世間一般では評判良くない今作。「故障中」のタイトル通り、と揶揄されているので、 実は未聴だったのだが、聴いてみるとこれも全然悪くない。前作 「Handle With Care」が彼らの中でも一番過激な作品だったが、今作はメンバー4人がそれぞれ曲作りに参加し、かなりメロディアスさを増している。アンソニーやダンが自ら歌った曲もある。問題作「SAVE THE PLANET」はアンソニーの曲。なかなか充実した内容だと思うが、音楽性を拡散させたコトが散漫さにつながってる気もするし、大多数のファンが求めるものではなかったということか・・・。「TOO YOUNG TO DIE」はドラマチックでカッコイイし、 ジョン作の「Quocustodiat」、ダンが歌った「Hypocrisy」はリフがクセになるし、十分彼ららしいと思うんだが・・・。メロディックなパワー/スラッシュが認められる人は受け入れられると思うし、91年発表という時期を考えると、現在のメロデス群のベースになるような音と思うんだが。 オリジナルメンバーは今作で瓦解、ダンが抜け、アンソニーは素行不良でクビ、その後USパワーメタラーPhantomに加入したと聞く。Phantomはその後アルバムを出すことはなかったワケだが、願わくばアンソニーが参加した Phantomの 新作を聴きたかったな・・・
「I HEAR BLACK」「FROM THE UNDERGROUND AND BELOW」手に入れました。 これで全部揃った・・・。内容には色々言いたいトコ多いけどw しかし、「IRONBOUND」「THE ELECTRIC AGE」の出来は凄い。 この2枚で彼らの作品全て聴かなければ!と決心させたほどだから
グラハム・オリヴァーとスティーヴ・ドーソンの第二のSAX0N。演奏自体は 完全にSAXONだが、ヴォーカルがビフとかなり異なった印象を受ける。 本家SAXONと和解後、テッド・ブレッドとやってたSON OF A BITCH以来の (Oliver/Dawson Saxonとしては初の)オリジナルアルバム「Motorbiker」を 発表したようです。
私は「LAW OF THE BLADE」より好きです。「Breaking Glass」「Eye Of The Storm」 のミドル曲は本当に素晴らしいと思う。このアルバムも充分SAXON,JUDAS路線ですよ。 根っ子は重厚なブリティッシュ・メタル。少なくとも紛い物では無いと思う。 聴いてて、俺はJUDAS PRIESTやSAXONが死ぬほど好きなんだな、と思い知らされるw 俺みたいなヤツは聴け!