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Kamikoさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-300
RUNE

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Kamikoさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-300

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MAGUS - RUMINATIONS OF DEBAUCHERY - RUMINATION(...OF NATURE) ★★★ (2005-06-09 00:31:42)

ドゥーミーなリフの異質さは他では聴けない唯一無二の濃さ。
亡霊のようなSEと地響きのようなギターの歪みの不協和から、禁忌に触れたような、聴いてはいけないモノを聴いてしまったかのような感覚になる。
疾走するリフは、これでもかという感じに疾走しまくる。


MAGUS - RUMINATIONS OF DEBAUCHERY - ICONS OF GODS ★★★ (2005-06-09 00:27:52)

目まぐるしく展開する疾走感溢れる曲。序盤のブレイク、中盤以降の圧倒的な音数のドラミングなど、強烈なインパクトを誇る。そして、稲妻がどかーん!!と響き渡り曲が終焉するのである。


MAGUS - RUMINATIONS OF DEBAUCHERY ★★ (2005-06-09 00:11:00)

ABSUのメンバーによるプロジェクト。ABSUの方はとにかく疾走するブラックといった感じで、個人的に心に響くモノをあまり感じなかったが、こちらはかなり好きな音。
ブラストで疾走するところはABSU同様気持ち良いのだが、この作品はドゥーミーにまったりとした、モッサリ感たっぷりのスローパートが非常に素晴らしいのである。
無機質な感触の低音デス声、異質なモッサリ感、結構テクニカルに展開する楽曲など、聴き所が多い作品です。また、ヴァイオリンやビオラを使用した曲が強烈に濃いです。
デスメタルらしからぬ宇宙なのか雲海なのかよく判らないジャケや、インナーの偶像など、妙にカルト色が濃く、ただならぬ異質感が漂います。敷居は高く聴き手を選ぶと思うが、他に類を見ない個性派で、背徳性・神秘性・永劫の時間の流れのようなモノも感じることができます。


THEE PLAGUE OF GENTLEMEN - Primula Pestis ★★ (2005-06-08 21:55:00)

ベルギー産ドゥーム。
重量感、歪み具合が処女作とは思えないクオリティ。
録音状態が非常に良く、アングラな感触はないものの、重厚な音の束でありながら非常にクリアに聴ける。
走るリフもあるが、基本はスラッジ特有の濃厚な遅さ&這いずり回るリフで構成されている。
WINTERのスペイシーなノイズと、PENTAGRAMのタイトさを混ぜたような音を、更に分厚くしたような音楽性。ミドルテンポの曲はスラッジを聴く感覚よりも、PENTAGRAMやTROUBLEのようなカッコよさが前面に出ている印象。しかし、ダークな曲はトコトン暗黒世界で非常に濃くカルト色が強いです。スラッジの魅力がふんだんに散りばめられている。
ギター&ベースの重低音がドンとみぞおちを襲い、ズブズブと闇の中に引き摺り込まれるような感触が最高です。


NUCLEAR DEATH - Bride of Insect / Carrion for Worm ★★ (2005-06-08 20:59:00)

発売当時ボクは高校生、某雑誌の酷評と醜悪粗雑なジャケに惹かれてコワいもの見たさで購入。当時はムチャクチャなダメバンドと思い込んで全く理解できなかったが、10年経って改めて聴くと、ダメバンドだなんてとんでもない、最高にカッコいいことに気付かされました。
入手困難な盤だったんで、結局コレを欲しがった友人の手に渡りましたが、なんといつの間にやら奇跡的に再発されていたので再び即ゲットしました。コレを再発する勇気とセンスに感服です。
女性ヴォーカル率いる3人組グラインドコアで、もう何が何やら判らない圧倒的な破天荒さがカッコいい!
特に、無理矢理音を詰め込んだかのようなやりたい放題やってるドラムがカッコいいです。格好や体裁をかなぐり捨てたかのような激しさから、凄まじいグルーヴを感じます。
ギターはリフがあるのか無いのかさっぱり判らないような音像の塊で、物凄いパワーを感じます。中途半端にメロディ奏でたり、楽曲構成で聴かせようという「妥協」が全く感じられず、コアなサウンドを追求しているスタイルが素晴らしいです。
ジャケのダサさは最高峰で、どんな人生を歩んだのだろうという余計な心配をしてしまいます。いろんなダサいジャケを見てきたが、コレは群を抜いてます。
世間評は最低で見向きもされなかった(ジャケは結構話題になったかも)と思うが、凡作でも佳作でもない、判るヒトにしか判らない本物の魅力があります。


タイマーズ - THE TIMERS - デイ・ドリーム・ビリーバー〜DAY DREAM BELIEVER〜 ★★ (2005-06-03 18:30:48)

タイマーが大好きで、タイマーを持ってて、トリップしたいんでしたよね。ナイスな歌詞がよろしいです。


IN THE WOODS - Strange in Stereo ★★ (2005-06-01 22:28:00)

A RETURN TO THE ISLE OF MENにすっかり惚れ込んでしまい、それ以降の作品に興味津々でしたが、コレは初期のスタイルとは打って変わって、モダンでスタイリッシュな雰囲気が漂います。
ダークな路線は変わらずだが、クリーンに歌う男声、女声のヘヴンリーヴォイスがかなり質が高い。歌というよりも表現という感覚に近い。声量ある緩急豊かな歌いまわしに惚れる。
また、低音をあえて抑えた尖ったギターがかなりイケている。ゆっくりとフェイドインするようなアタックの弱いギター、ディレイで深みを増したアコギ、フィードバックするノイズを駆使したリフなど、かなりの工夫が凝らされている。
音圧で攻めるのではなく、むしろ少なめの音(ギターも単音が多い)で曲構成が成されているところは面白いです。以前のブラックメタルのような質感は薄れ、アヴァンギャルドな独自の音世界に変貌してます。
曲によっては鳥肌モノのドラマチックさが宿っていますね。凄い!!!


POD PEOPLE - Doom Saloon ★★ (2005-06-01 21:41:00)

オーストラリア産ドゥーム。
素でカッコいいノリのいいドゥーム。
2nd以降のCATHEDRAL、PENANCE、GOATSNAKEを彷彿とさせる。軽快にグルーヴ感のある曲もあるが、きちんとスローでイーヴルな曲も用意しており、好感触である。
個性派ではなく、声・ギター・ドラムとも王道ドゥームで、暗くなりすぎないライトに聴ける良さがあります。ドゥーム・ロックのカッコ良さの基本を知り尽くしているかのような音に惚れる。
演奏・楽曲も安定感があって貫禄がある、なかなかの好盤です。


AARNI - Bathos ★★ (2005-06-01 19:40:00)

フィンランド産、ドゥームというよりももはやアヴァンロックと言っても過言ではない異質な音。
リズムアレンジや不協和、フルートやマリンバなどの多彩さ、静けさを表現するアコギ&ベースなど
意図的に取り入れられており、単にヘンさを表現しているのではなく、見事にそれらが融合している。
濃厚なシャーマニズムと森林崇拝系ドゥームにも似た「自然」を感じさせる特殊な世界観に加え
霊的でファンタジックなシュールさが同居する、もはや唯一無二の個性派ドゥームだ。
UMBRA NIHILと比較すると、ややメタル色が希薄で、正直メタラー向けではない。
また、石になるためのドゥームでもなくヘヴィさを堪能する類いのドゥームでもない。
純粋にカルトな世界を描いたドゥーム絵巻、異質さはドゥームの中でも屈指。
非常に敷居高く、マニア中のマニア向け。


