギターをスクラッチする微妙な音や、それが響き渡る様は絶妙、また、ヴォーカルの呟きや時に絶叫に近い嘆きのヴォイスを聴かせるあたり、決して無機質ではない強い負の感情が宿っているなあ、と感じさせられる。
メンバーが既に亡くなっているというのにThergothon、Mournful Congregationと並んで御三家扱いされるだけの理由がこの音源にはある。
コレは鬼気迫る絶望感に浸れる濃厚にディープな真性ドゥームだ。参りました。


PLACE OF SKULLS ★★ (2006-03-03 02:48:00)

http://www.hellridemusic.com/forum/showthread.php?t=9012
ここに情報がありそうですが、ボクは英語が読めないです。
まさか新譜?


GUNS N' ROSES - G N' R Lies ★★ (2006-02-28 04:09:00)

ボクはアペタイト~よりもこっちを先に買いました。
普段翳りのあるサウンドを聴くことが多いんですが、コレはカッコよかった。
ただコレ以降のガンズはボクはわからない。
アペタイト~とコレがあれば当時の華やかなシーンが甦ります。


YOB - The Unreal Never Lived ★★ (2006-02-22 21:11:00)

米産ドゥーム。
アトモスフェアな拡がりのある王道ドゥームだ!
ゆったりとしたテンポでガッチリ聴かせてくれます。
ゴリッとしたギターは濃厚なストーナーテイストが宿っておりその路線では屈指のクオリティ。
ドゥームでは特にヴォーカルにはあまりこだわらないのですが、このバンドはヴォーカルがスペイシーでメチャカッコいいです。
大作主義で安定感あり風格があります。特に20分を超える④のトリップ度はかなりヤバめ。
もうチョイ早く聴いてたら、昨年のベスト投票に1票投じてたかも。


WIZARD ★★ (2006-02-20 03:44:00)

クサめなところがボクの好きな路線とチョイと外れてるみたいですが、漢でジャケがB級っぽいところが愛おしくてちょっと欲しい。
Magic Circle聴いた方いないのかな?


PIXIES ★★ (2006-02-19 19:14:00)

>SCARECROWさん
かなりお久しぶりです。
随分昔にボクが登録しました。
非メタルにしようかどうしようかと思ってこっちに登録しちゃいました。
ソニックユースもダイナソーも好きですがボクもどれかひとつと言われると
ピクシーズですね。
ピクシーズには妙に子供がえりさせられる安心感や遊び心があってステキです。
解散前の盤は賛否両論でしたが、ボクは好きです。
処女作と最後の作が好きかな。


ORANGE SUNSHINE ★★ (2006-02-15 22:35:00)

了解です。
NWOBHMはせーらさんにまかせた!
お互い行くとこまでたぶん行きそうですね。
こちらこそヨロシク。


ORANGE SUNSHINE - Homo Erectus ★★ (2006-02-15 02:45:00)

69年未発表限定版の再発、というギミックに見事に騙されました(笑)。
ホントのところはLEAF HOUNDからリリースされた2001年1stアルバム。
ご丁寧にウソライナーまで入っている。オイ、あれは全部作り話か?
60~70年代のサイケ・ガレージロックをそのまま現代に甦らせたかのようなヴィンテージサウンドで、時代を意識した録音に徹底的なコダワリを感じる。
パンキッシュで破天荒な臨場感とガムシャラに掻き鳴らす芯のある轟音ギターが強烈。
60~70年代はまだ存在しないか胎児~幼児だったのでこのテの音は当然後追いですが
ホントに過去に遡って古きを訪ねるような、ロックのルーツを探り当てたかのような感触。
ストレートで味わい深く、熱いサウンドがピカイチで、マジカッコいいです。


NOKTURNAL MORTUM - Weltanschauung ★★ (2006-02-15 01:37:00)

録音状態が向上してテンポが落ち着いた印象、よりボク好みのサウンドに変化。
ウクライナ産というだけあって異国情緒溢れるペイガンメタルを聴かせてくれる。
異国の壮大な大河ドラマといった印象のコンセプチュアルな造りで、以前の疾走感は失せたものの、より奥深いモノを感じます。
民族的イメージを想起させる弦楽やSEをふんだんに盛り込んだ楽曲でありながら、決してメタルらしさを失っておらず、テンポダウンしたとはいえ、極右的思想からか激しく説得力のあるサウンドに仕上がっていると思います。
↑↑の回答ですが・・
もともとアンチクリスチャンで、極右的な国家社会主義を貫く強固な思想をお持ちのバンド。
元来いた先住民族国家を取り戻そう・・のような思想が色濃い作品らしいです。
その思想が良いか悪いかは別として、そういう強い思想が根付いた作品ということでインパクトは大きいです。


ZEN - The Sound of Shit Happening ★★ (2006-02-13 19:20:00)

スウェーデン産サイケデリックロック。
プリミティヴなガレージロックといった感じで、グルーヴ感溢れるロックサウンドが聴ける。
ストレートにカッコいい飾りッ気のないピュアな感触、バンドのカリスマを感じるところなど、ステージの空気をそのまま収録したかのような雰囲気が良いです。
葉っぱ満載ジャケのイメージも手伝ってか、ストーナーロックという言葉がピタリと当てはまる感じ(あんまり好きな言葉ではないけど)。
たまにはこういうストレートなサウンドもイイね。


MAUDLIN OF THE WELL - Bath ★★ (2006-02-13 18:05:00)

2001年作の再発ゲット。同時期「Leaving Your Body Map」とワンセットで持っておきたいお宝作品。
直訳で「風呂」というタイトルがツボ、一応冒頭の曲では日光浴してるような癒される雰囲気がある。
言いたいコトはLeaving~で殆ど書いたが、ややこちらの方がヘヴィな印象だ。
絶叫やガッチリ聴かせるヘヴィなリフがやたらカッコいい。
基本的に作風は一緒、とはいえ、持っているモノが違う。決してどちらか一方を持ってれば要らない、なんてモノではない。
アヴァンギャルドに徹した作品というのは、メタルの範疇を超えてしまって、とりあえずチェンバー風に料理してみました、みたいな作風で変わりモノをアピールするモノも多い。
しかし、このバンドは決してメタルの枠を超える事なく、楽曲とアレンジで勝負しているところが潔い。だから大好きだ。
KAYO DOTもかなりぶっ飛んでいるが、アートワークのセンスや作風にポップさが感じられるMaudlin~の方が愛着があってボクは好きかな。


