美しい。 それに尽きる。 サウンド的には、Hail to the thiefからの自然な流れと言う感じ。ダイナミックな音楽性の変化でファンを裏切ることは、多分ないかも。 ただエレクトロニカ的な音だけど、よりギターやピアノ、オーケストレーションなどを取り入れていて BendsやOKコンピューターのような要素もあり、Radioheadというバンドのキャリアを踏まえた上で今のバンドを表現したような、そんなポジティヴさがある。 流れる川のような、鳥の鳴き声のような、虹のような。 きらきら、さらさらとしてて、カラフル。幸福感のある、豊かなアルバムです。
ハロウィンを聴いてると思わなければ、中々悪くはないかも。『First Time』とかかっこいいし、『Step Out Of Hell』もキャッチーでいい。 曲もそれほどクオリティが低いわけではなく、穏やかな曲も多いので落ち着いて聴けるアルバム。 全体の雰囲気とかアルバムのポジション的には、メタリカのLoad的な感じ。 メタルアルバムだとは言い難いので、買うときには覚悟が必要。
サウンドはLegacyの延長線的な印象を受けたけど、Legacyよりクオリティ高いね。 前作同様、全体的にキーボード、打ち込みやエフェクトを駆使した空気が広がってて、ストレートなメタルも聴きたかった自分はちょっと残念。 でもサシャの書いた2曲『Paint A New World』『Dreambound』がメタリックで良い感じ。 アンディの『Fallen To Pieces』は哀愁が立ち込めてて良い曲だし、 マーカスの『Final Fortune』は、メロディをバイオリンやギターで弾いてもサマになるんじゃないかというような、良い意味でメタルっぽくない、ポップなメロディーを持ってる。リフも好き。 まあ、駄作じゃないです。 というか好きだよコレ ! ライブが楽しみだ。
『A Drop in the Ocean』のフェードしていく波の音で気持ちよくなっていたと思ったら、急に始まる暗ーいアルペジオ。 せっかく気持ちよかったのに…そう思っていると、何気にこの曲も気持ちイイ。 光の届かない深海を思わせる、トルキの暗いアルペジオ。 そして、「Into deep blue ! 」の声と共に鳴る美しいコードスクロール! 一気に明るく綺麗な海へ誘われます。 (リバーブが絶妙) そして、ヤリのベースに引っ張られてロックに変貌。これがまたカッコイイ! コティペルトの裏声、口笛、いろいろ楽しめてお得な一曲。終わり方も綺麗だよ。