RAMMSTEIN - Mutter ★★ (2005-05-30 15:41:00)

あんまり好んで聴かないジャンルだけど、良いモノは良い。
硬派でチリチリした異様な緊張感漂う。ドイツ語ヴォーカルもなかなか。


KRONOS - Colossal Titan Strife ★★ (2005-05-28 17:47:00)

サタニックな異様なジャケに惹かれて手にした作。友人に借りた当時は結構聴いてました。
テクニックは凄まじいものがあり、ドラムのリズム感とギターのハイテクに鳥肌が立ちます。
ただ、ブラスト満載のブルデスを求めるなら他に上を行くバンドは数多いと思う。このバンドの魅力は、テクに裏打ちされた起伏のある曲展開で、とちらかといえば、オールドスクールな雰囲気が漂います。
デスメタル黎明期にMORBID ANGELに感動したボクとしては、それに近い音楽性を感じます。


オナニーマシーン ★★ (2005-05-24 01:17:00)

下ネタできましたか。
原爆オナニーズ(古い!!)やMANKO LOVERなんかもこのサイトなら許容範囲だろうか。


TIAMAT - Prey ★★ (2005-05-21 15:17:00)

更にモダンな雰囲気を纏い、スタイリッシュさや渋みも更に味わい深くなっている。
DANZIGやPENTAGRAMのようなダークな世界観に、PARADISE LOSTやA PERFECT CIRCLEのようなモダンな雰囲気を織り交ぜたような独自の世界はメチャカッコいいです。
非常に正攻法な作風で聴かせるところは、さすが老舗バンドといった風格があります。
様々な効果音やシンセが、メタリックな音世界を壊すことなく程よく導入されており、バランスが良い。安定感のある安心して聴けるダークサイドメタルの好盤です。
とはいえ、このバンドの作品は総じて淡々としててパンチが無いなあ~(笑)。
ある意味、それがこのバンドの大きな特徴です。
女声も入り、ゴシックと言われても仕方ないが、昔を知る者としては、ゴシックメタルの呼称はちょっと抵抗を感じるなあ。


TIAMAT - A Deeper Kind of Slumber ★★ (2005-05-21 15:11:00)

日本であまりに無名なバンド。
随分昔から活躍するキャリアから、かなり貫禄のある渋めのゆったりしたサウンドを聴かせてくれる。
派手さのないと~っても地味な硬派なスタイルがクール。。
↑でも仰るように万人向けとは言えず、激しさをメタルに求めるヒトには向かない。
淡々としててキレというのがあまり感じられないのが、このヒトたちの作品。
それが受け入れられれば、好きモノにはたまらないスタイリッシュなカッコ良さを感じることができる筈だ。


PANTHEIST - Amartia ★★ (2005-05-21 14:11:00)

フィンランド産真性フューネラルドゥーム。・・これまた濃い。
分厚いギターノイズとオルガンが織り成す暗黒世界にズブズブと引き込まれる。
THERGOTHONやSKEPTICISMのような激遅葬式ドゥームを良い録音状態にしたかのような音世界。ひたすら暗く絶望的な世界に浸れます。
ヴォーカルは重低音の効いたウィスパーデス声だが、一部読経のような口調で張りのある独特なヴォーカルスタイルも登場、濃厚なカルト色に悶絶必至。
シンセアレンジがなかなか優秀で、単に従来のフューネラルドゥームの二番煎じではない独自の個性があります。また、前半の曲で、極限まで遅いサウンドに淡々と浸っていると、意表を突くようにブラストで攻めてくることがあります。心臓に悪い。
シンセの効果か、インダストリアルな感触がやや感じられ、他のフューネラルドゥームに比べてややインテリジェンスな感じが漂います。
静かに響き渡るアコギなどもなかなか優秀で、きちんとメランコリックさも備えているのが良いです。とはいえ、真っ暗なサウンドです。
難を言えば、楽曲が単調。雰囲気は良いので、次作に期待したいです。


SKEPTICISM - Farmakon ★★ (2005-05-21 12:35:00)

THERGOTHON直系と言っても過言ではない真性フューネラルドゥーム。ジャケは真っ黒、ジャケ開いた中身も真っ黒でとにかく悲しいくらいに絶望的なオーラが漂う。よほど人生に陽の目を見なかったのか、と言いたいくらいに暗い。
再生したとたん、遅く物静かに響き渡るノイジーなギターとパイプオルガンが露骨に絡み、猛獣ウィスパーデス声が唸る。この音世界にパイプオルガンはあまりにストレートで死にたくなる。ありそうで案外なかった。
簡素でポクポクいうタムがかなりツボで異様な祭儀的な雰囲気が濃厚に漂い、カルトメタル好きは悶絶する筈。真夜中に裏山で聴くとたぶんヤバい。出そうである。うーん、とにかく濃い!
大作主義で延々と淡々とスローな暗黒世界が続き、ただただ陰鬱さに浸るための音楽。他のフューネラルドゥームで聴けるようなメランコリックさといった可愛げも感じられず、とにかく真性に暗い。おまけに多くのドゥーム・スラッジで聴ける迫力満点のアグレッションなども皆無。THERGOTHON同様に線の細いシンセがあり、微妙にピッチのずれた異様な不協和が禁断の世界に誘う。とことん鬱蒼とした暗さを追求する姿勢に脱帽である。
暗黒葬式ドゥームが好きなら必聴と思う。


SILENT STREAM OF GODLESS ELEGY ★★ (2005-05-21 12:00:00)

随分前に予約して楽しみにしてた作品だけあって今日はコレ一色になりそうだ。
ORPHANED LANDのような異色なプログレゴシックが好きなヒトには強烈にオススメしたい。


SILENT STREAM OF GODLESS ELEGY - Relic Dances ★★ (2005-05-21 11:57:00)

チェコ産ゴシック。ドゥーミーで本物感溢れる作品。
昨年ORPHANED LANDで感動したあの感覚に近い。そちらホド壮大ではないにしても、ORPHANED LANDにハマったヒトにはとりあえず激オススメである。
濃密な魔性を帯びたデス声と甘美な女声のコントラストが妙に呪術的で、非常にくっきりとしたヴァイオリンがクラシカルな旋律を奏でる。
スロー~ミドルテンポのタルい曲が多いので、ボクとしてはORPHANED LANDよりも好みだが、ギタープレイやトリッキーさではORPHANED LANDが上かも。しかし、弦楽器のクオリティや女声コーラスワークがさりげなくポイント高い・・など、雰囲気ではこっちかな、と思う。
ヴァイオリン、チェロ、ビオラ、ダルシマー、フルートなど、シンセによる代用品でないので、妙に臨場感があり美しいです。静と動、強と弱のような緩急があり、盛り上がる時はホント鳥肌モノです。
決して真性ドゥームサウンドでなく、チェンバーロックを感じさせるゴシックメタルだと思う。魔性を帯びながらも旋律が美しいのでそれほど敷居は高くない。但し、プログレッシヴな音世界に慣れるまでにボクは時間がかかった。ハマれば強力、唯一無二。恐るべしチェコ。