MAUDLIN OF THE WELL - Leaving Your Body Map ★★ (2006-02-13 17:53:00)

2001年作の再発ゲット。同時期発表の「Bath」と併せて持っておきたいお宝作品。
メジャーセヴンスを多用する異質なリフや、グシャッとしたギターの不協和が理に適った形で取り入れられており、相変わらずコンポジションのセンスは卓越したモノがある。
ヘンで異質感たっぷりだが、カッコ良く聴かせるところのリフが渋かったりするので凄い。
疾走感のある箇所はグルーヴ感に溢れ、ぬるーく聴かせるところはトリップ寸前。
クリーンヴォイスでカッコ良く歌い上げたり濃厚デスヴォイスを聴かせたりと、ヴォーカルも妙にカッコいいのです。
突き刺さるような不協和SEや鐘の音、サックスなどの効果も素晴らしいです。
壊れかけアヴァンメタルといったこのバンド特有の個性と、ジャケのアートワークから感じられるポップさのギャップがまた面白いのです。
ツボにハマる人には一生モノのテイストかも知れないです。


STAR GAZER - THE SCREAM THAT TORE THE SKY ★★ (2006-02-13 14:05:00)

オーストラリア産テクニカルデスラッシュ。
テクニックは折り紙つき。ナタの切れ味と圧倒的な音数で目まぐるしく展開する。
ヘヴィさは控えめだが、雪崩のような高速ドラミング、うねるようなギターノイズ、硬めのフュージョンっぽいベースにフックがあるところなど、会心の演奏力と個性が魅力だ。
印象としては、僅かに耳にした程度でウル覚えですがAtheistのようなテイスト。
変態系テクニカルメタルがお好みなら間違いなくツボにハマる作品だと思う。
気持ち悪い曼荼羅風味の東洋系ジャケはインパクト大。


RIGOR SARDONICOUS - Apocalypsis Damnare ★★ (2006-02-08 23:12:00)

米産真性葬式ドロドロズルズルドゥーム。
ジャケ裏に「This is Real DOOM」と書いてあるが、ある意味当たっている。
冒頭のパイプオルガンで「いかにも」といった神々しさを演出した後、徹底的にズルズルに引き摺る超スローなリフで構成される決定版ドゥームが展開。
オイ、下げすぎだろ、とツッコミ入れたくなるピッチシフトヴォイスが非常に味わい深く、声なのかギターノイズなのか識別できない時があるよ。
ガイコツ&ローブジャケという王道ジャケットとブラッディなバンドロゴがツボ。
録音状態はやや深みに欠け難ありだが、聴いた瞬間、マイルームが墓場と化すだけのインパクトはある。
カシャーン!っていう個性派シンバルと儀式のようなドラム、妙に腐敗臭漂う空気がイイ。
楽曲は結構淡々とした真性葬式ドゥームの典型で曲展開に起伏を求める人にはダメだろう。この作品はジャケと音から感じられる世界観と腐敗臭がとても優れていると思う。
葬式ドゥームマニア向けアイテム、ボクにはツボ突きまくりの好盤だった。


NOKTURNAL MORTUM ★★ (2006-01-21 04:24:00)

WELTANSCHAUUNG 買おうかな・・


UNTIL DEATH OVERTAKES ME - Prelude to Monolith ★★ (2006-01-14 21:53:00)

ベルギー産独りフューネラルドゥーム。
ずっしり沈み込むノイジーなギターに白玉キーボードが絡む。
かなりの鈍重激遅ドゥームだが、メロディアスな旋律など皆無で、とにかく垂れ流し。
全部で5曲収録されており、それぞれの楽曲も長いのだが、もはや曲の違いすら判らないな。
決してノイズを楽しむ類いのドゥームでもなく、一本調子で淡々としており単調、聴いて楽しむというよりも、なんとなくBGMに流して孤独な雰囲気に浸るための音楽か。
アンビエント作品として楽しむのが吉。


TORTURE WHEEL - Crushed Under... ★★ (2006-01-12 01:02:00)

フィンランド産真性トーチャースラッジ。
聴いた瞬間死んだ。
Thergothon直系激遅ズルズルスラッジなんですが、フィンランド・カルトの恐ろしさをこれでもか、といわんばかりに堪能できる濃厚な暗黒世界。
AARNIやAMBRA NIHILが在籍するFIRE DOOMレーベルからのリリースですが、ホント驚愕のドゥームレーベルだ。
上記バンドのような特殊な世界観ではなく、とにかく暗黒世界を徹底的に追求したかのような真性な暗さが凄い。
10分前後の曲が4曲入っているが、どれも沈み込むような限りなく遅い葬式サウンドである。
重低音が占める音世界に僅かながらキーボードやプログラミングが顔を出すが、とても効果的にカルト風味を醸し出している!
また、強烈にディープなヴォイスが真性暗黒ノイズに溶け込んでいる様がコレまた凄い。
初心者お断りで敷居は高いが、葬式サウンドが好きなら間違いなく悶絶する。


HYPONIC - The Noise of Time ★★ (2006-01-12 00:19:00)

香港産真性暗黒ドロドロズルズルドゥーム。
超絶に遅く、かなーりディープ。
Thergothon直系の暗黒葬式サウンドで、SkepticismやShape of Despairのような同系列の上位サウンドを凌ぐ勢いのクオリティにとりあえず悶絶する。
ギターのズルズル感もさることながら、残響音に含まれる微妙な倍音の響きや、ヘヴィなドラムやシンバルの響き渡る様が絶妙。
とりあえず、そこらヘンの葬式ドゥームとの大きな違いは、陰鬱さを掻き立てる残響音がかなり作り込まれているところだ。
メタル発展途上のイメージがあるお国、中国という辺境の地からまさかこんな上質なドゥームバンドが登場するとは驚き。
もしかしたら、メタル発展途上はもう一昔前なのかも・・とすら思える質の高さだ。


EXTINCTION ★★ (2006-01-11 23:00:00)

