まだマイナースラッシュバンドだった頃の本作はとにかくノイジーで本当にマニア向けのサウンドを聴かせてくれる。「Fuck off and die」、「To The Death !」あたりは猛烈に突っ走るスラッシュナンバーで僕には非常に心地良かった。この妙なアルバムタイトルで結構知ってるファンも多いと思うが、意外に書き込みが少ないんですね、というかVOIVOD自体が少ない。この作品以降はドンドンサウンドそのものが進化したバンドですが、好きなんですよねVOIVOD・・・
プレイングマンティスを再結成させようと努力していたトロイ兄弟と元グランプリのVOバーニーショーと元アイアンメイデンのDクライブバーが結成したのがこのSTRATUS。作品は結局この一作に終わったが、中身はすこぶるいい。音楽的にはもちろんプレイングマンティスの延長線上だが、若干ヨーロピアンムードが濃いメロディアスハードに仕上がっている。パリの町並みを想いださせる「Back Street Lovers」、典型的なUFOタイプのバラード「Give Me One More Chance」、イントロが印象的は「Enough Is Enough」は名曲と言っていいだろう。メイデンを石を投げられるように追われたクライブもここではいいDを聴かせてくれてます。
まずLIONHEARTを全く知らない人の為に簡単に紹介すると、アイアンメイデンを脱退したデニスストラットンが中心になって結成したバンドで、その他の主要メンバーとしてロッキーニュートン、スティーブマン(LIONHEART解散後、共にMSGに参加)が在籍していました。バンド自体は80年にスタートしますが、デビュー作リリースには4年を要し「HOT TONIGHT」を一枚残しバンドは解散。99年に未発表曲を集めた「UNEARTHED RAIDERS OF THE LOST ARCHIVES」がリリースされたので、現在手に入るのはこの2枚です。 で、先日後者の作品について手厳しい書き込みをしましたが、その理由は以下に綴る気持ちからです。 若いファンがこれからLIONHEARTに興味を持ってくれてCDを探した時、99年発表の後者の方が手に入り易い。しかしこれは未発表曲ばかりで作品トータルとして新しいファンに魅力ある作品とは言えません。作品としては圧倒的に前者のほうが上です。という事は後者だけを聴いて「LIONHEARTってダルイわ!もうこれで十分かな。」っと思われるのがイヤだったんで、ちょっとキツメに書き込んだんです。 ただ、IMOGANさんやKUZUさんが指摘する通り音楽的価値は見出せると思いますので、あの部分は作品的価値と置き換えて読んでください。 長くなりましたが、結論は「HOT TONIGHT」を聴いて欲しい、って事です。 最後に、IMOGANさん、KUZUさんご意見ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。
93年に発表された彼女にとって7枚目のスタジオ盤。 80年代の初めから中期にかけて、全米で大ヒットを連発していた頃の溌剌としたポップな彼女ももちろん好きなんだけれども、シンディーローパーやマドンナに追いやられる形で主役から降りた後のしっとりとした落ち着きのあるヨーロピアンムードの曲を歌いこなす彼女も非常に魅力的だ。1、4、7、10、11と彼女のため息が聞こえてきそうなバラードは絶品である。特に10の「Mujer Contra Mujer」というスペイン語の曲が彼女のラテン系の曲との相性の良さを証明してくれている。僕のとっての癒し系NO1ヴォーカリストは彼女です。 ちなみにタイトルトラックはエリックマーチンのペンに寄るもので、その他マイケルボルトン等も曲提供してくれてます。
87年にリリースされた彼らのその時点での最高傑作。 ひたすら突っ走るサウンドからいい意味での落ち着きと知性を兼ね備えはじめた名盤。 タイトルトラックはもちろんの事、「Dissatisfied existence」「Unconscious ruins」「Survive to die」等は最高の出来を誇る。 この後リリースされたSLAYERの「South of heaven」よりもいち早くスラッシュの新しい方向性を提示したのに、肝心のシュミーアが脱退しパワーダウンしたのは本当に残念でした。
MSGのライブアルバムとしてはやはり「ONE NIGHT AT BUDOKAN」の方が聴き応えがあるが、初心者がとっつき易いのはこっちのライブアルバムだと思います。なにせハードポップっぽくって聴きやすいし、単純に曲がかっこ良くてわかりやすい(笑) ただ残酷なのは「Doctor Doctor」、クラウスのVOが始まった途端、ファンなら「やっぱ全然ちがう!!」と思ってしまうからだ(笑) そして誰もが「クラウス、かけもちして下さい」と言上奉りたくなるのである、あー残酷(涙)
一曲目が始まった段階で一発OK!まだいたんですね、こういった音を出してくれるバンドが。 アルバムタイトルからしてツエッペリンを思い出すが、中身もやはりルーツはそこですよ、って言っているかの内容。3の「THE BEST OF TIMES」は古き良きハードロックの香りがプンプンしてて卒倒するかと思いましたね。飛びぬけていい曲でもあればいいんだけど、名曲と呼べるまでの曲はないのが残念。でもまあ最高!といっておきましょう。
エリックマーティンバンドとしての記念すべきデビューアルバム。 収録曲の「JUST ANOTHER PRETTY BOY」がスキーで綺麗に滑降してくるCM(アルペン?)に使われていて、ムチャクチャ気に入り購入した覚えがある。全体的にも元気のある明るいアメリカンロックで、LOVERBOYやJOURNEYの好きな人にはお勧めの一枚。全曲いいんだけど、特に3,4,5,7,9が出色の出来。CDも再発されているので聴いてみて欲しい。
Voのバーニーショウがこの2ndをリリースする前に脱退し、急遽アイルランドの新人ロビンマッコリーを迎えての作品。ほとんどの曲はバーニーのVoに合うタイプの曲だけにロビンにはツライものになっている。確かリリース直前にVoを差し替えた曲ばかりだったと記憶している。「keep on believing」はいい曲なのだが、voスタイルが合ってないのが如実に出ているのが残念。結局彼らは3枚の作品を残すが、これが一番中途半端な作品なのはある意味仕方ない事かも知れない・・・・
僕は長年にわたり野球を続けているので、彼らをこう評してみたいと思います。 今回はじめて彼(Harem Scarem)と捕手としてバッテリーを組みました。彼は過去実績がある事、一度投球フォームを変え自分のピッチングができなくなってしまった事など他人からは聞いていました。ただ僕としてはそういった噂などどうでもよく、今の彼の実力が試合で通用するのかが一番知りたかったのです。ブルペンではじめて彼が投じた一球目(Weight of the world)を受けた時感じたのは、ちゃんと生きた球を放れる投手だと実感しました。ちゃんと魂の入った心地よい一球でした。 過去から彼を追っているファンにとって満足のいく球威なのかは僕には計りかねますが、十分通用する球威が戻っているのではないかと思います。 投手(バンド)をやっている限り投球フォームに悩むのは仕方ない事だと思うし、一度横から変なフォームで投げたから本人を疑う気持ちは理解できますが、今はキチッとしたフォームで生きた球を投げているのだから評価してあげてもいいと思います。 監督コーチに「いけそうか?」と聞かれれば、「大丈夫です、いい球来てます」と答えるでしょう。彼のマウンドでの勇姿を見守って上げてください、そして応援してあげてください。彼を支えるのはファンの応援なのですから・・・