当時、LAメタルの1つにされていたようですが、ライナーで政則大先生がZepの香りがすると言っている通り、レニー(勿論後のKingdom Comeのヴォーカル)は当時からロバート プラントを彷彿とさせ、ブルース ゴウディのギターも少なくともこの1stでは、ハードにジミー ペイジに似てなくもないフレーズを弾いています。「Break down the wall」「Burns like a star」は名曲ですね。 この時点でGreat WhiteよりZepっぽいぜ!!(褒め言葉です)
彼等の2ndアルバムです。 1stでは、ZEPっぽい正統的なハードロックをやっていましたが、何故かこの2ndではガラリとサウンドが変わり、レニー曰く「ZEPミーツTears For Fearsを狙ったんだ」とのことでした。Tears For Fearsとは80年代にヒットを飛ばしていたエレクトリック ポップバンドで彼らとZEPの掛け合わせなど、想像できませんでしたが、何回か聴いていると、お気にになるとまでいかなくても、悪くないか?と疑問符つきで許せるようになりました。 まあ、でもこのサウンドだから1stの書き込みはあっても、2ndは今までなくて当然だわな。
彼らの3rdアルバムです。 このアルバムでは、ブリティッシュハードロック然とした曲は少なめで、バラエティに富んだ曲が聴けます。 「Let the music play」はファンキーだし タイトル忘れたけどラストナンバーなんかディスコっぽいし ポップな曲まであるし、 だが「破滅への招待」や「All through the night」では、かっこよくハードロックしてくれています。 ある意味一番楽しんで聴ける作品ですね。
Phiels of the Nephelim時代(87年)発表です。 まだ、アナログレコードで買った時代ですね。 デスヴォイスという言葉がまだ使われておらず、バックサウンドからマカロニウェスタンゴシックと呼ばれていました。 カール マッコイのヴォーカルはデスヴォイスだと思うのですが、解説の大鷹俊一はイギリス特有の「くぐもった声」なんて表現をしています。時代ですね。 自分的には、ちょっと外したかなという印象だったので、The Nefilimと改名してからのアルバムは手をだしておりません。(タハッ)