AC/DCのアルバムは実はそんなに持っていないんですが、ラジオでRock 'N Roll Trainを聴いて一発で気に入って今作を買ってしまいました。Rock 'N Roll Train以外にもBig Jack、War Machine、Stormy May Day、Black Iceなど素晴らしい曲が多いです。
リユニオンという割には地味~な作品。 だが次作以降には失われていったエアロらしさは十分出ているし、決して駄作では無いです。 曲の出来では1曲目のLET THE MUSIC DO THE TALKINGが突出していますが、THE REASON、GYPSY BOOTS、THE HOP、DARKNESSなどはなかなかの出来です。
前作に比べるとぐっとへヴィになり、ポップな要素は後退した感があります。 完成度に関しては、前作と並んで初期の作品の中では屈指の出来ですね。 特に気に入ったのはBack In The Saddle、Combination、Nobody's Faultの3曲のへヴィナンバー。 ラストのHome Tonightも締めに相応しい佳曲です。
全体的な完成度、スケール感では80年代のPUMPなどに比べ劣るが、個人的にはこのアルバムの方が断然好き。Toys In The AtticやWalk This Way、Sweet Emotionなど初期の代表曲が収められているのはもちろん、他にも50'sR&RぽいBig Ten Inch Record、ポップなNo More No More、そして哀愁バラードYou See Me Cryingなどの隠れた名曲もあり、聴き所は多い。
初めて買ったBAD COMPANYのアルバムでしたが、FREEに比べると幾分シンプルでストレートな印象で馴染むのに多少時間かかりました。が、シンプルながら奥が深く、聴けば聴くほど良さを実感できる作品でしょう。 楽曲クオリティは2ndや3rdの方が充実しているとは思うんですが、Don't Let Me Down,Bad Company,Seagullは素晴らしいです。
前作「DEHUMANIZER」の原点回帰路線と「TYR」あたりの様式美路線を違和感無く融合させた感のあるアルバム。 I Witness、Cross Of Thornsは名曲。Psychphobia、Immaculate Deceptionもモダンな要素をうまく取り入れた佳曲だと思います。 アルバムの後半は前半に比べてやや弱いなぁと感じましたね。悪い曲は無いけど。
ロニーの歌唱力とトニー&ギーザーの素晴らしい演奏を堪能できる好盤。 ただ、せっかくロニー時代のライブアルバムなのに、オジー時代の曲が多過ぎるのが難点かな。 上の方で言われているようにN.I.BやCHILDREN OF THE GRAVEはなかなかハマっているけど、他はちょっと微妙でした。 あと気になる点はDIE YOUNGが入ってない事かなぁ。
オジー期サバスでは一番よく聴いているアルバム。 シンセやピアノ、フルート、ヴァイオリンなども使用した実験性に富んだ曲が多いせいか、前作以前に比べるとぐっと洗練された印象がありますね。 Sabbath Bloody Sabbath、A National Acrobat、Sabbra Cadabra、Killing Yourself To Liveなど優れた名曲も多いが、 個人的にはWho Are You、Spiral Architectのような異色(?)の曲の方が印象的なんですよね。
前作よりもさらに実験性の強い印象がある作品ですが、 クオリティは前作とほとんど変わらない高レヴェルを維持していると思います。 セールス的な失敗で不当な評価を受けているようですが、どう聴いても名盤です。 前半のSymptom Of The Universe、Megalomaniaはかなり好きな曲ですが、 全体的には後半の楽曲の方がより印象的です。 特にAm I Going Insane、The Writのある種病的な雰囲気を持つ2曲は素晴らしい出来。