友人のススメで買ってみましたが、かなり濃くて最高です。
真性なアトモスフェアサウンド。
アンビエント愛好家向けのカオティックノイズですが
根底に真性なブラック風味が宿ってます。サイコー。
TODESTRIEBレーベルからのリリースですが
同レーベルのTombというバンドもかなり強力な同系サウンドでした。
聴いたのはテープでしたが、まさに禁断の音空間に埋葬されてしまった。


EXTINCTION - The Black Hex ★★ (2006-01-11 22:55:00)

英国産カオティックブラック。
2曲入りMCDなんですが、強力です。
ブラックテイストのカオティック・ノイズで最も注目しているバンドです。
早くフルアルバムを出して欲しい。
濃霧に見舞われたようなノイズの渦に、パイプオルガンやヴォイスが響き渡る。
かなーりリバーブ深く、スペイシーを通り越してまるで銭湯。
密教の儀式のような濃密なカルト風味と冷たくアンビエントな音空間が絶品です。
ホントにイってしまわれてます。


CULT OF DAATH - Slit Throats and Ritual Nights ★★ (2006-01-11 22:34:00)

米産その名のとおりカルト風味あるデス・ブラック。
DEATHじゃなくてDAATHなのは何故なんだろうか・・という疑問はあるものの
バンド名はコレで正しい。
気だるく単純なリフを繰り返す作風は、Hellhammer~Celtic Frostフリーク向けだ。
リフだけでなく、ダミ声ヴォーカルも気だるさ満点だ。
シンプルな楽曲にBeheritのようなカルトブラック風味を加えたような雰囲気だが
真性さはあまり感じられず、結構イージーに聴ける。
濃厚なカルト色を感じるジャケは優秀。


AVULSION - Indoctrination Into the Cult of Death ★★ (2006-01-11 22:12:00)

米産王道デスメタル。
飾りッ気無しの暗さと渋い音が王道デスど真ん中。
ドゥーミーなリフを織り交ぜ、ドロリとした感触は、オールドスクールデス派のボクのストライクゾーンだ。
重低音、デス声、ギターソロ、どれをとっても王道。
初期DEATHの血生臭さ+初期DEICIDEの無機質さ+INCANTATIONの真性さ
みたいな感じでまさにデスメタルに求める雰囲気を兼ね備えたような音楽性が渋い!
ジャケとバンドロゴから伝わってくる真性さもイイね。
楽曲のクオリティもなかなかだが、このバンドは恐怖と冷たさが宿っている濃厚な雰囲気がイイ!
インナージャケでは墓場でクビ吊ってます。絶品です。


LUGUBRUM - Bruyne Troon ★★ (2006-01-11 21:37:00)

2001年作、録音はややチープ。
このバンド特有のヘンさはここでも聴ける。
ボクはモノ凄く渋いと思うけども、ファンじゃないとたぶん聴けない。
このバンドのカッコいいところは、硬派なギターの音だということがよくわかる。
例え録音状態悪くてもギターだけはホント渋い音を出す。


KHANATE ★★ (2006-01-11 21:32:00)

>WIREDさん
こんばんわ。
ボクはDVDを買う習慣がないのですが
この手の音楽がDVDになると、かな~り興味惹きますねぇ。
いや想像もつかない!
それはそうと、新譜結構カッコよかったですね。


LUGUBRUM - De Totem ★★ (2006-01-11 03:40:00)

悲痛でガナリ声系のヴォーカルスタイル、一応ノルウェイジャンスタイルのプリミティヴだが
演奏自体はあまり上手くないので、ブラスト等のヒートアップする楽しさというのは無い。
録音のバランスはイマイチ良くなくて、ギターの音が前面に出すぎな印象。
全体的に今一歩の完成度、といった第一印象だったが・・
そんなマイナスな面をカバーできるだけの独自の雰囲気があり個性溢れる作品。
ギターの尖った感触が良く、録音バランスの悪さから前面に出すぎでスピーカが割れそうな勢いがある。
コードやギターソロの工夫が個性的(というよりヘン)で、これだけでもこの作品を買う価値ありかも。
わかり辛い世界観だが、どちらかというとBloodFarmersのようなB級スプラッターかも。
凄い作品を作る素質はここでも感じ取れる。


LUGUBRUM - Heilige Dwazen ★★ (2006-01-11 01:16:00)

一応最新作なのか・・英語読めないからよくわからない。
DE VETTE CUECKENに比べて録音状態は劣り、アングラ臭が濃厚である。
しかし、録音自体のクオリティ云々ではなく、このバンドには強力なカルト色がある。
この録音状態が異臭を放ち、強烈な個性を放っている。
一口にノルウェイジャンスタイルと片付けられないだけの創意工夫があり、独特なリフやアルトサックス、特殊効果などから、気持ち悪い背徳的な感触を感じる。
ツボを突くギターの音と、カルト色の強い音像が入り乱れる音空間は、このバンドが本物のアーティストだということを知らしめる材料だ。
いやー、マジで大好き、最高に渋いブラック。


UMBRA NIHIL - Gnoia - The Dreams in the Witch-House ★★★ (2006-01-04 04:18:16)

音響効果に異様なトリップ感があり、それがギターと絡み合い、更に低音で呟くようなディープヴォイスも絡み合って、禁断の世界に誘われる。
中盤以降、テンションがアップするが、その重厚なキザミがかなりヤバイ。徐々に霊的な音響も緊張感を増して、まるで霊界で馬が鳴いているかのような不思議な夢の世界を体験することとなる。
鳥肌モノです。まるで空想の世界に飛び込んだかのような印象的な音空間に衝撃を隠せない。
とりあえずこんな曲聴いたことがない!!!
スゴイ・・としか言いようがない・・これは歴史に残る名曲。


UMBRA NIHIL - Gnoia - Nocturnal Occurences ★★★ (2006-01-04 04:02:24)

1曲目。単調に聴こえる冒頭で「ハズしたか?」と思わせといて、前代未聞の型破りなディープなリフに突入する。
その時点で改めてこのバンドの陰鬱さと凄まじいカルト色を有無を言わさず感じることになる。


UMBRA NIHIL - Gnoia - Shields Down ★★★ (2006-01-04 03:58:28)

