VHのアルバムの中では地味で人気が無いと言われてますが、捨て曲自体は全然無いんですけどね。ただ、前2作と違ってシングル向けの曲がないだけで。 And the Cradle Will Rock...のイントロから惹き込まれるし、Everybody wants some!!、Romeo DelightやLoss Of Controlもライブで盛り上がりそうな曲だし、Take Your Whisky Home、Could This Be Magic?も渋いし聴きどころ満載なんだけどなぁ。
これはHM/HR史上でも屈指の名ライブ盤でしょう。 プリーストのライブらしからぬ女性ファンと思われる黄色い声援が微笑ましいが、 ライブ自体はほとんどの楽曲がスタジオ版を凌ぐ迫力で緊張感も凄まじい。 オープニングの猛烈に疾走するExciter、凄絶なVictim Of Changesが特に素晴らしい。 あとBeyond the Realms of Deathが収録されていれば完全無欠だったかもしれないけど、無くても十分満足。
AC/DCのアルバムは実はそんなに持っていないんですが、ラジオでRock 'N Roll Trainを聴いて一発で気に入って今作を買ってしまいました。Rock 'N Roll Train以外にもBig Jack、War Machine、Stormy May Day、Black Iceなど素晴らしい曲が多いです。
2枚組のコンセプトアルバム(しかもなぜかノストラダムス)という事で、不安要素が多くしばらく買うのを躊躇してしまいましたが、実際聴いてみたら予想以上に良い楽曲…というか名曲揃いで驚きました。 1枚目はドラマティックなRevelationsとPestilence and Plaque、ドゥーミーなDeath、バラードLost Love、不穏な雰囲気を湛える疾走曲Persecutionが印象に残り、 2枚目もExiled、Alone、Visionsなどのドラマティックなミドルナンバー、流麗なバラードNew Beginnings、終盤も作品中最も攻撃的なNostradamus、へヴィなFuture of Mankindが素晴らしい出来です。
DEHUMANIZER以上にヘヴィかつドゥーミーなアルバムですが、 クオリティに関しては同等かそれ以上の出来だといえます。(DEHUMANIZERも90年代サバスの傑作だと思っています。) 特にAtom and Evil、Bible Black、Rock and Roll Angel、Breaking into heavenはサバスの魅力を凝縮したような楽曲で素晴らしいです。
SEA OF LIGHTに匹敵する名盤だと思います。 冒頭のWake The Sleeperから3曲目のTears Of The Worldまでの序盤の流れは圧巻。 後半はWhat Kind Of Godというドラマティックなナンバーが一番の聴きどころです。 メンバーの平均年齢も還暦近いはずなのに、凄過ぎる。
"QUEEN + PAUL RODGERS"名義で制作されたオリジナルアルバム。 一聴した感じではQUEENよりもBAD COMPANYやFREEの色が強く出たアルバムだなと思いましたが、We Believe、Some Things That Glitter、C-Lebrityのように両バンドの魅力を上手く融合させた佳曲もあります。 ポール・ロジャースでもある自分としては骨太HRのWarboys、ブルージーなVoodoo、Through The Nightも結構気に入っています。ブライアンの渋いギターソロも聴きどころです。