別にビックリするほどの豹変ぶりではない。 EUROPEは今までも常に変化していた。 かなりのヘビーローテーションで聴いているが、聴けば聴くほど 体に馴染んでいくアルバムである。 日本での評価はさておき、この『START FROM THE DARK』が EUROPE第2のヒット作になるのは間違いないだろう。
私のHM/HR初体験のアルバムである。それだけに、このアルバムは私にとっては一生の宝物である。初めて「The Final Countdown」を聴いた時の衝撃は凄まじかった。カミナリが頭のテッペンに落ちたような衝撃で、ずっと鳥肌が立ちっぱなしだった。アルバム全体のクオリティでは「OUT OF THIS WORLD」や「PRISONERS IN PARADISE」に劣るかもしれない。音もショボイかもしれない。しかし、このアルバムを聴いている時だけは、私の心はまだ純粋だった頃の自分に戻れるのである。これは魔法のアルバムといっていい。 このアルバムを何百回、何千回と聴き込んだ私にとって、アルバムの曲すべてがバラードなのである。辛いことや悲しいことがあった時、私は必ずジョーイ・テンペストの声に耳を傾ける。すると生きる勇気が湧いてくる。私にとって、ジョーイ・テンペストは命の恩人といっても過言ではないのである。
>マンホールさん お久しぶりです。 実は私も輸入盤を1枚持っているだけで、あまり詳しくは知らないんです(苦笑) 私が持っているのは3作目で、過去に「NO WEAPON FORMED AGAINST US」、 「WHEN IT'S ALL SAID DONE」の2枚がリリースされているようです。 HATEBREEDをスラッシーにした感じなんですが、妙にあっさりしてて聴きやすい です。HATEBREEDに負けず劣らずカッコイイですよ。 ちなみにカナダのバンドみたいです。
1999年発表の1stアルバム。11曲収録で24分。怒涛の勢いで疾走する。 カナダのHATEBREEDといった感じである。私は2003年発表の最新作「SUFFERING THE LOSS」を聴いて、このバンドのことを一発で気に入ってしまったのだが、このアルバムもモロに私のツボである。ヴォーカルは極悪系で、ギターのリフも切れ味鋭い。はっきり言って、これは快感である。HATEBREEDファンにはたまらないサウンドである。HATEBREED直系のサウンドだが、疾走パートの迫力はHATEBREEDに全く引けをとらない。もちろん、モッシュ・パートもてんこ盛りである。激しい音楽をやっているのに何故か聴きやすく、爽やかな印象を受ける不思議なバンドである。是非チェックしてみてほしいバンドである。
2001年発表の2nd。全10曲。収録時間は20分。 徹頭徹尾ゴリゴリに押しまくる。ひたすら全力投球である。スピードと切れ味の鋭さはHATEBREED以上だろう。単なるHATEBREEDのフォロワーと無視してしまうのは勿体ないバンドである。スラッシーなリフが満載なので、メタル・ファンにはHATEBREEDよりウケがいいかもしれない。国内盤が出ていないせいか、あまり知名度はないようだ。残念である。HATEBREEDでさえ、2nd発表時まで1stの国内盤は発売されていなかったのだから仕方がないか・・。 しかし、このFIGURE FOUR、私はかなり好きである。激しい音楽をやっているにもかかわらず、実に健康的で爽やかな印象を受けるバンドである。ブルータル色が全くないせいか、とにかく聴き易い。スラッシーなリフが最高に気持ちイイ。S.O.D.が好きな人にオススメしたいバンドである。どのアルバムも一発で気に入るのは間違いないだろう。 FIGURE FOUR『WHEN IT'S ALL SAID AND DONE』ナイスである。
FIREHOUSEの楽曲の素晴らしさを再認識させられたアルバムである。これは本当に素晴らしいアルバムだ。本当にいい曲というは、アコースティックで演奏しても素晴らしい曲のことをいうのかもしれない。「Love Of A Life Time」や「When I Look Into Your Eyes」,「I Live My Life For You」といった名バラードが、アコースティック・ヴァージョンで見事に蘇っている。オリジナルのテイクに勝るとも劣らない素晴らしい出来である。アルバム全編を通して、耳に優しいサウンドを堪能できる。ずっと大切にしたいアルバムである。
ロックの名盤である。捨て曲はない。産業ロックとよばれているが、このアルバムで聴かれるサウンドはかなり骨太である。ポップでキャッチーでありながらロック魂を感じさせるのだから、さすがとしか言いようがない。バラードの「Waiting For A Girl Like You」は超がつくほどの名曲である。この一曲のためだけにアルバムを購入しても絶対に損はしない。しかも捨て曲はないのである。こんなにコスト・パフォーマンスの良い作品はそうあるものではない。「Juke Box Hero」や「Urgent」はもちろん、「Break It Up」,「Girl On The Moon」など聴き応え十分である。ルー・グラムは素晴らしいシンガーだ。「Waiting For A Girl Like You」を聴けば納得してもらえるはずである。
↑の続き 特に最初の4曲が圧巻。オープニングからブッ飛ばしているが、2曲目、3曲目と曲が進むにつれてさらに加速度がアップ。4曲目で遂にアドレナリンが大噴出し、思わず拳を突き上げフィル・アンセルモのような唸り声を発してしまった。ヘッドフォンをつけて聴いていたので、かなりの大声だったに違いない。こんなに興奮したのは、PANTERAの「俗悪」以来のことだ。あの頃はまだ若かったが、まさか今の年齢になってこんなに興奮するとは思わなかった。HATEBREEDの新作「THE RISE OF BRUTALITY」はとにかくスゴイ!!