不思議さを醸しだすコードを多様しメランコリックなアコギで始まったかと思うと、徐々にディープに盛り上がりを見せる。
ギターの淡々とした単音演奏にはディレイを効果的に使う工夫が施されており、味わい深いモノがある。


UMBRA NIHIL - Gnoia - Gnoia ★★★ (2006-01-04 03:48:34)

沈み込むような超スローリフと濃厚なメランコリックさをバックに
妙に味のある渋み満点のギターソロが奏でられる。
そして超スローリフからキザミに変わり徐々に盛り上がりを見せ劇的に展開していく。


UMBRA NIHIL - Gnoia - Fear of the Void ★★★ (2006-01-04 03:44:00)

真性な鬱状態を引き起こしそうな孤独感がある。
そんな陰鬱ドゥームは大抵濃厚なスローで淡々とした展開で聴かせるのが殆どだが、そんな陰鬱ドゥームでは今まであり得なかった劇的な曲展開に驚愕する。


PENTACLE - Under the Black Cross ★★ (2005-12-30 01:43:00)

オランダ産オールドスクールデス。
今の時代に果たしてコレが受け入れられるのか・・といった感じの2ビートデス。
完全にデスメタル黎明期を体験しているオヤジデスメタラー向けである。
元Asphyxのベースヴォーカル、というだけで路線がもはや決まってしまう(笑)。
同郷のPestilenceを彷彿させるやるせないデスヴォイスとObituaryのような王道デス声のいいところをとったようなヴォーカルは、涙モノの素晴らしさを誇る!
ブラストのような流行など全くなく、2ビートでCeltic Frostのような淡々としたリフをやっているところもかなり好感触だ。
上記のバンドたちの良いとこを凝縮したような化石デスメタルで、是非30歳を超えたデスメタラーには体験して欲しいと思う。


UMBRA NIHIL - Gnoia ★★ (2005-12-29 22:13:00)

ついに発見フィンランド産真性カルトドゥーム!!
初心者お断りマニア向けな濃厚なカルト色に悶絶してしまいます。
真性な鬱サウンドを求めるならコレは避けて通れない強力な作。
FireDoomレーベルはもしや凄まじい異色レーベルなのではないか?と思った。
迷路や意味不明な落書きのようなジャケからは、異質な空気がプンプン漂ってくる。
低音を強調したかのような陰鬱で眠るような真性ドゥームスタイルが根底にあるが
やたら奇妙な旋律やメランコリックな旋律やアコギの挿入など、決して枠に嵌らない音楽性が強力。
図太い重低音は激しさよりも静寂の空間を作り出し、サイケなアトモスフェアな雰囲気が禁断の世界に誘う。
特にこもり気味のベースと唸るようなディープなデス声の音づくりは陰鬱な雰囲気作りに大きく貢献していると思う。
独特の不協和は音響系効果やフィードバック・ハウリング音までも計算し尽くされたかのようなハーモニーを奏でており
フツウのメタルアーティストには絶対作り得ない強力な楽曲が凄まじいクオリティを誇る。
これはドゥームファンはもちろん、プログレやアヴァンロック方面に食指がいくリスナーに是非聴いてもらいたいお宝作品。
ドゥームというジャンルだから一般ウケは絶対にしないだろうが無名アーティストとは思えない凄まじいクオリティ。
録音状態は決して万全とは言えないから、一聴してダメか・・と思うかも知れないが
曲数が進むに連れてそんなコトは微塵も感じさせなくなるほどの奥深さを感じる筈。
ジャケからB級~C級のニオイを感じるかも知れないが、このバンドは間違いなく本物のアーティストです!!!


DIVINA ENEMA - Under Phoenix Phenomenon ★★ (2005-12-29 21:59:00)

ベラルーシ産オペラメタル。
プログラミングなどのテクノロジーを織り交ぜながらアヴァンギャルドな音を聴かせる。
ジャケを見る限りカルトメタル路線なんだろうが、たまにファンキーなベースが入ったり
チープなシンセが挿入されていたり・・世界観は微妙にヘン。
とはいえ、曲構成や音の使い方は大胆でとても面白い。
オペラ調の男性ヴォーカルは音程が微妙にとれず、非パワフルでややヘタだが、味がある。
総合的な完成度はもうチョイといったところだが、辺境の地のメタルだからか、一風変わった雰囲気があっていいね。


INCRIMINATED - The Promise of Worse to Come ★★ (2005-12-24 22:42:00)

フィンランド産カルトドゥーム。
モーレツにC級の趣味悪い油絵調の謎ジャケだが音やスタイルは渋い。
かなり聴き手を選ぶ音だと思うが、Hellhammerや初期Celtic Frostを彷彿させるスタイルと、ゴリッとしたギターがツボ。
コモり気味ダミ声ヴォーカルは、かなりアクが強く、トムウォーリアー似というよりは、Mentorsのような油ギッシュなネットリ感がある。
全体的に残響音が浅めで、アングラ臭というよりも妙に安いスタジオ臭が漂うのは残念。
とはいえ、ギターとベースのコモり具合はいい味を出してます。
演奏はヘタだが曲展開やアレンジがアヴァンギャルドで個性的。
スタジオ盤だからか、グルーヴ感にやや欠ける印象。
持ってるステイタスが渋いから勿体無い、きっとライヴ盤とかならメチャカッコいいと思う。


ATARAXIE - Slow Transcending Agony ★★ (2005-12-24 19:29:00)

フランス産ドゥーム。
お決まりツートーンジャケに惹かれて購入。
ツートーンだから金かかってないのかなと思ったがかなりクオリティ高い。
Mournful Congregationのような淡々としたスローテンポとメランコリックさがツボ。
ギターノイズのザラついた感触と王道デス声も非常にポイント高い。
まったりさせた後に急に疾走する曲展開はなかなかカッコいい。
ダークで荒廃的な世界はホンモノ感があり真性さを感じる。


FORSAKEN - Dominaeon - Wretched of the Earth ★★★ (2005-12-24 19:09:19)

腹筋が引き攣りそうな力強い雄叫びが聞ける!
いやー、最高!!


