非常にノリのいいゴキゲンなライヴアルバムですね。VAN HALEN時代のWHY CAN'T THIS BE LOVE、 WHEN IT'S LOVE、RIGHT NOW、DREAMS等に加え、ソロ時代の曲、GIVE TO LIVE、THERE'S ONLY ONE WAY TO ROCK、そして勿論I CAN'T DRIVE 55も入ってます。最近の曲もLITTLE WHITE LIE、MAS TEQUILA等、全編にわたってノリのいい曲ばかり納められてるので理屈抜きに楽しめちゃいます。 熱いライヴの模様がビンビン伝わる好ライヴ盤です。
一般的には「True」が収録されてる前作が最高傑作とされてて、実際大ヒットしたわけだが、 自分は絶対にコレだな。当時はニューロマンティックスなどという名前を聞いただけで聴く気が失せるようなジャンルに入れられていたが、 実際コレは極上、至極のAORハードですよ。「Only When You Leave」「Highly Strung」「I"Cry For You」他 名曲の宝庫ですな。昔の洋楽にはHM/HRのジャンル以外にも自分の感性にフィットするバンドが たくさん存在した。このバンドもそのうちの一つ。やっぱり、このあたりの時代の曲って今の洋楽と違ってメロディが抜群にイィよね。
昨年の復活ライヴの模様を納めたライヴ盤。マイケル・スィートの声もちょっと衰え気味で さすがに往年のハイトーンは出てないけど、ライヴ自体の熱気はかなり伝わる。 あの曲も、この曲も、と色々と他にも聴きたい曲は山ほどあるが、まずまず概ね良い選曲だと思う。 特に後半の「THE WAY」「SOLDIERS UNDER COMMAND」「TO HELL WITH THE DEVIL」あたりになってくると 聴衆の熱気も凄まじく、演奏にも熱がこもり自然とこちら聴き手も熱くなってくる。 復活したのなら新譜も聴きたいよね、もちろん来日公演も。
自分はMURDER BY PRIDEの作風が大好きで、傑作だと思ってるのですが、マイケル・スウィートは、アレはストライパーらしくなかった、失敗作だ、みたいなこと言ってるの見て、???と思ったのですが、まぁ新譜をPRするのに、過去作を貶めるっていうのは、まま有ることなので、それも話半分、つまり、MURDER BY PRIDEは売れなかったから駄目、今作では、あれとは全然違う作風、これぞストライパー!って作品に仕上がってるよ、ってことらしいです。で、何がストライパーらしさなのかというと、それは人によっても違うでしょうけど、メロディックでありながら、HM/HR的なハードさも併せ持ちつつ、よく伸びる綺麗なハイトーンVoを堪能する、これがストライパーだと思うのですが、では、この新譜がそういった要素を持ち合わせているのかといったら、半分ぐらいですかねぇ、もちろん、昔と全く同じモノを作れって言ってるわけではないのですが、路線としては、どう聴いてもMURDER BY PRIDEの方がストライパーらしいですよ、マイケルさん。
テラノバ完全復活!と堂々と宣言出来る素晴らしい作品だと思う。Make My Dayで妙な POP志向に走ったんで、どうかな、とは思ったけど、1st、2ndの頃のあの音、あのクォリティが甦ってる。どの曲にも程良い叙情性とバランスのいいPOP性が備わってるんで、 最後まで全く飽きさせることなく聴ける。ところで「Yesterday」はフォリナーの 「That was Yesterday」のテンポを落としたバージョン?
THE CULT はポジティヴ・パンクなんて言われてた頃から好きなんだけど、ゴシックの始祖みたいに言われた事もあったりして、何だか重くて暗いバンドだと思われている節もあるのでこの際言っておきたいのだが、この7年振りの復活アルバムはハッキリ言って、ピュアなハードロックです。 HM/HR指数で言うとあの傑作、ELECTRICに次ぐものがあると思う。 イアン・アストベリーとビリー・ダフィのコラボレーションがこんな最高の形で復活してくれるなんて、ほんと夢のような一枚。
確かに、このCDはオマケが非常に充実してますよね。意外なところではHall Of The Mountain Kingなんかも 演ってるし。コレはRainbowのバージョンを聴いたことのある方は多いと思いますが、 このWHOバージョンもこの時代の録音にしてはなかなかハードに聴かせてくれます。 勿論、アルバム本編もPOP性のある佳曲が目白押しで文句なく楽しい作品です。
THUNDERってさ、深い味わいのコクのある曲と、あっさり目の曲との落差があまりに激しくって アルバムトータルで見ると、なんだかイマイチってのが多いような気がするんだよ。 前作Shooting At The Sunも、1曲目のLoserみたいな曲で全曲統一してくれればいいんだけどさ、 いきなり2曲目におちゃらけたナンバーが入ってたりして、ほんと、惜しいバンドだよなぁって 思ってた。で、この新作はどうなのか?というとアルバムの7割方は濃厚な味わいの曲でとてもいい感じ、 でもやっぱ、薄味のつまんない曲も入ってたりするんだよな。まぁ、今までのアルバムの中では 一番曲の粒が揃ってはいるけどね。
ぶっちゃけコレは・・・かなりの名盤ですね。TNTの最高傑作はINTUITIONで間違いないんですが、 方向性は違えどクオリティ的には負けず劣らずのモノを持ってると思います。 グランジ、オルタナ化した?確かにそのような要素を持った曲もありますが、これだけのレベルで それを体現されたら文句のつけようが無いでしょう。FIREFLYでの狂気入ったギターソロ、MOONFLOWERの摩訶不思議な浮遊感。。 INTUITIN期に作られた曲であるラストのSOLDIER OF THE NIGHTがちょっと浮いてる、、一番この中では つまらない曲に聴こえてしまうほどに新機軸の音楽性を自分のモノにしています。これは聴かないと損ですよ。