EXHORDER - Slaughter in the Vatican ★★ (2005-05-21 10:44:00)

スコットバーンズプロデュースということで買ったB級デス。ジャケのダサさからしてB級で良い。
突進型ツインリードスラッシュで、なかなか悪くなかった。


CHROMA KEY ★★ (2005-05-21 00:38:00)

元DREAM THEATERのシンセやってたケヴィンムーアのソロプロジェクトなんですが、当時のテクニカルサウンドからは想像できないような繊細なシンセサウンドがかなり良いです。
結構深いです。


CHROMA KEY - Graveyard Mountain Home ★★ (2005-05-21 00:35:00)

以前の作品とはまたかな~り印象が違います。ピアノはどこへいった?
当然、DREAM THEATER当時のテクニカルさというのは皆無で、よりスピリチュアルな自然派非メタルな音を追求しています。
簡素で大人しいが隠し味があって良いです。繊細なサイン波系シンセの微妙な揺れや、殆ど聴こえないLFOの小細工が効いたアトモスフェアなシンセは、水っぽい匂いがあって、個人的に結構好きな音です。梅雨時期にカタツムリ見ながら聴きたいような音です。
メタルリスナー向けではないですが、ケヴィンのソロは結構面白いです。


ROBERT PLANT - Mighty Rearranger ★★ (2005-05-20 23:52:00)

ZEPPELINの頃の漲るパワーの溢れる声というより、風格のある大人のロックといった感じで、相変わらず舐めるようなエロい声は健在。エロエロです。
音楽性はワールドテイストを残しつつもZEPPELIN時代の荒削りロック風味に回帰した印象。そういう録音が好感触だ。(荒削りな雰囲気だが細部まで拘りを感じる)
ヴォーカルは当然のこととして、今回の作品はヤバいくらいにギターが味わい深い。ZEPPELIN風とはいえ、ジミーペイジの頃のような質感のギターをより前衛的にした印象で、どことなく翳りある物静かなR&Rという感触が妙に渋いです。
電子音を大胆に取り入れた曲があるが、新しい音を追求しようとする姿勢はわかるが、個人的にはイマイチ好きにはなれなかった。
ボクとしてはシャッフルの曲が強烈に印象に残る。カッコいいです!


巻上公一 ★★ (2005-05-19 20:19:00)

プラスチックス、Pモデル、ヒカシューのテクノ御三家と
ケミカル、プロディジー、アンダーワールド、オービタルのテクノ四天王がごっちゃになってました。
昔、テクノ御三家 YMOがテクノ四天王と思ってたので。
失礼!


SPIRAL ARCHITECT ★★ (2005-05-17 23:57:00)

個性的で面白くてイイバンドと思います。
知名度低いのかな?


THE JELLY JAM - 2 ★★ (2005-05-17 21:28:00)

PLATYPUSの分家。今回JUGHEADと併せて購入してみたが、ギターヴォーカルの個性が強いので、音楽性はそう変わりないと感じた。
ただ、リズムアレンジがかなり職人を感じさせる造りで、ボクとしてはこちらの方が好きです。
ギターのフレーズやトリッキーな小技が細部に渡ってほどこされているにも関わらず、地味な印象を受けるのは、このヒトの個性。味のある作品で好きモノにはたまらない作品だが、一般受けはしそうにないなあと感じる。


KING'S X - Ear Candy ★★ (2005-05-17 00:26:00)

うーん、やっぱりカッコいいですねえ。
昔の作品は、大人しいんだけどどこか力がみなぎるような瑞々しい感覚がありましたが、今作はそんな感じに気だるさが同居している、これまた不思議な感じ。
ギターの音は昔の方が好きなんだけど、リフ展開がこのヒト独特で、ホント味がある。
そしてこのヴォーカルはこの作品に限らず、ほのかな優しさが宿ってて渋いですね。


JUGHEAD - Jughead ★★ (2005-05-16 23:39:00)

PLATYPUSの分家。メンツからして(特にドラマーのGREG)結構テクニカルな音を期待していたが、案外そうでもなく、初期~中期あたりのKING'S Xをややハード寄りにした雰囲気が漂う好盤でした。
TY TABORのイロはやっぱり濃いです。このヒトの音というのは聴けばすぐに判る個性派です。個性派といっても、派手でなく飾りッ気なしのピュアなカッコよさがウリで、若さと渋みが同居しているかのようなギター&ヴォーカルが心地よいのである。
とりあえず、KING'S Xの音が好きなヒトには文句ナシの盤だと思う。
昔は結構激しいドラムを叩いてたと思うドラマーには、正直、もっと激しく叩き上げて欲しかったという気持ちはあるが、作品のクオリティが高いので別にコレはコレで良し。
BEATLESと後期PIXIESを混ぜたような感じ。


PROTECTOR - Golem ★★ (2005-05-16 02:13:00)

10年ぶりくらいに引っ張り出して聴いているが、後期作に比べてストレートな曲調。
イマイチ曲が弱いバンドではあったが、この作品は露骨に判り易いリフが説得力あってむしろ良いですね。
全作品中、ジャケが最も素晴らしい。ジャケで暴れている巨人に襲われそうないかにもといった曲などもあり、なかなか味わい深い作。


ALLEGRO(BULGARIA) ★★ (2005-05-15 22:59:00)

ブラジルのALLEGROとは違います。
コレはブルガリア産の一風変わったHR。
ポップな曲も多く、なかなか面白いです。
辺境のサウンドだからか、音自体何やら垢抜けないモノがあるものの、結構完成度高いです。


ALLEGRO(BULGARIA) - BIO ★★ (2005-05-15 22:55:00)

コレを買った当時(3年ほど前)は、イマイチ音に新しさを感じなかったが・・
各楽器の音のクオリティはやや古さを感じさせる(特にシンセ)のだが、アレンジについては一線級で、様々な工夫がなされている。
純粋にHRとは言えないポップな曲も結構収録されているが、基本はHRで、ギターのエッジが結構効いていてスカッとする。アートロックと俗に言われてるらしいが、VANILLA FUDGEあたりの音楽性とは別に何の関係もなさそう。
また、初期DREAM THEATERモドキのような曲があるから尚更楽しい。


WELL OF SOULS - Well of Souls - The Fall of Eternal Night ★★★ (2005-05-15 22:19:27)

BLACK REIGN3部作の2曲目。だるい曲調が約11分続く。
ヴォーカルの個性がこれでもかと発揮されている。また、中盤からのだる~いリフの応酬といい、このバンドの魅力が詰まった作品と言っていい。時に恥ずかしくなるフレーズなどもある。
特殊効果がまたB級らしさ満点で良い。


WELL OF SOULS - Well of Souls - The Dawn of Antiquity ★★★ (2005-05-15 22:07:40)