FORSAKEN - Dominaeon ★★ (2005-12-24 19:03:00)

マルタ島出身エピックドゥーム。
日食と宇宙を背景に背中から羽の生えた漢な裸の男が眉間にシワを寄せているジャケは
あまりに強烈で素晴らしいとしか言いようのないクオリティだ!
なんかの宗教勧誘パンフかと思ったよ。
このバンド初体験ですが、あまりのクオリティの高さに感動してしまった。
Solitude Aeturnusあたりのエピックドゥーム路線超ど真ん中!
鈍重で石を持ち上げるかのようなリフ、パワフルなクリーンヴォーカル、重低音ベースなどキーポイントをキッチリ押さえており、エピックドゥームに求める要件が揃っている。
録音の良さ、味のあるリフ&ギターソロもとてもポイント高い。
叙情的で屈強な世界観にホント聴き惚れますね。このジャンルではかなりのハイクオリティだ。


BEATRIK - Requiem of December ★★ (2005-12-24 17:46:00)

イタリア産ブラック。
シャリシャリしたギターと悲痛なダミ声がなかなかツボだ。
冷た~い張り詰めた空気の中、パイプオルガンも登場。
疾走するところよりも、ドゥーミーにゆったり聴かせるところに惚れる。


CONFESSOR - Unraveled ★★ (2005-12-15 19:46:00)

テクニカルな王道ドゥームメタル。
ヴォーカルがハイトーンで聴き易いから結構万人向けかも。
貫禄を感じる安定感、複雑な楽曲、音作りや録音の良さで、とてもクオリティが高い。
反面、カルト風味やアングラ臭といったモノは感じられず、複雑にした正統派ドゥームといった印象。
純粋にギターの音やリフ構成を堪能するような、聴けば聴くほど味が出るようなスコンブ作品だ。


CHAR - 天邪鬼 ★★ (2005-12-14 22:52:00)

ギターサウンドのクオリティが高いのはもはや貫禄の証だ。
今回はノスタルジーに浸れるようなサウンドがツボ。
この人も年取ったなあ・・と感じさせる作風で、同時にオレも年取ったなあと感じた。
前作がロック魂全開といったアツい作風だったのに対して、今回は素朴な感じ。
とはいえ、どこをとってもCHARのギターサウンド。大満足。


KHANATE - Capture & Release ★★ (2005-12-14 19:16:00)

スラッジでは今最も好きなバンド。
前作の延長上ながら、圧倒的な遅さと引き摺るようなギターが圧巻です。
ベースの重低音や掻き毟るようなギター、スペイシーなヴォイスが渦のように絡みます。
物凄いゴリゴリしたギターだが、煩くなくむしろ静寂の空間を楽しむような作品。
フィードバックやハウリング音、ピッキングや弦のスライドの音などのノイズが以前より浮き出されて奥深くなった印象。
ヘヴィなスラッジサウンドというよりも、アンビエントを楽しむ感覚ですね。


OPETH - Blackwater Park ★★ (2005-12-12 18:39:00)

スウェーデンの湿り気ある北欧情緒、耽美なクリーンヴォイスと醜悪なデスヴォイスを基盤に、プログレ調の複雑な曲展開で聴かせる名盤。
プログレといっても聴くほどに的を得たコード&フレーズで、曲展開の妙味にイヤミがなくごく自然に聴けるからスゴイ。
荒廃的なジャケ同様にサウンドも、狂おしいようなギターの旋律や物悲しいピアノを挿入するなど、孤独感を掻き立てる要素が満載。
特にギターのコードワークから感じられるハーモニーは素晴らしいですね。


BEHERIT - Complete Worxxx ★★ (2005-12-12 18:23:00)

ベスト盤+レアトラック集。
カルトブラック路線では屈指の異端、とりあえず衝動買いしました。
濃密な魔性と北欧フィンランドの冷たさが同居したサウンドでありながら
近寄りがたい神秘的なオーラが宿っている。
ダミ声とギターの歪み、重低音バスドラムが最高にカッコいい。


SWALLOW THE SUN - Ghosts of Loss ★★ (2005-12-12 15:07:00)

フィンランド産ゴシックドゥーム。
フィンランドカルトメタル発掘中にたまたま乳出したお姉チャンのジャケが目に止まって買ってみたんですが・・コレは物凄い拾い物でした。
北欧の冷たいアトモスフェアな雰囲気が全体を覆い込んでて、ゆったりじっくりヘヴィに聴かせてくれます。
限りなく淋しく暗い中に、ふとメランコリックな旋律が現れた時に、ホンモノ感を感じずにはいられません。
コードワークとギターアレンジに光るモノがある。また、SEは単に垂れ流すだけではなく、雰囲気作りに大きく貢献してます。


BOLT THROWER - Those Once Loyal ★★ (2005-12-11 17:37:00)

ジャケが石碑のようなモノトーンになり、若干の不安はあるものの
まじまじとそのデザインを見つめると、その世界観は失われていないことがわかる。
特に電話をかけている戦士と手を挙げている戦士のデザインがステキだ。
しかし、気持ちとしては、アニメ調のジャケにして欲しかった。
音の方は期待通りのB級デスど真ん中ストライク!!
相変わらず似たような曲が満載でありながら、ギターの音が頑なにB級デス王道の渋みを醸し出している。
化石B級デスメタルの宝。


PARADOX - Collision Course ★★ (2005-12-11 15:39:00)

確かにHERESYを意識しちゃうとガックリ。
あの浅めエフェクトの雰囲気とは一風違う。
以前の冷たい感触が消えて、どちらかというとアツいサウンドに変貌した。
ただ、ドイツの硬派で冷たいイメージが消えた分、以前あった魅力が希薄な感じ。
演奏もウマいし安定感抜群、スラッシュの好盤。


BEHERIT - Electric Doom Synthesis ★★ (2005-12-11 15:32:00)

録音状態が向上、低音部の輪郭がハッキリして聴き易くなっている。
また、アナログシンセやエフェクトからややインダストリアル化した感じ。
描く世界が独特で、しっかりヘヴィなゴリゴリブラックやってるから、「らしさ」は全く損なわれることなく、安心して聴けます。
特にヴォーカルの分厚いエフェクトはカッコいいね。


BEHERIT - Drawing Down the Moon ★★ (2005-12-11 15:25:00)

