この曲もほとんどデスメタルです。ファースト、セカンドとそのスピードとアグレッションに度肝を抜かれたが、3作めのこの曲はもう撃沈されました。ちなみに1986年と言えば、MOTLEY CRUEがTHEATER OF PAINを出した翌年です。比較する事はナンセンスかもしれませんが、あまりにも違いすぎます。
84年に発売された来日記念盤で、日本ではなく、マーキー・クラブでのライブ録音。しかも一発取りらしい。当時L.A.メタルが盛り上がりつつある頃で、これからハノイもアメリカ市場進出か?と思われていました。彼らの代表曲が沢山入っているし、どれもがスタジオ録音よりカッコイイと思います! TRAGEDY のビデオクリップを見ましたが、衝撃的でした。カッコ良すぎ!ちなみにGUNSの WELCOME TO THE JUNGLE のビデオクリップと雰囲気が似てます。GUNSもハノイが好きだったのでしょう。
ダン・リルカが在籍。ハード・コアとヘヴィ・メタルの中間的なサウンドの初期に比べ、よりメタル色が強い作品。ジョン・コネリーの屈強なシャウト、当時最速(?)と言われていたドラムなんかも特長です。RISE FROM THE ASHES、EQUAL RIGHT、SURVIVEなどが私にとって印象に強く残っています。
彼らのメジャー移籍第一弾。名曲"RAPTURE"のビデオクリップも作成されオンエアーされました。(デスメタルなんだけど!) このアルバムは、何と2年間も国内発売が見送られていたのです。(DOMINATIONと同時に国内発売されました。) 中身はというと、前作(BLESSED ARE THE SICK)のもつ「病的な恐ろしさ」の延長線上にあるが、サウンド及び楽曲に「魔王(帝王)としての風格」が備わったように思います。これまたおすすめです。
IMMOTAL RITES、LORD OF ALL FEVERS AND PLAGUE、CHAPEL OF GHOULS など、ライブで演奏される曲が多い彼らが言うところのファーストアルバム。(記憶が確かであれば、国内ではセカンドからデビューしたと思うが)発売当初、SLAYERがメタル界でもっとも早く、最もアグレッシヴなバンドだと思っていた私にとって、あまりにも強烈すぎたアルバムだった。