BLACK REIGN3部作の第1曲目。
スロー~ミドルの安定感のあるメタル。地味ながらSOLITUDE AETURNUSが好きな自分としてはかなり感動してしまった。本家をも凌ぐクオリティである。
ギターのハモリやキザミの感触はかなり渋みがあります。


WELL OF SOULS - Well of Souls - The Realms of Reverie ★★ (2005-05-15 21:56:06)

ヴォーカルの「しょえ~」というウタが妙に笑える。
アコギを絡ませる展開はかなり美味しい。


灰野敬二 - 光 闇 打ち溶け合いし この響き ★★ (2005-05-15 17:59:00)

格好など気にせず、ただただ気の趣くままにがむしゃらにギターを奏でるかのような作風。
聴けば聴くほど魅了されます。力強さと繊細さが交互に繰り返され、偶然の不協和に様々な倍音が響く。
全く電気を通していないナマの素朴な良さがある。表現方法は相変わらず情緒的で流動的である。


CARCASS - Necroticism - Descanting the Insalubrious ★★ (2005-05-15 16:36:00)

随分聴き易くなったなあ・・というのが第一印象で、なんとなく寂しい思いをした記憶がある。
楽曲としてマトモ。前作のようなアヴァンギャルドな仕掛けがなくなって、ゴア度は随分落ち着いた。
初期から知る者は少し残念な気分、しかし、前作までがキツイ人にはもってこいの良盤なんじゃないかな、と思う。


DERKETA - Goddess of Death - Premature Burial ★★★ (2005-05-15 13:06:45)

閉塞的な重低音と濃霧に見舞われるような女声デス声がツボ。
録音自体古く、80年代の表舞台に立たなかったB級デスのあの雰囲気が不気味に漂っており、味わい深い。
スピードやテクニックに拠らない雰囲気重視の作風で、それは全く独自の世界を創造しているから凄い。
初期BENEDICTIONを更に濃くした感触で、NUCLEAR BLASTあたりから当時次々に輩出されたB~C級デスメタルの、マニアにしか判らないと思われる味わい深さがこれでもかと詰まった感触が素晴らしい。
このアルバムには2種類の録音が収録されているが、どちらもそれぞれに良さがあり、一方はアトモスフェアな録音による濃密な世界が展開されている。もう一方はギターの音が格段に深みを増しており、悶絶必至である。


JOHN ZORN - Masada Guitars - Ravayah ★★★ (2005-05-15 12:54:31)

ティムのギターによる作品。
演奏面で正確さがあまり感じられないが、巧みな動きと美しさではこのアルバム中群を抜いている。
古典的な楽曲構成で先進的な面は感じられないものの、旋律とハーモニーが悶絶モノである。


JOHN ZORN - Masada Guitars ★★ (2005-05-15 12:48:00)

Bill Frisell、Marc Ribot、Tim Sparksの3人が集結したギター作品。
ユダヤの音楽を追及しているこのシリーズの中でも特に古典的な感触が感じられる。
蔭りのある雰囲気とアコースティックな美しさが素晴らしいです。
微妙な倍音の響きや弦の擦れる音に深い味わいがあり、その細やかな響きが殺さないように丁寧に施された空間系エフェクトが職人の仕事を思わせる。


RUNE - The End of Nothing - Ethereal Bleeding ★★★ (2005-05-14 18:54:14)

アルバムの最後を飾る(隠しトラック除く)シンセサウンド。
音響系アンビエント作品としてコレ単品だけでCD作っても良さそうなほどクオリティ高い。よくあるデスメタルの挿入SEのようなベタなモノでもなく、デスアンビエント路線本職のユニットにも全く引けをとらない濃密なアトモスフェア空間。いや、参りました。


RUNE - The End of Nothing - Leaving Form ★★★ (2005-05-14 18:43:12)

ドゥーミーで荘厳。コレを聴いてこのバンドは本物だと思った。
もはや鳥肌モノです。
地獄に引き込まれるかのようなズブズブ感と、スローなギターに反してタイトに叩き上げるドラムが見事。
SEの使い方が凄い効果的です。ヤバイ、コレは。


RUNE - The End of Nothing - Wilt ★★★ (2005-05-14 18:37:18)

ドゥーミーなリフがメチャカッコいいです。
ヴォーカルが入るところのいきなりのテンションが凄まじい。
マジ驚きます。心臓に悪い。ヘッドフォンしないほうが良いかも。


RUNE - The End of Nothing - Opium for My Soul ★★★ (2005-05-14 18:28:15)

身をえぐられるかのようなギター&多重ヴォイスに圧倒される。
序盤のドゥーミーなリフでガブガブ体をかじられたかと思うと、中盤からどんどん疾走していって昇天。うわーたすけてーといった感じです。


RUNE - The End of Nothing - An Affinity ★★★ (2005-05-14 18:23:17)

スローパートとブラストを計算されたかのように絡めながら目まぐるしく展開する非常に濃い曲。
こんな濃い曲を1曲目に持ってくるか・・。
重低音がミゾオチにどすんときます。


LUGUBRUM - De Vette Cuecken - Dust Binst Drinken ★★★ (2005-05-14 18:08:37)

バンジョーを絡めた奇怪なだるーいリフから始まる。
とりあえずこの時点で悶絶。メチャ妖しい。
後半のさりげないテンポアップでこのバンドの技を感じました。
乾いたアルトサックスの音が意外とマッチしてます。もう少し前面に出してもいいのになあと思った。


LUGUBRUM - De Vette Cuecken - De Maeghere Cuecken ★★★ (2005-05-14 17:57:41)

一風変わったドラムリフが印象的な冒頭から奇怪さ満点。
怪しげなギターのハーモニーが魔的で憑依されそうな感触です。
終盤のブラスト以降のマンドリンとギターの絡みが聴き所です。
こんな異色なサウンドはなかなかありません。


AUTOPSY - Severed Survival ★★ (2005-05-13 23:55:00)

ボクは2ndの次に好きな作品。
妙に存在感がある作品で、こういうカルト風味の作品は演奏のウマいヘタは関係なく、むしろその独特なノリが異様な世界を醸し出しています。元祖ゴアを感じさせる古き良きデスメタルの名盤ですね。


LUGUBRUM ★★ (2005-05-12 00:53:00)

ベルギー産のかなり変わり種のブラック。ジャケからしてヘンです。
かなりイケてます。


LUGUBRUM - De Vette Cuecken ★★ (2005-05-12 00:50:00)

ベルギー産プログレッシヴブラック。
奇想天外な曲展開と演奏力、そして独特なギターのウネリはMAUDLIN OF THE WELLを彷彿させるモノがある。
ブラック特有のガナリ系ヴォーカルと、音圧薄めのややシャリシャリ感 プチプチ感のあるギターが、ブラックのツボを得ている。
ツタツタと軽快なスネアが印象深いドラムがとても良い仕事をしており、ブラストとスローなリフを使い分けて静と動をうまく形作っててクールです。
ギターの多彩な効果と奇怪な曲展開はもはやアヴァンロックと言ってもいいくらいで、かなり変わり種の特殊な雰囲気を持ってます。ベルギー産のサウンドは結構深いモノ多いです。
旧作までにある録音状態の悪さはこの作品では全く感じられない。
ボクは旧作を後で聴きましたが、まさに従来作品の集大成といった感じの作品で
背徳的な独特の世界観を維持しつつ、全体的なクオリティをアップさせた作品なんだろう。
ややマニア向けだが、ブラックフリークにとっては敷居は高くはない。


DERKETA ★★ (2005-05-11 22:49:00)

コレはヤバいです。凄まじいカルトデスメタル。
現在も活動中らしいので、要注目!!である。
ボクはこういうデスを聴きたかった!