フィンランド産カルトブラック。
濃厚な魔性と神秘的なイメージが独特、個性派で異端、敷居は高めで聴き手を選びます。
ヴォーカルのダミ声&ウィスパーヴォイスと随所に挿入されるSEが神々しさ満点でイイ。
ギターは分厚く硬めでゴリゴリ感がメチャクチャカッコいい!!
全体的に残響音が深めで、それが濃厚なカルト色を引き出してます。
月ジャケやバンドロゴも最高にイイね。


NOVEMBER'S DOOM ★★ (2005-10-10 03:00:00)

中曽根栄作さんへ
AMID IT'S HALLOWED MIRTH買っちゃったみたいですね。
しかし、こんなマイナーな盤、よく手に入れましたねえ。
ホント眠くなるでしょ。
ボクはタイムリーに聴いて思い入れがあるからいいけど、耳の肥えた人にはツラいかも知れないですね。


NUCLEAR DEATH ★★ (2005-09-11 17:07:00)

うーん、コレはダメバンドではないぞ。
ジャケと酷評に騙されるなー。
とボクは言いたい。


ANTHEM ★★ (2005-09-01 21:36:00)

ロージーさんお久しぶり。
ホント、いつの間にコレが登録されてるのか?
ボクは灰野敬二と一緒にやってる盤をよく聴くかな。
あとブルーのジャケのぬるーいヤツ。


WITCHCRAFT - Firewood ★★ (2005-08-27 14:59:00)

前作同様、70年代初頭のブリティッシュな雰囲気がプンプン漂うヴィンテージな感触が漂う。
前作と比較して、サウンドの厚みがやや太くなっており、骨っぽさが増した印象。
また、曲のアレンジも以前よりも凝った感じがして、シンプルな良さから、より聴きどころが多い作風になったように思った。
前作の衝撃がより強かったせいもあり、聴き始め当初は、なかなかハマりきれなかったが、アンティークなモノを眺めるような感覚で、徐々に引き込まれてしまう。
聴く度に新たな発見があり、懐の深さを感じる盤である。また、前作同様、全体に漂うブルージーさと翳りが好きモノにはたまらないのだ。


MYSTICUM - Lost Masters of the Universe ★★ (2005-08-26 02:14:00)

ノルウェイジャン・カルト・ブラック。過去の音源の寄せ集め作品。
スピーカが飛びそうな勢いの過剰な重低音エフェクトや、意表をつく効果音を織り交ぜた作風は、異様なカルト風味を感じさせます。
ブラストはなく、リズムマシンを使用した淡々としたリズム隊がオールドスクールテイストを感じさせるところがイイ。
また、モッサリしたギターがコレまたイイ雰囲気です。
宇宙をバックに仏のような仕草をする悪魔が描かれるジャケは、ある意味この音から感じる世界観にピッタリ。
深めの空間系エフェクトとアングラ臭漂う録音状態も手伝って、神憑り的な雰囲気があります。演奏力とか楽曲構成というよりも、異質な音世界に引き摺り込まれる・・といった感じです。


JERUSALEM - Jerusalem ★★ (2005-07-19 21:12:00)

バンド名から感じる異国情緒に手を出さないワケにはいかない作品。
とはいえ、もう手元にないです。
微妙にヘタな演奏だが、こういうバンドはウマイとかヘタとか関係なく、雰囲気が大切である。
独特の翳りある雰囲気とヘンなモタリが個性的でなかなか良い。


LAAZ ROCKIT ★★ (2005-07-14 02:53:00)

>ローランDEATHさん
うわ、お久しぶりです。
新譜とか出るんですかね?


JUDAS ISCARIOT - To Embrace the Corpses Bleeding ★★ (2005-06-25 01:42:00)

AKHENATENっていうヒトの独りブラック。
シャリシャリ感たっぷりのギター、イーヴルさがバッチリとハマッているヴォーカルがまさにツボ。
ボクはブラストは基本的にダメなんだが、こういうノルウェイジャンスタイルにはむしろ無くてはならないファクターである。特にこの作品は破天荒なブラストがヒートアップする時に物凄い臨場感を感じます。
疾走感溢れる楽曲が多く、突っ走ると走りっぱなしな一本調子な曲が多いが、こういうバンドは曲構成云々よりも雰囲気が大切である。そういう意味でかなり存在感ある作品。
かなり聴き手を選ぶと思うが好きモノにはたまらない魅力が満載である。


EVOKEN ★★ (2005-06-24 01:50:00)

コレよりも暗いサウンドってあるのか?!
そう言いたいほど暗い。


EVOKEN - Antithesis of Light ★★ (2005-06-24 01:48:00)

アメリカ産真性フューネラルドゥーム。
元はELEGYというレーベルに在籍しており、特にこのレーベルはMAGUS、INCANTATION、JUDAS ISCARIOTなど濃厚なカルト色の強い異端バンドを輩出していたが、このバンドもそのひとつ。
トコトン暗く絶望的な音世界が上質な録音で聴ける。THERGOTHONやSKEPTICISMのような真性な暗黒世界で、とりあえずコレよりも暗い音楽は存在しない!と言いたいほどの暗さ。
ディープな悲しみと絶望に浸るには持ってこいのサウンドで、更に知的さが宿っているから素晴らしい。フューネラルドゥームのバンド群の中で間違いなく格上の存在だ。
序盤の曲にブラストが入っているが、何故かブラストなのにドゥーミー。濃厚な世界だからこそそう聴こえるのだろう。
ディレイを使用したピアノ、弦が擦れる音、冷たく響き渡る残響音など様々な工夫が凝らされている。ディープなデス声も最高。細部までコダワリを感じる本物の暗黒世界に敬意を表したい。


BURNING SAVIOURS - Burning Saviours ★★ (2005-06-24 00:58:00)

スウェーデン産、70年代のドゥームロックテイストを現代に甦らせたような作。
初期PENTAGRAMのようなドゥームロック、WITCHFYNDEあたりのNWOBHMテイストが濃厚だが、そんな過去作と比較してみても、更にシンプルな印象。楽曲構成がシンプルだからそう思うのだろう。フルートを使用した曲はかなりポイント高く、他の同路線バンドとは一味違う個性を発揮している。
録音状態と演奏の端々で70年代ドゥームロックを感じさせるWITCHCRAFTとかなり近い路線だが、こちらの方はもう少しジメッとしたネットリ感がある。その地味でドロリとした哀愁がとてもツボである。
処女作にしてはなかなかのクオリティで、この路線では上質な方だと思う。WITCHCRAFTやDEAD MEADOWと肩を並べられそうな素質アリ。カッコいいです。


