お遊びっぽいカヴァー曲あり、既発表曲のアコギ版やオーケストラ風アレンジありという楽しい企画盤です。 ハンズィは「単なるつなぎになってしまった」と反省の弁を述べてますが、私個人としては 発売当時はむしろ『IMAGINATIONS FROM THE OTHER SIDE』よりこっちの方が気に入ってよく聴いてました。 (特に「Lord Of The Rings」や「To France」はリピートしまくりでした) 近年のブラガのフォークっぽいとこが好きな方にはマストアイテムだと思います。
7月6日の来日公演、2列目で生ピーヴィーを見れてそのデカさに圧倒されました(プロレスラーみたいだった)。 しょっぱなの「Carved In Stone」「Drop Dead」から観客大合唱で盛り上がりまくりでした。 選曲は『CARVED IN STONE』『UNITY』『SPEAK OF THE DEAD』等ヴィクター加入後の作品からが中心でしたが、 マンニ時代・4人編成時代の曲も交えて約2時間、たっぷり楽しめました。 特に「Soul Survivor」が歴代の名曲の中に交じっても まったく見劣りしないどころか滅茶苦茶かっこよく感じられて印象的でした。 日本用にセットリストを一部変更し、「満ちし月」までやってくれちゃう彼らのサービス精神に感謝です。
上のお2人がベスト10に「Why?」を入れてるのを見て 「シブいな~」と思ったので私も考えてみました。 1位:Where The Rain Grows 2位:I Can 3位:All Over The Nations 4位:Future World 5位:The King For A 1000 Years 6位:Salvation 7位:Windmill 8位:Pleasure Drone 9位:As Long As I Fall 10位:Step Out Of Hell
新旧の名曲が大量にブチ込まれた物凄い充実の内容(DVDの方を買いました)。 ピーヴィーの「親友であるヴィクターとマイク」というコメントが今となっては物悲しいですが、 (どうかヴィクターだけはピーヴィーと仲良くやっていけますように…) とりあえずこの時点ではバンドが一致団結して素晴らしいパフォーマンスを披露しています。 演奏にはケチのつけようがありません。 上で色々な方が述べられてますが3人とは思えないほどの大迫力です。 序盤のGreat Old Ones→Paint The Devil On The Wallというコンボで即座に魂もってかれちゃった人間としては「全編オススメ」と言いたいんですが、 あえて個人的なハイライトを挙げるならSuicide→Days Of Decemberですね。 前者は「何でこう初期の曲をベテランになってから演るとカッコよさが格段に上がるんだ…」と唸らされましたし、 後者は客が盛り上がってるのを見て「そうだよな~コレ絶対いい曲だよな~」と嬉しくなりました。 (ところで全然内容とは関係ないんですが、異様にステージが狭いのが気になります。 メイデンみたいな大所帯のバンドだと渋滞しちゃうんじゃないでしょうか。) まあともかくRAGEファンは勿論のこと、そうでない人もマストバイものですね。 聴いたが最後、絶対「RAGEのライヴ行きてー」って思いますから。 食わず嫌いの人は損してます。全メタルファン必携。 P・S:ピーヴィーは凶悪犯みたいなルックスになったのに何故か可愛い…不思議だ(笑)。
コテコテのメロパワ。イントロからお約束路線全開で、「どこを切ってもハロウィン」としか言いようがありません。「There is a chance~」のとこなんか疾走感と哀愁がミックスされてたまらんじゃないですか。 ただ、Aメロでのアンディのシャウトは正直いらんかな…。 ≫この幼稚さが全HELLOWEENファンをくすぐる筈なのに・・・ 全く同感です(笑)。特に詞に顕著ですが、40過ぎたオッサンが真顔で書いてるとは思えない内容…だがそれがいい!20年前でも「子供向け」と揶揄されたKEEPERのコンセプトを、「笑わば笑え」とばかりにここでも徹底して貫き通したマーカスは真のメタル野郎です。彼の心意気に拍手。
ハロウィン初のプログレ系大曲ですが、初聴から圧倒されました。 「難解だけど難解じゃない」とでも言えばいいのか、長くて複雑な割にはとっつきやすいのです。リフがヘヴィで格好いいし、随所に退屈しないメロディが盛り込まれています。特に9分30秒前後は素晴らしいの一言。 これと「The king For~」の2曲だけでも「新章」は買いと言えるくらいじゃないでしょうか。いやーアンディ偉い。
『守護神伝-新章-』に懸けた現メンバーの気合をそのまま音にしたような大傑作です。ここまで長さを感じさせない大曲も珍しいと思います。 特に10分過ぎから最後のサビまでの流れは凄すぎます。「Good-bye Sorrows」とか「I will show-I will show」とか、合唱するなってのがムリだって話ですよ。
他のアルバム収録曲のほとんどがしょーもない歌詞ばっかなので、この曲が凄くいいことを言ってるように感じる(笑)。これを「不良少年が雨の日に捨てネコを拾うと優しく見える法則」という? まあそれはおいといて余裕で超名曲ですなこりゃ。 あと上ではあんま触れられてないけど「So Far Away」のとこがいいと思う。
CDとビデオがありますが、以下はビデオ版の感想です。 「SAVATAGEはライブバンド」ということを実感しました。演奏・パフォーマンスともに文句無しです。 特にザッカリーはいいですね。歌もうまいし、かなり優れたフロントマンじゃないかと思いました。 (しかしジョン・オリヴァはもうこの時点でかなり太ってたんですね…。ちょっとビックリ) 感動ポイント1:「All That I Bleed」のラスト。鳥肌ものです。 感動ポイント2:バンドの演奏終了後。在りし日のクリス・オリヴァの映像が見れます。