DERKETA - Goddess of Death ★★ (2005-05-11 22:47:00)

うわーっ!コレは凄い!!
B級のベタベタデスメタルを期待してたんだがとんでもない。とりあえず悶絶しました。
レディスデスメタルバンドなんですが、ヴォーカルのデス声が凄まじいです。かなり低音を効かせて吠えてます。決してオーソドックスな王道デス声ではないです。独特な個性派で、とてつもないインパクトがあります。
何と言っても強烈なのは、歪みまくってゴリゴリになっているギターである。他のバンドでは聴けない独自の音を持ってます。それが掻き毟るように這いずり回ってます!
曲はスロー~ミドルテンポの曲がメイン。他に似たようなバンドは殆どないと思いますが、強いて言えば、WINTERのような閉塞的な雰囲気に似てますね。濃厚なアングラ臭漂う録音状態も手伝って、非常にカルト色の強い作品になってます。
この作はこれまでの音源の寄せ集めですが、どの時代の音源も強烈な個性を放ちまくってます。濃厚なカルト色がかなり聴き手を選ぶと思いますが、こんな無名な個性派レディスバンドがいるとは驚きです。
敷居はメチャ高いと思いますが、WINTERやBATHORYのようなマニア向けのカルト色強い音が好きなヒトは、必ずや悶絶します!!


SHAPE OF DESPAIR - Illusion's Play ★★ (2005-05-11 21:30:00)

フューネラルドゥーム。とにかく遅く淡々としている。
ギターの音はワリにメタル然としており、陶酔感のあるドゥーミーさと言うよりも、重低音の効いた安定感が良い。しっかりメタルをやっているもののシンセのみの部分が結構あるから、アンビエントを聴いているような感じになる。
特に優秀なのは猛獣のようなデス声。コレが結構王道デス声で素晴らしい。
また、白玉系SEとギターのハーモニーが結構上質で、メロディを感じさせるためエモーショナルな感じです。
途中、中ダレしてるところもあるが、暗く悲しい、そしてやや優しい感じがする音世界は素晴らしいです。


SUN OF NOTHING ★★ (2005-05-11 01:50:00)

NEUROSISのような神経逆撫でサウンドが苦手なボクだが、それに近い抵抗感がある。
しかし、大分免疫ができたのか、ボクがマゾなのか、コレはかなりイケてると思った。レベル高い。
そんなこんなで、今NEUROSIS聴いたらハマるかも知れないなあと感じている。
しかし・・やっぱりコレは落ち着いて聴くような類いの音楽ではないです。毎日は聴けない。
高周波ノイズ絶叫サウンドです。だいぶキテます。コレは。


SUN OF NOTHING - ... And Voices, Words, Faces, Complete the Dream ★★ (2005-05-11 01:42:00)

ギリシャ産。スラッジ特有の引き摺るようなギターノイズに更に周波数高めの掻き毟るようなノイズが乗り、ニワトリを絞めるような歪みまくった絶叫ヴォーカルが這いずり回る。
閑散とした空間に骨のようなヒトが横たわる限りなく孤独感を掻き立てるジャケの雰囲気が、1~2トラックのアンビエントノイズ多用の曲調にマッチしてて再生した途端一気に寒くなります。
楽曲は案外単調だが、ブラストを交えた多彩なドラムで緩急をつけてて飽きない。そして、好きモノには応えられないキンキンのノイズが癖になります。神経を逆撫でするような重苦しいノイズを求めるなら、コレしかない。
ブラックメタルによくある悲痛なヴォーカルが好きならコレはハマるでしょう。


四人囃子 - Dance ★★ (2005-05-10 01:47:00)

演奏力と音の加工は凄いです。ここからはもう好きか嫌いかです。
ボクは昔の作品の方が好みです。もっとナマ音を生かせば良いのになあと思った。
やりたい放題やってて四人囃子独特の醍醐味はある。


四人囃子 - Golden Picnics - 空と海の間 ★★★ (2005-05-10 01:33:00)

夏を感じさせるのにあまりトロピカルで派手派手じゃないのが好き。
メチャカッコいいのに地味です。それが良い。
中盤からのハモンドオルガンがじんわりと心に響く。
ボクはこの曲が一番好きですねえ。


四人囃子 - Golden Picnics - 泳ぐなネッシー ★★★ (2005-05-10 01:27:19)

約17分の大曲。奇想天外な曲展開はまさにプログレ。
序盤のディレイを効果的に使用してるサックスの響きがまさにネッシー。それをバックで盛り上げるピアノが美しいのである。
曲はやりすぎなほどに急展開。なんでこうなる?
シンセの音が露骨なシンセが好きなボクのツボにハマる。


四人囃子 - Golden Picnics ★★ (2005-05-10 01:16:00)

どことなくアカデミックな感じと聴き易さが同居してる良盤。
シンセの揺れや細めのギターの響きにピンクフロイドを感じさせる雰囲気があるが、大人の落ち着いた雰囲気を漂わせるタイトで涼しいロックといった感じです。
ピンクフロイドmeetチャーみたいな感じ。
ボクはこの頃のややペラいサウンドが好きです。


四人囃子 ★★ (2005-05-10 01:08:00)

こんばんわ。
ボクはゴールデンピクニックスでハマりました。
それより後の作品はあんまり好んで聴いてないです。
シンセやリコーダーの使い方はボクとしてはプログレを感じさせます。旋律がやたら日本人らしいところが不思議な感覚です。
シンセが目立つけど、ギターがかなりワザ師ですね。


KAAMOS - Lucifer Rising ★★ (2005-05-04 15:57:00)

スウェディッシュブラックの2nd。前作の延長上の内容。
強力なアグレッションと適度なドゥーミーさが良く、安定感あってイイです。


RUNE ★★ (2005-05-03 21:42:00)

うーむ、今年出会ったデス・ブラックでは現時点でナンバーワンかも。
ちなみにthe end of nothingは2003年作です。


RUNE - The End of Nothing ★★ (2005-05-03 21:39:00)

歪んだ悲痛なヴォーカルと各メンバーによるボイスの掛け合いが印象的な非常に濃いサウンド。
全体に陰鬱な雰囲気が濃厚に漂っており、ドゥーミーに聴かせるところがあるのは、オールドスクールデス好きなボクにはツボ。しかし、決して古き良きスタイルを貫いているというわけではなく、ブラストも多く結構ブルータルなのである。
本来ボクはブラストするサウンドは苦手なんだが、コレは別格でブラストがかなりカッコ良く、ただ単に速くて悩殺するだけのモノではない。ギターの異様なウネリとブラストが複雑に絡み合うと、途端に独自の世界が広がるのである。
起伏に富んだ複雑な曲構成とマイナーコードを多用する楽曲は絶品で、デス・ブラックフリークには強烈にアピールするんじゃなかろうかと思う。


