1982念作の2nd。 音がやや軽めだが、クリアな分だけ聞きやすい。やや前作よりMORTORHEAD色が薄れ、TANK本来のもつ個性が強くなった感じ。4曲めのSOME CAME RUNNINGあたりは、RAGE AGAINST THE MACHINEみたいなキャッチーで、グルーヴ感のある楽曲もなかなか心地よい。ゴリゴリのMOTORHEADサウンドを期待していると肩透かしを食らう人もいると思うが、 個人的には、PURE HATRED、CLAZY HORSES、SET YOUR BACK ON FIRE、POWER OF THE HUNTERあたりが特に好きです!!
結構彼等は枚数多く作品を残しているが、このCHEMICAL INVASIONが最も気に入っている。 ドイツ産にしては、SODOM同様、メロディはほとんど皆無で、スピーディなスラッシュ・リフが次々と襲い掛かる。 DARK ANGELやRAZORタイプの猛突激進チューンで攻めまくる。この手のバンドが好きな人にはお勧め出来る逸品である。
やはり、MONSTERS OF ROCKの時のLIVEヴァージョンでしょう!!このバンド、他の曲は、決してHR/HMとは言い難いポップ・ロックをやってますが、この曲だけギターの音もひずんでいるし、何よりも3人の歌えるリード・ヴォーカルがカッコ良く、何度となく、一緒に歌ったものです。是非ともカラオケで欲しい曲ですな。
デビュー初期はドゥーム・メタルの先駆者として知られていて、CATHEDRALのリー・ドリアンも崇拝し尊敬しているようです。 しかし、3rdあたりからレコード会社からの圧力からか、サウンド的に売れ筋への転換を試み、また、粗悪なプロモーション等により、失敗しました。 1990年にDef American と契約しの4thを発表。その後のサウンドは、それまでのイメージから脱却し、サイケデリックな要素が色濃くなっていき、良い作品を作っていきながらも、最後まで陽の目を見ることはできなかった悲運のバンドです。もっと多くの人に聞いてもらいたいバンドの一つです。