スウェーデンの老舗デスメタルバンド。 NIHILISTからENTOMBEDに改名しての1作目。 NIHILISTのデモと比べ格段に進歩した強力なアルバム。 2nd以降はストーナー/ヘヴィロック路線へと移行しますが、本作と2ndはデスメタルの屈指の名盤です。 "left hand path""drowned""supposed to rot"等優れた楽曲が並ぶ。 REPULSIONからの影響を強く感じるが、"left hand path"でモロにパクリが出たりして微笑ましい。 当時はメンバー全員10代、そこは若気の至りということで。 スウェーデンのデスメタル特有のオルタネイトピッキング(解りやすく言うとテケテケ)による流麗なリフが心地良い傑作。
元SLEEPのマット・パイクのバンドのデビューミニ(1999年リリース)。 全曲1stフル『THE ART OF SELF DEFENSE』に再収録されているが、全て別ヴァージョンなのでファンは是非本作も聴いてほしい。 とにかくヘヴィなストーナーロック。 後期のSLEEPを聴きやすく、かつもっとヘヴィにしたような強力な音。 SLEEPがあれだけ個性的なバンドだったから、楽して同じ路線に走らなかったマット・パイクは大したもの。
KING CRIMSONの記念すべきデビュー作にして最高傑作。 全5曲全てが傑作という稀有なアルバム。 メロトロンの洪水で、思わずメロトロンが欲しくなってしまいます(あったら邪魔です)。 このバンドはサックス/フルートのイアン・マクドナルドが実質的なリーダーだったと思う。 滅多に触れられないが、実はグレッグ・レイクのベースも凄かったりする。 有名なジャケはプログレに興味が無いヒトでも一度は見たことあるでしょう。 KING CRIMSONはこの1stでピークを迎えてしまったため、後はダラダラとウンコなアルバムを垂れ流すウンコバンドと化します。