WITHIN TEMPTATION - The Silent Force ★★ (2005-04-30 09:23:00)

ボクはゴシックメタルを聴くと、大抵中期PARADISE LOSTの二番煎じを感じることが多いので殆ど買わないんですが、とりあえず、コレに限っては百凡の耽美ゴシック路線に比べても、明らかに他を遥かに凌ぐ作品だと思います。レベルが違いすぎる。
跳ねるようなアグレッションもあり、ポップな面もあるので、むしろゴシックメタルというよりは女性ヴォーカルが前面に出た甘美なウタモノという感じです。
本物感漂うオーケストレーションや重低音ベースなど筆頭に、録音が素晴らし過ぎる。金かかってるなあと思わせるサウンドプロダクションが、作品の躍動感や音の広がりを表現するのに一役買っている。
もともと女性ヴォーカル贔屓なボクではあるが、シャロン嬢の表現豊かなウタは、なかなか歌心が秘められておりツボです。特に、ケルト風味を感じるSEをバックに優しく歌い上げる様は感動せずにはいられない。
楽曲もドラマティックで、細部までキメ細やかなアレンジがなされており、全く隙がナイです。参りました。
録音・楽曲・演奏全てにおいて完成したサウンドだと思う。いいバンドだなあ。


DRACONIAN - Arcane Rain Fell ★★ (2005-04-30 08:42:00)

冷やかなSEに呟き男性ヴォーカルが入り、徐々に盛り上げていくという手法は、男声と女声が掛け合う耽美ゴシックとしてはまさに王道。
スロー~ミディアムテンポの楽曲群で、結構ドラマティックに展開する。メロディやハーモニーを大切にしているので、安定感のあるサウンドだ。
ギターの音は結構尖っており、とてもメタリックな感じ。跳ねたり刻んだりする刺激的な面がない分、気だるく陰鬱とした雰囲気が前面に出てます。それを装飾するかのような線の細いピアノやSEもなかなか効果的である。
個人的には、全体的に丸く綺麗に仕上がっている印象で、反面あまり毒気がなく、個性という点で何かひとつ物足りないと思う。ゴシックメタルの王道ど真ん中なんだが惜しいなあと感じるんだが、それはチョイ贅沢。陰鬱耽美ゴシック路線ではかなり上質とは思う。


WITHIN TEMPTATION ★★ (2005-04-25 22:49:00)

久々にゴシック路線を買い漁り、このバンドはヒットでした。
試聴した時に感じたドゥーミーさは実際にCDで聴いた時には微塵も感じませんでしたが、コレは凄く良いですねえ。


KRAFTWERK - Tour de France Soundtracks ★★ (2005-04-20 02:37:00)

クラフトワークの魅力はコンピューターに心が宿っているかのような感触である。
昔を知るヒトにとっては、シンプルで露骨にコミカルな単音という魅力ではなく、加工しつくされている音といった印象で、もしかしたらコレはダメというヒトがいるかも知れない。
しかし、クラフトワークの魅力はコンピューターと人間が合体したかのような温もりを感じるところだと思うので、モチロン大満足の内容だった。
相変わらず喋る機械音といった素材が光り、このジャンル特有の無機質さというのがないのが良いです。


CAT POWER - The Covers Record ★★ (2005-04-20 02:17:00)

全く原曲とは違うような気がするカヴァー集。
ストーンズなどのカヴァーをやっているが曲の原型をとどめていない。
とはいえ、このヒトはもともと持っているポテンシャルが違う。
音数に反して重たい雰囲気、感傷に浸れる深みが宿っている。
やはり、他の女性ヴォーカリストよりも歌心という点で格が違うと思う。
決してアヴァンギャルドではなく、目新しさを感じる作風ではないにも関わらず、真のアーティストって感じがしますね。


CROWBAR ★★ (2005-04-18 03:19:00)

新譜を買おうかどうしようか悩み中。
聴いたヒトいたらどんなだったか書き込んで欲しいです。
今回も石を持ち上げるような重たいリフが聴けるんだろうか。


KAAMOS ★★ (2005-04-18 03:16:00)

当たり前のように閑散としているなココは。
どうやら新譜が出たらしいので少しは注目されて然りと思うが、あまり受けないんだろうか。
どことなくスウェディッシュな風味でオールドスクールなブラックも稀少になってきたので押さえておこうと思う。
うーん、ボーナス月まで待つか・・早く聴きたい。
このテのブラックが好きな人いないのかな。


MOURNFUL CONGREGATION ★★ (2005-04-18 03:10:00)

>カズチンさん
お久しぶり。2ndが激ツボでハマり中です。
特に4曲目はイイ!
結局のところフューネラルドゥームとかいうドゥームバンドはコレしか知りません。
このテのバンド、他に知りませんか?
ディスクヘヴンあたりにはいくつかそれらしい作品があったものの、ハズレを引く予感がして手がでません。


MOURNFUL CONGREGATION - The Monad of Creation - The Monad of Creation ★★★ (2005-04-14 22:54:05)

20分を超える大作。淡々とロングトーンのリフが続く。
ひたすら暗く重厚で荘厳。重低音ながら吐息のようなデスヴォイス・クリーンなアコギ・物静かなSEなどが、非常に緩やかに淡々と歪んだギターに絡み合っていく様は、孤独感を掻き立ててドラマティック。
音数少なめながらも絶妙な間の取り方で、テンポチェンジの妙を感じるドラムが結構良い仕事をしていると思う。


MOURNFUL CONGREGATION - The Monad of Creation ★★ (2005-04-14 22:38:00)

ゴシックメタルやドゥームが好きというヒトが聴くんだと思うが、そんなリスナーの中でも聴き手を選ぶ音だと思う。ヘヴィではないし、純粋にギターの歪みを楽しむような作品でもない。
前作2枚組みは、曲も弱く、録音がまばらで完成品という感じではなかったが、雰囲気は良いモノがあったと思う。
今作は前作の不満を一蹴するクオリティがあり、なんといっても楽曲が良い。
曲の長さが①18分半②11分半③10分④21分という風に長いんだが、アコギを入れたり、残響音を効果的に使ったエフェクトなど、飽きさせないアレンジがある。
ヘヴィな音を追求するのではなく、ロングトーンの響きを美しく聴かせるようなクリアな録音は素晴らしい。
ヴォーカルはデス声一辺倒ではなく、ウィスパーヴォイスや呟くような感じなど、やたら孤独感を掻き立てる魅力がある。
前作以上に光を感じる神々しさが宿っており、限りなく暗いながらもほのかな灯のようなモノを感じる作風が良い。ジャケのアートワークやバンドロゴもかなりイケてますね。


WELL OF SOULS - Well of Souls ★★ (2005-04-09 02:46:00)

