「A REAL LIVE ONE」は音が良くなかったですねぇ。今セットで売ってるやつは改善されてるんでしょうか? 対するこの「A REAL DEAD ONE」は初期の曲満載、THE TROOPER,PROWLER,TRANSYLVANIA,REMEMBER TOMORROW, SANCTUARY,RUNNING FREE,IRON MAIDEN・・・と否が応でも盛り上がります。
WHO ELSE!以降続いてる路線の一応の完結編、って事になるのかな?いや、次作もこの路線の可能性もあるからまだよくわかんないけど。 ここんところのベックの進化、多作ぶりには一体どうしちゃったの?って感じで、まだまだ創作意欲は衰えてないんだなぁ~と 驚くやら呆れるやら。でも、この路線はコレで3部作って事で終わりにしてもらって 次からはシンプルなバックにキレのあるベックのギターってスタイルも聴きたいなぁ~、なんて。
ALICE IN CHAINSのギタリストであり、ほとんどの曲を手がけていたメインソングライターでもある 彼の1stソロアルバム。基本的には従来のAICの音楽性から大きくハズれる事の無い音楽性なので AICのファンだった方なら安心して聴けることが出来ると思う。あぁ、ここにレインのVoが乗ったらなぁ、 と感じるのも当然の事なのだが、もはやこの音楽を継承していけるのは、彼、ジェリーカントレルしかいないのだから、 このままソロ活動を続けて、アリスがあのままレインの死という悲劇がなく続いていたらどうなっていただろう・・・ という幻影を見続けさせて欲しい。
JOEのソロアルバムって、ロクなのが無いから(苦笑)、今度こそはって思いながら、 いつも裏切られるの繰り返しという。 そんなんなら、過去の焼き直しライヴでも聴いてたほうがまだマシっていうかね(笑。 曲がいいのは分かってるんだから、まぁ、そこそこ楽しめますよ。 JOEの声はだいぶ太くなったね、歳とると、みんな声が太るんだよなぁ。 コレ聴いてたら、無性にBENT OUT OF SHAPE聴きたくなってきたわ。
ハッキリ言って、近年のエアロの作品より全然いいじゃん。 (私的にはNINE LIVESもJUST PUSH PLAYも駄作だと思ってる) ジョーのVoもけっして上手くはないけど、ヘタウマ的な味があってGOOD。 GET A GRIPでのWalk On Downとかも大好きだし。 しかしほんと、こういうストレートなギミック無しのロックン・ロール演らせるとうまいね、この人は。
自分もDeep Purple with Joe Satrianiは観に行きましたねー。 っていうか会場着くまでリッチーが脱退してたなんて知らなかった。 まだネットとか未発達の時期でしたからね。 昨日のG3日本公演ではSmoke On The Water演りましたが、Joeがどんな味付けで 弾くのか興味津々で観てました。DPの時はリッチーのフレーズを崩さないように 忠実に弾いてましたからね。
バックの音をデジタルシンセで打ち込み、その上にJoeのギターが乗るという、かなり実験的な意欲作。 同時期にJeff BeckのYou Had It Comingが出たが、それと同じような方法論を感じる。 様々なアイデアに富んだフレーズが聴け、内容はとてつもなく濃い。このデジタル感は評価の分かれるところだと思うが 自分は好きだ。聴きこむほどに色々な発見がある。ちょっとマニア向けだけどね。
元CCRのジョン・フォガティの'98年発表のライヴ盤。(多分スタジオライヴと思われる) まず何と言ってもジョンの往年と全く変わらぬヴォーカル、ギター、ノリに圧倒される。 選曲もオイシイ所はキッチリ押さえてある。CCR時代のSusie Q、I Put A Spell On You、 Bad Moon Rising等々・・・ソロからのヒット曲も勿論演奏してる、Centerfield、The Old Man Down The Road、、 こういう人が未だ現役で活動出来てるっていうのがアメリカの奥深さだよね。 いやぁ、久々にいいモン聴いた。
コレはいいよね、カッコよすぎでしょ。1966年!まだ私生まれてません、 古典だけど、ちっとも古臭くない白人ブルーズの名盤。この後、クラプトンは Cream結成に走るわけですが、個人的にはこっちのほうが断然好きだな。 From the cradle、Me&mr.johnson、sessions for robert jなんかの、近年の クラプトンのブルーズ作品がちょっととっつきにくい、つまんない、って感じた 人は騙されたと思って聴いてみて。ハマるよ。
このアルバムの聞き所は何と言っても、スティーヴ・モーズ在籍時の POWER、IN THE SPIRIT OF THINGS からの曲のライヴ・ヴァーションが聞けるという事でしょう。 スティーヴ・モーズ、かなり弾きまくってますね。 One Big Skyってこんなにいい曲だったっけ?と思ってスタジオ盤聴き直してみたら、全然 違いますね。ライヴではかなりハードにアレンジされてました。 House On Fireなんて、おまえはエディ・ヴァン・ヘイレンか?それとも高崎晃か?って位、 鬼の様に弾き倒してます。 あの地味な IN THE SPIRIT~の曲がこんなに素晴らしく生まれ変わるなんて結局あのアルバム、曲は良いけどアレンジ、プロデュースが悪かったって事でしょう。
The Construkction of Light発表後の2000年のツアーにおけるライブ音源。CD3枚組み。 ダブルトリオからフリップ、ブリュー、ガン、マステロットという4人編成になっての初ライヴ盤という事もあり ダブルトリオ時代の曲に関しては若干の迫力不足を感じる場面もあるが、他は概ね素晴らしい演奏の聴ける作品だと思う。 Disc1、2がライヴの殆ど丸々を収録しており、Disc3がProjeKct Xにおける演奏をマステロットが切り貼り作業したモノとなっている。 このDisc3はよほどのクリムゾンマニアじゃないとちと辛いかな。
このアルバムに伴うツアーの来日公演を観た。凄まじくヘヴィで緻密な演奏はそこらのヘヴィメタルバンドが束になっても かなわない程に素晴らしいモノだった。殆どの曲が本作THE POWER TO BELIEVEと前作THE CONSTRUKCTON OF LIGHTから演奏され、 このメンバーだからこそ出せるグルーヴ感に満ちた統一感のあるライヴだったと思う。 90年代クリムゾンとして復活してから数々のプロジェクトシリーズでの実験を経て 発表された本作はかなり完成されたクリムゾンミュージックを聴く事の出来る一枚だと思う。
これは面白いね。PRIMUS以上にフリーキーでアナーキーな音楽性でありながら、決して難解などでは無く、 なんともハチャメチャなハジケっぷりが聴いてて小気味いい。なんたって1曲目がクリムゾンの Thela Hun Ginjeetですから。で、ラストはフロイドのShine On You Crazy Diamond。 相変わらず人を食ってますねぇー。SAXがメンバーに加わってるんだけど、これがまた何ともいい感じ。レス先生も相変わらず弾きまくってるし、コレは楽しめますわ。