全体的にダークなアルバムですが、前作以前に比べるとメロディアスで聴きやすいですね。 KORNの作品は気分によっては全く受け付けられない時もあるんですが、 この作品に至ってはそういう事は全く無いです。 Falling away from me、Beg For Me、Let's Get This Party Startedが特に好き。
ジョーンズ中心で制作されたZEPの裏名盤(笑)ハードさが足りないので他のアルバムほど人気はなさそうですね。しかし、オリエンタルな雰囲気の壮大なIn The Evening、煌びやかなシンセ満載の大曲Carouselambra、感動的なバラードAll My Love、メランコリーなI'm Gonna Crawlなど素晴らしい名曲が収められているので疎かにはできません。他にもHot Dogなど陽気な佳曲もあります。捨て曲は全くないので、もっと評価されても良いアルバムだと思う。
完成度ではⅣよりも上、ZEPの最高傑作でしょう。ブルーズ系HRアルバムの最高峰でもありますね。 今作のハイライトでもあるDazed And Confusedは当然ながら超名曲。ドラマティックなBabe I'm Gonna Leave You、ヘヴィブルーズのYou Shook Me、'69当時ではド迫力HRナンバーだったであろうCommnication Breakdown、3曲を一まとめにしたシャッフルナンバーHow Many More Timesなども凄い。 厳かなバラードYour Time Is Gonna Comeは目立たないですが、素晴らしい曲だと思いますよ。
恐ろしい程の完成度を誇る前作「Ⅰ」に比べると、今作はツアー中に勢いで作ってしまった事からか若干散漫な印象があります。 しかし、収録されている曲単位で比較すると前作に勝るとも劣らない名曲が揃っていますね。ヘヴィさでは前作を凌いでいるでしょう。 Whole Lotta Love、Heartbreakerは当然の事ながらHR史上に残る超名曲だし、Thank You、Bring It On Homeも個人的に大好きな曲ですね。
後期の名盤。 特にペイジ&ボンゾが主導で凄まじいサウンドを作り上げているAchilles Last Standは圧巻だし、 RAGE AGAINST THE MACHINEのサウンドのヒントになったのではないかと思われるヘヴィな躍動感に溢れるNobody's Fault But Mine も凄いです。 シンプルであるがへヴィなギターリフが冴えるFor Your Life、ボンゾのドラムが気持ち良いナンバーHots On For Nowhereもなかなかの佳曲ですね。 ラストのTea For Oneも渋~いブルーズナンバーですが凄く好きです(初めて聴いた時はアルバムの中でかなり浮いている感じがしたけど)。
ファンク路線全面開放だったので賛否分かれる(否の方が多い?)アルバムですが、 前作のAnother One Bites The Dustのような曲が大好きな自分としてはほとんど違和感も感じずに楽しめました。 ホーンセクションが気持ち良いStaying Power、シンセベースが何気なく冴えているDancerとAction This Wayなど佳曲が多いですね。 とはいえ自分もBody Languageだけは慣れるのに時間かかりましたけどね(笑) アルバム後半はやや従来路線ですが、美しいバラードLas Parabras De Amor、フレディの素晴らしいファルセットヴォーカルが堪能できるCool Cat、ボウイと共演した感動的名曲Under Pressureなど充実しています。