PESTILENCE - Malleus Maleficarum ★★ (2005-06-24 00:24:00)

処女作にしてはかなり完成度高い。デス声ではなく、この頃は確かにスラッシュメタル。
だが、明らかに他のスラッシュと比べると異色。
リフが多彩で、複雑な曲構成と結構凄いテクの持ち主であるギターが聴き所。
暴走しているかのような突っ走るドラムが独特なグルーヴを持っている。
他とは違う素質の片鱗がやたら見え隠れする作品である。次作でそれは開花して物凄い作品を作ってしまった。


RATA BLANCA - La llave de la puerta secreta - Blues ★★★ (2005-06-23 21:37:10)

うわーっ!!!コレは渋い!!!
入魂のギターがこれでもかと唸りまくる!
いや、ホント鳥肌モノの完成度です!


RATA BLANCA - La llave de la puerta secreta ★★ (2005-06-23 21:27:00)

アルゼンチン産レインボウもどきバンドの結構期待してた9th。
決して目新しさがあるワケではないが、80年代HR全盛期のあの空気が染み付いた作品。
老舗バンドだけあって安定感は抜群、オーソドックスな様式美HRだからこその貫禄がある。文句ナシにカッコいいです!
適度な湿り気と哀愁があり、速弾もあり、キャッチーなメロもあり、オルガンプレイやヴォーカルスタイルなどの全てが、HRを聴き続けるオヤジロッカーのツボにハマる。まさに懐古の情を掻き立てる涙モノのHRなのだ。
ミクスチャーとか過激さとかそういうモノが一切なくどこを切ってもピュアなメロハー、実にしっくりくる楽曲とメロディ重視の定番スタイルど真ん中の極上サウンド。
たまにはこういうのもイイですね。


NOVEMBER'S DOOM - The Pale Haunt Departure - Collapse of the Falling Throe ★★★ (2005-06-23 20:25:33)

ややドゥーミーなリフとメジャー7thの響きが折り合ってダークながらもどこか安堵感を感じる不思議なサウンドが展開している。作品の最後を飾るに相応しい曲ですね。


NOVEMBER'S DOOM - The Pale Haunt Departure - Through a Child's Eyes ★★★ (2005-06-23 20:20:09)

アコギの響きが美しく、孤独感を掻き立てる。
惚れ惚れしますね。


NOVEMBER'S DOOM - The Pale Haunt Departure - The Dead Leaf Echo ★★★ (2005-06-23 20:17:41)

このバンドの持ち味でもある、重低音とメランコリックな感じが非常にカッコいい曲。重厚な凝ったコードの使い方が渋い。


NOVEMBER'S DOOM - The Pale Haunt Departure ★★ (2005-06-23 19:58:00)

適度なドゥーミーさと耽美な感触がほんのりしててNOVEMBER'S DOOMに求める音楽性をしっかり押さえた内容に納得。
決して濃厚でなく、また派手ではなく、高度なテクに依存するワケでもなく、売りに徹したような音でもない・・・説明しづらいが固有の音楽性を秘めてます。
ベースの音は地味だがしっかり重低音を効かせており、ゆったりとした作風だから、安心して聴ける安定感がある。時に美しく物悲しい旋律が隠し味のように登場し、静けさを演出するSEも手伝って、非常にメランコリックな気持ちになれる。今作は特にコードワークにコダワリを感じます。
当初ジャケで敬遠したが、実際手にしてみると優秀なジャケ。相変わらず荒涼とした孤独感を描き立てるアートワークが見事。エグさの中に美しさを秘めたかのようなジャケの通り、音楽性もそんな感じです。
いいバンドです。今後も追いかけます!


たま - さんだる ★★ (2005-06-22 21:21:00)

当時は変り種でイカ天出身というだけで、ダサいと決め付けられる風潮があったように思いますが、決してそうではない。
オルガンやアコーディオンの素朴さが何やら幼い頃にかえったかのような懐かしさを感じます。ドラム(パーカッション?)も然り。
ヴォーカルスタイルなどからも、イロモノ感を感じるかも知れないが、単に一発屋のイロモノとは言えない心地よさがあります。
どことなく大正昭和の浪漫を感じさせるセンスも良い。インナーにある写真からもどこか素朴で安堵感を感じる。


POD PEOPLE ★★ (2005-06-21 22:05:00)

すいません。ダブって書き込みしてしまったので修正しました。


SUN OF NOTHING - ... And Voices, Words, Faces, Complete the Dream - Crossing Parker's Piece ★★★ (2005-06-17 22:40:07)

弾くというよりも鳴らすといった表現が適切なギターノイズが凄まじい個性を放っている!
異常なフィードバックノイズで、コードやリフといった小奇麗なモノを感じない、思いのままにインスピレーションを爆発させたかのような演奏に感動するのである。


SUN OF NOTHING - ... And Voices, Words, Faces, Complete the Dream - Pure Reality (The Revenge) ★★ (2005-06-17 22:32:58)

重低音の効いたリフがカッコいい!!
一応楽曲構成があり、ある意味アルバム中最も聴き易い音ではある。
あまりの重低音さにハウるベースがメチャカッコいい!!


SUN OF NOTHING - ... And Voices, Words, Faces, Complete the Dream - Diablo ★★★ (2005-06-17 22:28:25)

この曲で聴ける不協和は異常な緊張感があり、このバンドが只者ではないことを知らしめるインパクトを誇る。
スペイシーなノイズの嵐で狂気の音が欲しいヒトは必聴だ!


