Bathoryの不朽の名作「Twilight of the Gods」がイナズマの神様になってるアルバムタイトルに惹かれゲット。 メロデスという程メロディアスではなく単調で変化に乏しいが何故か欲しくなる音を持っている化石B級路線は決して衰えてはいない。 ヴァイキングでややクサめな進行がミドルテンポ主体で進行するが、素直にリフがカッコよかったり、なかなか意外な展開が隠し味のように現れるところなどがかなりオイシイ。 へヴィ・漢・ミドルテンポ、ボクを惹きつける要素が満載で、地味なんだけどコレが結構飽きずに愛聴できそうな作品なんだよねー。 長くやってるバンドだが、前作あたりから一皮剥けた印象で、路線は延長上でもクオリティは確実に上がっているね。
当時は独Atrocityの盤を漁っている時に間違えて買ってしまった。2枚も(涙)。 あまりの音楽性の差にCDを円盤のように投げようかと思った。 今はThe Art of Deathしか手元にないですが、10年経ってふと聴いてます。 録音がボロイですが、ブラスト中に掻き毟るようなギターソロが入ると物凄い臨場感があり、コレがなかなかカッコいいんです。 コレは万人にオススメできるバンドではないですが、当時のハードコア・グラインドコアシーンの一線級にはない、B級クサさと勢い溢れるバンドです。 このメンバー、今はなんとドゥームをやっているらしく、ついに発見! Upwards of Endtimeというバンドらしい。 コレがまたAtrocityジャケに負けず劣らずメチャクチャ趣味が悪い!!(笑)
普段CDを売るなんてコトはボクにはできないんですが 当時コレはポンコツすぎて理解できず、買ってすぐに売ってしまった。 今になって買い戻したいと思うから不思議だ。 路線はThe Art of Deathとそう変わりないハードコア。 ネチョーッとした粘液の上でおぞましいゾンビのようなモノどもが臓器をぶちまけているイラストは、極悪センスでB級ジャケ好みのボクとしては忘れがたく感慨深いモノがある。
Maudlin of the well時代から徐々にアヴァンギャルドな側面が前面に出てきて、今作ももはや濃厚なアヴァンノイズサウンド。 当時から培われた音楽性を継承しつつ、アトモスフェアな空間と轟音が織り成すカオティックでもあり癒し系でもある独自の雰囲気を創造してます。 もはやここまでくるとHR/HMの範疇は超えてしまって、純粋にHR/HM系統の音を好むリスナーはこちらよりもMaudlin~をオススメする。 前作からも感じられるが、カオティックノイズ、アンビエントファン向け。 混沌としたダークサイドな音楽性とスピリチュアルな癒し系サウンドが同居する異色作でボクはかなりツボ。