楽曲の雰囲気とヴォーカルがモロSOLITUDE AETURNUS。
SOLITUDE AETURNUSようなエピックドゥームが好きなら必ずツボに入る。
INCUBUSやPARADOXほどのインパクトはないが、墓所にローブを纏ったヒトがいるジャケは当然B級メタル好きなボクのハートを射止めた。
十字架を首からさげるメンバーが森の中で5人並んで映っている姿には、B級の風格を感じるところである。
10分前後の大作主義だがとても起伏のあるドゥームメタルなので聴き応えがある。重いモノを持ち上げるかのようなドラムのリフ、寂しげなアコギの挿入、伸びやかながらもたまにヘンな声を出すヴォーカルが味わい深い。このヴォーカル、ヒーローもののアニメ主題歌なんか歌わせるとピッタリだと思った。
とりあえず、B級なんだろうが、このギターの歪み具合はタダゴトではない。ドゥームの味わいをよくわかってらっしゃるギターの音である。
曲は特に後半の3部作「BLACK REIGN」が素晴らしい。モロSOLITUDE AETURNUSの音世界で好きモノにはたまらない。


SOLITUDE AETURNUS ★★ (2005-04-09 02:26:00)

ロージーさんお久しぶり。
ADAGIO発表までに、それを含め3枚のアルバムがあるのを知ってます。
しかし5thらしいです。
こういうメタルって案外稀少ですよね。
ちなみにジャケットは1stがいちばんイケてます。
今日この路線のバンドでWELL OF SOULSっていうバンドの作を購入。
おお、SOLITUDE AETURNUSモドキではないか!と今感動して聴いてます。


OM - Variations on a Theme ★★ (2005-03-28 22:50:00)

ベースヴォーカルとドラムという最小限のユニットでかなり聴き手を選ぶ音。
21分の曲1つ、11分の曲2つといった感じで、音はモロSLEEP好きのためにあるかのような感じです。
ゴリゴリに歪んだベースが淡々と繰り返され、徐々にトリップさせてくれる。
録音は残響音がかなり控えめな感触で狭い空間を感じさせる。ボクはどちらかというとSLEEPのような広い空間を感じる作品の方が好みだったが、コレはコレでアリ。


ATROPHY - Violent by Nature ★★ (2005-03-24 01:33:00)

懐かしスラッシュバンドでかなり無名。
スラッシュ全盛当時は、スラッシュを漁る人間の間ではそこそこ名前は知れていたと思うが、特に個性派ということもなく、やってるコトは真面目なスラッシュでなかなか好感触だったが、もう一歩頑張ってくれ、という感じだったのが正直な印象。
同時期のB級スラッシュによくあるバカさや独自の個性というモノもイマイチ感じられず、なんとなく開花する前に消えてしまった印象。
ちなみにこの作品以外にもオムニバスでちょくちょく名前を見ましたね。


INCANTATION ★★ (2005-03-23 21:35:00)

まんぞーさんこんばんわ。
聴き込み不足かも知れないがDEICIDEやCANNIBAL CORPSEは過去の作品以上のモノをあまり感じなくなり、興味が薄れつつある。(DEICIDEはまだ捨てがたいですが・・)
自分の中でA級デス離れがすすむ中、このバンドはやたら本物感があってとても興味を惹きます。
全く飾りッ気がなく、音圧やテクも申し分ない。そしてただ単に速いだけのバンドでもない。これぞデスのあるべき姿。うーん、最高。
昔は4人だったみたいですが、最小限のトリオというのも大きな魅力です。


UNEARTHLY TRANCE - In the Red ★★ (2005-03-09 01:23:00)

ドゥーム、スラッジリスナーのツボを悟っているかのようなギターが聴き所である。
圧倒的なアグレッションで押せ押せのタイプではなく、サイケ~ヘヴィロック的な「判っているヒトたちの」ギターの歪みでリフが構成され、それに対して装飾的に轟音とも言えるフィードバックノイズが波のように襲い掛かる。
アンダーグラウンドを感じさせる録音も素晴らしい。特に安いスタジオ一発録りのような伸びやかでないドラムのラフな録音が良い。
楽曲構成が超スローなスラッジテイストだが、単なるスラッジとも言えない、独特なカルト風味がある。しかし、ツートーンジャケがその強固な個性に対して足枷になっている気がする。ジャケでもっと世界観を打ち出せば、また違った風に感じられるのになあ。
とはいえ、このサウンドのクオリティはタダゴトではない。


INCANTATION - Decimate Christendom ★★ (2005-03-08 22:28:00)

今作も派手なギターソロなんぞ皆無で、邪悪なリフとブラストで真っ黒。
前作の延長上のサウンドで、前作同様に物凄い迫力と特有の黒さがある。
ドラムにまず感動し脱帽。バタバタ感のあるタムの音、異常な音数のスネアorタム連打など、他のバンドでは体験できない独特なブラストからは濃厚な魔性が漂う。
必要最小限トリオ編成で全く飾りッ気を排除しており無駄がない。ひたすら真っ黒なサタニックな雰囲気を非常にクールに表現しているからカッコいい。
旋律云々を求めるヒトには理解できない領域の音だと思うが、リフ構成と雰囲気で勝負するバンドでここまで渋いデスメタルを聴かせるのはこのバンドだけだ。
全て判っているヒトたちの職人気質なデスメタルと言ってイイ。


灰野敬二 - わたしだけ? ★★ (2005-03-04 00:40:00)

内向的で心奥底の沸々とした黒ずんだモノをなんとなく掻き立てるかのような盤。
情緒的なヴォイスパフォーマンスと、淡々とした霊的なギターや掻き毟るようなノイズが禁忌に触れたかのような世界に誘う。
割れ気味な録音にしているトコロや、ハーモニクスやノイズひとつひとつに意図的な効果がある。


CIRITH UNGOL ★★ (2005-03-04 00:00:00)

せーらさん、FROST AND FIRE買いました。
コレはB級クサさが濃厚に漂ってますが、クドくてクサいフレーズを駆使した楽曲が起伏に富んでて素晴らしい。
個性はマノウォーに全くヒケを取らない!


CIRITH UNGOL - Frost and Fire ★★ (2005-03-03 23:51:00)

コレはB級メタルの宝だ。
まず、素っ頓狂さが象徴的なヴォーカルと不思議なテンポチェンジとファイティングなリフに悶絶する。
ペラい録音がくどいベースラインを浮き出させ、よりB級らしさを醸し出してます。
ドラムが微妙に走ったりモタったりするが、オカズのバリエーションは結構豊かで、ウマいのかヘタなのかよくわからないのがまた味わい深くて良い。
クドいフレーズを駆使しながらも、リフが個性的で曲構成は飽きさせないところは素晴らしい。
壊れたガイコツのような建物の上で剣を振りかざすファイター、その後ろにトカゲ鳥のようなモノが描かれたジャケには、この上ない愛情を注ぎたくなる。


NANOWAR ★★ (2005-03-03 00:45:00)

>せーらさんへ
反応せずにはいられないですコレは。
そんなアホバンドがいるのか。コレ、どこに売ってますか?
CD-Rはあんまり買いたくないが、そんなコトは言ってられん。
CDを円盤のように投げたくなるホドの駄盤を期待します。


SONS OF OTIS - X ★★ (2005-02-26 00:31:00)

