1985年リリースの1st。 元々のタイトルは『PENTAGRAM』で、CD化の際『RELENTLESS』と改められた。 音質が軽いことを除けば全てが完璧なドゥームメタルの大名盤で、もちろんPENTAGRAMの最高傑作。 BLACK SABBATHをもっとかっこよくしたような音で、CANDLEMASSみたいに大仰ではないから初めてドゥームを聴く人にもオススメです。
1968年リリースの2nd。 "let there be more light"と"corporal Clegg"でのギルモアのヴォーカルは、やはりシド・バレットを意識したのだろうか。 声が似ているというか、初めて聴いた時はシドが歌っているのかと思ったほど。 シドの曲は"jugband blues"1曲のみフィーチャーされ、他に"remember a day"でスライドギター、"set the controls for the heart of the sun"でヴァイブラフォンを演奏しています。 シドからロジャーへ主導権が移る過渡期の作品だが、全曲素晴らしい傑作だと思う。
SLAYERの作品で唯一大作傾向な2nd(1985年リリース)。 息苦しいほどにヘヴィなアルバムです。 音質はリック・ルービンのプロデュースの次作以降と比べたらアレだが、デイヴ・ロンバードのドラムは良く録れていると思う。 全7曲ながら"hell awaits""kill again""at dawn they sleep""necrophiliac"等名曲が満載!
SLAYERのライヴアルバム(1985年リリース)。 『SHOW NO MERCY』と『HAUNTING THE CHAPEL』の曲から構成されているが、オリジナルよりもスラッシーで攻撃的。 原曲よりダウンチューニングされた演奏のせいか、重さや凄みが増しています。 ピクチャーディスクにもなったジャケも最高!
SLAYERがスラッシュメタルを極めた大傑作。 次作『SOUTH OF HEAVEN』と甲乙付け難い内容ですが、SLAYERの特徴の一つである曲を割って入ってくる緊張感に溢れたギターソロを存分に堪能できます。 “Necrophobic"や“Altar of sacrifice"等、鬼気迫るソロが聴けます。 この当時ケリー・キングはまだフサフサでしたが、そりゃもうこんなの弾いてりゃハゲるよ!ってくらいスゴイです。 “Necrophobic"は1分40秒程の激速、激短の曲ですが、しっかりスローパート(!)まで用意されています。 この短い曲の中にスラッシュに必要な全ての要素が詰め込まれているから驚き!
1992年リリースの2nd。 1曲52分の3rd『JERUSALEM』があまりにも凄いため陰に隠れがちなアルバムだが、内容は『JERUSALEM』に劣らぬ傑作。 BLACK SABBATHを現代的に解釈したような楽曲だが、それでも全9曲オリジナリティに溢れているのが圧巻。 『JERUSALEM』は聴き手を選ぶストーナーの試金石のようなアルバムなので、本作をSLEEPの代表作に推したい。