SUN OF NOTHING - ... And Voices, Words, Faces, Complete the Dream - Impact ★★★ (2005-06-17 22:12:49)

神経を逆撫でする電子音により、冷たく孤独な狂気の世界に引き込まれる。ストレートに暗いリフが印象的で、掻き毟るような高周波ノイズと絶叫で徐々に盛り上がる。
これほど凄まじい鬼気迫るノイズ&ヴォイスはなかなかない。


RATA BLANCA ★★ (2005-06-16 00:11:00)

新譜でましたね。
誰か聴いたヒトいないのかなあ。


GORGUTS - Considered Dead ★★ (2005-06-11 10:07:00)

この頃は現在のスタイルに通じるプログレッシヴな要素は感じられないでもないが、インパクトはない。
オーソドックスな録音や演奏で安定感のある佳作デスメタルである。
当時、緑色の気持ち悪いバンドロゴと、B級を貫いている棺ジャケに惹かれて買った。


GORGUTS - From Wisdom to Hate ★★ (2005-06-11 10:00:00)

ブラストするが音圧や勢いで聴かせるようなバンドではなく、オールドスクールな印象が色濃いデス。
一風変わったリフや曲展開の妙技を楽しめるアヴァンギャルドな音楽性を秘めるも、派手さがないので非常にクールである。
昔はここまでカッコいいバンドではなかったのに、流石10年選手になると進歩してますね。
また、サルのような顔とキューピットの組み合わせは笑えるジャケで、一体どんな世界を描こうとしているのか、悩むところである。そういうトコロはB級の色気があり愛嬌があると思う。前作の犬ジャケには敵わないが。


NUCLEAR DEATH - Bride of Insect / Carrion for Worm - Cremation ★★★ (2005-06-11 01:20:26)

イントロからきたきた~!!という感じでヒリヒリするような緊張に包まれる。後はやりたい放題!!うわーっ!!


NUCLEAR DEATH - Bride of Insect / Carrion for Worm - Stygian Tranquility ★★ (2005-06-11 01:17:47)

わざと音価を中途半端にしたような不思議なリフが印象的。
そういう型にハマらないリフ構成が強烈な臨場感を作り出しているのだろう、と感じさせられる。


NUCLEAR DEATH - Bride of Insect / Carrion for Worm - Necrobestiality ★★★ (2005-06-11 01:10:42)

もう初っ端からドッカンドッカン凄まじいテンション!!
これぞグラインドといった感じで、メチャクチャカッコいいです!!


NUCLEAR DEATH - Bride of Insect / Carrion for Worm - The Beloved Whore Celebration ★★★ (2005-06-11 01:06:26)

何と言ってもNUCLEAR DEATHの凄まじさは勢いに任せた独特のタイム感である。特にこの曲の激しさや臨場感といったら物凄いモノがある。
演奏が走り始めるとヴォルテージが上がりっぱなし。大音量で聴くとコレまた凄まじい。


PSYCROPTIC - The Scepter of the Ancients - The Scepter of Jaar-Gilon ★★ (2005-06-09 23:15:50)

多彩なデス声がかなり楽しい。特に2分半あたりにある下痢時の放屁のような声はかなり美味しい。
アルバム最後を飾る曲だけあってかなり完成度高い。


PSYCROPTIC - The Scepter of the Ancients - The Valley of Winds Breath and Dragons Fire ★★ (2005-06-09 23:08:52)

高速なキザミとブラストが凄まじい。音圧が無い分、かえって刺激的に感じます。多重なヴォイスとテンポチェンジの妙が優秀。


PSYCROPTIC - The Scepter of the Ancients ★★ (2005-06-09 23:01:00)

バンドロゴや音楽性から、ブラストするANACRUSISといった印象を受けたバンド。
音圧薄めで、アグレッションよりも、複雑な曲展開がウリの変態系サウンドである。
疾走感溢れる曲が多く、ドラムのテクがカッチリしてるので気持ちイイです。
水彩画風のジャケで、ローブを纏った男が魔物に魔法攻撃をしている。
一応ローブジャケ作品は発見次第財布と相談して逐一チェックしているが、ローブジャケの質はややイマイチ。だが、カオの表情は笑えて良い。中身の音は変態系が好きなヒトは結構納得の出来なんではなかろうかと思う。


SUMMONING - Let Mortal Heroes Sing Your Fame ★★ (2005-06-09 01:57:00)

オーストリア産ヴァイキング風ゴシックブラック。
ホーン、シンセ、鈴の音など多彩な音で料理した結果、中世のヴァイキングな雰囲気を醸し出している。
10年選手のバンドで曲のクオリティも高く貫禄を感じるものの、いかんせん似たような楽曲が並び、もう一押し!といった印象もある。強烈な個性派だけあって惜しいのである。
夕日に照らされた丘とドラゴンが印象的なアートワークの通り、そのまんまの世界観で、RPGのテーマ曲にしたいような楽曲が目白押しである。壮大でドラマティック。そんな音楽性にガナリ声ヴォーカルなんだが、意外に結構ハマっている。
NHK大河ドラマのメインテーマでこのバンドの曲を是非流して欲しい。絶対にハマる。


DEATHSPELL OMEGA - Kénôse ★★ (2005-06-09 00:58:00)

うわーっ!!コレはマジ凄いです。鳥肌モノです。
圧倒的な音数、疾走感、ドゥーミーなリフの魅力、テクニック、楽曲の良さなど、完成度が高いどころか、神盤とも言えるクオリティだ。
バンドロゴがまず目を惹き、スタイリッシュなダークな音楽性に非常にマッチしたジャケやインナーのアートワークのセンスがコレまた極上です。
練り込まれた曲展開・コードワーク・挿入される様々な効果音はアヴァンギャルドな側面が多分に含まれており、インテリジェンスな感覚をも想起させます。
ブラック特有の芯のある細やかな響きを保つギターの音は、適度な歪みと重さであり、録音状態が非常に良いので、とてもクリアに心地よく聴けます。
特に圧倒されるのは、難曲でありながら正確な演奏テクをサラリとやってのけるところだ。凄まじいモノがあります。ドラムの手数の多さと迫力にまず驚くのだが、ギターのトリッキーなアレンジについても尋常ではない。
評判が良いので興味が湧いて聴いてみましたが、ブラックの中では他より一歩抜きん出た存在だと思います。マジびっくりしました。


MAGUS - RUMINATIONS OF DEBAUCHERY - DEBAUCHERY ★★★ (2005-06-09 00:35:14)

ドゥーミーなギターにヴァイオリンがベストマッチ。
チューニングが狂っているかのようなギターのウネリが気持ち悪くヴァイオリンとハモる。
・・・濃いなあ。