今年『Best for Sale!』なるリマスターベスト盤出てるようですね。なるほどベストと 言っていい収録曲かも。しかし、疾走曲以外がとてつも無くつまらないのが このバンドの一番の問題かも・・・『Livin' In Hysteria』以外は人に勧めづらいなぁ。 トーマス“フリーデル”リトケ は素晴らしいVoですよね。
私もマンニ時代が一番思い入れあるんですよね。実は「Black in Mind」の頃は ギターが普通すぎて今となっては全然聴かない。 ただ、ヴィクターは当初は凄く苦手だったけど、「Unity」から恐ろしく良くなった。 ここでの得点が低めの「Carved in Stone」「Strings to a Web」も本当に素晴らしい。 やっぱり聴いてみないと自分の感性に合うか判らないものですね・・・。
2014年発表の10th。品質の高さに揺るぎなし。正統派メタルを貫いている貴重な存在。 全体的にはSinner化と言うか、とにかくメロディアスに作り込んでいる。 「One Night in December」は圧巻!「Born With a Broken Heart」も素晴らしい。 個人的には"Seven Seals"辺りのパワーとメロディのバランスが良かったんだけど、 このクオリティで文句を言ったらバチが当たるわな。ギターもドラムもレベル高いけど、 ラルフの歌唱力の高さがとにかく光っている。ボーナス曲も良いので買うなら邦盤。 他の追随を許さないほどのレベルになってきたな彼らは。
2008年発表の6th。前作を聴いて、内向的で何かNEVERMOREかICED EARTH になりたいのかなと気になってたら、今回は会心のパワーメタル作品に回帰! 甘さを廃し攻撃に特化したこれぞメタル!パワーとメロディのバランスは歴代でも 最高かも。VICIOUS RUMORSに肉薄する存在になってきた。いやパワーだけなら VRを凌駕してるな。「Thinning Out the Herd」「New Power Rises」等は名曲!
次作「Portrait of a Hanged Man」と共に真にパワーメタルと言うべき出来ですよ。 聴いてると身体の中から何か熱いモノがこみ上げてくるね!