長らく廃盤状態だったLIVE at The Apolloがやっと再発、しかもデジタルリマスター化 されてます。ファンの皆さん、お待たせしました。1985年、R&B、ソウルの殿堂、 アポロシアターの新装こけら落としでの、テンプテーションのメンバーをゲストに 迎えての傑作ライヴアルバムです。1曲目のアポロメドレーから、走る走る。 熱いね、ほんと。おまえら、ちょっと落ち着け、ってぐらい、もの凄い気合の入った歌唱を聴かせてくれます。 当時のお気に入り盤だったけど、今聴いても全然色褪せてないね。嬉しい再発だ。
ON AN ISLANDからの曲とフロイド時代の曲がバランス良く配置され、このフロイドの曲のアレンジが また秀逸なんだよなぁ。ギルモアがライヴ盤でフロイド時代の曲やってるのって、コレだけだよね? 本家フロイドが終わったのか何かのかよく分からない状況ですけど、ギルモアがこういうのやってくれる んなら、それでいいや(笑)。 いやー、素晴らしい。傑作。
ジョン・レビンってヨーロッパのベース弾いてた人?かと一瞬思ったけど勿論違うよな。(笑)しかし、この音色、フレーズ、まんまジョージ・リンチじゃん。あのカミソリギターはジョージにしか出せないと思ってたけど、かなり肉薄してるね、大健闘でしょう、これは。前作ではこんなギターは弾いてなかったんで、おそらく意図的に、っていうか、意図、研究しないとこんなギターは弾けないわな。ジョン・レビン君の健闘にまずは90点あげる。曲も黄金期のドッケンサウンドを意識した物で、さすがにBACK FOR THE ATTACKレベルのクオリティとまでは言わんが、再結成してまずはこういうアルバムを作ってれば今の彼らの評価もまた違ってたんじゃないかと。かなり気合の入ったいい出来のアルバムなんで、もうDOKKENは過去のバンドだと見切りをつけた人も、騙されたと思って聴いてみてほしいな。
自分の車には10連奏CDチェンジャーが付いているのだが、先日、CDが切り替わり、「アレ?これって何のCDだっけ?」 と悩むこと5分余り。「DOKKENの新譜だっけかなぁ、でもちょっと違う気もするし、新人バンドにしては 老練な感じもするし・・・」車に積んであるCD全部チェックし直してから、ようやくEUROPEの新譜だと気が付きました。(汗 それほどに、「らしくない」アルバムなんですよね。勿論、今更EUROPEに北欧様式美なんてモノは求めたりしてませんが、 OUT OF THIS WORLDみたいなハードポップ路線のほうが、まだ受け入れられたんじゃないかなぁ。 これを言うのは反則ですが、彼らだと思わなければそれなりに良いアルバムじゃないか、と。
溌剌快活な曲が並んでるが、フォリナーファンとしてはちょっと喰い足りない。 翳りが一遍も無いのだ。薄味でコクが無いというか。 どんなバンドにも旬の時期というのがあるから、もう彼らに昔のような曲を期待するのは酷なのだろうか? 年を喰ったら年輪を重ねただけの円熟味を増したフォリナーを見せてくれればいいと思うのだが。 I WAN'T TO KNOW WHAT LOVE ISの様なバラード路線で行くのだっていいと思う。 ところでこのバンドってまだ活動してるんですか?最近アルバムなんて全然出てませんよね?
前作はちょっと中途半端な感じがしたけど、ここまで徹底して打ち込み系のBeat感覚を取り入れられると、かなり聴いてて気持ちいいですね。 Jeff BeckがYou Had It Comingで見せた、あのへんの突き抜け方に近いものを感じる。 ハードロックでは無いが、ハードなエッジが有る良質なロックアルバムではある、と思う。 昨年出た最新作では、またブルーズ路線に戻ったけど、こっちのエレクトリック路線にまた戻ってもいいよ。
LIVE AT MONSTERS OF ROCKでハードロック時代の曲を演り、こりゃ遂にゲイリーがHR/HMのフィールドに 戻ってくるか?と淡い期待を抱いたんだが・・・ 「POWER OF THE BLUES」タイトルまんまの内容です。ブルーズと呼ぶにはハードすぎ、ハードロックと呼ぶにはブルーズ寄り。 とりあえず従来のゲイリーのブルーズロック路線が好きだった人には安心して聴ける内容じゃないかな。 それにしても、もうハードロックやる気は無いのかなゲイリー・・・
これはちょっと昔の、HALFORDの2ndを出すか出さないか?の頃のライヴ 音源ですかね。LIVE INSURRECTIONではプリースト時代の曲もたくさん 演奏していましたが、こちらはプリースト、HALFORD、FIGHTと、 満遍ない曲目ですので、また違った角度から楽しめるかと。 もう1曲目からPainkillerですからねぇ、これはやっぱ燃えますよ。 欲を言えばInto the Pitの次がNailed to the Gunだったら良かったかな。 この2曲は続けて演奏すると劇的ですからね~。 ロブの声もよく出てシャウトしてるしボビー・ジャーゾンベックのDrは やっぱ巧いわで、聴き所の多いアルバムですよ。