THE CULT はポジティヴ・パンクなんて言われてた頃から好きなんだけど、ゴシックの始祖みたいに言われた事もあったりして、何だか重くて暗いバンドだと思われている節もあるのでこの際言っておきたいのだが、この7年振りの復活アルバムはハッキリ言って、ピュアなハードロックです。 HM/HR指数で言うとあの傑作、ELECTRICに次ぐものがあると思う。 イアン・アストベリーとビリー・ダフィのコラボレーションがこんな最高の形で復活してくれるなんて、ほんと夢のような一枚。
いや~、コレはイイですよ。自然体っていうか、いい意味で肩の力が抜けてて、思いっきり和めますね。 まさか今の時代にこういうアルバムに触れられるとは。 7曲目のHere Comes That Feering なんて、世が世なら全米TOP10入りしてもおかしくない位の佳曲ですよ。 雑誌などの媒体でもプッシュされる事は無いと思うけど、こういう良質の作品が人知れず消えていくなんて・・・(せめて日本盤ぐらい発売して。)