宇宙空間をイメージしたかのようなジャケットそのまんまの音世界。
前作以上に音数は少なめになった印象で、旋律云々ではなく、深めの残響音を駆使した音の響きに陶酔するのが大きなコンセプトのように感じる。
ギターの音は割と揺れの少ない無機質な感触だが、フィードバック音に深い空間系エフェクトがかかると、ひとたび独特な響きとなって心地よく陶酔できる。そして、ヴォーカルがまたひたすらスペイシーである。


AVRIL LAVIGNE - Under My Skin ★★ (2005-02-23 14:58:00)

あまりに売れたみたいなんで一応聴いてみた。
なかなか良い。特にヴォーカルのヘタウマなところがキュートでイイね。


DOKAKA ★★ (2005-02-19 23:55:00)

bjorkもdokakaも聴かず嫌いで手をだしてないが、↑見て非常に興味持った。
エイフェックスツインから依頼きたんですか。
彼は何を企ててるんだろうか。
ヘンな作品期待しますね。


中島みゆき - 生きていてもいいですか ★★ (2005-02-19 00:13:00)

彼女の作品の中でも特にインパクトの大きい作品。
女性の嫉妬や怨念の塊のような作品ながらも、全編を支配する負の感情の合間に安らぐ瞬間がある。
ジャケも強烈だが歌詞も妙にリアルで重い。


THE GATHERING - Souvenirs - Jelena ★★★ (2005-02-18 22:49:16)

冷たい残響音とスローな曲調に濃密な悲愴感漂う雰囲気が素晴らしい。まさに氷の世界のような音。バフバフいうバスと割れ気味フィードバックノイズが結構ポイント高い。
ケージ(無音の作品を作った人)のマネなのかどうか知らないが、無音時間をワザと挿入する手法は結構巷に蔓延してて、もういいよって感じで、最初コレを聴いた時もそう思った。
しかし、部屋を真っ暗にして心を無にして聴くと、徐々に綻びながら無音空間に消えていく様がツボにハマる。そして、次のトラック~a life for mineが、無音から徐々に生気を取り戻すかのように進行していき、結構良いな、と思った。


THE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIAL ★★ (2005-02-17 23:23:00)

ボクはまだ小学生低学年・・か幼稚園児だった。当時はザベストテンなどテレビに感化されてか、横浜銀蝿・沢田研二・寺尾聡・堀江淳あたりがツボだったようで700円のシングルレコードを親に買ってもらってましたね。
横浜銀蝿は、ツッパリハイスクールロケンローとかジェームスディーンのようになんかが懐かしいですね。
しかし、鮮明に覚えている曲は「アホか~!!」というシャウトが印象的なシングルB面の曲です。曲名は不明。親父がカラオケにハマり機材を購入した頃でもあり、マイク片手に真似して「アホか~!!」と叫んでました。
ちなみに沢田研二は「ストリッパー」を歌いながら服を脱ぎながら歌ってましたね。未だに歌詞覚えてます。あの頃のボクはまだかわいかった。


SOFT BALLET - Menopause ★★ (2005-02-17 21:40:00)

音の使い方にしても、曲構成にしても大御所の貫禄があり、なかなか良い。
ただ、テクノ独特な冷たさというよりも、逆に熱い一面があり、好みは分かれると思う。
音自体面白いので今までもチェックはしているものの、独特な男臭さがボクは少々苦手。
今作は妙にマッチョで、毛皮や皮のローブを纏ったりと、異様にニヒル度アップ。


CORNELIUS ★★ (2005-02-17 21:10:00)

お、CORNELIUSが登録してあるな、と思って見ると、何故か灰野敬二。
関連アーティストでBECKも登録してあるとは・・非メタルがえらい充実してきて少し驚いている。
灰野敬二は聴きようによっては敷居は高いかも知れないが、あれこれ頭で理解しようと思わず、自然体で聴けば徐々にやめられなくなる。
加えて言えば、ボクの場合はノイズ系アーティスト・・というのも少しニュアンスが違う。
髪型もポイント高い。
Bjorkは未聴。あまり興味が湧かず、手を出していないです。


天野月(天野月子) ★★ (2005-02-15 22:30:00)

零-紅い蝶が未だクリアできないので、そろそろCDが欲しいと思い始めている。
しかしこのヒト、美人ですねえ。


カルメンマキ&OZ - Ⅲ ★★ (2005-02-15 22:12:00)

ボクのような後追い世代にとって、このサウンドはとてもピュアな青春時代が思い浮かぶ。
プログレテイストのサウンドで聴ける毒気はむしろ心地良く、自分が10代に感じた夢・希望・若気の悩みのようなモノと、アウトロー的な蔭りが同居していると感じられる。
前作の濃厚な毒々しさを体験して聴くと、何やら「悩みを乗り越えて一歩成長しました」・・のような、達成感・安堵感といったものを感じ、妙に心癒される。


カルメンマキ&OZ - 閉ざされた街 ★★ (2005-02-15 21:54:00)

これより以外の作は歌謡曲テイストが濃いと感じましたが、コレはヘヴィなロックサウンドといった感触。
10分を超えるタイトル曲がメチャ濃いですねえ。ヴォーカルの中音域より上の歌いまわしや緩やかに揺れるシャウトにユーライアヒープやディアマンダガラスのような狂気じみたテイストを感じます。そしてこのギターとベースが妙にブラッディで・・濃いなあ。


井上陽水 ★★ (2005-02-15 21:11:00)

渋いですねえ。
傘がないと飾りじゃないのよ涙はあたりはボクの世代(今31歳)でも学生時分に流行りましたね。


井上陽水 - 断絶 - 傘がない ★★★ (2005-02-15 21:08:56)

何故かボクの学生時代に流行ってましたね。
「金がない」とか言って・・。


VAJRA ★★ (2005-02-15 20:03:00)

ロストアラーフ聴いたことないです。今手に入りますかね?
DVDが出てるらしいですが・・。


PENTAGRAM - Sub-Basement - After the Last ★★★ (2005-02-15 19:48:07)

これまたドゥーミーに聴かせるナンバー。
純然たるHMを思わせながらもこういう曲をやるからPENTAGRAMはカッコいいよ。
ギターソロ部分(ソロとも言いがたいが)のウネウネする瞬間に鳥肌が立つ。


PENTAGRAM - Sub-Basement - Go in Circles (Reachin' for an End) ★★★ (2005-02-15 19:37:34)

ドゥーミーな魅力を秘め、ヴォーカルのエグさが引き立つ快作。
カルト風味が濃密に漂う。


PENTAGRAM - Sub-Basement ★★ (2005-02-15 19:34:00)

相変わらず硬派な感じだが、ギターの音はチョイとクセがあってなかなか楽しい。
キャッチーさを保ちつつもイーヴルな曲が多く、いろんな仕掛けがあって飽きさせない。
ドゥーミーなリフとカリスマヴォーカルが魅力。


KAAMOS - Kaamos - Blood of Chaos ★★★ (2005-02-14 23:51:23)

巻き舌で叫ぶ冒頭のアカペラ部分が真性な魔性を帯びる、アルバム中最もサタニックさが濃厚な曲。
ズブズブと悪魔に侵食されていくかのようなリフはドゥーミーな魅力がある。終盤は鐘の音でフェイドアウト。素晴らしい・・。
サタニックながらイロモノ感がなく、他のブラックバンドには無い魅力が詰まっている。