全体的にダークなアルバムですが、前作以前に比べるとメロディアスで聴きやすいですね。 KORNの作品は気分によっては全く受け付けられない時もあるんですが、 この作品に至ってはそういう事は全く無いです。 Falling away from me、Beg For Me、Let's Get This Party Startedが特に好き。
一聴した時は音が薄っぺらな感じがして印象はあまり良くなかったですが、 何度も聴くうちにギターリフが心地良く感じるようになっていきました。 Breakng The LawやRapid Fireのようなハードな曲も良いですが、 UnitedやLiving After Midnightのようなキャッチーな曲も光っています。 個人的に最も気に入った曲はラストのSteeler。
前作「DEHUMANIZER」の原点回帰路線と「TYR」あたりの様式美路線を違和感無く融合させた感のあるアルバム。 I Witness、Cross Of Thornsは名曲。Psychphobia、Immaculate Deceptionもモダンな要素をうまく取り入れた佳曲だと思います。 アルバムの後半は前半に比べてやや弱いなぁと感じましたね。悪い曲は無いけど。
前作よりもさらに実験性の強い印象がある作品ですが、 クオリティは前作とほとんど変わらない高レヴェルを維持していると思います。 セールス的な失敗で不当な評価を受けているようですが、どう聴いても名盤です。 前半のSymptom Of The Universe、Megalomaniaはかなり好きな曲ですが、 全体的には後半の楽曲の方がより印象的です。 特にAm I Going Insane、The Writのある種病的な雰囲気を持つ2曲は素晴らしい出来。
ジョン・ロートン時代最後のアルバム。 作風としては前作とほぼ同路線。楽曲の質も前作に引けを取らないと思います。 Put Your Lovin'On Me、Come Back To Me、Fallen Angelはメロディアスな佳曲であり、 Falling In Love、One More Nightなどのポップナンバー、ハ-ドなI'm Aliveもかなり良い出来。
前作に比べるとぐっとへヴィになり、ポップな要素は後退した感があります。 完成度に関しては、前作と並んで初期の作品の中では屈指の出来ですね。 特に気に入ったのはBack In The Saddle、Combination、Nobody's Faultの3曲のへヴィナンバー。 ラストのHome Tonightも締めに相応しい佳曲です。